AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年02月28日(金) 花粉症で春を知る

もともと花粉症持ちの私、ピークは高校大学時代だったんだけど、最近は季節の変わり目に2,3日くしゃみと鼻水が出るという短期集中型からドンドン症状が軽くなっていってほとんどなくなってきていた。それが昨年の妊娠中に再発し、恐る恐る今年の春を待っていたのだ。今日来た。喉の奥のかゆみと鼻水、でもそれ程酷くないみたいだ・・・良かった。今年ももう春だなあ。

ファミサポ、早速紹介があった。前書いていたが近くの住宅街で夫婦揃って研修を受けて協力会員になってくれ、おまけにポスティングまでしてこのファミリーサポート会員を自治会で紹介するほど熱心でかつ近くに顔の広いおうちらしい。60前のまだ体力も気力もある夫婦、夫婦ならぐりぐら二人もそれ程たいへんじゃあないだろうし、おじいちゃん好きのぐらにはもってこいの家庭かも・・・。前情報ではかなり私の希望している家庭のようだ。来週あたり訪問する予定なのだけどいい関係が築けますように。

2003年02月27日(木) ケメックスのコーヒーメーカー

朝バタバタ保育園へぐらを連れて行く用意をして、さて最後の検温・・・なんとなく体が熱いなと思って計るとやっぱり微熱あり、37.4℃ということで休ませる。多分今日大事を取って休めば明日には下がるだろうしね。

もう来週には3月ということで雛人形をリビングのメインの飾り棚に移動した。■LINK ■お内裏様とお雛様だけの古典的なもので、私が選ばせてもらった私の母からのプレゼントです。今はぐりよりぐらのほうが「おひなさま〜おばあちゃんありがと!」と喜んでいる。「こっちのが(お内裏様)がぐらで、こっち(お雛様)がぐりちゃんだよ」と解釈しているので波風立てなくない私は「そうだねそうだね」と同調してます。

昨日ぐりの夜泣きで慢性的に睡眠不足の私、ささいなことに腹が立つ。駄目だね、やっぱり余裕がないと。ぐりには授乳中に奇妙な癖があって、おっぱいをもらいながら片手で私のわき腹をつねるんだけど、握力が強いせいかこれがまた痛いのだ。この前お風呂に入るときにふと鏡をみるとそのあたりに無数の引っかき傷がついていてびっくりしたぐらい(笑)。それすら腹の立つ対象になっちゃう。「ぐり、痛いよ〜だめだよ〜」とその手を何回も振り払う。ぐりは授乳の時にそれをするのは当然と思っているから阻止されると当然泣いちゃうんだよね〜。今にして思えば可哀想だったな。

そんな私が心の平安のよりどころとしているコーヒー。道楽としてだけどこれを密かに狙っている。■LINK■保温しておくと味が落ちるので入れたら即飲んじゃううちにはぴったりかも・・・と思いダンナにそれとなくお伺いを立ててみた。「どう、これ、フィルターで淹れて飲むっていううちのパターンの延長上だし」「それだったら今のでいいじゃん」「でもこれ5,6杯入るんだよ。美味しいっていうしさ」「でもネスプレッソのエスプレッソマシーンも埃かぶってるじゃんか、これもそういう運命になるって」「でもお客さんたくさん来た時に一挙に淹れるの今だとたいへんじゃない?」・・・延々続く問答。未だダンナはもろ手を上げて賛成という感じではないらしい。うーむ、やっぱり二人の子どもの育児をする家庭にはちょっとそぐわないかなあ。あっという間に割られたりしてね。さてはてどんなもんだろうか。

2003年02月26日(水) 時間の流れ方

今日はオフ会の日、六甲山系から出てくる私、車が運転できりゃ阪神高速湾岸線で1時間かからず行けるのに、未だ運転技術要注意なので電車でGOと相成る。結局ダンナが休みを繰り合わせて取ってくれたのでぐらを連れて行きたかったのだけど、どうしてもおっぱいから離れられないぐりをダンナに押し付けていくわけにも行かず、結局ベビーカーでぐり連れになりました。

いや〜サラリーマンで溢れ返っている電車、久しぶりに乗ったよ。しかしバギーと赤ん坊なんてあの空間ではかなり異様な感じ。それを察知してかお昼寝の時間に突入間近だったせいかぐりはちょっと愚図り気味、声も大きいヤツなのでちょっと肩身狭かったです。自分が子どもを持つ今でこそ例えば通勤電車にバギーと赤ん坊とお母さんが乗っていても「たいへんだな〜」と心底から思えるけど、やっぱり経験しないとその気持ちに本当に共感できない人が多いんだと思う。私もご多分に漏れずそうだったもんなあ。そういう想像力欠乏してました。いわんや仏頂面のサラリーマンオヤジにこのたいへんさ、肩身の狭さが分かるかどうかかなり怪しいと思うぞ。

結局行きはAさんにおすがりして現地到着(帰りはHさんにおすがりしました・・・)、海遊館は平日なので遠足の子どもたちが時折乱入する以外は空いていてゆったりしていました。大水槽をぐるぐる回りながらゆったり泳ぐ名物ジンベイザメ、マンタや無数の魚を見ていると日頃のガチャガチャしたことが頭のすみに追いやられるから不思議、時間の流れ方が違う生き物にたまに触れるってことは家事育児でしゃかりきになっている精神にいいことかもなあとここに来るたび思います。

久しぶりに会う子ども達も前あったときにはできなかったのにあたりまえのように自然に歩いたり、しゃべったりいていてまた自分の時間の流れ方とは違う彼等の時間の流れを感じました。初めて会える人もいたし私にとってはいい時間だった。皆さん、この場を借りてどうもありがとう。

さて、帰ってきたらぐら、「どこにいってたの〜」とかなり詮索。お土産の海の生き物シールブックはかなり気に入った模様で「このおさかなはなあに?」と質問攻め、「これはね、カブトガニだよ」「これはね、シュモックザメだよ」とかなり海遊館らしくマニアックなシールてんこ盛りで母の知識が追いつかず・・・くくく。
ぐりは興奮して夜泣きすると覚悟していたけど、すんなり寝てくれてラッキーと思っていたらそうは問屋が卸さずってな感じで朝4時半から6時まで大号泣。そりゃ興奮するよなあ。1日出ずっぱりだったんだもんなあ。ご苦労様、でも私はかなり眠いです。

2003年02月25日(火) ぐり9ヶ月検診

に行ってきた。昼2時からに合わせてすぐ近くの病院なのでとことこと歩いて3分、受け付けに行くとすでに10人待ち、う〜これだから総合病院はやなんだよな〜。1ヶ月と3ヶ月検診の人が6割、あとは7ヶ月の子もあり、ぐりみたいに9ヶ月の子もあり、1歳6ヶ月の子もあり・・・というのはかなり大きな病院だからか色々な市から来院しているようで、そうすると自治体によってこの検診の月齢って微妙に違ったり、病院への依託度が違うみたいなんだよなあ。ちなみに私の住んでいる市では1ヶ月、9ヶ月が病院への依託、4ヶ月と1歳6ヶ月、そして3歳が集団での市での検診になっている。で、この病院では普通の診察と時間を分けて検診の子どもだけを集めてやっている模様。これだったら病気を移されないから安心だ。

1ヶ月や3ヶ月の子は名前を呼ばれて部屋に入ると必ず号泣が聞こえてくる。不信そうな顔をするぐり、案の定待たされているうちに退屈してきて私の顔につかみかかり口に手を入れて遊んだりのけぞってぴょんぴょん膝の上で跳躍したりやりたい放題。周りを見回すと同じ月齢ぐらいの子どもはけっこう大人しくバギーの上に座っている子が多い。とほほほ。それでもまわりの子の新生児らしさを堪能しつつどうにかやり過ごす。

