佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2007年09月29日(土) みんなと同じピアノとおもちゃ箱がほしいの

先日非常にネガな日記を書いてしまいましたが、あの後ぶちブログが平常に稼働しててほっとしました。はしたない犬の写真に和まされてました。
本人、まったく気にしてないはずはないんでしょうが、なるべく早く忘れてほしい。


なんだから今日はとても寒くて、買い出しに行くのにもパーカーを引っ張り出さないと無理でした。寒かったー。
そのせいかどうなのか、猫がやたらと攻撃的で、どこにいてもとびかかってきて困りました。本気でジャンプとかされる…

実は今日は大中のライブだったのですが、ぼんやりしてるうちにチケットが完売してしまい、ライブハウスに問い合わせたら「当日券は出すかどうか分かりません」と言われてしまいまして。友達はチケット取ってたので、とりあえず渋谷にだけ行って入れなかったら終了後に食事だけしようかーと言ってたんですが、天気も悪かったし家の雑用(家事という名の)をしてたら疲れてしまい、結局行きませんでした。そしたら友達から「やっぱり仕事が終わらなかった」とメールが来ました。良かった行かなくて、、、(笑)
まあ来月もライブがあるみたいなのでいいかーと思ったのと、今日は対バンに隆くんバンドがいる、てのも微妙で…いや、この機会に久々に見れるのもラッキーだとは思いますが、脱退後の彼のバンド活動は私としては微妙でして。セッション以外はけっこう微妙。彼単体で見るぶんにはいいんですが、やってる音があんまり好みじゃなく。

根本的に、隆くんは音楽の趣味が私と離れてるのだと思います。ワイルドハーツファンだしなー。私はやっぱりUK好きだから、正くん太朗くんとは「それ好き!」てなるんですが、ハードロックやメタル寄りだとどうにも微妙で。
エクストリームは世代的に通りましたので、明くんのはまだ分かりますが。


そうだ、来月のネジはチケット取れました。10時にローソンに行きましたとも。友達も取れた。
イベントタイトルが「ぜんぶネジ」でして、この前の「ほぼネジ」よりやるんかい曲あるんかい、と思ってます。この前のラインナップにsong2と秋桜を復活させてくれたら嬉しいなー。でも秋桜て凡庸が始まってからはやってない気がします。レアなもん聴いたな私。
日程が10/15で、大中は10/9だし、台湾前に突っ込んだな2人とも、て感じです。台湾のイベントの方にはヒロさんとトールさんのte'も出るみたいですが。

実は、武道館の後に友達と入った居酒屋で、ヒロさんとトールさんを目撃したんです(笑)
何気なく、開いた入口のドアを見たら、2人が入って来てびっくりした。ちっちゃくて可愛かった(笑)。友達も気付いて「ヒロさんだ」「トールさんもいる」「やっぱライブ見に来てたんだな」「なんか嬉しいねえ」とこそこそ言ってました。楽しそうに食事をしておられました。



2007年09月27日(木) 誰からも嫌われた僕が

夜、友達から「ぶちブロ酷いことになってる。悲しい。怒りで発電しそうなくらい」とメールが来ました。
きのう、私が見たあと、もっとひどい事態になってしまったみたいです。気分が悪くなるのが分かってるので、見ていませんが。
それからもう一人の友達からも連絡が来て、2人と同時にメールのやりとりをしてました。互いの意見をクロスさせながら。

私たちの共通の感情は、「悲しみ」「怒り」「呆れ」、そして「彼は大丈夫だろうか」ということ。
彼も書き方をミスったな、とは思う。だけどどれだけ悪いことを書いたというわけではない。
それに、ここぞとばかりに言いがかりをつけている人々の、醜さ愚かさに吐きそうです。

彼は真面目だから。本当に生真面目だから。全部正面から受け止めちゃうよ。
忘却モノローグを読んだでしょう。精神的に追いつめられて倒れた人ですよ。また、倒れてしまうよ。
それで彼が潰れたら、いなくなったら、あなたは満足なんですか。

まったくもっていじめと同じです。本当に死ぬと思わなかったーとか言ってるガキと同じです。
中学生がクラスで団結して(欠片の価値もない団結力で)先生を追い出して喜んでるのと同じレベルです。

願わくは、彼が、少しでも受け流す強さを持ってくれるよう。
近しい人たちが、平気だよ、放っておけよ、と言ってくれるよう。
私たちは、ファンの多くは、そんな風に思ってないことが少しでも伝わってくれますように。



2007年09月26日(水) きらめく世界で揺らめくカゲロウ

プラさんのツアー日程が出ました。とりあえずラスト東京のラフォーレと渋公は絶対行くとして、他どうすべえ、と周囲と相談中です。
でも平日が多いし、熊谷は激戦だろうし、地方の土日は九州のみだし、、、てことで、多分熊本と福岡にも行きます。ああバカさ。なんか今、できるだけ見に行きたいの。実は激しく台湾に誘われて、かなりぐらっときたけど冷静に考えてやめて、だったら国内数行った方がいいよと思って。
しかし福岡はロゴスですよ。でかくなった。

ぶちおブログ見て和んでる日々ですが、今日のコメントで、ちょっとかなしくなりました。
正論だろうけど、あんな場であんな書き方する必要ないだろう、というような、ね、、、
……ひとりごとです気にしないでください。



キーボード打ってる腕に、猫が寄り添って来て打ちにくくて仕方ないんですが。
ほんとに人肌が好きです。今朝、明け方目が覚めたら寄り添ってひっくり返って寝てた。


そういえば、山小屋のようなところの火事の中で赤髪の明くんと逃げ惑う夢を見ました(笑)。お互いおろおろするばかりだった。なんだったんだろう。



2007年09月24日(月) 真っ赤な糸 ほどけた 魔法が解けた

諸事情により、サイトから、写真日記(てか、ブログ)の方のリンクを外しました。
前から、いろいろと危険なので外そうかとは思ってたのですが、ちょっと、その…あまりバレたくない知り合いにバレまして(笑)。て言うか、やってますよーて言ったのは私なんですが、マジで検索されてしまったらしく。

ですので、サイトとは無関係かのよーに、ブログはつけますです。探さないでください(笑)。
いや、今までご覧になってた方は、全然見ていただいてOKなんですが。


それにしても、ぶっちくんの体調が気になります。
神経痛(おそらく)の療養で実家に帰った、てことよね…そりゃ握手会どころじゃないよな。
ほんと、じっくり癒されてきて欲しいです。


忘却モノローグを読んで、武道館を見て、すごく色々考えました。
特に、明くんとぶっちくんの、今まで出してこなかった葛藤について。
竜太朗くんと正くんは、やっぱりバンドカラーを作ってる人だし、特に竜太朗くんは過去インタビューも断然多いし、そんなに新鮮な話はなかったんですが、あの2人はほんとぶっちゃけてくれたから。
その中でも強く感じたのが、2人の、ファンに対する葛藤であって。…正直、痛いなあというか、すごく仕方のない部分でもあるけど、私たちも悪いんだよなあ、ていうことも思いまして。

