***☆For My Dearest☆***






***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年09月30日(月)ずっと見てたよ。

今日は午後の講義が早く終わって。
珍しく遅刻せずにナイターに参加できた。
開始時間前に到着。駐輪場にバイクを止める。
いつもの場所にそうるのバイクはなくて。あたしは心配になる。

そうるはだいたい練習場所には1番か2番ぐらいに現れる。
そんなそうるのバイクがない。どうしたんやろう。
渋滞かな。それとも。やっぱり昨日言ってたとおり。
体調悪いってことなんかもしれん。大丈夫なんかな。
あたしはいろいろ思いめぐらしながらグランドへ向かう。

「おっすー。」「今日は早いやん。」ってみんなが声をかけてくる。
そんなみんなと話しながらも。あたしはそうるが来るのを待ってる。
スパイクに履き替える。タオルを首に巻く。
でも。そうるはまだ来ない。

時間になって。みんなが集合する。
いつもなら集合の合図はそうるが出すけど。
今日は副キャプテンが出してた。
今日のメニューとかについて軽く説明した後で。
「キャプテンは遅刻なんで先に始めまーす。」って彼女は言った。
あ。遅刻なんや。ってことは大丈夫なんかな。
よかったー。今日は無理かと思ったけど。そうるに会えるんや。
単純なもんで。あたしはちょっ元気になる(笑)。

そしてみんなでアップをしてたら。そうるがやってきた。
「どうしたん?」「遅刻なんて珍しいやん。」ってみんなに聞かれて。
「・・・昼寝してて起きたらえらい時間やってん。」って言ってた(苦笑)。

・・・昼寝かよ!どないやねん!心配したのにさ。
でも風邪は思ってたより大丈夫そう。はぁ。ひと安心。

また試合が近いからそうるは真剣モード。
いつにも増して。そうるの瞳は熱い。
みんなに指示を出すそうる。ボールをキープするそうる。
自ら切り込んで攻めてくるそうる。
どんなそうるも。全部全部あたしの心を掴む。

メンバー交代になって。あたしはグランドの外で水分補給。
最近どうにもいろんなことを思い出して懐かしむ傾向が強くて(笑)。
あたしは休憩しながら。グランドで走り回るそうるを見て。
これまでのことをぼんやりと思い出す。


そうるが1回生のとき。
そうるは経験者やったから上回生に混じって練習してた。
ヘタすれば上回生より余裕でうまかったそうるは。
立場とかもいろいろあって。微妙に気まずそうにしてた。
そして初心者のあたしたち1回生が。別メニュー与えられて。
楽しそうに練習してたのを。そうるはちょっとうらやましそうに見てた。
たぶんこの頃のそうるは。あたしたちと一緒にやりたかったんやと思う。
レベルは違っても。このスポーツを好きな気持ちは一緒やから。

そして2回生になって。
あたしたちもそうると一緒のメニューでやれるようになった。
みんながそうるをどんなに頼ってても。そうるは煙たがるとかじゃなくて。
ひとりひとりにちゃんとアドバイスとかしてくれてた。
あたしがそうるをいろいろと頼ってたのもこの頃やった。
(ちなみにそうると関係が急速に近づいたのもこの頃(笑)。)
たぶんこの頃のそうるは。あたしたちと早く同等にやりたかったんやと思う。
だからあたしたちがうまくなっていくのが。何より嬉しかったんやと思う。

そして現在。3回生。
あたしたちがどんどんうまくなって。
そうるのレベルに近づいて。同等にやれるところまできて。
意見を言うにしても。作戦を立てるにしても。
それまでそうるにばっかり頼ってきた体制が変わってきて。
心から楽しそうに笑うそうるを。いっぱい見られるようになった。
たぶん今のそうるは。あたしたちが成長したのが嬉しいんやと思う。
まわりが自分と対等なレベルになったのが。楽しくて仕方ないんやと思う。


あぁ。思い返せば。あたしは。
なんてそうるのことばっかり見てきたんやろう。


ねぇそうる。あたしはあんたをずっとずっと見てたから。
あんたの気持ちが。分かるような気がするねん。
あんたはずっとあたしたちとやりたかったんよね。
自分が大好きなスポーツを。大好きな人たちと。思う存分やりたかったんよね。
いろんな思いを抱えながら。ここまできたんよね。

よかったね。そうる。ほんまによかったね。
今の最高のチームで。最高に好きなことが存分にやれてよかったね。
自分も関連してることのくせに。あたしはそう思ってまう。
「なんでそんなに他人事やねん。」ってあんたは言いそうやけど。
グランドで笑ってるあんたが。眩しすぎて。
あんたの嬉しそうな顔が。あたしには幸せすぎて。

あたし自身があんたと一緒にやれる幸せとはまた別に。
あんたの幸せを感じて。あたしは幸せになるんよ。
よかったね。ほんまによかったねって。
思わずにはおられへんのよ。





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*追加*
昨日ずっとそうるに髪を触られたいと思ってて。
実際今日会ったらそうるは。・・・気づいてもくれんかったさ(涙)。
まぁ長さはあんまり変わってへんし。
ナイターやと暗いから色変えたのも分からんやろうし。(←プラス思考☆)
しょーがない。明日に期待しとこ(笑)。


*追加2*
今気づいたのですが。なんと。
カウンターが4000近くなってます☆ひゃー。
書き始めて2ヶ月。回るの早い気がしてちょっとドキドキしてます(笑)。
でも。めちゃめちゃ嬉しいです☆ありがとうございます☆
これからも。さあやとそうるをよろしくです☆


2002年09月29日(日)触れられたい。

今日は久しぶりに美容院に行ってきた。
夏休みとかキツイ陽射しの下でほぼ毎日のように練習してて。
毛先はもうボロボロに傷んでたから。
とりあえず少し切って染めてきた。
激しいプリン状態からようやく脱出(笑)。


今日行ったのはいつも行く美容院。
あたしの担当の美容師さんは。笑った顔がめちゃめちゃ優しい男の人。
なんと恐ろしいほどにミスチルの桜井さんに似てる(笑)。
話してくれる声も落ち着いてて。めちゃめちゃ癒される☆

ちなみに。そうるはミスチルが大好き。
桜井さんの書く詩の世界が好きなんやって。
今までもあたしが落ち込んで長い長いメールを送ったときとか。
添付ファイルによくミスチルの歌詞をつけて返事をくれてた。
あたしはそれに何度となく救われてきた。
そしてバッチリ影響されてミスチル大好きになった(笑)。

そんなことをぼんやりと思いながらシャンプーしてもらって。
カット。カラー。そしてブロー。・・・はぁ。気持ちいいー。
あたし人に髪を触られると気持ちよくて眠くなるんよなぁ。


うとうとしながら。あたしはまた思い出す。


あたしとそうる。出会った頃。
あたしの髪は肩下20センチぐらいで。ゆるゆるのパーマ。
対するそうるは。やっぱりあたしとは正反対(苦笑)。
長さは肩につくかつかないかぐらいで。さらさらの天然ストレート。

しばらくして。あたしはそうるの髪がちょっとうらやましくて。
縮毛強制当ててストレートになった。
そうるはそうるで。・・・まぁあたしをうらやましかったかは怪しいけど(苦笑)。
なんと。同じ日にくっきりパーマを当ててきた(爆)。

つくづく正反対のあたしたち。さすがにこれはびっくりしたなぁ。
「ちょっとー。なんで同じ日に逆になんの?」
「示し合わせ?ははーん。狙ったやろー?」
友達みんなにそう言われて。
「狙うわけないやん!どうやって狙うねん!」って。
騒ぐあたしの隣でそうるも笑ってたっけ。

記憶は記憶を呼び起こし。あたしはさらにいろいろ思い出す。

そうそう。あたしが長かった髪を肩まで切った日。
そうるはめちゃめちゃがっかりしてたのを覚えてる。
そうるは人の髪をアレンジするのが好きで。あたしの髪もよくやってくれてた。
器用にまとめ上げてくれたり。逆毛を立ててくれたり。
だからあたしが髪を切ったら。
「遊べへんくなるやん。あーあ。」って。
いつになく素直に感情を表してたっけ(苦笑)。

「髪ぐらい自由に切らせてやー。」ってあたしは言ったけど。
でもね。あたしも実はちょっと思ってた。
なんかもったいないことしたかなーって。
そうるに髪を触られる時間は。あたしには幸せやったから。

ただでさえ髪を触られると気持ちいいのに。
そうるに触られたらもうめちゃめちゃ心地よくて。
「よっしゃー。出来上がり☆」って言われる頃には。
ちょっと寝かけてたことなんてしょっちゅうで(苦笑)。
そんな幸せな時間を髪を切ったことで減らしてしまったことを。
あたしはちょっともったいなかったーって思った。

でもでも。ラッキーな幸せもあるもんで。
長かったときにはなかなかできなかったけど。短めになってから。
そうるはあたしの髪を。よく指で梳いてくれるようになった。

並んで眠った翌朝。あたしより先に起きたそうるが。
隣でまだ眠ってるあたしの髪を。ゆっくり指で梳いてくれる。
あたしはぼんやりした頭で。なんとなくそうるの指を感じてる。
そうるの指は優しくて。あたしは幸せで。またうとうとする。

でも。あたしも実は。そうるが先に眠った夜に。
そうるの髪をひそかに撫でてたりする(照)。
きっとそうるは熟睡してて気づいてないんやろうけど。
あたしの柔らかい毛よりもずっとしっかりしたあんたの髪を。
ゆっくり撫でながらあたしは幸せを感じてる。

あぁ。あんたの髪に触れたいなぁ。
あたしの髪に。キレイにブローしてもらった髪に。
触れてほしいなぁ。あーあ。
美容院を出ても。あたしはそんなことばっかり考えてた。


ねぇそうる。髪ひとつにしたって。
あたしはこんなにもあんたのことを思い出すんよ。
あんたに触られる幸せな感覚を髪が覚えてるんよね。
そして欲しがるもんだから。でも今は得られないもんだから。
あたしはどうしようもなくて。焦らされてる気分。

どんなに自分で髪を触って。あんたの指の感覚を髪に与えようとしても。
全然違うんよなぁ。同じことなはずやのに。
あんたが触るとなんであんなに気持ちいいんやろう。
なんであんなに幸せな気持ちになるんやろう。不思議。

ねぇそうる。明日はナイターで会えるね。
明日あたしはきっと。あんたに髪を触られることばっかり考えてそう。
みんながいるとこで。優しく触られるのなんて無理やから。
ちょっとここはアホなことをやって頭ポンって叩かれてみるかな。
まぁ一応髪には触れるし。とりあえずそれで我慢ってことで・・・(苦笑)。





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2002年09月28日(土)未来の君へ。

今日は雨やったから練習はなし。
朝からそうるにも会えるはずが結局会えず。
昼からもいろんな大学のキャプテンが集まる委員会があって。
そうるがそれに参加してたから。結局遊ぶことも出来ず。
あぁ。つまんない。つまんなすぎー。

明日はバイトやって言ってたし。
またまた会えない日曜日とか。むぅー(涙)。
だいたい2日も会えへんなんて。
2日「も」なんて普通は言わんか・・・(苦笑)。
でもあたしたちはほぼ毎日サークルで顔合わせてる。
2日会えへんのはあたしにとっては大きい。
あぁ。会いたい。会いたいぞー。


会いたいのに会えない日は。楽しかったことを思い出す。
そうやってそうるを近くに感じるようにする。
そしたらいつの間にか。寂しい気持ちも嬉しい気持ちになる。
思い出の日に感じてた楽しい気持ちに戻れる。
あたしは知らないうちにそんな特技を身につけた。


今日思い出したのは。あたしたちが携帯番号を交換したときのこと。


あれは初めてサークルのみんなで合同練に行ったとき。
言うならば。初心者用の講習会みたいな感じの場。
ちなみにあたしとそうるが初めて会ったのは。
その1週間前くらいやったかなぁ。
グランドの隅。あたしがサークル見学に行ったらそうるがいた。
あたしは初対面からそうるをかっちょいいと思ってた。
でも。あたしが実際そうるに惚れ始めたのは。
今となってはこの合同練の日からな気がする・・・(苦笑)。

いろんな大学の選手が集まった中で。
そうるは飛び抜けて目立ってた。
だってそうるはバリバリの経験者。
まわりに初心者ばっかりいる中で。
使いこなしていい味の出たラケットもどきを持って。
走り回る姿のなんてかっちょいいこと☆
あたしはそうるとは違うチームやったけど。
自分のチームの選手を忘れてそうるに見とれてた(笑)。


その帰り道。サークルの友達みんなと番号交換。
実はまだ番号を知らない友達もいっぱいいて。
番号の交換ってやっぱり友達関係の始まりって感じやから。
みんなワイワイ言いながら楽しそうにやってた。

あたしもみんなと番号を交換しつつ。そうるにも聞いた。
「あ。なぁなぁ。番号教えてー。」って。
そしたらそうるは。他の人のを登録してたとこで。
「あー。ごめん。○○(そばにいた他の友達)に聞いて。」って。
かーなり愛想なく言ってくれた(苦笑)。
頼まれた友達もけっこうびっくりで。
「あ。・・・あぁ。ええでー。」とか言いながら教えてくれたっけ(苦笑)。

でもその後で。そうるはあたしのとこにやってきて。
「ごめんごめん。そっちの番号教えてー。」って言った。
あたしは単純に嬉しくなって番号を教える。
そして名前も教えて。漢字を説明する。

「へぇー。こんな漢字書くんやー。珍しいなー。」
「でもあたし○○(←そうるの本名。)って名前初めて聞いたー。」
「まぁ確かに今まで同じ名前の人には会ったことないわー。」
「やろうなー。すごいやん。ちょっとうらやましいわー。」
そんなふうに話しながら。駅までの道を2人で歩いたっけ。
まだあんまり仲良くないけど話せるもんやなぁ。
きっと話しやすい人なんや。あたし確かそう思ってた(苦笑)。

懐かしいね。あれからもう2年半が経つんやね。


思い出すうちに。あたしはいろんなことに気づく。
最初そうるが携帯を触りながらあたしに無愛想に答えたこと。
あれは携帯触ってると他のことに気が回らないそうるのクセ(笑)。
今でもそう。メール打ってるときとか。
隣で話しかけるあたしに対してなんと無愛想なことか。
メールの世界に入り込んでるってことなんかしら。
単純にひとつのことしか出来んってことかもしれんけど(苦笑)。

それから。あんなふうにそうるがいっぱい話してきたのは。
いろいろ話してあたしを印象づけようとしてくれてたんやと思われる。
そうるは。初対面の人の顔と名前を覚えるのが苦手やから。
相当がんばって覚えようとしてくれてたんやと思われる(苦笑)。

あの頃には全然分からんかったそうるのことが。
今となっては。不思議なほど見えてることに気づいて。
なんかおかしいけど。でもそれだけ一緒にいたってことに。
積み重ねてきた時間が思ってる以上に大きいってことに。
今さらながら気づかされたりして。


ねぇそうる。あたしあのときは思いもせんかったよ。
教えてもらった番号を。覚えこむほど使うことになるなんて。
教えてもらったアドレスで。メールボックスが埋め尽くされるなんて。
あたしとあんたがこんなふうになるなんて。

ねぇそうる。例えばあと2年半したら。
今このときのことをあたしは。どんなふうに思い出すんやろう。
そしてあんたは。どんなふうに思い出すんやろうね。
今感じてる幸せな気持ちとか。悲しい気持ちとか。
ずっと色あせないで。そのままで残ってるんやろうか。

今と同じような気持ちで。
「未来」でも「今」のことを思い出せるんやろうか。
「今」は分からないこととかも。
「未来」では見えるようになってたりするんやろうか。
それだけの時間をまた一緒に積み重ねていけるんやろうか。

ねぇそうる。神様にお願いなんて。他力本願で好きじゃないけど。
ちょっとだけ。祈ってみようかなーなんて思ってるんやけど。あたし。
ガラじゃないって笑う?カワイイコぶんなって笑う?
でもさ。ちょっとだけやから。祈らせて。

先のことばっかり考えるのは好きじゃないけど。
願わくば。「今」を思い出すその「未来」でも。
あたしの隣にはあんたがいますように。
あたしのそばには大好きなあんたの笑顔がありますように。





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2002年09月27日(金)どうかしてるかも。

ちょっとデザインを変えてみました。
なんかキレイな写真とか実は好きなんですよね。
でもどうやろ。後ろに背景あると読みにくいですかね?(←心配性。)
とりあえず試作中なんで。またすぐに変わるかもです。
でもこのままかもです。なんせ気分屋なんでね。(←しつこい。)


今日はまた練習。あたしたちは7時に起床。
あたしの携帯の目覚ましで。そうるが先に起きる(笑)。
自分の携帯のくせにねぇ。でもこれはだいたいいつものこと。
時々はあたしも先に起きてみたりするけど。
ちゃんとごはん作ったりもするけど。

寝るのはそうるが先であたしが後。
だから起きるのもそうるが先であたしが後。
だいたいあたしたちはこんな感じ。

絶対そうるが損してると思うなぁ。だって。
そうるの寝つきは恐ろしいほどにいいけど。
あたしの寝起きはすこぶる悪いから(苦笑)。
つまりあたしを起こす役のそうるの方が絶対損やってこと。

いくらそうるが大好きでも。
寝起きのあたしはそんなこと分かってない。
だって。眠すぎて頭が全然回ってないからね(苦笑)。

「ほらー。早く起きーや。」ってそうるに揺すられる。
「んー・・・。」あたしはほとんど無反応。
「ちょっと。ほんま遅刻するって。」そうるはベッドサイドに座って。
あたしの肩を抱いて無理やり上半身を起こす。
「んー・・・眠いー・・・。」あたしはそうるの肩にもたれてウトウト。
「ちょー!ほんま起き!」そうるはあたしのほっぺたをつねる。
「うぅ。痛い・・・(涙)。」あたしはようやく目を覚ます。

うん。今朝もそんな感じやったと思われ(苦笑)。
そうるはまたちょっと疲れてた。
「もー。ええ加減ひとりで起きられるようになりー。」って。
朝ごはん一緒に食べながら言われてもた。
ごめんよ。そうる。いつもありがとね。


今日は試合が近い後輩のための練習。
いつもはキャプテンでいろいろ大変なそうるも。
今日は任を解かれてちょっとホッとしてる感じやった。

今日は途中からそうるがあたしの練習道具を使ってた。
練習道具ってしかし。・・・うーん。なんて言えば伝わりますかね。
スポーツ名を伏せてると、こういうときに困りますね(苦笑)。
うーんと。例えばテニスでいうならラケットってとこでしょうかね。
とりあえず「ラケットもどき」と呼んでおきますが(爆)。

後輩と練習試合をしたとき。ハンデをつけるために。
あたしたち上回生はいつもと違うラケットもどきを使うことになって。
そうるはあたしが持ってたラケットもどきに手をかけて。
「これにしよー。借りるで。」って言ってグランドに入って行った。

あたしは。そのときは休憩の番で。
グランドの外に残されたそうるのラケットもどきを見つけて。
なんとなく手持ち無沙汰やったから握ってみた。


ほほぅ。コイツがいつもそうるに握られてるわけやな。
まぁ確かに何度も触ったことはあるけど。
コイツからそうるのミラクルプレーが生まれてるわけやな。
てゆーか。コイツとそうるとが一緒になってミラクルを生み出すわけやな。
調子乗んなよ。ラケットもどき。半分以上はそうるの実力やし。

しかもコイツずっとそうるに触られてるんや。
練習中はずっとずっとそうると一緒なわけや。
ちくしょうめ。なんてうらやましい立場なのさ(爆)。


・・・ラケットもどき相手にこんな思考を展開させてるのなんて。
きっとあたしぐらいじゃないかと思うわ(涙)。
でもなんか。見てたらそう思えてきてんもん。
あほでもなんでもそう思えてきたもんはしょーがない。

