きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 彼女の処理アルゴリズム

本日の担当:SHY

 「へきりとり...していい?」
 Sizがやってきた。
 へきりとり、ってなに?
 「これ」
 差し出されたのは先日買った玩具について来た、ユーザ登録兼アンケート葉書。
 そこにあった文字は!

 ∩
 き
 り
 と
 り
 ∪

 一文字余分に誤読している上に、下の括弧は無視。



 電車に乗った。
 「くどああにご」
 Sizが扉の方を指さして言う。
 くどああにご?
 指でさされた方を見た。

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 読めない文字は全て排他。



 だが、そんなSizに就寝前、絵本を読んでもらっている今日この頃。

2004年08月05日(木)



 誕生日なのだ。

本日の担当:kina

 今日は私の誕生日。
 生まれたときから続いているように実家の両親が、祝ってくれたというか孫を誘い出す口実にされたというか、とにかく出掛けてきた。
 
 ま、そんなことはどうでもいい。
 
 でも、去年まで人の誕生日などというものにちっとも興味を示さなかったSizが、
「きょうはままのたんじょうびなの」
と出掛けている間中、騒いでいた。
 ケーキを作ってあげるとか、歌を歌ってくれるとか、絵を描いただとかなんだかいろいろあるようだけれど。
 
 なんかそんなSizの母親になってる自分がおかしい。
 
 ついでに、こんな歳になっても親に連れまわされてるところが情けない。
 
 このままうまいこと歳を重ねた二十数年後には、私もSHYと一緒にSizを誘い出して孫と遊んでいられたらいいなぁ。
 
 なんかもう思考がSiz中心になってるあたり、私も母親に「慣れて」きたってことなのかしらね。

2004年08月04日(水)



 海へ

本日の担当:ユキリン

パパさんのお休み週間が始まり
Rinは大喜び。

昨日は海に行ってきた。
Rinは物心ついてからは初めて。
Gakuももちろん初めて。

アリエルファンのRinとしては
どうしても海で泳ぎたかったらしく
このところ「海に行こうよ〜」と
しつこくリクエスト。
スイミングでも「私アリエルよ〜」と
クネクネざっぱーんやっているのだ。

念願の海は
波が来るのがおもしろいらしく
大はしゃぎしていた。
Gakuも波打ち際で砂遊びしたり、
果敢にも波に向かって走っていく。
…ただしハイハイだけど。

磯遊びできる場所があって、
子供達と海の生物を観察。
バケツに小さなお魚やカニをとってやると
不思議そうにのぞきこむ。
ヤドカリもウニもいっぱい見つけた。

そんなことをしていてふと、思い出した。
その昔わたしが子供だった頃、
葉山の海で同じように磯遊びしていて
母が大きなタコを捕まえたのだ。

墨を吐かれながらも必死で捕まえて
最終的には地元の人のモリで捕獲。
あれ持って帰って食べたけど、
味は忘れちゃったなぁ。。。

今は私が母となり、
子供達に魚を捕まえて見せてあげてるんだなぁ、
タコは無理だけど・・・
なんて思うと時の流れの速さを実感。

そして波に揺られて漂いながら
なぜか母となったことの幸せを思いました。


2004年08月03日(火)



 プール

本日の担当:ユキリン

先週から幼稚園も夏休みに入り、
Rinと日がな一緒にいるわけだけど
Sizが遊びに来てくれたり、
歯医者に連れて行ったり、
スイミング行ったり、
銀吟がお休みでおでかけしたり、
何だかんだで出かけているので
のんびり夏休み〜暇〜という感じじゃない。

昨日も家族でプールにおでかけ。
銀吟はRinを初めてプールに連れて行って以来。
なのでのびのびと泳ぎまわるRinを見て驚き、
感動しているようだった。

対してGakuはあの時のRinのように、
浮き輪にも入りたがらず、
パパママにぴったり抱っこ。
時々水しぶきが飛んでくるとウーウー言ってる。
流れるプールをコアラの親子状態でぐるぐる漂った。

RinはそんなGakuが心配。




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2004年07月26日(月)



 遊ぼーっ!

本日の担当:SHY

 久しぶりのRinとSizの再会。
 嬉しそうに手を取りあって、すぐに2人きりで話しを始めてしまう様は、小中学生のそれと何ら変わらない。
 そして、ずいぶん大きくなったGakuはまだこれに混ざれないけれど、Rinは自慢の弟を披露したい様子。
 いつまでも、みんなが仲良く、平和でありますように...と願う瞬間。



 RinとSizはたこやき屋さんごっこを向こうの方でやっている。
 Rinに説明されながら、Sizの目つきは真剣だ。
 父2人はPS2を立ち上げて「電車でGO!」
 「日野定着、停車位置誤差20cm」「戸閉め右、次は豊田」
 ...こちらも目つきは真剣だ。
 母2人はのんびりとお喋り。
 ここには緊張のようなものはない。
 どこか取り残されたGakuは、色々なところを彷徨ったあと、最後にPS2のところまでやって来て電源ボタンに、っておいっ!



 私達は一つのチームとしてまとまるには、それぞれ色が強すぎてうまくいかないかもしれない。
 でも、たまにはこうやって好き勝手な遊びをみんなでしよう。
 もちろん、お出かけだって大丈夫。
 その昔、父2人は車と地図さえあれば「幹線道路を1回も通らずに」何処へだって行けたのだから。
 って、そんなことは何の自慢にもならないか。
 ...その昔、む〜。
 歳をとったものだ。




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2004年07月23日(金)
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