でも彼ら2人が、これからもプラを楽しく続けていけるために私たちにできることといえば、ちゃんとあなたの音が、存在が、私たちは大好きで必要なんですよ、と伝えることだけなんだよなあ。
どうしてもね、否定的な意見とか悪口とかの方が伝わりやすいし、そういう意見の人ほど言いたがるものだし、強く響いてしまうのは仕方のないことで。否定的な意見が出る、ということも仕方のないことで。でも2人はそういうことに対して、真面目に悩んでしまう人たちなんだろうなあ、ていうことを再確認したので。
(太朗&正は、最新のネオでも「人は人だから」と思える、柔軟で強くてある意味鈍感な人だと思うし)

途中から入ったぶっちくんには、当然そういう側面での否定意見は沢山ぶつけられてきたでしょう。それは仕方のないことだけれど、それを処理できなくて、それで精神的に追いつめられて倒れたわけで。本当、可哀想すぎる。だって彼が悪いわけではまったくないし、彼はすごく頑張ってると思うし。
私は、色々と複雑だったり「違う!」と憤慨しながらも、でも割と最初から彼のドラムは受け入れてました。好きなタイプだったし、そうだなあ、やっぱり、否定されるだろうことは分かってたから、それに対しての同情的な気持ちもあったかもしれない。でも彼のせいではないのだもの、皆、感情で言ってない?と思ってて。
実際、私の周囲も皆、基本的にはとても否定的でして。私ひとりが、そんなこといいじゃん、そりゃ叙情的な曲はまだまだだけど、かっこ良くなった部分はすごくあるじゃん、て主張してた。そのうち段々と友達も彼を受け入れてきて、それは時間と、彼が本当に馴染んだから、というのがあるのだけれど。
それでも未だに、頑に拒む人は存在しているのだろうことを思って、悲しい気持ちになります。

どうしようかなあ。
うまくまとまらなかったんですが、今のプラのお話を、書こうかなあ。
今、というか、武道館前後というか。非常にメンタル寄りな、話を。
それが彼らのためになることなんて、ないのだけれど。



2007年09月22日(土) なんでかなぁ 嬉しそうにキミが泣くんだよ

また3連休なわけですが、特に予定がなくて、そうだ美容院に行けば良い!と気付いて久々に行って来ました。そして思いつきの割にかなりばっさり切りました。けっこうなロングだったのですが、肩くらいのミディアムに変わりましたよ。ほんとはパーマを入れた方がアレンジしやすいんでしょうが、今日はとりあえずカットだけにしました。
美容師の兄ちゃんとはいつも音楽話をするのですが、サマソニ報告をしてトラヴィスを見て来たことを伝えて悔しがらせました。大ファンだそうで。「僕らの仕事だと夏フェスとか無理っすよ!」と嘆いていた。

それから新宿に戻って、時間もちょうど良かったし、参加もしないのに紀伊国屋書店のプラの忘却モノローグ発売握手会を覗きに行ってみました(笑)。握手会自体は建物内(事務所?)だったのでメンバーの姿を見たわけでもないのですが、近くの広場で座って、並んでる子たちをぼーっと見ました。
友達には「そこまで行ったら参加せい」と呆れられましたが、武道館で既に買ってますからねえ(笑)。2冊買うなら武道館写真集に回すよ。…とか言って、まったく迷わなかったかと言うと嘘になります。ちょっと「せっかくだから買って竜太朗くんと正くんに武道館感動しましたって伝えようかしら」と、思った。でも恥ずかしくてやめた(ヘタレ)
でも、けっこう人がいて、この子たち全員があの本を買って読むんだ、と思うと嬉しかった。出て来た子が袋から本を出して抱きしめてるのとかを見ると、嬉しかった。隣に「正くんが眼鏡だったの!」と嬉しそうに話している子が来て、可愛かった。

しばらくぼーっと見て、1時間くらいぼーっと見て(暇人)ついでだし紀伊国屋を覗いて立ち読みとかしていたんですが、6時前くらいに「間もなく握手会は終了します」とのアナウンスが流れて、4時からだったし2時間もやったんだな、と思いました。
私は握手会に参加したことはないので(関西にいた頃、友達のためにわざわざCDをJEEZ(現ライカ)で買って握手会の券だけあげたことがある。散リユクの時)実感はしたことないのですが、インストアの多いプラさんはとても丁寧で、特に竜太朗くんは適度に切り上げるとかやらないらしくて、そのせいで長くなったり詰まったりしてしまうらしいのですが、だから長時間かかるんだろうなーと思いました。
本当に、優しい人たちだと思います。イベントなんだから営業ではある、でもそれでもそれだけのファンサービスをするのは、やっぱりそういう人たちなんだと思います。
参加もしてない私が、感じることでもないのですが。


ところで、昨日の夜中に大事件が。猫が、2Fベランダから落ちました(ひー)
顔すりむいただけで怪我はなかったので良かったですが(さすが猫)怖い。もうベランダに出さない方がいいんだろうか。気付いたら外であんあん鳴いてて、ぶったまげました。



2007年09月20日(木) 花瓶に差した花を見て美しいなんて思わない

なんか分かりませんが毎日気付けば真夜中です。何してんだろ私。いや仕事して帰宅してから食事して掃除して、てサイクルはあるんですが。今日は洗濯もした。

とりあえず最近の個人的トピックスをば。

・Fetchがいつの間にかIntel Mac対応してた!
うう嬉しい! いちいち化石のよーなG4にデータ移して接続して、てしなくてすむ! これでもーちょっとは更新する…かな!
しかしまだインストールしてない(笑)

・復刊「船を建てる」下巻発売
ひゃっほい(バカ)。買いました。読みました。また泣きました(ほんとバカ)
「そしてパレードはつづく」の台詞にはっとなったり。

・妹が結婚するらしい
あいつの過去が過去だったんで話を聞いてからも信じてませんでしたが、両親に挨拶してある程度の予定も決めたらしい。というわけで初めておめでとうを伝えました。
散々浮名を流して落ち着いた先は真面目な会社員、という見事なパターンを踏襲したらしい。いいです、親もそういう相手が安心だし、幸せになれるならそれでいい。しかし、式はともかくなんと結納までやるらしく、よくもそんな面倒なことを…とちょっとびっくりしてます。そもそも結納って何すんだろ(笑)。そして私はどれだけ参加しなきゃいけないんだろ。あ、式は当然出ますけど。…ライブと重ならないといいな(…)。

・谷山浩子さんの恒例ライブが終わってた
毎年9月あたりに一週間新宿でやるライブが…去年も行けなかったし…プラに心奪われすぎてました。まあいいです来年行きます(確か去年も同じことを)
それより中島みゆきさんのアルバムに参加してるらしいことと、今度のアルバムに黒猫さん(陰陽座)が参加してるらしいことが気になる。
…あれっ、去年のアルバム、買ったけど聴いてない…!

