散歩主義

2011年02月28日(月) ラインアップ

起床午前五時。雨が少し残っていた。エスプレッソを一杯。
朝食、ブレンドご飯、赤だし味噌汁(しいたけ、わかめ)、蕪とおあげと人参のたいたん、納豆卵かけ、ヨーグルト。

昼食、トースト、でこぽん、リンゴ、ノンホモ牛乳。
三時、チョコレート、エスプレッソ。
夕食、芥子明太子のスパゲティ(ネギたっぷり)、手羽先のロースト、ガルバンゾビーンズのトマト煮。

ダン・シモンズ「カーリーの歌」読了。作者が「時代」について呟いているのだけれど、それがこの作品を80年代に閉じこめている気がしてならない。「人殺し」を取り扱った作品なら、高村薫。「アジア」ならこないだ読んだラッタウットの「観光」のほうが遙かに優れているように思える。
ダン・シモンズはここでいったん終わり。

現在の読書のラインアップ。

「火山の下」マルカム・ライリー100p
「デス博士の島その他の物語」ジーン・ウルフ54p現在「アイランド博士の死」
「漱石とその時代 第二部」江藤淳 32p
「神話の力」キャンベルとモイヤーズ134p
「狂気について」渡辺一夫10p
「イェイツ詩集」再読。



2011年02月27日(日) よく晴れました

起床午前五時。エスプレッソで目を覚ます。
朝食、ブレンドご飯、ほうれん草のソテー、目玉焼き、赤だし。

天気も良く、午前中に植栽の手入れ。昨日手に入れた大原の「緑活」という堆肥を撒く。薔薇に滋賀県の乾燥牛糞を撒く。

ハナと同い年で頑張っていたわんちゃんが亡くなったとの知らせ。17歳と二ヶ月。
合掌。

昼食、トースト、でこぽん、バナナ、ノンホモ牛乳。


「うつろ舟」読了。「在ブラジル日系作家」松井太郎の作品。これを「日本文学」と捉えるか「ブラジル文学」と捉えるか。そのことよりも「人としての立ち方」を考えさせられた。「日本人作家」でたとえれば誰?というと丸山健二氏が思い浮かんだ。


昼からも気温が下がらず暖かなまま日暮れ。

夕食、トンカツ、ブレンド米、トマト、花菜のおひたし。


「漱石とその時代 第二部」31p
「カーリーの歌」256p
「アイランド博士の死」54p



2011年02月26日(土) しつこい風邪に羅漢果を

起床午前四時。エスプレッソを飲む。
朝が早すぎたので若干読書。
風邪はずいぶんよくなつたのだけれど、午前三時頃に突然咳き込む。
薬屋さんの話では「乾燥が原因」という。

朝食、ブレンド米、ポテトサラダ、ハムエッグ、ほうれん草のごま和え、ゆで干し大根とおあげとにんじんのたいたん。
長崎県名産の「ゆで干し大根」はすぐに調理ができるし、大根がおいしい。今年の冬の発見。むろんネットで注文した。

ルルの定期処置。尿検査に失敗。次回に。体重が微増。ずいぶん回復はしてきているみたいだ。懸念されるのは膀胱内にポリープがあるかどうか。

昼食、カレーうどん、バナナ。
夕食、焼き肉(ヒレばかり)、ゆで干し大根のたいたん、ほうれん草のごま和え。

鼻が突然すっきりし始めた。
どうかな、と思いながら淹れた羅漢果のお茶を飲んだら効いたようだ。
ちなみにこれとても甘いです。

「漱石とその時代 第二部」28p
「カーリーの歌」256p
「アイランド博士の死」54p



2011年02月25日(金) うたたか

起床午前五時。三時頃から時折咳き込む。エスプレッソをいっぱい。

朝からお好み焼き。イカ。キャベツたっぷりで。フルーツトマトをたくさん。ヨーグルト。

昼食、トースト、ノンホモ牛乳、でこぽん、みかん、バナナ。
三時にエスプレッソとみかん。
夕食は自家製餃子と野菜炒めたっぷり。

風邪はずいぶんよくなった。
滅多に風邪はひかないのだけれど、ひいてしまったらとにかくビタミンCを大量に摂る。柑橘系はじめ果物をたくさんとり、さらにサプリメントで補給。あとは水分もまめに。

