斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年11月23日(日)
Ducati 998 Matrix予約 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
大型二輪の卒業検定に合格したので、早速Ducati 998 Matrixを予約してきた。 言うまでもなくDucati 998 Matrixは超々限定のレアモデルである。 映画のMatrixリローデットでトリニティーが乗っていたバイクのレプリカ。 既に製造中止となっている998の限定モデルとしての復活。 たかがバイクのくせに車両価格だけで200万円もする。 ディーラーのハナシによると、下手すると日本には10台も入ってこないかも知れないらしい。 カタログにも載る予定のないスーパー限定モデル。 が、幸いDucati 998 Matrixが予約受付中であることは世の中でもほとんど知られていない。 Ducatiのサイトすら出ていない。 それどころか、Googleで「Ducati 998 Matrix」で検索すると何とこのオクノ総研が一番上に表示されるほどレアなのである。 全くと言っていいほど、情報が流れていないにもかかわらず、ディーラーのDucati 998 Matrixの発注締め切りは11月25日。 僕は予約金の10万円を握り締め、ディーラーに向かった。 Ducatiのディーラーを訪ねるのは初めてだが、メールではずっとやり取りを続けていた。ディーラーに到着して、店員さんに声をかけてみると、その相手はまさしく僕がメールでやり取りを続けていた店長であった。 あまりにもレアなので、予約をしたところで、必ず手に入るとは限らない。 情報も出回っていないようなので、予約数も少ないはずだけれど、全国でいったい何人が予約を入れているかはよくわからない。 「いやいや、どうも。早速、予約させてください」 僕は予約金を支払い、予約書にハンコを押し、予約手続きを済ませた。 「日本には10台入ってくるかどうかもわからない状態なので、手に入るとは限りませんのでご了解ください」 「はいはい。了解してます」 「ディーラーでほかに予約した人はいますか?」と尋ねると、僕が一番だったようだ。 さて、日本に10台輸入されるかどうか、というこのDucati 998 Matrix、僕は入手できるのだろうか?
2003年11月22日(土)
大型二輪卒検合格キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
長らくご無沙汰しておりました。 実は死ぬほど忙しく、睡眠時間の確保すらままならない状態だったので、書けませんでした。 ていうか、この連休もずっと仕事なんだけど。 そして、来週もずっとこのクソ忙しい状態は続くので、WEBLOGの更新は飛び飛びになるけれど、ご容赦ください。 で、表題の通り、このクソ忙しいなかを縫って大型二輪の卒業検定にようやく合格しましたっ! これで俺様も無制限にどんなデカいバイクでも転がせるぜっ。 免許の書き換えは12月が誕生日なので、誕生日以降に行なうつもり。 なので、まだ免許に「大自二」の表示があるわけではない。 だが、単に書き換えるだけで、試験等は何もない。 ただ書き換えに二俣川に行けば良いだけなのであった。 振り返ってみれば、大型二輪の教習はかなり大変だった。 普段からバイクに乗っていれば、楽勝なのかもしれないけれど、僕はもう10数年もバイクから遠ざかっていた。 しかも、僕は運動不足かつ睡眠不足で半アル中のオヤジである。 クソ暑い8月に教習に通いはじめ、11月の今日、ようやく卒業できた。 クソ忙しいスケジュールのなかをアクロバッティブに予約を取り、なんとか教習に通い続けた。 社会人が免許を取るのは、かなり大変だ。 バイクの教習はスーツでは受けられないので、平日の早朝や夜に通うことができない。 よって、激混みの週末しか予約が取れない。 当然ながら、週末の予約はなかなか取れない。 飛び飛びにしか教習には通えない。 週末は週末で、平日にボロボロになった状態で、教習に通うのである。 卒業検定も寝不足でボロボロに疲れきった状態で臨むことになった。 僕の卒検の順番は最後だったので、待ち時間になんとかコースを思い出した。 正直言って、凡ミス続出だった。 やはりガチガチに緊張していたのか、ウインカーを出し忘れたり、戻し忘れたり。 普段なら絶対に犯さないような凡ミスが続出した。 でも、凡ミスなのでマイナス点も少ない。 何とか卒業検定には合格した。 早速、バイクの予約に行くぜっ!