・猫の抜け毛がますます激しい
ジャンプするたびに毛が舞い散る。たすけて。ついでいうとパソコン机に陣取るのもたすけて。今現在ばっちりキーボードの横にいます…

・心友となぜか毎日自分の心の闇について(大袈裟)メールで語り合っています
「自分はからっぽの人間なんじゃないか」「本当に人を愛せることはないかもしれない」「感情を表現するのが下手すぎる」というまるで思春期の少女のようなことを数日に渡って語っております。まだ続行中。時々プラネタ混ぜながら(そこが更に痛い)


プラ界隈でいえば、竜太朗&正対談のネオを読みました。ああいうパーソナルな、言ってしまえばたわいのない内容って、実はバンド内ではあまりしないので面白かったです。ちゅーか、あんたら本当になんなんだというか、飽きないのかなあって思うような感じでした(笑)。10年以上バンドやって仕事で会い続けて、プライベートでも普通に会ってそうで、すげえな、と。お互いマイペースだろうに…きっとお互いのペースとか気になるところとかが、うまい具合に合ってるんだろうな。
そしてぶちおは海外逃亡します、とありまして、友達やらは外国だと思ってみたいですが、私はナチュラルに「あ〜落ち着いたし実家に帰るんかねー」と思いました(笑)。羽田って書いてたし、当たりだろうな。遠いからなかなか帰りにくいだろうし、この機会に休んできたらいいと思いますよ。明くんは地元が嫌いだから帰らないだろうけど(笑)。そういや私も、妹の婚約者くんに会いに行かねばならないんだろうな…地元嫌いだけど。



2007年09月18日(火) 僕は少し病気です

風邪をひきずったままぼーっと、でも怒濤の勢いで仕事をしました。が、、、ちょっと萎えるお知らせがあり、社員さんと「うちらって…」と遠い目をしていまいました。
とりあえず、頑張ります。うん。

武道館からずっと、配布された「ゼロ」を狂ったように通勤中に聴いていたのですが、さすがに人としてこれはどうかと思い(大袈裟)「ネガとポジ」に戻りました。やっぱりプラ。プラ祭り続行中。
「ゼロ」は本当に優しい祝福の歌ですが、でもこれはずっと好きなまま見てこれた人じゃないと、重みというか意味合いが実感できない曲かもしれないと思いました。変わってきたプラの、その変化を“違う”と思ってしまった人、今の音が好きだと思えない人にとってはナシな曲かもなあ、と。
決してそれが悪いわけじゃないです。好みは人それぞれだし、聴き方も人によって違うし。ただ、そう思った。そして私は、あの武道館でこの曲を貰えたことが嬉しいし、大好きな曲になった。私はそうだった、それだけ。

ところで武道館、Zy.のサイトで自分でセレクトした写真集が作れるのですが、どれどれ、と見てみたら予想以上に良い写真ばかりでかなり心乱れてます。100枚中28枚だけ選べて、表紙入れて多分32Pとかで4200円、という割高なので買う気なかったんですが、なんだあれ畜生(笑)。オフショットもすごい良いじゃないかー。あれきっと複数注文しちゃう人もいるんだ。
てか、ライブ集とオフショット集と作ろうかとちょっと考えてしまっている大人がここにいますよ。マニアの受難(byムーンライダーズ)だわもう。4人でジャンプしてんのとか、引きのバックからの写真なんですが、それがほんと良い瞬間を捉えてるんだもう。
そういえば携帯オフィシャルに「ライブ終了後」と4人で夜中の武道館の看板をバックに撮ってる画像がアップされてて、すごいファンサービスだなあ、としみじみしましたよ。そういうの、ファンにとって、とても嬉しい画像だと思うの。すごい和んだ。



2007年09月17日(月) 忘れたい、忘れたくない。10年分の想い。

昼にやっと、プラの武道館レポをアップしました。や〜長過ぎて容量制限引っかかってしまったので(笑)2日分に分けてアップ。こんなのはじめて!
ほんとーに長いですが、良ければ見てやってくださいませ。ほんとに良いライブだったの。

武道館では物販がほぼ完売でパンフしか買えなかったのですけれどね、ちっちゃくて、最初え〜?と思ったのですが、色んな人からのコメントが載ってて、配布CDを収容できる形になってて、とてもメモリアルな作りでした。seekがファン丸出しのコメントで微笑ましかったり。あとアイジからと、明石マネからのコメントもありました。


それと購入したのがアーティスト本「忘却モノローグ」なのですが(日記タイトルはそれのコピー)。
撮り下ろし写真と、全員の濃いパーソナルインタビュー、そしてインタビューと思い出の地巡りのドキュメントDVD、というものすごい充実した内容でした。これ本当、ファンなら買いですよ。レイアウトも写真もとてもクールな感じで綺麗で、インタビューも読みやすいレイアウトになってて。
でもインタビューはとても濃くて、重いです。「今だから話せる」内容もとても多かったと感じます。全員にほぼ同じ質問をしているのですが、その答えにすごく性格が出ているのも興味深いです。重たいのは、やっぱり「バンドをやめたいと思ったことは」ていう質問ですね…明くんが本当ぶっちゃけてくれて、それ故重くて、すごい真摯に読まなければ、と思いました。ファンに対する考え方も、何故今まで言わなかったのかも、全部語ってくれてます。あと、ぶちおが中野のライブでぶっ倒れた、と言ってて、ああやっぱりそうだったのか、と思いました。あれ開演が45分押して、しかもぶちおがめちゃめちゃ調子おかしくて、奴のせいか?と思ってたんですよ。当たってた。
前から感じていたことですが、この本を読んで、大雑把に分けて千葉2人はアーティスト肌、道産子2人は職人肌、て感じなんだろうな、と思いました。そこがぶっ倒れる人かどうかの境目ではないかと。なんか、道産子2人の方が豪快そうに見えて繊細だと思いますよ。実はこの2人がバンドの核を担ってるのかもしれない。

あと、明くんが「郷は嫌い」と言ってて、なんか、分かるなあというか。
私も、実はあんまり地元が好きじゃないんですよね。懐かしさはあるけど、愛はないかなあ。家族は好きだけど、地元に対する思い入れはない。高校卒業と同時に出て、それ以来一回も戻る気にならず、戻らないまま今まできています。里帰りも年に1回するかどうか。
でもそれがどう足掻いても私の原風景なわけで。そういうことも含めて、彼の郷に対する考えに共感いたしました。

そして付属のDVDですが、単純に面白かった。私はすごく好き。メンバーの仲良さが出てるし。4人並んでのインタビューとかね。雨の中(笑)
千葉探訪も色々面白いし。私、東京に来たのが数年前で、結局GIOに行ったことがないんです。千葉も全然知らないし。へーって思いながら見てました。ていうか、モノレールに乗ってる2人、特に竜太朗くんのはしゃぎっぷりが可笑しくて可笑しくて。収録後に2人で行ったという写真たちも可笑しすぎた。あんたらどこのカップルですか。
GIOの跡地で明くんが思い出を話してたんですが「当時お世話になった女性は今も友達のバンドのマネージャーを現役でやってて」と明石さんのことが出て、パンフを思い出しながらしみじみしました。人との繋がりって大事ですねえ。
ぶちおはどうしても一人別行動になっちゃうんだけれど、でもいかにバイト先のスタジオで可愛がられてたかということが出て、良かったです。それとドラムのヘッドが自分が張り替えた時のままだったらしく(笑)ちょっと怒ってたのが、ああ職人だなあって。本でも音作りへのこだわりをすごく話してたし。