あたしはそんなふうにいろいろ思いながらも。
結局はそうるの持ち物に触れてたくて。
憎らしいそうるのラケットもどきを手にして試合を見てた。

グランドの中ではそうるがいつもみたいに活躍してて。
そんなそうるの手に握られてるのはあたしのラケットもどき。
あたしの思考はさらに展開されていく・・・。

あたしのラケットもどき。うらやましすぎるんですけど。
ええなぁ。そうるに握られて。そうると一緒で。
なーんか。ちょっとだけやけど。
あたしのラケットもどきにあたしの魂を乗せたいとか。
そんなこと思ってたりするんですけど。

・・・やばいやばい。帰ってこい、あたし(涙)。


ねぇそうる。やっぱりあたしどうかしてるわ。
あんたに絡むラケットもどきにまで嫉妬したりして。
あんたが愛情をかけるものすべてに嫉妬しそうな勢い。
例えば河川敷を走る小犬でも。
「かわいいー☆」なんてあんたが言おうものなら。
たちまちあたしには嫉妬の対象になったりする。

ねぇそうる。あんたはこんなあたしを笑うやろうけどさ。
「思考ぶっ飛びすぎ。」って言うやろうけどさ。
自分でも持て余して恥ずかしくなる感情やけどさ。
でも。あたしはそれだけあんたに夢中ってことよ。

悔しいけど。認めるしかないんよねぇ。やっぱり(苦笑)。





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遅くなってゴメンナサイ。ようやくBBS設置しました☆
これまでメールくれたみなさんも。初めましてのみなさんも。
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2002年09月26日(木)そのままの君が好き。

実は今部屋にそうるが来てます。
さっきまで一緒にお酒飲んでたんですが。
そうるが先に眠っちゃいました。
やっぱりバイトで疲れてたんやと思います。
今日も9時間働いたとかで。まったくもう。

ここの存在はそうるには内緒。
だから今書いてるのもちょっとドキドキなんですが。
あたしのそんな気持ちなんか全然知らずに。
スヤスヤ寝息を立ててるそうるなんで。
まいっか。いつも通りに書いちゃおう(笑)。



実はさっき。あたしちょっとそうるに泣かされた。
そうるを思って泣くのはいつものこと。
でも。今日はそうるの言葉に涙が零れた。

それは。悲しい涙じゃなくて。幸せな涙やった。

今日あたしは大学でグループワークやってて。
いろいろでちょっとへこんでた。
今のあたしの頭の中はサークルのことでいっぱいで。
実は勉強のことはほとんど占めてない。
でもまわりのみんなはもう真剣に将来のこととか考えてて。
一緒に課題やっててもバリバリ頭の回転とかよくて。
あたしは。勉強してないもんやから当然分からない。
やってない自分が悪いのに。中途半端にプライドだけは高いから。
いろんなことでイライラしてしょーがなかった。

今日の夜。そうるとバイクで出かけようかって約束してたけど。
雨が降ってて道路が濡れてるし取りやめになった。
でも。そうるはあたしの部屋まで来てくれた。

「ちょー!雨の中危ないやん!」
また突然やってきたそうるに。あたしはちょっと怒る。
会えたのは嬉しいけど。もしものことがあったらどうするんよ。
なんのためにバイクデートやめたんか分からんやん。
そんなふうにプリプリ怒るあたしにそうるは言う。
「だって。あんたに会いたかってんもーん。」
そしてちょっと赤くなったあたしを見て。
してやったりで。またにやっと笑う。

久しぶりに2人だけでお酒を飲んだ。
そうるは大好きなウォッカをロックで。
あたしはそれをジュースで割って。
でもあたしの方が先にいい気分になる。
そうるはほんまにお酒強い。・・・かっちょいい(爆)。

あたしは昼間感じてたいろんなことをそうるに話した。
でもだんだん話すうちに愚痴っぽくなってきて。
そうるは相槌をうちながら聞いてくれてたけど。
あたしはそうるに対して悪いなぁって思えてきて。
なんとなく話せなくなってきた。

「・・・どした?」黙り始めたあたしにそうるが聞く。
「んー。こんなん聞きたくないやんなーと思って。」
あたしはそう言って。言葉を続けた。

 あたしよくあんたにいろんなこと愚痴るやん。
 ひとりで抱えきれんくなってあんたに甘えてまうやん。
 でもそれを聞いてほしいって思うのって、結局あたしのわがままやん。
 だって人の愚痴とか、聞いてておもしろいもんじゃないし。
 ごめんな。いっつもあんたを頼りすぎなあたしで。

そんなことを言った。
普段からずっと思ってたことやった。
それをちょっとお酒の力を借りて言ってみた。

そうるは黙って聞いてて。それから言ってくれた。

 うちはさぁ。あんたの話聞くことしか出来んよ。
 そりゃそれは間違ってるーとかさ。思ったこととかは言うけど。
 でもいっつも気の利いたことばっかり言えるわけじゃないし。
 それでええんなら。何も気にせんと話してくれてええんやで。
 今さらあんたの愚痴とかわがままとか。
 そんなものを100個や200個聞いたところで。
 うちがあんたを大事やと思う気持ちは変わらんって。
 そんなん今さら問題にならんのやって。

あたしは。聞いてるうちに涙が零れてた。

ねぇそうる。あたし全然知らんかった。
あんたがそんなふうに思ってくれてたなんて。
あんたはいつもクールで。あんまり言葉をくれへんやん。
優しい言葉なんてそれこそ無縁なくらいやん。
そんなあんたが。あたしに予想もしてなかった言葉をくれた。
泣きたくなるくらいの言葉をくれた。

でもそうやんね。あたしだってよく考えたら一緒。
あんたがどんなに自分勝手なこと言っても。
「むむ。」ってちょっと思うことはあっても。
根本からあんたをキライになんて絶対にならへん。
あんたがあたしに言ってくれたように。
あたしもそのままのあんたが好きやから。
そっか。あたしの気持ちと同じことなんや。

あたしがお酒の力を借りて言ったように。
あんたもちょっと酔ってたから言えたことなんやと思う。
でも。お酒が入ったときこそ。本音が出せるもんやん。
あたしがそうやったように。あんたもきっとそうなんよね。
きっと普段から。そう思ってくれてたんよね。
あたしには。そう思えた。

あぁどうしよう。幸せすぎる。


あたしはあたしのままでええんや。
嫌われたくないとか。迷惑かけないようにとか。
必要以上に気にすることはないんや。
そうるは。ありのままのあたしを好きでいてくれるんやから。

そう思ったら。涙はどんどん零れてきた。
「へへへ。」って笑いながら泣いてたら。
「・・・泣くか笑うかどっちかにし。」って苦笑いして。
そうるはあたしの涙を拭ってくれた。


ノロケになっちゃうかもですが。
あたしの最愛の人は。ほんまに最高の人です。
普段はちょっといじわるだったり冷たかったりするけど。
実はこんなに優しくて暖かい心を持ってて。
あたしをまるごと包んでくれるような人なんです。


そうるがベッドで寝返りをひとつ。
振り返ったそこに最愛の人がいる。
無防備な姿で。安心しきった姿で。
そんな事実がまたあたしを幸せにする。

あたしもそろそろ寝よう。そうると同じぬくもりを感じて。





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2002年09月25日(水)浮き沈みいろいろ。

あたしは思い込みが激しい性格で。
こうかもしれないって思い込んだら一直線。
他の考え方はさっぱり浮かばない。

さらにあたしは心配性な性格で。
物事を悪い方向にばっかり考えやすい。
こういうのって被害妄想とでも言うんやろうか。

そんなふうにあたしは。
勝手に思い込んで。勝手に怖くなって。
勝手に泣きそうになることがしょっちゅうある。

自分でもちゃんと分かってるから。
そういう状態に陥ったりしたら。
まーた始まった。あたしの悪いクセやわ。
そうやって考えるようにしようって思ってる。

でも。そうるが絡むとなかなかそうはいかない。


あたしはそうるが好き。
だからそうるの行動パターンはだいたい知ってる。
たとえば。サークルの掲示板に何時ぐらいに登場するかとか。
そういう小さなことだけど。あたしは知ってる。

そうるの登場時間は。だいたい朝8時台と夜11時台。
あと夕方6時ぐらいにもたまに出てくる。

昨日の夜。そうるのカキコはなかった。
めずらしいな。ちょっとそう思った。
見て逃げはあんまりしないそうるやし。
そうるに対してレスを求める友達のカキコもあったし。
見てるんなら絶対なんかしらカキコするはず。

でも。そこにそうるのカキコはなかった。

確かにね。いろんなことが考えられる。
昨日は11時間労働やったんやし。
バイト終わって家帰ってすぐに寝てもたんかもしれん。
夜弱いそうるのこと。10時とかに寝てても全然不思議じゃない。
起きてても。見忘れる日だって普通にあるかもしれんし。

でも。あたしは思い込んで。そうとしか考えられなくなってた。
これは彼と一緒なんかもしれんなぁって。

この前のカキコで。最近彼に相手にされなくて寂しいーみたいなこと。
そうるは言ってたから。余計にそう思えてしょーがなかった。
彼と一緒にいて。幸せ感じてるそうるがいる気がした。

なんでそんなふうに悪い方向にばっかり思い込むんやろう。
見えない部分なんやし。確認できない部分なんやし。
どうせならもっと幸せな勘違いをすればいいのに。


そしてさっき。掲示板見てきたら。
そうるのカキコがあった。朝8時過ぎのカキコやった。
そうるはいつも自宅のパソコンからカキコする。
いつもはパソのアドレスがリンクされてて投稿者の色が変わってる。
でも。今朝のそうるの名前はいつもの色じゃなかった。
つまり。携帯からのカキコやった。

あたしの思い込みはいっそう激しくなって。
ほとんど確信に近いものになる。
あ。これはやっぱり。自宅におらんのや。
絶対。彼の家におるんや。

分からんのに。だって見えない部分なんやし。
昨日疲れて眠って。朝起きたらベッドサイドに携帯があって。
昨日掲示板見てなかったし見よっかなーって感じで。
寝ぼけながら携帯からアクセスしたかもしれんのに。
でも。思い込みはどうしても止まらんくなってた。


ねぇそうる。こんなあたしを重たいって思う?
もしかしたらあんたはほんまに自宅におったんかもしれんやん。
それを。こんなふうに勝手に思い込んで勝手に苦しんでる。
そんなあたしはやっぱり重たい?

ねぇそうる。掲示板のカキコだけで。
文字の存在だけで。こんなに振り回されて。
見えない部分を勝手に想像してるあたしを。
うっとおしいと思う?

あーやばい。このままじゃあたし。
どんどんあんたのキライなあたしになってく。
必要以上に干渉されるのを何より嫌うあんたやのに。
それに実際に重い感情をかけられてることより。
「あたしって重い?」とか聞くことの方がずっと重いはず。
分かってるのに。あぁ。あたし最低。

そうる。今日はナイターであんたに会えるね。
でもあたしは。こんな気持ちでちゃんと笑えるんやろうか。


夜にナイターから帰って。時間あったらまた書きます。それでは。





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ナイターやってきました。
あたしはやっぱりそうるが好きなんやってこと。
またまた思い知らされました(苦笑)。

ではそんなナイターのこと。
ちょっと疲れて眠いので短めで。(←自信なし(苦笑)。)

いろんなことを疑ってたあたしだったけど。
単純なもんで。楽しそうにプレーしてるそうるを見たら。
結局愛しい気持ちが1番になってしまった。

なんか。確かに騙されてるような(?)気はしてる。
根本的な解決になってないとも思ってる。
でも。そうるの前ではぶっちょー面してるより。
あたしはめいっぱい笑っていたい。
そしてそうるに、もっともっと好きになってもらいたい。
だから。自然と笑えるようになったときは。
深いことは考えないようにしようって思ってる。


今日のそうる。駐輪場で。あたしの原チャにまたがって。
「どう?かわいい?」とか聞いてきた(笑)。
「うわー。似合わんなぁー。」ってあたしは笑う。
「見てーや。足そろってんで☆」ってそうるも笑う。
いつもバイクにまたがってるそうるにとって。
足そろえてかわいらしく原チャに乗るなんて無理らしい(苦笑)。
さすが。それでこそそうる。あたしの最愛の人。

いつもの別れ道のとこで並んで。みんなで並んで信号待ち。
そうるは近くにいたあたしに話しかけてくる。
「○○くん(←後輩♂)ってバイク乗ってんねんて。」
でも周りのエンジン音が大きくて聞こえない。
○○くんってとこが聞き取れない。
あたしは原チャをつつっと前に進ませてそうるのそばに寄る。
そうるはそんなあたしを見て。耳元に口を寄せて言う。
「○○くん。バイク。乗れるんやって。知らんかったわ。」

あたしはようやく聞き取れてそうるに向かって言う。
「まじでー。すごいなぁ。イメージないのになぁ。」
「やんなー。びっくりしたわ。」そうるも言う。
あたしは次の瞬間ちょっと思いついて。
迷ったけど。なんか気分がよかったから。言ってやった。
「でもあんたの方がかっちょええよ☆」って。

「・・・え。」って感じで。そうるは一瞬固まってた。
だって周りにはみんないたからね。
でも大丈夫。エンジン音でみんなには聞こえてないもん。
それが分かってたからわざと言ったんやもん。

ふふん。びびらせてやったもんねー。
あたしはしてやったりでにやっと笑う。
そうるも。それに気づいてにやっと笑う。
そしてあたしに言う。いつもの言葉をいつもの調子で。
「あほやこいつ。」って。ちょっと笑って。ちょっと高圧的に。


ねぇそうる。なんでもないそんなやり取りで。
あたしはまたどうしようもないくらいあんたを好きになる。
あんたはあたしをそんな気持ちにさせようなんて。
全く考えてないはずやんね。それやのに。
あたしはすっかりやられてる。

ねぇそうる。あんたは知らんやろうけど。
「じゃあね。」「うん、またね。」そう言いあって。
別れた後であたしはいつも絶対に涙が出るねん。
風が強いせいにしてるけど。風のせいもあるやろうけど。
ほんまはそれだけじゃないねん。
あんたが愛しくて。愛しすぎてどうしようもなくて。
そんな愛しいあんたと一緒にいられる空間が幸せすぎて。
そんな空間を持てる今の現状が幸せすぎて。
あたしは涙がじんわり溢れてくるねん。

ずるいわ。そうる。なんでそんなに。
あたしの心を捕まえて放さんのよ。
なんでこんなふうに涙まで流させるんよ。
やられっぱなしの自分が情けないけど。

でも。好きなもんは好き。この気持ちは止められんのよね。




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遅くなってゴメンナサイ。ようやくBBS設置しました☆
これまでメールくれたみなさんも。初めましてのみなさんも。
どんどん遊びにきてカキコしていってくださいね☆


2002年09月24日(火)いつか一緒に。

今日はあたしは大学で。そうるは1日バイト。
なんと11時間労働らしい。はー。ほんま働きすぎ。
そうるは秋からもっと授業がスカスカらしく、今以上に働くっぽい。
うーん。なんだか。なんだかなぁ。

働くこともお金稼ぐこともいいことなんやけど。
だってそれはきっとバイク購入のためやから。
そうるが運転してあたしが後ろに乗るバイクのためやから。

でもなぁ。やっぱり今を大事にしたい。
未来のあたしたちのことだってもちろん大事だけど。
今そうると一緒にいられることがあたしには何より大事やから。

今日そうるは6時までバイトで。
あたしはその時間図書館でレポートをやってた。
5時過ぎぐらいに思い立って。
そうるのバイトがちょうど終わる時間に。
あたしもこのレポートを終わらせようって決めた。
しんどいことは一緒に終わらせたいなって。
「やったー☆終わったー☆」って気持ちを同じ時に味わいたいなって。
・・・はははー。何言ってんだあたし(爆)。

だって11時間労働とかしんどいやん。
そんな頑張ってるそうると同じ時間帯にあたしも頑張って。
同じ気持ちで(違うことしてるけど)いたかっただけ。

集中的にレポートやって。終わらせて携帯見たら5時57分。
ふぅ。目標達成。自分の中で満足して。
「そうるもお疲れ。」って。心の中でそっと呼びかける。

こんなふうに。一緒にいなくても。
あたしの頭はそうるのことでいっぱいで。
ほんま。こんなんでええんかいなと思うけど。
会えない今日は会えないそうるのことを思ってる。
そして今は明日会えるそうるのことをもう思ってる。
どうしようもない。だってあたしはそんなヤツ。


ねぇそうる。あたし帰り道でぼんやり思ってた。
勝手なあたしの夢のこと。いつか叶ってほしい夢のこと。
あたし。いつかあんたと一緒に暮らしたいな。

今みたいに。別れ際にキスしてくれるあんたが好き。
夜中に突然やってきてくれるようなあんたも好き。
でも。でもね。あんたと一緒に暮らして。ずっと一緒にいられたら。
どんなに幸せなんやろうって。あたし想像してた。

今でもよく実感してるけど。一緒にベッドに横になって。
あんたのぬくもりが愛しくてたまらない夜とか。
目覚めて隣で眠ってるあんたにキスをする朝とか。
そんなのがずっとずっと続いたら。
どんなに幸せなんやろう。

1日それぞれの時間を過ごしてても同じ場所に帰ってきて。
同じものを食べて。その日あったこととかを話して。
それから夜風をきってバイクでドライブして。
そう。それはあんたの欲しがってる大型のやつね。
それから部屋に戻って。また一緒に眠るの。
そんなのがずっとずっと続いたら。
あたしは他に何もいらない。

何もいらないとか言ったらあんたは苦笑いするかもね。
「ばーか。」って感じでまた頭をポンって叩くんかもね。
でもね。あたしほんまにそう思えるんやもん。
今のあたしには。あんたと一緒にいられることが何よりの幸せやから。

ねぇそうる。いつかほんまに。そんな日がきたらいいね。





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ようやくですがBBS設置いたしました☆
メールとかで返事できなかったみなさんとかともお話したいです。
もちろん初めましての方も大歓迎☆
ぜひぜひカキコしていってくださいね。


2002年09月23日(月)ごめんなさい・・・。

昨日の日記。さっき書きました。
今から書くことだけ読むと話がつながらないと思うんで、
昨日の日記から読んでください。


あたしは今そうるに対して。
謝りたい気持ちでいっぱいです。

さっき書き終えた昨日の日記では。
ドロドロぐちゃぐちゃにそうるを責めて。
あたしは最低でした。

さっきまた掲示板を見てきました。
あたしは驚きました。
そうるの問題のカキコが消されていました。
そうるが。自分で消していました。

その後のみんなの書き込み具合から。
そうるのカキコがいつ消されたか分かりました。
あたしがぐちゃぐちゃと文句を書いてた時間帯でした。
その時間帯にそうるは掲示板を見て。
あたしがそうるのカキコを無視したことに気づいたんでしょう。

その後で別の友達(A)がそうるのカキコに返事をしてました。
「やる気ないのは明らかにその誰かさんのせいやろねー☆」って。
そうるがカキコを消したのはその友達(A)のカキコの後です。
なぜなら。その友達(A)の後に書き込んだ別の友達(B)が。
「そうる。消したな。」って書いてたからです。

分かりにくいですかね。つまりカキコの順番は。
そうる→あたし(無視)→B(放置)→A(リア)→B(つっこみ)・・・ってことです。
このA→Bの間に、そうるは自分のカキコを消したってことです。

リアがあった後で自分の書き込みを消したら。
何も知らずに後から読んだ人には話が通じなくなること。
そうるはちゃんと分かってるはずです。
でも。そうるは書き込みをキレイに消してました。

