佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2007年07月31日(火) 戦慄

私はこっちの日記ともうひとつ、ヤプログの方で写真日記をつけてまして、そっちは本当に写真メインで、リアルタイムに趣味に走ったものを、でも誰もがオープンに見れるからそれなりに匿名で、て感じで上げてるのですが。ていうか、今年に入ってからメインはもっぱら猫なんですが(笑)
基本、携帯更新のみで、ほとんどPCからはログインせずに、機能も全然使っていなかったわけなのですよ。
でも一応アクセスログも見れるし、なんか色々機能がついてるなーと思って、久々にログインしてみて、機能もいろいろ見てみたわけです。そうしたら、みくしーみたいな足跡機能があることに気付き、どれどれ、と見てみて、画面開いた瞬間に戦慄。

8割ほどが、ササブチヒロシさんでした…!(゜д゜)

驚愕。ちゅーか戦慄。
滅多に使わない顔文字使うくらい戦慄。ガクブルする勢い。
ちゅーか、ちょ、ま、マジっすかアンタ…!!(゜д゜)


あれはヤプログにログインした状態で見たヤプログのページにつくものらしく、滅多にログインしない私の足跡は奴にはついていないということでしょうが、ということは奴はブログ更新のためログインして、そのまま目ぼしいブログを読んでるってことかい? えええ?
なんで10日置きとかに見に来てるのササブチさん。
なんである一定期間は毎日見に来てるのササブチさん。
そもそもどうやって私のブログを発見したのササブチさん。プラって単語検索したの?
閲覧者一覧画面にアー写がずらりと並んでて、正直非常に怖いよササブチさん。
ていうか、わたし変なこと(き、気に障るようなこと!)書いてないですよねササブチさん。

本気で心臓止まるかと思った瞬間でした。あああ戦慄。こ、これから気をつけて更新しよう…
まあ、あの、ほぼ猫の写真で埋まってるので、それで少しは癒されてくれたらな…って……はは…



2007年07月30日(月) まだ星の光が忘れそうになった想いを繋げるなら

最近色々と思うところが多くもやもやしてるせいか、帰宅中にiPodでプラのネガポジをぼーっと聴いてたらスピカでいきなり涙が出そうになって、電車に乗ってたので本気で焦りました。あの曲、好きだけどそこまで思い入れというか、がつーんとはきてなかったのに、サビの太朗くんの声で急にぶわーっとキた。やばかった。
彼の声は、弱ってる時には危険だ。ヘッドホンで聴いたら危険だ。
あの声を持って産まれただけで、一種の才能ですよ。技術の問題ではなく。

その前にFC初期入会特典での裏cell公演ver夢の島を聴きながら、イントロのあまりのスマパンっぷりにちょっと笑いそうになってたというに(笑)
あれ、イントロのコードそのまんまでTodayが唄えますよ。


プラの10周年ブログの、大聖堂前の4人並んでの写真がとても良いです。心底、良いです。
背景、4人の並び方、表情。すごく好きだ。特に明くんが良い表情をしてるように感じます。
なんかねえ、単純に、このバンドが好きだなあって、思った。



2007年07月29日(日) 7月の高すぎる青い空は嫌いなんだ

さっきまでキーボードの横で、私の手に半分乗りながら寝ていた猫がいきなり元気よく降りて行ったので何事かと思ったら、虫が飛んでおりました。本能ってやつですね。すごいな。
おかげでやっと日記が書ける。。。

土日はずっと引きこもりでした。ここんとこそうだな。寂しい子だな。本当、東京に友達がいなくて、ライブ以外で遊ぶ相手がいなくて寂しい。高校の同級生でこっちに来てる人は何人かいるんですが、皆結婚してしまって、そうすると連絡取りにくいのですよね。まして子持ちだと特に。
お前もいい加減子供産んでおくべき年齢だと言われますが(ひい)予定なーし。
そういえば高校ん時の先輩が某転職雑誌の取材を受けたそうで、今週号に載ってるのでサイトで見てみました。子持ちでの転職とか就職についての記事で、主婦からの復帰をした先輩はかなり頑張ったんだろうな、と思いました。同時に人との繋がりって大事、と再確認。高校時代から美人な先輩でしたが、やっぱり綺麗な笑顔で写ってました。大変だろうけど頑張って欲しいな。