とても良い本でした。こんな本はなかなか作れないぞ、と思います。
メンバー間の信頼と、メンバーと作り手との信頼関係がないと作れないような内容ですよ。ここまで話してるわけなので。
そしてね、最後のページに、これは編集サイドが意図的に入れたんでしょうが、4人が笑いながら砂場を歩いている写真が小さく入ってて。すごいほんわかしました。


3連休は、何も予定はなかったものの、なんかテンション低くてずっと家にいました。暑かったし。
だらだらしつつ、雑用こなしつつ、怠惰でした。あかんなあ…
そして最終日の今日は、季節外れに風邪をひいたらしく、微熱と頭痛とにやられてます。あーあ、、、
まあ、明日は普通に出勤しますがね。



2007年09月16日(日) Plastic Tree“ゼロ”@日本武道館(9/8)その2

ライブレポ続きます。

「あまり呼ばないでください、蒸涙反応します」
「人格変えていきますーまだまだ遊べるよね!」

サイコガーデン
本編でやるんだ〜と驚きつつ喜んでたんですが(これで締めるのが好きじゃない…)イントロのワンフレーズを弾いて、一旦止める明くん。戸惑う客席。またワンフレーズで止める。戸惑う客席。てのが繰り返されまして(笑)、でも明くんは止めたら煽ってるんですよ。あれきっと、そのまま客席だけで拳上げるのを続けて欲しかったんだと思うんですが、ちょっと高度すぎました(笑)。結局そのまま曲に入っていきました。
オーラスじゃないからラストもそこまで長くはなかったんですが(いつも体力の限界まで皆やるから)楽しかった。

Ghost
なだれこむように、これ。楽しかったです。ブレイクの時、隣でRが腹の底から「竜太朗ーー!!」と叫んでびびりました。い、いつも叫ぶ子じゃないのに! 5年前は叫んでたけど。

メランコリック
ほんとにライブ映えする曲だなあ、と。ちょっと演奏は荒かったんですが、楽しかった。これは後半に息切れしながら演奏するのがとてもかっこいいのです。

MayDay
客もメンバーも飛ぶ飛ぶ、フロント走る走る。ぶちおのメイデイは本当にスピード感があってかっこいいので、思いっきり跳ねてきました。この曲かな、竜太朗くんがドラム台に上がってた。

「武道館〜やーなことはー?」「リセットー!」「嫌なことはぜーんぶ!」「リセットー!」

リセット
もうねえ、あの人数が一斉にバイバイしてんのがねえ。ものすごい光景でしたよ。またもや跳ねましたとも。楽しかった、この辺ほんとに楽しかった。恐ろしい光景ですけどね、「狂ってる僕にカミソリを!」で手首を切るフリをする竜太朗くんに、何千もの客が笑顔で「おーいえー!」て。

そして少しクールダウンするようにMCだったんですが、
「今日、ここで会えて本当に良かったです。真っ赤な糸で繋がっていたいです」
という、とても良い流れで曲に入ろうとするも…無音。ざわざわ。
「…真っ赤な糸、切れちゃいました」
かなり爆笑。わーっと袖に走る明くん。どうやら同期が鳴らなかったようです(笑)
「大丈夫、今、明くんが結び直してくれてますから」
とか言いつつ時間がかかっていたので、MCで繋いだのですが、これがなんか、良かった。
「武道館が決まった時は、こんなに沢山見に来てくれるなんて思わなかった。ほんとにありがとう」
「皆の声や僕らの音が反響して、武道館の壁や床に化石みたいに残ればいいのに」
と、トラブルのお陰で良い言葉が聞けました。
そして明くんも戻ってきて、「糸が繋がったようです、真っ赤な糸」と始まった…のですが、流れてきたのは、どー聴いても別の曲で。しかもさっきやった曲で。一瞬で音が止まった瞬間、竜太朗くんが一言。
「それはツメタイヒカリです」
ものすごい淡々と言ったものだから、すごい可笑しかった…! またもや爆笑。いや爆笑してる場合でもなかったが。しかも明くんも「俺、昔よくやったよねー」とか言って後ろのMacに向かうし。緊張感が…、ていうか、ああプラだなあって思った瞬間でした。こんなとこでコケちゃうところも、でも険悪にならないところも。
「また切れちゃいました。でもプラスティックトゥリー、何度でも結び直します!」
うまいこと言ったなーと思ったのですが、こう言ってから一瞬、お祈りをする竜太朗くん。可愛かったけど、パフォーマンス的な意味もあったろうけど、でも本心だったろうな。
「今度こそ、真っ赤な糸」

真っ赤な糸
3度目の正直で始まったこの曲。いや無条件に好きだから感動するのは当たり前なんですが、あの、ものすごいテンションで入り込んで唄う竜太朗くんを見ると何故か悲しくなってきます。
しかし後半の服はグレーだったのですが、竜太朗くんの汗がすごくて、上からどんどん色が変わってきてて、この頃にはもう腹のあたりまでの2色みたいになってました。

アンドロメタモルフォーゼ
実は入場時に「アンドロで振ってください」とサイリュームが配られていまして、イントロで、あれ使わなきゃ、と探す羽目に。しかし一向に見つからず、ものすごい探しまして、Rには「もう自分で光りなよ!」などと言われ(笑)見つけた時にはとっくに歌が始まってしまってました…バカ…しかも光らせ方が分からず、折れ、と言われてもどこを折ればいいのか分からず、Rに「全体的に思いっきり折れ」と言われてやっと準備できました。
なのでものっそい途中参加な感じになってしまいましたが、全体が見渡せる席だったこともあり、客席に揺れるサイリュームと、ステージ上のライトはとても綺麗でした。正直この配布がある、と知った時は絶対嫌だと思ったんですけど、1曲だけだし、いいや参加しよう、と思いました。もうこの日は何でもやったれー的な勢いだったし。
でも気持ち的に途中参加でしたが、ステージ見てるうちにすごい入り込んでしまい、2番の「臆病なる魔法使い」あたりからは(この歌詞にとにかく弱い)サイリュームを振ることも忘れてぼーっと見入ってました。あの、ずーっと続いて行くようなエンディングを演奏する4人に引き込まれた。ほんと、ぼーっと。

そしてアンコール
メンバー全員、FC限定黒Tシャツで登場。やっぱり竜太朗くんは首を切ってる。
「アンコールありがとう。今日ほんと楽しみにしてました」
「今日、僕が泣くと思った人ー」「はーい!」「ほとんど全員じゃねえか! 泣いてないですよ」
「嘘。前半ちょっと泣いた。涙腺が決壊しました。皆も泣いた?」
前半ということは、やっぱりあの映像を挟まなかったらこの人もやばかったんだろうなーと思います。

ヘイト・レッド、ディップイット
やっぱりきたかー!と驚喜しましたとも。ライブで聴かなきゃ!て曲です。皆が狂っててすさまじかった。竜太朗くん、ものすごい回ってました。その場でくるくるくるくる。よく回れるなあというくらいきれーに。他の曲でも、よく回る人なんですが。あとこの曲では足をすごく上げる。なんか、リーダーも変なステップ踏んでたし明くんも身体折り曲げてたし、すごかった。ぶちおはいつも通り(笑)

「次の曲が最後の曲です!」「えー!?」
短けえ!!と本気で叫んだ。アンコール一回かーい!

