経理の心理

2002年08月31日(土) 初休日出勤

働いた日は出来るだけ書こうと思っていたのですが、とうとう途切れてしまいました。
どうしても睡眠時間が惜しくなってしまって。

今日が初めての休日出勤。
われらが経理課(課長含めほぼ全員!)と財務課が数人同じフロアでは出社。
9月前半は、通常の月次決算作業に加え、全社レベルで予算を審議する会議があるので、決算が始まる前に少しでもその資料を作ろうと出社するわけです。

ここ数日は、関連会社業績を取り纏める資料作成と上記の資料をエクセルやパワーポイントを駆使して作ってました。
決算処理なんかには、全社レベルの専用ソフトを使うのですが、やっぱり資料作成レベルではMSオフィスソフトが大活躍ですね。
マクロなんかを使えると、作業効率が上がるんだろうな、とか、パワーポイントってプレゼンで使う以外にも図表を使った資料作成なんかにも大活躍するんだなあと感じてます。
簿記1級の勉強に入る前に、MOUSにでも手をつけようかな、なんて思います。

ちなみに明日日曜日も出社します。


今日の労働 11:00〜23:15
今日の英語 リスニング2.5時間(8/1からの累計:57.5時間)

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昨日の労働 11:00〜23:15
今日の英語 リスニング2.5時間(8/1からの累計:60時間)



2002年08月28日(水) 講習3日目と関連会社資料作り

家に着いて時計を見たら25:00を過ぎてる。
早く寝る為に、簡潔に書きます。

午前中は、先輩から頼まれた資料のデータ入力。
内容は、B/S科目のうちの流動資産・負債、資本の半期データの打ちこみ。
未払金・前払金・未収入金・資本の部のそれぞれの項目など。

午後は、淡路町まで行って、連結決算入門講座の3回目。
今日は、連結B/Sの作り方と持分法。
昨日今日とテキストを少し読んでおいたおかげで、作り方や理論は何となく説明を聞いた時点では納得できたところが多かった気がする。
ただ、それ時点に「何故そんなことをするのか」とか「その用語の意味は」っていう足元の知識がふらついているので、2歩進んでも1歩下がっている感じ。
日曜(休めたら)にでも、また本屋に繰り出さねば。
決算の基本をまなばねば。

夜は、親会社に提出する資料の作成。
内容は、自社と自社の関連会社約40社ほどの下期予算をまとめるもの。
海外の会社もあるので、税金の扱いやもちろん為替レートの換算など、結構考えることは多い。
未だに関連会社の略称は覚えきれてないし、情けないことにエクセルの機能も教えてもらったりしてるし。

今週は土曜日は休めないことが確定しております。


今日の労働 9:00〜23:15
今日の英語 リスニング1.5時間(8/1からの累計:55時間)



2002年08月27日(火) 資料集め・資料作り・資料渡し

さて、今日は資料な日だった。

朝出社し、まず本日行なわれる役員会のための「資料作り」。
といっても、自社内の営業本部別・関連会社別・顧客別など決算資料は先輩方が毎日夜遅くまでかかってもう作成してくれているので、その後のコピーしたり折ったりといった最後の形づくり。時間が無いので、ただの単純作業。

そして、実際の役員向けの資料は、昨日自分が講習にかまけている間に他の人が準備済みだったので、今日作ったものは役員以外でこの資料を必要とする管理職の方々に配ってまわる。
いわゆる「資料渡し」。

そんで、上記とは違う話になるが、昨日つながらなかった会社に今日も業績資料(営業報告書など)をくれと催促TELをし、「資料集め」をする。

で、もらった資料を基に出資先企業の業績推移資料を作成する。

またまた、違う流れで、金曜までに親会社に提出する当社を含めた全関連会社の業績資料の作成を頼まれ、その元データをひたすらコピー。


ペーペーなので、もちろんしょうがないことですが、ひたすら資料と戦う日々。
何の為に、何を意味するのか、など残念ながらまだ考える余裕はありません。
今は、まず与えられることを確実にやる。


今日の労働 9:00〜18:30(この後飲み会)
今日の英語 リスニング2.5時間(8/1からの累計:53.5時間)



