今日は。携帯ショップに行ってきた。 2年近く使ってる携帯が。クラッシュしたので(涙)。 そろそろ変え時かなぁと思って。いろいろ見てきた。
そしてそのショップで。ちょっとステキな人たちに出会った。 (あー今日の日記は。けっこう長くなりそうです。)
携帯。なんかね。表示とかは普通やったんやけど。 電話もメールも。発信受信ともにできんくなってたんよね。 (今はなぜか正常に戻ったけど。なんて恐ろしい携帯(涙)。) あたしは気づいてなかったけど。昨日は1日まるまる。 外界と完全にシャットアウトされてたらしい(涙)。 いろんな友達から。連絡つかんやんけーって感じで。 心配やら苦情やらが飛んできて。ほんまびっくりやった。
なんか普段は考えんけど。こーゆうことがあると。 現代文明に頼り切ってる自分を思い知る感じがする。 だってほんまに携帯がないと。人と連絡とれんのやもん。 中学とか高校とかやと。活動範囲も狭いから会いに行けたけど。 今やとそうもいかんしね。大人になるってこーゆうことかね。(←謎。)
あたしの携帯。メタルシルバーの折りたたみ式。 2年使ってるだけあって。表面は傷だらけ。 まぁあたしの扱いが荒かったせいなんやけどさ。 サークルやってるときに。JIBバックにそのまま放り込んでて。 ちっちゃな砂やら石やらで傷ついて。ほんまボロっちくなってもた。 でも。中には大事な思い出がいろいろ詰まってる。
そのうち大半は。そうるのメールやったりするんやけど(苦笑)。
めちゃめちゃあほかもしれん。おかしいかもしれん。 でもあたしは。そうるがくれたメールを消すことができん。 そりゃ全部残してたら。いくら短いそうるのメールやと言っても。 携帯の容量がパンクしてまうから。消していかなあかんのやけど。 それでも。ちょっとした言葉やったとしても。あたしは残しておきたくなってまう。
へこんでるときにくれた。さりげない励ましのメール。 珍しくあたしを。かわいいとか好きとか言ってくれてるメール。 そんな幸せメールはもちろんのことやけど。 どーでもいい愚痴とか。しょーもない突っ込みとか。 そんなあほメールにしても。あたしにはめちゃめちゃ大事で。 消す前に迷ってもて。結局保護メールになってまう。
忘れたくないのに。悲しいかな。きっといつか忘れてまう。 すべてを覚えておくことは。絶対に無理なことやから。 だからあたしは。カタチになってるものは残したいと思うんやろう。 いつか鮮やかに。あたしの心にも甦れるように。
まぁそんな携帯。ボロでも大事な携帯。 壊れてもたもんやから。しょーがなくショップに行った。 店に入ると。店員は2名。お客さんも2名。 仕方なくあたしは。順番を待って新機種とかを見てた。
あたしの順番になって。椅子に座って店員さんと話してると。 あたしの隣の椅子に。1人の女の子が来て座った。 新しい携帯を予約してたっぽくて。あたしより先に対応されることになった。
年は17〜8歳ぐらいかな。明るい茶色のベリーショートがよく似合ってた。 契約書に書いてる名前で。女の子なんやなって分かったんやけど チラっと見ただけでは。あたしには男の子か女の子か分からんかった。
ちょっと低めの声。ちょっと崩した座り方。 その子のしぐさとか話し方とかは。なんかそうるに似てた。 太めのパンツとか。チェックのネルシャツとか。 身につけてるものは。あんまりそうるに似てなかったけど。 なんてゆーか。放つオーラに近いものを感じた。
しばらくして。また別の女の子が店に入ってきた。 最初いた女の子の横に。ぴったりくっついて立ってた。 あたしは普通に。あー友達なんかなーと思ったけど。 ちょっと見てるうちに。あー恋人同士なんやなーと思った。
こんなに近くでそーゆう人たちを見ることは。あたしは初めてで。 失礼かなと思いながらも。なんかかなりチラチラ見てもた。 でもなんか。なんかほんまにいい感じの2人やった。
2人は。同じ機種で色違いの携帯にするみたいやった。 後から入ってきた女の子が持ってた携帯はオレンジ。 最初にいた女の子がそろえて買った携帯はブルー。 2人ともニコニコしてて。なんかすごいかわいかった。
うーんと。呼びにくいので勝手に命名(笑)。 オレンジ携帯の子。はなちゃん。 ブルー携帯の子。そらちゃん。 (安易やー。でもちょっと気に入った☆(笑))
なんか。このはなちゃんとそらちゃん。 見た目は。そらちゃんの方が男の子っぽいのに。 携帯を買うときとか。めちゃめちゃはなちゃんに甘えてた。 店員さんに。いろんな付属機能をつけるかつけんか説明されて。 とりあえず聞いてはみるものの。そらちゃんには理解できず。 「えー。分からん。どうなん?いる?」とかはなちゃんに聞いてた。 はなちゃんはそのたびに。「いらんいらん。」ってあっさり答えてて。 それを聞いたそらちゃんは納得して。「いりません。」って店員さんに伝えてた。 ほんまに全てにおいて。はなちゃんを頼って意見を聞いてたそらちゃん。
