***☆For My Dearest☆***






***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年12月30日(火)君がくれた気持ち。

これまた。ずいぶんと久しぶりの更新です。さあやです。
そして例によって。懲りずにまとめ更新しちゃいました(笑)。

しかも今回は過去最多の5日分連続アップ。じっくりどうぞ(笑)。

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それにしても。書きたいことは日々溢れてるのに。
なんてゆーか。とりあえず今のあたしには時間がない。
朝から晩まで卒論に追われっぱなし。もうほんま最悪。
寂しかったイブのことも。楽しかったクリスマスのことも。
ちぃーっとも書けんまま。気づけばもう晦日やし(涙)。

時間がないってのは。けっこう精神的にキツイと思う。
いろんなことがどーでもよくなって。適当になって。
ほんまはちゃんとやりたいのに。気持ちの余裕が全然なくて。
やりたいことばっかり増えて。イライラしっぱなし。

いやたぶん。ほんまはちゃんと時間もあるんやと思う。
いろんなことを切り替えて。ちゃきちゃきっとこなせれば。
日記を書く時間も。部屋の掃除をする時間も。
おいしいごはんを作る時間だって。どうにかなるんやと思う。

ただ。だらだらとしんどくて。空いてる時間は何もしたくなくて。
ぼーっとテレビを見たり。ぼーっと音楽を聴いたり。
そしてそんな自分に対しても。あーまた時間ムダにしてるわーって。
あかんやんあたしーとか思って。自己嫌悪の連続(涙)。

・・・分かってる。これはあたしの典型的なマイナス思考(苦笑)。

今年もあと2日。切り替えて。楽しい気持ちで終わりたいし。
久しぶりにちゃんと日記書こうかなーと。まぁそんな感じ。



さて。そうるとは相変わらずやけど。
最近はあたしがめっぽう忙しいせいで。
クリスマス以来。会えてなかったりする。
そんなときの連絡手段は。活字に頼るばっかりで。
メールやったり。そうるのHPの掲示板やったり。
そんなところで文字の羅列をみつけては。
あぁ元気なんやなーとか思って。ちょっと満たされてる。

そんなそうるは。なんと昨日で。
長年続けてきたバイトをやめてきたらしい。
1回生の夏から始めてたから。かれこれ3年半ぐらいか。
そうるの生活の大半を占めてたバイトが。そうるからなくなった。

辞める理由はあんまり聞かんかったけど。
これだけ続けておきながら時給が770円やったとか。
新しい店長が仕事できんくてあんまり好きじゃないとか。
いろいろ言ってたから。そうるなりに考えるところがあったみたい。
まぁ一時に比べたら。今は忙しくなってきたわけやし。
そんなにバイトに裂く時間がないってのも理由っぽいけど。


あたしはそうるの働くあの店に。いろんな思い出がある。
それは。必ずしも幸せな記憶ばっかりじゃない。
だってあそこは。あたしが世界一嫌いな男が働いてた店やから。
(今はもう働いてないらしい。ちなみにプー太郎らしい。)

そうると一緒に働いてるところを思うと。吐き気がした。
刺し殺してやりたいと思ったことも。正直あった。
呼び出して怒鳴りつけようと。何度思ったやろう。
それができん自分を。何度責めたやろう。
・・・ちょっと思い返しただけでも。息ができんくなる。


でもまぁ。あの男のことはもうどうでもいいとして。
あの店で働くそうるを見られるのは。幸せなことやった。

たまに店に近くを通るときは。いつもそうるを思ってた。
あ、制服新しくなってるわ。そうるもあれ着てるんやな。
あ、もうすぐセール期間中やし。またそうるも忙しくなるんかな。
そんなことを思う時間も。あたしは確かに幸せやった。

もうそんなふうに思うことはなくなるんや。
そう思うと。胸の中がじんわり熱くなる。

そうるが辞める前に。最後に1回店に行けばよかったな。
似合わん制服も。ありえへんぐらいの営業スマイルも。
そしてちゃきちゃき働いてる姿も。目に焼き付けておけばよかったな。

あーなんか。なんか妙に寂しい気分。


ねぇそうる。あんたが働くあの店で。
あたしの知らん時間を。あんたはいっぱい過ごしたんやろうね。
あたしの知らん顔をして。あたしの知らんことを思って。
いろんな経験をしてきたんやろうね。

あたしは働いてるあんたに関しては。ほとんど知らんけど。
未だに時給770円はありえへんーって文句言いつつ。
あがる時間になっても。働き続けてたあんたが好きやったよ。
バイトの後に会うときには。汗かいてるしくさいでーとか言ってたけど。
あんたの髪からする甘い香りが。ちょっと嬉しかったよ。

バイト三昧のあんたに。ちっともかまってもらえんくて。
ぶーぶー文句言った時期もあったけど。
でも。がんばるあんたはかっちょいいと思うし。
そんなあんたを見て。あたしもがんばろうって思えたから。
笑うかもしれんけど。ありがとうって気持ちもあるんよね。

あんたは直接あたしに何かしてくれたわけじゃないけど。
あのバイトを通して。あたしにいろんな気持ちをくれた。
寂しい思いもしたけど。前向きな気持ちもいっぱいもらった。
働くあんたを思って。楽しい気持ちにもなれたし。
ちょっと変な言い方やけど。あんたがあのバイトしててよかったなと思う。

そうる。ありがとさん。そして3年半お疲れさま。





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↑最後の記念に暴露(笑)。(でも前に書いた気もちょっとする。)


2003年12月25日(木)ふたりのクリスマス。

今日はそうるが午前中バイトで。昼からようやく会えた。
昨日メールのことをさりげなく言ったら。(しまった!)って顔をされて。
1日ずっと忙しかったこととか。家に着いたら疲れてすぐ寝てもたこととか。
今朝も起きてすぐバイトに飛んで行ったとか。なんやかんやと言い訳された。

そうるは普段。あんまり言い訳とかはせーへんから。
たまにやられると。ほんまに焦ってる感じが伝わってくる。
あー反省してるんやな。あたしのクリスマス好きは伝わってるはずやしな。
まぁこれからせっかく一緒におれるんやし。拗ねててもしょーがない。
ここはあたしが大人になって。許してやるか(苦笑)。

「ええよー。別に最初から期待してへんしー。」
「・・・あー。まじでごめん。ほんまごめん。」
「むー。じゃあハーゲンダッツおごって☆」
「・・・あい。おごらせていただきます(苦笑)。」

いつもと同じ。仲直り方法。
引きずらない。難しいことは言い過ぎない。
そして。チャラにするためになんかおごる。
これがけっこう。あたしたち流。


アイスを食べてから。一緒にクリスマスプレゼントを買いに行った。
そうるは前から見つけてたらしい星のピアスを買ってくれた。
じゃああたしは何をあげよっかなーと思ってたら。
「うちは誕生日にもらったばっかりやからいらんで。」って言われて。
「いやクリスマスやし。・・・クリスマスやしね!(←イヤミ。)」って言い返して(苦笑)。
バイク用のキーホルダーが古くなってたから。新しいのを買ってあげた。

ちなみにそうるの免停は。1月の終わりぐらいかららしい。
そこから3ヶ月やから。春になってあったかくなってきた頃にはちょうど乗れん。
今は寒いけど。いきなり全然乗れんくなったら寂しすぎるし。
近いうちに。また乗りにいきたいなーと思ったから。その意味も込めてのプレゼントやった。


選ぶのにあたしが時間かかったせいで。あっという間におなかがすいてきた。

「クリスマスディナーやで。何食べるよ?」
「もーあんた。クリスマス連発しすぎや。」
「ええやん。だってクリスマスやん。」
「でも普通の日となんも変わらんって。」
「・・・あんたにはそうでもあたしには変わるの!」
「あーそうですか。はいはい(苦笑)。」

いつもみたいに呆れた後で。そうるは提案してきた。

「あ、じゃあやっぱりチキン?」
「あーそれいい!採用!そうしよう!」
「・・・てゆーか。うち焼き鳥食べたくなってきてんけど。」
「えー焼き鳥って・・・まぁ確かに鶏やけどさ・・・(笑)。」
「ええやん。そうしよう!焼き鳥!絶対うまいって!」
「・・・そう言われたら食べたくなってきた(笑)。ほなそうしよー☆」

ってことで。2人並んで居酒屋に行った。
(そうは言っても。それなりに感じのいい店やけど。)
掘りごたつ式のカウンターに並んで座って。
また久しぶりに。ゆっくりいろんな話ができた。

チキンはチキンでも。串にささった焼き鳥。
ワインやシャンパンじゃなくて。焼酎と梅酒。
クリスマスクリスマスって。うるさいあたしからすれば。
ちょっとクリスマスのイメージとは離れてたけど。

隣にはそうるがいて。気持ちよさそうに飲んでて。
あたしの目を見て。楽しそうにしゃべってくれる。
気まぐれなあたしの恋人は。優しかったり冷たかったり。
分かりやすかったり分かりにくかったり。いろいろやけど。

でも何が大切かって聞かれたら。この人に決まってる。
誰が愛しいかって聞かれたら。この人に決まってる。


ごはんを食べてからうちに帰って。ケーキを食べた。
やや失敗のケーキ。辛口評価を覚悟してたら。
意外にも。そうるはパクついてくれて。嬉しかった。

「ワンパターンですが。食っておくれー。」
「へぇー。あんたほんまこーゆうのうまいよなー。」
「どうも。でもちょっと固くなってもてん。今回。」
「そうか?あんま分からんで。いつもより甘いとは思うけど。」
「あーそれはね。わざと(苦笑)。」
「・・・さいですか(苦笑)。」

甘ったるくて。ちょっと固い。そんないじわるケーキ。
甘くしてやったことも。ちょっと固くなってもたことも。
全部全部。そうるを愛してる気持ちの表れ。

そう思えば。そうるがおいしいと思うのは当然なんかもな(苦笑)。


ねぇそうる。一緒に過ごせるクリスマスは。
やっぱりそれだけで価値があるような気がした。
クリスマスが特別じゃないって言う。あんたの気持ちが。
ほんのちょっと。分かったような気がした。

だって別に。今日がクリスマスじゃなかったとしても。
あんたが隣にいてくれれば。それが何よりの幸せ。
あんたに会えないクリスマスより。あんたがいる普通の日が幸せ。

カタチなんて。見かけなんて。そんなにたいしたことじゃない。
今日がクリスマスであることは。そこまで重要なことじゃない。
でもね。そうる。今日1日をあんたと過ごせたことは。
あんたと一緒に。いろんなものを見て。聞いて。食べて。
あたしが感じた気持ちは。めちゃめちゃ重要なこと。

ねぇそうる。そばにいてくれてありがとう。
一緒に楽しいことをいっぱいしてくれてありがとう。
あんたがいてくれたから。あたしの今年のクリスマスは。
めちゃめちゃ楽しい1日になった。幸せな記憶がまたひとつ増えた。 
忘れたくない大切なもの。あたしは大事にするから。
そうる。どうかあんたも。今日を忘れないでね。
クリスマスとしてじゃなくていいから。楽しかった1日として。忘れないでね。

それから。今度はもっともっと。おいしいケーキを作ってあげるよ(苦笑)。





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↑じゃあこれからは。あたしに任せといてちょーだい(笑)。        


2003年12月24日(水)ひとりぼっちのイブ。

いわゆる。クリスマスイブ。
あたしは研究室の用事があって。
そうるも学会に行かなあかんとかで。
普通に。別々に過ごした。

あたしはクリスマスは大好き。
なんとなくみんなして楽しい雰囲気になるのが好き。
でも。そうるはクリスマスには無関心。
「なんでみんなあんなにはしゃぐか分からん。」とか言う。
こんなところでも。あたしとそうるは違う。

そんなそうるやから。まぁ多少は覚悟してたけど。
朝メールを送っても。昼過ぎになっても返事がこんかった。
忙しいんやろうとは思ってみたけど。夜になっても返ってこんかった。
あたしにしては。気合いを入れて作ったかわいいクリスマスメール。
それやのに。さっぱり反応ないのが寂しかった。

催促するのもむなしいし。所詮その程度かよーとか思って。
勝手にひとりで拗ねてたりして。かわいくないあたしやった。
相手してほしいなら。素直にそう言えばええのに。
自分ばっかり求めてるのが悔しくて。いじけてた。


街を歩けば。幸せそうなカップルだらけで。
隣に誰もいない自分が。妙に悲しく思えた。

あたしの冷えた手を包んでくれる。あの手が欲しい。
あたしの心を満たしてくれる。あの声が欲しい。
ちくしょう。なんであたしばっかり恋しがってるねん。
なんで会いたいとか思ってくれへんねん。
メールのひとつぐらい。送ってくれてもええやんか。
あほそうる。ほんまにそーゆうところ鈍感や。