2002年08月26日(月) 講習2日目 / 英語進捗

今日は18:30という、お早いお帰りです。
講習の後、直帰させて頂きました。
久々に明るいうちに帰って来れました。

さて、今日1日。

午前中は、先週から作っている出資している未上場会社の業績資料のデータを集める為に、電話攻勢。
ひたすら、「3期分の業績の分かる決算資料を頂きたいのですが…」と懇願し続ける。ちゃんと株主総会資料を管理していればこんなことはないはずだけど、その資料が本社以外の場所や本社内でもどこに届いているかわからないということで、そのことを咎められながらも、謝り電話。
それでも、担当者がいなかったところ以外は、何とか送ってもらえそうなので、まあ良かったかなあ、と。

午後は、2回目の「連結決算入門」講座に出席。
したのはいいが、3時間のうち半分は意識ぶっとんでた。
こうやって会社負担で講習に参加するのは、社会人になってからは今回が初なんだけど、講習を受けに来ている人の真剣さはやっぱりスゴい。
社会人としての自覚なのか、それ程意味のある講習なのか、知らない者同士だからか、どういう要因なのか私には計りかねるが、学生の態度とは全く違う。

ちなみに、内容のほうは、連結決算書の作成のステップとして連結損益計算書の作成法を勉強する。
眠りさえしなければ、入門講座というだけに初心者の私でも何とかついていけるように分かりやすく教えてくれていると思う。

それでも、前回予習していかなかった反省を生かさずに、未だにテキスト上で追いついていないというていたらくなので、今日は自宅学習。

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さて、以前に英語の勉強を始めたということをこの日記でも宣言したけど、あの時からずっと同じテープを聞いていて、何となく音は聞き取れてきたような「気」がしたので、2本目のテープに入った。もちろん意味はまったくわかりませんけど。

今使っているのは、『起きてから寝るまで表現550』という2本立てのテープ。
日常生活での表現がメインなだけにレベル的には簡単だと思うけど、途中で挫折しないように、それと「自分に力がついている」と錯覚して調子に乗る為に(笑)、このテープを通勤中聞きつづけています。

いかんせん、まだ初めて1ヶ月も経たないくらいなので、9月・11月のTOEICでどうこうということにはならなそうですが、焦らずに、今は英語の「音」を丁寧に拾う作業を地道にやっていこうと思います。


今日の労働 9:00〜17:00
今日の英語 リスニング:2.5時間(8/1からの累計:51時間)



2002年08月23日(金) ヒマを感じなかった日

題名どおり、今日はあっという間に1日が過ぎた。

昨日、歓迎会の席でも「雑用でも仕事させてほしい」と話したことで、他の先輩方も少しは遠慮を無くして、任せてくれたんだと思う。
仕事らしい仕事は全くできない新参者なのに恐縮なんだけど、個人的にはヒマなのが苦痛でしょうがない人間なので、非常にありがたい。

というわけで、午前・午後ともにコピーとりからファイリングから頼まれたものを1つずつこなしていく。
それ以外で作った資料についてちょっと。

今日触れた資料は

・本社が直轄管理する部署の予算資料
  上期のデータが正しいかどうかを、P/Lの営業損益部分を詳しく記した損益計算書をみながら確認

・他の部署に提出する各営業本部業績の資料
  これはこの前の7月業績のデータをそのまま入力し提出

・前回少し作成した株式保有会社の情報資料
  いかんせん未上場の会社についてなので、資料が少なく、少し古い株式総会資料を見ながら、業績部分のデータ(営収・経常利益・当期利益・総資産など)をひろいあげる

・海外渡航した社員の経費詳細
  これは海外渡航中の使用経費の内訳を確認する為の資料
   (電話代とか食事代とか宿泊代とか)

・関連会社の退職給付金資料
  これは初めて触れた分野。最近始まった退職給付引当金の積み立てに関するもの。一時金・年金などの区分に分けて細かく計算するわけだが、正直内容は全くわかりませんでした。教えてもらうとおりにエクセルの必要箇所にデータを入力した。


今日の労働 9:00〜23:00
今日の英語 リスニング2.5時間



2002年08月22日(木) 連結決算の講習と歓迎会 (8/25追加)

午前中は役員の方に渡す資料作りと予算データの入力。

今作ってる予算データ(数十枚は作るだろう資料のうちの1枚)は、毎月の月次決算後に作成する大量のリスト等を駆使して、比較元のデータを入力し、さらに各営業本部から上がってくる下期予算見積もりの資料データを打ちこみ作る。
一応、共有データとしてエクセル上に数式も作ってあるたたき台ファイルはあるけど、全社に響くデリケートな数字なだけに間違えるわけにはいかない。
ゆっくりゆっくり恐る恐る確かめながらの作業。