ずいぶん暖かだったけれど、明日から冬に逆戻り。うたたかの春の幻。

「漱石とその時代」第一部読了。第二部へ。18p
「カーリーの歌」208p

あとは睡眠。どちらにしろハナに夜中に起こされるので、夜は早々に横になっておく。



2011年02月24日(木) 風邪をやっつけろ

起床午前5時。
一昨日から風邪っぽかったので薬を早めに服用し、ビタミンCと水を意識的に多めに摂取。おかげで熱や喉の痛みはなく鼻が少しぐずっている程度で悪化はしていない。

周りがほとんど「風邪ひきさん」だったからいつかこうなるとは思っていた。

朝食、野菜たっぷりのスープ(セロリ、にんじん、ジャガイモ、玉葱)ビザ(トッピングはトマトたっぷりとミモレチーズ、自家製バジルペースト)、珈琲(ペーパーで)

昼食、トースト、蜜柑、リンゴ、バナナ、ノンホモ牛乳、珈琲

座右の書のひとつでもあるアンドリュー・ワイル博士の「心身自在」のススメに従って、プランターで野菜をつくっている。
去年はゴーヤとトマトとバジル。

今年はルッコラとニガヨモギ。苗を買わずに種から育てている。昨日、ビニールポットからプランターに植えつけ。ニガヨモギは自家製殺虫剤用。

今年はもう一度豆類に挑戦する予定。トマトとゴーヤは今年も植え付ける。


夕食、ビーフカレー、みかん。


「漱石とその時代 第一部」334p
「カーリーの歌」196p

なんとか風邪をやっつけてしまおう。



2011年02月22日(火) 二月二十二日

起床午前五時。例によって前夜も三度ほど起こされる。
ぼくの睡眠も細切れだけれど、ハナの眠りはもっと浅いだろう。その分、ハナは昼間よく寝ているけれども。

ルルの定期処置。次回尿検査。触診では大きな結石が確認できなかったため。すれでもなお血尿は続いている。
場合によってはエコー検査も。

朝食、エスプレッソコーヒー、赤黒発芽白米ブレンド、紅麹味噌汁(舞茸、わかめ)、鰯のみりん干し、小松菜とおあげのたいたん、ほうれん草のごま和え、ヨーグルト。

昼食、トースト、りんご、ミカン、バナナ、ノンホモ牛乳。

夕食、お刺身(赤身)、エビフライ、イカの天ぷら、春菊の天ぷら。

「漱石とその時代 第一部」276p
「カーリーの歌」170p
「うつろ舟」164p
「神話の力」134p
「アイランド博士の死」50p
「火山の下」100p

今日は「新冷血」。44回。この作品のそもそも書かれた動機や作者が挑んだ問題意識が、ここ数回でむき出しで立ち現れている。
考えているな、考えてるなと思う。
簡単な結論に飛びつくのを押さえ、地道で徹底的な「調書作り」にその方法をもとめている。この冷静さが高村作品をして齟齬のなさを実現せしめている。視点は地を這うようだ。

昨晩からマスクをして寝ている。



2011年02月21日(月) 「漱石とその時代 第一部」

起床午前五時。
エスプレッソを一杯。
朝食はトーストとヨーグルトとイチゴ。
昼食は富士宮焼きそばとバナナ。
三時にエスプレッソ。
すき焼きのために太い葱をもとめる。最近の九条葱はスタイリッシュでちっとも太くない。朝どりの賀茂葱のほうがよっぽど太い。賀茂葱がなかったら下仁田にしてやろうと思ってた。

ということで夕食はすき焼き。



「漱石とその時代」の第一部をもうすぐ読了するので、第二部を注文する。
第一部で特にひかれたのは「霧の中の生」だ。
嫂の登世に対する思慕、恋情を因としてほとんど発狂していく漱石…。

「有用の人」たらんとして追求する英文学。
努力は抜群の力量と知識を彼にもたらすが…。

不安定この上ない精神、疲弊した神経をやすめ、安寧を得たくばその努力を打ち棄てねばならない事も自明。

アンビバレンツを生きる。


中程から漱石の人生の視界に入って来、併走を始めた正岡子規の生き様も凄まじい。
焦りと諦めと努力。貧困と病苦。それらの渦のなかで「歌」を見つけ出していく。


実は、こないだ我が家を訪れた中国語講師との文学談義で、今まで色々な人から散々尋ねられた問いをまたしてもふっかけられた。
「純文学と大衆文学とはどう違うんですかい」