結局そうや。いつだってあたしばっかり好きなんや。
そうるがドライなせいもあるけど。あたしが熱いせいもあるけど。
なんでこんなに。こんなに一方通行な気がするねん。
なんで今さら。片思いな気にならなあかんねん。

あぁまったく。まったくそうるは分かってない。


ねぇそうる。あんたに会えんかったイブに。
あたしはずっと。こんなことを思ってたんよ。
そんなことを思いながら。あんたへの軽い嫌がらせもこめて。
いつもより砂糖を多めに入れたケーキを。作ったりしてたんよ。

でも。そうやってむかついてたせいなんかな。
八つ当たりでもするように。がちゃがちゃ生地を泡立てすぎたんかな。
焼きあがったスポンジは。いつもよりちょっと固めやった。
ちょっとだけ味見をして。あたしはがっかりしてもた。

甘いケーキにするだけでよかったのに。
「ちょー甘すぎやん。」ってあんたに言わせて。
「うしし。ざまーみろ。」って笑ってやりたかったのに。
固いケーキになってもたら。失敗ケーキみたいやん。
あたしがミスってるみたいやん。ちくしょう。ちくしょう。

そんなことを思ってたら。飾り付けもイマイチになってもた。
生クリームの絞り出しも。どうも不満な出来になってもた。
なんかもう。ほんまに今日はいけてなかったわ。あたし。

ねぇそうる。お菓子は幸せな気持ちで作らなあかんね。
寂しいーとか。むかつくーとか。そんな気持ちで作ったら。
今日みたいに。大成功じゃないケーキができたりするんやね。

あぁ。もっとあんたの笑顔を思って作ればよかったな。
「ケーキ作ってるでー。」って。またメールしてもよかったな。
あんたを喜ばせるために。甘さ控えめにすればよかったな。
ひとりでグチャグチャ思うくらいなら。寂しい気持ちも伝えればよかったな。

もっとあたし。素直にならんとなぁ。





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↑忙しい1日の中で忘れられたこと確実。あーちくしょうめ(怒)。


2003年12月20日(土)君の知らないあたし。

今日は。サークルのOG戦があって。
遠方から先輩とかもいっぱい参加してくれて。
雪まで降ってて相当寒かったけど。かーなり楽しい1日になった。

久しぶりに見るそうるのプレーは。やっぱりあたしをドキドキさせた。
引退してから1回も練習に顔を出してなかったくせに。
切れのあるプレーは健在で。鮮やかなシュートも決めてくれた。

あたしはと言うと。なまった体でしょぼミスの連発で(涙)。
そうるにも。「あほか。」とか「とれよ。」とか冷たく言われて。
相変わらずの容赦ない言いっぷりに。かなりへこまされたけど。
でも普通にみんなとプレーできて。楽しかった。


この日1番嬉しかったのは。そうるがあたしのマフラーをずっと奪って。
頭から耳までぐるーっと覆って。防寒してたことかな。
そうるは耳がほんまに弱くて。寒いと耐えられんらしく。
冬場の練習では耳あてが必需品やったんやけど。
あたしがしてたピンクのマフラーを奪って。自分で使ってた。

そうるには明らかに似合わへんピンクやのに。なんかかわいかった。
あたしのものを。当たり前のように使ってるのが嬉しかった。


ねぇそうる。あんたは知らんやろうね。
寒さに凍えて。さっさと帰ってもたあんたは。
あたしが考えてたことなんて。知らんやろうね。

あんたをあっためてる自分のマフラーに嫉妬して。
ずるいなーとか。うらやましいなーとか。
わけの分からんことを思ってたあたしを。

「ありがと。」のひと言で。あんたにあっさりと返された後に。
帰り道で。そのマフラーで口も鼻も覆ってぐるぐる巻きにして。
あんたの匂いを胸いっぱい吸い込んで。幸せに浸ってたあたしを。

そのマフラーから。あんたのシャンプーの匂いがして。
久しぶりに嗅いだもんやから。体中があんたを欲しがりだして。
ぼーっと運転してるうちに。信号無視をやらかしてもたあたしを。

あんたが使ったマフラーひとつで。こんなにも乱されたあたしを。
ねぇそうる。あんたはちっとも知らんやろうね。





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↑まぁ正直。これも嫉妬ものではあったけどさ(涙)。


2003年12月18日(木)ぶつかり合うこと。

16日。そうるとちょっと悲しい別れ方をした後で。
あたしは家に帰って。いろんなことを考えてた。
明らかに誤解されてることは分かったし。
そうじゃないでってことを伝えたかったのに。
結局なんもせんかった自分に。ちょっとイライラしてた。

伝えたいなら。伝えようとせな意味がないこと。
あたしはもう十分分かってるはずやのに。
そうせずに。そうるとの間に勝手に距離を感じてた。
やっぱり違う。好きやけど。理解しきれん部分も確かにある。
溶け合いたいのに。1ミリの隙間もないくらい寄り添う心でありたいのに。
あたしとそうるは。体はくっついてたって。心はあんなにも遠かった。

分かり合うって。ほんまに難しい。
信じることも。ほんまに難しい。
分かり合いたいのに。信じたいのに。
それがうまくいかんってことは。ほんまにせつない。

お風呂の中で。あたしは静かに泣いた。
ポタリポタリと湯船に沈んでいく涙が。痛かった。


ひとりでイライラするのは。体に悪い。
言いたいことは言うべきやし。聞きたいことも聞くべき。
どうでもいい相手となら。なぁなぁにすることもできるけど。
あたしにとって。そうるはそんな相手じゃない。
痛くても。しんどくても。ちゃんと向き合いたい相手。
分かってるんやったら。それを示さなあかん。

お風呂からあがって悩むこと数分。あたしはそうるに電話した。

「なんかなー。気持ち悪いから言いたいこと全部言おうと思って。」
「あー・・・。うん。ええで。聞くわ。」

あたしはそうるに。思ってることを話した。
好きやからそばにいたいと思うこと。離れたくないと思うこと。
でも自分のことは自分のことやし。ある程度は切り離して考えてること。
それをいかにも混同してるように思われてたのが悲しかったこと。
依存してるわけじゃないってこと。でも大好きやってこと。
堂々めぐりな話し方になったけど。とりあえず言いたいことは言った。

いつもみたいに。そうるは黙って聞いてた。
それから最後に。まとめて自分の考えを言ってくれた。

そうるは。またあたしが自分で決めることができんくて。
答えを決めてって求められてるような感じがしたらしい。
依存とは思わんけど。あたしの中に甘えを見抜いたみたいで。
B病院(民間病院)に行きーやって言われることを。あたしが望んでると思ったんやって。
ほんで。自分としては。距離はそこまで関係ないと思ってて。
会える会えんじゃなくて。気持ちがつながってるかどうかが大事やと思ってるから。
ただ離れるってだけで。離れる前から不安になってるあたしを見て。
そんなに信用されてへんのかなーとか。そりゃうちがいろいろやったせいよなーとか。
自分を責めつつもいろいろ考えて。ちょっと寂しく思ってたらしい。

・・・やっぱり話してみんと分からんことはあると思う。
あたしはちっとも気づかんかった。そうるが寂しがってるなんて。

そうるの言ってることは。ある意味で正解やと思う。
正直言うと。あの日そうると就職の話をしたときに。
あたしの中には。確かにそうるに甘えてる気持ちがあったんやと思う。

依存じゃないとか言いながら。これは矛盾してるんやけど。
ちょっとだけ。ちょっとだけ引き止めてほしいなぁと思ってた。
B病院に行きーやって。言ってみてほしかった。
うちの近くにおりーやって。言われてみたかった。
そうるがそんなこと絶対に言わん性格やって分かってるし。
その意見に左右されるわけじゃないけど。ただ聞いてみたかった。

そーゆうのってあるやんね。

でも離れることを不安がるあたしを見て。寂しくなったとか言われて。
それはどうなんやろーってちょっと思った。
だってそれは。あたしとしては当然の感情やと思うし。
離れたら浮気されるとか嫌われるとか。そんな深刻に思いつめてるわけじゃない。
もしかしたら。そうるの中にもあたしを裏切った過去が。
トラウマみたいに根付いてたりするんかなって。ちょっと思った。
あたし以上にそうるにとっても。あのことは傷になってるんやなって。

完全には分かり合えてへんけど。(てゆーかそれは無理な話。)
ちゃんと思ってることを伝え合うのは大事やなって。改めて思った。
だってあたしには。そうるが大事やし。そうるにもあたしが大事やし。
そんな2人なんやったら。多少の痛みが伴ったとしても。
怖がらずにぶつかり合うことって。裂けるべきじゃないんやなって思った。


ねぇそうる。あんたとあたしはやっぱり違う。
物事の考え方とか。捉え方とか。似てるときもあるけど。
でも別々の人間なんやから。どうやったって同じにはならへん。

だから。理解できんくてむかつくことはいっぱいある。
勘違いしてイライラすることもいっぱいある。
もう知らんわーって投げ出したくなることもあるけど。
でもそーゆう気持ちも全部。大事にできる自分になりたい。
あんたと向き合うためのしんどさを。受け入れられる自分になりたい。

だって。違うからこそ魅かれるんやもん。
自分と同じものをもつ人に。共感することも素敵やけど。
自分にないものをもつ人に。魅かれることってもっと素敵やと思う。
違うからこそ成長していけるし。お互いに影響を与え合えるんやから。

ねぇそうる。今回はけっこうあんたにむかついたけど(苦笑)。
そんなのも含めて。今はまたあんたを好きになってる。
またひとつあんたを知って。あんたにもあたしを知ってもらった。
そーゆうことに。あたしはやっぱり喜びを感じてる。
極端な自分に。自分でも笑えてくるわ。ほんまに。

あんたも笑ってええよ。どうやったってあたしは。こーゆうヤツなんやから(苦笑)。





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↑あぁ・・・だからそれが言われたかったんやってば(号泣)。


2003年12月17日(水)依存じゃないのに。

ご無沙汰になりましたが。16日(昨日)の日記の続きです。

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久しぶりに。そうると言い争いをした。
とゆーか。あたしが一方的に言い負かされた。
そうるは完璧にあたしを誤解してたし。言い返したかったけど。
その時は。何を言ってもちゃんと受け止めてもらえん気がして。
あたしは言いたいことの半分も言えんかった。
だんだん滲んでいく夜景が。やけに悲しかった。
でも悔しかったから。涙は必死で堪えた。

そうるはいつもそうやと思う。
あたしをちゃんと分かってるようで。分かってない。
自分の鋭い言葉であたしがどれだけ痛い思いをするか。分かってない。
いや分かってるからこそ。わざとグサリと突いてくるんかもしれん。
だとしたら。ほんま相当なサディストやとも思える。

そうるのそんな性格は嫌いじゃない。でも時にめちゃめちゃ痛い。


言い争ったのは。あたしの就職関係のことやった。

あたしは今のところ2つの病院から内定をもらってる。
ひとつは大学病院で。もうひとつは民間病院。
ランクって言い方はイヤやけど。大学病院の方がいい病院と思う。
設備も整ってるし。最先端の医療がそこにはある。
そんな恵まれた環境で働くことは。自分にもプラスになると思う。

民間病院があかんとは言わんし。あたしは最初そこに行くつもりやった。
あたしの関わりたい分野が。その病院ではけっこう重点的に行なわれてたし。
やりたい内容で選ぶことも。重要なことかもしれんと思った。
でも実は。あたしが民間病院に行きたいと思う理由のひとつに。
そうるに言わせれば。不純やってものが含まれてた。

それは。その病院がそうるの家の近くにあるってこと。

それがどうして不純なのかが。あたしにはちっとも理解できんかった。
あたしは別に。そうるのそばにいることを第一に挙げて。
その病院で働くことを選択肢に含めたわけじゃない。
設備とか病床数とか。それ以外の点も考慮して。ちゃんと選んだ。
ただ条件のひとつとして。場所を考えたときに。
あーそうるの近くにおれるなって。ちょっと思っただけのこと。

それの何が。そんなに文句言われるほど間違ってるんやろう。


「あんたもうどっちの病院行くか決めたん?」
「うーん。たぶんB病院(大学病院)行くかな。」
「まぁ民間と大学やったら大学病院やろ。妥当に考えて。」
「んー。でもA病院(民間病院)もありやねんけどな。いい病院やし。」
「そうなん。うちにはよー分からんけど。」
「それにA病院やったらあんたの家の近くやし。」

・・・ここからそうる。思いっきり不機嫌。

「そーゆうこと基準にして選ぶなよ。職場を。」
「・・・いや別にそれだけで選んでへんし。」
「そうかな。なんか違う気がする。」
「・・・なによ。何が違うんよ。」
「分からんけど。そーゆうとこで頼られても困る。」
「・・・・・・。」