なーんか。そのやり取りがめちゃめちゃかわいかった。
そんなふうに。そらちゃんがはなちゃんに甘えてるかと思えば。 はなちゃんも実は。十分な甘えたさんやった。 契約も終わりかけて。最終的に書類をちょっと書くだけになって。 「もうええで。先行っててくれて。」って言ったそらちゃんに対して。 「いやーおる。おってあげる。」ってはなちゃんは笑ってた。 「そんなんおらんくても騙されんし。」ってそらちゃんも笑ってた。 そしたら店員さんが。「一緒にいたいんですよね。」って思わず言ってもて。 「あ・・・すいません。」って後から笑ってるくらい自然な2人やった。
いいなーかわいいなーって思って。やり取りを隣で聞いてたら。 最後に店を出ていくときになって。そらちゃんはあたしの方を向いて。 「ごめんなさい。長いこと待たせてもて。」って言ってペコッと頭を下げた。 「あ、いいですよ。急いでないし。」って答えたら。また笑って。 そのままはなちゃんと手をつないで。店を出て行った。
なんか。なんかなんか。あたしの文章力では伝えきれんけど。 とにかく。最初から最後まで感じのいい2人やった。 初対面やし。あたしは2人のことをほんまに何も知らんのやけど。 不思議と。あったかい気持ちをもらったような気がした。
ねぇそうる。なんかね。今日2人を見てて思ったんやけど。 異性カップルも同性カップルも。いろいろおるもんよね。 なんかさ。頭の中でイメージとか固まってたりするやん。 あたしも実際。リアルで同性カップルを見たことはあんまりないし。 自分の中で。ちょっとは偏ったイメージがあったことは否定できん。 悲しいけど。それが少数派の定めかもしれんなと思う。
なんかね。前にはつねと電車に乗ってたとき。 目の前に。女の子同士のカップルがおってんやん。 でもその2人は。めちゃめちゃ感じが悪かってん。 公衆の面前で。人目も気にせずにベタベタしまくりで。 でっかい声でしゃべりまくるし。ほんま礼儀知らずやった。 はつねは相当むかついてて。気分悪かったみたいで。 「ありえへんわ。あのレズカップル。」って言ってた。 その言葉に。あたしは少なからず傷ついたけど。 でもほんま。そう言われてもしょーがないような2人やった。
でもね。今日実際に会ったそらちゃんとはなちゃんは。 そりゃもう感じがよくて。かわいい2人やってん。 お互いがお互いを大事にしてるのが。素直に伝わってきて。 見てても好感が持てたし。あんな関係は理想やなーって思った。 たぶんはつねも。そらちゃんとはなちゃんを見たら。 あの日言ったようには言わんかったんちゃうかなって思う。
世の中には。あたしが知らんだけで。いろんな恋人たちがおるんやと思う。 ちょっとありえへん2人もおれば。かなりいい感じの2人もおる。 異性カップルでも。同性カップルでも。それは同じこと。 ちょっと知らんだけのことで。きっと何も変わらんのやと思う。
ねぇそうる。だからさ。あたしはあんたと。 最高にステキなカップルになりたいなって思った。 今日あたしが。そらちゃんとはなちゃんを見て。 あーあんな2人はステキやなーって思えたように。 誰かがあたしたちを見て。いい感じやなーって思ってくれたら。 こんなにも幸せで誇らしいことって。ないようにも思える。
あんたとあたしになら。やってやれんことはない。 そんなことを言ったら。そうる。あんたはまた苦笑いするかな。 でも。あんたになくても。あたしには自信があるで。 あんたとあたしなら。最高の2人になれるって。
あたしには。しょぼいところがいっぱいあるし。 あんたにも。ださいところはいっぱいある。 思い込みが激しくて。浮き沈みも激しいあたしと。 穏やかやけど冷めてて。けっこう勝手なあんたとでは。 うまくいかんことはいっぱいあるし。へこむ夜なんか数えきれん。
それでもお互いが大事で。離れられんままここまで来たやん。 あたしはあんたに。めちゃめちゃ幸せにしてもらってるし。 ちょっとぐらいは。あんたを幸せにしてあげられてると思う。 こんなあたしたちは。やっぱり似合ってるはず。ベストコンビになれるはず。 だからこれからも一緒に。もっともっと高めあっていきたいなって思う。
あーなんか。あたし熱いな。そらちゃん&はなちゃんに触発されたかも(苦笑)。 ↑なんかいい感じやった。あたしはそうるのやり方で満足やけどね(照)。 |