ぐりの名前が呼ばれてまずは計測。体重8.3kg、身長67・6cm、相変わらず成長曲線ど真ん中。ただ私的には体重はもう少しあるかなあとは思っていたのだけど最近離乳食を歯が痒いのか「ぶーっ!」と出して食べないことが多かったのでこんなもんかと納得する。ぐりは遊んでもらえると勘違いして計測してくれる看護婦さんににこにこにこと笑いかけ、あっという間に計測は終了。

次は診察。かなり子ども受けするだろうと思われる風貌のお医者さん(例えて言えばぷにぷにした気弱なおじゃる丸)にあっという間に気を許したぐり、聴診器をあてられていてもにこにこ、お医者さんの眼鏡を標的に定め両手でつかもうとする。おいおい、おとなしくしてくれよ〜。そしてこの月齢パラシュート反射を調べるんだけど(抱っこして安全なようにして、急に前に倒すなり顔を地べたに近づけるなりする)この場合危険を察知して手が出れば正常ということらしい。が、家でかなり荒っぽい遊びをしているぐり、これをしてもきゃっきゃっと笑いはするが一向に反応せず、笑いながら顔面から落ちていく。きっと遊びだと思っているに違いない。お医者さん曰く「・・・まだぜんぜん危険だと思ってませんね〜これができなきゃ立って歩けないんですよねえ」、結局「異常の疑いあり」と1ヶ月後の再検診に。ありゃりゃ、9ヶ月になりたてに近いからまだ完成してないのかな。まあ、「寝返りもハイハイもしないけど、これだけお座りがしっかり座れているから大丈夫だと思うんですけどねえ」という言葉をもらい少し安心して帰宅する。

ぐらもハイハイしない赤ん坊だったなあ。ぐりは身軽に寝返り、ハイハイを披露してくれると思ったがやはりこのあたりは兄妹なんだろうな。はあ。

2003年02月24日(月) アカンボに振り回されて

ぐり、昨日の興奮まだ覚めやらぬのかこの9ヶ月間のなかで5本の指に入るほど機嫌悪し。泣く、泣く、泣く、泣く。抱っこしても泣く。おんぶ紐でおぶってみても泣きつづける。離乳食はまったく受け付けずで、もしかして熱でもあるかと計るけど平熱。ぐらもあまりこういうタイプではなかったし、ぐりもこういうタイプではもともとないのでたまーにあるともう、精神的肉体的にへなちょこ母親の私がグロッキーになっちゃいます。保育園のお迎えから帰ってきてもずーっと泣く、泣く。といっても家事がすすまないので適当に泣かしておく。もちろんこの世の終わりとばかり絶叫しつつ泣く。とうとうぐらがしょんぼりして私のところに現れて「ぐりちゃん泣いたらぐらかなしくなるの」と言うので家事中断、抱っこの繰り返しでした。最後には疲れてこたつでうたた寝、その横にぐらももぐりこんできてうたた寝、ぐりも泣きつかれて明るくてテレビの音もかなり大きいリビングで爆睡しているところにダンナ帰宅。ちょっとびっくりしたみたい。

保育園で実権を握る副園長さんから呼び止められ「ぐりちゃんの面接、ぐらくんの面接と一緒にしておいたからね。お母さんたいへんだから」と言われた。まだ通知は来てないが面接があるということは入園決定ということだ。やれやれ。

車の送迎もあまり緊張せずにこなせるようになり、肉体的にも楽になったと思ったらこんな調子でなんだか常にちょっと疲れているなあ。しょうがないので気持ちを奮い立たせようとぐらの最近のお気に入りのCMソング「燃焼系〜燃焼系〜アッミノ式!」をヘビーローテーションでぐらと一緒に車の中で歌う今日この頃・・・。

2003年02月23日(日) きりんさん見たい

昨日は結局外食(といってもとんかつ定食、うまかった)したので夕ご飯がまるまる作りおきとして残ってしまった。で、日曜、そりゃ〜夜ご飯の用意ができてるんだから外出するしかないでしょうってなわけで外出、行き先は王子動物園。もうぐりがお座りできるようになったら前の日も書いたけど(また書くけど)外出したほうがある意味楽なのです。ぐらは歩行器に座っているぐりを抱っこしようとしつつ「ほらぐりちゃんもいっしょにどうぶつえんいこね〜」と大張り切り。いやいや兄としての成長著しくて母さんは嬉しいよ。

朝昨日タイマーで炊いてしまったご飯3合をまるまるたらこ入りおにぎりにして出発。雨がまだぱらついていたので30分後に到着した時には昼前というのにまだまだ駐車場は空いていた。ラッキー。この動物園パンダがいるからいつもここの道を通る時に駐車場の前に長ーい列が出来ていることが常態なのだ。雨はまだまだちょっと降っていたがもう明るくなってきてやむ気配が。

フラミンゴの檻の前で「ふらみんごさんこんなの」と片足上げて真似をするぐら、しかーしどうしてこうメジャーな動物には興味を示さないの!パンダは朝だし空いているからか木にのぼったりにんじんを前足でかかえて食べたり愛くるしさサービス満点だったにも関わらず、「きりんさんみたい〜」とほとんど無視。写真をとろうとしても逃げる逃げる。私は人生ウン十年初めてパンダを見たのでもう少しのんびり見たかったのに駄目でした。くそー。

白くまの檻の前でおにぎりとフライドチキンでお昼ご飯にして、きりん、かば、ぞう・・・しかしイマイチ反応の悪いぐら、元気が出てきたのは爬虫類館、どでーんとしたワニや動いている(初めて見た)陸カメを堪能、その上夜行動物館で真っ暗の中恐がりもせずこうもりを探す。2歳児にして超マイナーグロテスク趣味。

最後は眠くなってぐらはぐずぐず。雨は上がってきたけど寒くなってきたので早々に退却する。ぐりは猛獣館のうごきまわる豹に大興奮。バギーから身を乗り出し「うーわ、あー」と挨拶していた。もうこの月齢になったらそれなりに動物園って楽しめるんだよなあ。

ということでお昼寝をすっとばしたぐりぐら、夜恐ろしい機嫌の悪さ。特にぐりは豹にかなり興奮したのか絶叫で号泣。へとへとになってお父さんはこたつでぐらとうたた寝。お母さんはぐりと添い寝で朝まで沈没してしまいましたとさ。

2003年02月22日(土) 車の中の小確幸

雨降り、天気が悪いが午前中にそそくさと夕飯の準備までして外出する家族なのでした。ぐりがお座りできるようになると外出したほうが密室にいるよりかなり気晴らしになるしね。でも行くあてもさほどあるわけではなく、近くの西松屋とちょっと離れたメガスーパーへ。

西松屋ではぐりの保育園用コップ、スプーン、フォークとぐらの保育園用のパジャマとおしりふき購入。一つ一つの単価はそうでもないけどやっぱり保育園に通わせていると何かと物入りだ。あっという間に大きくなるし。メガスーパー内のショップで久しぶりに自分の春物コットンセーターを買う。そろそろ計画立てて購入しないと会社に着ていくもんないぞっ!1年復帰をはさんで2年育児しているとそういう服の需要ってまったくないんだよね。よってかなり貧弱なワードローブになっているのでこれから強化月間だよなあ。私が試着しているあいだぐりぐらダンナはその店にあるこじゃれたおもちゃスペースでこじゃれたおもちゃで遊んでいてくれました。そうでもないと買い物もできないぞ。

帰り暗くなりかけて寒々しい大雨の中、空調のきいた暖かい車に乗って帰る。車の座席4つにすべて人が座っているってのはなんだか私にとっては家族の象徴と言う感じでこう、ちょっとした幸せ感を感じる。ぐりぐらは遊びつかれて寝てしまっていて夫婦での会話の途切れた無言の状態でさえ心地いいというか。うーんうまく説明できないな。でもいつもとにかくみっしりとした小さな幸せを感じるのです。
(小確幸←「小さな確固たる幸せ」村上春樹のエッセイの中の造語)

2003年02月21日(金) もう金曜日

あっという間にもう金曜日、早いなあ。ぐらは元気にフルに今週は保育園登園、このまま風邪とかインフルエンザに罹らずに春になってくれれば。でも春の気温の不安定な時にかえって体調崩したりもするもんなあ。去年がそうだった。冬の間はほとんど熱も出さず、春の声を聞いて私が産休に入ってから熱だしてたような。

