きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 すぐに追い越されてしまうよ

本日の担当:SHY

 「しーちゃんはね」と言うのを「私はね」と改めた。
 「パパ、ママ」と言うのを「お父さん、お母さん」と改めた。
 ...そんなことを筆頭に、Sizは一人で階段を上っていく。
 私もkinaも何も教えていないのに。
 確かにまだSizは小さいが、子供子供している時期は過ぎ去ってしまったのだろう。
 彼女はkinaの手伝いをして、食卓の準備をし、書斎で遊んでいる私に向かってこう呼びかける。
 「お父さん、ご飯の準備ができました。こちらで召し上がってください」

 ...君は、いったいどこから来て、どこへ行くのだろう。
 ...そして誰なのだろう?


 2人がけの特急のシートに3人で座るのはもう窮屈だ。
 車の助手席も、最近ではすっかりSizの指定席になっている。
 彼女は私と一緒にPS2のゲームで遊ぶし、私とkinaが並んでいる写真を撮ってくれたりもする。
 ブラウザの「お気に入り」には彼女専用のフォルダがある。
 外出のときに先頭を切って歩くのは彼女だ。
 私が帰宅したときに「おかえりなさい」と言って、真っ先に抱擁するのも彼女。
 4歳の誕生日を目前にして、Sizは家族の中で確固たる地位を築き始めた。
 

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 ちょっと待て。

2003年12月18日(木)



 こらっ!!

本日の担当:ユキリン

先日のこと。
Rinが横たわるGakuの頭をまたいでジャンプしていた。
当然私は烈火のごとく怒り狂った。
「何やってんのーーーー!!」
 
あまりの私の怒りに驚いて泣きじゃくるRin。
「ゴメンナサイ、ママ。ちょっとジャンプしちゃったのぉ〜」

「頭の上に乗っかっちゃったらGaku死んじゃうかもしれないんだよ!」

「いやーだよー。いやーだー。死んじゃイヤだ〜!!
 だってだってだって…Rinの大好きなオトートなんだもん。
 えーーーーん(号泣)。Gakuちゃんゴメンナサイ〜」

このセリフで全て許せてしまった母でした。

2003年12月16日(火)



 寝言。。。

本日の担当:ユキリン

Rinはよく寝言を言う。
最近Gakuが夜泣きするようになり、眠りが浅くなるからなのか
さらに寝言を言うことが多くなった。

多いのはやはり、ママ!とかパパ!とかの呼びかけ。
先日はなぜか「ドンちゃん!」だった。
        ↑ハム太郎のおうちで飼われている犬

あと普通に話し掛けてくるので起きてるのかと思えば寝言だったとか。

早朝パパが出かける際。
「パパどこ行くの〜?」
「仕事だよ」
「ありがと〜」と言ってパタっと寝たこともあり。
でも一番笑ったのは




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2003年12月15日(月)



 プレゼント攻防

 Sizにとってのサンタクロースの定義。

 1.ヒゲをはやしている
 2.鹿(鹿じゃないと何度も説明しているが)を連れている
 3.いい子にしていないと来ないが、基準は甘い
 4.非日常的なプレゼントを持ってきてくれる

 ...ということらしい。


 「ちゃんと、いい子にしてる? ママに怒られたりしていない?」
 私が聞くと、Sizは自信ありげに「してる」と答えるのだが、kinaの目はそれに静かに反論する。
 嘘をつけ、嘘を...と。


 「サンタさんがピーマンたくさん持ってきてくれたらどうする?」 ※Sizはピーマンが嫌い。
 私が訊ねるとSizは、そんな「日常的なものは絶対に持ってこない」と言い張るのだ。
 同様に、蜜柑とか大根とかではありえないらしい。
 贈り物なのだから何であっても喜びたまえと思うのだが、これは我々親にとっての今後の課題だろう。


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 ...絶対にいらない、とドライな解答だった。

2003年12月11日(木)



 選ばれしものたち。

本日の担当:kina

 たぶんどこの女の子の家でもそうだろうと思うけれど、我が家もご多分に漏れず、さまざまなぬいぐるみたちが山をなしている。
 だというのに。
 あたしはこの冬になってから、あみぐるみを二つ作った。
 くまとかえる。
 
 生まれて初めてそんなもんをつくったので、最初のくまはちょっと不恰好なうえ、くまというよりはぶた。
 かえるの方がまだましにできた。あたしなんかはかえるの方が好みだ。
 
 しかし、Sizはくまの方が気に入ってくれたようで(たぶんひらひらのスカートをつけたから)、寝るときに
「ぷりまちゃん(SHY命名)とねるの〜」
 とお布団に一緒にもぐりこんでいる。
 ま、夜中にぷりまちゃんがどんな目にあってるかは、ご想像にお任せしますが(泣)
 
 ぬいぐるみと一緒に寝るなんてやっぱり女の子だねぇ。などと思っていると、がばっと起きだして部屋の隅のほうへかけていく。
 たいてい、部屋の隅には、ぬいぐるみたちのベッドがしつらえてあって、既にいくつかが強制的に眠らされている。
 そしてニコニコしながら戻ってくるのだ。


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 はぁぁぁぁぁ。
 我が家のぬいぐるみたちには受難の日々。

2003年12月10日(水)
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