クリーム
イントロで銀テープが炸裂。ちゃんとロゴ入りだったようです。
個人的にクリームってあんまり好きな曲ではなくて、いや音源では好きなんですが、ライブで特に最後に聴くのが好きじゃなくて、でもきっと武道館では絶対やるだろうし、ひょっとして最後かなーと思ってたんですよ。当たりましたが。
でもこの日、このライブの最後にクリームがきて、これで良かったんだ、と思いました。この流れできて、最後にあったかく、皆で笑顔で唄って、メンバーも笑顔で、そう終わって良かった。最後がクリームなのが正しかった。にこにこ笑って、あの変なサビの振り付けもやりましたよ(笑)
オーラスの部分、竜太朗くんは「ずっと、ずっと枯れない木の下で」と唄っていました。

演奏が終わって、皆が花道を挨拶に来てくれました。それはもう、4人とも、とてもよい笑顔で。
離れてた席の友達Yさんはすごい横で、ステージセットがあまり見えないような位置だったそうですが、最後にぶちおが来た時に一斉に皆が「ぶちおー!」と手を振ってて可愛かったそうです。上手に来た時も、そうだった。あんまり動けませんからね、ドラムは。
上手に最初に来た竜太朗くんは、下手に移動しながら、すれ違い様に明くんと抱擁、正くんと抱擁、中央でぶちおともがつーっと抱擁していました。他の人たちもしてたのかな。ぶちおがリーダーを抱きかかえてステージから落とそうともしてた(笑)
そして全員で中央に並んで。そしたら明くんがマイクスタンドをよいしょよいしょと運んできて(笑)。何か言うのかな、と思いきや、どうぞ、と竜太朗くんを促しまして。もじもじしながら頭をかきむしった竜太朗くんが、マイクに向かいました。

「こんな良い景色見たことないよ。帰りたくないよ!」
「本当に楽しかったです、ありがとう」
「僕ら、枯れない木ですから。また、ここで会いましょう!」

そして4人で手を繋ぎ(竜太朗くんが正くんに向かってすっごい嬉しそうに「恋人繋ぎ」と言っていたのはなんなんだろう…)ジャンプ、、、としたのですが、そこはプラ、タイミングが合わずグダグダ(笑)。気を取り直して、せーの、でジャンプして、大団円を迎えました。
それからメンバーがハケて、、、やっぱり最後だった竜太朗くんは、袖のスタッフたちとハイタッチしていました。

そうしたら客電が落ちまして、流れて来たのは、入場時に配られた無料配布CD「ゼロ」。
皆が自然発生的にサイリュームを振りながら聞き入りました。すごく優しい曲だなあ、という印象でした。
(後から歌詞を見て、ものすごいストレートなファン向けの感謝の曲だということを知って、そこで流れた意義を考えました。ありがとうプラ)
曲が終わって沸き上がる拍手の中、スクリーンに「緊急告知」の文字。
「海外公演決定!10月台湾」行けねえ!「ヨーロッパツアー決定、11月 イギリス、デンマーク、スウェーデン、、、」行けねえ!でも気になる国ばかり!「12月に本日のライブDVD発売決定!」そうでしょうねえ、買うけど。「そして…」お?「12月、全国ツアー決定!」やったーーー!!
てなテンションで、客電がついて、皆拍手して、あー良かったねえ、と帰りました。きっちりあったかく終わったし、最後にそうやって曲や告知やらがあったので、皆頑張ってアンコール、ていう雰囲気になりませんでした。

非常に、あったかくて楽しくて、良いライブでした。
10年、いやそれ以上かけて辿り着いて、あれだけの客が集まったということ。それをメンバーが本当に嬉しく受け止めて、感謝を返してくれている、そういうライブでした。
メンバー皆、なんだか浮き足立ってて(笑)、でも変にはっちゃけるわけでもなく。こういうとこも、10年選手ってことかなあと思って見てました。MCが少なかったのも良かったかな。竜太朗くんも、口を開けば感謝の気持ちばかりで。でもそれしか言えなかったんだと思います。私たちが、結局「かっこよかった」しか言えないように、「ありがとう」しか言えない時も、きっとあるんですよ。
ライブの流れもとても良かったと思います。しっとり始まって、しばらくは弾けて、叙情ゾーンが続いて、ガン、と盛り上がって、本編最後はエモで締めて。アンコールは盛り上がってからあったかく締める。そしてその後に、ありがとうの曲「ゼロ」が流れて。すごく良かったですよ。
あと、あまり感動感動!ていう風になりすぎなかったのも良かったかな、と、思います。なんかすごい「次」が感じられるライブでした。メンバーに、何か見えたんじゃないかな、見えたらいいな、と思いました。

繰り返しになっちゃいますが、にこにこ笑って、感動して、楽しくて、「ああ良かったねえ」「良いライブだったねえ」「見れて良かったねえ」とほこほこ帰れるライブでした。
行けて良かった。心友Rと一緒に見れて良かった。帰りに、他の仲間と合流して「良かったねー」とほこほこできて良かった。

やっぱり言える言葉はこれしかない。「ありがとう、プラ。大好きです」



2007年09月15日(土) Plastic Tree“ゼロ”@日本武道館(9/8)

一週間以上経って、今更なんですけれど、プラ武道館レポを。ものすごく長くなりそうなんですが。
本当良いライブで、良かったねーとしか言えないライブで、参加できて良かったと心底思うライブでした。

すごく感動したけれど、感動的だった、というのとはちょっと違う。かっこ良くて、楽しくて、感動したけれど、一言で言うならば「ほんとに良いライブだった」ということ。
正直、駄目なところはいっぱいありました(笑)。でもだから悪い、という風には感じなかった。個人的に不満なところも、なかったわけではないけれど、でもそれは私個人の気持ちや考え方によるところであって、Plastic Treeというバンドの10周年の初武道館、お祭りみたいに楽しもう、そう思っていたから別に平気でした。特別な公演、という意味ではとても充実した内容だったから。
(やっぱりそういうのは、気持ちや考え方次第なんだと思う。求めすぎて、こうじゃなきゃ嫌だとか、何もかも手に入れないと嫌だとか思ってるから不満が出たりガタガタ言い出したりするんだと思う。本気でつまんないものを出されたならともかく、ええやんライブ良かったから充分やん、個人の要望全部は無理やって、て思う)