2003年11月11日(火)
Ducati 998 Matrix
僕が大型二輪免許を取得しよう、と思ったキッカケはマトリックスリローデットで高速道路を逆走で爆走するDucatiを見たからである。 僕もDucatiで高速道路を爆走するぜ! と、いう事で大型二輪の教習に通い始めた。 が、マトリックスで使われているDucatiは製造中止モデル。 旧モデル。 もう、作っていない。 しかも、996という2年前のモデルなのである。 更に言えば、日本には赤と黄色しか輸入されていない。 マトリックスに出てきたDucatiは黒っぽいグリーン、すなわちマトリックスカラー。 つまり、マトリックス仕様のDucatiは中古を買って、色を塗り替えるしかない。 僕はマトリックス仕様のDucatiはあきらめていた。 ところが、海外では998 Matrixが限定モノのSpecial Editionとして発表された。 その名も「998 Matrix」と、マトリックス仕様である。 僕と同じようにマトリックス仕様のDuactiを欲しい、と考えた人が多かったようだ。 日本ではマトリックス仕様のDucatiが発売されるかも、みたいな情報も全然出回っていなかった。 2ちゃんねるのDucati版でも話題になっていない。 Googleで検索してもひっかからない。 日本国内での入手に関しては、まるで情報がなかった。 だが、僕は見つけてしまった。 僕の家のすぐ近くのDucati正式ディーラーのウェブに小さく「998 Matrix ¥2,000,000-」と表示されているのを。 996ではなく、998なのであるが、まさしくマトリックスモデルである。 僕は速攻でディーラーに連絡を取った。 ・入荷は来春らしいのが、正式には全くわからない ・スペック等の詳細情報は一切入ってきていない ・Ducati Japanですら情報を把握していない謎だらけのバイクである ・カタログにも載らないSpecial Edition ・予約分だけの輸入になる ・ただし、予約は受け付けている と、言う事で僕はこの謎だらけのDucati 998 Matrixを予約しようかと思っている。 何もわからない状態で200万円もの買物をするのは普通に考えるとアホかもしれない。 でも、僕はAudi TTもドイツで発表され、日本での発売価格どころか輸入の予定も決まっていない段階で予約を入れた。 それから較べればリスクは小さい。 問題は、Matrix仕様と言う事で目立ちすぎることか。 週末にでも予約を入れるかな。 ■Ducati 998 Matrix http://www.ducati.com/scoopage.jhtml;$sessionid$Z5RIDFAAABHRWCRNBQRCFFYKFUGCEIV3?area=bikes&scoopNum=087
2003年11月10日(月)
スカしたいい女が聴くべきCD
僕がカラオケに行くと、毎回歌う曲がある。 Time After Time。 シンディーローパーの名曲である。 でも僕がこの曲をカラオケで歌いたい理由はシンディーローパーのファンだからではない。 Evetrything But The GirlのTime After Timeのカバーバージョンが好きだからである。 Evetrything But The GirlにはAcorsticという、いわゆるアンプラグドアルバムがある。 僕にとっては90年代の最強CDの一枚。 上品でひねくれていないラブサイケデリコとでも言うか。 ラブサイケデリコはシェリルクロウの日本語版、という事でそれなりに好きだけれど。 僕は、ハードロックやハウスのような激しい音も聴くけれど、Evetrything But The Girlのような「胃にやさしい音楽」も好きである。 一時期、胃にやさしい女性ボーカルのCDばかりを聴いていた時期がある。 Evetrything But The Girlのほかには、Antena、Holly Cole Trio、Basia、Janet Kay、Swing Out Sister等々。 この辺りの胃にやさしい音楽も僕は好きだ。 Evetrything But The GirlのAcorsticは雑誌ananに「スカしたいい女が聴くべきCD」みたいな特集があったとしたら、僕的にはベスト1だろう。 男でこのCDが好きだ、という人は少ないかもしれない。 完全に女性向けのCDだと思う。 Evetrything But The GirlのAcorsticが好きだと言う女性。 アナタは僕的に最高に趣味が良い女性です。
2003年11月09日(日)
Strange Daysのサウンドトラック