何を考えてそうるが消したのか分かりません。
あたしのことを考えてくれたなんて。
それこそ思い上がりもいいところかもしれません。
あたしの無視だけじゃなくて、Bの放置も関係してるかもしれません。
そんなこと関係なくただ単に自分のカキコを消したくなっただけかもしれません。

でも。でも。そうるは確かに。
あたしの無視を知った後で。
それを考慮したかは分からないけど。
彼のことを書いた書き込みを消していました。

ごめんなさい。そうる。
あたしの抵抗であんたは気づいたかもしれない。
そして消したのかもしれない。
分からないけど。そんな気がする。

あんたはあんたなりに何かを考えて。
カキコを消したんでしょう。
なのにあたしは。何も知らずに。
散々なこと言ってごめんなさい。

取り乱してるんで。めちゃめちゃな日記です。
とりあえず今日は練習があるんでもう寝ます。
続きはまたちゃんと書きます。(現在AM1:10)





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さて。続きです。練習やってきました。
結果からいうと。・・・とりあえず浮上しました(苦笑)。
昨日の日記とか、上に書いてる取り乱した日記とか。
読んで心配してくださった方、ほんとにありがとうございます。

ではその経緯などをちょっと。


昨日のことがあって。
あたしは練習に行くのに気が重かった。
そうると顔を合わせるのが気まずかった。
どんな顔をしてそうるに会えばいいのか分からなかった。

昨日あの後冷静になって考えてた。
きっとあのカキコはそうるには悪気のないこと。
あたしには理解できなかったとしても。
そうるにあたしを傷つけたいとか苦しめたいとか。
そんな意思があるはずはない。
だってそうるはあたしのことを愛してくれてるはずだから。

そうるにその意思がないのに。
あたしが勝手に傷ついていることが申し訳なくて。
それでいてそうるを責めて。無視なんて子どもっぽいことをして。
あたしは自分が情けなかった。


練習中のそうるはいつもと何も変わらなかった。
あたしも私情はもちこみたくないから普通にしてた。
でも。スポーツってほんまにメンタル面が大事。
あたしは。やっぱり心が乱れてて。ミスを連発して。
そうるにキツイことを言われまくった。

プレーのことでキツイことを言われるのは慣れてる。
それはそうるがそれだけ真剣になってるってこと。
だからあたしはそれは気にしなかった。

むしろ。あたしはそうるが普通で安心した。
そうるには。優しくされたいとか思ってるけど。
でもやっぱり。ありのままのそうるでいてほしかった。
矛盾してても。あたしはそう思ってた。

そんな感じで練習が終わり。
みんながバラバラと帰りだした頃に。
そうるがあたしを呼んだ。
「ちょっといい?」って。

あたしはそうるについて行って倉庫に入った。

そこにあったマットレスに腰かけて。
そうるは長く息を吐くと。あたしの方を見て。
「謝らなあかんと思ってさ。」って言った。
あたしは立ったままで黙ってそうるの顔を見ていた。
「昨日はごめんな。」って動くその唇を。
ぼんやりと見つめていた。

なんとなく疲れて特に何も考えずにつらつらとカキコしたこと。
書いた後しばらくして、ちょっと(しまった。)と思ったこと。
自分は無神経やったと思ってること。
そうるは話してくれた。

あたしはただ黙って聞いてた。
何を言ったらいいのか分からなかった。
まばたきもせずに。じっとそうるを見てたら。
知らないうちに涙が零れてた。

そうるは悲しそうな顔をしてあたしの方を見てた。
あたしはそんなそうるを見てるのが辛かった。
そうるにはいつでも笑っててほしいから。
あたしがそうるにそんな顔をさせてるのがたまらなかった。

あたしはようやく口を開いて言った。
「うん。分かってくれたんならもういい。」って。
「あたしも子どもっぽいことしてごめん。」って。
がんばって笑顔をそうるに向けた。
ちゃんと笑えたか分からないけど。引きつってたかもしれないけど。
そうるとのこれからのために。あたしは笑った。

そうるは立ち上がって。あたしを抱き締めてくれた。

あたしはそれ以上は何も言わなかったし。
そうるもそれ以上何も話さなかった。
言葉は時にあまりにも無力すぎる。
気持ちのすべてを伝えるには足りなすぎる。
あたしもそうるもきっとそのことを分かってるから。
ただ黙って抱き合ってた。

そしたら不思議と心は落ち着いてた。
ほんまにあたし調子いいと思うし自分でも呆れるけど。
またそうるを信じられるあたしに戻ってた。
戻るべき気持ちにちゃんと戻れてた。


今回のことでひとつ思ったこと。
疑う心が生まれて、むくむく大きくなって、
それまで信じてたこともすべて疑いそうになっても。
自分が愛した人のそれまでに見せてくれた部分。
優しさとか。愛情とか。そういう部分を。
疑わない強さをもてる人になりたい。


ねぇそうる。あたしはあんたをいっぱい疑った。
最低なヤツかもしれないとか、そんなことも思った。
あたしきっとまだまだ弱いんやね。

あぁそうる。今日はなんか疲れたよ。
いろんなことを考えすぎて疲れてもたよ。
今日はあんたを思って静かに眠るね。

願わくば。あんたが夢であたしに笑ってくれますように。




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2002年09月22日(日)そろそろ限界かも。

今日はそうると全く連絡をとってない。
あたしはまた今日も辛かった。

最愛の人をいつでもまっすぐに信じていたいけど。
小さな「あれ?」とか「なんで?」とかがきっかけになって。
いろんなことを考えるうちに苦しくなって。
いつの間にか最愛の人に対して大きな不信感を抱いてる。
ちょうど今のあたしはそんな感じ。

そうるが優しいことは分かってるつもり。
そんなことは誰よりもあたしが1番分かってるはず。
どんなに冷たくされても。どんなにそっけない態度をとられても。
それがそうるだってあたしには分かるから。
そんな上辺だけのものに惑わされたりしない。
それぐらいの幸せをあたしはそうるにもらってきたから。
忘れてない。見失いそうになるけど。忘れてない。
だから大丈夫だってずっと思ってきた。

でも。あたしにはそうるの考えてることが見えなくなるときがある。
見えたとしても。どうしても理解できない部分がある。

相手のことを完璧に理解できるなんて。
そんなこと最初から考えない方がいいのかもしれない。
どんなにそうるの気持ちを考えても想像しても。
あたしはそうるじゃない。
だから100%そうるの思考を理解できるなんて。
考えること自体が思い上がりで。きっと間違ってる。

それでも。そう思っても。辛すぎることってあるもんで。



今日のあたしの苛立ちの原因は。また小さなこと。
・・・あたしにはちっとも小さなことじゃないけど。
きっとそうるにとっては取るに足りない、どうでもいい言葉たち。
それでもあたしを苦しめるのには十分だった、そんな言葉たち。

あたしたちのサークルにはネット上に掲示板がある。
みんなが好き勝手にいろんなことを書き込んでる。
そこに今日そうるのカキコがあった。
内容はだいたいこんな感じ。

 なんか最近びみょーに何事にもやる気が出ず。
 虚無感に包まれているような状態で。
 もしかしたらこの原因は、最近不機嫌なのか知らんけど、
 メールしても返事くれん誰かさんにあるのかもしれん。
 こんなん言ったら勝手にしろって怒られそうやけど(笑)。

「誰かさん」ってのはニュアンス的に彼のこと。
あたしはまたため息をつく。そしてやるせなくなる。

彼とそうるがうまくいってないっぽいのは。
正直あたしには願ったりな話。
醜いけど。あたしはそうるが好きだから。
彼のことが憎いから。大キライだから。
そうるを独占できるかもしれないチャンスの到来。
でも。あたしは全然喜べなかった。

なんでそんな書き込みが出来るんやろう。
あたしが掲示板を見ることは分かってるはずやのに。
彼の話を聞いてあたしがどんな気持ちになるか。
どうして察してくれんのやろう。どうして分かってくれんのやろう。

あたしはそうるを買いかぶりすぎてたんやろうか。
好きになりすぎて、ちゃんと見えてなかったんやろうか。
実際のそうるは。もしかしたら。
人の気持ちなんか全然分からん冷たいヤツで。
気が向いたときだけあたしと向かい合ってるような。
そんなヤツなんやろうか。

そうるはもう忘れてるんやろうか。
あたしがどんなに苦しんだかってこと。
あたしがもうあんたの口から彼の話を聞いても。
傷つかんと思ってるんやろうか。
平気やと思ってるんやろうか。

そうる。あたしは忘れてなんかない。
あのときの痛みを今でも忘れてない。
でもそれ以上にあたしは。
あたしのわがままとか自分勝手な態度とかで。
あんたをどんなに苦しめたかってことを忘れてない。
だから。だから。もうあんたを困らせないために。
あたしは精一杯あんたのことを思って。
耐えてる。我慢してる。

そうる。どうしてあんたには。
あたしのことを気にかけてくれる気持ちがないん?
あたしがあんたを傷つけないように。苦しめないように。
いろんなことを我慢してる気持ちをちょっとでも分かってくれてたら。
あたしの前で彼の話なんか出来んやろ。
しかも誰かに聞かれたわけでもないのに。
わざわざ自分から話題にするとか。
なんなん?どういうつもりなん?
あたしの気持ちをもて遊んでるん?

そうる。あたしは耐えてるけど。
ほんまはそれがいいことかどうかは分からん。
思ったことを素直に言えってあんたは思うかもしれん。
でもあたしは、あんたには想像もつかんくらいの決意で。
あんたには想像もつかんくらい我慢してるねん。

あたしはあんたを傷つけなくないし苦しめたくないねん。
ほんまのほんまに心の底からそう思ってるねん。
だから絶対にもう言わへんって決めてん。
だからどんなに知りたくても尋ねへんねん。

でも。時々どうしても思ってまうねんよ。
なんであたしだけこんなにも耐えなあかんのやろうって。
耐えるって決めたのはあたしやから。
そんなのほんまに自分勝手な言い分なんやけど。
でも。何ひとつ我慢とかせずに笑ってるあんたを見ると。
あたしは思わずにはいられへんねん。

ふざけんなって。バカにすんなって。いい加減にしろって。


小さな抵抗のつもりで。そうるに続いて掲示板に書き込んだ。
あたしはいつもなら前に書いた人の言葉になんらかのレスをつける。
例えば。「>そうる。ちゃんとやる気出しなさーい。」みたいな。
でも今回あたしはそうるの話にいっさい触れなかった。
完全に無視してやった。

あたしの小さな小さな抵抗。そうるは気づくんやろうか。
以前のあたしなら気づかれるって確信を持てた。
そうるはあたしのことなら何でもお見通しやと思ってた。
でも今は。分からない。そうるは実は。
あたしのことなんて何も理解してないのかもしれない。

だって。あたし自身がそうるを理解できてないから。





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2002年09月21日(土)醜い独占欲。

どうして。あたしは。
こんなにも気持ちが不安定なんやろう。
幸せで幸せで満たされてる気持ちが持続しないんやろう。
そうるを思うと。あたしはいつでも揺れてて。
幸せで泣いたり。怖くて泣いたり。ちっとも穏やかじゃない。

どうして。あたしは。
この手に有り余るほどの幸せを抱えているのに。
それだけじゃ全然満足できなくて。
もっともっとと求めてしまうんやろう。
手にしているはずの幸せはかけがえないもので。
何があっても失いたくないくらい大切なもので。
そんなことはもう分かりすぎるほどに分かってるはずなのに。
あたしはすぐにその重みを忘れてしまう。

昨日そうると1日一緒にいて。
あたしは確かに幸せやった。

いつもみたいにバイクの後ろに乗った。
大好きなそうるの背中を抱き締めた。
もうすぐ大型の免許をとるんだとか。
78万のバイクが欲しいんだとか。
子どもみたいに目を輝かせて話すそうるを。
これ以上ないくらいに愛しいと感じてた。

あたしのために回り道をしてくれた。
ちょっとこそばゆくなるような演出で。
あたしのためにめちゃキレイな夜景を見せてくれた。
抱き締めてくれた。キスしてくれた。
そんなそうるにあたしは確かに幸せをもらってた。

なのに。それなのに。

今日のあたしはもういろんなことに不満で。
またそうるの心が見えなくなって。
どうしてどうしてって唇を噛んでた。



練習はいつも通りに楽しかった。
今日はあたしとそうるはおそろいのTシャツを着てた。
チームみんなで作ったTシャツは今までに3枚。
そのうちの1枚を示し合わせたでもなく。
たまたまあたしとそうるだけが着てた。
そういう小さいことに、あたしは幸せを感じるようなヤツで。
やったー。今日はおそろいやーって。単純に喜んでた。

昨日のデートの別れ際で。いつもみたいにキスした後で。
明日の練習後もあたしと一緒にいたいって言ってくれてたそうる。
でも今日は。結局サークルのみんなと一緒にごはん食べに行った。
一緒にはいられたけど。2人きりにはなれなかった。

でもでも。あたしはそんなことで不機嫌になってるわけじゃない。
みんなと一緒にいる時間だってあたしにはかけがえないもの。
だからあたしはそんなことで怒ってるわけじゃない。


あたしが不機嫌なのは。見たくないそうるを見たから。


聞かれたから答えただけかもしれんけど。
そうるはまた嬉しそうに話してた。・・・彼のことを。

あたしは。そんなことは聞きたくない。
そうるの口から彼の話を聞くだけで。
あたしは胸が痛い。締めつけられるように痛い。

話は。恋人に束縛されたいかそうじゃないか、みたいな内容で。
そうるは彼があんまりそうるに干渉しない人だって言ってた。
「それがラクでええねん。」って笑ってた。
たぶんある程度は放置されときたいってのがそうる。
そんなそうると彼は。いい感じのバランスなのかもしれない。

明日はそうるはバイトで。彼もバイトで。
でもそうるがあがる時間に彼が入ってくるらしい。
「そんなもんやねんよな。」ってそうるはまた笑ってた。

幸せそうに笑わんといてよ。人の気も知らないで。
あたしは最愛の人に対して。そんなことを思ってしまった。
そしてまた。自己嫌悪に陥ってた。


ねぇそうる。あんたにとってのあたしって何なんやろ。
そんなことを聞いたらあんたはきっと渋い顔をする。
束縛とか干渉とか。あんたの1番キライなこと。
それを知ってるから。あたしは聞かない。絶対に聞かない。
あんたの渋い顔なんて見たくないから。
あんたにそんな顔をさせたくないから。

でも。あたしは思わずにはいられないんよ。
ほんまにあたしのことを大事に思ってくれてるんかなって。
昨日のあんたを信じてるけど。今までの優しさも忘れてないけど。
今日みたいなあんたを見るとあたしはいつも思う。

だって。あたしがそんな話聞きたいと思う?
あたしはあんたのことがどうしようもないくらい好きなんよ。
愛してるかと聞かれたら、愛してるって言い切れるんよ。
そんなのあんただって分かってることやん。
そんなあたしの前であんたの彼の話とか。
なんで言えるん?なんで笑って話せるん?
あたしはあんたに気を使って、その場の空気とかも一応読んで、
とりあえずは笑って話を聞いてるけど。
なんであたしばっかりそんなふうに我慢せなあかんの?

・・・でもだいたいあたしにしたって。
聞きたくもない話を無理して笑って聞いて。
心を殺して。我慢して。なんとか耐えて。
そんなことをして苦しむくらいなら。
ちゃんと感情を示せばええって話かもしれんけど。
イヤならイヤって言うとかすればええんかもしれんけど。
それすらも出来なくてあんたに文句ばっかり言って。
そんなあたしだって間違ってるんかもしれんけど。

わがままでごめん。自分のことばっかりでごめん。
何ひとつアクションを起こせないくせに。
あんたばっかり責めてごめん。
でもねそうる。あたしの気持ちを分かってほしいんよ。
そしてあたしはあんたの気持ちが知りたいんよ。
怖いけど。めちゃめちゃ怖いけど。
やっぱりちゃんと知りたいんよ。

聞きたくないけど。絶対に聞きたくないけど。
ちょっとだけ言葉にしてみてもええかな。
そうる。あたしと彼と。どっちがいっぱい好き?

・・・あぁ。結局そこに行き着くんや。
いつだってあたしは見えない彼と戦ってるような気分。
忘れようとしても。考えないようにしても。
いつだってあたしを苦しめる根源はそこにある。
ナンバーワンじゃなくていい。オンリーワンでいい。
そう思おうとしても。実際そう思ってても。
明らかに無理して苦しんでるあたしがそこにいる。

ねぇそうる。あたしはあんたを独占したいんよ。
あたしだけのあんたでいてほしいんよ。
あんたを1番理解してるのはあたしでありたいし、
あんたを1番支えられるのもあたしでありたいんよ。

でもきっとこんなあたし。あんたは好きじゃないやんね。
好きというか・・・きっと愛してはくれへんやんね。

苦しいよ。そうる。気持ちがどんどん膨れ上がってく。
あたしばっかりあんたを思って苦しいよ。
助けて。この想いをなんとかして。
それはあんたにしか出来ないことなんよ。





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2002年09月20日(金)好き好き大好き。

幸せな1日の記録。思うままに書いていたら。
あぁ・・・。また恐ろしいほどに長くなってしまいました(涙)。
ごめんなさい。読んでくださる方の立場に立って書けなくて。
ほんまにあたしは成長しないヤツです(涙)。
でも。それでもよかったら読んでください☆

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今日はあたしは大学がお休み。そうるは午前中試験。
あたしは今朝はゆっくり寝てて。起きて携帯を見たらメールが来てた。

「おはよーさん。今日は昼練行く?」
あたしはすぐに返事を送る。
「今起きた。おはよー。うん、行くつもりやで。」
そしたらすぐに返事が来る。
「ねぼすけ(笑)。んじゃ昼練の後出かけようや。」
あたしはにんまり。そして返事する。
「おっけー。試験がんばってな☆」

それからあたしは朝ごはん。今日はトーストとサラダ。
あと卵の消費期限が今日までやったからスクランブルエッグ。
トーストには大好きなブルーベリージャムをいっぱい塗って。
サラダにはマヨネーズをたっぷり。
スクランブルエッグにはケチャップをかける。
あたしの味覚はお子様だって、よくそうるに言われるけど。
なるほど、確かにそうかもってちょっと思った(笑)。

それから食器を洗って。洗濯物を干して。あたしは大学へ。
天気もいいし、帰りはそうるのバイクがあるから徒歩で。
今日締め切りのレポートを持って講義棟へ向かう。
もう秋なのにまだまだ暑くて。あたしの額には汗が滲む。
サークルやってるときにかく汗は全然気にならんけど。
むしろ髪とか絞れそうなくらいに汗かくけど(笑)。
こーゆう普段着のときとかにはあんまり汗はかきたくない。
せっかくそうるとデートなのにさ。汗くさいとかイヤやし。
・・・まぁ汗くさいあたしなんてそうるは知りまくってるけど(笑)。


レポートを無事提出して。あたしはグランドへ向かう。
みんながいて。そこにちゃんとそうるもいた。
そうるはあたしを見つけると。ちょっと笑ってくれた。
あたしはにやけたいのを我慢して。みんなのところに駆け寄る。

今日は昼練もめちゃめちゃ楽しかった。
いつもと何も変わらないはずなのに。
なんでこんなにあたしは笑顔なんやろう。
なんでこんなに心が弾んでるんやろう。
変な感じ。あたし。自分でもちょっとおかしかった。

幸せなことが後に待ってるときって。
どうしてこんなに満たされてるんやろう。
例えばそれは。子どもの頃で言うなら遠足の前の日。
今のあたしならそうるのデートの前。
今日は朝起きてからずっとずっと。
いろんなことが全部全部幸せのモトになってた。
そうるのもたらすチカラってものすごいんだってこと。
あたしは改めて思い知らされた感じ(苦笑)。