「純文学」という名前がよくないのかもしれない。
正岡子規は「詩歌小説と大衆小説」といっていた。余程そのほうがわかりやすいかもしれない。

先ず小説家として立とうとした子規の処女作は露伴の語り口を援用したものだっという。漱石から「今どき、西鶴風はないんじゃね?」みたいなダメ出しをされ、二葉亭からは冷淡にあしらわれ、当の露伴からも相手にされず、とうとう詩歌で立つ、と決めたのだった。

(ぼくは講師に「さあ違いはないんじゃないですか」としか答えられない。)

焦りの中から、ほとんど「狂気」を帯びて二人は突っ走っていく。

ぼくは読書のペースをあげていこうと思う。


「漱石とその時代 第一部」256p
他は微動。






2011年02月20日(日) 二十日の日曜日

起床午前五時。が、午前二時、三時にも起きて床を離れているのでよくわからない。毎日、着替えた時を起床にしている。
朝食、確か鰯のみりん干しがあった。うーんと…味噌汁は紅麹味噌でわかめと舞茸は入ってた。ご飯はブレンド。たしか小松菜とおあげをたいたんがあったような…。そうそうそもそもエスプレッソを二杯飲んでる。最後にヨーグルト。

本は「漱石とその時代」がおもしろいのでそればかり読んでいた。横浜でマラソン。若い女子選手に優秀な人が多いのだと認識。

まさに「春は名のみの」の一日。だけどまだ二月だぜ。
お昼はトーストと牛乳。オレンジとバナナ。
正岡子規が栄養をつけるべくスペシャルとしていたのが牛乳と鶏卵だったな。たしか。

銀座から珈琲が届く。が、おいらはエスプレッソにはまっていて、最近、ペーパーで飲んでいないのだよ。エスプレッソばかり飲んでいるから普通の珈琲が頼りなくて。だから思い切り濃いめに淹れる。ワニ式。

多田富雄さんが竹林先生に叱咤された時の「これでも読んでみたまえ本」が寺田寅彦の英語論文集だったという。素晴らしい英語だそうだ。
「方丈記」を英訳した漱石といい、寺田寅彦といい頭抜けた秀才だったんだろうなあ。
すると昨日の朝刊に岩波書店から出る寺田寅彦の全集の広告をみつけた。英語論文集は入っているのかな。入っていても読めないだろうけれど。

夕食はオムライス。トマトソース、ライドポテト、コロッケ。


「漱石とその時代第一部」 218p
「カーリーの歌」154p
「神話の力」134p
「火山の下」100p
「うつろ舟」164p
「アイランド博士の死」50p

友人家族のあいだに不穏な空気あり。もとより村上春樹が大嫌いな家族友人たちであるが、加えてSFが大嫌いなのだ。それは村上作品以上である。ジーン・ウルフ、ダン・シモンズを抱えているぼくはいよいよ「隠れキリシタン」のようになりつつある。



2011年02月19日(土) 読んでどうする

起床午前五時。明け方は冷える。昼との温度差が10℃以上ある。
エスプレッソを飲んで一日が始まる。

朝食、ごはん、みそ汁(舞茸、わかめ)、(豚)肉じゃが、じゃこおろし。ヨーグルト。

頭髪を思い切り短く。ほとんどスキンヘッド。これだと電気剃刀で撫でるようにあてれば短いままでいける。

昼食、トースト、オレンジ、イチゴ、ノンホモ牛乳、ブルーベリイジャム。

三時にエスプレッソ。

夕食、トマトソースのスパゲティ、サーモンとタマネギのマリネ、ピザマルゲリータ。


「漱石とその時代 第一部」206p 子規との白熱した手紙のやりとり。
「カーリーの歌」154p なるほどね。
「神話の力」134p
「うつろ舟」164p エンディング近し。
「火山の下」90p 進んでない。
「アイランド博士の死」50p なんと精緻な。