午後は社外での連結決算講習に参加し、また舞戻り自分他人事異動で経理部にこられた2人のために時間をつくってもらった歓迎会に参加。

講習も歓迎会も書きたいことはあるが、今日は眠りたいので、のちのち気が向いたら、上書きしたいと思います。
睡眠LOVEな私にとっては日々5時間を切る睡眠ではきつい。
仕事だけでなく、プライベートの時間の使い方も今週は間違ってた。


-----8/25追加分

○連結決算入門講習

産業経理協会というところで開かれた講習に参加。全5回・1回14:00〜17:00の予定。参加者はほぼ9割方男性で年齢は20代後半〜4、50代あたりまでとかなり広い層だったように思った。
私自身は、今日はそれほど自分のやれる仕事はない、とのことで参加したが、5回出れるかどうかはかなり疑問。

さて、内容のほうは、中央監査法人の会計士が本当に連結決算のさわりを丁寧に教えてくれるもので、実務についている人についてはわかりやすかったのではないでしょうか。
ただ私個人としてはキツかった。
かなりの頻度で意識が落ちる瞬間と戦っていました(笑)。
単体決算についてもあまりわからないのに、連結された日にゃあねえ、という感じ。
でも、折角セミナーに参加してもらっているので、短い期間ではあるが、少しでも勉強して会計分野になじむ機会として利用していきたい。


○歓迎会

人事異動になった人の歓迎会をしてもらった。
場所はありがちな自社ビル内の食堂。
18:00から3.5時間くらい行ないましたが、経理課員はその後みんな2:00頃まで仕事してたみたい。
ホンマにタフや。

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今日の労働 9:00〜18:00(飲み会〜21:30)
今日の英語 リスニング2.5時間



2002年08月21日(水) 下期予算資料作り始める

お盆休みから睡眠時間がガクッと落ちたので、集中力も落ち気味。


<今日の仕事>

午前:来週行なわれる役員会の資料を用意、予算編成のシステムに入力するちょっとした準備、経理グループ・財務グループ・ITグループで月次決算反省会

午後:メールソフトの使い方をみる(まだアカウントもらってなかったのです…)、本社各部署から上がってきた下期予算見なおし事項を確認


言葉にすると何となく仕事してそうですが、実際はコピーやファイリング、入力などの作業ですな。
今日も早く帰してもらえました。


今日の労働 9:00〜18:00
今日の英語 リスニング2.5時間



2002年08月20日(火) 投資有価証券として保持している会社情報

題名が長くてすみません。酔っ払っているもんで、まともに思考が働いていません…。

今日は先輩から頼まれた書類の作成。
その内容が題名のもの。
要は、今年から投資有価証券として保有している株式のうち未上場会社についてのものは、会社の決算基本情報を社内にも公表するようにしようというもの。
下期の予算を策定する上で、うちが出資している会社の経営情報がどんなものか、ということを検討することで、今後の投資戦略に役立てようということらしい。

素人からするとというか個人として考えると、考えが逆なんじゃないの、と思ってしまう。
というのは、投資を成功させようとする前提の元で行動を起こすのなら、まずは将来的に成長する会社、つまり将来ニーズが見こまれる事業を持っている会社や社会に対して影響力を行使し続けると思われる会社(ソニーやドコモといった人気企業からオンリーワンの事業をもつ会社など)に対して、その将来性に賭けると思うんですよ。
つまり、お目当てを見定めてから行動に移す、と。
これは、競馬なんかでも同じですよね。
でも、今回は逆。既に投資している企業に対して検討する、と。

んで、実際見てみるとベンチャー企業などもあり、営業利益なんかも数期マイナスになっていたりする。
株主総会の資料を見ただけなので、どんな会社なのかわからないでいるので、何とも言えませんが、上記の素朴な疑問を抱きながら、必要とされる資料作りにいそしみました。