あっという間に昼休みが終わって。
「お疲れさーん。」って言ってみんなが去っていく。
あたしとそうるはグランドに残る。
「ふぅー。」ってなぜかため息をついたあたしに。
冗談めかしてそうるが言う。
「やっと2人きりになれたね☆」って(笑)。

あたしは思わず吹き出してしまう。
「なんよそれー。全然似合わんセリフ。」そう言って笑いまくる。
そうるもあたしにつられて笑う。そしてあたしの頭をひとつ叩く。
「ばーか。うるさいよ。」って感じで。
あたしはそれにお決まりのようにやられる(苦笑)。


グランドを出てバイクに乗って。そうるはあたしを振り返る。
「どこ行く?」「んー。どこでも。」
「じゃとりあえず走ろっか。」「うん。」
そうるはあたしを後ろに乗せて走り出す。

デートなんて言っても。あたしたちはあんまり予定を立てない。
もちろんちゃんと計画立てることもある。
前から見たかった映画とか。行きたかったお店とか。
でもぶっちゃけ。あたしはそうると一緒にいられるならどこでもいいの。
出かけなくても。家でも。どこだってパラダイスになるから。

・・・と言ってみてもやっぱり出かけるのは楽しい(笑)。
今日は一緒に買い物。秋物はカワイイなぁ。
そうるとあたし。どっちもカジュアル派ではあるけど。
好きなアイテムは微妙に違って。それがなんだかおもしろい。

あたしたちは一緒に買い物に行ったら。
だいたいなんかしらプレゼント交換をする。
値段は1000円前後で。ちょっとしたものを交換する。
毎回やってるとありがたみが失せそうって思うときもあるけど。
でも。やっぱり交換は楽しいからついついやっちゃう。
あたしは今日はピアスを買ってもらった。シルバーの揺れるやつ。
そしてそうるにはごつい指輪を買ってあげた。
ありがとう。そうる。大事にするから。大事にしてね。

一緒にご飯を食べて。いろんな話をして。
満たされて。満たされて。どうしようもないくらい幸せで。
あー。離れたくないなぁ。帰りたくないなぁ。
そう思いながらも時間は過ぎていく。
明日は練習だから。今日はちゃんと早く帰らないと。
そうるだって試験疲れをちゃんととらないと。
でもさ。でもさ。分かってるけど一緒にいたいのさ。
悔しいけど。なんか。あたしばっかり夢中で悔しいけど。
でも一緒にいたいもんは一緒にいたいのさ。

そんな感じでなんとなく寂しくなってるあたしに。
そうるはちゃんと気づいてくれたみたいで。
バイクに乗って。あたしを送ってくれるんだと思ったら。
「ちょっと寄り道するで。」って言って。
あたしを乗せて高速をいつもと逆方向に走った。
なんやろ。こんな時間からどこ行くんかな。
そう思いながらそうるの背中にくっついていたら。
ちょっとでっぱった道のとこで。そうるはバイクを止めた。

「見てー。この夜景。」そうるは指さして言う。
あたしはバイクを降りてメットを脱いで、そうるの指す方向を見る。
見渡す先には。キラキラした光がいっぱい溢れてた。

うわー。うわー。なにこれ。めちゃめちゃキレイ。

「前偶然見つけてさ。めちゃキレイやろ。」
「あんた夜景好きやからさ。見せたかってん。」
そうるはバイクに座ったままで言う。
「すごいやん。ちょー。まじでキレイやし。」
あたしは興奮気味にそうるを振り返って言う。
そうるはそんなあたしを見て満足そうに笑ってた。

あたしは。なんか幸せすぎて泣きそうになってきた。
幸せだとすぐに泣きたくなるのはあたしの性質で。
そんなことはもうとっくにそうるには見抜かれてる。
でも。あたしはやっぱりバレるのが照れくさくて。
そうるに背を向けて夜景を見てワーワー言ってた。

そしたら。そうるが背中から抱き締めてきた。

「泣きそうになってるやろ。」そうるはちょっと笑って言う。
「うるさい。そんなことないわ。」あたしは抵抗して言ってみる。
「もーほんま。あんたは感動しーやなぁ。」そうるはそう言って。
あたしの頬にひとつキスをくれた。

ここは高速。そばを過ぎてく車は猛スピード。
誰もあたしたちのことなんか見てないやんね。
いいやんね。そうる。こんなキレイなとこなんやもん。
あたしの乙女モードに火も付くってもんやんね(笑)。

あたしは振り返って。そうるの首に腕を回す。
そうるは笑って。あたしの唇に短いキスをひとつ。
それからマジな顔をして。長い長いキスをくれた。

息も止まりそうな長いキスで。あたしはすっかり溶かされて。
そうるもけっこう欲情してた感じで(爆)。
でもでも明日はサークル。だめだめ。今日はここまで。
あたしもそうるもそのことはちゃんと分かってて。
ちょっと名残惜しくも体を離す。

帰りのバイクで。さっきの余韻のせいで。
いつも以上にそうるを抱き締めてるあたしに。
高速を降りてから信号待ちのときにそうるは言った。
「ええよな。あんたは。バイク乗ってても抱き締められるから。」
「ほぇ?」あたしは意味が分からずに聞き返した。
そしたらそうるはつぶやくように言った。
「・・・うちだって抱き締めたいっちゅーねん。」
そして再びバイクを発進させる。

あたしはもう頭の奥が痺れたようになって。
どうしようもなくて。涙が零れた。
あたし愛されてるんや。ほんまに愛されてるんや。
いっぱい不安になるけど。いっぱい苦しむけど。
そうるはあたしをちゃんと愛してくれてるんや。
そう思ったらもう胸がいっぱいで。
あたしはあんたにしがみついてひそかに泣いた。


ねぇそうる。今日はあたしめちゃめちゃ幸せやった。
なんか。あんたが優しすぎて。怖いくらいに優しくて。
どうしたらええか分からんくらいに幸せやった。
ごめんね。泣いたりして。いつものことやけど。
でも。でも。言いたいことはちゃんと言うから。
伝えたい気持ちは言葉にするって決めたから。

そうる。今日はありがとう。ほんまに。いっぱいありがとうね。





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2002年09月19日(木)乙女モード突入。

今日は昼からの講義で。
あたしは昼休みにグランドに寄った。
そうるが来るって言ってたから。楽しみだった。

グランドに着いて。先に来てた友達としゃべって。
しばらくしたらバイクの音がして。
そうるがやってきた。

今日のそうるは。黒のチュニックにジーパン。
チュニックの下にはくすんだ赤い色のキャミを着てた。
あたしの好きな。かっちょいいそうる。
確か前にも書いたと思うけど。
あたしはそうるに1番似合う色は黒だと思ってる。
だからひそかに嬉しかったりした。

みんなと笑いながらパスキャッチをしてるそうるを見て。
あたしは不思議と満たされていく。

今日も元気でよかった。
今日もちゃんと笑ってるそうるでよかった。
お、ほっぺにニキビがひとつできてるやん。
おや、おでこにもニキビがポツポツ・・・。あれまぁ。
そっか。慣れない深夜勉強やってるせいやなぁ。
そうるは夜弱いから無理してるんやろなぁ。
実は疲れてるんかもしれんなぁ。


昨日は聞こうと思ってた。
「デートの約束どうなってんのー?」って。
先週そうるは言ってくれてたから。
そうるより先に試験が終わったあたしに対して。
「来週はうち試験ラクやからどっか行けるで。」って。
だからもしかしたらそうるは約束忘れてるのかもしれないと思って。
「どっか連れてってよー。」って催促しよっかなと思ってた。

でも。あたしは考え直す。
だってそうるはお疲れモードみたいやもん。
昼から試験やのにグランドに寄ったのだって。
あたしに会いたいからかなーなんて昨日のやりとりで思ったけど。
そうじゃなくて・・・いやそうであってくれると信じるけど(笑)、
それ以上に気分転換したかったんじゃないかなーと。

そんな感じの疲れてるそうるに。
あたしのわがままばっかり通すのはやめよっかなと思った。
いつもそうるがひそかにあたしを思いやってくれるように。
あたしもひそかにそうるを思いやってみようかなと。
そう思ってあたしは何も言わなかった。


グランドで夢中になって練習するうちに。
講義に間に合わないくらいの時間になった。
「ぎゃーやばいー。」って焦るあたし。
グランドから講義棟までは歩いて10分くらいある。
走り出そうとしたあたしの横にバイクが乗りつけて。
「送ったるわ。」ってそうるが言ってくれた。
「え。でもあんた昼から試験やろ。早く行かなやばいやん。」
あたしがそう言ったらそうるは笑って言う。
「大丈夫。試験1時半からやし。早く乗り。」
あたしはありがたくそうるに甘えた。

1分足らずで講義棟に着く。
「ありがとー。めちゃ助かった。」って言うあたしに。
「うんにゃ。お役に立ててよかったわ。」ってそうるが言う。
じゃあねって行こうとしたら。そうるがあたしを呼び止めた。
「明日昼から空いてる?」
あたしは特に何も考えずに答える。
「うん。明日は講義いっさいないねん。」
そっか、よかった、って言った後でそうるは続ける。
「じゃ昼からどっか行こうや。」

・・・え。ほんまに?そうる覚えてくれてたん?

あたしの心はイッキにバラ色になる(笑)。

「行くー☆」って言うあたしに。
苦笑いしながらそうるは言った。
「あんたもう忘れてるんかと思ってたわ。」って。
あたしが何も言い出さなかったからそう思ったらしい。

なーにを言うか。そうる。ずっと覚えてたさ。
むしろ楽しみにしまくってたさ。
ちょっと気ぃ使ってみたりしてたんやん。
あんたは勉強で大変なんやろうなーって。
邪魔せんようにせなあかんなーって思ってたんやん。

そんなことをちょっとふくれながら伝えたら。
「いらんこと気にせんでええのに。」って笑われた。
普段ならちょっとはカチンとくるところだけど。
今日は全然そんなことなかった。
「もー。あんたはしょーがないなぁ。」って言われたような気がして。
なーんか。くすぐったくてしょーがなかった。


ねぇそうる。この乙女モード全開のあたしをなんとかして(笑)。
やばいやばい。このままじゃ頭に花が咲くかも。
あたしの中のあんたを好きって思う気持ちに果てはなくて。
どうしようもないくらいに毎日あんたを好きになるんやけど。
(ちょっと。こんなんでええんかいな。ほんまに。)
あたしの中にいるちょっと冷静なあたしがそう言ってる。

でも。あたしはそんなの全く聞こえないフリをして。
どんどんあんたにハマっていくんやけどね(苦笑)。


そうそう。そうる。余談やけど。
講義棟にバイクで乗り付けてくれたあんたを。
遠目で見てた学部の知り合いに言われてもーたよ。
「ええなぁ。めちゃめちゃかっちょええ彼氏やん☆」って(爆)。
特に親しくない知り合いやから適当に笑って流したけどさ。
やっぱあんたみたいにかっちょよくバイクとか乗り回してると、
見知らぬ女からも惚れられるかもしれんなぁとか。
あたしちょっと心配になってきたし。うーむ・・・。





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気づけばもうカウンターが3000近くなってます☆
日記を書き始めてもうすぐ2ヶ月。
こんなにも多くの人がここを読みに来てくれたんだと思ったら、
もう嬉しくてしょーがないです。ありがとうございます☆
よかったら感想とか何でもメールくださいね☆
これからもそうるとさあやをよろしくです☆


2002年09月18日(水)あたしの宝物。

今日はナイター。
あたしは大学の授業が6時近くまであったけど。
それが終わったら大急ぎでグランドまで原チャを飛ばす。
大好きな場所で。大好きな人が待ってる。
早くそうるに会いたい。そう思ってスピードをあげた。

今日のそうるはご機嫌で。いつも以上によく笑ってた。
最近試合も勝ち続きでチームもいいムードで。
そうるはひたすら楽しそうに走ってた。

あぁ。愛しい人の楽しそうな姿って。
どうしてこんなにも胸を熱くするんやろう。
あたしはそうるを見てて。子どもみたいなそうるを見てて。
やっぱり抱き締めたくてしょーがなかった。

練習が終わって。みんなでだらだらしてるときに。
明日の昼練の話をしてた。
あたしはなんだかんだで試験続きだったんで、
9月に入ってちゃんと昼練に参加するのは明日が初めて。
「明日初参加やねん。誰か来てやー。」とか言ってたら。
少し離れたところでそうるの声が聞こえた。

「あんたが行くんやったら行ってもええでー。」

おや?おやおや?あたしは耳を疑う。
あたしが行くなら?それってどーゆうことかしらん?

確かそうるは明日昼から試験やって言ってたよな。
まだ全然勉強してへんーとか言ってたよな。
昼休みが勝負かもーとかも言ってたよな。

あたしが行くんやったら行く?
・・・あたしに会うため・・・か?

あたしは途端に体がじわーっと熱くなるのを感じる。
満たされて。満たされて。どうしていいか分からなくなる。
そして。結果的に。心の中でおおはしゃぎする(笑)。

「まじで?絶対来てやー。」とか。
駐輪場に向かうそうるの背中に声をかけて。
前を向いたままでひらひらっと手を振りながら。
「おっけー。」って言って歩くそうるを見つめる。


ねぇそうる。「あんたが行くなら。」とか。
もしかしたらあんたは何も考えずに言ったことなんかもしれん。
でも。あたしはこんなにも幸せになってもたんよ。
悔しいけど帰りの原チャで。あたしにやけっぱなしやった。
信号待ちのおばさんに変な目で見られたし(涙)。

ねぇそうる。あたしは嬉しかった。
みんなのいるところでそんなことを言ってくれたことが。
あたしをちょっと特別扱いしてくれたことが。
どうしようもなく。幸せやった。

ありがとうね。そうる。あたしまたもらっちゃったね。
こんなにも幸せな気持ち。満たされた気持ち。
あんたと一緒にいると。あたしはもらってばっかりやね。

そんなんなんでもないちっちゃいことやん。
あんたはそう言うかもしれんけど。
分かってないなぁ。そうる。
あたしには全然ちっちゃいことなんかじゃない。

あんたのかけてくれた言葉は。
いろんな時にいろんな場所であたしにくれた言葉は。
全部宝物になってあたしの中に残る。
それはどんなプレゼントよりも時に幸せで。
いつまでたってもきっと色褪せない。

今までのものだってきっと残ってる。
嬉しくてしょーがなくてにやけさせられた言葉たち。
悲しくて辛くて泣かされた言葉たち。
どれひとつとして。あたしは失くさない。失くしたくない。

あんたと一緒に過ごした時間だって。
あたしにとってはかけがえのない宝物。
何をしたか。どこに行ったか。
そういうことも宝物。だけどそれよりもむしろ。
その時にあたしが感じた気持ちが宝物。
あんたと共有した気持ち。世界でひとつだけの宝物。

ねぇそうる。あんたと一緒にいて。
あたしはこれからもそんな宝物をいっぱい残したいんよ。
もらった言葉も。過ごした時間も。
ひとつひとつ。後から大切に思い出して。
ちょっと幸せになったり切なくなったりしたいんよ。
今までにもいっぱいもらったけど。もっともっと欲しいんよ。

だから。これからもずっと。あたしのそばにいて。





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2002年09月17日(火)痛い記憶。

今日は朝から雨。そのせいで洗濯物が干せない。
傘をさして歩く大学までの道でスニーカーが濡れる。
どんよりした空。昼間なのに暗い景色。
雨の日はキライ。気分を憂鬱にさせるから。
思い出したくないものを思い出したりするから。

それは。最愛の人を困らせたあの記憶。
最愛の人を泣かせたあの記憶。

(かなり長くなると思いますが、それでもよければ読んでください。)

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あれは今年の4月。サークルの飲み会の後のこと。

2月の終わりにそうるに彼氏ができて。
3月はあたしにとって苦しい時期だった。
あたしとそうるは微妙に気まずくて。
お互いをどこか避けるようにしていたような気がする。

あたしは。そうるを求める自分の気持ちの大きさに気づいて。
もしかしたらそれがそうるには歓迎されないものかもしれないと思ってた。
あたしは怖くてたまらなかった。
うっとおしがられること、拒絶されること、そのすべてを想像しては、
抱えきれなくなってそうるに少しだけ打ち明け、
そして告げた事実でそうるを縛っただろうことを思って、
また苦しくなって泣いたり吐いたりしてた。

あたしはおかしかった。
そうるを信じられなかった。
いつかそうるがあたしから離れていくような気がしてた。
失うのが怖くて。しがみつくように。
そうるのことを求めていた。


あたしたちのサークルはみんな飲むのが好きで。
試合の後とか、よく集まっては飲んでいる。
あたしはお酒が入るとちょっとタチが悪くなる。
そうるのことしか見えなくなる。
普段おおっぴらに甘えられない分、
酔いのせいにして散々そうるに甘えてる。
サークルのみんなはそういうあたしを知ってて、
「また始まった。しょーがないなぁ。」って感じで見てる。
でもあたしのそうるへの甘えは時にエスカレートして、
どうしても止められなくなって泣いてしまうこともある。

3月の終わりにあった飲み会で。
あたしは泣いてしまった。
飲み会の席で泣くなんて、場壊しもいいところ。
分かってる。泣いたあたしが悪い。
でも。あたしには耐えられなかった。
携帯を触られて。みんなに彼からのメールを読まれて。
ぎゃーぎゃー騒いでるそうるを見るのは。
少しは嫌がってるふうにも見て取れたけど。
明らかにそうるは幸せそうだったから。

あたしは半分泣いて。半分笑って。
「おもしろくないよー。」と喚いてた・・・らしい。
そんなあたしをみんなはおもしろがって笑ってたけど。
事情を知ってるそうるは。笑えなかったらしい。
そうるはあたしをなだめてトイレに連れていって。
しつこいくらいまとわりつくのに相手をしてくれた。

飲み屋を出てから駅までの道。
そうるはあたしの手を引いて黙って歩いた。
あたしはぼんやりした頭で、なんとなくそうるの怒りを感じてた。

その数日後。そうるからメールが来た。

 飲み会のこと、反省してるみたいやからもう何も言わん。
 でも、うちにしか扱えない状態というか、うちにも扱えん状態。
 めっちゃ残酷なこと言わせて頂くならば、 
 常にあんたのこと気にしとかないといけない気がして、
 他の人とかと話したりしにくいねん。
 しゃべったりしてるやんって思うかもしれんけど、
 うちなりに気を使ってるつもり。

あたしはそれを読んで。苦しくて。
やっぱり泣いたり吐いたりしてしまった。
そうるを独占したくてあたしがやったことは。
結局そうるを苦しめただけだった。
あたしだけを見ててほしいと思っていたけど。
気を使われていたんだって思ったら辛かった。

だから。あたしは決めた。
もう絶対そうるに迷惑かけないようにしようって。
せめて飲み会の席だけでも。
そうるを縛らないあたしでいようって。


そして4月の飲み会で。
あたしはまた酔ってふにゃふにゃになってた。
でもいつもみたいにあたしのとこに来たそうるを。
面倒を見てくれようとしたそうるを。あたしは初めて拒んだ。
引いてくれようとした手を強く振り払った。
今までも少しぐらいはあったけど。
「いいよー歩けるからー」って抵抗したことはあったけど。
あんなにも本気で振り払ったのは初めてだった。

他の人ともしゃべりたくて。
でもしょーがないからあたしの相手をする。
そんなのはもうイヤだった。
そんなふうに思われるくらいだったら、
そんなふうに思って一緒にいられるぐらいだったら、
あたしはフラフラでも一人で歩こうと思った。

でも最愛の人の手を振り払った事実は。
あたしには痛かった。痛すぎた。
だってそうしたかったわけじゃない。
ほんとは掴みたかったから。
大好きなその手を握りたかったから。