「うつろ舟」の終わりが近い。感じるものがとても多い作品。日本とは、日本人とは。自分の中で覚醒する部分を感じる。とまれ、次のラインアップの候補を入れる用意をしなくては。

次の併読にダン・シモンズは入らない。二冊読んだので当分は大丈夫。「漱石とその時代」は第五部まで読み切るつもりなのではずせない。ジーン・ウルフも読み続ける。「火山の下」は読了までまだまだ時間がかかる。

「うつろ舟」のところに積ん読から江國香織か宮部みゆきをあてるか。
ほかの有力な候補としては「アナーキー・イン・ザ・JP」
「神話の力」も読み続ける。

千枚のための新たな資料の読み込みも始まる。 



2011年02月18日(金) 二月十八日

起床午前四時。空は曇。時雨れつつもゆっくりと晴れていった。寒風終日。
ルルの定期処置。

朝食、ブレンドご飯、赤だし(舞茸、わかめ)、ハムエッグ、ベビーリーフ、トマト、白菜とお揚げのたいたん、ヨーグルト、エスプレッソ。

昼食、トースト、イチゴ、バナナ、ノンホモ牛乳、エスプレッソ。

三時 エスプレッソねチョコレートケーキ

夕食、ハンバーグ包み焼き、ごはん、ヒレカツおろしかけ、野菜の中華風炒め少し、


●「デス博士の島その他の物語」読了。
が、同書はこの作品をメインテキストにした連作中短編集でもあるので、最後まで読み終えてから感想を述べたい。

とりあえず途中の感想を書いておく。

作中で少年が読んでいる本の登場人物が「作中むに登場してくるストーリイなのだけれど、さりげないディテールが全部ゆがんでいる印象。そして混乱していない。抽象絵画のような小説。スリリングこのうえない。

いつのまにかポオのような態度で小説を書き進む姿勢を想起してしまっていた。作品は冷たく、美しく、軽やかに進んでいく。もちろん奇妙に。


「アイランド博士の死」ジーン・ウルフ 読み始める。48p
「うつろ舟」136p
「神話の力」134p
「カーリーの歌」148p ちょっとねっ、て感じになってきた。
「火山の下」90p ひたすら酒ばかり飲んでいるぞよ。
「漱石とその時代」182p






2011年02月17日(木) 「残夢整理」の整理

起床、午前四時。昨夜は早めに寝たのだけれど23時からほぼ2時間おきにハナに起こされた。だけどもよく寝られた。起きてすぐにエスプレッソ。

朝食、赤黒発芽白米、赤だしの味噌汁(わかめ、舞茸)、小松菜とおあげのたいたん、ヨーグルト。

昼食、トースト、バナナ、ノンホモ牛乳、イチゴ。

3時、エスブレッソ、チョコレートケーキ。

夕食、タヒチ風ビーフカレー、エスブレッソ。

●昨晩は高橋源一郎さんの「神話的時間」に関しての連続ツイートにいたく感激した。そのなかで多田富雄さんの「残夢整理」の最後の文章が紹介されていたのだった。このエッセイは多田さんの最後の作品であり、「新潮」に連載されていて、ずっと注意して読んだはずだったのだけれど、高橋さんが紹介している文章に思い当たる節がなかった。

もとよりこのエッセイは多田さんの生涯の中で永訣されていった方々のレクイエムという側面が強く、まさに「残夢」を整理されていっていたのだと理解していた。

強い印象を残す人たちばかりで、ぼくにはぼくで抜き書きしたい文章も読むべくメモした本もあった。しかし高橋さんが紹介された文章がわからない。
そこで家の本棚の横に平積みしてある「新潮」をかたっぱしにひっくり返す作業が始まってしまったのだった。

むろん心のどこかに
…この文章は単行本となるにあたって加筆されたのではあるまいか…
という思いはあった。

連載開始が2009年1月号。連載完結が2010年三月号。
当該の文章はなかった。

この文章を探すために全部読み直した。やはり胸が詰まるほど、亡くなった人たちの生き様、そして死に様が精緻な素晴らしい文章で綴られていた。

高橋さんが紹介されていた文脈でいうならば、この連載は「神話的時間」の記録であり、同時に「残夢整理」の執筆もまた「神話的時間」であったのであろう。

高橋さんの連続ツイートのログはまだ残っているかどうかわからない。

ただ高橋さんが、多田さんはこの中で「死者」と会った、と書いていることはここに記しておきたい。
比喩やフィクションではなく多田さんは、間違いなく「死者」と会ったのだ。会話を交わしたのだ、と。