今日は、昨日のイケテナサが目についたのか、定時で帰される。
明るいうちに帰るのは初めてで、新鮮でした。
強い風もなんのそのでしたね。

結局、連結決算や決算書の基本書は読めませんでしたが、酔っ払って気分良くなれたので、いい気分のまま眠りにつきます。


今日の労働 9:00〜17:45
今日の英語 リスニング2.5時間



2002年08月19日(月) 穏やかな雰囲気

休み明け初日は、「雰囲気」はおだやかでした。

特に急ぎの仕事も無かったので、日中は先輩から頼まれたファイリングやデータ入力をこなしつつ、休み前に教えてもらったことを復習する。
書きとめまくったノートを基に月次決算にすべき仕事の流れをPCのメモ帳に箇条書きに記入。
今回は見ようみまねで意味を考える余裕も無く、作業をこなした感じだったので、次回から少しでも早く理解した上での仕事に結び付けたいし。
自分が教えることになった時に困らない為にも。

夕方からは、また先輩からデータ入力の仕事を頼まれ、それに没頭。
これは、今週から始まる下期予算作成の為の資料。
各部署に提出してもらった資料から、かかった費用の内訳を明らかにして、予算と実績の関係を整理した資料を作る。

ピリピリした感じは無かったものの、小生が帰った時間には諸先輩方は皆さんまだ残られていました。このフロアのこのシマだけが、人の気配がありまくります。
使い物にならない私が残っていてもどうにもならないことはわかっているのですが、かといって皆が残って仕事をしていると、先に帰るのは後ろめたさはありまくるので、帰るタイミングに苦慮しています。

今日も疲れました。4時間ないですが、大切に寝ます。


今日の労働 9:00〜22:45
今日の英語 リスニング2.5時間



2002年08月18日(日) 夏休み終わり

9日間休みをもらった間、実家(東北某県)に帰ってました。

向こうでのんびり日焼けでもしようかな、と思ってたら、ここぞとばかり1週間全て曇り&雨。んでもって、今日東京に戻ってきたら、こっちも雨。
室温40度の部屋から脱出できたのは嬉しかったけど、夏に20度はちょっと寒過ぎだなあ、とどんよりした休暇でした。

休暇中に『大前研一敗戦記』という本を読みました。
これは大前氏が都知事選・参院選に出馬した時の記録とその時の提案した政策内容を記している本です。

選挙後の都政は、結果的に青島知事は議会に抑えられほとんど成果を挙げられずに財政悪化をすすめただけに終わってしまったことを考えると、その東京にしろ大阪にしろ、当時の選挙民の選択は失敗だったでしょう。
まあ、「既成政党ではない新しい風」を求めたものの、あまりに違う風を吹かせてしまったので、政治という場面では場違いだったということに気づいたという「成果」はあったのかもしれませんが。

なんか話しが横にそれてしまいましたが、この本を読んでて感じたのは、「まずは1つのものを深く勉強しないと」という単純なことでした。

私は大前氏の支持者(私は昨年から都民なので、青島幸男が当選した時の選挙には投票していませんが)でして、彼の政策立案力や国際的視野を自分の目標ともしています。
他の多数の著書にも見られるような広く深い見識をこの本でも見せつけられましたが、それと同時に「そこにはすぐに到達できない。足元をもっと見据えないと」という至極当たり前のことが頭に浮かんでました。

一斉に全ての細かく深いところまで突き詰めるのは無理だろうと。
何でもかんでも首を突っ込んでいくと、結局何一つ満足にはモノに出来ないんじゃないかと。
それよりは、他にも目を向けながらメインの1つのことを突き詰めていく努力をして自分の軸をつくること。そして、その軸を少しずつ増やしていくようにしようと。

すぐに真上を見たがる悪い癖がまた出始めていたことに気づけた休みでした。
また明日からコツコツと目の前のことに取り組んでいこうと思います。



2002年08月10日(土) 英語とのかかわり

さて、明日から1週間ほどの夏休みに入ります。

そこで、息抜きとして、初日にキーワードとして挙げた筆者の「英語」との関わりについて書こうと思います。


現状は、客観的にはTOEIC595点(2001/07現在)、使用経験としては昨年1.5ヶ月程旅行した時に身振り手振り混じりで何とかコミュニケーションを「とらせて」もらったぐらいです。

言うまでもなくコミュニケーションツールとしての1言語なわけですが、世界の多くの人と触れ合う可能性が高くなるし、それだけ広く知れ渡っている言葉なだけに、ボーダレスなコミュニティーとしてのインターネット上では多くの情報が英語を基にしているらしい(私自身は今のところあまり不自由してませんが・・・)。そうした状況から、出来るだけ若いうちに身につけておきたいと思ってるわけです。

