日々のあわ
あかり 



 残っているのは。

オフ会に行って、あれこれ思うこともあったけど、

今確実に心に残っているのは、
やっぱりあの歌声。

初めて聞いた生のソロの声は想像以上にすばらしかった。
すごく伸びて艶っぽく、湿った感じで浪々としていた。
圧巻。

オフ会そのものに関しては、
あまり極端な感想はなかった。っていうのが正直なところで。
企画としては・・・・やっぱりビンゴはちょっとねぇ。(苦笑)
なんかやる気なしで最後のほうは真剣にやってなかったな。私。
それよりも、瞬きも惜しいほどじっくり観察してましたね。
「うへぇ、手、白〜い」とか(笑)。

会場を出るときにもたくさんの声が聞こえました。
「もう死んでもいいっ!(は〜と)」ってのから、
「意外と寒い企画じゃなかったね。」とかまで。
私はその時点で外界シャットアウト(笑)
だって・・・・。
すっごく自然に、生歌、生声に感服するって感じだったので、
少しでも心にとどめておきたかった。

私としては「きゃーっ!こんなに身近ぁ!」ってことも
「こんな企画を普通にやっちゃって悲しいっ」とも思わなかった。
披露宴のような司会がいて事をすすめるのでなく、なんかめんど
くさそうにも自分で仕切っていた感じはよかったな。と。
あとは、本人を最短1M!で見て興奮したくらい(笑)
いつもどおりの「つっけんどーーん」な感じもよかった。
ま、とにかく私は動いているH氏をみて、声が聞けたってことで大満足です。はい。

あとは、なんだろ。ところどころ覚えているのは・・・
・傑作だと思っている曲は「I'm so happy」だといっていたこと。
 (だよねぇー。と、ひとり大きくうなずいてしまった)
・共演したい人は?って質問に「俺、あんまり人に興味ないんで・・・」
 と、ぬけぬけと言っていたこと(笑)。
・質問の手をあげる人を指すとき
「あーん、ちょっと色がよくわかんないんだけど・・・」
と思わず言ってたこと。
(彼は色に弱いってみんなしってると思うよ。そういう一言におんなこどもはキュゥってなるんだよ。・・・きっと:笑)

・・・って、けっこう隅から隅まで言葉の一つ一つまで思いっきり観察してたんだなぁ。私(笑)
でも。歌うたってくれるだけでよかったかも。あはは。

「心はなれて」、もう一度聞きたい。
ほんとうによかった。

帰りも一人で黙々と帰ってきたけれど、よかったな。
余計なものを取り入れたくなかった。

すごく大事に心にしまっている。

あぁ。どうか、あの歌声がずっと消えませんように。

2002年12月12日(木)



 点と線

約10年前くらいだろうか。
なんだか気に入られて、一緒にお酒をのんだりご飯食べたりした人がいた。
多分その頃すでにその人、40代後半だったんじゃないだろうか。
なんだか有名な人だったけど、
よくこんな小娘を相手にするなぁ。と当時は人事のように思っていたくらいで。

最後の方はなんとなく怖くなってきた(?)ので会わなくなったけど、
その人から、なんと、今日電話があったのだ。び、びっくり。

実家に電話して今の連絡先を聞いたらしい。
(そのあと、父親から、連絡先を教えてまずかったんじゃないか?と焦って電話がきた:笑)
とにかく、驚いたよ。10年のブランクを怒涛のようにしゃべっていた。
ふんふん。と相槌をうつ私。
なんだかんだ言っても懐かしかった。
一度だけ、インターネットで検索してその活躍ぶりは目にしていたんだけども。
ここでまた、他人事のように、
「よくもまあ、思い出してくれたもんだ。」って思った。
思い出すだけではなく、連絡先を聞いて電話してくれたんだ。
やっぱり嬉しくなって、
正直に「よく、電話くれたね。」って言ってみた。
そうしたら、

「女は点で生きているけど、男は線で生きているんだ。そういうもんだ。」

って、またわけのわからん素敵な人生論を語ってた(笑)。
そして、近いうちに会いましょう。という話で電話を切った。

う〜ん。と、しばし電話の前で立っていたんだけど、
トイレから次男Kの「ママぁ。うんちでたよーっ」って声でするするといつもの日常にもどった。

点と線ね。そうそう。女はそうでないとやってられないんだよーん。と,
なんとなく思った。


2002年12月11日(水)
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