・・・何言ってるんや。この人は。

「何かあったときにうちのせいにされたくないし。」
「・・・・・・。(別にせんわ。そんなもん。)」
「そこまであんたの将来に責任もてんし。」
「・・・・・・。(もってくれなんか頼んでへんやん。)」
「そーゆうあんたの考え方ってどうかと思う。」
「・・・・・・。(誤解しまくりやんか。決めつけんな。)」
「そーゆうあんたは好きじゃない。」
「・・・・・・。(・・・なんやねん。)」

・・・何を勘違いしてるんや。この人は。


だんだん途中から。反論する気もなくなってきた。
めずらしく突っ走ってるそうるの思考に。ついていけんかった。
たぶんそうるの潜在意識の中に。もともとあったことなんやろう。
あたしのことを。自分に寄りかかるダメ女って思ってたんやろう。
そんなことを考え出したら。もう本気で悲しかった。

あたしはそうるのことが好きやけど。大好きやけど。
完全にそうるに寄りかかって生きてるわけじゃない。
そうるのことを考えてると楽しいし。実際しょっちゅう考えてるけど。
自分に関するすべてのことと関連させてるわけじゃない。
そうるがそばにいれば幸せやし。一緒にいたいと思うけど。
それを職場を決めるときの第一条件にしようなんて思わへん。

そこまで情けない女じゃない。そこまで低レベルな女じゃない。
別にそうるがおらんと。何もできんわけじゃない。
なんでそんなふうに思うねん。勝手に決めつけるねん。

あたしにだって人並みのプライドはある。
そんなふうに思われて。はいそうですかなんて許さへん。
いくら相手がそうるでも。いや他でもないそうるやからこそ。
その程度の女やと思われてたのが。我慢できへん。

ばかにすんなよ。見下すなよ。何様のつもりやねん。


ねぇそうる。あんたは愛と依存を一緒にしてる気がする。
だからあたしが。あんたを好きや好きやって示すほど。
依存されてるような気がして。誤解していくんやと思う。
確かにそれは同じやと錯覚しやすいけど。違うものやで。

あたしはあんたが大好きやけど。大好きやからこそ。
できるだけ依存せんようにしようと思ってる。
寄りかかりすぎて。あんたを疲れさせんようにしようと思ってる。
もちろんあんたのためだけじゃない。あたしのためでもある。
一方的に乗りかかって。あんたが壊れたとき。
あんたから落とされた衝撃は。相当なものやと思うから。

でももしかしたら。あたしのそーゆう見えない努力を。
あんたは見抜いてたんかもしれんとちょっと思った。
この愛は依存じゃない。依存になりかけるけど。依存にはしない。
そう思ってあたしががんばってることを。あんたは知ってたんかもしれん。

でもさ。それ以前に。あたしはあんたに聞きたい。
一緒にいたいと思うことは。果たして依存なんかな。
相手を好きなんやったら。当然の感情じゃないんかな。
それをあんたは。おおげさに依存っぽく解釈してたけど。
そんな難しいことじゃなくて。ごく自然な感情じゃないんかな。

だってさ。あんたは春からも今までの大学生活が続くけど。
あたしは社会人として。完全に新しい世界に入っていくわけやし。
そこにはどうしたって不安とかついてくるもんやん。
そーゆうときに。あんたがそばにおってくれたら安心するって思うだけで。
あんたの解釈では。あたしがあんたに依存してることになるん?

それやったら。何のために付き合ってるんか分からんやん。

ねぇそうる。なんかね。難しいよ。
あんたの考えてることはあたしには難しい。
もっと簡単に考えてよ。気持ちは理屈じゃ説明つかんものやん。

好きやからそばにいたいと思うし。好きやから離れたくないと思う。
でもだからといって。それをすべての基準にはせーへん。
自分のことは自分のこと。相手のことは相手のこと。ちゃんと線引きして考える。
あんたもそうやろ。だったらあたしだってそうなんやよ。それだけのことやん。

あぁ。分かってほしいのに。なんでうまく伝わらんのやろう。





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↑そう言われたって。分かり合えてないんじゃ意味がない。


2003年12月16日(火)離れたくない。

久しぶりにそうると出かけた。
誕生日祝いに。ゆっくりデートした。
待ちに待った時間やっただけに。ほんまに嬉しかった。

でもその中で。ちょっと痛いこともあった。
甘いだけで終わらんのが。あたしたちなんやと思った。


今年のプレゼントは何にしよっかなーと悩んでたけど。
前そうるが。ショートブーツが欲しいーって言ってたから。
あえて先に用意せずに。一緒に買いに行った。

店先でいくつか履き比べてる時間。
「うーん。やっぱこっちかなー。」とか。
「でもこっちも捨てがたいんよなー。」とか。
即決買い物型のそうるにしては。めずらしく迷ってた。

鏡の前でクルクル歩いてる姿を見ながら。
「あたしはそっちの方が好きやなー。」とか。
「まぁどっちも似合ってるけどなー。」とか。
ちょこちょこ口出ししながら。あたしは幸せやった。


なんだかんだで。家でごはんを食べることが多いから。
外に2人で食べに行くのも久しぶりで。なんか嬉しかった。
辛いものが好きなそうるのために。選んだアジア料理のお店。
大好きなナシゴレンを食べて。大好きなウォッカを飲んで。
ご機嫌なそうるを見てると。やっぱりあたしは幸せやった。

「あー久しぶりにウォッカ飲んだわ。」
「そうやなー。最近あんた焼酎やったもんな。」
「うん。でもやっぱウォッカいいねー。うまいねー。」
「ふーん。そんな薬みたいなお酒よー飲めるわ。」
「あんたこそ。そんなジュースみたいなお酒よー飲めるわ。」
「うっさい。これがおいしいねん。ほっとけ(笑)。」

交わされるのは。いつもみたいなしょーもないやり取り。
しょーもないけど。何よりあたしを幸せにする言葉たち。


久しぶりにプリクラなんかも撮ってみた。
あたしはいい年して。プリクラ大好きなんやけど。
そうるはそれほどでもなくて。「えー混んでるやん。」とか言われた。
でも一緒に並んでくれて。なんだかんだでいっぱい撮ってくれた。
出来上がったのを見てにやけるあたしを。そうるもにやけて見てた。

「あんたほんま好きやなぁ。女子高生みたい。」
「そういうあんたはおっさんみたい。」
「・・・おっさんかよ(笑)。昔はあほほど撮ったけどな。」
「よなー。てゆーか最近のプリクラはよーできてるよなー。」
「ほんまやで。こんなキレイに撮れるとか。今の女子高生は幸せやで。」
「でもあたしらの時にこれがあったら破産してるな(笑)。」

20代前半にして。おばちゃんみたいな発言。
でもこーゆうのが。あたしたちらしくて楽しい。


そこからちょっと足を伸ばして。夜景を見に行った。
梅田のスカイビル。あたしのお気に入りは空中庭園。
地上180メートルから見る夜景はほんまに最高で。
抱えてる悩みとかも。ちっちゃいことに思えてくる。

クリスマス前ってことで。スカイビルの前にはでっかいツリーが飾ってあった。
イルミネーションがほんまにキレイで。あたしはおおはしゃぎやった。
携帯カメラで撮りまくったり。そうるに頼んで自分も映してもらったり。
あんまりうるさいもんやから。そうるはちょっと呆れ顔やった。

「ツリーやって!ちょー見て!すごい!」
「・・・そんなん見たら誰でも分かるがな(苦笑)。」
「めっちゃでかいし!これ見たかってん!感動やー!」
「・・・こんだけでかかったら電気代すごいやろうな。(←感心。)」
「ちょー!何冷めてるんよ!すごくない?!」
「・・・あーすごいすごい。すごいねー。(←拍手。)」

はしゃぐあたしと。見守るそうる。
明らかにテンションは違うけど。流れる空気はあったかい。


そこから空中庭園へ行った。あたしはもっと幸せになるはずやった。
でも。そこでそうるとした話が。あたしをへこませた。
キレイな景色を。涙でにじませる羽目になった。

こんなに楽しかったのに。落ちるのは一瞬。
そうるの言葉は。あたしに与える影響が大きすぎる。
フワフワと浮かせてくれたかと思えば。
いとも簡単に貫いて。心を血だらけにする。

愛するって怖い。好きになるってやっぱり痛い。そう思った。


ねぇそうる。あたしは楽しかったんよ。
久しぶりのデートらしいデートやったやん。
並んで街を歩くこと。向かい合って食事をすること。
同じものを見ること。同じタイミングで笑うこと。
そーゆう小さなことに。いちいち幸せな気持ちにさせられて。
今さらながら。あんたを好きでしょーがないってことを実感してた。

あんたと一緒にいたら。あたしは幸せやねん。
特別なことを何もしてなくても。ただそこにあんたがいたら。
表情のちっちゃな変化とか。つぶやかれる言葉とか。
そーゆうのをこっそり観察して。心でそっとあたためる。
かわいいなぁとか。かっちょいいなぁとか。思うだけで忙しい。
そんなふうに忙しいことを。あたしは幸せって言うと思うねん。

近くにいたいねん。離れたくないねん。
ただ純粋に。そう思っただけやねん。
でもその思いは。あんたにちゃんと届かんかった。
思いっきり誤解されたから。かなり辛かった。

そうる。あたしはあんたを縛りたいわけじゃないよ。
そばにいたい気持ちと。依存心とは別物やよ。
自分のことは。自分でちゃんと考えてるよ。
何もかもを。あんたと関連させまくってるわけじゃないよ。

ねぇそうる。あんなこと言わんでもええやん。





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↑はっきり言うところが。そうるらしいとは思ったけど。


*追加*
ちょっと長くなりそうなので。詳しい話は明日に続きます。
ドロドロするかもしれないけど。ごめんなさい。


2003年12月15日(月)なんとなく好き。

昨日の日記もアップしてます。よければ読んでください☆

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今日は。まひろと一緒にライブに行ってきた。
まひろの友達のバンドが開く。小さなライブやった。
コピーバンドやったけど。なかなか楽しかった。

昨日の夜に。まひろからメールで誘われた。
「卒論の気分転換にでもどうよ?」って言われた。
まひろから誘ってくるのは珍しくて。なんか嬉しかった。


最近のあたしは。卒論に追われてるわけやけど。
そのせいで。仲間内の掲示板とかにあんまり顔を出してへん。
たまに覗いても。なんとなく書き込む気になれんくて。
まあいいかーって感じで。見て逃げすることが多かったりする。

まひろのHPにも。あたしはよく遊びに行くんやけど。
アクセス解析で。訪問してることはバレバレらしい(苦笑)。
でもちっとも書き込まへんもんやから。まひろは心配してくれたみたいで。
「たまには息抜きもええやろ。正味2〜3時間やし。」って言ってくれた。

そういやそうるも。あたしがいっぱいいっぱいになってると。
よくバイクの後ろに乗せて。走ってくれたりしたっけ。
難しい話はせんくても。ただあたしにいろんな景色を見せてくれて。
気分転換させてくれた。そうるらしいやり方で励ましてくれた。

さりげなく気遣ってくれるところ。まひろとそうるはよく似てる。
あたしの回りには優しい人がいっぱいおる。幸せやなぁと思う。


ライブハウスで。まひろとちょっと話し込んだ。
それは。来年の春からの生活についてのこと。

まひろは。一般企業に就職やから。
今年の春先に。もうちゃんと就職先を決めてた。
でも。会社の都合で勤務地がどこになるかはまだ未定らしくて。
でもたぶん。近畿圏に住むことはないやろうなーって言ってた。

あたしは。先週の日曜にひとつ内定をもらって。
これで身の振り先は2つに絞られた。
その2つで。ちょっと迷うところがあって。
心はほぼ固まってるんやけど。10%ぐらい迷ってる。

まぁそれはいいとして。春からは2人とも社会人。
今までのほほんと学生生活を送ってきたけど。それもあと少し。
なんかそう思うと。今のゆったりした時間が愛しく思えて。
もっといろんな場所に行きたいとか。もっといろんなことがしたいとか。
後から後から欲求が溢れてきて。止まらんくなる。

「はぁー。4年間って早かったなー。」ってあたしが言うと。
「まぁな。でも過ぎてみれば時間って全部そうやん。」ってまひろは答える。
「春からどこでどんな生活してるんやろうなー。」ってあたしが言うと。
「どうやろな。春になってみな分からんな。」ってまひろは答える。

クールなまひろの返答に。あたしは思わず吹き出しそうになる。
「なにーな?」って聞き返されて。「いや別に。」ってにやける。

なんてゆーか。やっぱりまひろとそうるは似てる(苦笑)。
物事に対して。特に抗わんとゆーか。ありのままを受け入れるとゆーか。
全然動じずにどっしり構えてるところなんて。もうほんまに同じ。
あたしが物思いにふけったり。心配したりしてる横で。
どっちらけーって感じで。飄々としてるとこなんて。もうほんまにそっくり。