ぐりはこの2、3日食欲が落ちている。口を見ると唇の裏や下に小さい白い斑点みたいなものが。多分口内炎なんだろうと様子見している。ヨーグルトとかは少しながら食べるけどご飯ものは口に入れるとしみるのか「ぶーっ」とかなりお行儀悪く出してしまう。断固としてまわりに飛ばしまくりながら出す姿を見てつくづく面白いなあと。性格なんだよね、嫌なものはぜーったい嫌ってこの年から意思表示するのも。しかしこれでテリブル・ツー(魔の二歳児)になったらどうなることやら・・・。

今日はこの前ぐらが夜間診療にかかった脳外科まで払い戻しに行くために園へのお迎えに早めに出る。車もどうにか慣れてきたけどやっぱり便利。子どもがいない時はそう不便も感じなかったけど。すぐに終わって園に行くと早く着きすぎた。仕方が無いので近くのインポート子供服ショップを見て、そのとなりのケーキ屋でシュークリームを買って車にいったん戻ってお迎えに。こっそり覗くとみんなで小さな椅子に座って輪になって歌を歌っている。かわいいなあ。ぐらはすぐ気付いて飛んできた。あーこういう気持ち的にも時間的にも余裕のあるお迎えって復帰したらまず無理だ。今のうちに満喫しなきゃなね。

しかし子供服のインポートブティックに若いお母さんがたくさん来ているのには驚いた。けっこう高いぞ。トレーナー1着4,5千円、ズボンもそのぐらいだ。私の好きなブランドもあってしかし私はネットオークションとアウトレットショップですべて調達してる。しかしそれは洗濯に耐えてかなり丈夫だから。みんな子どものおしゃれには熱心なんだなあ。うちは子ども単体よりは家族で色調をそろえるとかその程度のことはしているけど・・・って私の意識低すぎる?

2003年02月20日(木) 地域のつながり

私の住んでいる市に去年できたファミリーサポートセンター(以下ファミサポ)へ登録してきた。ぐらの時にはまだなくて、隣接するすぐ近くの市のファミサポでちょっと遠いところに住んでいる人を紹介してもらって残業、病時に備えたのだけど残業があまり発生しなかったのと比較的ぐらが丈夫だったのでほとんど利用しなかった。2年の月日のうちに少しずつ少しずつ働く母に追い風になってきているんだねえ・・・感慨深いよ。

久しぶりに市街へ。電車に揺られること30分、バギーはなにかと不便なので動きやすいように抱っこ紐でぐりを連れて行く。もう少し暖かければこのファミサポの事務所のあるあたりは洒落た店が最近乱立しているところなので、ゆっくりコーヒーでも飲みたかったんだけどそんな考えが吹っ飛ぶくらいの寒さ。そそくさと用事だけ済ましてきました。

昼2時に事務所につくと、担当の人が出てきて「今日の依頼会員の登録の説明にはあと2人参加されますのでもう少しお待ちください」と言われ、その間に個人的な希望やら情報の登録を済ませる。大きな地図を出してきた担当者、見ればその地図に赤いシールやら青いシールがたくさん貼ってある。「この赤いのが依頼会員(子どもを預けたい人)この青いのが協力会員(子供の面倒を見てくれる人)なんですよ」と説明を受ける。私の住んでいる地区はまあまあまわりにぱらぱらと協力会員がいて「この地区の人たちはつい最近自治会でかなりプッシュして入っていただいたんですよ、それまでほとんどいなかったんですよね」と言われ、ほっとする。大体は50-60前の子育てが一段落してまだ体力のあるお母さんらしい。保育園へのお迎え、週2、3回の残業時夜2時間ぐらい、ご飯も食べさせてもらえるらしいのでそういう対応ができる人をコーディネイトしてもらえるようお願いする。私のイメージとしては第3のおじいちゃんおばあちゃんという感じかなあ。うちの近辺はかなり大きな住宅街だからそういう熟年の夫婦は多そうだ。説明を聞いているとファミサポの協力会員というのは子育て等の研修を受けてから登録されるのだけど、うちの市はかなり研修が厳しくて(12時間の研修が必須)その上協力会員の熱意が高いのでかなり信頼できるみたいだ。救急対応の資格をもっている人もかなり多いという。ありがたい。いい人が見つかって信頼関係が築ければかなり私の子育ても気持ちが楽になるんだけどな。

もちろん本当の祖父祖母だって信頼できるんだけど、逆にその距離感の近さが何かとやりにくいことも多そうだ。まあ、本当に近くにいないからしょうがないんだけど。この制度はいい人にめぐり合えればその距離感が私にとってはちょうどいいのではないかなあと思ってます。

2003年02月19日(水) 世代格差

今日保育園へ送りにいくとぐらのあとをいつも追っかけてくるちょっと可愛い女の子がいててその子と一緒になる。当然ぐらをおっかけてきてぐらはキャラキャラ笑って逃げたり逆におっかけたり、最後におててつないで母をちょっと振り返ったぐらいで一目散に部屋に入っていった。一安心。体調がいいとやっぱり愚図るの少ないよなあ。

最近の日課として、ダンナは帰りが早いと駅の近くになる夜店チックな店で(屋台じゃなくて店舗としてちゃんとあるので)たいやきとたこ焼きを買ってくる。どうせなら寿司折りなんて思っちゃうんだけどまあ、買ってくるだけよしとしよう。で、たいやき、ぐら好きなんですね〜あんこ好き、和菓子好き。口の周りにあんこがたくさんつけながら食べているのを見てると思わず口をついて出てくるのは「まいにち〜まいにち〜ぼくらはてっぱんの〜」というあの歌。「おかあさん、そのうたなんだ〜?」と聞くから「おかあさんのちっさいころあったたいやきの歌だよ」と答えている。歌を歌ってもらうのは好きみたいだ。なのでよくいろいろ歌うのだけどけっこう覚えているもんだなあ。こんな歌自分が幼稚園の時ぐらいに覚えてたヤツのはずなのに歌詞まで歌ってみれば鮮明に出てくる。記憶のタンスの奥底からぞろぞろぞろと出てくる感じ。英単語なんて「なんだっけかな〜」なんて忘却の彼方はなはだしいのにね。リズムや音楽とからむと覚えやすいばかりじゃなくて忘れにくいのかな。話それましたが、ぐら「ちがうよ〜たいやきのおうたはね〜」と歌いだしたのは「たいやっき、たいやっき、たいやっきのなかにはタイヤがおる!れいぞうこっれいぞうこっれいぞうこのなかにはぞうさんがおる!だよ〜」うわ〜それってピタゴラスイッチの中に出てきた歌だっけなあ。保育園でこんなの教わってるのかと感心。しかしちゃんと意味分かって歌っているのか?

