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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■008 Insigft
ベルギーが道を開いた: 宗教団体を調査するベルギー政府委員会に最近報告されたところによると、○○真光の幹部は、彼らの団体はS界真光文明教団と呼ばれていたが1978年に○○真光に名前を変えたと主張しているという。委員会は、○○真光をSahaya Yoga, 統一教会、創価学会、サイエントロジーなどと同じカテゴリーに入れ、ベルギーにおけるもっとも危険な団体の一つと指定した。危険な団体を確認したことにより、ベルギー政府は現在の法律を国会で議論し、元信者たちのリハビリをしたり、団体の危険性を公表したりするための手続きを進めている。オーストラリアのニューサウスウエールズの立法審議会のメンバー、The Hon. Franca Arena、はオーストラリアの人々に情報を公開してカルト教団から守る必要があると見て、(ベルギーと)同じような国会委員会をつくることに向けて動いているところである。
社会福祉団体としての真光: 教団にある微妙な矛盾の一つに、数カ国で非課税の地位を得るために「慈善団体」という言葉とその一般的な意味を利用しているということがある。岡田氏の教えの中で明らかなように、彼は慈善活動のことを人類の苦難を永続させてしまうものと考えていた。もしある人がつらい状況にあってそれに対して援助がなされたならば、その援助はその人のカルマの解消と清浄化を妨げることになり、実際には不親切をしているのだという。さらに悪いことには、援助をうけている人は「悪いカルマ」を積み上げているという。だから、われわれより恵まれない人々を助ける活動をしている今日の世界中の人道主義団体は、実際には人類を霊的に汚しているのだと岡田氏は言う。○○真光の免税された資金は、一セントも社会には還元されない。それなのに、その指導者たちには高額の給料を支払う十分な資金的余裕があるのである。
一方、お金と時間と労力を岡田氏の教団、真光、に捧げることは、本当の意味での慈善活動なのだという。彼の「唯一最高の宗教」が広がるにつれ、より多くの人々が「光」を受けられるようになり、霊的に救われるという。この方が、戦争によってズタズタになった国々で飢えに苦しむ罪のない子供たちに食料を与えたり、われわれの社会の片隅にいる恵まれない人々を助けることよりも、ずっと良いことなのだという。このような実際的な形の援助は、彼の教えの中では非難の対象となっている。
真光の信者は、このような領域においては岡田氏の教えの厳しさから逃れることはできない。もし信者がつらい状況に陥ると、それは信者自身のせいであり、霊的なレベルが低いとか、教えに従っていないとか、罪と穢れを消すようにと神に祝福されているのだ、とされる。教団は、その苦しみをやわらげるように具体的な形で手を差し伸べることはせず、うれしそうにアドバイスをする。霊的な障害を取り除くため(悪魔払いのため)手をかざして「もっと光を与えなさい。」 そして「もっと道場に来なさい」と。真光の言葉では、光を与えることが最高の形の利他愛なのである。
信者の中では、日本にある真光の本部に各地域の拠点への財政的支援を期待することは、岡田女史と神からお金を盗むことに等しいと考えられている。地域の信者は彼ら自身が費用を負担しなければならない。子供を含めて信者たちは自分たちに対しては節約し、真光の神に対しては惜しみなくお金を払うことを奨励されている。真光にとっては、教団外での経済援助活動を考えることだけでも、全く受け入れがたいことである。
待遇の良い真光幹部: このような偽の人道主義的意味でなされる献金は、○○真光の幹部に還元される。特に、○○真光オーストラリア(有限会社)の幹部たちにである。住居、ベビーシッター、食事、国外国内の移動などが無料でまかなわれ、そして贈り物をもらっている。(ある人は誰がlocal Perks 税を払っているのかいぶかしがっている) 信者は、幹部は給料が安いという印象をもっており、幹部は人生を神に捧げているのだから、彼らを助けるのは正しいことだと考えている。このような信者の幹部に対する気前のよさは、異常なほどであり、時として幹部がそれを尊大にも期待してしまったりする。
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02月26日(水)
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