しかし休日に家にいると偏頭痛(おそらく)に苦しむことが多いのですが、昨日はまだましだったものの今日は夕方からすごい頭痛がしてきて、床で2時間くらい寝てました。猫に踏まれた気もするが。
ベッドに移動してまた1時間くらい寝たのですが、そん時は寄り添って寝てました。つくづく、人と一緒にいるのが好きだなあ。机の上から追い払うと、足に身体の一部をくっつけて転がってるし。
この寂しがり、猫だから可愛いけど、人間だったら鬱陶しくてかなわんな。
でも東京は昼からえらい雷雨だったのですが、降って来たのでベランダに出てた猫をわーっと避難させて窓を閉めたら、雨と雷に興味津々で窓にぺたっと貼り付いて見てて面白かったです。思いっきり後ろ足で立ち上がってて、なんか違う生物みたいだった。雷が光るのにはけっこうびびってましたけど。

そんなこんなで、夕方に行こうかなーと思っていた選挙には行けず終い。
でも正直、テレビを見ないしネットでも積極的に見なかった私は誰が立候補してるとか政策がどうのとかさっぱり分からないんです。というのも問題だな。普段会社にいるからまったく宣伝とか聞かないし、家の付近でも演説とか選挙カーとかまったく見なかったし。日常生活の範囲で、選挙についての情報が、ない。

プラさん、ドイツ公演も無事終わったみたいで何よりです。ついでに(おい)LM.Cも。



2007年07月27日(金) 白いため息こぼしてる僕は

会社で毛布を巻き続けて、鉄郎(999)と呼ばれました。
だって寒いんだもんよ。

プラさん、ドイツからブログが更新されていて有り難いです。プラさん、ていうかぶちおが偉いなあて思う。ぶちお一人の「ライン川と私」写真はともかく、全員写真が背景に露出が合ってて、つまり人物が暗すぎて笑いました。逆光。並び方はザッツ記念写真だし。微笑ましいけど。そして太朗くんがひとりでかい(笑)

そして武道館ライブのTシャツの限定色がFCで先行販売するらしく。200枚とからしいですが、へーとか思っていたら普段グッズ買わない友達が「買う?」と聞いてきて少々驚きました。「もう今年は祭りだと思って全部乗ってやろうと」らしく、まあそれも一理あるなーと思いましたがとりあえず買う気はありません(笑)。デザインも分からないしなあ。
でも買うからには着て来いよ、と言ったら躊躇してやがりました。何のために買うんだ。そこで使わずしてどうする。



2007年07月26日(木) 寒がりの君は今頃どこかで

会社の冷房がきつすぎて毛布に包まって仕事をしている今日この頃です。
肩からかけるだけじゃ寒くて身体の前からかけてるので、通りかかった人にびっくりされる。「何してんの」「さぶいの」て会話を毎日のようにしています。すっぽり包まって、まるで遭難して救助された人のようですよ。
でも本当に寒いの。空調の位置関係で私の席が特に寒いのかは分かりませんが、手がかじかんでキーボード打てないってのはどういうこっちゃ。低血圧で冷えやすいのも関係あるかもしれない。