でもあたしは。まひろを「好き」にはならへん。
もちろん好きやけど。そうるに捧げる「好き」とは全然違う。
何が違うかなんて。どうやったって説明できんのやけど。
間違いなく。あたしはそうるやから「好き」なんやと思う。

そうるにしかないものって。何やろう。
あたしはそうるのどこに。どう魅かれてるんやろう。
なんでそうるが好きなんやろう。
なんでそうるじゃないとあかんのやろう。

今さらのように。なんかそんなことを思った1日やった。


ねぇそうる。人が人を好きになるのって。すごい不思議やね。
あんたと似た人なんて。世の中にいっぱいおると思うねん。
例えば。共通の友達であるまひろだって。あんたに似てるやん。
あんたと同じような考え方をするし。あんたと同じようにあたしに優しいやん。
でも。あたしが「好き」になるのはあんたで。どう考えてもまひろじゃない。
こんなにも苦しくなるくらい「好き」なのは。相手があんたやから。

なんであたしは。あんたがいいんやろう。
自分で好きになっておきながら。実はよく分からんかったりする。
間違いなくあんたじゃないとあかんのやけど。
その理由が。自分でもよく見えんかったりする。

ねぇそうる。あんたにしても。そうとちゃうんかな。
相手があたしである必要性がどこにあるか。
きっとあんたも。分かってへんような気がする。
もっともあんたは。そんなの考えることもないかもしれんね(苦笑)。

なんであんたがいいのか。なんであんたじゃなきゃあかんのか。
説明しろって言われても。それはほんまに無理で。
「なんとなく好きやから」とか。「なんとなくそばにいたいから」とか。
その程度のことしか言えん自分に。ちょっとがっかりもする。

でも。「なんとなく」ってのが実は大事かもしれんと思う。
直感主義とゆーか。自分の心がそう感じるってことなんやから。
あんたを納得させられるだけの理由は。今のあたしには言えんけど。
でも。あたしの心は正直に。あんたを好きやって叫んでる。
理屈で好きになるんじゃない。心が求めるから好きになるんや。
なんかね。今日まひろと会ってて。あんたと比べて。そう思った。

そうる。会いたいなぁ。こんな夜はあんたが恋しいよ。





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↑そりゃそうやろうなぁ。ほんま。お疲れさん。


2003年12月14日(日)君みたいになりたい。

そうるとの久しぶりのデートをするはずやった今日。
結果だけ言うなら。結局デートはできんかった。
そうるのせいじゃない。あたしに用事ができたから。

久しぶりに1日2人きりで過ごせるってことで。
あたしは。今日をめちゃめちゃ楽しみにしてた。
でも。昨日の夜に。いきなり電話が入った。

ちとせからやった。珍しく沈んだ声やった。


あたしの幼なじみ。ちとせとの付き合いは。
考えてみれば。17年とかになるんやろうか。(もっとかもしれん。)
幼稚園で前に知り合って。以来小学校から高校までずっと一緒。
同じクラスになったことは1度だけやけど。ずっと同じ部活で。
家も近所で。親も兄弟もみんな仲良しで。家族ぐるみの付き合いやった。
ほぼ毎日のように顔を合わせる生活を。長い間送ってきた。

なんてゆーか。ほんまに全く気を使わん仲で。
たぶんあたしにとって。ちとせは1番気の置けない友達。
お互い大学生になってからは。会う回数こそ減ったものの。
しばらくぶりに会っても。違和感も全然ない。

付き合いの深さって。その長さだけじゃないと思うけど。
でも確かに。長さも関係するよなーって思える。
ちとせは。あたしにとってそーゆう存在。


ちとせは。あたしに相談とかすることはほとんどない。
弱音を吐くこともないし。愚痴ることも少ない。
あたしは。けっこう人に話を聞いてほしいと思う方やから。
無意識のうちに。ちとせを頼ってることはあると思う。
でもちとせは。基本的に自分のことは自分で解決する。
大学を受けなおすことだって。あたしはギリギリまで知らんかったし。
限界級にへこんでた時期のことも。済んでから教えてくれたりする。

普段そんなちとせやから。たまに深い話をされると。
あぁほんまにしんどいんや。これは崖っぷちのSOSなんや。
そう思えて。あたしはどうしても放っておけんくなる。


電話口のちとせは。えらく沈んだ声で。
「明日って会えたりせーへん?」って言ってきた。
そうるとの約束があるなんて。あたしは言えんくて。
それ以上に。ちとせに何があったんか心配でしょーがなくて。
「どしたん?なんかあったん?」って聞いてた。

ちとせは。ポツポツ話してくれた。
内容は書かへんけど。ほんまにしんどそうやった。
客観的に聞いたら。冷静に判断できるけど。
追い詰められてるちとせは。それができんみたいやった。

あかん。これは会いに行かなあかん。
何かできるわけじゃなくても。会いに行かなあかん。
こーゆうとき。独りでおったらどんどん悪い方に考える。
ちとせみたいに。自分でなんとかしようと思う性格なら余計そう。
知り合って17年のあたしが言うんやから間違いない。

そう思ったあたしは。ちとせと次の日(今日)会う約束をした。
そして電話を切ってから。すぐそうるに電話した。


せっかくのそうるの誕生日祝いやし。一緒にいたい。
でも。どうしてもちとせが気になる。放っておけへん。
正直に言うなら。そうるの誕生日は。今じゃなくても祝える。
でもちとせのそばにおるのは。今じゃないとあかん。
そう思ったから。素直にそれをそうるに伝えた。

ごめんなって何度も謝るあたしを。そうるは制した。
文句ひとつ言わんかった。ちゃんと納得してくれた。
「謝らんでええって。謝ることじゃないし。」
「そりゃ一緒におれたらとは思うけど。」
「そんなしんどい友達を放って来るのはあんたじゃないやろ。」

あったかいその発言を。あたしはほんまにほんまに尊敬した。
たぶんあたしやったら。同じようには言えんと思った。
駄々も捏ねるやろうし。そうるを困らせたりもするやろうと思った。

なんてゆーか。そうるはやっぱりあたしを分かってる。
分かってないと思うことも多々あるけど。こーゆうときは分かってくれる。
そうるに会いたい気持ちも。ちとせを放っておけん気持ちも。
そうるに対して悪いと感じてる気持ちも。たぶん全部見抜いてて。
そーゆうのを全部ひっくるめて。行っておいでって言ってくれる。

あぁ。ほんまにできた人やなぁ。あたしの恋人は。


ねぇそうる。あたしはあんたに対して。
かっちょいいかっちょいいって騒いでみたり。
あほやなーって思ってくすぐられたり。いろいろするけど。
こーゆうときにあんたが見せる。人間としての大きさに。
あーさすがやなぁって。感嘆することもあるんよね。
いやむしろ。こーゆうときほど愛しさを感じるんよね。

優しい人やなぁ。あったかい人やなぁ。
こんな人を好きになってよかったなぁ。
あんたは。こんなあたしを知らんやろうけどね。
あたしは心の中で。何度もそう思ってるんよ。

ねぇそうる。あんたの中に見習いたい部分がいっぱいある。
あんたがしてくれるみたいに。穏やかで。冷静で。でもあったかい。
そんな愛で。あたしもあんたを包めたらええのになって思う。

あたしは。ちょっとしたことで。すぐに大騒ぎしてまうやん。
もう嫌われたんじゃないかと思ったり。
もうあんな勝手なヤツは知らんと思ったり。
泣いたり怒ったり拗ねたり。常に変動しまくり。

会いたいときに会えんかったら。イライラするし。
なんで会いに来てくれへんねんとか思ってまう。
バイトばっかりしてたあんたに。むかついた時期もあったし。
今だって。研究室で忙しいあんたに。かまってくれよと思ってる。

基本的に。あんたのことはすべて受け止めたいと思うし。
理解したいとも思うんやけど。それって努力して思うようにしてることで。
こうしたいとか。こうするべきとか。こうしなあかんとか。
頭の中で考えて。その結果出す思いやったりするんよね。

でもあんたは。無意識でそーゆうことができる。
あたしに多くを求めず。そのままを受け止めてくれる。
それって。もともと持ってる人間としての大きさやと思う。
少々あたしが騒いでも。なにかあっても。動じへん。
あたしにはなかなかできることじゃない。すごいと思う。

ないものねだりになってるんかもしれん。自分と違うからかもしれん。
でもあたしは。そうる。いつだってあんたに憧れてる。

あんたみたいな人になりたいと。心のどこかで思ってる。





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↑埋め合わせデート。今度こそ甘い時間にしよう。


*追加*
ちとせは。どうにか元気になりました。
一緒にごはんを食べて。カラオケに行って。
そんな励まし方しかできん自分がもどかしかったけど。
「今日はありがとうな。」ってひと言言われて。泣きそうになりました。

がんばれちとせ。あたしはいつでも味方やからね。


2003年12月13日(土)やっぱり君を愛してる。

今日の日記は。最初から最後まで。
あたしの最愛の人、そうるに捧げる言葉です。
一方的ではありますが。よければ読んでください。

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そうる。あんたと出会ってからは毎年。
あたしは。今日という日には同じ気持ちになる。
うまく言葉にならんくて。胸が熱くなる。
自然と笑顔が零れる。自然と涙が溢れる。

あんたと出会えたこと。
あんたを知ったこと。
あんたを愛したこと。

そして。あんたに愛されたこと。

あんたとのいろんなことが。今のあたしを作った。
そして。これからのあたしを作り続けていく。
そういう事実を改めて考えると。あたしは泣けてくる。
胸がいっぱいになって。もう泣くしかなくなる。


ねぇそうる。あんたとあたしの間に。
もう4年もの時が流れたんやね。
4年って。けっこうな時間やよね。

あんたの前で。どれだけ笑ってきたやろう。
あんたの前で。どれだけ泣いてきたやろう。
どれだけあんたを抱き締めたいと思ったやろう。
どれだけあんたを殴り飛ばしたいと思ったやろう。

そうる。あたしはあんたに向けて。
どれだけの感情を燃やしてきたんやろう。

もっと適当に愛することも。できたかもしれん。
溺れんように。浅いところで足をつけて。
ちゃぷちゃぷ遊ぶこともできたかもしれん。

でもあたしは。それだけじゃ満足できんかった。
もっともっと深いところが見たかった。
誰も知らんようなあんたを知りたかった。
深入りすればするほど。どんどん苦しくなったけど。
溺れ死んでもよかった。どうしても見たい世界やった。


ねぇそうる。あんたはあんまり人と深い付き合いをせん人間で。
あたしにもそーゆうことを。最初から伝えてきてた。
あんたに魅かれ始めたあたしに。あんたを支えにし始めたあたしに。
「うちにだけ頼る生き方はやめたほうがええで。」
「いつかあんたをボロボロにする気がする。」
そんなことを言っては。わざと突き放したりしてた。

でもそう言われれば言われるほど。そうされればされるほど。
あたしはどうしても。あんたから離れられんかった。
離れるべきかなとか。頭では考えてみるものの。
心はちっとも言うことを聞かんくて。あんたに向かって走ってた。

もっと知りたい。もっと見せて。
あたしがそう求めるほど。あんたはそれを拒んでた。
嫌がるとか言うより。あたしのために止めてる感じやった。
「うちのどこにそんな魅力があるねん。」
「うちはあんたが思ってるような人間じゃないで。」
そんなことを言っては。わざと自分を悪く見せてた。

あの頃は。なんであんたがそう言うんか分からんかった。
そんな言葉もすべて。あんたのかっちょよさやと思ってた。
でも今なら。あんたがそう言った意図が分かる気がする。

だって。愛はときに凶暴やから。相手も自分も傷つけるものやから。


分かってほしいのに分かってもらえんくて。
伝えたいことがちゃんと伝わらんくて。
あたしはいつも。いつもいつももどかしかった。

愛しくてたまらん気持ちが。いつも根底にあって。
だからこそむかつくのに。だからこそ悲しいのに。
なんでそんなこと言うねん。なんでそんなことするねん。
あほったれ。にぶちん。あほにもにぶいのにも限度があるわ。
もう知らん。あんたなんか知らん。ほんまに知らんからな。

あぁ。何回そう思ってきたやろう。

それでも。あたしはやっぱりあんたが好きで。
だから単純に。あんたにもあたしを好きでいてほしくて。
昨日笑ってて。今日も笑って。明日も笑っていく。
ちょっとずつでも。成長していきたいと思える。
どんなに回り道をしても。絶対に気持ちはここに戻ってくる。

そんな自分が愛しい。そう思わせてくれるあんたが愛しい。

だから。もう言いすぎやけど。聞き飽きたって言われそうやけど。
あたしには。そうる。どうしてもあんたが必要やねん。
呆れられても。笑われても。あんたが好きで好きでしょーがないねん。

ごめんね。こんなに愛してごめんね。
でも。こんなに愛させてくれてありがとう。


ねぇそうる。去年の今日。あたしは思ってた。
同じ気持ちで。来年の今日を迎えたいって。
そして。迎えることができた今。ほんまに幸せを感じる。
だから。また今年も来年に向けて。同じことを願うよ。

