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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■ドラまたリナ再来
月刊ドラゴンマガジンの創刊20周年を記念して、あのライトノベルの金字塔的作品『スレイヤーズ』がアニメ化されるそうですね!
タイトルは『スレイヤーズREVOLUTION』。
11年ぶりの、そして4回目のTVアニメ化です。
ちょこっと調べてみたところ、ストーリーはアニメオリジナル、キャストの変更はほとんどなし。
現在発表されている登場人物はリナ、ガウリイ、アメリア、ゼルガディス、ゼロスの5人だとか。
うわーゼロス。人気だったよね。「それは秘密です」の魔族さん。
ゼルはあれね。後半すっかりいじられキャラになっちゃって苦笑をさそってましたね。
初登場時はニヒルな敵役キャラだったくせにね(笑)
アメリアは『すぺしゃる』のナーガと姉妹説が根強かったけど真相はどうなのかしら。
原作から離れてしまったアニメ3作目はほとんど見なかったけど、
それでも『スレイヤーズ』と聞くと今でもちょっと特別なものがあるのです。
※ご存知ない方へ
『スレイヤーズ』とは、典型的なトールキン系統のファンタジー世界観を持ったライトノベルの有名作品。
作者は神坂一氏。
ファンタジア長編小説大賞の第1回受賞作で、1990年代後半からアニメ化・漫画化・ゲーム化・映画化など多数のメディアに進出したシリーズです。
いやぁ懐かしい。私も好きだったなー、このシリーズ。原作の第一部は特に面白かった。
当時どこの書店に行っても既巻が置いてなくて、焦れた挙句に取り寄せてもらった覚えがあります。
そういえば、この作者さんの書かれた『日帰りクエスト』という小説が、
私が生まれて初めて読んだライトノベルだったりします。出版社は違いますけどね。
読んでみて物凄い衝撃を受けました。
「こういうのも小説としてアリなんだ!?」というカルチャーショック。
それまで小説といえば、父が昔好んでいた司馬遼太郎だとか、
道徳や国語の教科書に出てくるような純文学的な作品のイメージしか頭になかったんですね。
それから間もなく『スレイヤーズ』がアニメ化と共に大ヒットして……
いやはや思い出深いものです。
『日帰りクエスト』と『スレイヤーズ』がなければ、今頃私は小説を書いていなかったかもしれません。
きっと新作アニメの放映は見ない(つか見れない)だろうけど、
これを機にまた新たな世代のファンが生まれてくれるといいなと思います。
03月19日(水)
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