あたしに手を振り払われて。そうるはしばらく黙って。
「・・・じゃあひとりで歩きーや。」って言って。
あたしを残して先に歩いていった。
あたしはおぼつかない足取りで店を出た。
悲しくて仕方なくて。自分のしたことを少し後悔してた。

飲み屋を出たら雨が降っていた。
傘をさすほどではない、静かに降る雨だった。
飲み屋から少し離れたところで。
誰かとしゃべってるそうるを見つけた。

あたしは自分からそうるを拒絶したけど。
強がってひとりでがんばろうとしたけど。
やっぱり我慢できなくて。そうるが好きでたまらなくて。
その誰かがそうるのそばから離れたのを見て。
フラフラしながら駆け寄って。背中から抱き締めた。

そうるはあたしの方を見なかった。
でもそれがあたしだってちゃんと分かってた。
そして去っていったその誰かの方を見ながら言った。
「・・・メール読んだ?」って。少しくぐもった声で。
「・・・読んだよ。」あたしはそうるの背中を抱き締めたままで言った。

「またやばいことになってると思って怖かった。」
「ごめん。ほんま。言葉足りんくてごめん。」
そんなふうに想像もしなかった言葉をくれた。

あたしは。涙腺が壊れてしまった。

そうるは分かってたんだ。
あたしがそうるのメールを読んでいっぱい考えたこと。
あたしがどんな思いでそうるの手を振り払ったかってこと。
ちゃんと分かってたんだ。そう思った。

どうしてそうるが謝るんだろう。
困らせたのはあたし。わがままなのもあたし。
なのに。どうして謝らせてしまうんだろう。
そうるは悪くない。あたしが勝手なんだ。
欲張りで。満足できなくて。
あんたのことを求めすぎてしまうあたしがいけないのに。

謝らないで。そうるは悪くない。

泣き続けるあたしをいろんな人が見て通り過ぎる。
そんな人目からあたしをかばうように。
そうるはあたしの手を引いて路地に入った。
あたしはそうるにしがみついて泣いた。
そうるは困ったようにあたしを見てた。

それから2人並んで歩道に座って。少し話をした。
あたしは何を話したのかよく覚えてない。
ずっと抱えてた不安とか。自分でも理解できない気持ちとか。
吐き出すようにポツポツ話したんだと思う。
話の内容は覚えてないけど。あたしはちゃんと覚えてる。
あたしの手をそうるがずっと握っててくれたこと。
あたしの話にそうるが頷いてくれてたこと。
「うん。」「うん。」って言いながら聞いてくれる。
その事実だけであたしは泣けてきた。

ふと横を見ると。そうるの頬に涙の跡があった。
一瞬目を疑った。ありえないと思った。
めったに泣かないそうるが泣いているなんて。
雨かもしれない。大粒の雨が当たっただけかもしれない。
そう思って再びそうるを見た。

そこにあったのは。確かにそうるの目から零れた一筋の涙だった。
黙って。一点を見つめたままで。そうるは静かに泣いていた。

あぁ。なんてこと。泣かせてしまった。
そうるを。あたしが。あたしのせいで。
散々困らせて。苦しめて。
ついには泣かせてしまった。
ごめん。ごめん。そうるごめん。
泣かせたいわけじゃない。困らせたいわけじゃない。
どうしてこうなる?どうしてこうなった?

そうるの涙はあたしの涙に誘われた涙だったような気がする。
自分のせいであたしを苦しめてるって。そう思ったんだろう。
そしてあたしも。そうるの涙を見て。
あたしのせいでそうるを苦しめてるって思った。

静かに降る雨の中で。あたしはずっと泣いていた。
悲しくて。苦しくて。でもそれ以上にそうるの痛みを思って。
あたしは涙が止まらなかった。

------------------------------------------------------------------

ねぇそうる。あたしたちって。
どうしてあんなふうに苦しめあってしまうんやろう。
今でも。時々そうなるけど。そのたびにあたしは思う。
お互いを大事に思ってるのに。大好きなのに。
どうして傷つけあってしまうんやろうね。

相手を大切に思う気持ちはときに凶暴で。
どうしても苦しめたり傷つけたりしてしまうもんなんやろうか。
そして相手を苦しめたり傷つけたりした事実で。
自分自身も苦しんだり傷ついたりしてしまうんやろうか。

ねぇそうる。これってどうしようもないことなんかな。
あたしはあんたにそんな思いをさせたいわけじゃない。
あんただってきっとそうやんね?
お互いがそう思ってるのに。どうして。
どうして相手を悩ませてしまうんやろうね。


今日みたいな静かな雨の降る日に。
あたしは思い出さないことはない。
あの日。見てしまった最愛の人の涙を。
あの日。最愛の人を泣かせてしまった痛みを。





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いろいろ思い出してたら恐ろしいほど長い日記になってしまいました・・・。
最後まで読んでくれてほんとにありがとう。
あたしの日記は基本的にまとまりなくて長いんですが(苦笑)、
読んでくれるみなさんにはほんとに感謝の気持ちでいっぱいです☆


2002年09月16日(月)揺るがない気持ち。

昨日の午後から。ずっといろいろ考えてへこんでて。
今はへこみ期だなぁって思いながらぼんやりしてた。
でも。あたしは単純なんで。そして浮き沈み激しいんで(苦笑)。
今はそんなにへこんでない。なんだかちょっと穏やか。

それは。昨日の夜に。そうるが来てくれたから。
昼間会ってたのに。深夜にあたしの部屋に来てくれたから。

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深夜に突然訪問なんて初めてだった。
確かに。そうるはバイクをもってるし。
終電とか関係なく自由に動けるわけだし。
ありえることではあるけど。
夜に突然来てくれたことは前にもあったけど。
でも。深夜とか。さすがに今までにはなかったから。

夜そうるとメールをしてて。
「飽きていたー。」って珍しく愚痴るそうるに。
「うちはもう試験終わったからヒマやし。」なんて言って。
「早く寝たいー。」ってぼやくそうるに。
「うちは寝れるけど、ひとりの夜は寂しいわー。」なんて言って。

うん。確かにそう言ったけど。
でもまさか。深夜0時過ぎに来るとか思わへんし。
ちょっとはあたしの都合とか考えたりせんのか?
でもそんなふうに勝手なそうるは。
やっぱりあたしの知ってるまんまのそうるで。
なんか呆れたり安心したり。

不安だったのに。苦しかったのに。
そんなあたしに全然気づいてなくて。
あたしのそうるへの愛を全面的に信用してる。
あたしがそうるの突然訪問を迷惑とか思わないって信じてる。
てゆーかむしろ、迷惑なんて発想が浮かんでないようにも思える。

いや実際迷惑とか全然思わんけどさ。むしろ嬉しいけどさ。
でもあたしが逆だったらちょっとは考えそうなもんなのに。
あんたの都合とか。そういうのを気にしそうやのに。
そうるにはそんなことは関係ない。あぁなんてヤツ。
でもそんなそうるがちょっとおかしくて笑えた。

「もう今日は勉強は終わりー。」って言うそうるに。
「まぁ明日もあるしなんとかなるわー。」って笑うそうるに。
あたしはどうしようもない愛しさを感じる。

腹立たしいとこも。不満なとこも。いっぱいある。
言い出したらきっとキリがない。
でも。こうやってあたしに会いに来るそうるを。
疲れてあたしに会いたいと思ってくれたそうるを。
あたしは信じていいんじゃないかと。
堂々巡りながらも。またそう思った。



部屋に入ってすぐ。そうるに抱き締められて。
抵抗する間もなく(する気ないけど)口づけられた。
あたしの大好きなそうるのキスは。甘くて優しくて。
苦しくて醜い、いろんな感情があっても気持ちよくて。
あたしの中のそうるを愛しいと思う感情があふれ出して。
他のすべての感情を消してしまった。

そうるの好きなようにしていいんだよ。
あたしのカラダにいっぱい触れて。
自分では触れないようなところにも触れて。
そうるになら何をされてもかまわないから。
むしろそうされることがあたしの幸せだから。
そんなことを思いながらあたしはそうるに身を預ける。

あたしを押し倒して。ゆっくりとあたしの唇を味わうそうる。
唇をこじ開けられて。舌をねじ込まれで。絡められて。
全部そうるのペース。でもあたしは満たされていく。
あたしはそうるにどんどん溶かされていく。

あたしの体を這うそうるの手に。
もう何も考えられなくなって。
声を漏らして。身を捩じらせて。
あたしは。ただ溶かされていった。

------------------------------------------------------------------

今朝は一緒に目覚めて。やっぱりあたしが和食を作った。
それからいつも通り練習に行った。
そうるはバイクで。あたしは原チャで。
一緒に出発して。でもそうるが先に到着。
さっきまで一緒にいたのに。なんかおかしかった。

練習中のそうるは。いつものそうるで。
あたしと一緒にいたときみたいな感じは全くなくて。
昨日の夜あたしの家にそうるが泊まったなんて。
あたしをいっぱい愛してくれたなんて。
いったい誰が想像できただろう。
そんなことを思ってたら。2人だけの秘密さえも愛しかった。

必死でボールを追うそうるも。
みんなの前で作戦とか話すそうるも。
バカやって笑うそうるも。
ちょっと疲れてぼーっとしてるそうるも。
全部全部。あたしは愛しかった。


ねぇそうる。あたしやっぱりあんたが好きやわ。
死ぬほどむかつくし。がっかりすることもあるし。
悲しいし。悔しいし。そういうマイナスの感情いっぱい抱くけど。
それでも。最終的にはあんたが好きなんやってとこに戻ってくる。
どうしようもなくあんたを愛しいと感じる気持ちに戻ってくる。

・・・よかった。戻ってくるところを間違えないあたしで。
「好き」とか「愛しい」とかっていう気持ちを見失わないあたしで。
そこが確かなら。どんなにいろんな感情を回り道しても。
どんなに苦しくても。あたしはきっと大丈夫だから。

あんたを愛しいと感じる、この1番大切な気持ちに。
ちゃんと戻ってこれるから。





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2002年09月15日(日)失いたくないもの。

昨日酔いつぶれてあたしの部屋に泊まったそうる。
ベッドで寝息をたてるそうるに、あたしは寄り添った。
いつもそうしてもらうようにそうるを抱き締めた。

そうるの寝顔を見て。髪を撫でて。口づけて。
あたしは複雑な気持ちだった。
愛してるけど許せなくて。憎らしいけど愛しくて。
そんな自分でも理解しきれない感情を抱えて眠った。


あたしは9時半に目覚めて。そうるはまだ眠ってた。
あたしはここに昨日の分の日記を書いてからごはんを作った。
和食派のそうるのために。お味噌汁と玉子焼き。
それからそうるの好きな大根おろしを添えた納豆も用意しなきゃ。
冷蔵庫に鮭があったから焼いてもいいかな。
朝&昼一緒になりそうだし、これぐらい量があってもいい。

苦しい気持ちを忘れるように。何も考えないように。
コトコト音を立てながらキッチンに立ってたら。
そうるはようやく起きてきた。

「・・・んー。おはよう。」眠そうに目をこするそうる。
ベッドの上で伸びをして布団をたたむそうる。
あたしの大好きなそうる。


言いたいことがいっぱいあった。
気持ちのすべてをぶちまけてやりたいと思った。
昨日あたしが感じてたこと。
不安とか。嫉妬とか。独占欲とか。
そういう汚い感情のすべてをぶつけたいと思った。

あたしだけが苦しくて。そうるだけが平気で。
そんなのやっぱりおかしい。
あたしだけが我慢して。そうるだけが自由で。
そんなのもう辛すぎる。

言うことはそうるを傷つけるだろうけど。
そうるを傷つけた事実であたしも傷つくけど。
もうこれ以上は抱えられないと思った。


どうやって切り出すべきか考えながら。
あたしは黙ってお味噌汁に入れる玉ねぎを切ってた。
そうるはあたしの背後に来て。覗き込んで言った。
「あ。玉ねぎの味噌汁や。うれし。ありがと。」
そう言って。あたしの頭をポンポンって叩いて。
そうるは顔を洗いに洗面所に行った。

あたしは。涙が出た。

あたしは不満すら言えない。
そうるの前で。ちょっと触れられただけで。
言いたいことはすべて飲み込まれてしまった。
そんな自分が情けなくて。涙が出た。

こんな小さな「ポンポン」でも。
あたしには絶対に失いたくないもの。
今の気持ちを伝えることで。もしこれを失うことになったら。
それ以上に。もしそうる自身を失うことになったら。
あたしはきっともう心が壊れて生きていけない。

そう思ったら。やっぱりどうしても言えなかった。


ねぇそうる。あんたを疑ってるわけじゃない。
あたしの今抱えてるちょっと重い感情をを知ったからって、
あんたはあたしをキライにはならへん。そう信じたい。
でも。でも。どこかで信じきれへんあたしがいて。
もしかしたら。もしかしたら。終わってしまうかもしれへんって。
怖くて怖くてたまらへんあたしがいて。

やっぱりやめよう。心の中に閉まっておこう。
そう思ってあんたが顔を洗ってるうちに涙を拭いた。
もしもバレたら玉ねぎのせいにすればいい。
あたしは泣いてなんかいない。大丈夫。まだ笑える。
がんばらんと。ちゃんとせんと。そう思ってた。
・・・そんなあたしのこと、あんたは知るはずもないけど。


一緒にごはんを食べて、昼過ぎにそうるは家に帰った。
「来週は試験週間やし、ちゃんと勉強せなー。」って言うそうるに。
「よっしゃ。寂しくなったらあたしを思い出しー。」なんて。
いつものように冗談を言う。そして短いキスをひとつもらう。
いろんなことをぐちゃぐちゃと考えてた頭だったけど。
やっぱりそうるのキスはあたしをちょっと幸せにした。
そんな事実に。あたしはまた苦しくなった。

そうるが帰った後で。あたしはひとりで泣いた。

我慢した。ぶちまけなかった。
でもあたしはちっともえらくなんかない。
言いたいこともまともに言えない。ただの弱虫だ。
キライ。こんな自分は大キライ。





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2002年09月14日(土)愛しさと憎らしさと。

今日の試合。結果・・・快勝☆
8月前半からもう3連勝☆あぁ・・・嬉しすぎる(涙)。
今までの2試合に比べて、今日は厳しい試合ではあったけど。
その勝利を手に入れた瞬間の喜びは最高だった。


そしてあたしの最愛の人、そうるに関しては。
今日は愛したり憎んだり苦しかった。
取るに足らないことかもしれない。
小さな小さなことかもしれない。
でもそんなことで喜んだり悲しんだり。
そうやって揺すられるのがあたし。

愛しい気持ちで心が締め付けられる。
憎らしい気持ちで心が締め付けられる。
あたしは結局。そうるを思っている限り。
どう転んでも締め付けられてばっかりなんだ。
そんなことに改めて気づいた1日だった。



まず。嬉しかったこと。愛しかったそうる。
それは試合中のそうる。

今日の試合。あたしはいつもよりなんだか緊張してた。
そのせいかもしれない。いつもみたいに体がうまく動かなかった。
競り合って必死になってて。接触プレーでこけて。
その後ずっと足を引きずって。無理して走ってた。
そんなあたしをそうるはちゃんと見てた。
あたしだけのせいじゃないけど。
パタパタっと相手チームに点が入った後で。
ベンチで休憩中だったそうるはあたしを大声で呼んだ。

「ごめん。心配やからちょっとの間交代する。」
「後でちゃんと代わるから。足休めとき。」
そう言って。交代エリアで。あたしの手を握ってくれた。
一瞬だったけど。誰も気づかなかったけど。
確かにあたしの手を握ってくれた。

あたしの大好きなあの手だった。
いつだってあたしをひそかに守ってくれて。
そしてちゃんと導いてくれる。
体温の高いあたしとはやっぱり違って。
いつもひんやりと冷たい。
あたしの知ってるそうるの手だった。

ベンチに入ったあたしにマネージャーがコールドスプレーをかけてくれる。
あたしは。足の痛みと。最愛の人の優しさに。
ちょっと泣きそうになって顔をしかめる。
そうる。そうる。そうる。
コートに走っていくあんたの背中を見て。
あたしは心の中で呼びかける。

大勢いるチームの選手の中で。
ちゃんとあたしのことを見ててくれたそうるに。
痛い足とか。ちょっと焦ってる気持ちとか。
そういうのにちゃんと気づいてくれたそうるに。
あたしはどうしようもなく揺すられた。
そうるを抱き締めたくて仕方なかった。



そして悲しかったこと。憎らしかったそうる。
それは飲み会でのそうる。

今日の飲み会はほとんどそうるとは絡まなかった。
席が遠かったのもあるけど。
そうるはあたしと離れたところで飲んでた。
試合を見にきてくれたOGさんたちも参加してて。
そうるは散々飲まされて散々いじられてた。
「彼氏のことのろけてよー。」って。
そうるもそうるで。いい感じに酔って調子に乗って。
「いやーでも会わない方がいいですよ。」とか。
「ほんまにブサイクですから。」とか。
そんなことをいっぱい言ってた。

あたしはそれなりに飲んで。楽しんでたけど。
そんなそうるを見て。ちょっと嬉しそうな声を聞いて。
耐えられなくなって席を立った。
トイレで。ひとり泣きたいのを堪えてた。

あたしに聞こえないと思ってたんだろうか。
それともあたしの存在すら忘れてたんだろうか。
お酒の席のことだ。そうるだって酔ってるんだ。
ちょっとぐらいの粗相は許すべきかもしれない。
あたしは自分に言い聞かせて席に戻った。

相変わらず。そうるの声はまる聞こえだった。
当然だ。聞こえないはずがない。最愛の人の声なんだから。
言ってることは幸せなのろけばっかりだった。
あたしは聞こえないように友達との話に盛り上がる。
笑った。声をあげて。そうるの声を掻き消すように笑った。
でも聞きたくないその話は。どうしても聞こえてきた。

何を考えてそんなことが言えるんだろう。
あたしの気持ちなんか全然分かってない。
そんな話をあたしが聞いたらどう思うかとか。
少しぐらい思いやってくれてもいいんじゃないか。
あたしはお酒を飲んでも少しも酔えなかった。
頭は恐ろしいほどに冴えていて。
そうるを殴り飛ばしたい衝動に駆られた。



ねぇそうる。あんたはどうしてそうなんやろう。
試合中に。あんなにもあたしの気持ちを分かってくれて。
飲み会で。こんなにもあたしの気持ちが分かってなくて。
どれがほんとのあんたなのか。あたし分からないよ。
こんなにもあんたに振り回されるあたしの心を。
こんなにもあんたに囚われてるあたしの心を。
あんたはどう思ってるんやろう。
それ以前に分かってるんやろうか。


飲み会の帰り。めずらしく酔ってるそうるをあたしが抱える。
いつもはあたしが酔っててそうるに抱えられるのに。
あたしの肩に腕を回すそうる。そうるの腰に腕を回して支えるあたし。
誰が見てもきっと。酔いつぶれた友達を介抱するその友達。
あたしたちって何なんだろう。友達なんだろうか。

みんなと別れて電車に乗る。
あたしにもたれて寝息をたてるそうる。
あたしは間違いなくこの人を愛しいと感じている。
でも。この人はどうなんだろう。
本当にあたしを愛しいと感じてくれているんだろうか。

駅で起こして。バスに乗って。あたしの家に着いて。
その間。そうるはほとんど何も話さなくて。
「着いたで。」「うー。」「歩けるか?」「うぅー。」
ずっとそんな感じのそうるだったから。
あたしはひとりでこんなふうにいろんなことを考えてた。
そしたらやっぱり苦しくなった。