もちろんぼくは単行本を買う。
最後の最後に書かれた文章に会うために。


「漱石とその時代第一部」182p
「うつろ舟」132p
「神話の力」105p
「カーリーの歌」126p
「デス博士の島」42p
「火山の下」90p


Blue Jade / Eddie Ban



2011年02月15日(火) 二月十五日

起床午前五時。エスプレッソ一杯。
今日は可燃ゴミの日。

朝食、ブレンドご飯一杯、焼き豚、トマト、ほうれん草のソテーに目玉焼きのせ、味噌汁(わかめ、舞茸)

昼食、トースト一枚、バナナ、ノンホモ牛乳、ブルーベリイジャム、ヨーグルト

夜に客人がある。
夕食、バケット、カボチャのスープ。おみやげのちらし寿司。

文学談義。
ローレンス・ブロックという共通の好きな作家がいて盛り上がる。しかも最高なのは最初の二冊、というところでも意気投合。
日本の作家については話がかみ合わず。



「うつろ舟」一部終了二部へ。110p
「神話の力」動かず。
「カーリーの歌」118p
「漱石とその時代」182p
「火山の下」90p
「デス博士の島その他の物語」26p。一気に読みたい欲求に襲われる。



2011年02月14日(月) 二月十四日

起床午前五時。エスプレッソを一杯。
朝食、ブレンドごはん、紅麹味噌汁(舞茸、わかめ)、焼き豚とトマト、ほうれん草のごま和え、納豆卵かけ、ヨーグルト。

午前中にルルの定期診断。

昼食、焼きそば、バナナ。チョコレートをもらう。エスプレッソ。

夕食、デミグラスオムライス、鶏の唐揚げ、フライドポテト。チョコレートをもらう。エスプレッソ。

「カーリーの歌」118p
「神話の力」104p
「デス博士の島その他の物語」24p
「うつろ舟」74p
「火山の下」90p
「漱石とその時代第一部」182p

どの本も素晴らしいけれども、「デス博士の島その他の物語」にぐいぐい引き込まれ始めた。



2011年02月13日(日) 二月十三日

起床午前五時半。エスプレッソ。
朝食、おにぎり二つ、シジミの味噌汁、ヨーグルト。
昼食、トースト、バナナ、オレンジジュース。エスプレッソ。
夕食、カッパ巻き、お新香巻き、トロ、赤身、アナゴ、アナゴの巻きずし。



「カーリーの歌」118p
「神話の力」104p
「火山の下」89p
「漱石とその時代」168p
「うつろ舟」52p
「デス博士の島」動かず。

ほかに新書ほぼ一冊。パスカルに眼を開かされる。



2011年02月12日(土) 二月十二日

起床午前五時。エスプレッソ。
朝食、ブレンドご飯、みそ汁(キャベツ、ワカメ、舞茸)、白菜とお揚げのたいたん、ほうれん草にんじん椎茸の白あえ、鰺の一夜干し、ヨーグルト。
昼食、トースト、バナナ、オレンジジュース、ヨーグルト、ブルーベリイジャム。エスプレッソ。

みぞれがパラパラしたり、晴れたりのダブリンのような天候。

夕食、バケット、ミネストローネ、チーズ、ヨーグルト。


「漱石とその時代」168p
「うつろ舟」52p
「カーリーの歌」100p
「神話の力」102p
「火山の下」84p
「デス博士の島その他の物語」21p




2011年02月11日(金) 二月十一日

起床午前五時。エスブレツソ。
朝食、肉じゃが、じゃこおろし、ブレンドご飯、味噌汁(わかめ、舞茸、男前豆腐)。ヨーグルト。

朝から雪が降るも、すぐに融ける。

昼食、カレーうどん、バナナ。エスプレッソ。

Afternoontea.パウンドケーキ、

夕食、鶏の唐揚げ、トマト、コーンと豆腐のポタージュスープ。


「デス博士の島その他の物語」18p
「前書き」を読み終える。見事な掌編小説のようだ。ジーン・ウルフは初めて読むけれど「きれてるなあ」というのが第一印象。先が楽しみ。