話が逸れました。
とにかく、あったかくって、幸せで、嬉しくて楽しいライブでした。なのでプラの痛さ怖さの部分は正直薄かったです。でもねえ…、それがきっとあの日の彼らの気持ちだったんですよ。
「ありがとう」と「一緒に楽しもう」ということ、それに満ちていた。幸せな空間でした。
だからこそ、感動ライブではなく「良いライブ」だったと、そう感じます。

この日の同行者、および会場に来てた知り合いは過去最高人数でした。あんなに色々と会って、チケット手配して、てしたプラのライブは今までなかった。4枚しか連番で取れないから、友達と見るから4枚お願い、と頼んで来たAさん、個人で取るから終演後会おうね、と、入場前に会ったのに買ったばかりの忘却モノローグを席ですぐ読みたいから先に行ってしまったYさん、その他もろもろ。仕事で無理だった明ファンKちゃんとか、残念な人もいたけれど。
私は九州から来た心友Rと、こちらでのプラ仲間のMAさんと、記念だから5年ぶりに見たいと言ってくれたMIさんと、4人で見ました。全員、私としか知り合いじゃないから、この日が初対面で。なのに並んで、にこにこ笑って見て、それも不思議であったかい光景でした。

私の席は南東、つまり正面斜め上手の(分かりにくい…)の2F3列目。まあ遠いんですが、3列目ですし、ステージ全体がよく見える良い席でした。ステージにはでかい白幕がかかってました。
客足はどうなんだろう、と思いましたが、かなりぴっちり埋まっててその時点で感動でした。アリーナ席は確かに小さかったです。でもあれは、先にS席を締め切ってしまって増やせなかった運営側のミスだと思う。その証拠に2階の上まで客は埋まってて、ステージのほぼ横まで席は出来てて、もう少しアリーナを広く取った方が見やすい人も増えたんじゃあ…?て感じがしました。


あまり押さずに客電が落ち、いつも通りのマイブラが流れて、ここで一気にテンションの上がるRと私。Rは竜太朗という人を好きになって12年の人で、私もその頃からの付き合いなので、ほぼRと私だけできゃいきゃい騒いでおりました。
ステージの幕にサーカス小屋のシルエットが映し出され、下から木のシルエットがにょきにょきと伸び、この「いよいよ」の瞬間が私の興奮MAXでした。ちょっと震えてた。木がPlastic Treeのロゴになり、静かに一曲目のイントロが聴こえました。そして幕が取られて、演奏してるメンバーが登場。ステージの後ろには両脇から大きな木がにょきにょき。とてもナチュラルにライブが始まりました。
はじまりはじまり。

衣装は、竜→黒っぽいクラシックなスーツ、リボンタイ付、とても“いつもの”雰囲気。正→青の縦ストライプにだぼっとした黒パンツ。明→黒ジャケット黒シャツに赤いネクタイ、ややホスト風。渕→よく見えず。半袖白シャツに黒Tだったような。皆、ヘアメイクばっちり!でした。

眠れる森
かなり予想通りの一曲目でした。最新アルバムの一曲目だし、最近よくやってたし。
しかししっとり聴かせる曲だけに、音響の悪さが目立っちゃって残念でした。最初の数曲は仕方ないと思ってるんですけれどね。でもこの頃はまだうわープラがプラが武道館に、みたいなテンションだったので、こういう曲で良かったかもしれん。

割れた窓
確か最初に「武道館〜遊ぼうよ〜」とお立ち台に片足かけた竜太朗くんが言ったような。
これもかなり予想通りでした実は。中野でも2曲目だったし。でもイントロで「きたー!」て万歳しながら笑顔で跳ねてたのは私とRです。すごいかっこ良かった。ていうか、始まった途端に明くんがすっごい笑顔で上手花道に飛び出してくれて、それがすごい嬉しかった。あきらああ!て叫びました(笑)。正くんも来てくれました、すれ違う時に明くんが「あちらへどうぞ」て促してた。

ナショナルキッド
なんか久々でしたが、うん、これ楽しく盛り上げる曲だよね、と「涙声もバカ笑いも君じゃなきゃ嫌だ」て歌詞に、聴きながら急に納得しました。掛け合いも多いし。とにかく「冷蔵庫に入ろう!」の客の声がすごく大きくて、まずそれに感動しました。こんなに皆が叫んでる!って。

「やあ。日本武道館。今日会えるのを、ほんとに楽しみにしてました」
「今日は皆の一人一人の顔を焼き付けたいと思います」
「特別な日にしないとね」
「今日は晴れて良かったですね。雨色、水色ガールフレンド」

水色ガールフレンド
これまた久々でした。ほんわかあったかい曲で、会場の空気もまろやかになった感じがします。この曲では私は後半ぶちおのドラムに釘付けなのですが、いやーよく見えて満足。

ザザ降り、ザザ鳴り。
雨つながりなのか、新アルバム中でもよくやってたこの曲がきました。明くんがよく動いてコーラスしてました。欲を言えば、インマイライフのとこももっとコーラス入れて欲しかった。

うわのそら
これ…実は私の周囲では非常に嫌われ曲でして(笑)実は前日に「うわのそらが嫌い」て話を散々してたところだったので、イントロ始まって、今日これきちゃったよーとある意味大受け。一緒に見てたMAさんもすごく嫌ってるので、見たらぬるーい笑いをしてはりました。私もあまり好きではないものの、まあいいやー楽しんじゃえーと開き直ってRと思いっきり笑顔で手拍子参加してました。メンバーがまた、花道を左右に走り回って跳ね回って楽しそうなのなんの。明くんなんか中央のお立ち台に乗って弾いてたもんなあ。
いいや楽しそうだしーお祭りだしーと、この日の私の意気込みは全部そうでした。

「心配だったんだけど、皆、本当に来てくれたんですね。嬉しいです」
「こんなきれいな景色、産まれて初めて見ました」
「僕の鍵を開けたのはあなたたちでした。プラネタリウム」

プラネタリウム
MC前に中央に裸電球が降りて来まして、スピカ?とか思ってたんですが、この曲がきました。前の曲でわいわいとなってた会場が、一気にずーん。曲前のMCで既にずーん。なんてこと言うんだ…!
絶対やってくれると思ってた曲ですが、聴けて良かった。ほんとに良かった。上に向かって手を伸ばす竜太朗くんをあの場で見れて良かった。この曲は、あの仕草は、武道館の高い天井でとても映える。

サーカス
続けてこの曲きたー…!と、ここから先はイントロの度にRの肩を掴んでました。こんなん続けられたらもう。
ライブバージョンはとてもゆっくり、とつとつと始まるのですが、音も少ない、そのぽつんとした様子が上から見ていてとても良かったです。後半の盛り上がりも。ステージ上部にサーカスのテントみたいな幕があったのですが、そこに電飾がついて雰囲気最高。ああサーカス小屋がついに武道館に来たよ。

ツメタイヒカリ
サーカスの余韻に浸っていたらステージが暗転し、イントロが流れて照明がついたらステージ後方に10人くらいのストリングス部隊が登場! すげーびっくりした! Rなんか「イリュージョンやったねえ」て言ってた(笑)。それくらい突然現れました。Cutバージョンのツメタイヒカリを生で聴けるとは。ステージには雪も降って、とにかくスペシャルなものを見ました。

