きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 久々登場! 謎のシアちゃん

本日の担当:銀吟

久々にRinと“しあ”ちゃんの会話を聞いた。
謎のシアちゃんについては過去の日記をご参照いただければ
どこかに書かせて頂いていると記憶している。

Rin「あ、シアちゃん? 私ねえ、明日おでかけするの」
 なるほど、確かにでかけるからとは言っておいた。
Rin「それでね、海へ行くの」
 えっ! 海へ行きたいのか…。
 でもまあいつかは連れて行ってやろう。




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どこなんだそこは!




2004年03月22日(月)



 新婚さん風

本日の担当:SHY

 最近、Sizの私への愛情が薄れている。
 朝の見送りに立たなくなったことからもそれは明白だ。
 「今日はね、風邪ひいてるから」
 「今日はね、ディズニー・チャンネル観るから」
 「今日はね、お着替えしてないから」
 ...色々な言い訳を日々並べては、おざなりな「いってらっしゃいのチュー」をして私を送り出す。
 まあ、それはそれでよしとしよう。
 いや、本当は良くないのだが、ここではよしとする。


 困るのはSizが突然気まぐれを起こすことなのだ。
 ある朝もいつものように私は出勤の準備をして、最後にSizの前に立った。
 「じゃあ、行って来るね」
 そう言って彼女の頬にキスをするとSizは急に騒ぎ出した。
 「まだお着替えしてないよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


 ...ここのところ、この時間に着替えが済んでいるSizを見たことはないのだが。


 いつものことだろう、と言いたいのをぐっと堪えて「明日はよろしく。今日はここでいいから」と私は彼女を納得させる。
 そして、くすくす笑うkinaと一緒に玄関へと向かった。


 kinaに別れを告げて車を出すと、私はマンションを回り込むように車を走らせる。
 私達の部屋ももちろん道から見えるのだが、ベランダの手すりのところに何か動く物体が。


 じたばたじたばた。
 ...Sizの手だ。


 私は車を端に寄せて、他の車をやり過ごすスペースを空ける。
 そしてSizが何かを踏み台にして、そこから顔を出すのを待つのだ。
 ベランダと、運転席とでアイコンタクト。
 私はクラクションを一つ鳴らし、Sizに手を振って今度こそ車を出す。

 
 こんなやりとりをkinaは知らない。

2004年03月18日(木)



 立場。

本日の担当:kina
 
 昨日のリトミックで冠を作った。
 帰ってきたSHYに喜んで見せびらかすのもいいでしょう。

 しかし。




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 何様のつもりなわけ?

2004年03月17日(水)



 いつも見てるよ

Rinのお友達でとっても賢い男の子がいる。
3歳児にして数字に強く、
100くらいまでなら数えられし、
お友達の家の車のナンバーを全て言える。

くもんとかやっていたら普通なのかもしれないけど
親は早期教育にまるで興味なくて
とくにせっせと教えているわけじゃないのに、だ。
ちなみに音感も良いようで
リトミックでいち早くC音とF音を聞き分けたのも彼。

お友達が喧嘩してると仲裁してくれるし、
お友達が泣いていれば慰めておもちゃを渡す。
そんな彼だから
つい周りもそんな役回りを期待してしまう。

そんな彼が最近、
「おかあさん、えらいって言って」が口癖なのだという。
ママさんはとても気になったらしく
保育園の園庭開放でなじみの保母さんに相談していた。

ベテラン先生いわく…
そういう賢い子は幼稚園行っても
先生に頼りにされてしまう。
自分のそういう役回りをちゃんと自覚していて
時には疲れることもあるでしょう。
「ママはいつも見ているよ。今も見てたよ。
お友達に優しくしてあげてえらかったね」とか
必ず言ってあげて下さい。。。と。
言葉にしてその都度伝えるのがとっても大事だそうです。

もうすぐ幼稚園。
色々心配はつきません。

2004年03月15日(月)



 緊急治療...なのか?

本日の担当:SHY

 珍しくスカートで出掛けたときに限って、派手な転び方をするものだ。
 私とkinaで「大丈夫?」と起こすと、Sizはぐっと涙を堪えて立ち上がった。
 そこまでは、よし。
 だが、それから先がまずかった。

 痛みの余韻が気になったのだろう、Sizは屈んで自分の両膝を覗き込んだ。
 擦過傷から僅かばかりの血が滲んでいる。
 これが引き金だった。
 大声で泣き出すSizとなだめるkinaの熾烈な綱引きが始まった。

 「だからズボンはいてくればよかったんだよ〜〜〜〜〜」
 「スカートの方が可愛いから、って自分で選んだでしょ?」
 「バンドエイド貼ってよ〜、血が出ちゃうよ〜〜〜〜〜」
 「消毒してからじゃないと駄目」
 「出ちゃう出ちゃう出ちゃう出ちゃう」
 「平気平気平気平気」

 ...しかし、結局寄り切られるkina。
 手持ちがなかったので、近くのコンビニまで行くことになった。
 到着までSizは泣き通しだ。



 「はい。これでいい?」
 両膝合わせて4つものバンドエイドを貼ってもらい、ようやくSizは泣きやんだ。

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 機嫌を直した帰り道、私はSizの頬にも薄い傷があるのに気づいた。
 だが、後日そのかさぶたを掻き壊したSizがまた大騒ぎをして、顔にもバンドエイドが貼られることになるのまでは予見できなかった。

2004年03月10日(水)
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