ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■096 judge
        =完=

〔資料1〕上告を棄却する判決文 =省略=

〔資料2〕世界真光文明教団(右)と宗教法人真光(左)の登記簿 =省略=

〔資料3〕三井銀行自由ヶ丘支店における預金名義変更図(一部改変)

[三井銀行自由ヶ丘支店]       [口座A]
[世界真光文明教団]         [宗教法人世界真光文明教団]
[代表役員岡田甲子]         [世界本山後造営奉賛会]
[定期預金    ]         [委員長 天野正勝]
[15億5000万円 ]         [普通預金 ]
[満期S49.3.28 ]           ↑
[No..3920627]            信者から
[利息5135万2387円]
 |S50.7.23解約
 | 
 ↓
[S50.7.23新設]        [S50.7.23新設](口座B)
[世界本山後造営奉賛会]    [世界本山後造営奉賛会]
[代表 高橋美枝子]      [代表 高橋美枝子] ←―信者から
[通知預金No.960054]     [普通預金No.968218]←―口座Aから
[16億0135万2387円]     [2533万4630円]
 |                  |
 | ←――入金S50.8.29,S50.10.13―――┘
 |
 |
 ↓S50.10.17解約
[S50.10.17預入れ]
[世界真光文明教団]
[代表役員岡田甲子]
[定期預金]
[18億0135万2381円]
[No.3920627]
 |←―口座Aから
 |←―口座Aから
 |
 ↓ S52.2.24 東京地方裁判所判決
[S52.3.10]
[24億8350万円]
[利息5225万7078円]
[S52.3.10解約]
 |
 | ←入金
 |――――――――――――――┐   <口座BよりS52.3.10入金>
 |              |   <229万6023円>
 ↓              ↓    ↓
[S52.3.10預入れ]     [S52.3.10新設]
[世界真光文明教団]    [世界本山後造営奉賛会]
[代表役員岡田甲子]    [代表 高橋美枝子]
[定期預金No.920―668]  [通知預金No.960-088]
[1億円]         [通知預金No.960-054]



犯罪事実(二)
口座Aより友森清晴へ送金
S52.3.1  5000万円
S52.3.10 3000万円
S52.3.17 7000万円


【Web解説】

 中外日報1982年9月15日20・21面は世界真光文明教団(関口教え主)による全面広告であり、資料的価値は特にない。備考欄の『(お知らせ)崇教・真光および岡田恵珠氏は、当教団とはまったく関係ありません。お知らせ致します。―世界真光文明教団―』という注釈が、極めて印象深い。

 恵珠氏も関口氏も初代存命中は、み弟子として仲良くやっていたそうだ。しかるに教団幹部は、関口派と反関口派に分かれていたそうだ。初代の死後、反関口派が恵珠氏を後継者に担ぎ出したのであり、恵珠氏自らが名乗りを上げたわけではないことが、中外日報の記事でよくわかる。

 各道場がどちらの教え主につくかは、道場長の判断で決めた。たとえば、愛知県などは、拠点が真っ二つに分かれ、道場長と反対意見の幹部等は別の道場に移管していった。この時入信したばかりの組み手は、「お導き親に着いて行く以外になかった。」と述懐してくれた。地方の道場の組み手にはそういった情報は入らず、知らない間にいずれかの教団に所属していた。こうして親子兄弟が、知らないうちに別の教団に所属する事態が起きたのである。

 この中外日報の記事は、関口氏が金を出して中外日報に記事を書かせたとみられる。

裁判記録に基づいていることは事実だが、それ以外の箇所は関口氏の提灯持ちとみられる文章表現がしばしみられる。関口氏は田園調布仮本殿建立にあたって、多額の資金を出したことにより崇教局長に上りつめた.
その権力を守るために裁判を起こしたわけだ。

『宗教関係判例集成』(第一書房)には、関口氏にとってネガティブな事実ものっており、追って紹介する。


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05月27日(木)
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