家について。そうるはすぐベッドに横になって眠った。
あたしは。そんなそうるを見て。
愛しさと憎らしさと。
抱き締めたい感情と殴り飛ばしたい感情と。
相反するものに苦しめられてどうしようもなくて。

堪え切れずに。・・・何度も口づけた。





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2002年09月13日(金)恋するうさぎ。

やったー☆試験終了☆☆
追試もあるし、他の試験結果も分からないけど。
とりあえず長かったテスト期間が終わりました(涙)。
毎回毎回疲れてるけど。今回はほんまにしんどかったわ。
とりあえず。がんばった自分に乾杯☆☆

あぁ。今日はとにかく睡眠確保しないと。
明日も試合。朝早いし。起きれるかなぁ。
それでなくてもここんとこまともに寝てなかったし。
はぁ。久しぶりにベッドで寝られる(涙)。
最近はずっと机にうつぶせて寝てたからなぁ。

今日は夕方に試験が終わって。
学部の友達で打ち上げに行こうってことになった。
でもあたしは明日が試合だからってパスして帰ってきた。
夜ごはんを作る。試合前日はパスタがお決まり。
炭水化物がすぐ吸収されてエネルギーになりやすいんやって。
今日はベーコンときのこのパスタ。おいしかった。
それからお風呂に入って。のんびりとそうるにメール。

「今日はようやくベッドで寝られるー☆」
「お疲れさん。明日のためにちゃんと寝なあかんで。」
「んー。でもちょっと寂しい。あんたおらんから☆」
「・・・はいはい。死ぬなよ、うさぎ。」

うさぎ=あたし。命名はそうる。

いつからか。あたしは覚えてない。
そうるがあたしのことをうさぎって言うようになった。
もちろん普段はちゃんと名前で呼んでくれるけど。
こうやって時々うさぎって呼ばれる。

理由は簡単。「うさぎ=あたし」は寂しがりだから。

大学の講義室で。友達が休んでてそうるがひとりだったとき。
「来てみー。うさぎは死んでまうで。」って。
バイクの教習に行ってて、まわりが知らない人だらけだったとき。
「うさぎには生きていけん状況やな。」って。
そうるはあたしをからかうように何度も言ってきた。


ねぇそうる。あたしはそんなふうに言われて。
ばーか。何言ってんのさ。あたしそんなダメ人間ちゃうわ。
いくら寂しがりやでもそれぐらい平気やわ。・・・とも思うけど。
でも。そんなふうにダメ扱いされること、キライじゃない。
うさぎなんてかわいすぎて。あたしにはこそばゆいけど。
あたしが寂しがりなこと。あんたには見抜いててほしい。

でも。でもね。誰にでもそうじゃない。
あんたがいないから寂しいんよ。
隣にいてくれる人は誰でもいいわけじゃない。
そうる。あんたにいてほしいんよ。

あぁ。久しぶりに今夜はゆっくり眠れるから。
ちゃんと夢に出てきてね。そうる。
そしていっぱい抱き締めてね。いっぱいキスしてね。
寂しがりのうさぎをひとりにしないでね。

・・・なーんて。あかん、言ってて恥ずかしくなってきた。
やっぱりちょっとキャラじゃなかった。無理があるわ・・・(爆)。





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2002年09月12日(木)笑顔に惚れてる。

毎日試験だ試験だと愚痴りまくってごめんなさいです・・・。
明日でようやく終わりだと思ったら。1つ追試決定。
ははは。世の中こんなもん。ちょっとへこみ中(涙)。

今日は昼過ぎに試験が終わったからそうるに会った。
大学内で2人きりで会うのは久しぶり。
いつものグランドの横にいたら。バイクの音がしてそうるが来た。
構内はメットなしでバイクに乗ってるそうる。
あたしがどんなに危ないからやめときって言っても。
「風切るのが気持ちよすぎやねんもん。」って言ってやめようとしない。
子どもみたいなそうる。ほんましょーがないヤツ。

追試が決まったことをそうるにちょっと愚痴ったら。
「・・・だから早めに勉強しとけって言ったやん。」って苦笑い。
「そんなん言っても夏休みはレポートで精一杯やってんもん。」
ぶーたれて文句を言うあたしにそうるは冷たく言い放つ。
「いや、自業自得。」・・・はい、おっしゃる通りです(涙)。

ちなみにそうるはめちゃめちゃ頭ええのよね。
あたしが言うと自慢みたいやけど、これは事実。
あたしもバカじゃないとは思うけど。
てゆーか、バカじゃなかったけど。(←過去形。)
人間勉強しないと、とことんあほになるもんなのね。
中学とか高校とか。あほほど賢かったんやけどねぇ。(←遠い目。)

そうるはへこんでるあたしに声をかけてくれる。
「まぁでもとりあえずは明日で終わりやん。」
「うん。あんたがひぃひぃ言ってるときにあたしは暇っち。」
そうるの試験は来週がメインらしい。
あたしが今週メインってことは。・・・すれ違いやし(涙)。

そうるはあたしに向かっておどけて言う。
「ひぃひぃなんか言わんもん。もうちょいやもん☆」
「はぁ?まじで?この間2つやっただけやったやん!」
「そう。9月は全部で8コしか試験ないもん☆」
「なんよそれ!8コってあたしの半分やん!」
あたしの驚きに、そうるは大げさに喜んで見せる。
「ほとんど1日1コとかやから楽勝やもん☆」
「うっそー。信じられへん。ありえへん。」
おどけるそうるにちょっとむかついて。
でも本気で愛しくてしょーがなくなって。
またやられてる。いつものことやけど。
あたしは悔しさ倍増でたまらなくなる。

そうやって散々悔しがった後であたしは気づく。
もしかして。もしかして。楽勝なら。
あたしが望むようなことが起こったりするかしら・・・(笑)。

そんなあたしの心の中を見透かしたように。
そうるはにやっと笑って言った。
「だから来週どっか行けるで。」
「まじでー?やったー☆☆」
大喜びするあたしをそうるは笑って見てる。
そんなそうるを見てあたしはまた幸せになる。


ねぇそうる。あたしはね。
あたしと一緒にいて笑ってるあんたが好き。
あたしがあほなことしたり。あほなこと言ったりして。
そういうのに反応して苦笑いしてるあんたも。
あんたの発言ひとつに大喜びしてるあたしを見て。
ちょっと嬉しそうに笑ってるあんたも。
あたしは全部全部大好き。

ねぇそうる。あたし思ったんやけど。
あんたってあたしの鏡なんやなって。
あたしが笑ってるとあんたも笑う。
あたしがむっつりしてるとあんたもむっつりする。
だから。あんたの笑顔がいっぱい見たかったら。
あたしがいっぱい笑顔でいたらええんよね。

見えない気持ちを計ろうとして。
難しいこといろいろ考えて難しい顔してたら。
きっとそんなあたしに疲れてあんたも難しい顔をする。
でも。そんなことはとりあえず忘れて。
あたしが笑ってればあんたも笑ってくれるんや。
なーんや。こんなに簡単なことやったんや。

そう思ったらなんか心が軽くなって。
あたしはいっぱい笑うことが出来た。
そしていっぱいそうるの笑顔を見ることが出来た。
満たされて。幸せで。また泣きそうになった。


大学内ではさすがにバイバイのキスは無理(苦笑)。
しょーがなくあたしは我慢。かなりおあずけ状態。
(いやいや・・・きっとあたしだけじゃなくてそうるも(笑)。)
「じゃね。」って言って去っていくそうるを見送る。
名残惜しいなぁ。触れたいなぁ。あーあ。
焦らされたみたいでちょっとせつなかったけど。
まぁいいや。次の楽しみにしとこう。





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2002年09月11日(水)知らないところで。

ちょっとかなり疲れ気味です・・・。
試験はあと2日で終わり。ほんまもうちょい。
でも連日の睡眠不足と精神疲労でボロボロ。
そして慣れないコーヒーの飲みすぎで胃は荒れ荒れ(涙)。

ちなみにそうるはコーヒーが大好き。
砂糖もミルクも入れないで香りを楽しんでる。
あたしはブラックをまだおいしいと思えない。
むしろあたしはコーヒーより紅茶派。
でもそうるがコーヒーが好きだから。
一緒に飲むときは、あたしはミルクたっぷりのカフェオレ。
そうるはそんなあたしをいつも笑う。
「ブラック飲めんのー。おこちゃまやなー。」って。
「無理してコーヒー飲まんでも紅茶にしーや。」って。
あたしには分かる。きっとそうるは分かってるはず。
あたしがそうるに合わせたくてがんばってること。
でもわざとそうやってイジワル言うのがそうる流(笑)。
そしてそれにあっさりやられるのがあたし流(爆)。


今日は試験が5時半ぐらいに終わって。
明日のことを考えたらちゃんと家で勉強するべきやったはず。
でもあたしの体はまっすぐにナイターへ向かってた。

やりたいことがあるから。
会いたい人がいるから。
あたしは迷わなかった。

少し遅れてグランドに着く。みんなが声をかけてくれる。
あたしはその中にそうるの姿をちゃんと見つける。
たった1日会わなかっただけでも。
あたしはそうるに会えたことが嬉しかった。
変わらずに元気だったそうるに安心した。

今日のあたしはなんだかんだで。
ずっとそうるのことばっかり目で追ってた。
プレーの後の反省のときとか。
みんなで集まってああだこうだと話すときとか。
もちろん真剣に話を聞いてはいるけど。
あたしはそうるのことばっかり見てた。
意志の強そうな瞳とか。長いまつ毛とか。
そんなものにばっかり心を奪われてた。


ねぇそうる。あんたは知ってる?
あんたの知らないところで。
あたしがこんなふうにあんたを盗み見てること。
こっそりあんたに見とれてること。

あんたの知らないところで。
こんなふうにあんたのことを思って気持ちを綴って。
そしてまた勉強しなきゃーって戻っても。
しばらくしたらまたあんたのことを考えてたりして。

あんたの知らないとこで。
あたしはそんなふうにいろいろあんたを思ってる。
あたしの知らないところで。
あんたはどんなふうにあたしを思ってるんやろう。

ねぇそうる。今日はほとんど話せんくて。
いやサークルのときはいつもかもしれんけど。
あたしはちょっと寂しかったんよね。
だから今日はあんたの知らないところで。
あんたの夢をみて眠りたい。
あたしに笑いかけてくれるあんたに会いたい。

ええよね。そうる。あたし夢であんたを待っててええよね。





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2002年09月10日(火)会いたい会いたい。

試験期間真っ最中です。しんどいです(涙)。
危機感にばっかり迫られて焦りまくりで。
やってはいるけどちゃんと頭に入ってこないわけで。
あがいてるうちどうでもよくなってきて。
まぁどうにかなるやろーとか思ってみたり(笑)。
でも、そんな自分にちょっと嫌悪感抱いて、
そんないい加減でええんかいなーってつっこんでみたり。

だいたいこんな日記とか書いてる時間ないのに。
これはあたしの現実逃避ってことで。
むしろ限界まで自分を追い込んでるってことで(笑)。


というよりもむしろ。そうるのことを考えていたいってことで。


そうるのことを考えてる時間が好き。
あたしはきっと。それだけでも満たされる。
会いたいけど。会ってるときが1番幸せだけど。
幸せになれる方法はそれだけじゃないこと。
あたしはちゃんと知ってる。

そうるとのこれまでのこと。
一緒にしてきたこととか。見てきた景色とか。
交わしてきた言葉とか。感じてきた思いとか。
零れた笑顔とか。溢れた涙とか。
そういうのを思い出してるだけで。
あたしはちゃんと幸せになれる。

それからそうるとのこれからのこととか。
想像してちょっとにやっとしてみたり。
あぁ。またやられてるなぁ。あたし。
そうるにすっかりやられてる。
そんなふうに悔しがる時間だって実は幸せ。


ねぇそうる。勉強なんかそっちのけで。
こんなにもあんたのことを思ってるあたしを笑って。
そしていつもみたいにあたしに言って。
「あほやこいつ。」って。いじめるみたいに。
そしたらあたしもいつもみたいに言うから。
「あほちゃうわー。」って。甘えるみたいに。
それがあたしたちのやり方やから。

あぁそうる。予想はしてたけど。
やっぱりあんたに会いたくて仕方なくなってもた。

あんたの姿が見たいよ。
あんたの声が聞きたいよ。
あんたに触れたいよ。

そうる。そうる。夢でもいいから出てきてよ。





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2002年09月09日(月)あたしを満たすモノ。

ナイター練もめっきり涼しくなってきたし。
汗かいた格好で原チャに乗って風をきると本気で寒い。
そうるはバイクやのに。風邪ひいてなきゃええけど。

ほんまは今日のナイター、ちょっと休もうかなと思ってた。
明日もあさってもその次も試験なんで。さすがに勉強せんとなーと。
そして今日の試験前にそうるにメール。(←キャプテンなんで欠席の連絡。)
「今日行けんかもしれん(涙)。」って。
試験が終わって(←結果。散々・・・。)携帯見たら返事がきてた。
「了解。うちも明日テスト2つあることが今日発覚。
 もちろんノーベン。(←全く勉強してないってこと。)
 はははー。でもナイター行くし。なんとかなるやろ。」

むぅー。そうるは試験があっても何があっても。
普通にナイター優先するよなぁ。
・・・ちょっと考えて。あたしはやっぱり行くことを決意(笑)。
だって。やりたいもんはやりたいんやもん。
会いたいもんは会いたいんやもん。

何が1番大事か。選ぶのはあたし。
大切なものの順位。決めるのはあたし。
人に迷惑かけることじゃなかったら。
あたしはいつでもその考えを貫き通すようにしてる。
毎日を幸せに生きるためのあたし流の考え方。

そんなわけで(←どんなわけ?)ナイターへ。
そしてあたしはみんなと幸せな時間を共有して。
試験で疲れた体にエネルギーを補充する。
よし。これでまた次のナイターまでがんばれる。

試験勉強で寝不足で。精神的にも疲れてて。
そんな状態で走って走って走りまくって。
余計に疲れることしてるはずなのに。
こんなにも気持ちが充実するのが不思議。
好きなことがもたらすパワーってすごい。


ねぇそうる。あたしきっとあんたに関してもそうやで。
どんなに疲れててもあんたのメールひとつで。
めちゃめちゃ元気になれる。
どんなに疲れててもあんたの笑顔を見たら。
いっぱいいっぱい幸せになれる。
どんなに疲れててもあんたのことを考えたら。
またがんばろうって思える。

あんたのことが大好きやから。誰よりも誰よりも愛しいから。

ねぇそうる。ありがとうね。
メールをするとか、笑うとか。
あんたが何の意識もなしにやってることでも。
あたしはこんなにも満たされることが出来る。
ただあんたのことを思うだけで。
こんなにも前向きな気持ちになれる。
あたしにとってあんたがどんなに大きな存在か。
とっくに分かってたはずやのに改めて思い知らされて。
そして自然と。涙が溢れそうになる。

なんでやろうね。そうる。愛しいって泣きたくなるね。





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2002年09月08日(日)甘えるってコト。

今日は1日閉じ込められて試験勉強。
せっかくの日曜なのに。はぁー。おもしろくない。

夕方、そうるにメールしたいなぁって思って。
今日はあのバイトバカも珍しく家で勉強してるから(笑)。
疲れてきたのもあって、ちょっとそうるを感じたくて、
なんてことはない内容でメールしてみる。

「疲れたよー。勉強がんばってる?」
「なんとか。」
「うち明日から5日連続やしー。ありえんやろ?」
「それ聞いたし。」
「そうやっけ?あんたはまだ先やんな。ええなー。」
「知らんやん。」

・・・またや。そっけない返事ばっかり。
めんどくさそうな態度が目に見えるようやわ。
ほんまにそうるは。あたしに対して適当なことが多い。
やっぱり性格ってのはそう簡単には変えられるものじゃないんやな。
あたしは痛感してため息をひとつ。そして返事を止める。


以前そうるとケンカをしたときのこと。そういやあれもテスト期間中やった。
サークルもなくて、会えなくて、メールのやり取りが接点やった時期。
お互いなんとなく疲れてて、特にそうるはイラついてて。
あたしに対してあまりにも冷たい返事ばっかりするもんやから。
「なんでそんな態度とられなあかんの?」って。
軽くキレた内容のメールをした。
そうるはそれでもあたしの本当の気持ちには気づかなくて。
その内容には全く触れずに普通にメールを返してきた。
たぶんその返事をあたしは忙しくて2日ぐらい忘れてて。
そしたらそうるからメールがきた。

 なんか知らんけど、あんたから返事こーへんと妙に不安になってまうわ。
 自分はいつも止めまくってるくせに。勝手やな。ごめん。
 最近冷たいって?何となく言わんとすることは分かるねん。
 うちってたぶん、仲良くなればなるほど、
 自分の弱い部分を人に押し付けるようなことをしてしまうねん。
 最近特に何があった訳ではないねんけど、なんとなくイライラしてて、
 あまり外には出さんとこって思うけど、多分メールの節々で、
 そういうことが伝わってもたんやと思うねん。
 そこまで仲良くない人やと、ある程度普通にしてられるねん。
 慎重に付き合っとかんと後から関係修復すんの難しいと思うから。
 でもたぶんあんたとかには、仲良いからいいかっていう甘えの元に、
 自分の苛立ちとかをぶつけてる気がするねん。
 ほんまは自分の一番仲良い人を一番大切にせなあかんねんけど。ごめんな。

そう。こんなふうに。以前からそうるにはそういうとこがあった。
言いたいことは分かる。あたしもそんな気持ちになることはあるし。
でも、あたしはどんなにイライラしてもそうるにそこまで当たらない。
泣き言を言うことはよくあっても当たりちらすことはまずしない。
そうるはあたしに泣き言はあんまり言わない。
その代わりにそっけない態度になることは往々にしてある。


ねぇそうる。これって結局は同じことなんかもね。
自分がちょっとしんどいときとか機嫌の悪いときとかに。
あんたに寄りかかってしまうのがあたしで。
あたしをつっぱねてしまうのがあんたで。
正反対やけど、結局は相手に甘えてやりたいようにやってるってこと。
相手に甘えが許されると思って、素の自分を出してるってこと。
どっちも同じ、信頼できる相手への「甘え」なんちゃうかな。
一見するとあたしの態度だけが甘えっぽいけど。
実はお互いがお互いに甘えてるってことなんちゃうかな。
これってまたあんたに言わせれば「都合のいい解釈」かもしれんけど(笑)。


そんなことをぼんやり思いながら時間を過ごして。そして夜。
あたしは予想もしなかった幸せを手に入れることになった。

ごはんを食べてまた勉強してたら玄関のチャイムが鳴る。
夜のチャイムは怖いからあたしはほとんど出ない。
そしたら携帯にワンコール。不在着信の表示はそうる。
え。え。これっていつものパターンやし。もしかして・・・。

窓を開けて下を見ると。バイクに乗ったそうるがいた。
「えぇ?!」驚いて思わず声をあげてしまう。
そうるは人差し指を口に当ててシィーって言って。
あたしを見上げてクイクイっと手招きをしてる。

(なんで?なんで?)足がもつれそうになりながら走って。
階段を駆け下りてそうるのところへ行く。
「どうしたん?」いきなりの訪問にあたしはびっくりして聞く。
そうるはちょっと笑って言った。
「さっき冷たいこと言ってもたからさ。」
「また泣いてるんちゃうかなーと思って。」
「てゆーかうちも勉強疲れたし。息抜き。」

その言葉にあたしは泣きそうになる。
不意打ちなんて。あたしを思いやって突撃訪問なんて。
あんな冷たいことを言ってきたあんたやけど。
こんな優しいことをやってくれるあんたなんや。
あぁ・・・どうしよう。胸がいっぱい。

バイクで夜の高速をドライブ。
そうるの背中にしがみついて風を切る。
風は冷たくてあたしの頭を冴え渡らせる。
でも抱き締めるあんたの背中はあたたかくて。
あたしはいっぱいいっぱい癒された。