ただ、そういう抽象的な理由というか、建前的な理想論だけを頭の中で考えているくらいではあまり熱心に勉強する気になれず、何度も挫折しながら今日に至っています。

でも、上記した昨年の旅行でやはり人とコミュニケーションをとることの大切さを知り、再び身につけようと思うようになりました。

旅行の詳細はまた今度に譲るとして、カナダのユースホステルで黒人とビリヤードをした時、嬉しさとか楽しさを表現できずくやしかったこととか、インドで学生と話をした時に相手の言うこともあまりわからず、こちらからは日本の現状や世界の動向についてほとんど何も話せなかった事、そしてネパール人とフィーリングで意気投合してお酒を飲んだのに、深いところまでお互いを知ることができなかったことなどなど。

英語が十分に出来れば解決する問題だけではありませんが、その時歯がゆく思った気持ちは忘れられません。

そうした過去に加えて、将来的に海外に出たい(旅行と勉強、成り行きによっては仕事で)という気持ちもあります。


今現在は『英語は絶対、勉強するな!』という本を参考にして、まずはヒアリングの練習をしています。
これは、赤ん坊が言葉を習得する過程にプラスして大人としてできる書く練習や文化を学ぶ視野なども加えた方法です。
文法や難解な読解をクリアするためのいわゆる「勉強」をしないという考え方です。

もちろん、この方法に関して賛否両論はあると思いますが、現段階では自分にとってベターな方法だと思ってます。
今後、学校に通う時間もないことが予想されるし、そのお金もないし。
また、言葉に関しては赤ん坊のように習得するのが一番自然だとは思いますしね。

もう少し生活に余裕ができれば、外人が集まるところに出向いたり、多く住んでいるところに引越したいとも思ってます。ルームシェアでも。
必要としないかぎり、絶対に身につきませんからね。私の場合は。
そういう環境に身をおいてやらないと。


そういった訳で、これまでのように挫折しないよう、こつこつと続けていきたいと思う次第です。




2002年08月09日(金) リスト作り

さて、今日はリスト作り。

これは何のリストかというと、全社の業績や経費などの資料。
昨日決算処理が終わったことで、今日は大量の資料が印刷される。
量でいうと、積み上げて200cmくらいでしょうか。
道路民営委員会が道路公団に要求した資料が250cmほど、といっていたのを思い
出すと、その資料を作る人・読む人の苦労がなんとなく分かる。
まあ、おのおの目的が違うので、読みやすさには雲泥の違いがあるんだとは思いますが。

そうやって半日くらいかけてプリントアウトされたものを目的別に分けて保管するわけだ。
その種類が30区分くらい。
それだけ多くのカテゴリーに企業業績が分けられることもビックリだし、
例えば経費や営業収入に関しても科目や収入の内訳などでいろいろな資料と
して同じデータを違う視点から分析できるのはものすごく奥が深いと思う。

ちなみに財務課も請求のあったものに関して支払いが正常に終了しているのか
どうか、などをチェックする為にシステム上での処理結果を同じようにリストを
打ち出してチェックしている。
商売というのは、お金の入金まで終えてはじめて成立するものだから、間違いは
シャレでは済まされないだけに、重要な仕事。

話はそれたが、今日は1日中マシン室と自分の部署を往復し、リストをまとめる
単調作業が大半を占める。
それと、上司からの仕事で今月度の不採算部門データの作成をする。
具体的には予(算)実(績)と今期の実績累計平均を求め、「赤」が出ている事業所を割り出すこと。
詳細はもちろん言えないけど、利益の出ている事業所もあれば、損失しか出ていない事業所もあり、会社としての活動状況が見て取れ、面白い。
って、面白がっている場合ではなく、その数字が意味していることやその原因などを知るように努め、どうすれば全体の利益に結びつくのか考えていかなきゃいけない。

会社がそうした事業所をどういう方向に持っていこうとしているのか。
経営戦略的な部分が多分に絡んでくるところで、経理のスタッフレベルではそうしたところが見えないだけに、数字で判断するだけしかないのだが、それでも見えてくるところはある。


そんな感じで、お盆休みを9日間頂きました。
お盆あけから予算作成なども始まるので、今のうちに英気を養っておきたいと思います。


今日の労働 9:00〜20:00



2002年08月08日(木) 1部署から全社へ

昨日は5時間くらい寝れたのに、目を開けるのに苦労しながら通勤電車を降りる。

今日は仮締めの翌日ということで、昨日各営業本部に見直してもらった営業報告のリストを再度送る。これで一応システム上の間違いは無くすことができる。そうした前提の上で、今度は数字のおかしい科目に関して仕訳などの処理を見直す段階にうつる。こうしてP/LやB/Sを作っていく。