ちなみにぐりも歌好きです。「う〜」といって喜んで手をパチパチする。現在バンザイを練習中。よくころころ太ってきたからかバンザイすると顔が両手の間にいっぱいに四角くなってけっこう笑える顔になっちゃう。

閑話休題、ぐら最近何かを食べていて口の周りにそれがいっぱいついたとき「ぱかし」と表現する。牛乳なら「にゅうにゅうぱかし」ヨーグルトなら「ヨーグルトぱかし」と言うんだけど謎だ〜出典がよくわからないぞ〜

2003年02月18日(火) お風呂のどたばた

ぐら今日は昨日にくらべてあまりまばたきが気にならない。よかった。きっと転倒した時に私が尋常ならざる反応をしていたので(ま、あたりまえだけど)それに不安を感じてそれが「まばたき」という形ででたんだろうか。とにかく気にしない気にしない。

最近ダンナ仕事が山を迎えているようで少し帰りが遅い。でも今までぐりぐらをお風呂に入れるのに間に合うぐらいに帰ってきていたので私がぐり担当、ダンナがぐら担当と言う感じで入れていた。洋服を脱がせたりお風呂からあがるのはお風呂に入っていないもう片方がするという方式だ。でもダンナがいないとぐらをテレビの前に少し待たせておいてぐりを入れて洋服を着せ終わって寝かしつけてから私とぐらが入るというやり方をしなくちゃならないんだよなあ。2回入るのは面倒だし、ぐらは一人で残されるのがやっぱり嫌みたいでしょっちゅう覗きに来る。で勢いよくサニタリーのドアを開け、寝かせてあるぐりの頭にぶつかりそうになって私に一喝され号泣という毎度毎度のパターンなのだ。(笑)

とにかく2回入るってのは予想外に疲れるので昨日はいっぺんに3人で入ってみた。赤ん坊を入れるお風呂用浮き輪を友達からぐらの誕生祝いにもらっていて、ぐらはこわがってぜんぜん駄目だったのだけどぐりはお風呂好きだし・・・と思って入れると予想外に号泣。その泣き声のなかそそくさとぐらと私は短時間で洗い終わりぐりを救出して抱っこする。洗い場に座らせてもぐりは号泣。困ったぞ・・・。
でもやっぱりぐりが泣いている時はぐらは我儘言わずに素直に洗ったり、「ぐりちゃん、ばー」といってあやしてくれたりしていて久々にお兄ちゃんらしさを見た気が。あとはぐりが慣れてくれるだけかな。でも2人いっぺんに入れるのって本当に大変。せめてぐらが自分で脱いで呼んだら来てくれるぐらいになったらマシになるんだろうか・・・誰か一人で二人の子どもを入れるいい方法教えてください〜。

■今日のひとつひとつ■  ぐりパジャマ袋制作・時短申請書、育児休暇期間変更届送付

2003年02月17日(月) ひとつひとつ

会社へ顔出ししたことで復帰モードに戻ってきた。復帰日は5月中旬、いまから毎日ひとつひとつ復帰に向けてこなしていこうと今日はぐりのお昼寝中にぐりの保育園用タオルエプロンとコップ袋を縫う。ぐらが在籍しているのでなにかと次の用意は勝手が分かってていいかも。あと大物で今ぐらが使っているお昼寝布団が小さいのでこれをカバーを作り変えてぐり用に、でぐらには大きいのを買おうと思っている。布団袋も作ろうと思っているんだけど、どうも私は嫌いなんだよなあ。あのおっきいキルティングにキャラクターものがごっそりついている袋。無地モノにしてワンポイントでフェルトアップリケでもしようと考えつつ買ってくる。フェルト、今って洗っても縮まないものがでていてびっくり。絵本の「ぞうのエルマー」を作るつもりだけど、できるのか?

ぐらのまばたきは保育園の先生と話していてもやっぱりでているらしく、特にみんなで遊んでいる時ぐらに話題が振られるとぼーっとして目をぱちぱちするらしい。緊張なのかな。とにかくネットで調べたところ親が気にせず子どもに「ぱちぱちしてるよ」とか意識させないのがいいらしいので様子見だなあ。でもやっぱり気になる私、自分の育児やしつけがぐらには合わなかったのかと気にしてしまう。その雰囲気が言葉にしなくても子どもには伝わるみたいなのであまり考えないほうがいいのかもしれないけど。

上長に電話。復帰は始めは時短をとるが速やかに残業および出張OKの体制にしますと返事する。かなり悩んだんだけど完全なデスクワークより逆に時間の融通がききそうな感じだし、いつも私は二つの道を提示されたときに冒険しない道を選んで後悔することが最近多いので敢えてそっちを選んだ。それで駄目ならまたその時考えるつもりだ。ファミサポ等ケア体制もちゃんと考えないとな。

ぐり寝汗びっしょりで起きてちょっと愚図っている。熱はないけど体調が思わしくないみたい。ゆっくりさせよう。抱っこ紐でおんぶしてCDをかなりの音量でかけつつ家事をするのが日課なんだけど、今日は「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」のサントラCD。この映画ぐらの産休に入ったばかりのときに一人で見に行ったんだよなあ。これから休みにはいる高揚感とお腹のぐらに温かい幸福感を感じながら暗闇のなかでゆったり見た映画、なかなか良かったし。それももう3年前か。

2003年02月16日(日) 気になる・・・

今日は大雨、昨日外出していたので心置きなく家でゆっくりする。とはいっても家でこもりきりでふたりの世話をするのは大人二人がかりでもけっこうバタバタするんだけどね。昨日は逆に外出してしまったほうが楽なような気がしたなあ。ダンナは昨日のぐらの「お風呂転倒事件」で不安になったらしくホームセンターでお風呂に敷く滑り止めシートと角につけるスポンジゴムを購入してさっさと取り付けてくれた。迅速な対応に感謝。

この2,3日、ぐらの瞬きが異様に多いときがある。はじめは眠いのかと思っていたけどこれって「チック」じゃないのかな?と心配になる。今日の昼にぐらが私の妹から贈ってきたバレンタインデーのケーキを掴んで「あけてー」と駄々をこねる。ダンナの分と二つもらったのでダンナのから切り分けて食べようとしていたのでいつまでも執拗に我儘を言うぐらにいつものごとく一喝、ぐらは大泣きしてダンナに抱きつきにいってしまった。今日はその後ぐらいからその「瞬き」に気が付いた。

気になるなあ。ぐりが生まれて赤ちゃん返りしていた時にはこういう風には出なかったのに。ダンナに「こうなんだよね。気になるなあ」と相談すると「お母さんこわいんじゃないの?」「でも我儘を叱るのは間違ってないよねえ」「間違ってないよ、それでいいと思うよ」・・・でも気になるんだよ。ちゃんと叱った後短時間で言い聞かせてスキンシップして安心感を与えているつもりだったのに、ぐりを相手にしている時は必ずぐらにも声をかけているほど気を遣っていたのに・・・我ながらショック。ぐらが感受性が強い子どもだということもあるのかもしれないけど。

その後いつも週末恒例の「図書館+お買い物」デートにぐらと二人で外出する。ゆっくり本を見てショップに寄ってアイスクリームを舐め、その後おもちゃ屋さんに行ってぐらの好きな車のおもちゃを眺める。普通なんだけどどうしても「チック」じゃないかと思う心があるとなんとなくぐらが無条件に可哀想になって甘やかしてしまう。請われるままに「機関車トーマス」の洗面器買っちゃったよ〜、ああこんなもんいらないのに〜。

どうすりゃいいんだよ〜。ほったらかしだったらそりゃもっとスキンシップしてとか打つ手があると思うんだけど、上に書いたように本当に本当に気を遣って寂しい思いをできるだけさせないようにかなり苦心してきたのに。これ以上どうすればいいのか本当に分からなくて途方にくれちゃうよなあ・・・。

2003年02月15日(土) ホンモノの蒸気機関車

今日は天気もいいし、ダンナの提案で男の子の親なら必ずやと言っていいほど訪れる可能性が高いであろう京都の「梅小路蒸気機関車館」へ。うちの家って六甲の裏になるのだけど、高速で行くとここまで1時間かかんないんですよね〜。いや〜改めて京都は近いんだと、もちろん高速が混んでない場合なんですけどね。あまたある寺にもそのうちまた再訪しようっと。

レトロなもと二条駅の駅舎が入り口、蒸気機関車が転車台を中心にした車庫にずらり。ぐらはやっぱり機関車トーマスとダブるのかかなり興奮気味。白い煙を吐いて動く本物の蒸気機関車を見て「のるの〜あれのりたい〜」と昼寝をすっ飛ばした寝不足をものともせずにダンナを引きずって乗りに行く。博物館にジオラマがあれば飽かずずっとへばりついている。男の子だなあ・・・とダンナとぐらの後姿をみながら感心する私とぐり。まあ、ぐりは女の子だからというより赤ん坊だからまだ興味を持つまでには到っていないんだけどね。でも今日はぽかぽかと春の萌し、外で散歩するだけでも気持ちよかったです。広い芝生公園が隣接していてその散歩コースをたどると立地のなせる技かすぐとなりをJRのいろんな種類の列車が間髪おかず通り過ぎる。ついでに新幹線も良く見える。もうそれでぐらは大喜び。その中にあった庭園のあるご飯屋(昼は喫茶店)でコーヒーを飲んであったまり、機関車館へ再入場してまたジオラマやら機関車の運転席に座ったりかなり堪能しました。こんどは機関車の内部のバルブを触って「パズーの電車云々・・・」と目を輝かせて大喜び、多分「天空の城ラピュタ」で機関車暴走シーンがあったからそのことだろうな。しかしぐらぐらいの男の子率の多いこと多いこと。紋きり型の言い回しだけど陽だまりに子ども達の歓声が途切れることが無かったです。