何度も買い直しているCDが、何枚かある。 買ったのはよいけれど、人に貸したり、何だかんだで、CDが行方不明になったりするからである。 この度買いなおしたStrange Daysのサウンドトラックも3回めくらいの買い直しである。 Strange Daysとは、ジェームズ・キャメロンの中では無かったことにされている映画である。 どうでもいいが、ジェームズ・キャメロンのプライベートスタジオであるロサンゼルスにあるデジタル・ドメインには行った事があるぞ、と。 スコット・ロスの名刺も持ってるぞ、と。 映画自体はハッキリ言って駄作。 面白くない。 が、サウンドトラックは別。 Strange Daysが退廃した近未来モノの映画なので、音楽も退廃モノである。 映画音楽的ではなく、ハードロック、ジャズ、ハウス、ワールドミュージック。 Deep Forestとピーター・ガブリエルとのコラボレーションの曲なんぞもある。 僕的にはDeep Forestとピーター・ガブリエルの合作が聴けるだけで、買う価値のあるCDである。 下記リンクのAmazonで見ても、★★★★★の評価。 Deep Forestとピーター・ガブリエルがコラボレーションしてフルアルバムを制作したら、僕は3枚くらい買ってもいい。 1曲だけのコラボレーションでも3枚買っているのだけれど。 受け入れられる音楽の幅が広くないと、聴きにくいCDだけど、名作だ。 日本では売れていない、というか知られていないCDでTsutayaのレンタルにもないし、大手のCDショップでもまず店頭にない。 日本のAmazonの評論でも一件のコメントもない。 すごーく良くできたクオリティーの高いCDだと思うのだけれど。 洋楽マニアだ、という人は聴くべし。 後悔はしません。 ■Strange Days Soundtrack(残念ながらDeep Forestとピーター・ガブリエルの曲は試聴できない) http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000002B7B/qid=1068617116/sr=8-5/ref=sr_8_5/002-8159456-4896018?v=glance&s=music&n=507846 ■デジタル・ドメイン http://www.digitaldomain.com/
2003年11月05日(水)
卒検撃沈。なんだか理不尽
大型二輪の卒業検定に撃沈。 僕以外の卒業検定参加者は再受験者ばかりだった。 「一回めは練習みたいなもんスよ」 「はじめての時は緊張して検定中止っスよ」 「やっぱ、大型二輪はそう簡単には取らせてくんないスよね」 げ、そうなのか? 僕は5番めだった。 それほど緊張することもなく、順調に走りはじめた。 急制動。 僕は一気に加速した。 駐車場に停まっていたクルマが突然出てきた。 ぷっぷーっ。 検定員がクラクションを鳴らした。 僕は加速中に急停止。 「邪魔が入ったので、もう一周してやり直してください。減点はしません」 あれー、テンション下がるなあ。 40キロの指定速度までの加速区間。 コーナーを加速しながら周り、直線に出た。 ぷっぷーっ。 検定員がまたクラクションを鳴らした。 また、僕は急停止。 「前に遅いクルマがいて加速できないので、しばらく待ってください」 おいおい、またかよ。 今のところノーミスのはずだが、どんどん調子が狂ってくる。 調子を狂わされながら、前に進む。 一時停止の標識の前にバイクが2台停まっていた。 僕の後ろにもクルマが来ていた。 その一時停止の標識のある道路は20メートルくらいしかない。 僕の後ろのクルマは交差点にはみ出していた。 僕が前に詰めないと、後ろのクルマは交差点内に取り残される。 僕は普段の一般道路のように、クルマがもう少し前に出られるようにと、自分のバイクを前のバイクのすぐ後ろまで、詰めてあげた。 ぷっぷーっ。 検定員はまたまたクラクションを鳴らした。 次は何だよっ! 「はい。20点減点です」 へっ? 「停車時の前方の車両との車間距離が短すぎます」 僕が前に詰めないと後ろのクルマが交差点内に取り残されて危険なのではないですか? 「検定中は後ろのクルマのことなど無視してください」 こういう場合、普通は前に詰めるでしょ。 「一般道路ではもちろんそうですが、現在は検定中なので」 状況判断から言って、こういう場合は前に詰めますよね。 「でも、検定のルールですから」 と、いうことで僕の卒検は撃沈した。 なんだか理不尽。
2003年11月03日(月)
インターネットカフェで一徹