今日が決算の本締めになるので、昨日に続き先輩方はピリピリして仕事をしているので、雑務をこなしつつ、これまで教えてもらった処理の仕方について見直して過ごす。おかげでだいぶ使用するシステムや担当部署のファイルなどもわかってきたかな、っていう感じがする。

夜になって、最終的な締めが終わりに近づき、今度は全社レベルでのシステム上でのバランスチェック。これまでは本社の1部署での取引き、それも未払い金を費用に計上する振替をやっていたが、今度は全社レベル。

いろいろな部署を抱える営業所があり、そうしたいくつかの営業所を抱える本部が数箇所あり、そしてその本部経理と本社自体の経理を本社経理部がまとめるわけだ。こうして考えてみると、出てきた数字にいかに重みがあるか、またそのスケールの大きさがわかる。

これまで叩いていた電卓に表示される金額との桁が全然違うので、切替えをちゃんとしないと実感が持てない気がすごくする。
国の概算要求の金額を見た時もイメージ全く湧かなかったしね。
その予算を組む官僚も、道路建設における政治家の方も、同様にイメージ湧いてないんじゃないかなあ、とも思えてしょうがない。

深夜に新しい12桁の電卓をやっと手にして、うれしい気持ち。


今日の労働 8:15〜21:30




2002年08月07日(水) 電話番。それと伝票入力チェック。

睡眠不足でふらふらしながら出社。
他の先輩方は27:00ぐらいまで働いたりしながら、8:00にはもう来て仕事してる。
本当にタフな部署だなあとつくづく思う。

これで月次決算だけなわけだから、お盆後の月次+予算や年時決算なんてもう今の時点から考えたくなかったりする。
今日はトヨタが四半期決算を発表してたが、今の状態から考えると、本当に年がら年中、決算、決算、決算、の日々でしょう。
もはや決算職人ですな。

さて、今日は朝に、昨日処理された営業本部の損益のリストのようなものをそれぞれの経理担当に提出。担当者はそれを見て、その部署の経理処理が合っているのか訂正の必要があるのか判断するらしい。

私自身は担当した処理がまともにいってたので、一安心。
でも、先輩方はものすごい勢いで担当の決算処理におわれていたので、何も出来ない小生は電話番と処理のうまくいった伝票をリストにまとめる為に整理してチェックする作業を1日することとなる。
まあ、多少は他の人がやっている処理の内容がわかったので、まあよしとする。

定時後は異動される方の送迎会に参加。
部長の「はやく抜けられてよかったですね」という言葉が印象的。
私のいる課も役職者以外は7人中4人(自身を入れて)が1.5年以内に入った人々。
「経理」と一口にいっても上場・非上場や会社の規模、それに社内での位置付けなどでそこに属する人の仕事や生活が全く違ってくる。
もちろん他の部署にも言える事だとは思うが、特に上場・非上場で制度会計をこなす義務が発生することを考えると、この部署は違いが大きい方でしょう。

そんなとこで明日も早いので、寝ます。


今日の労働 8:15〜18:00(〜21:30飲み会)



2002年08月06日(火) 決算閉め日

今日は初の決算閉め日。

あまり日記を書く余裕がないです。

最終日となった伝票が山のようにやってきて、それらのチェック、入力。
もう何がなんだかわからないまま、とりあえず数字のつじつまの合うやつをみつけて、ハンコをおし、上司の承認をもらう。
そんな調子だから、入力するデータは間違えるは、データを入れる場所がわからないは、印刷の仕方がわからないは、ハンコをなくすは、でもうぼろぼろ。
私以上に指導してくれてる先輩方は心の中ではブチ切れてたと思う。
あああ、いけてない。ごめんなさい。

もう4時間ぐらいしかないけど、大切に寝ようっと。

今日の労働 9:00〜23:30



2002年08月05日(月) 伝票来ず

今日は早速帰りが遅かったので、簡潔に。


【午前】
仕事がなく、ファイルのインデックスをつけたり、社員証を作る為の写真を撮ったりして過ごす。


【午後】
相変わらず仕事がない、というより明日〆切りの伝票が担当部署からきてもいいのに、全く来ず。待ち人来ず。待ち紙来ず。
というわけで、これまで教えてもらった伝票処理で使用される科目や部署コードなどを調べたり、システムの使い方を復習する。