家に帰ってきてはやばやお風呂に入っているとぐらはしゃぎすぎて転倒、後頭部を強打して大泣き、恐いのでダンナが近くの脳神経外科にいってレントゲンをとるも無事。ああ〜心配させるなよ〜、気が張り詰めていてどっと疲れがでてしまった。その後ぐりの添い寝で寝てしまった私なのでした。

2003年02月14日(金) 会社へ顔出し

ぐらを保育園へ送ってから会社へ顔出しする。久しぶりの道のり、電車の中でぐりは興奮気味、寝てくれると思っていたけど私の顔を触りまくって足をつっぱってぴょんぴょん、ついでに仰け反って向こうに座っている人の顔を眺めたり。ああ空いている時間を選んだのは大正解でした。でも泣かなかったのはえらいぞ。

会社に着いてすぐ上司である局長と管理部長に応接室に拉致された。(笑)もう少しゆっくり同僚とかに挨拶させてくれよ〜。こんこんと今の会社の状況が云々と説明される、で、復帰時期はともかくとして復帰場所としてそれとなく提示されたポジションというのが「やってみたいかも」と少し思っていたポジションだった。今までの現場復帰にはならないんだけど。しかしもちろんこのポジションに付くには「時短取得」はまず許されない。許されないどころか残業も発生するだろう。で「時短取得」を選んだら多分管理的な業務になるに違いない。あああ〜難しいなあ。ぐりぐらとの時間を切り売りはしたくない、でもこういうポジションとのめぐり合わせってタイミングに拠るところが大きいからなあ。

ぐらの時の復帰は残業は厭わなかったし、その体制もそれなりに整えていた。結果としてあまり残業は発生しなかったけれど。でもぐりの育児休暇中にふたりと一緒にいるとやっぱりゆとりというのは必要なものなのかも、とひしひしと感じる。けっこう悩みどころです。でも返事は週明けにはしなければならない・・・あ〜。

ぐりは社内外いろんな人に抱っこされていたけど、人見知りすることもなく顔を触ったりたかいたかいしてくれる人には声を上げて笑っていた。なかなか我が子ながら肝が据わっているなあ。でも同じぐらいの年齢の同僚の男の人があやす姿って面白いぞ。同僚のときは想像もしなかった「パパ」にみんなそろいもそろって見えるから不思議だ。

今日はバレンタイン、夜仕事から帰ってきたダンナとぐらにラッピングしたチョコを渡した。二人はダイニングに座ってお互いのチョコを見せあいっこ。微笑ましいひとコマでした。

2003年02月13日(木) お友達

あらためて言うのもなんだけど2歳後半になると子どもってお友達ができて関われるようになるんですね。ぐらの口からも「今日○○くんとあそんだの〜」「今日△△ちゃんふくにおはなつけたの〜」とかいろいろ個人名が頻繁に出てくるようになって「面白いなあ〜」と思って毎日聞いている。今日保育園の帰りに担任の先生と話す機会があっていろいろ聞いているともう2,3人で気の合う友達と遊んでいるらしい。でもぐらは「やさしい」らしくってけっこう周りの子のわがままをあっさり聞いてあげて自分が引くらしいです。これって言葉を代えれば「へなちょこ」?おもちゃの取り合いとかではすぐに引き下がって先生に訴えにくるんだってさ。で、先生から「ぐらくん取り返しておいで〜」とハッパをかけられているみたい。親としてはやんちゃなぐらいがちょうどいいと思っているんだけど、ぐらのこういうちょっと小心者な性格も自分の子どもだとそれはそれで可愛いモンなんですね〜、ああ親ばか。でも確かにぐらはやさしいところがあるかもしれない。例えばお菓子がたくさんあって食べていたら必ず「はい、おかあさんどうぞ」と分けてくれる。私なんか振り返って自分が物心ついてからこういうやさしさって持ってなかったような・・・。そのやさしさを失わずに強い男になってください。

帰りもお友達と一緒になると追いかけっこしたり、「○○くんといっしょにかえる〜」やら「△△くんばいばーい」やら賑やかなことこの上ない。こういう風に友達ができて保育園に社会を見出せるようになると保育園に行くのが楽しみになってくれるかな・・・。

先生に「ぐら、追いかけっこでも追っかけられてばかりですか?」とか聞いてみると「いや、そんなことないですよ〜追っかけもしてますよ。ぐらくんすごく足速いんですよね〜」と言われた。いや〜徒歩通園で鍛えたかいがあったかな?

2003年02月12日(水) 新生児グッズ譲渡

昼から大学時代の友達が遊びに来た。彼女は2月に産休にはいったばかり、4月の頭に第一子出産予定日なのだ。どうやら男の子らしいです。大学の友達の仲間内は見事にみんな第一子は男の子、「赤ちゃんのときは服ぐらいだけど2歳児ぐらいになったらおもちゃこんなんやで〜男の子って感じになるよ〜」とトミカとプラレールコレクションを披露する。彼女も私も姉妹だったから男の子のおもちゃって本当に未知の世界なんだよね〜。

ぐりの相手をしつついろいろ出産やら陣痛やら保育園やらの話をしている時に電話が鳴る。実家の母かな〜とのほほんと出たら直属の上司である局長、「どうですか〜、女の子は元気?上の子は赤ちゃん返りしてない?保育園は大丈夫?」という当り障りの無い話から始まり、「今後のことをちょっと電話で確認しようと思って」ときた。「今会社も厳しい状況だからねえ」とかなり含みのある言葉を言われて「むっ」として「それなら今までのぬるま湯状態でずっとスポイルされてきた無能な年寄りを清算したらどうでしょう?」と内心毒づきつつ、もちろんここで言い返してもらちがあかないので早速バレンタインデーに会社に顔出しすることにして予定を入れてもらう。なかなか難しいよなあ・・・このあたり。私は多分全社で2人目復帰初めてのケースとなる。それでデメリットもあるのだけど、世の中の少子化対策等時代の流れはかなり追い風になっていて、あとは上司のカチカチのカビた干物のような価値観をどうにかしなきゃならないんだけど、これはどうにもならないと断言できる。でも大企業を含めあまたの企業を取引先とするうちの会社、産休復帰で使えずWMをやめさせるってのは旧態依然としている上に会社に体力がないのが歴然としていて会社のイメージダウンになると思うんだよね〜。そこんとこをソフトに真綿で首をしめるように上司の彼なりのプライドの逆鱗にふれないよううまいこと分からせたいんだけどなあ。さてどうなることやら。

遊びに来てくれた子はもうすでに役職がついている。自分の足元を固めた上での出産ってのは復帰後やはりやりやすそうだ。でも私の会社は役職なんてほーんとにオジサンにならないとつかない現場主義、こういう時は専門職が強いんだけど私はそうではない。ああ、難しいよなあ・・・。

その友達に結局使わなかった新生児用ミルク、母乳パッドやら湯温計やら譲ってうちもすっきり、帰りは彼女の希望もあってぐらを保育園に迎えにいくのに一緒に行った。彼女も保育園の具体的なイメージができたようです。