来年の今日も。同じようにあんたを愛していますように。
あたしのそばに。笑ってるあんたがいますように。
2人にとって幸せいっぱいの1年が。今日からまた続きますように。

そうる。誕生日おめでとう。





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↑今から楽しみでしょーがない。さてさて何しよっかなー。


*追加*
去年の今日の日記。よければこちらからどうぞ。


*ひとりごと*
去年の今日の日記に。10000ヒット超えたって書いてた。
今は60000の手前。ってことは。1年で50000ヒット?
ひゃー。改めてびっくり。愛読ありがとうございます☆(涙)

あ。ちなみに60000踏んだ方は。ぜひ報告してくださいね☆
(でも意外とあっさり踏まれたままやったりするんやろうなぁ。)


2003年12月09日(火)君がかわいくて。

今日は。あたしはちょっと寝坊した。
寒くてベッドから出られずに。ぐずぐずしてたら。
気づけば10時になってて。あちゃーと思った。

まぁ今日は研究室に行く用事もないし。
ふとんはあったかいし。もうちょっとくるまってようかなー。
そんなことを思ってふと携帯を手に取ったら。メールが届いてた。
サブディスプレイの色は。そうるのメール専用のライトブルーやった。

おやおや。朝からメールなんてめずらしい。
そう思って開いたら。相変わらずの無愛想メール。
でもちょっとめずらしかったのは。やや長めの愚痴(?)やったこと。

タイトル:無題
今日は公聴会。風邪やのに。
鼻すするわけにいかんから薬飲みたい。
でも薬飲んだら確実に眠くなる。
飲まずに鼻水と闘うか。飲んで眠気と闘うか。
どうしよう。かなり本気で悩むねんけど。

メールを読みながら。かなりにやけてきた。
ベッドの中で。あたしはクスクス笑ってた。

鼻水とか眠気とか。朝からあほやなー。
でも。けっこう真剣に悩んでるんやろうなー。
ちくしょう。かわいいキャラじゃないくせに。
なんかかわいく思えてくる。あぁずるいヤツ。

そんなことを思って。朝からちょっと幸せになった。
「鼻水とか眠気とかより、薬飲んで風邪治すこと考えなさーい。」って。
メールを作って。がんばれよーって思いをこめて送った。


そして夜。そうるから今度は電話がかかってきた。
おやおや。電話なんてなおさらめずらしい。
公聴会ちゃんと終わったんかな。
でも打ち上げあるって言ってたのに。
そう思いながら電話に出た。

「もしもし?」
「もしもし。うち。」
「あーうん。今どこ?後ろうるさいけど。」
「あー公聴会の打ち上げやってるとこ。」

そうるは。どっかの飲み屋さんからかけてきたみたいで。
ザワザワした音が。電話口から聞こえてきてた。

「なんかさー。限界きたから抜けてきた。」
「限界?え。どしたん?」
「うち以外男ばっかりの飲みやねんけどさ。」
「うんうん。(実際そうるの研究室は男だらけ。)」
「なんかもう。下ネタばっかりでうんざりやねんけど。」
「あぁ・・・(苦笑)。」

その場の状況が。一発で浮かんできた。
男ばっかりいる中で。当たり前のようにそんな話になって。
適当に笑って見せるものの。居心地が悪いそうる。
でも周りの男の人たちは。そんなそうるに気づかない。
てゆーかそもそも。そうるを女として認識してない(苦笑)。

なるほどな。そりゃ困るわな。電話もかけてきたくなるわな(涙)。


相当我慢してたらしく。そうるの愚痴は止まらんかった。
後から後から湧き出るもんやから。あたしはうなづいて聞くだけやった(苦笑)。

「なんかさ。うちは男っぽくいたいと思ってるけどさ。」
「まぁ実際そんな感じであることも多少は認めるけどさ。」
「うちの前でそんな話されてどう反応せーっちゅーねん。」
「まさか喜んで聞くわけないやろっちゅーねん。」
「『やめてくださいー!』ってキャラでもないっちゅーねん。」

「しかもうちバイクで来たからウーロン茶しか飲んでへんし。」
「シラフで聞いてたらほんまツライ。てゆーかむかつく。」
「しかも先輩やから下手に文句も言われへん。」
「OLにでもなった気分や。セクハラや。まじで。」

ふんふん。ふんふん。
あたしは相槌をうちながら。だんだんおかしくなってくる。
むかついてるそうるを前にして。笑うわけにもいかんのやけど。
そうるが必死であればあるほど。かわいいなーと思えた。

「はー。言うだけ言ったらスッキリしてきた。」
「それはよかった。まだ続きそうなん?」
「うーん。もう少しでお開きとは思うけど。」
「そっか。まぁ社会勉強やと思ってがんばり。」
「おー耐えるわ。まぁあんたやったら確実に泣くで。」
「あー泣くかもな(苦笑)。」

電話を切ってからも。あたしはやっぱりにやにやしてた。
いつもそうるがそうするように。だらしなく笑ってた。
男の人のしょーもない話に。がんばって付き合ってるそうるを思ったら。
胸の真ん中が。くすぐったくてしょーがなかった。


ねぇそうる。今日はやたらあんたをかわいく感じた。
朝のメールにしても。夜の電話にしても。
あたしに自分のことを話してくれるあんたは。
伝えようとして。分からせようとして。必死になるあんたは。
なんかめちゃめちゃかわいくてたまらんかった。

あんたはかわいいキャラじゃない。
自分でも言ってるけど。男っぽいし。
クールで。冷めてて。落ち着いてる。
どっちかと言うと。明らかにかっちょいい系。

そんなあんたがこんなにかわいいとか。ありえへん。
ううん。かわいいことにびっくりしてるんじゃなくて。
かわいいと思ってる自分にびっくりしてる感じかもしれん。
なんてゆーか。容姿とかキャラとか。そーゆうことじゃなくて。
うまく言えんのやけど。あたしにはどうしてもかわいく思える。

あたしはあんたに対して。いつもキャーキャー言って。
なんであんなにかっちょいいんやーって思うばっかりやったのに。
溺れまくって。締め付けられて。苦しいばっかりやったのに。
なんか最近は。あーこいつ。あほやなー。かわいいなーって。
ちょっと余裕を持って思うことが増えてきた気がするんよ。
なんやろうね。あたしもちょっとは成長したんかな。

まぁそうは言っても。胸がじんわり痛いことに変わりはないけど(苦笑)。





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↑やっぱりなぁ。聞かんでも分かってたさ(苦笑)。


2003年12月08日(月)一緒に走り続けよう。

今日は1日。家にこもってた。
なんか出かけたくなくて。出かける用事もなくて。
まぁいいかーと思ってだらだらしてるうちに。1日が終わった。

寒くなってきたせいかな。大好きなこたつに入ってると。
もう動けなくなって。あー冬眠したいなぁとか考えてる。
あったかいこたつ。おいしいみかん。そして隣にそうるがいたら。
もうそれだけで生きていけるかもなぁとか。思いそうになる。

だー。あかんあかん。これでは腐ってまう(涙)。


実際今のあたしは。かなり活動量が低下してる。
あんなにも動くのが好きなあたしやったのに。
いろんなことを忘れて。思いっきり走るのが好きなあたしやったのに。
サークルを引退してから。かれこれ2ヶ月ほど動いてない。

だから。どこかイライラするあたしがおる気もする。
体を使わずに。頭ばっかり使ってるもんやから。
バランスが悪くて。スッキリせんのやと思う。

落ち着かず。ちょっとピアノを弾いてみる。
思いつくままに奏でて。優しい音色に浸る。
それはそれで没頭するけど。やっぱり物足りない。
気持ちいいメロディーに身を委ねても。満ちていかない。

あたしの細胞が。ずっとくすぶってる。
穏やかな癒しなんかより。焦がされるような熱が欲しいって。
部屋にこもって。気づけば1日が終わってるような。
省エネな生活に慣れるなって。もっと必死に動き回れって。
だらけモードになってるあたしに。全身が訴えてくる。

あぁ。走りたい。いろんなことを忘れて。風に溶けたい。


そう言えば。もう長いこと走ってるそうるを見てない。
息を弾ませて。髪をなびかせて。瞳に闘志を宿して。
駆け抜けていくそうるの背中。大好きなそうるの姿。
忘れたくないのに。忘れるはずはないと思ってたのに。
忘れそうになってることに気づいて。怖くなる。

時間が流れていくのは。やっぱりちょっと切ない。
あんなにもあたしの生活の中に。当たり前に存在してた時間と空間が。
いつの間にか消えていく。そしてあたしもそれに慣れていく。

あんなにも大好きな時間も。大好きな人の勇姿も。
たった2ヶ月で忘れそうになってるくらいなんや。
じゃああと2年後とかに。あたしは覚えてるんかな。
汗と埃。熱と涙。抱えた思いのすべてを。
色褪せないまま。覚えてるんかな。

あーあ。なんやろう。このセンチメンタルな感じは。


ねぇそうる。あたしはいろんなあんたが好きやよ。
普段のぼーっとしてるあんたも。あたしをいじるあんたも。
あたしは変わらずに。全部全部愛しいって思う。
でもね。あんたとあたしはサークルを通して出会ったから。
やっぱり。走ってるあんたが1番好きなんかもなって思う。

あんたと出会って。あんたに魅かれ始めたあの頃。
あたしはずっと。走るあんたを見てた。
まるでそこだけ時間が止まったみたいで。
あんた以外のすべてを遮断して。
あたしは。あんたに心を奪われてた。

そして。そんなふうに惚れたあんたと一緒に。
プレーできることは。あたしにとってほんまに幸せやった。
「そんなん分かってる。」って。またあんたは得意気に笑うかもしれんけど。
たぶんそんなあんたが思う以上に。あたしは幸せやったんよ。

過去形にしたくないなぁって。めちゃめちゃ思う。
あたしは大学を卒業して。あんたは大学に残って。
春にはちょっと離れるけど。確実に繋がっていられる場所が欲しい。
あたしは走り続けたいし。あんたにも走り続けてほしい。
2人で一緒に。最高に熱くなれる場所を失くしたくない。

あんたの走る姿を。大好きな姿を。ずっとあたしの中で更新していきたい。





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↑相当ズビズビやってるんやろうなぁ。大丈夫かなぁ。


2003年12月07日(日)愛ってやつ。

えっと。4日分ぐらいまとめて更新しました(笑)。
長いだけに大変ですけど。よかったら戻って読んでください☆

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昨日会ったそうるは。ちょっと風邪ぎみやった。
いつもと変わらんようにしてたけど。ちょっとしんどそうやった。

喉と鼻が弱いそうるは。毎年風邪をひくんやけど。
その前兆として。必ず鼻声になること。あたしは知ってる。
だから昨日のそうるの声を聞いて。あたしはちゃんと気づいてた。
あたしの名前を呼ぶその声が。大好きなその声が。
ちょっといつもと違って。風邪の始まりを表してることに。

そして。昨日は試合の途中から雨が降ってきた。
ザーザー降りしきるその雨に。みんなは傘をさせたけど。
用事で走り回ってたそうるは。全身びしょぬれになった。
水も滴るいいオンナ。雨に濡れたそうるはキレイやったけど。
これは絶対風邪を悪化させるなって。あたしは心配やった。

帰りの電車で。あたしと2人になってから。
そうるは目を閉じて。ずっと黙り込んでた。
冷えた体を暖めるように。ホットティーの缶を握り締めてた。
「しんどい?」って聞いたら。「・・・うん。」って言ってた。
天邪鬼なそうるが素直なときは。ほんまにしんどいとき。
あたしはよく分かってるから。肩を貸しながらやっぱり心配やった。

そして案の定。そうるはダウンした。


昨日の夜。そうるはネット上に現れんくて。
いつもサインインされる時間になっても。出てこんくて。
あーやばいなって。体調崩したなって。あたしは思ってた。

そして今日の夜。そうるのHPを見てたら。
掲示板に。携帯から更新されたレスがついてて。
あーこれは絶対ベッドの中からアクセスしてるんやって思った。

お見舞いメールを送ったら。速攻で返事がきて。
めずらしくいきなり「ありがとさん。」とか素直に書いてあったもんやから。
あーこれは相当弱ってるなぁと思って。ますます心配になった。


何かしてあげたいのに。何もしてあげられへん。
もどかしい気持ちが。あたしを支配していった。
一緒に暮らしたいなぁって思うのは。いつもこんなとき。
なんで離れてるんやろうって思うのは。いつもこんなとき。

そうるが不安定なとき。しんどいとき。
1番近くで支える役目は。誰にも譲りたくない。
感謝されんくてもいい。ありがとうなんて望まへん。
ただ1番そばで。そうるの姿を見つめて。
1番たくさん心配するのは。あたしでありたい。