「うつろ舟」43p
「漱石とその時代 第一部」161p
「神話の力」80p
「カーリーの歌」70p
「火山の下」70p

歩数6215



2011年02月10日(木) 二月十日

起床午前四時。エスプレッソ。
朝の一時間を読書にするか作品の構想にするか迷っているうちに妄想となったのであわてて読書に集中。ごく短い時間。

朝食、赤黒発芽白米、味噌汁(舞茸、わかめ、男前豆腐)、大根の皮のきんぴら、エレベーター(焼きおあげに大根おろし)、きゅうりとじゃこの酢の物。

昼食、トースト、ブルーベリイジャム、オレンジ、ミルク、バナナ。エスプレッソ。

昼過ぎ、注文していた「デス博士の島その他の物語」ジーン・ウルフが届けられた。SF嫌いの友人が机の上のこの本を見つけ、「なんでや」と呟く。
ほっといて。

夕食、肉じゃが、ブレンドご飯、じゃこおろし、ほうれん草のごま和え。

夜、デカフェのエスプレッソ。

「うつろ舟」30p
「火山の下」55p
「カーリーの歌」61p
「神話の力」75p
「漱石とその時代 第一部」158p

この中で一番ぞくぞくしているのは「うつろ舟」だ。ブラジル在住の日本人作家松井太郎の、たぶん日本デヴュー作。彼は95歳だ。
ブラジルの荒野に生きる、ざらざらした力強さにひかれる。こんなにたくましい日本の男が描かれた小説は読んだことがない。しかも主人公は「日本人」からさえも逸脱しようとしているのだ!!!
それはそのまま作者の生き様に繋がるようだ。大地に挑み、生活を整え、本を読む。そして小説を書く。それを延々と続けてきたのだ。
よくぞこの本が刊行されたものだと思う。よくぞこの「小説家」を発見した、というべきか。

次が「漱石」。正岡子規が出てきた。
次が「火山の下」。これは…なんというか…シュールリアリズムの絵を見ているようだ。イメージの洪水にくらくらすることしばし。
「カーリーの歌」はいよいよサスペンスの幕開けというところ。
「神話の力」は対談なので読みやすい。ふむふむと読んでいる。キャンベルの発言は力強い。
で、明日から「デス博士」が加わる。

読んでいるうちに自作へのイメージが煮詰まりつつある。


歩数11151



2011年02月09日(水) 二月九日

起床午前五時。エスプレッソ。
朝食、赤米黒米発芽玄米白米ブレンド、赤だし(男前豆腐、わかめ、舞茸)
、キュウリと焼き豚の酢の物、おあげと小松菜のたいたん。

ルルの定期診察。持っていったのは「カーリーの歌」。
帰り道、雨上がりの冷たい風がきもちよかった。

昼食、トースト(北白川のGGDにする)、ノンホモ牛乳(今回から牛乳は紫野の山田牛乳を定期買いに。牧場が滋賀県信楽だし、低温殺菌のノンホモなので。案の定めっちゃおいしい)、プレーンヨーグルト(これも山田牛乳)、バナナ(ただいま研究中。なるべく有機栽培ものに)、オレンジ。
エスプレッソ。

夕食、ビーフカレー、りんご。

「火山の下」47p
「うつろ舟」20p
「カーリーの歌」48p
「漱石とその時代」第一部 144p
「神話の力」66p

歩数7282



2011年02月08日(火) 二月八日

起床午前五時。エスブレッソ一杯。
朝食、赤黒発芽玄米+白、紅麹味噌の味噌汁(キャベツ、わかめ、舞茸)、焼き椎茸とほうれん草を合わせ酢で、大根の皮のきんぴら、銀聖鮭。

エアコンの修理。室外機と本体の基板を替える。確かに暖かくなったけど、故障中に使っていた遠赤外線の暖房機のほうが乾かないし緩いのでよほど寒くならない限りこっちを使おうと思う。