2003年02月11日(火) 温泉たまご

今日は雨、雨の日のチビ連れの外出はとてもとてもなのでダンナと交代で子守り、でダンナは午前中、私は午後2時間大人の自由時間を設定した。いつもは六甲山に行き体を動かし山頂でコーヒーを沸かすのが好きなプチ山男のダンナ、さすがに雨でもゴアテックスのレインウエアを着て登るほどの根性は無くてメガブックストアでのんびり暇つぶししてきた様子。ぐらにお土産に機関車トーマスのパズルを買ってきた。トーマス物増殖中。もうすこしぐらが大きくなれば精神体力ともに一緒に連れて行ってもらって鍛えてもらおう。私は久しく行ってなかったので髪を切りに。のんびり雑誌を読んで世の中の服の傾向をサーチしつつ手のマッサージなんかもしてもらったりしてのんびりできた。子育てしてると髪を切りに行くだけでも相当癒されます。真面目な話。髪はちょっと長くしつつ軽くして前髪を作ってもらった。ああすっきり。

午前中はダンナにぐりぐらの髪を少しカットしてもらった。手先が器用なダンナ、雑な私より上手なんですね〜。ぐらは少しお兄ちゃんらしくなったけど問題はぐり、最近大食漢でよく食べるからか仁王顔のうえにぽちゃぽちゃになってきて前髪を少しカットしただけでハワイ系力士のような顔に。うーむ。

夕食は準備してカットしにいったんだけど帰ってくるとダンナがぽそりとグルメ番組を見つつ「温泉たまご食べたい」確かあれって黄身と白身の固まる温度の差を利用してるはずだから家でも作れるかも・・・とネット検索してみたらでてくるでてくる、その作り方。その中の一つの発泡スチロールに熱湯を入れコップ一杯水を足して卵を入れて20分という簡単そうな作り方でダンナが作ってみたけど、殻をわったら見事にゆで卵だった。残念だな〜温度のさじ加減があるんだろうね。今度は違う作り方「アルミホイルで卵をくるんで保温している炊飯器の中にいれて30分」を試してみようと思います。私も食べたいのだ〜。

2003年02月10日(月) 小春日和

ってのはこういう冬の間にある今日みたいな暖かい日を言うのだっけ?今日は本当に暖かい。暖かいと活動的になる私、変温動物みたいだ。週明けのお布団やらいろいろなセットするものやらを昨日の夜から車に積み込み、さっと登園。帰って医療費控除の確定申告へ。すぐ近くで出張説明会みたいなものがあってそこですぐ提出できるのであらかじめ作ってあったものをそのままちょっとチェックしてもらって提出する。所要時間30分、思ったより早く終わったので、ぶらぶらぐりの保育園用お布団シーツを作ろうと布地を物色したりしつつ帰宅。帰ってぐりの昼寝中に夕食を作り、ざっとトイレを掃除して床を水拭きする。体を動かすのは気持ちいいなあ・・・ってもう保育園送り迎えを車に切り替えた途端運動不足ってこと?やれやれ。

暖かくなったら外出したいなあ、ってこのまま暖かくなるわけじゃないと思うけど。そろそろ会社にも顔出ししなきゃなあ。

ぐり、何となく愚図りモード、観察しているとどうやら私の姿が見えなくなると泣きべそをかいている。つまり後追いの時期で、でもハイハイも出来ないし自分で移動できないから泣くしかないという感じ。もうそんな時期か・・・。そういえばもう前の歯が2本顔を覗かせている。ぐらも早かったけどぐりも歯が生えるのが早い。最近授乳している時にかなり痛いなあと思うときがあったんだけどこれが原因かな。歯が生える時に痛がってむずかるというのも聞いたことがあるな。でも愚図って大泣きもするけれど頬ずりすると面白いぐらいに声を立てて笑う。かなり喜怒哀楽の激しいタイプのようです。

2003年02月09日(日) 雛人形

運転にだいぶん慣れてきたということもあり今日は私の運転で近くの某メーカーのビール工場へ。見学者を意識した作りの工場、とても綺麗でビオトープを作っていたり環境対策も万全、つまり周りは自然がたくさん、おまけに来訪者はタダビールが飲める(ただし運転する人意外、子供はジュース)ということもあって休みになるとかなり暇そうなおじさんとかファミリー層であふれかえっている。うちのダンナは無類のビール愛好者なので、ここでビールを心置きなく飲めるようになるのは悲願だったみたいだ(笑)。無事到着してぐらはオレンジジュース、ダンナはビールを堪能しておりました。残念ながら工場はお休みでビールの缶が恐ろしい速さで流れていくところは見えなかった。ぐらはかなり心残りだったようで「きょうはおやすみなの」と何度も言っていた。ぐりはお座りして私の顔をいじりまくって遊んでいました。ぐりは顔をよく触るんだよなあ。口の中に手を突っ込んできて私が「ぱくっ」とするところころ笑う。けっこう握力強いから痛いんだよなあ・・・。恐ろしい女だ、まったく。

その後引き続き私の運転でダンナ実家へ顔出し。「夕ご飯食べにおいで〜」というありがたい申し出に当日飛びついた形。上げ膳据え膳でとろろご飯と天ぷらをこれまた堪能。早くにぐりぐらをそこでお風呂に入れさせてもらって帰り車で爆睡してしまったぐら、ぐりを家に運び込む。ふう、でももういつ寝てもいい体制だからかえってこのパターンのほうが私が両方に添い寝しなくていいし楽だぞ。のんびりその後自分の時間を持てるのです。

もう3月も近づいてぐりの初節句がやってくる。私の母が「ちゃんと向こう(ダンナ方)への体面もあるからちゃんと買うからね」と言ってくれていてはじめは「マンションにそんなの置くところないぞ」とかなり腰の引けていた私だったけどやっぱりあればぐりも嬉しいかな、特に女の子だし・・・と思い直して買ってもらった。かなり普通の京ものと比べて丸い感じの古典的なものでけっこう私も気に入っている。現金なもので買ってもらうと決めたからには来るのが楽しみだ。やっぱり「モノより思い出」なんだけど、これに関しては「モノにまつわる思い出」だもんなあ。

2003年02月08日(土) 小さい頃の夢は

生活発表会と銘うって保育園でお遊戯の発表会が年に2回ほどある。今日はその日、なので家族総出で出かける。といってもダンナとぐりはぐらの出番の時にちょこっと出てくるように。なんせインフルエンザ流行ってるだろう人込みの中にぐりを長い間おいておくのも気が引けるしね。その後ぐりとダンナが家に戻りあとは私が会の終わりまでずっといて帰りにぐらと一緒に帰るという按配、本当はダンナに迎えに来てもらう予定だったのに、電話したらぐりが寝付いたばっかりということなのでのんびりぐらと2人で電車で帰る事になったけど。

ぐらと朝バイバイする時に「今度は泣いたらあかんよ〜」とかなり念を押す。なんせ今までのこういう人前に出るもの出るもの「うわーん」と常に泣いている小心者、かろうじて直前の前年秋の運動会にぶすっとしつつもどうにか切り抜けたという経歴をもつぐら、2,3日前から「泣いたらおかあさんがっかりだよ〜」とか言ってるんだけど「ぐらなくの」と即答されててかなり今回も不安なのだった。でも結果的に泣かなかった。今回の2歳児の芸はお遊戯しつつ自分のマークの果物の名前を先生に「何かな〜」と聞かれたときに「○○」と一人づつ答えてそのカードをもらうという芸だったけど、ちゃんと「ばななちょうだい!!」と言えていた。本人もちょっと成長してこういう場に余裕で望めるようになったのかどうか、おまけに私とダンナに気づいてずっとこちらのカメラを見ては「べー」と舌を出していた。もう集団の中で見たら完全に芸人キャラ確定。ま、大阪では芸人キャラは株が上がるから良しとしよう・・・とりあえず。

途中でトイレに行きたくなって席を立つ、と、生理が始まっていた。何ヶ月ぶりだろう。ぐりを妊娠してから今までだから1年半強か・・・。おととい昨日となんとなくイライラしてちょっとしたことでぐらを怒ったりダンナに「電気つけっぱなし!」とささいなことで腹を立てたりしていて自分でも「なんだかおかしいな」と思っていたけどこれだったのか、と妙に納得する。