30分ぐらい走って。あたしの家の前に戻ってくる。
「ありがとうね。」ってちょっと涙目で言ったあたしに。
そうるはいつもどおりにキスをくれた。
唇を離してから。あたしはそうるにぎゅって抱き着く。
「・・・帰れへんやん。」ってそうるは呆れたように言ったけど。
「もうちょっとだけ。」ってあたしは甘えてしまった。
そうるはあたしの気が済むまでそうしててくれた。

名残惜しいけど仕方ない。あたしはそうるから離れる。
「じゃまた明日。」って言ってメットをかぶったそうるに。
「うん。ナイターで。」ってあたしは笑って手を振る。
そして去っていくそうるを見送る。


ねぇそうる。甘えたいあたしの気持ちを分かってくれてありがとう。
あたしにいっぱい甘えさせてくれてありがとう。
あたしももっとあんたみたいに包容力のある人間になるわ。
疲れたあんたがちょっとぐらいあたしに当たっても。
はいはい、また始まってるし、って思えるような。
そうやってあんたをわがままごと包み込めるような。
そんなあたしになれるように。うん。がんばるわ。





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2002年09月07日(土)素直になれたら。

試合。勝ちましたー☆☆
どうなるやろうって思いながら挑んだけど、
あれよあれよというまにリードを広げて、
結果的に最高の勝利となりました☆☆

チームプレイはこういうときの喜びをみんなで感じられて幸せ。
感動して涙が出そうになるときに、みんなで肩を抱き合えるのが幸せ。
ほんまに今日はハッピーな1日でした。


そうるに関して言うなら。
今日のそうるはちょっとかなり本気でめちゃめちゃ・・・(笑)
もうとにかく最高にかっちょよかった。
ノッてきたら止められなくなるそうるは、
もうちょっとでハットトリック決めるとこやった。
1つファールとられてもたから2得点やったけど。
ほんまにほんまにかっちょよくて。
あたしは見ててのぼせて鼻血が出そうやった。
てゆーかシュート決まったらこっそり涙したりしてた。(←たぶんバレてない。)

みんなに自慢したい気分やった。
大声で言いたい気分やった。
見て見て。この人があたしの最愛の人やねんって。
こんなにも真剣な顔をして。
こんなにもみんなを魅了するプレーができる。
こんなにもかっちょいい人やねんって。

そんなことは言えないにしても。
そうるに向かって言うことは出来たはず。
「めちゃめちゃ最高やったやん☆」って。
「かっちょよかったでー☆」って。

でもあたしは言えなかった。
そうるを見てるだけで胸がいっぱいになって。
結局心の中で大騒ぎしてるだけやった。
恥ずかしかったわけでもないのに。
みんなに囲まれてワイワイ言われてるそうるに、
あたしは何も言うことが出来なかった。

あたしにとってのそうるは特別。
みんなにとってそうるがどんなにすごい存在で、
どんなに魅了されて、どんなに褒め称えたくても、
その気持ちはあたしがそうるに対して抱く気持ちとは違うって思う。
だからみんながあんたにいろんなことを言うとき、
あたしは同じようにあんたに言葉をかけられない。


ねぇそうる。あたしやっぱりひねくれた怖がりなんかなぁ。
余計なことは考えずに、したいようにすればいいのに。
最高のプレーをした、最高の笑顔のあんたに。
ちゃんと笑顔で言いたいことを言えるあたしになりたいのに。
素直に感情表現できるあたしになりたいのに。

でもでも。ここであたし発想の転換をしてみた。
これってもしかして普段のあんたにもちょっと当てはまらん?
みんなと一緒にいるときにあたしにそっけないあんた。
みんなでしゃべってるときも、あたしにだけ話しかけないあんた。
あれあれ。これって今日のあたしと一緒か・・・?

ねぇそうる。もしかしてあんたもいろんなこと考えてたりするんかな。
あたしに対して、どうでもいいわけじゃなくて、
思ってることとか言いたいこととか、
あたしが思ってる以上にいっぱいあったりするんかな。
そんなこと聞いてもあんたははぐらかすやろうし、
ほんまのことなんか分からんのやろうけど。
でも。でも。なんかそんなふうに思えてきた。

じゃあ。あたしがこんなふうに焦らされて、
もっと言葉をかけてくれてもええやんって思ったように、
もしかしたら今日のあんただって思ってたかもしれん。
なんで何も言ってこーへんのかなぁって。

ねぇそうる。これって自意識過剰かもしれんけど。
相手のことを好きになりすぎて、どうしようもなくて、
嫌われやしないかとか、ほんまに好きって思われてるんやろうかとか、
なんでこうしてくれへんのやろう、やっぱり好きじゃないんかなぁとか。
もう今さらそんなこと気にしなくても信じられるとか言いながら、
結局はそんな見えないことにばっかり簡単に振り回されてるのは。
その程度に差はあれど。実はあたしだけじゃなかったりするんかな。

「都合のいい解釈やなぁ・・・。」ってあんたは言う気もするけど。
あたしはよくも悪くも浮き沈みが激しいこと知ってるやろ(笑)。
ええねん、幸せな方向に考えられるときはそうしとけば。
苦しいときだっていっぱいあるんやから。
プラス思考のときはいっぱいプラスの方向に進んどかな。

ねぇそうる。あたしきっとビーチボールみたいなもんやわ。
「・・・はぁ?まだ出たわ、変なたとえワールド。」って。
「だいたい夏も終わったのになんでビーチボールやねん。」って。
あんたは呆れて苦笑いしそうやけど。なんか急に思った。
・・・それはきっとこの夏。とりあえずは約束してたのに。
バイトバカなあんたのせいで一緒に海に行けなかったせい。(←根に持ってる。)

あたしはビーチボール。
いっぱい沈められても、手を離したら勢いよく浮き上がってくる。
シューってへこんだり、パンパンに満たされたり。
そしてあんたにはじかれて、あっちへ行ったりこっちへ来たり。

でもきっと。あんたもビーチボール。
ただあんたのはじき方の方がうまいんやろうな。
だからあたしの方がいっぱい振り回されてるっぽいんやろうな。

あぁ。あたしも上手にあんたをはじけるようになりたいもんだわ。





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2002年09月06日(金)切なくてたまらない。

今日はそうるに会えるはずが。
授業の空き時間にグランドに行って会うはずが。
突然降り出した雨のせいで会えなかった。
会える会えると思っていた日に会えないと。
普通に会えなかった日よりもずっとずっと寂しい。

あたしは昨日の夜から期待してた。
たった1日会えないだけでも頭はそうるのことでいっぱいで。
そんな自分に気づいて、かなり恥ずかしくなって、
うひゃーまたやられてるわーとか思いながらも。
やっぱり会いたい気持ちは止められなかった。

それなのに・・・。あぁ。雨のばかやろう。

雨にむかついたのはそうるに会えなかったことだけじゃない。
明日は試合だから。今日はちゃんと練習しときたかったのに。
ほんまにもう。なんで今日にかぎって降るかなぁ。


あたしたちの学年は今年の冬でサークルを引退する。
みんなと一緒にプレーできるのもあとわずか。
引退したってみんなで新しくクラブチームとかを作ればいい。
あたしなんかはひそかにそう思ってたりするけど。
とりあえず下の学年も含めて今のメンバーでやれるのはあとわずか。

そう思ったときに、あたしはどうしようもなく泣きたくなる。

大切なものって失いそうになったときが1番切ない。
みんなと過ごす時間。あたしにとってはかけがえない時間。
いつか終わりが来ることは頭では分かっていても。
あたしはなるべく考えないようにしてた。
それが逃げだと分かっていても。直視したくなかった。

大切なものはずっとそこにあると思ってた。
この先もずっとずっと続いていくものだと思ってた。
でも。確かに終わりは見えてきてた。
1つ1つ試合が終わっていくたびにそれは近づいてくる。
それがどうしようもなく切ない。


このサークルを始めて。あたしの体はずいぶんと逞しくなった。
もともと運動は好きでずっとやってきたけど(中学はバレー部、高校はテニス部。)、
大学に入ってまでこんなにも新しいスポーツにハマるなんて思ってなかった。

すっかり日に焼けて、力こぶもぽっこりできる、自慢の腕になり。
足首、ふくらはぎ、太もも、特別細くなくてもそれぞれ締まった自慢の脚になり。
おまけに腹筋もしっかり鍛えて硬いお腹にもなり(笑)。
なんだかんだでそれはそれは逞しい体を手に入れた。

もちろんそんないいとこばっかりじゃない。
スパイクのせいで足の裏は皮がベロベロに向けてるし。
太ももの内側とかはボールが当たって青あざが出来てるし。
接触プレーのせいで衝突して捻挫だってしょっちゅうのこと。
でもそんな傷だって、今のあたしには宝物だって言える。
大切な仲間と、大好きな人と、共有した時間の中で生まれたものだから。


そしてそうる。このサークルであんたに出会って。
あたしはとびっきりの心を手に入れた。
こんなにも誰かを思って幸せになれる心。
あんなにも誰かを思って締め付けられる心。
そう。あんたに出会ってあたしは。
心だってずいぶんと逞しくなったんやと思う。

確かに未だに泣き虫やし。わがままやし。
困らせてばっかりやし。全然甘ちゃんやけど。
それでもあんたと一緒にいていろんな気持ちを体験して、
あたしは確かに成長してきたって言える。


ねぇそうる。あたしの今のこのどうしようもない切なさの原因は。
きっとあんたとのことにあるんやと思う。
そうならないって思うけど。信じたいけど。
やっぱりあたしは簡単に不安になりやすいから。

サークルが終わったらあたしとあんたの関係も微妙に変わるんやろうなって。

お互いの生活の中で同じ時間がメインになってたけど。
それがなくなったとき。あんたとあたしは擦れ違わないかな。
そう思ってあたしはきっと不安になってるんやと思う。

そうる。あたしがそう言ったらまたあんたは呆れて言うんやろうね。
「まーた余計な心配ばっかりしてるし。」って。
「だってそうならんって言い切れるん?」って聞いたら。
「先のことはそのときになってみな分からん。」って言うんやろうね。

たまにはさ。嘘でも言ってくれてもいいのに。
「ずっとずっとあんたのこと愛してる。」って。
あんたはあんまり優しい言葉を吐かへんって分かってるけど
だからこそ求めたくなるときもあったりして。
・・・でも。そんな甘いことを言わへんのがあんたやから。
そんなあんたをあたしは好きになったんやから。
実際そんな甘いこと言われたらこそばゆくて笑ってしまうんやろうし(笑)。

大丈夫。あたしはあんたに鍛えられたから。
言葉だけしか信じられへんような弱っちい心じゃないから。
しょっちゅうボロボロになってるけど。ちゃんと立ち直ってるから。
あたしの心はあたしが思ってる以上にきっと逞しいから。

よし。もう不安になるのはやめよう。
とりあえず明日は。チームの勝利のために。
みんなと過ごすかけがえのない時間を楽しんで。
そして。最愛の人の最高の笑顔のために。
めいっぱいがんばるとしますか。むんっ☆





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2002年09月05日(木)同じなんやね。

一昨日、昨日とちょっと頭おかしくて。
いや、もちろん全然おかしいことじゃないんやけど。
大事やし、幸せなことなんやけど。
ほとんどそのことばっかり考えてたあたしは。
・・・ほんま昨日も書いたけど発情期のメス猫状態でした(苦笑)。
なんであんなことになってたんでしょうね(汗)。
きっと試験勉強とかで欲求不満になってたんですね(笑)。
でもどうにか落ち着きました。もう大丈夫です。・・・たぶん。(←おい。)

しかし。ちょっとぐらいエロチックな気分になることぐらい、
女のコにだって誰にでもあるはずなのに。
あたしはどうにもそうなると自分の中にこもってしまって。
うわー。どうしよう。あかんやん。あかんやんって。
あたしちょっとイケナイ子になってるーって勝手に焦って。
そんなことぐらいで取り乱してるとか。・・・なんて幼いんでしょう(涙)。

そんな話をちょっとそうるとしてたら。言われてしまいましたよ。
「今さら何を純情ぶってんの。」って。
「あんたそれ、ただのむっつりスケベやん。」って。(爆)

あぁ・・・なんで最愛の人に「むっつり」なんて言われなきゃならんのでしょう(涙)。
でも。そうかもしれないってちょっと思ってみたり。
そうるはどっちかというとオープン・エロだし(笑)。
あたしはクローズド・エロってことなのかしらん。
愛の戯れにしたって、そうるが最初に求めるのがいつものパターンだし。
でもあたしだってされたらされたで嬉しいわけだし。
でもそうるみたいに求めるなんて無理だし。(←・・・昨日は例外。)
あたしたちってほんまにどこまでも正反対みたい。

あぁ。なんかエロエロ言い過ぎた。やめよう。(←反省中。)


今日はそうるとはちょっとメールをしただけ。
今日も大学のあたしとバイトのそうる。
そうるはちなみに明日から大学スタート。
明日からはまた大学でも会える。
あたしたちのサークルは朝とか昼とかも集まってるから。
大学のグランドでまた会えると思うとめちゃめちゃ嬉しい。

メールの内容はどうでもいいことから始まり。
ちょっとだけ昨日のことにも触れたりした。
自分から求めたって事実が恥ずかしかったあたしに、
そうるは意外な言葉をくれた。
「うちは嬉しかった。あんたから求めてくれたのが。」って。

さっきも書いたように、そうるとあたしだと先に求めるのはそうる。
それが普通だった。あたしはいつも受け身だった。
それは愛の戯れに限ったことじゃなくて。
一緒にデートするときとかもそう。
何かを決めるときにけっこうあたしはそうるに任せてて。
あたしは特別意図があったわけじゃないけど自然とそうなってた。
そういうのが。そうるはちょっと不安だったりしたらしい。
あたしが無関心というか、どうでもいいってふうに思えることがあったらしい。


ねぇそうる。あたしは全然知らんかった。
あんたがそんなふうに思ってたなんて。
そっか。あたしが不安になるのと同じように。
あんたも不安になったりするんやね。

あんたはあたしに愛されてる自信たっぷりなんやと思ってたけど、
いつもいつもそういうわけじゃなかったんやね。
あたしがあんたの様子を見て一喜一憂してるように、
あんたもあたしの様子に振り回されてたりするんやね。

そっか。あたしとそうる。正反対でも一緒なんや。
お互いの感情を探って安心したり不安になったり。
そっか。違うとこばっかりじゃないんや。

ねぇそうる。あたし思ったんやけど。
実際あたしが無関心じゃないのにあんたがそう思ってたように。
あたしもあんたに対していろんな勘違いをしてるんちゃうかなって。
たとえば、怒ってるんじゃないかとか。もう嫌われたんじゃないかとか。
実際のあんたがそうじゃないのに、あたしが勘違いして勝手に思い込んでること、
意外と多いような気がしてきたんよ。

そっか。あんまり深読みし過ぎなくてええんかもしれんね。
もっとどっしり構えて、あんたの愛情を信じてええんかもしれんね。

そう思ったら。またいろんな不安が消えていった。
変なあたし。浮かれたり沈んだり忙しいあたし。
でもね。そうる。あたしちゃんと分かってる
あんたに出会ったから。あんたを愛したから。
あたしはこんなふうになったんよね。

そう考えたら。目を覆いたくなるくらいの醜い感情も。
忘れてしまいたいような辛い記憶も。
全部愛しく思えてきたりするんよね。
不思議。あんたが関わると何もかもが大切に思えてくる。
なーんか。なーんか。そういうのって幸せ。





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2002年09月04日(水)初めての欲情。

今日はちょっと長くなります。
そしてそうるとあたしの愛の戯れのことも書いてます。
読みたくないって方はご遠慮くださいませ。

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今日はまたナイター練。
昨日あんなことを考えてたあたしは、
今日そうるに会うのがちょっと気まずかった。
あたしの中にある独占欲とか嫉妬とか。
ぐちゃぐちゃでどろどろの感情。
そのすべてがそうるには見透かされてるような気がした。
だからそうるに会うのが怖かった。

今日はさすがに話せないと思った。
あたしはそうるのことが大好きだけど、
いつだって笑いかけられるかと言えばそうじゃない。
昨日みたいに嫉妬に狂った後じゃ、さすがに話せない。

・・・はずだった。それなのに。
まさかあたしだって思わなかった。
昨日あんなことを思ってた後で。
今日そうるに抱かれることになるとは。
しかもあんな形で・・・。


今日のそうるはあたしに優しかった。
どうしたんって聞きたくなるくらいに優しかった。
いつだって冷たくしながら本当は優しいってのがそうるなのに、
今日はみんながいてもあからさまに優しかった。
いっぱい笑ってくれた。いっぱい声をかけてくれた。

あたしはというと。正直戸惑ってた。
幸せなのに。嬉しいのに。どこか怖かった。
そうしてほしいといつも望んでいたはずなのに。
実際そうなったら、どうしたらいいか分からなくなるくらい怖かった。

昔からそうなんだけど。あたしは幸せを手放しに喜べないとこがある。
あんまり幸せだと、ただ満たされるだけじゃなくて、
その裏に何か意味があるんじゃないかとか、
その幸せがなくなった時どんなに辛いんだろうとか、
そんなことを勝手に想像してしまう損な性格をしてる。

だからあたしは。理由もなく突然優しくなったあんたが怖くなった。


練習が終わって。みんなバラバラと帰っていく。
サークルのある日にそうると2人きりになれるのはだいたい駐輪場。
今日もそうだった。後片付けしてたあたしが最後にグランドを出て。
そして駐輪場へ行ったらそうるがバイクのとこにいた。

あたしを待っててくれたのか、たまたまその時間になったのか。
分からないけど。でも待っててくれた気がした。
今日のそうるは怖いくらいにあたしに優しかったから。

ちょっと言葉を交わした。たわいもない話をした。
試験が出来たとか。今日も寝れないとか。
冗談をいくつか言ってみた。笑いあった。
そこにいるのはあたしの大好きなそうるだった。
冷静に考えれば確かにいつもと変わらないそうるだった。
でもその時のあたしには。昨日あんなことを考えてたあたしには。
そうるはいつもと違って見えてしまった。

笑ううちにあたしはいつの間にか泣いていた。
分からない。どうして涙なんか出たのか。
そうるはそこにいてあたしのことを見てくれるのに。
こんなにも優しいのに。あたしを好きでいてくれることが伝わるのに。
1度零れた涙は止まらなくなってしまった。
あたしは顔を覆って、肩を震わせて、そして泣いた。

そうるはあたしがヒクヒクするほど笑ってると思ったみたいで。
もっと笑わせようとして、あたしの脇腹をくすぐった。
そのまま抱き寄せようとしてくれた・・・みたいだった。
くすぐったさに、あたしの手が顔から離れた。
そして。そうるに涙がバレた。

一瞬びっくりしてそうるはあたしから手を離す。
「・・・どうしたん?」そうるは心配そうにあたしに聞いた。
「なんでもない。どうもせーへん。」あたしはそう答えて涙を急いで拭った。
その手をそうるに掴まれる。そして顔から離される。
「どうもせーへんじゃないやん。なんで泣くん?」
至近距離であたしを見つめてそうるが聞く。

あぁ。この人は。そうるは。
あたしのことを思ってくれてるんだ。
本気で心配してくれてるんだ。
でもこの人は。その原因が自分にあるなんてことは。
微塵にも思ったりしないんだ。
あんなにもいろんなことが見えているのに。
あたしをこんなにも不安にさせてることには全然気づいてないんだ。

泣き止まないあたしをそうるは困ったように見てた。
だからあたしは正直に言った。核心には触れられないけど。
でもそうるに嘘はつきたくなかった。だから伝えた。
「あんたが露骨に優しいからちょっと怖くなってん。」って。