10分でわかるプラスティックトゥリー講座
メンバーがハケたので「まさかあの変な映像あんのかなー」とか言ってたらまさかでした(笑)。おい武道館でもやんのかーと思いましたが、けっこう面白かったです。でもこれ、ぶちお編集じゃないよーな気もする。分からないけど。
クラシックをバックに10年分のプラの歴史をエピソードやメンバーのコメントとともに流してたんですが、いいよ楽しむよ、て気持ちで見れたのも良かったのかもです。でも絶対10分以上あった気がするんですが。
長くなりますが「海外で竜太朗、突然キュウリを食べられるようになる」「火傷した明が高額のギターを買いあさる」「竜太朗のペットのウーパールーパー・ペスが地震で死亡、目立たない奴だったが最期は壮絶だった」「竜太朗、ノストラダムスを信じて遺書をしたためメンバーの失笑を買い、何も起こらず焼き捨てる」「ファンにもらったアンパンマン号が流される(捜索してる写真が笑えた)」「竜太朗、合宿中に初めて誕生日を祝ってもらい喜ぶが、明にバカと言われる」「ブッチ、沖縄で暴走」「温泉旅行の枕投げで2名、心に負傷」等等面白かったです。
そして皆が書いてると思いますが、大正谷隆脱退、で「嫌いになったんやない。愛しすぎたからや(by大正谷)」と出まして。うわああーーと、なんかよく分かんない爆笑をしてしまいました。あーもー!!

映像が終わり、ぶっちくんがひとり登場して、まさかと思ったらドラムソロを初めてびっくり。
しかし、おおおーと思って見てましたが、やっぱり彼は自分でよく言ってるように、ロックで育ってない人なんだろうなって思いました。煽りもなかったし、盛り上げてどう、て感じの叩き方じゃなくて。そのまますんなり、空中ブランコのイントロになだれ込めるような、なんていうか、うねるドラムソロ、でした。
イントロを叩き始めると、ドラムの後ろに炎が出現しました。

空中ブランコ
ドラムが響く中、衣装を変えたメンバーが登場。チェックのシャツになった正くんがベースを持つとその後ろに炎、黒のノースリになった明くんがギターを持つとまた炎、グレーのワンピースっぽい衣装の竜太朗くんが中央に来たらその周りにも炎が出現。この炎、特に大きくもなくて横長にちょろっと燃えてるだけだったんですが、それがとても似合ってました。
これもさっきのサーカスと同じで、上から見てて非常に良い景色でした。

イロゴト
イントロで驚喜。この流れって一体…!とRと手を握り合い。イロゴトは1曲目のイメージがあるかもしれませんが、昔のツアーで見た時、一曲目だった時とアンコールだった時とで完成度が全然違ったんですよ。なので後半に持って来てくれて良かった。じっくりうっとり聴きました。声が綺麗に響きました。
あえて苦言を呈すなら、バックの映像がイマイチだったような。ていうかこの日の映像は全体的にイマイチでした。

Sink
そして次がこれかー!とまた驚喜。もうどうしてくれよう。ギターソロからの流れが圧巻でした。
なんか今気付きましたが、これプラスティックトゥリー講座を挟まなかったらとんでもない流れになってますよね。ずーっと悲しいというか叙情ゾーン。あそこで一息つかせてたんだ、いきなり納得。

絶望の丘
そして、これ。ああもう本当どうしてくれよう、て感じのテンションでした。でもすごく優しく響いて、ある意味これまでの流れの大団円ぽかったです。これちょっとギターソロがあやしかったんですが(笑)まあそれはそれで。
この辺かなあ、MAさんが客席を指すので見たら、PA卓の横になんと着ぐるみ包帯猫が! 柵によりかかってクールにライブ見てやんの! 服が赤いので目立ってるのなんの。ステージ見たいのにそっちが気になって仕方なかった(笑)。気付いたらもういませんでしたが。実は開演前から会場をずっとうろうろしてたらしいんですが、ギリギリで入ったため見なかったんです。あーびっくりした。ちゅーか笑った。


あまりに長いので、いったん切ります。後編へ続く(笑)



2007年09月12日(水) 武道館後、まつりのあと。

放置気味ですいません。
プラの武道館前後から余裕がなくて、なかなか日記も書けてません。

というより、あまりにも武道館ライブが良かったから。
どうしてもちゃんと、書いて残しておきたいと思っているから、時間がとれるまで書けなさそうなんです。
読みたい人なんているのかどうか、わからないけど。
いいや、日記だ。私の日記だもの。自己満足でいいんですよ。

でも、少しでも、あのライブが誰かに伝わったら、とも思う。



本当に、良いライブでした。

感動したとかかっこよかったとか楽しかったとか、それも全部当てはまるんですが、でも総括するなら、いやしなくても、思い出すのは、思うのは「良いライブだったなあ」ということです。
あんなにきれいであったかくて優しい空間は、そうそう体験できないです。

「こんなきれいな景色、生まれて初めて見ました」
「皆の顔をしっかり目に焼き付けます」
「僕の鍵を開けたのは、あなたでした」
「僕らの音や皆の声が反響して、武道館の壁や床に化石みたいに残ればいいのに」
「帰りたくないよ!」
「プラスティックの木は枯れません。またここで会いましょう」

MCは少なめで、口を開けば感謝の言葉ばかりだった竜太朗くん。その言葉たちが、まっすぐに響きました。
メンバー皆、そわそわと緊張が見えて、でも笑顔で、とても笑顔で。楽しんでるかなって、思えて。
ぴっちり埋まってた客席が、皆で手を挙げてて。大きな歓声があがってて。

ほんとにきれいな景色でした。



そして無料配布されたCD「ゼロ」が、あり得ないくらいの名曲で、終演後にかかって、家で聴いて、携帯サイトで歌詞を見て、本当にもうどうしようかと思いました。
それからずっと、移動中はiPodでリピートです。1曲を、何度も何度も。

 1と1 足したら2 それしか在り得ない世界
 詩と音に組み替えて観たらキミを見つけた

 鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け!
 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにして
 足しても引いても 掛けても割っても 何も変わらない魔法があるなら
 明日を呪って 明日を夢見て どこかしら似てるような僕らに祝福を、ゼロ――――。


あの、ずっと俯いていたような彼が「届け」と唄うなんて。
こんなにまっすぐな言葉を、こんな優しいメロディで唄ってくれるなんて。
こんなに、ファンにとって嬉しい言葉はないんじゃないだろうか。

優しいけれど切ないメロディではあって。
最初に「想いは伝わらないようにできてる」とも唄ってて。
それでも、だからこそ、そういうところをひっくるめてPlastic Treeの曲で。
大切な曲をもらうことができました。