発表会の後半、この4月に小学校にあがる組の子供たちが、ひとりひとり自分のなりたい夢を画用紙に描いて発表していた。「パン屋さん」あり「お医者さん」あり、中に「エスティマに乗ってマックスバリュへ買い物に行く」という子がいて場が盛り上がっていたけど・・・なんだか私はどうだったかなと思わず記憶を探ってしまった。たしか動物のお医者さんだったっけ。子どもを育てていると折に触れて自分の子供時代を再び振り返る機会が本当に多いよなあ。でも純粋に夢を持てるこの時期の子どもの夢を聞くだけで楽しかったよ。夢を持つにもいろいろと制約付きの大人となった今では。

帰りに泣かなかったご褒美に好きなお菓子買ってあげるからいってごらんと聞くと「だんごとおもち」だそうな。相変わらず渋いぞ。

2003年02月07日(金) 個性いろいろ

車に乗り出すとやめられないですね〜といっても2人車に乗せるのも大変と言えば大変なんだけど、最近ぐらは助手席のチャイルドシートに自分でよじ登って座れるようになった。だからドアを開けて座ったのを確認してドアを閉めてそれからぐりをチャイルドシートに座らせられる。ぐらが自分でできなかったら多分車で連れて行くのは本当に大変だと思う。満を侍してという感じか?でももう少し暖かくなったら朝の散歩も捨てがたいから使い分けようっと。

ぐり、ますます押しの強い娘に成長中。なんせ声がでかい。「わうわうわうわう〜うまうまうまあああっっ!ぶばばばばばっっ!あででででででで、で、でででで!」とおしゃべり大好き、で歩行器が壊れるんじゃないかと思うほどこれを書いている今もばんばん跳ねている。好奇心旺盛でなんにでも手を伸ばす。今はまだハイハイもしなくてちょこんと座っているだけなんだけど我が娘ながらこの存在感、もう動き出したらぐらはおもちゃ取り上げられて泣くのも時間の問題という雰囲気だ。気のちょっと弱い兄と仕切り屋の妹、性格ってのは環境が形作る以前に生まれ持った個性がある程度決定していることをまさに実証する兄妹。「ぐらがこのぐらいのときってこんなにしゃべらなかったよね〜」「ぼーっとしてにこーって笑うぐらいだったよね」とダンナと日々確認するぐらい違うってのもどうなんだろ。

内田春菊「私たちは繁殖している」(角川文庫)が友達から返却されてきたのでまた読んでいる。おもしろいな〜私はこの人のちょっといいかげんなような子どもとの関係が好きだ。所詮動物の親子というスタンス、子どもに神経質になりすぎないところがね。

2003年02月06日(木) さすがに耐えかねて

車で保育園の送り迎えをするようになった。2月の寒さって底冷えがしてどう考えてもベビーカーのぐりは寒い。もう車庫入れがどうの、ぶつけたらどうしようとか理性が働く前に「寒い、もういいや」と車のキーを握っていた。用心深くすればあとは練習して車両感覚をつかむだけなのでこの送り迎えはその練習にはちょうどいいかも。でも案外腰の重い私は「もし万が一ぐりぐらを乗せていて事故ったらどうしよう」とか「家の立体駐車場に切り返しても切り返しても入らなかったらどうしよう」とかするまえに心配してしまうのだ。つまり杞憂ですね、これは自分でも分かっている性格で何か新しいことをはじめるのがかなり億劫、なのにちょっと手を染めると小器用になんとなくできちゃって継続の努力をしなくなるといういただけないタイプなのだ。どうにか直したいんだけど。

保育園の駐車は初心者恐怖の縦列駐車、車庫入れさえおぼつかない私がそんなこととてもとてもということで、すぐ近くのショッピングセンターの駐車場に入れて行く。それも恐いのでガラ−ンとしたところで練習もかねてバック駐車。出て見てみるとゆがんでいるわ後ろに車がないからいいもののあったらぶつかりそうなほど深く入れているわでちょっとがっくりする。いかにも典型的な「おばさん」的運転じゃないか・・・。

でも背に腹は替えられないということで続行予定です。
昨日「車でいったんだよ」と報告する私に「・・・相手の住所聞いとき、あと警察呼びや」「・・・?」「ぶつけた時、あとでややこしくなるからね」とダンナ。助手席のぐら、家の駐車場になかなかうまく入らず喉が緊張でからからになっている私にぼそっとひとこと「なかなかはいんないねえ」
君たち、バレンタインデーのチョコレートのレベル格下げだっ!!

2003年02月05日(水) 母性の本能?

同じマンションにいて、同じ育児休暇中で、上の子がぐらと同じ保育園にいる友達のところへ1月のはじめに生まれた女の子を見せてもらいにぐりと参上する。

感想、もう本当にかわいい、めちゃくちゃかわいい。保育園へ順当に入れれば1歳児クラスからぐりと一緒のクラスになるであろう赤ちゃん。でも新生児って本当にかわいいなあ。まだ皮膚のぽろぽろが残っていてすやすや眠っている。壊れそうだけどそこがこう暖かい雰囲気に包まれているあの感じ。こんなに熱烈に新生児に惹きつけられるってのは、もう理性を超えた母性の本能なのかな。ぐりだってまだ赤ん坊なんだけどな。不思議だ。ぐりは不思議そうに覗き込んでいた。

二人目ちゃんは昼も夜も連続して4時間寝るとてもいい子だそうで、私とぐりがお邪魔してる2時間弱の間「ふに〜」とか「うにゃにゃ〜」と起きかけるのだけど結局起きなかった。そこの上の子は3歳半のお姉ちゃん、あまりぐらのように困ったちゃんにならずにうまくいっているらしい。いいなあ。やっぱり3歳過ぎると楽になるのかな、そのあたりは。

保育園の噂話やら、夕食の材料の宅配のはなしやら如何にも「働くお母さん」の情報交換に花が咲いたけど、やっぱり家族以外の大人とのんびりお茶でも飲んで喋れるってのはほっとするもんです。お互い2人子どもがいてさっと外出できる機動力が落ちてるからやっぱり近くの同じような境遇の友達がいるのは心強いなあ。

2003年02月04日(火) 母の威厳

寒いなあ。今日窓を開けると遠くに見える六甲山が真っ白にしぐれていた。すごく綺麗。そういえばあの上に人工スキー場あったんだっけ。最近ぐらは長くて平たいおもちゃのブロックを並べて両足の下にして「ぐらすきーしてる」と言う。前テレビでスキーしている映像が流れた時に「楽しいよ〜雪で遊べるんだよ」と言っているとなんだか興味が湧いてきた模様。いい傾向だ。来年あたり行きたいなあ。

医療費控除の確定申告の書類も用意し終わる。2年前よりかなり説明書が丁寧になった感じであっという間にできた。しかしあまり戻ってこないな。どうもこういう年に限って家族も健康なんだから。まあそれが一番なんだけどね。この前買ったぐらのコート代ぐらいはでるかなという感じだ。

今日の朝ばたばたと保育園に行く準備をしている私とぐら、どうも最近気が緩んでいるのか私が早起きできなくてバタバタになってしまう、でおふざけモードのぐらはなかなかちゃんとすばやく用意しない。手袋をするのにぜんぜんじっとしていない。2,3度トライして突然私が切れた。「もうっ」と仕掛けの手袋を無理やりひったくって床に投げ捨てた。で自分とぐりのアウターを無言で用意する。私のただならぬ雰囲気にみるみるしょんぼりのぐらは壁にむかってうつむいている。その姿を見て瞬時に反省する。すぐにこちらを向かせて顔を覗き込んで本当はモノが悪いと言うほうに持っていきたくないんだけど「手袋さんちゃんと指はいらないね。手袋さんにおこったんだよ」とぐらに言う。ぐらの表情がみるみる明るくなる。セーフだ。この後保育園へ行くのも楽しそうに普通にぐらは行ってバイバイしてくれた。

