明日はりいたの仕事がお休み。
だから久々に夜中まで電話した。
最初は次のデートの話とか仕事の話とかしてたんだけど…。
長電話になると出てくる…。
将来の話になった。
そしてりいたから言われた言葉。
『ななは今の生活を守りに入ってる。』
守りに入ってないって言えばウソになると思う。
今すぐ旦那と別れてりいたのとこに行くなんてできない。
りいたが家にくればいいって言ってくれるのはうれしいけど…。
でもね、旦那とはホントに離婚したいって思ってる。
りいたと一緒にいたいって思ってる。
でも離婚してしばらくは子供と2人で生活しようって思ってる。
そんな簡単じゃないことも厳しいこともわかってるけど、
でも子供と2人で頑張ってみようって思ってる。
生活していけないようであれば実家に帰るかもしれない。
離婚次第で実家に帰れなくなるかもしれない。
だから今あたしができることは、働かないと。
そしてお金をある程度貯めないといけないって思ってる。
あたしのキモチをぶつけてみた。
りいたはあたしの話を黙って聞いてくれた。
そして…。
『俺は、ななが後悔しないようにして欲しい。
子供の人生も変えることになるんだから…。
俺が普段こういう話をしないのは、将来のことを考えてないんじゃなくて、
俺が話せばななは思い詰めて結論を急ごうとする。そんなんじゃダメなんだ。
それはきっと後悔することになるから。今はしなくてもいつか絶対するから。
だから後悔しないようにななが自分で結論を出して欲しい。
もちろん俺もななが後悔しないようにいっぱい頑張るよ。
でも、俺も完璧な人間じゃないからダメなとこもいっぱいある。
そういうのも踏まえて、俺でいいのか、なながちゃんと見極めて欲しい。
ななの出した結論を俺はちゃんと受け止めるから。』
うん…。わかった。
でもずっと待ってられないでしょ?
素直にりいたにぶつけた。
りいたの答えは…。
『俺も結婚したいし、親のこともあるからずっとこのままは無理だと思う。
でも、今はななのことが好きでずっと一緒にいたいって思うから一緒にいる。
ななのキモチが俺に向かないってわかったら、その時はちゃんと言うから。
今はそんなに不安がらなくていいよ。
でも俺も辛いってことはわかって欲しい。
ななには帰る場所がある。それは俺のトコじゃない。
俺はななのトコに帰りたくても行きたくても今は行けないんだよ。
デート終わって「バイバイ。」した後たまにホントに辛くなるんだよ。』
そうだね…。
わかってた…。
このままじゃずっと一緒にいられないってコト。
でもそのコトからあたしは逃げてた。
結局あたしは、いっつも自分のコトしか考えてないよね。
りいたの方が辛いよね。ごめんね…。
自然と涙が出てきて…。りいたにばれないように泣いてしまった。
最近は楽しいコトが多くて、涙を流したのはいつぶりだろう?
そして、今日すごく思ったコト。
りいたとなら頑張れる。
ずっと一緒に頑張って行きたい。3人で…。
問題はいっぱいあるけど、でもりいたとなら乗り越えられるよね?
乗り越えようね?そして幸せになろうね。
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