午前7時。 僕はインターネットカフェを出た。 眠気は全く感じない。 外は霧が出ていてた。 向かいのホテルの従業員が道を掃除している。 休日の午前7時だというのに、通りには意外に人が多い。 僕は昨晩の午前0時に仕事用のパソコンを持って、インターネットカフェに入った。 午前0時から午前7までの7時間の間、僕は仕事に没頭した。 翌日も休日、とあって酔っ払って終電を逃し始発までの時間待ち、と思える客であふれていた。 店内は満席に近い。 客席数は100以上あるはずなのだけれど、空席はほとんどなかった。 当たり前だけれど、仕事をしている人など一人もいない。 奇跡的にファイナルファンタジーコーナーがひとつ空いていた。 僕は設置してあるPCのLANケーブルを引き抜き、持参した仕事用のPCに挿し替えた。 僕は酔いつぶれたワカモノの間で、ひたすらPCに向かった。 僕はちょくちょくインターネットカフェを利用する。 深夜帯だと深夜料金パックというものがあり、朝まで均一料金なのだ。 僕がインターネットカフェを利用する目的は「仕事」である。 僕が利用しているインターネットカフェは24時間営業で、マンガ喫茶を兼ねており、ゲームやDVDも利用し放題なのだけれど、僕は全く利用した事がない。 僕は純粋にひたすら仕事場としてインターネットカフェを利用している。 以前にも、仕事が大量に山積しているうえに、成田に午前8時に到着する必要があった時、前日から朝まで出張用のトランクを横に置いて、ここで仕事をしていたことがある。 僕は自宅で仕事をするのが嫌いだ。 仕事は必ず外でする。 自宅には気が散るグッズが満載なので、仕事にならないのである。 以前は、コーヒーが飲み放題かつテーブルが広い、という理由で深夜のファミレスで良く仕事をしていたのだけれど、PCの電源が取れないのが問題だった。 僕のPCは4時間くらいはバッテリーが持つのだけれど、4時間くらいでは心もとない 僕は休憩もせず、ひたすら仕事に没頭した。 深夜料金パックは午前7時なので、時間まで休まずPCに向かいつづけた。 午前7時まで、がんばったのだけれど、僕の予定していた作業は完了しなかった。 少し眠り、また作業を開始しなければならない。 いつまでこんな生活が続くのかは良くわからないけれど、酔っ払いのなかで仕事をすること自体はそれほど嫌いじゃない。
全身がヘロヘロに疲れている。 心身ともに疲れている、と言っていいだろう。 ただ、今回はいつもの疲れとは違う。 いつもの疲れは、仕事のごちゃごちゃで精神的に疲れていたり、徹夜や深夜残業続きでボロボロになっていたり、といったもの。 だけど、今回の疲れは違う。 「心身」の疲れというよりも脳と筋肉の疲れである。 僕が今、関わっているプロジェクトでは英文の膨大な資料を読み込む必要がある。 最初は英文資料の読み込みはスタッフに任せていたのだけれど、あまりもの膨大さにスタッフだけではどうにもならないので、僕も英文資料の読み込み作業に参加することにした。 昼間は他の仕事もあり、英文資料を読んでいるワケにはいかないので、英文資料の読み込みは基本的に深夜。 だが、資料の量は膨大。 僕も深夜までひたすら英文資料と格闘する。 僕は基本的に英語が苦手である。 脳はボロボロに疲れる。 そして、昼間は仕事の合間を縫って大型二輪の教習。 ここでは筋力が必要とされる。 教習は750ccのバイクを使って行なうのだけれど、免許取得後は1300ccだろうと2000ccだろうと無制限にどのようなバイクに乗れるので、それに合わせた教習、という事で体力の限界までの教習を受けている。 ステップに立ったままで、極低速で1時間ずーーーっとアクロバッティブな走行とか。 1時間の教習が終わった後は、下着まで汗びっしょり。 深夜に自宅にほうほうの体で辿りつく。 アタマは酸欠状態、全身は筋肉痛。 最近、やたらと通いつめている自宅から自転車で3分のところにある温泉に行き、温泉治療。 露天風呂と水風呂を数回往復。 風呂上りにビールを飲んで、仕上げる。 脳と筋肉を酷使って、ある意味健康的かも。
大型二輪の教習をやっと修了した。 教習所に通い始めたのが、8月のはじめだったので、結局3ヶ月もかかってしまった。 途中に1ヶ月のブランクと1ヶ月半のブランクがあったので、実質は2週間くらいなのだけれど、結果的には3ヶ月。 いやあ、長かった。 サラリーマンが教習所に通うのは大変だ。 僕の同僚も教習に通っている人がいるのだけれど、彼は教習所に通う時間がなかなか取れず、「教習所中退」の文字がちらつきはじめている。 休日は予約がほとんど取れないので、平日にも通うようにしないと、なかなか教習は進まない。 バイクの教習はスーツで通うワケにはいかないし、ヘルメットなどの荷物もあるので、会社から直接教習所へは通えない。 なので、平日に教習所に通うのは至難のワザである。 平日に通う場合は、1時間の乗車だけであっても、少なくとも半休を取得する必要がある。 教習の後半は、ヤケクソ気味に半休を取りまくり、平日に教習所に通った。 僕は半ば強引に教習所に通っていたのであった。 が、しかし。 僕は教習そのものは修了したのだけれど、卒業検定にはまだ受かっていない。 当たり前だけれど、卒業検定に受かって初めて大型二輪の免許皆伝なのである。 僕はこの連休に卒業検定まで終わらせるつもりだったのだけれど、卒業検定の予約が取れなかった。 連休に卒業検定を受けようなどとは大甘で、卒業検定の予約は週末は何週間も先まで埋まっているのであった。 よって、卒業検定は後回し。 教習が修了したにもかかわらず、大型二輪の免許はまだ先なのであった。
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