きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 舞踏会の夜、なんだよね?

 「リカちゃんは何になりたい?」
 人形に向かって真面目に話しかけるSiz。
 kinaは夕食の支度をしているので、相手は私だ。
 シンデレラ、と応えるとSizは最近大事にしている魔法のステッキ(※実際は竹トンボのシャフト)を振りながら呪文を唱えた。
 「どう? きれいになった?」
 私が訊くと、Sizは花嫁を送り出す母親のように目を細めて喜んだ。
 「あ」
 不意に、何かに思い当たったかのように声を上げる。
 「馬車がない。馬車が」
 ちょっと待っててね、と言い残して玩具箱の方へ消えると、何やら隅の方で物色している様子...そして彼女は使い古した箱を1つ持って帰ってきた。
 そして人形を乗せて、私に一礼。
 「お城に行って来ます」
 行ってらっしゃい、と私は手を振って読みかけの雑誌に注意を戻した。


 しばらくしてぱたぱたっ、と「お城」(※所在地不明。和室の奥の方面らしいが)からSizと馬車が一緒に帰ってきた。

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 友達の家に遊びに行くんじゃないんだからっ!

2003年11月06日(木)



 禁断のおもちゃ。

本日の担当:kina

 先日、ちょっと買い物をしたら、Sizの手にちょうどいい大きさの箱に収まって渡された。
 帰り着いて、中身を夫婦であーだこーだとやっている間は、箱のことなんて何も考えなかったし、Sizもそのまま紙袋の中に放置された「ゴミ」なんぞ、興味も示さなかった。
 
 しかし。
 
 昨日の午後。
 
 どこからかその箱を見つけ出し。

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 結果。
 嬉しさのあまり、帰るコールしてきたSHYに報告。
 帰宅したばかりのSHYに見せようと廊下を走る走る。
 
 ...ええ。お察しの通り。
「なんでそんなもん、つくるのさ」
 怒られました。
 でも、被害者はあなただけじゃないから。


2003年11月05日(水)



 子は親の鏡

本日の担当:銀吟

3歳児ともなると、おしゃべりがほぼ自由自在に操れるようになり
親の話す言葉を実によく聞いているから注意が必要だ。

いつものようにボクが帰宅するなり、その日の出来事を矢継ぎ早に
説明してくれるRin。
今日は誰と遊んだ、何をした、等々。
そしてお友達のお母さん達ともいっぱいお話したんだ〜、とのこと。
ただ、どうもボクの聞き方に真剣みが足りなかったらしい。




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主婦の皆さんの話題に、またボクが登場していることが容易に分かる。



2003年11月04日(火)



 三歳児検診にて

本日の担当:ユキリン

Rinちゃんの好きな食べ物は何かな?
「えっとねー。リンゴーー!!」

Rinちゃんはお友達と楽しく遊べてるかなぁ?
「あしょべるよ!今じどーかんであしょんでたの」

Rinちゃんは誰と住んでるのかな?
「パパとね、ママと、ジジと、、、、あとGaku!!
 あのね、Gakuちゃんが生まれてね、ちっちゃいんだよぉ」

…お母さん、これだけおしゃべりできるなら大丈夫ですね。
ほおずえつきながら「うん、しょーだよねぇ」だって。

おしゃべりなのは、間違いなく私に似たと思われる。




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分かっちゃいたけど、家族中ショック。


2003年11月03日(月)



 そうなの?

本日の担当:SHY

 最近のSizはよく歌う。
 私も一緒に歌えるようであればつきあうが、オリジナルの場合が多々あるのでその場合は放置。
 気分良く歌い終わったところで「何の歌?」と聞くのだ。
 昨夜は珍しくオリジナルがなりを潜めていて、普通に歌っていた。

 白ヤギさんからお手紙ついた♪

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 ...終わり?

2003年10月30日(木)
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