プラさんたちは無事(?)ドイツに旅立ったようですね。地味に全員でブログ更新してくれてほっこり。一斉にやったんだろうな…ほっこり。しかしぶちお&明の写真は小さすぎるでしょうおい。いいけど。元気に、楽しくライブできて、少しでもリフレッシュしてくれたらいい。4人全員が、ね。
そして情報遅いですが、LM.Cも台湾のフェスに出るんですね。ちゅーかこっちの方が良いなあ、ていうかすごいなあ。だって微妙に近い台湾とはいえ、純粋なフェスだし。プラはなんだかんだアニメ絡みだもんなあ。フェス、て自体楽しそう。
しかし両方とも当たり前ですが公式サイトが現地の言葉で、見たけどさっぱり分かりませんです(笑)。プラなんか何故かちょっと古いアー写だし。でもあの時(スピカ)の太朗くんは非常に「一般的にかっこいい男性」な風貌で大好きなのでいいです。全員すっきり男前だし。


ところでプラのB面画報にギチギチが入らないのが不満です。
あの曲、大好きなんですけど私。なのにおっそろしい勢いで放置されてる曲じゃないですか。きっとアルケミーツアーでしかやってませんよ。ここで入らなかったら、もっと日の目を見なくなってしまう!とすごく悲しい。
きっと今FCイベントでやって欲しい曲リクとかあったら絶対書きますわ。リラの樹より聴きたいわ。
ついで言うと、明くん曲で私が一番好きなのは、おそらく未だにBloom。これこの前の初期回顧ツアーですらやってくんなかった…。あと謎なのは、ここんとこトロイメライの曲たちを全然やってくれないこと。初期回顧ツアーやって、その前後は最近の曲寄りで、でもトロイメライはすこーんと抜けてる。なぜ? たまにイベントで1曲いきなり混ぜたりしてるけど(プラはそういうことするから、イベントが侮れない)



2007年07月23日(月) 話したいことがたくさんあった

実はこれってとんでもなく深い言葉だなあ、と思う。

話してみたいこと、聞いてみたいことというのは、いざ会ったり聞かれたりするときは全然思いつかない。だけどふとしたきっかけで、何でもない時にはぼろぼろ出てくるものだ。たくさん、たくさんあったはずなのに。なんでいざ改まると、出て来ないんだろう。


言葉ならいくつも胸に詰まってるけど 声にならないままいつか溢れ出して


帰宅途中、iPodのシングルコレクションでロケットが流れて。
確かに胸に詰まっているはずなのに、声にならないままだった言葉はたくさんあると思った。そしてやっぱり太朗くんはずっと同じことを唄っているのだ、と思った。
初めてロケットを聴いた時の、あのどうしようもなく感動して同時に無常観に包まれた気持ちを、思い出した。あれももう、7年も前のこと。



なんかちょっとセンチメンタルみたいです、わたし。



2007年07月22日(日) 頭がボンヤリして解らない

武道館では絶対、絶望の丘はやるんだろうなーと思います。あとクリームも。

なんか非常に濃い週末を過ごしました。具体的な内容は書けないんですが(笑)
とりあえず、掃除洗濯という雑用もしつつ、土曜は友達に声をかけてもらって三軒茶屋のパンケーキ屋に行きました。ボリュームたっぷりうまうま、でした。内装も可愛くて、カップルか女子同士じゃないと来れないねーて感じでした。
しかし三茶はワンダーランドでした、いろいろと。面白い店がありすぎ。住んでたら楽しかろう。友達も「もう離れられん。家賃高いけど」と言ってました。歩いていたら何か水っぽい匂いがしてきて、何かと思ったらお座敷釣り堀の店で「ここひょっとして竜太朗くんのエッセイとかで出て来てる」「多分そうだと思う」とこそこそ話したりしてました。三茶ワンダーランド。
それから友達の家にお邪魔して、夜まで色々だらだら過ごしました。ああ楽しかった。

今日は少々野暮作業(日本語変)があったのでずっと家で引きこもり、Macに向かってました。しょっちゅう猫が「構ってー」と来るので(前足をかけて立ち上がって顔を見上げて「はーん」と鳴く。本当に「はーん」ていうのあいつ)半分くらいは相手してたから、効率悪い悪い。でもせっかく家にいる&そこまで大量作業でもなかったのでね、遊んでやらねばね。