子どもが自分の思い通りに行動しなくてイライラして切れちゃうってのは子育てしている人はほとんどそういう経験があると思う。私もご多分に漏れずそうで、イライラを子どもにぶつけてしまった後に後悔するくちだ。でも最近、イライラを言葉に出したあとですぐに潔く「ごめんね」を言うことができるようになったような気がする。(今回は手袋に悪者になってもらったが)自分の非を子どもにむかって速攻認めるなんて母の威厳もへったくれもないんだけど、少なくとも自己嫌悪に陥ってしまってそのままというより私にとっては精神衛生上いい気がするのだ。

でもどうなんだろう。これでいいのか迷うところだけど。まあ、すぐにイライラしないのが一番なんだろうけど。こればっかりは性格だからなあ(笑)

2003年02月03日(月) 節分で大笑い

今日保育園へ迎えにいくと「たのしかったよ〜おにさんおっかけっこしたの」とかわいい鬼の面と豆をもらってかなり満足げなぐらがいた。何日か前にぐらのことを心配している日記を書いてたんだけど、体調がすっきりもどるとこんなに前向きになるもんなんだなあと実感。今日は洗濯物もお食事用のタオルのみでトイレトレ関係の洗濯もまったくなし。「えらいね〜すごいな〜」と誉めると「ほらほら、おせんたくないんだよ〜」とこれまたかなり得意げ。このまま完了してくれよ〜4月からまたぐりの洗濯物が鬼のようにあるんだから。頼むよ。

で、節分。家でももらった鬼のお面をかぶって元気なぐら、どうにか仕事を片付けて早く帰ってきたダンナも揃って南南東に向かって太巻きにかぶりつく。ぐりは寒い中の保育園までの散歩がこたえたのか早々とご就寝。食事も終わってひと段落、さあ、豆まきだ〜とおもむろにダンナが昨日買っていたセットの中の鬼の面を取り出し、目に穴をあけ耳のところに輪ゴムを入れて被ると・・・ぐら、「おにさんいや〜こわい〜」と大絶叫、号泣。洗い物をしている私の足にかじりついて泣いている。面白がるダンナ、「いやだ〜」と泣き叫ぶぐら、ダンナの鬼のお面をつかんで外させ机の上に必死で伏せようとする。で、その様子があまりにも可笑しくて笑いが止まらない私。いや〜豆もまいたけど笑う門には福来るだなあ。でもこの鬼のお面、密かに取っておこうかな。言うこと聞かない生意気いう時はこれでけっこう効き目あるかも・・・。しかしおちゃらけで小心者、どうもヒーローになれるタイプではなさそうな(笑)

ぐりが寝ていて起きないので久しぶりにぐらと一緒にお風呂に入ってみる。ぐら一人だと楽だなあ。もう意思疎通十分できるし。2人の大変さに慣れてるからそう思うのかな。

2003年02月02日(日) おちゃらけ野郎

ぐり9ヶ月検診の案内が来た。本当に時の流れるのははやいなあ。

ぐら「まめまき〜おにさんにおまめぽいしてばいばいするの〜」と明日の豆まきを楽しみにしている模様。保育園でもイベントがあるんだけど家でも簡単に「豆まきセット」を買ってきた。鬼のお面とちょっとの豆ときびだんごがセットになっているもの。ことあるごとにこのセットを持ってきては眺めている。そんなに楽しみなのかなあ。子どもってこういう季節のイベントが楽しいんだよね。鬼役になるであろうダンナは「こんなに楽しみにしてるんなら早く帰ってこなきゃなあ・・・」と言っている。「おにはあーそと、ふくはあーうちて言うんだよ」と教えると「ちがうよ。おにはあーうちだよ」と言いながらケラケラ笑う。おちゃらけてるなあ。

どうも3枚目お笑い路線を驀進中のぐら、最近は体調の万全な時は起きてる間じゅうふざけていると言う感じだ。朝起きた途端「おーばーさん、おーばーさん」と踊りながらやってくる。何故におばさん?「それ保育園の先生にも言ってるの?」と思わず聞く。きっと言っていてそのリアクションを楽しんでいるんだろう。「おばさんじゃなくて、おねーさんて言ったら」というと「おねーさんはいや、お・ば・さ・ん。はははは」とぴゅーっと逃げていく。ちょっと気の小さいおちゃらけ野郎というキャラクター設定、母は不満なんだけどなあ(笑)。

話を豆まきに戻して「鬼」、ダンナはほんの小さい時「泣いた赤鬼」という日本の昔話に涙したそうだ。いったいあの話のどこに涙したかというと、青鬼が赤鬼が村の人に受け入れられるように自分が悪役になって去っていくという箇所。小さい時にそんな自己犠牲という人生の機微が理解できるなんて・・・恐るべしダンナである。

2003年02月01日(土) 間違い電話だらけ

今日は奈良の自分の実家へ。昨日の夜に母が体調を崩したみたいで心配になって行ったのだ。というのは実家に今母は一人だから。父はもう定年を迎えているが異なった仕事を新たにしつつ継続して東京にいる。妹は一人暮らしである。

深夜に妹から電話。もちろんぐりと熟睡していた私は妹の「お父さんの携帯番号教えて」という電話に朦朧としながら携帯の電話帳を見る。妹が携帯をその日に限って落として壊してしまい父の連絡先がわからなかったかららしい。とりあえず父の電話番号を教えて、その後私は母に電話。かなりしんどそうで心配になる。だから常日頃父に実家に帰るようにそれとなく言っているのに。60代の両親が一緒にいないというのは子供にとっても何かと心配なのだ。なのに父は今ひとつ足が地に付いていなくてそういう「最悪の場合の想定」というのがすっぽり抜け落ちている所謂「お気楽」な人。決して人柄は悪くないんだけどどうもそのあたりが子どもながら腹が立つ。続いて父の携帯に電話、まったく出る気配なし。どんどん腹が立ってくる。夜いつも連絡できるようにってあれほど言っているのに。しようがないので留守電にかなり辛辣な罵詈雑言を言い捨てて妹に電話。妹もかなり立腹しているらしくおなじような伝言を残したという。怒りで少し眠気も覚めてふと妹に伝えた父の携帯番号を見ると・・・違った。冷や汗・・・。父の登録のすぐ次の私の友達の電話番号を教えていたことが判明。朝いちに電話して久々の友達に平謝りに謝る。いい友達だから良かったようなものの、知らない人から突然いわれの無い怒りの発言を留守電に入れられたら腹を立てる人もいるだろう。とほほほ。

とりあえず実家へ。母はしんどそうなので賑やかなぐらを連れて帰るのは気がひけたが車の運転の不如意な私は家族ごと移動するしか手はない。結局母の手助けをするつもりがぐりぐらのお世話で手一杯という体たらくである。小さい子供がいるというのはこういう時困るなあ。せめてぐりがおっぱいがいらなくなったらもう少し動けるのに。それでも母は2人の孫の顔を見て和んでくれたみたいで良かった。後半はぐらのパワーに疲れが顔にでていたけど。

夕方になって父が帰ってきた。電話について苦情を言うと、留守電は一つも入ってなかった、母からの朝の電話で事態を初めて知って帰ってきたという。・・・もしかしてまた間違い?番号を確認すると私の携帯にメモリーされている父の番号は彼が会社にいるときに会社から割り当てられたものだった。再び冷や汗。もうそれは会社のほうに返却されているのでまったく知らない人の携帯に私と妹の罵詈雑言が何回も入っていることになる。うううう、お父さんそんなのきちんと言ってくれよ〜。そのいいかげんさが困るんだよ〜。

父も戻ってきたのでとりあえず安心して引き上げる。夜10時、かなり暗い感じの女の子から電話あり。「あの、留守電を入れたのは・・・」気が動転して状況を説明することもせずひたすら謝りたおした。それで不満そうに電話は切れたけど説明したほうが良かったのかな。でももう後の祭り。この場を借りて私と妹の罵声を聞いたその人に本当に心からお詫びしたいです。ごめんなさい。

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