そうそう、電話を受ける際に「お世話になっております」を言うのに口篭もってしまい、相手の女性に笑われる。だって、社内の人には普通「お疲れ様です」ってねぎらいの挨拶をするのが普通じゃない?社内の人同士は「お世話になる」のなんて当たり前じゃない。同じ組織に属しているんだからさあ。妙に違和感感じてて、慣れないのよ。変な会社。って言い訳にしか聞こえないかああ。

夕方には入社7年目の人のプレゼンのチェックをみんなでする。
この会社では教育制度の一環でそういうのがあるらしく、その先輩はキャッシュフロー会計の当社への影響を分析していた。
内容的にはあまりついていけてなかったが、そういう分析をすることにより自社の不採算部門や不採算事業がさらにはっきりわかってくるのは、見ていて面白かった。
私もそういう分析を企業経営に生かす仕事をしたいと思いこの仕事についているので、今まで曖昧なイメージだった目標の姿を先輩の姿に見ることができ、やる気が出てきた。


【夜】
今日の仕事は定時過ぎてからが本当の勝負だった。
承認を得た7月分の伝票を数百枚か数千枚かしらないが、上司の方々のハンコと内容を確認しながら、紙ベースでチェック。
さらに、システムに最終決定として反映させる作業をする。
時間ギリギリまで行い22:30。
私はその時点で帰してもらったが、先輩方はほぼ残って仕事。
タフな仕事だと実感として感じながら、気を引き締めて自分もそのテンションについていかないとと思ったところで、終わり。


今日の労働:9:00〜22:45



2002年08月02日(金) 電話とかハンコとか振替とか

今日は電車が遅れた関係で出社してみると部内にほとんど人影なし状態。
私自身、2日目から始業時間ぎりぎりに滑りこんでたので、少しホッとする。
そして出社している人もほとんどやってない体操を、数人のおじさんの
見よう見まねでやってみたりする。

そんなわけで午前中の前半は昨日もらった資料を読み返したり、机回りの
整理をしたりする。
さらに初めて電話対応もする。
ここの部署はほとんど社外からの電話はなく(金融系とか関連会社ぐらい)、
社内との連絡がメインとなる。それも本社経理ということで、本社各部署は
もちろん営業本部の経理担当者との連絡が多いとのこと。
ただ、困るのは社内ということで部署名を略されるのでよくわからなかったり
(例:「1総ふじたさん」第1営業部総務ふじたさん)、役職者からの問合せが
多いので、名前を覚えるのが大変ということがある。
こういう時は全員を「〜さん」で呼べる会社と比べて不便に思う。
他にも、役職者は苗字の最初の2文字にまるをつけることで表すとか会社特有の
決まりごとが多く、最初は慣れるのに苦労しそう。

先輩が出社してからは、昨日教えてもらった担当部署の伝票のチェックや入力
をする。
昨日は紙ベースでの説明を受けたが、今日はシステム上での仕事も含む実際の
仕事をしてみると、やはりなかなか進めることができない。
2、3のシステムを使うのだが、どれを使うのかとかどこに入力するのかとかとか。
わからずに進めてしまうと後で変更の効かない処理もあるので、ビビりながら
ゆっくり何度も確認しながら進める。
それとハンコ。
私はこれまで契約書類を扱ったりするような仕事をしてないので、それが普通
なのかわからないが、やたらハンコが押してある書類にさらにハンコを押していく。
いったいその書類が役目を終えるまでに何人の名前が載っているのだろう。

夕方までところどころ教えてもらいながら作業をし、その後は昨日に引き続き
担当部署の振替処理の仕方についてまた指導してもらう。
担当は総務なのだが、1部署とはいえやるべき仕事が数多くあることに驚き。
大きく分けて、タクシー代、貸しているビルの賃貸その付随料金、食事代などなど。
その中でビル関連にしても数は複数あり、1つのビルにしても相手と直接契約の
場合と関連会社を通して契約している場合がある。
そして実際にかかる費用は、賃貸料・管理料・電気・電話・水道の各料金など
があり、そしてそれら1つ1つが内税・外税で処理の方法が違ったりする。
その上、科目や取引き先などは全てコードで管理しているので、それだけでも
頭が混乱して、説明されてもついていけなかったりしてしまう。

