きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 それが君の夢なのか

本日の担当:銀吟

いつもより早起きしたRin。
おなかがすいて眠れなくなったらしい。

「パパ、パン食べよ」
何度も何度もしつこくせがむ。
ボクはたまの休日で本音を言えばもう少し寝ていたかったのだが…
でもせっかく早起きしたのに、無理矢理2度寝させるわけにもいかない。




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本当に意味がわかっているのだろうか。

2003年08月11日(月)



 夏のデート

本日の担当:SHY

 Sizと一緒に自転車で出掛けた。

 kinaがSizと一緒に自転車に乗るのは楽しい、とよく言うがその通りだ。
 通り過ぎる車、信号の色、上空を飛び過ぎる飛行機、散歩中の犬、頬にあたる風...走りながら2人で同じものを見て、同じことを感じて。
 彼女を乗せた自転車をこぐ、というのはそう遠くないリミットを設定された贅沢の一つなのだ。


 私達は図書館に寄って本を返すと、大きな公園を一回りした。
 彼女が行きたい方へ私は自転車を走らせ、おかげで坂を登る羽目になったが、途中に咲いている向日葵にSizがはしゃぐ様は、私を幸せな気分にした。
 汗をかいたので、Sizの大好きなカフェで休憩。
 店の前に自転車を止めると、短くて濃い影がアスファルトに落ちた。
 私達は涼しい店内でアイスコーヒーとソフトクリームをそれぞれ楽しんだ。
 家事に追われているkinaには申し訳ないくらい、楽しいデート。


 帰ろう、と言って店を出た。
 私はロックを外して、Sizを座らせた。

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 ...あるわけなかろう。

2003年08月07日(木)



 父親のやさしさ。

本日の担当:kina

 昨日の雷は凄かった。
 最近、生意気さが増してきたSizに意地悪を言う。

「悪い子は、雷様におへそ持ってかれるんだよ」

 稲光にびくびくし、雷鳴にしゃがみこむ我が娘。
「そんなことないよっ」
 と必死に抵抗し、
「おへそ見せてご覧よ」
 と言っても、かたくなに服をめくろうとしない。

「あるもんっ!」
 
 言い張るので、母親は背中から抱きしめてあげました。
 そしておなかを探りながら
「おへそないじゃん。どーするのよ」





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 あー、おもしろい。←とんでもない母親である。

2003年08月06日(水)



 みんなの分

本日の担当:銀吟

先週末、ボクの実家近くの公園で毎年夏に行われる夏祭りに出掛けてきた。
これに先だってRinに浴衣を買った時の話。

このお店には子供が飽きない様に、お絵描きをして待っていられるコーナーがあり、
そこにサービスで飴玉が置いてある。
めざといRinはまず自分の分をひとつキープすると、とても満足げの表情で
ボクを見た。すると何やらハッと気付いたらしく、もう2つ飴玉を手に取った。
「これは、パパとママの分」
どうやらボクと目が合って、自分だけもらってはマズイと思ったようである。

無事に浴衣を買い、店を出た時にこれでバァバのお祭りに行けるね、と話しかけると
またハッとして猛ダッシュで店に戻って行った。




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お土産にするつもりだったそうだ。
でも持って行くの忘れちゃったね、Rin。

2003年08月05日(火)



 意地悪

本日の担当:ユキリン

土曜日Sizが遊びに来てくれた。
私の記憶によると、今までのRinだったら
わりとすんなりおもちゃを貸してあげていた気がするんだけど。
…どちらも1回ずつ、おもちゃの取り合いで泣いちゃった。

Rin、結構意地悪になってきました。
意地悪言って相手の様子を楽しんでるふしもあり。
「『これ貸して』って言ってー」
と言ってくるので
「貸して」と返すと「貸さない」って答えたりね。

成長過程にはよくあることなんでしょうかね?

昨日のおやつの時のこと。
「かまくらカスター」という、
色んな味のクリームが入った丸いスポンジのお菓子を用意したのです。
カスタード味とヨーグルト味の2種類。

Rinはヨーグルトが好き。私はカスタードが好き。
ちょうどいいので、ヨーグルトを渡すと「ママはどっちがいいの?」と。
「ママはこの黄色いの」「じゃぁ、Rinそっち」「………」

腹立たしいのは本当に食べたいんじゃなくって意地悪で言ってるから。
「じゃあ、いいよ。フン」
ってムッとしながらカスタードを渡したら、ちょっとあわてだした。




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すみません、大人気無くて。
でも最初からはんぶんこずつにすれば良かったのよね。

〜今朝のRinとGaku〜
「Gaku−!お天気になったんだから起きなさいよぉー!!」
「……(ぐっすり)」


2003年08月04日(月)
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