きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 おねーちゃんの愛情

本日の担当:銀吟

Gakuが産まれる直前、ボクは今後のRinのことが心配だった。

今まで、ありがたいことに各方面から溺愛され、
変な言い方かも知れないが、女王様のような扱いを受けてきたRin。
Gakuが産まれた事によってどうしても生活が彼中心になるわけで
蝶よ花よと育てられてきたRinがすねてしまうのでは…

だからRinに対して、絶対つらく当たらないようにしよう、
そう心の中で密かに考えていたのだが、日々の生活で3歳児に対し、
怒りを覚えず仏のような心で過ごす事など、ボクに出来ようはずがなかった。

それでもRinはGakuに対して、並々ならぬ愛情を注いでいる。
ベビーラックに横になっているGakuに、必ずいい子いい子をしながら
よしよし、だいじょうぶよ、なんて語りかけているし、
ちょっとでもGakuが泣くと、ユキリンのところへ飛んできて
『Gaku泣いてるよ。オッパイ欲しいんじゃない?』
なんて世話を焼いている。
そんなRinの姿を見て、取り越し苦労だったと本当にホッとしている。




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2003年07月15日(火)



 おかあさんごっこ

本日の担当:ユキリン

おそらくGakuが生まれたからだと思うんだけど、
「おかあさんごっこ」流行ってます。

「おかあさん」からセリフの指定をされるので
それに私達が答える、という簡単だけどちょっとうざったい遊び。
もちろんRinが「おかあさん」。
そして私や銀吟が「赤ちゃん」。

「『おかあさん、お腹空いたよー』って言ってぇ」
「おかあさーん、お腹空いたよー」
「はいはい、大丈夫よー」

「『おかあさん、頭痛いよー』って言ってぇ」
「おかあさーん、頭痛いよー」
「はいはい、大丈夫よー」

と、延々繰り返す…。
それにしても返答がいつも「はいはい、大丈夫よ」だけって一体…。
本当のお母さんである私はそれしか言ってないのか!?

先日Gakuに授乳していた時にも言われた。
「赤ちゃーん、バブバブして下さーい」
「バブバブぅ」
「赤ちゃーん、何やってるんですかー?」




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2003年07月14日(月)



 鐘一つ

本日の担当:SHY

 「もう少し甘くしてください」
 何のことかと言うと、合格レベルのこと。


 「パパ、これ歌って」
 Sizがドキュメントを1枚持ってくる。
 私は可能な限り、この手のリクエストに応えることにしている。
 そして大真面目に歌うのだ。

 『Twinkle twinkle little star…』

 しかし途中で彼女が開いた手を私の顔の前に差し出した。
 「Stop
 「え?」
 あまりに毅然とした物言いに、私は歌うのをやめて彼女の口許を見つめてしまった。

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 ...そんなに下手だった?
 彼女のために完璧な父親にならなければならないかもしれないと、過大なプレッシャーを感じた日。

2003年07月10日(木)



 こんなあたしはマズイですか?

本日の担当:kina
 
 今日は子育て学級の日。
 でも、保育はなくて「お母さんと一緒に遊ぼう」の時間。
 
 ...ま、いいけどね。
 わざわざ教えてもらうようなことじゃない気がするけど。
 
 どうも「子育ては楽しいから頑張って」と言い張る人があまり好きじゃないみたいだ。
 そりゃ、楽しくないことばっかりじゃないけど。
 毎日毎日、つまんないことで怒ってばっかりだし。

「よくよく考えると自分の時間がないって気がつくのよね」 

 あたしも「はたっ」とそのことに気がついたことがあるから、自分の好きなことしてる。
「子供が寝てから」
 なんていじましいことは考えない。一日中、あたしの時間。
 だって、もう1から10まで面倒見てなきゃいけない年齢でもない。
 ほっとけばひとりで遊ぶし、遊んで欲しければ無理矢理割り込むくらい平気でする。
 だからSizが邪魔してきても、やりたい時はやりたいようにやってる。
「じゃまっ」って怒鳴るし。
 Sizは泣いてしがみついて、さらに怒鳴られたり。
 あたしの方が諦めることもあるし。
 Sizがやってることの方が楽しそうな時あるし...たまにだけど。
 
 怒るのと叱るのと違う。
 そりゃそうなんだけど。
 怒っちゃいけないわけじゃないんだと思うんだけどなぁ。
「楽しいから頑張って」とか言われちゃうと、怒鳴っちゃいけない。いっつも笑ってないといけない。そんな風に思っちゃうのはあたしがひねくれものだからでしょうか。
 
 あたしがSizと一緒にいて一番楽しい時間は自転車に乗ってるとき。
 一緒に歌ったり、おしゃべりしてとっても楽しい。
 同じもの見てるからかな。
 あたしのペースで動いてても、Sizが無理しないからかな。
 ...自転車こいでるのはあたしなんで、疲れるのもあたしなんですけどね。

 多分そういう時間があるから、どんなに怒鳴っても、Sizは「まま、すき」って言ってくれるんだと思う。
 それに甘えてちゃいけないんだろうけど、Sizが寝てるのを見ると、
「あー、こんなテキトーなお母さんでもいい子に育ってるじゃん」
なんて思うんです。

 ま、幼稚園の先生ともなると「楽しい」って思ってなきゃやってられないかもね。
 自分の子供だから、家の中で自分と子供しかいないから、どんなに泣き喚いても知らん振りできるし。あやすのもチョロイしね。

 子供って感情で動いてるんだから、理性で抑えようったって無理な話よ。
 ...だって、怒鳴ってる時のことを振り返ると、昔、弟とケンカしてる時のようだもの。
 いいじゃんね。
 子供はお客様でもないんだし。
 
 そんな風に思うあたしはマズイですか?

2003年07月09日(水)



 おでかけ大好き

本日の担当:ユキリン

Rinはおでかけ大好きだ。
毎朝起きると「今日はどこ行くの?」と聞いてくる。
その質問が、今は一番困ってしまう。

「……今日はねぇ、どこも行かないんだよ。ゴメンね」
「…………。」
という会話を繰り返していたので、
いい加減Rinも最近はあまり言ってこなくなった。
Gakuを連れ回して、Rinの遊びに付き合わせるには
まだまだ無理そう。
しかし、やはり我慢してる様子でなんだかかわいそう…。

先日、1ヶ月休んでいた児童館の遊びの会の日、
たまたま銀吟の仕事がが休みになった。
私も産後1ヶ月が過ぎ、検診でも問題無しと言われたので
Gakuを置いて、久々にRinを連れ出すことにした。

「今日はみんなと会えるよ、お出かけだよ」と、




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いい加減おウチは飽き飽きのようです。

2003年07月08日(火)
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