音楽なのだけれど、聴く音楽の基準を犬と猫に戻す。彼らが心地よさそうにするものだけを聴くことにした。自分の好みはどうでもいい。

昼食、トースト半分、バナナ、ミルク、焼きたてクリームパン半分。
三時にエスプレッソ。

今日は「新冷血」の日。綿密な供述の過程が今回も続いた。さらに延々と続く予感。高村作品によくある「プラトー」に入りつつあるか。

夕食、緑野菜とおじゃこのサラダ森茉莉風、キノコたっぷりの牛丼(椎茸、シメジ)

新書を一冊読んだ。

歩数8360



2011年02月07日(月) 二月七日

起床午前五時。エスプレッソ。
朝食、例のブレンド米、紅麹味噌の味噌汁(キャベツ、わかめ、舞茸)、外里芋とごぼ天のたいたん、小松菜とおあげのたいたん。

エスプレッソを飲みながら電気屋さんとエアコン故障の修理の段取りを話し合う。原因はマイコンの基板にあるようだ。

あいまあいまに「贖罪」を読む。読了。
「愛の小説」…。恋と嘘と赦し。家族と戦争。そして人生。それらが「贖罪」に至る。
がっしりした構造と精緻な点描のような描写。みごとに組上がった小説。
小説家に対しての考察も同時に進行していて、小説にさらに奥行きを持たせている。読み終えて凄いドライヴ感が残った。

昼食、トースト、リンゴ、バナナ、ヨーグルト
夕食、スパゲティトマトソース、キャベツ、牡蠣フライ、蛸のマリネ。
エスプレッソ2杯。

友人の誕生日祝いでショートケーキ2つ。


「カーリーの歌」ダン・シモンズ 再開17p。
「デス博士の島その他の物語」ジーン・ウルフ 注文。
「神話の力」再開。
「漱石とその時代」進まず。

歩数5180



2011年02月06日(日) 二月六日

起床午前五時半。エスプレッソ二杯。
朝食、例のブレンド米、焼き豚、トマト、小松菜とおあげのたいたん、納豆卵かけ、紅麹味噌汁(里芋、舞茸、わかめ)

●龍安寺近辺をウォーキング。大学は入試前で学生がおらず静かだ。
●「夏目漱石の京都」を注文しようとしたけれどE−honbooksで取り扱っていなかった。

昼食、トースト、バナナ、りんご、ミルクティー。
午後から夜にかけてエスプレッソ2杯。

●エアコンが突然動かなくなった。ゆるくゆっくりと効いてくる赤外線暖房機を引っ張り出す。修理は明日以降。

●「贖罪」は第三部に入り、仕掛けが作品内の作品に批評を加えるという形が現れて驚いた。作者の意識の位置がよく見える。力作だ。

夕食、白菜豚のミルフィーユ鍋、春巻き、例のブレンド米。

●少ししか見ていないけれど、苫米地英人さんと勝間さんの対談で、苫米地さんがサイゾーのオーナーであることを知った。編集権の独立などメディアに対する発言は頷く点が多かった。

「贖罪」212p。
「漱石とその時代」134p。

歩数6147  もう少し増やそう。


主に聴いた音楽
レッド・ガーランドの柳が泣いてるピアノ。大西順子のROZという曲。それとCARAVAN。



2011年02月05日(土) 二月五日

起床午前五時。昨夜は11時半から断続的にハナに起こされる。寝相の調整。

朝食、赤黒発芽ブレンド米、紅麹味噌のみそ汁(カリフラワー、ワカメ、舞茸)、銀聖(鮭)、小松菜とベーコンの炒め煮、ほうれん草の胡麻和え、

ルルの定期処置にゆく。待合いで「贖罪」を少し読む。
久しぶりに街中までポタリング。姉小路衣棚のデリとサンドのお店で昼食を買い、油小路をひたすら北上し今出川を西進して帰宅。




昼食、ジンジャーティー、サーモンとポテトのサンド、卵と季節野菜のサンド、海老とアボガドのクロワッサンド。いぇい。


           ルルです。


         ぼくの帽子を被ったハナ


         元気いっぱい。フクロウのようなチヤチャ。

夕食、鶏団子鍋(鶏団子、白ネギ超どっさり、あとで乾麺、チヂミ)


