きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 揉む

本日の担当:SHY

 「どこで覚えてくるの?」
 何のことかと言うと、無礼の数々。


 朝の洗面所で。
 私は上半身裸で歯を磨いており、そこへSizが椅子を持ってやってきた。
 背後に置いた椅子の上にのり、鏡越しに私と目を合わせる。
 「パパ、服着ないと恥ずかしいよ」
 歯を磨き終わったらすぐに着替えるよ、と言うと納得したようだった。
 次に彼女がとった行動は、私の腹に手を回しそこの肉を掴むというものだった。
 それだけでも、最近気になり始めている場所だけにダメージが大きかったのだが。


 「もむもむもむもむ」
 ご丁寧に、口で擬音までつけて揉みほぐしてくれた。



↑投票ボタンです

 なんなんだ? 一体?

2003年06月26日(木)



 小さな手で。

本日の担当:kina

 Sizの服を作ってるあたしの隣で、Sizもちょこまかと何かやっています。
 針に糸を通せるようになりました。
 
 ...時々だけど。

 でも、糸の端を結んでおくことまでは教えてないので、いっくら縫っても抜けてしまいます。
 玉止めしてあげたら喜んでましたけどね。
 ハギレのハギレを渡したら、
「あまちゃんのようふくつくるね」
 
 小さいクマがいるんです。いつだったか、あたしがぬいぐるみの服も作れないかしらと考えていたのを覚えていたようで。←断念しましたけどね。ちっちゃい物を作るのはかったるくって、やっぱり。


↑エンピツ投票ボタン


 あたしもそんな風に服を作ってみようかしら。
 ...つまり、人のやってることに興味はあるけど、ちっとも見ちゃあいないってことよね。



2003年06月25日(水)



 姉と弟

本日の担当:ユキリン

さて久々に新生児ちゃんとの日々が始まった我が家です。
二人目で、こちらも慣れているということもあってなのか
ひじょうに大人しく、良い子チャンに見えるGaku。
退院して早くから朝晩のリズムも整いつつあり
夜はわりと長時間ぐっすり眠ってくれるので、私は大助かりだ。

一方Rinはというと、私達の心配をよそに赤ちゃんがえり無し。
「Gakuちゃん、かわいいね〜!パパ、ママGakuちゃん見て」とか言って
しょっちゅうGakuのお顔にすりすり、ちゅ〜。
我が家にやってくる人や、電話をかけてくる人には
「Gakuちゃんが来たの!見に来て!!」と知らせている。
それはそれは熱烈にかわいがっているのでした。

…正直私は意外でした。
3年間、猫かわいがりされてきてるし、
我が家にはジジという、いつだって甘やかしてくれる人がいたので
ぜーーーったい赤ちゃんがえりすると思っていたのだ。
しかしそう心配していたのは私くらいだったようで、
普段遊んでいるお友達からも、病院の看護婦さんからも言われていたのは




↑投票ボタンです

その他人様の予想のほうが的中したのだった…。

昨晩のこと。
私に叱られて落ち込んだRinがGakuにすりすりしながら
悲しみを訴えているところを目撃。なんか二人ともかわいいぞ〜。
きょうだい二人仲良くなって欲しいなぁ。


2003年06月23日(月)



 言い逃れ

本日の担当:SHY

 「キミもはっきりしてきたねぇ」
 何のことかと言うと、アルゴリズムのこと。


 最近のSizは大人と子供の違いを意識しているようだ。
 特にその傾向は物の大小で顕著に見られる。

 Sizの服をkinaは着ることができない。
 一番高い棚にSizの手は届かない。
 テーブルの下をくぐれるのはSizだけ。
 運転席に座れるが、足は届かない。
 Sizの帽子を私は被れるがkinaは被れない。←1人だけ頭でかい。

 ...というようなことを、一生懸命私に教えてくれるのだ。
 これは何でも大人の真似をしたがって、私やkinaの使っている物を端から欲しがっていた頃に較べれば成長していると言ってもいいだろう。



↑投票ボタンです

 嘘をつくな、嘘を。
 気分が乗らないだけなのを、そういう風に言うな。


 そのうち頭の回転では勝てなくなる日が来るのだろう、と思った日。

2003年06月19日(木)



 巨大病院探索。

本日の担当:kina
 
 Sizはお医者が嫌いです。
 でも、このごろは泣かずに診察を受けられるようになりました。
 
 先週からちょっと具合を悪くしていたので、一昨日はちょっと大きな病院へ行くことになりました。
「とりあえず、検査しましょう」
 はあ。レントゲンと血液検査です。
 レントゲンは初体験。
 血液検査も初めてといえば初めてですが、注射は...子供ってのは生まれてから3〜4歳くらいまでは予防接種を怒涛のように受けますから。
 でも、ココ1年、Sizは注射を受けてません。この前やっとポリオが済んだので、7月くらいに日本脳炎受けようかな。と思ってたくらいで...去年までのあの暴れようをここでも披露するのか...
 
 ええ。
 親のあたしと看護婦さん2人で一生懸命押さえつけてました。
 先生も命がけです。←意味不明。
 
「じゃー、ココへ寝かせてくださいね。動くと危ないのでタオル巻きますから」
 ...でっかいバスタオルだ。
 横たわらせてから「だいじょぶだよ」と言う前に
「お母さんは廊下にいてくださぁい」
 
 は??
 
 一瞬、意味がわかりませんでしたが、笑顔の看護婦さんがどーぞどーぞというので、とりあえず外に出ることに。あまりのことで、思わずSHYを呼んじゃいました。あ、会社を休んで待合室で待っていてくれたのです。
 思いっきり泣くよ、暴れるよ。
 そう思ってSHYと二人ドキドキしながら待っていましたが、泣き声も押さえつけられているような様子もなく、聞こえてきたのは、


↑エンピツ投票ボタン

 
 必死で我慢してるんだろうなぁ。オトナになったなぁ。
 しかし、あたしがいない方が泣かないのか。コレはいい方法かもしれない。今度の日本脳炎でつかえないかな。...無理だろうなぁ。はぁぁ。
 
 その後は無事にレントゲンを撮影し。
 レントゲンの先生に、お父さんが一緒だと伝えたとたんに手伝いの仕事は全部SHYに回ってしまいました。
「お母さんは外へ」
 ...Sizがちょこっと泣いたので、結局は最後まで一緒にいましたが。やっぱりお父さんは頼りになるのでした。

 検査結果を聞くまでにかなり時間がかかったのですが、
「さっき撮ったおなかの写真見てから帰ろうねぇ。可愛くうつってるかなぁ」
と傍で聞いてたらなんだ?と思うような会話で乗り越えました。
  
 ま、たいしたこともなく、大量のお薬の処方箋をいただいて帰ってきたわけですが。
 貼り出されたレントゲンを
「アレがSizのおなかの中なんだよ」
 と教えてやると

「....そっか。そうなんだ」
 とかなりショックを受けていたようでした。

2003年06月18日(水)
初日 最新 目次


My追加