2日で担当部署の大半の処理の説明をされ、正直理解しきれなかったが、先輩に
聞くと「もはや複雑なところに関しては事務的に処理を覚える」のが大事らしい。
内容を理解している暇はないし、教えてもらう暇も他の人もないからだそうだ。
逆にいえば、だから自分で調べて考えて理解するくせがつくし、力になるのだろう。
最初は事務処理としてみようみまねでやっていってみようと思う。

2日間やってみて、やっぱりただ独学で簿記を勉強していてもあまり意味がなかった
ことを感じてる。全く意味が無かったわけではないが、試験対策で勉強していると
問題が解ければ分かった気になってたが、実務でやってみると、簿記の意味から
もう一度勉強しないといけないなと思った。借方・貸方に記入することの意味とか。
上で取り上げた担当部署の処理がどうとかというより、その土台となる簿記の内容
についてはその意味するところが分からないとはじまらない気がする。

今日の退社は20:30。指導してくれた先輩は2日間ほとんどの時間を私に費やして
くれた為に明日出社するらしい。そして役立たずな私は土日休み。
ほんとにすみません。謝謝です。早く仕事覚えるように頑張りますんで許してください。

また月曜日から頑張ろうっと。



2002年08月01日(木) はじめの1歩

今日2002年8月1日、経理職としての1歩目を踏み出しました。

社会人2年目の私としては経理がどうのこうのというより、転職先の職場でうまくやれるかどうか、ということの不安が多かった。
初出社日って、会社員として働く上で最も注目を浴びる時だと思いますしね。


さて、今日は決められた出社時間より少し早めに出社。
私が乗った電車の後の電車が事故で遅れたようで、間一髪でマイナスアピールの危機を避ける。

そして始業時間になったが、今回働く職場ではなんと体操をする。
こんなのは倉庫でアルバイトした時以来。
本社ビルはそこそこきれいでスマートなイメージを感じていたが、そういうところに経理部の所属とはいえ、これまで就いた業種との違いを感じる。

そんなとまどいを感じているうちにさっそく部署の方々の前で自己紹介。
特に目立とうという思いもなかったので、短く無難に済ます。

その後は今後業務につく席で必要な文具等をちょっとそろえる(でも、ほとんどが持ちこみで揃えねばならず、ちょっと不満を感じたりする)。

そして、いよいよ業務の説明。
1年間の業務スケジュールをもとに決算の流れの説明を受ける。
さてその話を聞いていて、筆者が1番心に残ったこと。
「この会社では経理部は全社の中で最も忙しい部署なのは確か」って言葉。
私も少なからず経理部という部署は期末決算時以外はそれほど忙しくないんだろうな、というイメージを持ってた。
それが、話を聞いてみると、中間・期末のみならず、四半期やさらには月次決算も余裕で忙しく、それ以外にも予算の作成や税金申告、有報の作成などやることがてんこもり、とのこと。
月100時間は余裕で残業するは、1月休みのないときもあるは、泊まりこみもありありらしい。そりゃあ、採用面接時に何度も念を押されるわけだわな、と納得。

話は戻って、午後は実際の業務の説明を担当者から受ける。
よくはわからないが、最初は総務関連の担当になるとのことで、ひたすら総務つながりで発生する振替伝票のチェックの仕方をえんえんと教えてもらう。
ここでは何十種類もある仕訳科目や部署のコードで頭がこんがらがる。
はじめっからそんなにわかるかい! と思うが、頑張って理解しようと努める。

その途中には、今後お世話になることが予想される部署に挨拶に回る。
10部署以上回った為、名前なんか覚えられず。
100歩譲ってそれはいいとしても、連絡をとる相手が課長や部長レベルが多いので、電話の取次ぎをする時に相手の役職がわからずに苦労しそうだなあ、なんて思いながら、上司の後をついてまわる。

そうこうしている間に1日の業務が終了。
そして休む間もなく、飲み会への参加。
かなり部署の雰囲気のつかめた飲み会で、私自身は猫をかぶってひたすらおとなしくしてたので、無理やり飲まされる事もなく無事家路につく。


初日だったので、出来るだけ詳しく書こうと頑張ってしまいました。
大変な仕事だという実感が湧き、プライベートでなかなか勉強や遊ぶ時間がとれそうもないのが残念ですが、どっぷりと仕事につかり、合間に英語のトレーニングだけ続けるようにして、スキルアップを目指していきたいと思います。

「体を壊さないように」 上司から言われた言葉を忘れずに頑張ります。



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