ありがとう。大好き。



2007年09月07日(金) さーていよいよ。

会社からです。
夕方から友達Aさんに会って明日のプラ武道館チケットを渡して、そのまま食事して、最終便で九州から来る予定の友達Rと合流して帰る予定です。
それ以降、Rと命がけで遊び倒す予定ですので、彼女が帰る日曜までは日記も書けないかと。

泣いても笑っても、明日だ。笑えるといいな。
台風もどうやら通り過ぎてくれて、皆が集えるみたいで、良かった良かった。
今朝はほんともう暴風雨で、でも私の使う電車は元気に運行してくれたので普通に出勤しました。よくサンダルで来れましたね、と営業の男子に言われましたが、いやむしろ雨だからサンダルなんだよ。サブリナジーンズなんだよ。拭けばいいんだから。

と、さっきオフィシャルを覗いたら、FC限定ページにFC旅行告知発送のお知らせが(笑)
いやあそれよりツアーやってえ〜!と思いました。お姉さん、旅行はさすがに行けませんわ。

ゼロブログでは予想通り明&ぶっちが「あと1日」と持ってました。
明日。行かれる方は、精一杯楽しみましょう。楽しめますよう。

でもなんかちょっと寂しいなあ。遠足は、前日が一番楽しいんだもんな。



2007年09月06日(木) またも、台風が来てるってさ

すごい風だろ。
いやほんとすごい風ですよ。
初(というかたぶん一回きり)の武道館が台風だなんて、どこまでネタになるんですかプラさん。
あの節目のNHKホールも雨でしたね。

会社の方は、昼くらいにはもう「今日は全員6時に帰るように」とお達しがありまして、定時は7時なんですが繰り上げで、と言われてわーいというかうわーと帰りました。まだ雨も風も波がある感じでした。
でもうっかり猫の餌が切れそうだったのでスーパーに走りましたよ。しかもサイエンスダイエット子猫用がなくて、結局ペットショップに走りましたよ。いいの明日のユメレジ録画するためにビデオテープ買ったから、、、

明日朝も、もし電車が止まってた時のための連絡網が告知されました。
しかし私は、明日夜の飛行機で福岡から来るはずの友達のことだけが心配です。来て。絶対来て。
あと、当日に北から来られる予定の皆さんが(絶対いますよね)無事に武道館に到着できますように。

オフィシャルのポップアップもついに「1」になりました。
ゼロブログのメンバーカウントも、千葉コンビで「2」でした。ああ、いよいよ(しかしあの竜太朗くんったら…ファンサービスの人だなあ…)
見てない方、「6」て持ってる竜太朗くんもまるで女の子みたいなので見てみてください(笑)



2007年09月05日(水) 蝙蝠は街灯で迷い

仕事でかなり疲れていたのですが、このタイミングを逃すと引き取りに行けないかもーと思い、タワレコまで走ってプラのB面画報を買いました。
曲は全部持ってるので、とりあえずiPodにだけ落として聴いてませんが、あのジャケットというかブックレットにマジウケしたのですが。大笑いした。何がって、あの、グッズでおなじみ猫印が着ぐるみになっていろんなことしてるんですよ! 写真館ゼラチンさんのモノクロの真面目(か?)な写真で! コインランドリーで洗濯してたりベランダでコウモリ飛ばしてたり、果てはメンバーとの会議に出席してたり(こっそり正面も置いてあった。芸が細かい)。実はジャケットにもいたし。CD盤には脱ぎ捨てられた抜け殻がプリントされてるわ、それ取ったら下でラーメン食ってるわ。

どうも他の方のブログ見てもたいして触れられてないのが不思議です。私、本気で吹き出したのに。
ついてきたポスターにも、項垂れてる猫印がいるんですよ。たまらん。
ちなみにデザインは青さん。
…竜太朗散文は、最初からあまり期待もしてなかったので(すまん)こんなもんかなーと思いました。

そしてゼロブログのカウントダウン写真がやっぱり撮りだめにしか思えないんですが(笑)。いやいいんですよ全然。やってくれるだけで嬉しい。
あとZy.を立ち読みして、明くんの眼帯を確認してきました。大変だなあ。



2007年09月04日(火) あたしもうぢき駄目になる

大袈裟なタイトルになってしまった。いや、友達が「ネジで玉姫様やってほしい」と言い出すものだから、ね…
でも戸川純やるんだったら三毛猫病院の方が合うと思う。

気付けば最近、仕事のことを書いてませんが、明るいことが書けないからというのもあったり。
とりあえず今の上司の兄ちゃんと合わないです。気分屋の面倒くさい男だ。そして同業の男も意固地で面倒くさい。あまりのやりにくさに、クッションになってくれてた社員女史に「今期いっぱいで転属届け出すから、後は頑張ってね☆」と言われたくらい面倒くさい。
なんだかなー。

ゼロブログの「あと○日」写真、撮り貯めしてませんか(笑)。と、明くんを見て思いました。紙は彼は明らかに同じのを使い回してますけど。あと4日っすよ。どきどき。
ぶちおのドラムヘッドがとても可愛いです。武道館で見れるのかな!とわくわく。
しかしB面画報の発売日が明日なのを忘れていて予約票を持っておらず、今日取りに行けませんでした。明日タワレコに走ります。

ああ、武道館、何着て行こうかしらね。暑いのか寒いのか。
トーマス・ワイルドはネジで着ちゃったからなあ。



2007年09月02日(日) 新しい僕の傷口を見て

今日は昼にお友達(といっていいっすよね笑)と食事してから家に来てもらい、猫を愛でつついろいろのんびりしました。すごい楽しかったです。猫のオープンハート具合に喜んでいただけたようで何より。
しかし満足してるかと思いきや、駅まで送って帰宅したらまた「遊んで〜」攻撃が待ってました。なんぼ元気やねん。さっきからがつがつ噛まれて、また傷だらけですよもう。

ここ数日のつれづれ。
・ネジ終了後、帰宅してテレビつけたらちょうどMJが始まったところでした。すっかり忘れてて録画してなかったため一安心。
・しかしプラ、竜太朗くんの顔が疲れ果ててました。さっき見た人とのギャップに笑った。ネジではあんなににこにこ元気だったのに。
・でもすごくうまいわけではないけれど、良いボーカルでしたよ。曲もポップだし。
・ていうか、ファンの欲目もあるけれど、出演バンドでは一番独特な存在感がありました。ギターボーカルて点でも、全然カメラ目線じゃないところも。
・でもその次のシドがぶっちぎりで歌がうまかったです。ほんとーにうまい。あの曲も好きだ。
・ユメレジも録画を忘れていたので、リピートにかけます。
・ローランドのサイトのプラインタビューがとても面白かった。内容もほぼ理解できたし、私バンド経験者で良かったーと思いました。
・でも明くん「プラはギターが1本しかないから」て強調してて笑いました。ライブの太朗ギターはおまけなのか…
・ゼロブログのカウントダウンにちょっとどきどき、いよいよもうすぐ。でもメンバーがああやって出るのはとても良いファンサービスだと思うよ。
・ぶちお、あさきちゃんとも繋がってるのか…バンド界って…

そんな感じでした。…寝よう。


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佐山葉月 [MAIL]