そうるはしばらく黙ってた。そして言った。
「・・・なんでそんなこと言うん?」って。
「・・・優しくすんのに理由がいんの?」って。

そうるに見つめられる。あたしは黙って見つめ返す。
大好きなそうるの瞳はちょっと悲しそうに潤んでいて。
あたしにまだ何か言いたそうにも見えた。

でもその時のあたしには、もう言葉なんかどうでもよかった。
あたしは。なぜだか自分でもよく分からないけど。
見つめられて、見つめ返して。・・・欲情してた。
昨日あんなことを考えてたせいなのかもしれないけど。
目の前にいる愛しい人を感じたくてどうしようもなかった。
こんなにも欲情したのは初めてで。自分でも戸惑ったけど。
もう感情のコントロールがきかなかった。

あたしは自分からそうるの唇を求めた。
そうるはびっくりしてたけど応えてくれた。
あたしをしっかり抱き締めてくれて。
あたしが離した唇をすぐにまた求めてきた。

あたしはそうるの耳元で囁いた。
シラフでそんなことを言った自分が信じられないけど。
あたしはしっかり言っていた。小さいけどはっきりと。
「抱いて。」って。

そうるは黙ってあたしの手をひいて誰もいない倉庫に入った。
隙間を残して扉を閉める。駐輪場の灯りがわずかに入ってくる。
そうるはそこにあった大きなマットレスに座って。あたしを見上げて。
「おいで。」って言った。

そんな汚いところはイヤ、とか。
シャワー浴びてないからイヤ、とか。
冷静なあたしならきっとそう言ったんだろう。
どちらかと言えば、そう言いそうなあたしに対して、
そんなん別にええやんって言いそうなのがそうるだった。
でも。今日のあたしはそんなことは考えられなかった。
キレイとか汚いとか。場所とかシャワーとか。
どうでもよかった。ただそうるの体に触れていたかった。
触れられたかった。愛されたかった。

あたしに残されていたのは理性じゃなくて本能だった。
そんな自分をケモノみたいだと思った。
自分が怖くなった。どうかしてる。
こんなのいつものあたしじゃない。
暴走してると思った。コントロールが効かなかった。
でもそうるは。そんなあたしを愛してくれた。

いつもよりいっぱい声が出た。
抑えようとしてもどうしても抑えられなかった。
そうるの手が、指が、唇が、舌が、執拗にあたしの体の上を這って。
幸せで。気持ちよくて。でも怖くて。苦しくて。
いろんな感情が混ざった声だった。
あたしの声が倉庫内に響いた。
そうるはあたしの口を優しく手でふさいだ。
それでもどうしようもなく漏れる声を吸い取るように。
何度も何度も口づけてきた。


ねぇそうる。あたしはね。
愛されている実感を抱かれることでしか感じられない、
そんなバカな女には絶対になりたくないんやけど。
今日はどうしてもあんたに触れていたかってん。
言葉で気持ちを伝えるよりも、体温で感じたかってん。
どうしてそんな気分になったんか分からんけど。

ねぇそうる。昨日とか今日とか。
あたし最近ちょっとおかしいかもしれんね。
発情期のメス猫みたい。自分でも情けないけど。
勉強とか手につかへんし。今もあんたに会いたくて仕方ないし。
どうしようね。ちょっと。このままじゃやばいね。





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2002年09月03日(火)抱かれるということ。

昨日の夜。テスト勉強をしながら携帯を見てた。
23時59分。あたしは黙って時が過ぎるのを待つ。
思い出してしまったことのために。

ナイターの帰りの幸せなやり取り。
それだけに浸って幸せな気分でいられたらよかったのに。
あたしはどうしてだかギリギリで思い出してしまった。
思い出したくないことを。忘れていたいことを。

そして・・・。0時。携帯の表示が9月3日になる。
あぁ。あれからもう半年がたつんだ。
あたしはそっと目を閉じる。心に痛みが走る。


ねぇそうる。半年前の今日が何の日やったか。
あんたにとってどんな日やったか。
あたしはまだ忘れられてへんかった。
こんなこと覚えてるあたしを知ったらあんたはどう思うんやろう。
どんな目をしてあたしのことを見るんやろう。
あたしのこと怖いって思うんかな。気持ち悪いって思うんかな。
そしてもう好きじゃなくなったりするんかな。
あんなふうに笑ってくれることも、
抱き締めてくれることもなくなるんかな。

でもその事実はあんたから言ったこと。
あたしが無理に聞き出したわけじゃない。
あんたは罪の意識なんて全くなく、あたしに言ってくれた。
そう。悪気なんて全くなく、あたしをズタズタに切り裂いてくれた。
あたしにとって1番残酷な真実で。


半年前の今日。・・・それはあんたが彼に初めて抱かれた日。


あたしが初めてあんたに抱かれた日のことはもちろん覚えてる。
幸せな記憶。忘れられない甘い夜。
この世の幸せをすべて手に入れたような気分やった。
冗談じゃなくて。本気で幸せやった。
この瞬間ならもう死んでもいいと思った。
いつかそのことも書きたいけど。
今日思い出したのはそんな幸せな記憶じゃない。
苦くて。痛くて。でも消せない記憶。


ねぇそうる。そのことを知ってあたしがどんな思いやったか。
あんたには何度も何度も言ってきたやん。
だからあんたはあのときのあたしの痛みを知ってる。
言葉に表せないほどの痛み。死にたいほどの痛み。
あの時のあたしは恐ろしいほどに自分勝手で、
あんたの都合なんか考えられずに(考えても最終的には無視して)
あんたに思いをぶつけまくってたやん。
あんたはそれをちゃんと聞いてくれた。
あたしの気持ちを理解しようとしてくれた。
それはいっぱい感謝してる。

でも。あんたはきっと知らんのやろうね。
あたしが今でも時々その傷に苦しんでることは。
例えばこうやって覚えてる日から何ヶ月か経つたびに。
癒えきっていない傷が再び疼きだしてることは。
あたしが言ってないから知らんくても当然なんやけど。
あんたは絶対に知らんと思う。

傷つくことを覚悟の上で。
あんたを傷つけることも覚悟の上で。
あの日あんたが彼に抱かれたことを知って、
あたしは何がそんなにショックだったか。
そうる。もう1回教えてあげるわ。

あんたが彼に抱かれた。
最初は単純にその事実があたしを苦しめた。
あんたの体を。腕とか脚とかは筋肉質で硬くても、
胸とかお尻とかは意外と柔らかいあんたの体を。
あたしだけが愛しているはずのあんたの体を。
あたし以外の誰かが触ったことが許せなかった。
どんなふうにあんたに触れたのか。
どんなふうにあんたが感じたのか。
いろんなことを考えたら気が狂いそうやった。

「抱かれる」ということは。
あたしには大きな意味を持っていることやから。
大抵の人にはそうやと思うけど。
自分の体を自分以外の誰かに好きなように触らせるなんて。
そんなの誰かれにでも許せることじゃない。

別にいやらしいとかじゃなくて素直にあたしは思うんやけど。
その行為で相手に快感を与えるなら、あたしも快感を与えられたい。
一緒にその行為を行なうことで相手と快感を共有したい。
相手が快感を感じるのと同じように、それ以上にあたしも感じたい。
それは相当心を許した相手とじゃないと無理なはず。
少なくともあたしは無理なこと。

そして心を許した相手と肌を合わせることがどんなに幸せなことか。
触れ合う愛しい人の肌のぬくもりがどんなに心地いいか。
互いの存在を認め合えて。分かり合えて。満たされて。
それはこの世にこれ以上はないとすら思えるほどの幸せ。

そうる。あたしはそれをあんたに教えてもらった。
だからきっとあんたにとってもそうやったんやと思ってた。
あんたがあたしに愛される幸せを教えてくれたように、
あたしもあんたに教えてあげられたと勝手に思ってた。

そしたらだんだんもっと苦しくなってきた。
あんたがそんなふうに体を許せるほどに、
あたし以外の誰かに心を許したことが許せなくなった。
あたし以外の誰かから幸せを教えられたことが許せなくなった。
あたしにとってあんたは唯一無二の存在で、
誰よりも誰よりも愛しい人やったから。(もちろん今でも。)
あんたにとってもそうなんやとあたしは信じてた。
それなのに。あんたにはそうじゃなかった。

「違う。そんなことない。」ってあんたは言うかもしれんけど、
少なくともあたしにはそう思える行動をあんたはとったやん。
彼に体を許したこと。彼に「抱かれた」こと。
それがあたしには我慢できへんことやってん。

そして。あたしは悲しいことに自分を追い詰めてもた。
あんたにとってどっちが幸せなんかなって。
あたしを「抱く」ことと。彼に「抱かれる」ことと。
サドスティックなあんたは「抱く」方が幸せかもしれへん。
でも女の部分は「抱かれる」ことで幸せを感じるかもしれへん。
分からへん。あんたはどう思うんやろう。
そんなことを考えてたらもうどうしようもなくなって、
気づいたらあたしはひとりで声をあげて泣いてた。

ねぇそうる。あの日を思い出して。そしてあたしは思ってもた。
もしかしたら今日。あんたは彼と会ってるかもしれへん。
あんたは記念日とかを器用に覚えるタイプじゃないと思うけど。
もしかしたら覚えてるかもしれへん。
そしてまた彼に抱かれてるかもしれへん。
あたしだけに見せてくれると思ってたあの顔を。
快感に溺れてちょっと苦しそうな、でも幸せそうなあの顔を。
彼に惜しげもなく見せてるのかもしれへん。
というより。実際今までに何度も見せてきたんやろうね。
あたしの知らないところにあたしの知らないあんたがいるんやね・・・。

あぁ。もうだめ。これ以上あたしには耐えられへん。

どんなにキレイごとを並べたって。
あんたと肌を合わせるのはあたしだけがいい。
あんたが求めるのはあたしだけがいい。
あんたにとって最愛の存在はあたしだけがいい。

ねぇそうる。苦しくて仕方ないこの思いをなんとかして。
あんたを好きになりすぎて苦しいんよ。
あんたのことをひとり占めしたいんよ。
あたしだけを愛するあんたでおってほしいんよ。
そう望んだらあかん?そんなあたしはやっぱり重い?

ねぇそうる。会いたい。今すぐ会いたい。
あんたにめちゃめちゃに抱かれたい。
あんたの愛だけを信じられるように。
もう余計なことは何も考えられんように。





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2002年09月02日(月)心の声を届けて。

今日は約2ヶ月ぶりのナイター練。
あたしたちのサークルは基本的には大学の放課後に練習してる。
だから大学の始まる9月からはまたナイター練が中心。
夏休みは午前練ばっかりだったから、涼しいナイターは久しぶり。
暑い暑い日中に比べて、ナイターはめちゃめちゃ快適☆
まぁ照明が眩しすぎるっていう難点はあるけど(苦笑)。

あたしは2日ぶりにそうるに会えるんでハイテンション。
さらにそうるは、3日連続の9時間労働で壊れかけ(笑)。
なんとまぁ今日も朝の6時からバッチリ働いてきたらしい。
あまりにも疲れるとそうるはよく壊れる(笑)。
すっとぼけたこと言ったり、めちゃめちゃなプレーしたり。
あたしはそんなおもしろいそうるも大好き☆

練習が終わって。駐輪場でのやり取り。
あたしもそうるも2人してテンション高くておかしい。
「うわーん。明日から試験!!どーしよー(涙)。」
「ちょー蹴るな!!うちのバイクに当たんなよ!!(怒)」
「だってー。もう絶対間に合わへんー(涙)。」
「だーから。もっと早くやっとけって言ったやん(呆)。」
「うわーん。まじでどーしよー。(バイクの前を蹴りまくる)」
「あほー。もーひいてまうでー。(エンジンを噴かす)」
そんな感じで冗談ばっかり言い合う。

ひと通りそんなふうなやり取りをした後。
「ほなまた。バイバイ。」って行って去っていくそうる。
いつもは一緒に帰る原チャのみんながダラダラしゃべってて、
試験勉強が気になるあたしは先にバイバイして帰る。
そしてそうるの後を追いかける。

夜の道路って信号とか電柱の明かりとか車のライトとか、
いろんな光がキラキラしててキレイ。あたしは好き。
そんな光の中をあたしはそうる目指して走る。
そしていつもの分かれ道の信号で追い着く。

追い着いたあたしに振り返ってそうるはちょっと笑う。
メットのスライド部分を開けてあたしに話しかける。
「がんばりやー。勉強。うちは寝るけど(笑)。」
「もぉー。なんよそれー(涙)。」
「ギリギリまでやってへんあんたが悪いんやろ。」
「・・・うぅ。がんばる。」
「よし。んじゃがんばり。」
そんなふうに交わす何気ない言葉が愛しい。

信号が青になって。あたしは直進。そうるは高速へ。
スライドを戻してそうるは振り返る。
「じゃあね。」ってその唇が動く。
そしてそうるはスピードを上げて走っていく。
あたしはその後ろ姿をずっとずっと見ながら走る。
いっぱいあるいろんな光の中で、そうるの光だけを見つめる。
小さな赤いテールランプが見えなくなるまで見送る。


ねぇそうる。あたし帰り道でずっと思ってた。
今そうるはどんな景色を見てるんかなーって。
どんな風を切ってるんかなーって。何を思ってるんかなーって。
なんかおかしいくらいにあんたのことを思ってた。

そしてあたしは望んでたりした。
今こうやって別々の道を走りながら、別々の風を感じながら、
あんたと話が出来たらええのになーって。
もちろんそんなことは無理なんやけど。分かってるけど。

あたしは心の中でそうるにずっと話しかけるねん。
めちゃめちゃ夜景のキレイな場所とかを通ったら、
「ちょーそうるー。めっちゃキレイやでー。」って。
信号にいっぱいひっかかったりしたら。
「ちょーそうるー。なんか今日は運悪いわー。」って。
そしたらあんたの声が聞こえてくるねん。
「へぇー。夜景かー。今度見に行こうな。」って。
「信号か。ご愁傷様。うちは高速やからー(笑)。」って。

テレパシーじゃないけどあたしの声があんたに届いて。
そしてあんたの声もあたしにちゃんと届いて。
そんなふうに会話が出来たらええのに。
なーんて。なーんて。自分で言っててこそばゆいけど。
ガラにもなくかわいいこと考えてみたりしてたんよ(笑)。
そしてそんなふうにあんたのことばっかり考えててボーっとしてたら、
いつも曲がるはずの交差点を忘れてて直進してたりしたんよ(爆)。

あぁー。なーんか。あたし今日ちょっとおかしいかもしれん(恥)。
・・・でもそう言ったらあんたはきっと言うんやろうね。
「今日?何言ってんねん。おかしいのはいつものことやろ(笑)。」って。

まぁね。実際あんたのことが絡むとあたしは年中おかしいけどね。
でも今日はやっぱり特別のぼせてたような気がする。
・・・壊れてたあんたに影響されたってことにしとこ(笑)。





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2002年09月01日(日)忘れないから。

今日もあたしは試験勉強。そうるはバイト。
会えないのは2日目。・・・たった2日でこんなに寂しいなんて。
あたしみたいなのには遠距離恋愛はムリってつくづく思う。

朝の5時半にそうるからメールがあった。
内容はサークル関係の連絡だったけど。
今日はきっとバイト7時入りのオープニングなんやろうな。
ひゃー。お疲れさんや。ほんまよく働くそうる。
「朝早いなぁ。あんま無理したらあかんで。」って。
あたしは用件の返事に一言添えてメールを返す。

勉強の合間に日記を読み返してみて思った。
あたしは何度も同じことを言ってるなぁ。
「そうるはみんなのいるとこでは冷たい。」って。
これじゃそうるがなんだか裏表のある人みたいやし(苦笑)。
ほんまにそうかな。いつも冷たかったかな。
そうじゃないことはなかったかな。
思いをめぐらせるうちにあたしは思い出す。

それは去年の春の合宿の時。


あの頃のあたしは精神的にかなりやられてた。
理由は・・・親の離婚問題。
今はそんなことがあったのがウソみたいに仲のいい両親だけど、
あの頃は本当にぐちゃぐちゃで最悪だった。
顔を合わせれば言い争うばかり。
あたしは家にいるのが本気でイヤだった。
誰かに話したかったけど誰にも話せなかった。
そうるに聞いてほしかったけど、そんな家の事情まで相談していいのか、
それこそ重たいと感じられる気がして言えなかった。

でも合宿前日。いつも以上に激しい両親の言い争いに、
あたしはもう耐えられなくなってそうるにメールをした。
泣き言だらけのぐちゃぐちゃのメールだった。

そうるの返事は短かった。
「辛かったな。今はなんて言っていいか分からん。
 合宿中にちゃんと話聞くわ。うちでよかったら全部話して。」
あたしはそれだけでも救われた。



合宿初日の夜。あたしはそうるたちの部屋にいて。
みんなでごろ寝してるうちにそのまま眠ってしまった。
・・・正確にはうたた寝してて、そのまま眠ったフリをしてた。
そうるの隣で寝転んでいるのは幸せだったから。
でもあたしがその部屋で寝ると布団がひとつ足りない。
誰か代わりにあたしの部屋に行って寝るかって話になって。
あたしが寝てたのがそうるの布団だったから、
じゃあそうるが行くかーって話になった時。そうるは言ってくれた。
「うちこの子と一緒の布団で寝るわ。」って。
「狭くない?」「寝にくいやろ?」とか友達に言われて、
「んー。でも移動とかめんどいし。ええわ。」って。
そっけない理由づけもそうるらしくて。なんだかおかしかった。

それから合宿最終日の夜。
みんなで集まってだらだらしゃべってた時に、
そうるはあたしを連れ出してくれた。
「向こう言ってしゃべろっか。」って。
あたしは黙ってそうるについて行った。
みんなのいるロビーからちょっと離れたところで。
ポツポツと話し始めたあたしの手をずっと握っててくれた。
「話して楽になるなら全部話してええんやで。」って。
「そんな限界になるまで抱えんでええんやで。」って。
ついには泣き出したあたしをそっと抱き締めてくれた。
あったかかった。守られてる気がした。


ねぇそうる。あたしには分かったよ。
初日一緒に眠ってくれたあんたの優しさ。
精神的に弱ってるあたしをあんたは気遣ってくれたんやね。
だからあたしを起こしてひとり部屋に返すことも、
あんた自身があたしの部屋に行くこともしなかった。
あたしが1番安心できるところをあんたは知ってた。
それはあんたのぬくもりが感じられるところ。
だからあたしをそこにいさせてくれたんやね。

それから最終日あたしを連れ出してくれた優しさも。
あたしはちゃんと分かってたよ。
あんたはきっと、みんなと一緒にいる空間でも、
無理して笑ってるあたしに気づいてたんやね。
だから連れ出してくれたんやね。そして話を聞いてくれたんやね。

ねぇそうる。みんながいる時でもあんたは。
ちゃんとあたしのことを思いやってくれてた。
あたしのしんどさを忘れないで気遣ってくれてた。
あんたは。やっぱりいろんなことが見えていて。
そしてやっぱりあたしに優しかった。

あぁ。あの時は確かに感じていたはずやのに。
どうしてあたしは簡単に忘れてしまうんやろう。

ねぇそうる。ちょっとしたあんたの冷たさとかで。
ほんまのあんたの優しさが見えんくなるあたしを許してね。
あたしほんまはちゃんと分かってるから。

暗くなった部屋でみんなが寝静まった後で。
あたしの頭を何度も撫でてくれてたあんたのことも。
最後まで話しても泣き止まんかったあたしの手を引いて。
みんなに見つからんように外に連れて行ってくれたあんたのことも。

全部ちゃんと覚えてるから。絶対に忘れへんから。






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