こんな夢が実現する日は。あたしに訪れるんやろうか。


ねぇそうる。愛して止まないあんたに。
あたしが今してあげられることは。
早く風邪がよくなるようにって祈るだけで。
せめていい夢が見られるようにって祈るだけで。

そんなんじゃちっとも納まらん思いやのに。
ここにいるあたしには。悲しいくらい何もできんから。
例えばごはんを作ってあげたり。そばで声をかけたり。
当たり前のようにあんたの世話を焼くことができる。
そんなあんたのママにまで。嫉妬しそうになる。

あぁ。なんて苦しいんやろう。愛ってやつは。
なんでこんなに。収拾つかん思いなんやろう。愛ってやつは。
体調を崩したのはあんたやのに。しんどいのはあんたやのに。
なんであたしが。ピンピンしてるあたしが。こんなに苦しくなるんやろう。

ねぇそうる。あんたは何も知らずに眠ってるやろうけど。
あたしはたとえ離れてても。こんなにもあんたを思ってる。
そんなん必要ないって。頼んでもないのにって。思わんといてね。
あたしだって。なんでこんなに思ってしまうんか分からんねん。

いつだってあんたへの思いは。あたしの制御不能な領域へ踏み込む。
心配したってしょーがない。祈ったところでしょーがない。
頭のどこかでは思ってるのに。心はちっとも言うことを聞かへん。
なんやろうね。愛ってやつは。なんでいつもこうなんやろうね。

そうる。あたしはなかなか眠れそうにないけど。
あんたはゆっくり休んで。早く元気になってね。
素直なあんたもかわいいけど。やっぱりあんたは憎まれ口が似合うから。
あたしにえらそうに話すあんたが。悔しいけどあたしは好きやから。

早くよくなってね。何もできんけど。ここで祈ってるからね。





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↑なるほどね。てゆーかママさん・・・許すまじ。(←半分本気。)


2003年12月06日(土)ちっちゃな嫉妬。

今日は。久しぶりにサークルに顔を出してきた。
後輩の試合の応援に行ってきた。

まひろやはつねと会うのも久しぶりで。かなり嬉しかった。
「おいっすー。」「おー久しぶりー。」って。いつもの調子で再会して。
でも久しぶりなもんやから。話すのも微妙に照れたりして。
何を話そうかなーなんて考えてるのも。おかしくて楽しかった。

そうるは相変わらず。用事で忙しそうに走り回ってた。
ゆっくりしゃべれる時間はあんまりなかったけど。
用事のない時間は。戻ってきて一緒に応援できた。


応援の仕方は。あたしたち4人それぞれ違う。
まぁ4人とも。かなり集中して見てることに変わりはないけど。
エキサイトして絶叫しまくってる順番は。
はつね>あたし>まひろ>そうる・・・って感じ(苦笑)。

とりあえずはつねの応援っぷりは。最高に楽しい。
例えて言うなら。参観日のお母さんって感じ(笑)。
「ちょっと!そこのあんた!うちの○○を押さんとってくれる!」みたいな(笑)。
「○○ちゃん!いいわよ!そうよ!もっと走るのよ!」みたいな(笑)。
書いてみると笑えるけど。ほんまにはつねはこんなことを言ってる。
真剣に応援してるこっちまで。ゲラゲラ笑ってもたりする。

あたしとまひろは。けっこう似てるかな。
はつねみたいに騒ぐこともあれば。(はつねレベルまではいかんけど。)
「あー今んとこ△△すればええのにな・・・。」とか冷静に見ることもある。
まぁ言うなら。わりとバランスがいい応援の仕方(苦笑)。

そしてそうる。そうるの応援はとにかく静か。
大声を上げるとしても。たまに指示を飛ばすって感じで。
ほとんどは。黙ってじーっと試合を見てる。
ちょっと難しい顔をしながら。目だけキョロキョロ動かしてる。
そんな様子を見てると。あぁやっぱり元キャプテンやなぁって思わされる。


何かを考えてるときの。そうるの顔が好き。
真剣なその瞳の奥に。何が映ってるんやろうとか。
その頭の中に。どんな思考回路が組まれてるんやろうとか。
考えながらそうるを見てると。どんどんかっちょよく見えてくる。

あたしはいつも。そんなそうるを見てきた。
4年間。サークルでのそうるはいつも。「考える人」やった。
考えてるときのそうるの顔は。なんとなく他を遮断してて。
うかつに声をかけられんような空気を放ってて。
それがまたなんともキレイで。あたしはよく見とれてた。

懐かしい顔を久しぶりに見た気がして。
あぁそうるの中には。今でもキャプテンの血が流れてるんやなと思って。
そうるの表情をこっそり盗み見ながら。あたしは幸せな気持ちになった。


帰り道。そうるの用事が終わるのを待って。
久しぶりに4人でごはんを食べた。
試合の感想とか。今のサークルの状況とか。
どうすればチームがもっとよくなるやろうかとか。
そのためにOGとして何を言ってあげればいいかとか。
時間が経つのも忘れて。あーでもないこーでもないと議論してた。

しかし。あたしたちが1つの話題について。語るのはめずらしい。
いつだって4人それぞれ。勝手なことをしゃべってるのが普通やから。
今日にしたってそうやったし。それでまた後輩にも笑われた(苦笑)。

(そうる)「なー。うちのウィンブレがない。どこか知らん?」
(はつね)「あんたさー。あの漫画キライってどーゆうことよ?」
(まひろ)「この携帯使いにくいし。絶対しょぼいって。」
(あたし)「あーおなかすいた。なんか食べに行かへん?」

見事なまでに。会話は成立してへん。
人の話は聞かず。自分の言いたいことを言ってる。
一応全部呼びかけてる言葉やのに。誰も答えへん。
でも誰もたいして違和感は覚えず。不満も感じてへん。
そのうち。気づいた人からひとつひとつ会話を片付けていく。

こーゆうのを成り立たせるのは。案外難しいと思う。
普通の人なら。ストレス全開に陥ると思う(苦笑)。

そばで聞いてた後輩が吹きだして。
「先輩たち相変わらずですねー。」って笑う。
あたしたちは。言われて初めて顔を見合わせて。
「あー基本的に4年間コレやからねー。」って答える。

かけがえのない居場所。かけがえのない仲間たち。


そんな場所で。今日ははつねがいろいろそうるの世話を焼いてた。
帰る間際になって。携帯が見つからんーって喚くそうるに。
「あーもううるさい。」みたいに言って。荷物を開けて探してあげてた。
携帯を見つけた後も。ぐちゃぐちゃなそうるの荷物を片付けて。
上着を着せてあげたり。ポケットに携帯と財布を入れてあげたり。
なんやかんやとしてあげて。そうるもされるがままになってた。

はつねに深い意図はない。そうるにもない。
でもあたしは。それを見ててはつねを羨ましく思った。
そして同時に。そうるをちょっと恨めしく思った。

あたしはたぶん。みんなのおる場所で。堂々とそうるに同じことはできん。
ほんまはあたしだってしたいけど。あたしにとってのそうるは特別。
みんながそうるに対して感じてる友情とかとは違う。
だから。自意識過剰かもしれんけど。何かがバレる気がしてもて。
必要以上に。そうると接触するのを遠慮してもたりする。

そうるは。そーゆうあたしに気づいてへんのやろうか。
あたしがそーゆうことをしたいのにできんことを知ってて。
はつねがそーゆうことをするのを許してたりするんやろうか。

醜いな・・・あたし。また始まってる。
許すとか許さんとか。そーゆう問題じゃない。
はつねは友達。友達が友達の世話を焼くのは自然なこと。
それやのに。ずるいなぁとかいいなぁとか思ってるあたりで。
なんてゆーか。子どもじみてるし。考えることが幼いと思う。

やりたいんなら。自分もやればいいだけの話やのに。


ねぇそうる。今日は楽しかったけどね。
ちょっとしたことを引き金に。最後の方だけドロドロしてもた。
表には出さんかったし。あたしの中だけの問題やけど。
なんかね。また醜い自分を思い知って。ちょっとしんどかった。

あたしはあんたのことになると。いつだって言い訳だらけになる。
ほんまはやりたいことがあっても。理由をつけてやらんかったりする。
自分を正当化して。納得させて。押さえつけてみた後で。
今日みたいに。関係ない人にまで嫉妬したりもする。

ねぇそうる。せっかく1日一緒にいられたのに。
しょーもない嫉妬に心を支配されてたから。
あんたの前で。うまく笑えてたかちょっと心配やわ。
それでなくてもあんたは。風邪ぎみでしんどそうやったのに。
あんたの疲れを倍増させるような顔を。あたしはしてへんかったかな。

あぁ。もっと成長せんとなぁ。もっと素直にならんとなぁ。





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↑別にええけど。もうちょっと整理できるコになりなさい(苦笑)。


*ひとりごと*
あかーん。今日の日記はイマイチまとまりがない(涙)。


2003年12月05日(金)真夜中の涙。

昨日の夜。ふと目が覚めた。
携帯を見たら3時半で。外はまだ真っ暗やった。
そうるを起こさないようにベッドを出て。キッチンに向かった。

冷蔵庫を開けて。ミネラルウォーターを飲んで。
すぐまた寝ようかと思ったけど。あんまり眠くなくて。
しょーがないから眠くなるまで起きてようと思った。
上着を羽織って。ベッドにもたれて座って。ぼんやりしてた。

暗闇の中で。時計の針の音だけが聞こえて。
ちょっと心細くなって。振り返るとそうるの寝顔があって。
せっかくやから。久しぶりに見つめてみるかーとか思った。
でも静かなその寝顔を見てたら。楽しむつもりが苦しくなった。

愛しいなぁ。大切やなぁ。幸せやなぁ。
そんなことを思ううちに。どんどん苦しくなった。
そうるとあたしは。いつまで一緒にいられるんやろう。
もしそうるがあたしの前からおらんくなったら。
あたしはいったいどうなるんやろう。

失いたくないなぁ。手放したくないなぁ。
そう思ったら。涙がじんわり溢れてきた。
もしもそうると一緒におれんくなったら。
ある日突然そうるがあたしの前から消えたら。
そんなことを考えてもて。いきなり怖くなった。
眠ってるそうるを揺り起こして。抱き締めたくなった。

そうるはここにおるのに。なんでこんなに怖いんやろう。
考えるうちに。あたしはひとつのことを思い出した。

それは去年の夏。突然やってきた友達の死やった。


彼女は。高校時代の友達やった。
クラスも部活も別やったけど。共通の友達を介して仲良くなった。
一緒に自転車で帰ったり。カラオケでバカ騒ぎしたり。
くだらんことで笑い合える大切な友達やった。

高校を卒業してから。ずっと連絡をとってなかった。
どうしてるんやろうと思い出すこともなかった。
悲しいかな。あたしの毎日は忙しくて充実してて。
彼女のことは完全に記憶の彼方に追いやられてた。

彼女の死は。友達からのメールで突然告げられた。
車と自転車の交通事故で。彼女は完全な被害者やったこと。
意識不明の重体が数日続いた後で。帰らぬ人となったこと。
そんな事実のみが淡々と綴られたメールやった。
たぶん送ってくれた友達も。まだうまく受け止められてへんかったんやろう。

あたしはびっくりしすぎて。声も涙も出んかった。
その場にもえかが一緒にいたけど。2人して呆然としてた。
彼女とは何年も会ってなかったから。全然実感が持てんかった。

ただ同年代の友達が事故で死んだという事実で。
「死」というものを。初めて身近に感じた。
普通に年をとって。眠るように死を迎えるのが当然と思ってたけど。
生き続けていけることは。当たり前じゃないんやって思った。

どこかで何かが間違えば。あたしも消えるかもしれん。
あたしだけじゃなくて。あたしの大切な人たちも消えるかもしれん。
そう思ったとき。あたしの頭に真っ先に浮かんだのはそうるやった。
バイクで事故って。真っ赤な血に塗れるそうるが。脳裏をよぎった。

途端に怖くなって。全身が震えた。背筋が寒くなった。
ありえへん。そうるがおらんくなるとか。ありえへん。
そうるを失ったら。あたしは本気でどうにかなってしまう。
どうしよう。どうしよう。そんなこと絶対にあったらあかん。
あかんことやけど。可能性はあることなんや。
ぐるぐる考えるうちに。気分が悪くなって倒れそうになった。

友達の死を知って。その日のうちにそうるに会った。
話すうちに感情が高ぶって。あたしは泣いた。
「お願いやから死なんといて。」って。
「あんたが死んだら生きていけへん。」って。
安っぽいドラマみたいなセリフを。大真面目に吐いた。
どうしても言わずにはおれんかった。

そうるはあたしの話を。真剣に聞いてくれて。
泣き出したあたしを。ちょっと困ったように見つめて。
「じゃああんたも死なんといてな。」って。
「約束とかできるもんじゃないけど。約束な。」って。
やわらかい笑顔で。優しい声で。言ってくれた。

