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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■遙か3プレイレポNo.15:上書き開始!
時空跳躍の力を得た望美ちゃんは、悲劇的な運命を書き換えるという強い決意を胸に秘め、時空の狭間へと飛び込みます。
流れの源流──始まりの場所へ。
一章 宇治川、霧に惑う(2周目)
目を開けると、そこはかつて見た川のほとりでした。
そう、宇治川です。異世界に辿り着いた望美ちゃんが最初に降り立った場所ですね。
朔ちゃんや白龍と一緒に戦って、初めて怨霊を封じたのもここでした。
霧にけぶる川縁は記憶に違わず、朔ちゃんと白龍の姿があります。そして怨霊。
表示される選択肢は1周目とは異なり、主人公が過去にこの場面を体験していることを踏まえた内容になっていますね。
望美「朔、白龍! 今、助けるよ!!」
朔「あなたは……? 私のことを知っているの?」
望美「怨霊を封じる。朔、手伝って!」
朔「封じる? あなたは……まさか……」
朔「あなたは白龍の神子なの? ――私の対、なの?」
一度目は朔から『あなたは白龍の神子よ』と役目を教わりましたが、
今度は逆に朔から問われます(プレイレポNo.1と読み比べていただくと分かりやすいかな?)
こんな感じで小さく少しずつ流れを変えていけば、いつか展開は大きく軌道を変えるに違いありません。
橋姫神社へ行く途中で譲君と合流。
んー、このかばわれるシーン、何度見ても申し訳ない気持ちになりますね。
「絆が、あなたと八葉を強くする」と、たどたどしく言う白龍の姿にほろり。
ちび白龍って本当にいたいけで愛くるしいですよね。無条件で世話を焼きたくなります。
おっと、宇治川に引き返すと先生が出てきてくれるんでしたっけ。先生、先生♪
先生「私は怨霊ではない。鬼や天狗と呼ばれることもあるが」
望美「先生、それじゃかえって誤解されちゃいますよ」
先生「そうか」
あっさりと絆の関を突破したところで、はい注目!
いま先生は『先生』という望美ちゃんの呼びかけに一切驚かず、ごく自然にその呼称を受け入れていました。
朔ちゃん同様、望美ちゃんと接するのはこれが初めてであるはずなのに。
これってどういうこと? とっても意味深ですよね。
望美ちゃんも「あれ? なんか変だな」って少し引っかかりを覚えたようですが、
深くは気にせずさらりと流してしまっていました。
むむう……先生ったら奥が深いなぁ。
源氏の陣営が置かれた橋姫神社に到着。
九郎さんとのご対面です。
相変わらず生真面目に隊を離れた朔ちゃんに苦言を申し立て、相変わらず潔く己の非を認めていました。
わーいカタブツの御曹司♪
九郎さんはこれから平家の陣を攻めると言います。
1周目は選択の余地なく弁慶さんと一緒に平等院で九郎さんの帰還を待ったのですが、
今回は九郎さんに同行したいと申し出る選択肢が追加されていました。
もちろん一緒に行くと言いましたさ♪
「剣は、習ったんだよ。今ならもう、戦える」
平家の陣には怨霊が多いから封印の力はありがたい、という弁慶さんの言葉に後押しされて同行に成功。
宇治上神社へと向かうことになりました!
おおおー、1周目にはなかった全く新しい展開です! すっごい嬉しい!!
宇治上神社へ行く途中で景時さんとも合流。さらに上がる(私の)テンション。
怨霊軍勢を率いている平家の将は、嫡孫である平惟盛だそうな。
怨霊の取り巻きがたくさんいると聞いた一行の会話↓
望美「それなら、私、封印できるかもしれません。怨霊の力を弱めてもらえれば」
景時「そうか……すごいね。うん、望美ちゃん、君、すごいよ! かっこいいな!」
朔「望美、不出来な兄が八葉でごめんなさい」
……なんだか無性に切なくなりました。
このとき望美ちゃんは密かに涙ぐんでしまったんじゃないかなぁ。
こんな何気ない会話がひどく大切で、かけがえがなくて。
ああ、本当、切ないゲームだな。
>>>次回へ続く
03月18日(火)
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