「贖罪」169p
「漱石とその時代」134p
とにかく「贖罪」を先に終えてしまおう、というか終盤なので一気に。



2011年02月04日(金) 二月四日

起床午前五時。エスプレッソ一杯。
朝食、赤黒発芽白ブレンド米、味噌汁、小松菜とおあげのたいたん、ひじきとれんこんのたいたん、
昼食、トースト、バナナ、ミルク、ブルーベリージャム
エスプレッソ一杯。
夕食、ビーフカレー、りんご


昨晩からの疑問だった漱石のカタカナ英語が解けた。ツイッターではお二人から意見を頂き、有り難いかぎり。

それにしても「漱石とその時代」を読んでいると、漱石もさることながら学問に対する明治時代の人々の努力の凄さに感服する。

漱石の「落第」に書かれているけれど、「学生無頼」だった彼の改心のきっかけが「信用のなさ」だったというこは覚えておこうと思う。信用を得るには勉強してよい成績を取るしかないこと(漱石にとって経済的にも階層から考えても)も。
そして勉強は真剣にやればできるものだ、とはっきり書いてある。乏しい食事や貧しく荒っぽい環境にめげす、負けずにひたすら刻苦奮励する姿も覚えておこう。

そして、これは予想なのだけれど、これだけ大量に、絶妙のタイミングで作品からの引用がなされている同書を第五部まで読めば、漱石作品のほとんどをさらうことができるのではあるまいか。もちろん全集でなければ読めない小品や書簡や漱石以外の周辺の作品も含めて。江藤さんは凄い仕事をされたものだと改めて思う。


「漱石とその時代」第一部135p。
「贖罪」153p。
その他は停滞。
執筆0行。

歩数6751



2011年02月03日(木) 二月三日

起床午前五時。
今朝の珈琲はペーパーで。ゴールデン珈琲ブレンド

朝食。おでん、はたはた、ほうれん草のごま和え。
昼食。トースト、リンゴ、バナナ、グァヴァジュース、ブルーベリージャム、ヨーグルト。

夕食、癪だけれど巻きずし、お餅入りおすまし。

「贖罪」第二部終了。130p。第三部へ。ダンケルクの描写は抜群だった。
「贖罪」に夢中。ほかの本が停滞気味。
「漱石とその時代」第一部97p。

珈琲ペーパードリップ二杯。エスプレッソ一杯。

音楽。
ブルースウェット/カーティス・フラー
ラマンのテーマ/ガブリエル・ヤレド
この夜のどこかで/EY



2011年02月02日(水) 二月二日

起床午前五時。昨夜十一時半から午前三時まで一時間おきにハナが起きて、寝る姿勢の矯正を要求。
エスプレッソ二杯。

朝食、発芽玄米と古代米のブレンド、みそ汁(マイタケ、おあげ、わかめ)
納豆、卵、ほうれん草のごま和え、ジャガイモとちくわの煮物。

昼食、トースト、バナナ、リンゴ、グァヴァジュース、牛乳
夕食、おでん、鮒寿司



「贖罪」マキューアン、下巻71p。
「漱石とその時代」第一部97p。
「カーリーの歌」14p。
「神話の力」57p。

歩数10103



2011年02月01日(火) 二月一日

起床午前五時。
エスプレッソ一七杯。可燃ゴミの日なのでまとめる。
朝食、赤米黒米発芽玄米白米のぶれんど、小松菜とおあげのたいたん。ひじきとちくわとレンコンの煮物、ポテトサラダとハム、赤だし、ヨーグルト。

午前中に上七軒にでかける。朝は晴れていたけれど、午前十時半から一気に曇る。昨日よりはかなり暖かい。四℃くらいか。

昼食、トースト、リンゴ、グァバジュース、バナナ
夕食、豚のショウガ焼き、ゴボウとクルミとピーナッツのかき揚げ風、キャベツ、菜の花菜の芥子和え。

「新冷血」41回を読む。高村薫さんがどのように考えながら書き進めているのだろう、と想像する。静かな性質さえ帯びた男が、「何も考えない」で人を惨殺する、ということはありうるのかどうか。「あるのだ」という考えが透けて見えている。今は。むしろ警察の前線ではそのほうが多いと考えているようだ。検察と警察のずれ方が目立つ書き方がされている。

自分の作品について思いをめぐらせた。

「贖罪」12p
「神話の力」56p
「漱石とその時代」92p
「カーリーの歌」14p
執筆三行。

歩数10182


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