そうるは忘れたかもしれんけど。あたしは今でも覚えてる。


そんな夏のことを。ふと思い出しながら。
目の前で眠る愛しい人を見つめてた。
失いたくないなぁ。手放したくないなぁ。
そう思うと。やっぱりどうしても涙が溢れた。
眠るそうるを起こさんように。口元を押さえて泣いた。

あたしは確かに幸せやのに。そのせいで何かが怖い。
幸せを手に入れてしまったから。それを失うのが怖い。
そうるはここにおるのに。あたしのそばにおるのに。
なんでこんなに怖くなるんやろう。なんでこんなに涙が溢れるんやろう。


ねぇそうる。あんたを思うとね。
あたしはこんなにも簡単に泣けてくる。
静かに眠るあんたの横で。苦しくてたまらんくなって。
祈りにも似た思いで。あんたの名前を呼んでる。

ねぇそうる。なんでこんなに愛しいんやろう。
ねぇそうる。なんでこんなに悲しいんやろう。
なんでこんなに嬉しいのに。なんでこんなに苦しいんやろう。
あんたを好きになってから。あたしはいつだってこんな感じ。

自分でも説明のつかん思いが。あたしの中で渦巻いて。
容量を越えてまうから。後から後から涙になる。
ぽたりぽたり。落ちていく涙の雫。
1滴1滴に。あんたへの愛が詰まってる。
涙はいつか乾いて。跡形もなく消えるけど。
あたしの中では。変わらずにあんたへの思いが溢れる。

ねぇそうる。生きててくれてありがとう。
あたしと出会ってくれて。あたしを見つけてくれてありがとう。
でももうひとつだけお願い。お願いやから死なんといてね。
あんたと離れたくない。あんたを失いたくない。
わがままなあたしは。ついあんたにも多くを望みがちになるけど。
ほんまはあんたが生きててくれれば。もうそれだけでいい。

その先の幸せは。あたしが守っていくから。





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*追加*
この日記を書きながら。ある曲を思い出しました。
最近聞いて。やっぱり泣かされた曲です。
あたしの今回の状況とすごく似てて。
あぁこれはもう載せるしかないなーと(苦笑)。
優しいメロディーラインがたまらない曲。お勧めです。

あーしかし。槇原敬之。やっぱり好きやなぁ。

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真夜中に目が覚めた
月明かりは横向きの
君の寝顔を照らして

あまりにも青白くて
冷たそうに見えて
息もしてないように見えて

「もし君が死んだら」
あるわけもない事だと
今までは思いもしなかったのに

君を見ていたら涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
馬鹿みたいだと 自分で笑いながら

それでもまだ涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
頼むから一緒に 長生きしよう

長生きしよう / 槇原敬之 より一部抜粋

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2003年12月04日(木)2人きりの時間。

今日は。久しぶりにそうるが泊まりに来た。
めずらしく研究室を早めに切り上げられたとかで。
あたしの家に来て。一緒に鍋をつついた。

最近それでなくても。デートさえまともに出来ず。
たまに会えるとすれば。大学の昼休みとか。飲み会とかやったから。
2人きりになれる時間がたっぷりとれること。そうるを独占できること。
あたしはそれだけで。もうそれだけで大満足やった。

何かが足りん。どこかが満たされん。なんでやろう。
日常の中でそう思って。考えてみて。あたしは気づいて笑う。
そっか。そうるが長いこと泊まりに来てへんからや。
2人でくっつきながら。だらだらする時間がないからや。

あたしって分かりやすいなって。こーゆうときに実感する(苦笑)。


今日はごはんを食べながら。サッカー観戦をしてた。
そうるもあたしも。スポーツ観戦は大好き。
プロ野球が終わって。しばらくはつまらんかったけど。
それから全日本のバレーがあって。もちろん応援に燃えた。
そして次はサッカー。あぁ目白押しで幸せ(笑)。

あたしはサッカーならガンバの宮本が大好きで(笑)。
ちょっと画面に映るだけでキャーキャー言ってた。
「ミーハーやなぁ。もっと純粋にスポーツ観戦しろよ。」ってそうるに呆れられて。
「してるわー。なによ宮本はディフェンスの要やん。」ってふくれた。

対するそうるは。やっぱり司令塔の中田が好きらしいけど。
最近のヒットは大久保らしくて。「いい動きしてるわー。」とか言ってた。
「大久保好きってのもたいがいミーハーやと思うけどなぁ。」ってあたしが呟くと。
「いや顔はたいして好みじゃないし。あんたとは違う。」って言い返してきた。
(大久保ファンのみなさん。ごめんなさい(苦笑)。)


そうるとスポーツ観戦すると。見事に好みがパッキリ分かれる。
野球で言わせると。そうるは金本で。あたしは藤本。
バレーで言わせると。そうるは加藤で。あたしは山本。
(ちなみに女子バレーやと。そうるは高橋で。あたしは佐々木。)
そしてサッカーでも。やっぱり好きな選手は違ってた。

なかなか一致せーへんのは。ちょっと悔しい。
「なんでよ。絶対宮本すごいって。」
「いやいや。チーム貢献度なら大久保やって。」
お互い1歩も譲らずに。同じことを繰り返す。
でも。そんななんでもない時間が。何より愛しい。


ねぇそうる。今日のあんたはご機嫌やったね。
テーブルに肘をついて。大好きな焼酎を飲んで。
「今のはパスじゃなくて自分で行くべきやろー。」とか。
テレビにつっこむその姿は。まるで中年オヤジやのに。
なんか楽しそうなあんたを見てると。あたしは嬉しくて。
おっさんみたいなそのしぐさすべてが。かわいくてたまらんかった。

プロのサッカー選手のプレーを見て。うまいなーと思っても。
たぶんいつものあんたのプレーの方が。
100倍あたしの心を揺するなぁとか思わされてた。
そして。そういや長いことあんたのプレーを見てないなぁと思って。
また一緒に走れる日が早く来んかなぁとか思わされてた。

そばにいれば。ささいなことで。好きやなぁと思わされてる。
離れてるときも。会いたくて。好きやなぁと思わされてる。
そんなあたしがあんたを忘れる時間は。自由になる時間は。
いったいどこにあるんやろうとか。そんなことを考えて。

持て余した思いをどうにかしようとして。あんたに抱き着いたら。
ほら来たなと言わんばかりに。にやっと笑われて。
あぁやっぱり見抜かれてるんやと思って。悔しくなってたら。
おでこにかかった髪をゆっくり払って。そこにひとつキスをくれた。
それから。いくつもの優しいキスを降らせて。あたしを溶かしてくれた。

そうる。やっぱりあんたはずるい。なんでそんなにかっちょいいかな(苦笑)。





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↑酒の強さに対する自信はすごい。ある意味尊敬(笑)。


2003年12月03日(水)続いていく幸せ。

昨日そうるとごはんを食べて。ちょっと話したこと。
最近のそうるが。ちょっとハマってること。
「そーいや最近マイブームがあってさ。」って。
食後のお茶をすすりながら。そうるは教えてくれた。

その事実は。あたしをかなり驚かせた。
「はぁ?!」って。思わず聞き返してもたくらいやった。
あたしの知ってるそうるからは。考えられんことやった。

それは。バイクでたらたら走ることらしい(苦笑)。


もう今さらやけど。そうるは大のバイク好き。
携帯の壁紙は。もちろん愛用バイクの写真。
研究室のデスクの上には。小さな模型のバイクが置いてある。
そういや夏に着てたのは。バイクがプリントされたTシャツやっけ(苦笑)。

たまの休みには。あたしと遊ぶことよりバイク磨きを優先させ。
あたしがむかついてバイクを叩こうもんなら。倍にしてあたしを叩く(涙)。
「あたしとバイクとどっちが大事なんよー!」とか聞いたなら。
間髪入れずに。「え。バイク。」って答えられそうな気さえする(涙)。

そんなそうるは。とりあえずスピード狂。
あたしがどんなに止めたって。気にせずにぶっ飛ばす。
100キロ以上は当たり前やし。もう3回も捕まってるし。
さすがに最近は。あたしも注意するのに疲れてきた(涙)。

そんなそうるが。ゆっくり走るとか。ありえへん。
ちんたらバイクを転がすそうるなんて。想像つかへん。

「なんで?あんたらしくないやん(苦笑)。」
「なんやそれ。飛ばしたら怒るくせに。」
「そうやけど。どしたん?改心したわけ?」
「いやいや。単に寒いってのもあるんやけどな(苦笑)。」

そう言いつつ。そうるは説明してくれたんやけど。
要するに。信号にひっかからんように走るのがブームなんやって。
研究室を夜の11時ぐらいに出るそうるは。
高速じゃなくて。普通に国道を走って帰るらしいんやけど。
その間の信号を。なるべくひっかからずに帰ることにハマってるんやと。

まぁよくよく聞くと。常にゆっくり走るってわけでもなく。
(やっぱりねと思った。あのそうるにできるはすがない(苦笑)。)
赤になりかけの信号の前で急いだり。信号が青になるまで徐行したり。
とりあえず足をなるべくつかずに走り続けることに。執着してるみたい(笑)。

「なんやー。しょーもなー(笑)。」
「でもけっこうおもろいねんって。ハマるで。」
「そうかー?意地になってるだけやろ。」
「でもこの前は28個連続で信号止まらんかってん。」
「まじでー!それはちょっとすごいかも!」
「やろ?やろ?すごいやろ?」

あたしが共感すると。そうるは嬉しそうになって。
(嬉しそうと言うより。得意気と言うべきかもしれんけど。)
そんなそうるを見て。あたしもやっぱり嬉しくなる。
たったそれだけのことやけど。特筆すべきことでもないけど。
こんなにも素敵なことは。たぶんそうそうない。

「28個かぁ。そこまで行ったら完全制覇したくない?」
「もちろん。だから最大の目標は家までノンストップで帰ること。」
「おーやっぱりな。まぁ楽しみできてよかったやん。」
「ほんまやで。そんなんでもないと夜中帰るのなんかやってられん。」
「まぁな。てゆーか言ったからにはやり遂げやー。」
「任せろ。ノンストップ女王になったる。」(←意味不明(笑)。)

そうるが笑うと。あたしも笑って。
あたしが笑うと。そうるも笑う。
2人一緒に。くだらんことで笑える。

あぁ。なんて当たり前で。なんて幸せなことなんやろう。


ねぇそうる。この話をしてるときのあんたは。
ちょっとテンション高くて。それにあたしもつられて。
なんか分からんけど。2人してやたら盛り上がってたやんね。
そーゆうのって。あたしは後から思い出してみて。
あー楽しかったなぁってやたら思うんやけど。
こんなことを言ったら。あんたはまた「ばばくさーい。」って笑うんかな。

でもさ。そうる。あんたといろいろ話すことで。
あたしは。何回も幸せになることができるねん。
話してるときはさ。もちろん楽しいなーって感じで幸せやし。
こうやって日記を書きながら。思い出して幸せになれる。

さらに言うなら。その話の状況に遭遇したとき。
例えば今回なら。原チャで道を走ってるときに。
あーあんな話したなぁとか思って。にやにやして。
じゃああたしもノンストップに挑戦するかーと思って。
がんばってみるとき。やっぱりあたしは幸せなんやと思う。

ねぇそうる。あんたはさ。こんなにもあたしを幸せにしてくれる。
向かい合って話すだけで。ちょっと2人で盛り上がるだけで。
その場だけじゃなくて。後々のあたしの幸せも連れてきてくれる。
簡単に終わらん幸せを。あたしに届け続けてくれる。
自覚してへんやろうけどね。そーゆうとこがまた悔しいんやけどね。

そうる。あたしの幸せはやっぱり。あんたがいてこそやと思う。心底思う。





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↑うっさいねん。それが普通やねん。ほっとけ!(苦笑)


2003年12月02日(火)君があたしをキレイにする。

今日は。大学で昼休みにそうるに会えた。
あたしが図書館で資料集めをしてるのを知ってたそうる。
学部で一緒に食べる子がおらんかったらしく。
昼前に。いきなりメールが入ってきた。

呼び出されるのは。呼び出すよりも嬉しい。
なんでもないときに。会いたいなぁと思ってくれることが嬉しい。
まぁそうるのことやし。友達がおらんかったからだけやろうけど。
そんなときでも。ふと思い出してくれたのがあたしで嬉しい。

あたしはやっぱり。愛されたがりやと思う(苦笑)。


いつもの食堂に行って。そうるの姿を探す。
だいたいの予想をつけて。いつもの席のあたりを探したけど。
そうるの姿はなくて。あたしはちょっとキョロキョロした。
そしたら。ちょっと離れた場所から名前を呼ばれて。
そっちを見たら。そうるがひらひらっと手を振ってた。

