きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 やさしい涙。

本日の担当;kina

 夕方の子ども番組。
 
 牛の出産シーンを、Sizは微動だもせず、じぃっと見つめていた。
 まじめな顔をしながら。
「あかちゃん、おなかからでてきたねぇ。ちゃんとでてこられてよかったねぇ」
と言った。
 
 
 そして。
 
 母牛と子牛があっという間に引き離されるのを見て。
 真っ赤な顔をしながら。
 目にいっぱい涙をためて。

「かわいそうだねぇ」
 
 あたしのひざに顔をのせて泣いた。

2003年10月29日(水)



 それが出来たら大変だ!

本日の担当:銀吟

夜になってなかなか歯を磨こうとしないRinに
「ムシバイキンがいっぱいだよ」
と言って彼女の口を覗き込む。

「ほら、いたいた。黒い点が(歯に)ついてるよ」
「えぇ〜! どこどこっ」




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頭悪いな〜と思うが、その姿は笑えた。



2003年10月28日(火)



 ライオンさん

本日の担当:ユキリン

昨日電気屋さんに出かけたら、
日曜日だからか何やらキャンペーン中のもよう。
お姉さんが風船を配っていた。
その横に着ぐるみのライオンさんが小さい子に飴を配ってる。

「あら〜。良かったねぇ。Rin」と振り向くと、
どういうことか号泣しているRin。
…怖かったらしい。

お姉さんから風船は無事もらえた。
で、飴も欲しい…が、怖い。。。
もう大泣きしていて、こちらのほうがビックリ。
だって今までだって着ぐるみさんに会ったこと何度もあるのに。
ライオンが怖いの?
どうにかこうにか飴はもらって店内へ。




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2003年10月27日(月)



 閃いてしまうのだ

 Sizもずいぶん大人になったと思うが、まだまだ目先のことだけで行動する部分は変わらない。
 kinaや私が提示する怪しい交換条件にはすぐ引っかかるし、その瞬間に集中しているものがあればそこに100%の集中をしてしまう。
 勿論、それが悪いとかそういうことを言いたいわけではない。
 むしろ、それぐらい何事にも正面から向き合ってもらわないと困るのだ。
 ただ、先のことを読んでもらいたいこともあって、その代表例がトイレ。
 その瞬間に行きたくなければ、寝る前でも、出掛ける前でも行かないと言い張るのはそろそろやめていただきたいと思ったりするわけである。


 入浴中に「ざば」と立ち上がり、彼女は「トイレ行きたい」と言う。
 だからいつも風呂の前には行っておいでと言っているじゃないかと思うのだが、これはもう少し大人にならないと駄目なのだろうか。
 浴槽から出た彼女は扉の方に向かうが、そこで急に立ち止まる。

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 ちっとも、よくないよ。

2003年10月23日(木)



 子どもの言葉。

本日の担当:kina

 Sizはなかなか言葉が出ない子どもでした。
 そんな問題に感じるほど遅くはなかったですけどね。
 1歳の誕生日のころに、やっと「はい」と言うようになって。
 
 ...ママとかパパとか、いつから言ってるんだか覚えがない。
 
 じじばばは、親であるあたしやSHYの前では何も言わなかったけれど、本当に本当に心配していたらしいのです。
 それが今では。
「この子は、どーしてこんなになっちゃったかね」
「誰に似たんだか...」
 呆れ顔で言われてしまう有様です。
 
 そんなわけでいろんなことをいっちょまえに話す、いや「まくしたてる」の方が正解なSizですが、言い間違いがたくさんあります。
 まあ、昔?からイチゴが「いちょ」だったり、チョコが「こちょ」だったり、ネタには尽きませんけどね。 
 
 エレベーターを「えべれーたー
 真中を「まんだか
 ヘリコプターを「へれこぷたー
 
 まだまだがきんちょですね。
 
 


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 べたすぎなオチでごめんなさい。


2003年10月22日(水)
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