経理の心理

2004年09月27日(月) サクッと目の前のものを片付ける

今、書店のビジネスコーナーで平積みになっている『残業しない技術』を読みました。

サクッと。

筆者も「はじめに」でとりあげていましたが、この表現って、響きがいいですよね。
軽いんだけど、スマートで、でもきっちりできる、みたいな。

後日とりあげようとは思うのですが、とうとう新しい資格試験勉強を始めまして。
始めましてはいいんだけど、その勉強すべき量の膨大さに圧倒され、どうやってその勉強時間を生み出そうかと、今の自分の時間の使い方を見直しているうちに、最近は「先送り先送り」人生にはまり込んでいたことに気づきまして。
何でもかんでも後回しにしてしまう、その諸悪の根源に踏み込まねばと。

会社では、やりたい仕事・やるべき仕事がごっちゃになり、受信トレイには2ヶ月くらいまえから処理していないメールをはじめ、いつも見つつ後回ししているメールに罪悪感を感じつつ、デスクトップには一面にファイルが広がりまくり、次から次へと入ってくる仕事に終われる日々。
家では、新聞の切り抜きは溜まりまくり15cmほどの厚さに積もり、読んでいない本はゆうに100冊を超え、税務会計の予備校通信学習テキストは10数万円分にも膨れ上がっていた。
そして、それをやらないといけないという「ギム感」にいつも追われながら、タクシーで0130頃に帰宅する最近。

精神的にやばかったですね。どんづまりまくり。

で、それを打破すべく、今日は諸悪の根源に踏み込みました。
「後々のためには〜もやらないといけないし、・・・もこなさないと」ではなく、「"今"、自分がやりたい・やるべきことしかやらない」へと。
もっと言うと、目の前にある「やりたいこと」しかやる時間はないんだろうなと。漠然と存在している「将来」のために必要なんだ、と思ってやることが、果たして本当にその「将来」のためになるのか、と。
結局何にも満足できず、終わる気がしてきたんですよね。

なので会社では、時間のかかる資料準備も終え、多少ファイル整理もし、家では散らかっている新聞切り抜きを適当に整理し、読むものは読み、MDも整理してやった。

ある程度時間はかかって肝心の勉強まではいけなかったが、久しぶりに感じるスッキリさ。


気分一新、サクッと、目の前のもの、やりたいことを片付けることの大事さを思い出せました。




2004年09月20日(月) 中途半端に終わっていることに再チャレンジ

日記の更新って、長く音沙汰がなくなるのは、だいたい忙しくて書く時間がないのがその理由なんだけど、うまくいっていて忙しい時と精神的に余裕がないほどパツっていて忙しさを感じている時と2通りある。

最近の筆者は後者。

さすがに通常の企業ではめったにない出来事が立て続けに起こり、それに伴い次から次へと新しい仕事・役割を担うことになると、プレッシャーに押しつぶされそうになる。
明らかに自分の知識・経験を超えた仕事ばかり。

で、それに追いつかんと、終電まで働き、休み時間や通勤時間も勉強を重ねる。
でもやればやるほどに、自分が知らないことが広がり続け、愕然とする。
「やるべきことが多すぎる・・・」

んなわけで、精神的に余裕が全くなく、日記どころではありませんでした。


この3連休はほとんどを、思い切って仕事から離れ、散らかりまくっている部屋を一つ一つ整理していました。

溜まりに溜まっていた、新聞や雑誌の切抜きを整理しつつ、再度読み直してみたりとか。


で、ふと読んでみて中谷彰宏の本から目に留まったメッセージ。
「成功への最短コースは中途半端のままのことをやり遂げることだ」

ああ、と。
最近そういや「達成感」を味わってなかったなあ。
何もかも中途半端で、不安を感じる事柄があればそちらへ、また他の事柄が出てこればあちらへ。
結局、その場限りのインプットに終わり、自信を得るまでの達成感は持てなかった。

ここらへんで軌道修正。
深呼吸して、もう一度自分の正直なこころと向き合ってみる。
ゆっくりお茶でも飲みながら。

やるべきことは見えている。


もうすぐはじまる怒涛の生活にめげないように。
途中で諦めないように。
もっともっと牙を研いでやる。


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