「ごめんごめん。混んでたからこっちにした。」
「あーええよ。でもほんま。探すのひと苦労やわ。」
「見つけにくくてすんませんなー。溶け込んでるからなー。」
「ほんまやでー。もう。同化してるやん(苦笑)。」


男ばっかりの食堂やから。女のそうるは簡単に見つけられそうやのに。
キョロキョロ探さなあかんのは。自分が女っぽくないから。
そうるはそう言いたかったみたいやし。あたしもちょっとそう思うけど(苦笑)。
でも1番の理由は。そうるの格好に色味がないからやと思う。

大好きなショートヘアは。ちょっと伸びてきたけど。
思いっきり明るかった茶色は。ちょっとこげ茶色になった。
最近着てるのは。お決まりの黒のダウンジャケットやし。
持ってる鞄も。ヘッドポーターの黒いやつやし。
なんてゆーか。そうるはいつも・・・黒っぽい。
だから遠くから見ると目立たんくて。見つけにくいんやと思う。

対するあたしは。どっちかと言うと色味のあるものが好き。
格好にしても。どっかに何かしら明るい色を入れてる。
ちなみに今日の服装は。オフホワイトのセーターと。茶色のパンツ。
そしてポイントは。最近買ったライトグリーンの鞄。
そうるに。「うちやったら絶対持たんなー。」って言われた鞄(苦笑)。


ごはんを食べ終わって。あたしはその鞄から写真を出した。
国家試験の願書を提出するために。証明写真を撮らなあかんくて。
わざわざ写真屋さんに行って撮ってもらったんやけど。
やっぱりプロは違うみたいで。なかなかキレイに撮ってもらえたから。
調子に乗って。そうるにも見せてみた。

「なぁ。けっこうキレイに撮ってもらえてると思わん?」
写真を手渡して。あたしが浮かれて聞くと。
そうるは写真をじーっと見て。ふーんって言って。
「てゆーかあんた黒も似合うんやん。」って言った。

写真は一応。黒いスーツを着て撮ってもらったんやけど。
それがなんか。そうるの目には新鮮に映ったみたいで。
ふーんふーんって言いながら。長いこと写真を見てた。

見てほしかったくせに。あんまりジロジロ見られると恥ずかしくて。
「あーもうええやん。見すぎ。」って言って。取り返そうとしたら。
そうるは写真をひらっと上に上げて。あたしの攻撃を避けて。
「てゆーか。この写真ちょーだい。」って言って笑った。

「・・・へ?なんで?」
「だってなんか気に入ったし。」
「あ・・・そうなん。」
「うん。デキル女っぽいやん。」
「へぇ・・・。まぁそれは余りやしええけど。」
「やったー。さんきゅー。」

そうるはあたしの写真を手に入れて。なんか嬉しそうやった。
もちろんあたしも嬉しかったし。くすぐったかったけど。
そんなそうるは珍しすぎて。不思議な気持ちも強かった。
にんまりしてるそうるを。頬杖ついて見ながら。
自分のことで喜ばれるのって。こんな気分なんかーと思ってた。


ねぇそうる。あたしは誉められ慣れてへんのかな。
それともあんたが。誉め慣れてへんのかな。
よく分からんけど。今日のあたしたちは。いつもと逆やった。
いつもなら。あたしがあんたのことでキャーキャー言って。
それをクールに見つめてるのがあんたやのに。
あんたがあたしのことで喜んで。それをあたしが見てるなんて。
なんかなんか。不思議な違和感があった(苦笑)。

でもね。その不思議な気持ちを越えると。やっぱり素直に嬉しかった。
めったにあたしのことを誉めてくれんあんたが。誉めてくれて。
直接的な表現じゃないけど。かわいいーみたいなことを言ってくれて。
あんたの目にそんなふうに映れた事実が。ほんまに嬉しかった。

実際どうかは分からんし。そんなたいしたことない女やけど。
あんたがいいって思ってくれるなら。それが何よりやって思えた。
そして。あんたにもっと好きやなーって思ってもらえるように。
またがんばろーって。びっくりするぐらい素直に思えた。

やっぱりあたしにとって。そうる。あんたはすべての源なんやと思う。
100人の人に。かわいいって言われるより。(←ありえへんけど。)
あんた1人に。今日みたいにたったひと言言われる方が。
ずっとあたしを前向きにしてくれる。ずっとあたしをキレイにしてくれる。
なんかね。愛する人の言葉って偉大やなーって。そう思ったよ。

ねぇそうる。あんたはさ。あたしとは違うから。
たぶんあたしがかっちょいいーって言っても。それに影響されて。
よっしゃーもっとかっちょよくなろーとか思う性格じゃないと思う(苦笑)。
でも。たとえばどこかで。あたしが何か言うことで。
ちょっとぐらい。あんたに前向きなチカラを与えられてたりはせんかな。
そうやったらええのになーって。なんか今日はめちゃ思ったわ。

でも。ないやろうな。あんたはそんな簡単に動かされてくれんやろうな(涙)。





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↑いやそうじゃないけどさ。てゆーか答えになってへんし(涙)。


2003年12月01日(月)見えないチカラ。

お久しぶりです。さあやです。
なんやかんやで。気づけばもう12月。
冬が始まろうとしてて。不思議な感じ。

ついこの前まで。半そでTシャツを着てたのに。
真夏の太陽の下で。汗をかいて走り回ってたのに。
もうコートがいる季節になった。もうブーツを履く季節になった。
朝起きるのが辛くなった。洗濯物が乾きにくくなった。

なーんか。ほんまに時間が過ぎるのは早いなって思う。


日記を書いてない11月の後半。
あたしは何をしてたかと言えば。相変わらずで。
卒論を書いたり。就職試験を受けたり。国試の勉強をしたり。
まぁそれなりに。忙しい日常を送ってた。

そうるとのことにしても。相変わらず。
忙しいそうるが構ってくれんくて。寂しくなったり。
ちょっとでも会えたら。満たされて幸せになったり。
そうかと思えば。またしょーもないことでケンカしたり。
もう知らんわーってのと。やっぱり好きやなーってのを。
いつもみたいに。性懲りもなく繰り返してた。

そんなそうるとのこと。久しぶりに書きたいーって思ったのは。
今日のあたしは。久しぶりにかなりラブモードに突入したから(笑)。
まぁそんなふうに。突入させられるちょっとしたことがあったから。

それは。そうるのHPに書かれてた言葉が。あたしに教えてくれた事実。


コンテンツが少ないーって嘆いてるそうるのHP。
そんな中に。そうるのひと言集みたいなのがある。
最初は。適当に日記を書いてたみたいやったけど。
あまりにもしょーもない内容やとそうる自身が判断したらしく。
(あたしは読んでてけっこう楽しかったんやけど。)
しばらくして。ひと言集に変わった。
その日気づいたこととかの。ちょっとしたエッセイ集。

今日のそれは。ある曲についてやった。
それは。ミスチルの「HERO」って曲。

そうるは。ミスチルが大好き。
桜井さんの書く歌詞と曲と。あの深みのある声が。
そうるのツボには思いっきりハマってるらしく。
なんかあると。「やっぱ桜井さんやろー。」って言う。

そんなそうるは。今日のひと言集に書いてた。
昨日の夜にいきなり「HERO」が聞きたくなって。
夜中にゴソゴソとMDを探して。ウォークマンで聞きながら眠ったこと。
あの曲のコード進行のどこが好きやとかいうこと。
いつもみたいに。淡々とした文章やったけど。書いてた。

あたしはそれを読んで。もうかなり興奮した。
画面を見ながら。顔を抑えて。思いっきりにやけた。

なぜって。あたしもまさに昨日の夜。「HERO」を頭で歌ってたから。


そうるに思いっきり影響されて。好きになったミスチルやけど。
昨日ほんまに。ほんまに偶然。「HERO」があたしの頭に浮かんできた。
友達とメールで。ミスチルの曲で何が好きーとかいう話をしてて。
あたしの頭の中に。ふわっと浮かんできたのがあの曲やった。

嫌いじゃないけど。そんなに特別好きな曲じゃない。
あたしにミスチルで好きな曲を語らせるなら。出てくる曲じゃない。
なんでかな。なんで急に浮かんできたんかな。そう思ったけど。
実際めちゃめちゃいい曲やし。まぁ潜在意識の中にあったんかなと思ってた。

でも。でもまさか。同じ時間帯に。そうるが聞いてたなんて。
あたしが思い浮かべた曲を。そうるが聞いてたなんて。

やばい!これを愛のチカラと呼ばずして何と呼ぶ!(笑)


興奮しまくりのあたしは。いきおいのままそうるに電話した。
ちょっと眠そうに電話に出たそうるに。あたしはまくしたてた。

「ちょー!あたしも昨日思い浮かべてたって!HERO!」
「はぁ?」とか言って。電話の向こうでそうるはあくびひとつ。
そして。ようやくあたしの言いたいことを分かってくれたみたいで。
「ふーん。」って言った後で。いつものクールな調子で言う。

「・・・あぁ。じゃあどっかで流れてたんかな。」
「違うって!昨日友達とあの曲の話しててん!」
「いや。だからどっかで流れてるの無意識に聞いたんやろ。」
「なんでよ!聞いてへんわ!もー感動してよー!」

同じ時間帯に。違う場所で。同じ曲を聞いてた。
あたしにとっては。もう鼻血が出るくらい興奮する事実(笑)。
やのに。そうるはなかなか認めようとせんかった(涙)。

「いや。絶対どっかで耳にしたはず。」
「なんでやねん!もー信じてよー!感動しようよー!」
「いや。そんな偶然あるはずない。絶対感動せーへんぞ。」
「なんでよ!あーもう!ほんまやのに!あほー!」

最後の方は。だんだん涙声になるあたし。
伝えたい感動が。うまく伝わらんのがもどかしかった。
それどころか。どうでもよさげにされたのが悔しかった。
ありえへん。もっと素直に感動してくれてもええのに(涙)。
そう思いながら言い続けたけど。そうるは感動したとは言わんかった。

ちくしょう。もーほんま素直じゃないんやから。あほったれ。
そう思いながらも。あたしの心はほくほくしてた。
そうるが認めんかったとしても。これは事実なんやから。
あたしはほんまに。ちょっとした違和感の中で。あの曲を歌ってたんやから。


ねぇそうる。あんたは笑うやろうけど。
笑うどころか。興味すら示さへんかもしれんけど。
あたしは絶対に。絶対にこれって何かのチカラやと思う。
あんたがHEROを聞きながら眠ってたから。あたしの頭に浮かんできた。
もしくは。あたしがなんとなくHEROを思い浮かべたから。あんたも聞きたくなった。
分からんけど。あんたとあたし。絶対どっかで何かが繋がってたんやって。

あぁ。なんか。たったそれだけのことかもしれん。
同じ時間に同じ曲を。たまたま歌ってただけのこと。
それだけのことと言ってしまえば。それまでかもしれん。
でも。それをどう捉えるかは自由やし。誰にも止められんし。
それにどう考えたって。あたしにはやっぱりチカラやと思えるんやもん。
当事者のあたしがそう思うんやから。きっとそうなんやとも思う(苦笑)。

ねぇそうる。ちょっとだけ正直に教えてや。
あんただって。ちょっとぐらいはすごいと思ったやろ。
ほんまは。おぉーって言いそうになったんやろ。
ただあたしがあんまり感動するもんやから。意地悪なあんたは。
あたしをこれ以上喜ばせんとこうと思って。感動したとは言わんかったんやろ。
素直じゃないあんたの考えそうなこと。あたしには分かるんやから(苦笑)。

まぁ確かに。あそこであたしと一緒に感動して。
「すごいすごーい!」なんてあんたが言い出したら。
収拾つかんし。それこそ違和感バリバリやんね。
そう考えると。あんたの反応は予想通りやったけどさ。

でもやっぱり。ちょっとぐらいは感動してほしかったなぁ。
あたしと同じような気持ちに。なってほしかったなぁ。

見えないチカラ。愛のチカラ。あたしはビシビシ感じまくってたんやもん。





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↑なんやねん!なんやねん!もーほんまに意地悪や!(涙)



*追加*
「HERO」を改めて聞き直してみたけど。
歌詞もいいし。曲もほんわかしてるし。いい感じ。
なんで今まで。大好きじゃなかったんかが不思議(苦笑)。
しかも今回。そうるとのこんなエピソードまで生まれてもたし。
当分の間。あたしの中でヒットすること確実(苦笑)。

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例えば誰か一人の命と 引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを 待っているだけの男だ
愛すべきたくさんの人たちが 僕を臆病者に変えてしまったんだ

小さい頃に身振り手振りを 真似てみせた
憧れになろうだなんて 大それた気持ちはない
でもヒーローになりたい ただ一人 君にとっての
つまずいたり 転んだりするようなら そっと手を差し伸べるよ

HERO / Mr.children より一部抜粋

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