明日からまた会社かー…頑張ろう…



2007年07月20日(金) 君の言葉は嘘 曖昧すぎて鬱

昨日の夜中に友達から「オフィシャルに新譜情報が!」と連絡を受け、見てみたら、プラさんのB面アルバムがあ。ええ、何だこれ、何で今こんなんを、ちゅーかジャケット悪くないけどムックか昔のシドみたいじゃないか?とか思いながらも、今日帰りに早くもタワレコで予約してしまったバカです(笑)。アルバム名すらうろ覚えで、予約票に間違えて「B面図鑑」て書いたわ、今思うと。そら店員さんに「9/5発売のアルバムでよろしいですね?」とか聞かれるよ…日にちもあんまり覚えてなくて適当に頷いたけど。正しくは「B面画報」でした。

だって5000枚限定で「全曲、有村竜太朗監修による曲名になぞられた散文付」ですよ。
プラファンがくすぐられないわけがない。この商売上手。
ところでなんで5000枚なんだろう。FC人数から計算したんだろか。

タワレコに行ったついでになんかいるかい?と行く暇がなかなかないツレに聞いてみたら、メールで「スマパン、マルーン5、ハッピーマンデーズ、マンソン、ジヨビ」と来まして、ジヨビ?としばらく悩みました。5分くらいして“ジョビ”の打ち間違いか!と気付いて「ジヨビて、ジョビ?」と送ったら「ボン」と返って来ました(笑)。はい、ボン・ジョビですね。
全部新譜が出てたからさくさく選びましたが、ハッピー・マンデーズだけなく、調べたら来月発売でした。スマパン復活作は買わなきゃーと思っていたので、ついでに買えて良かった。そもそもが友達にスマパン好きが多いので、ちゅーかビリーラブ!の奴がいるので、最近みくし−で「ライブアース見たかい? 復活ライブ一曲目がTODAYだよ! “今日は人生で最高の日”だよ! 泣いた!」「新譜聞いたかい? ビリーはビリーだね!」と盛り上がってる仲間内。ついでにマンソンじゃなくてマンサンも復活してくんないかなーとか思いますが(竜太朗×アイジ対談でお互い好きと言ってて嬉しかった)解散の仕方がアレだったので無理だろうなー。ポールのソロに期待するか。
でもツレに連絡したら新宿にいたので西口で落ち合ったのですが「アッシュ頼むの忘れた。今度買って来て」と言われました。自分で買いやがれ。

そういえばタワレコの雑誌コーナーに外国人バンギャルみたいなのが5人くらいいて、音楽雑誌を見ながらきゃーきゃー騒いでて、バンギャルは世界共通かーと思いましたよ。でかいしうるさいし、雑誌を見るのは断念した。



2007年07月18日(水) 透明な何かがあるからきっと願いは届かない

公私ともにままならぬことが色々とあるのだよなあ、と少々落ち込み気味ですこんばんは。
深く考えるとアレなので、考えても言ってみても仕方ないことはもう考えないようにしてます。うん、まあ…ちゃんと生活していれば、自分のやるべきことをちゃんとやっていれば、いつかは良い風は吹くし道も開けるものですよ。うん。
あれですよ、ちゃんと仕事して、片付けとかして、身体をきれいに洗って、そういうことをきちんとすれば、ちゃんと幸せになれるんですよ。(byちびっき)

帰りに本屋に寄ってギターマガジンを読みまして。明くんが載ってたからなんですが。
そこで最後にすごく深いことを言ってましてね。10年やってこれたのは人に恵まれたからだし、メンバーには感謝してるし、ファンやスタッフも大切だと。そして「最低な人もいたけど、その人は最低だということを俺に教えてくれたから」と言ってて、すごく共感したんですよね。
私もそう思うというか、私は大学生の頃から「経験や出会いに無駄なことは一つもない」と思ってるんですよ。駄目だったことは駄目だと知る経験になるし、嫌な出会いもそこで何か学ぶことは絶対にあるわけで、それを無駄なことにするかどうかは自分自身の問題だと思うのです。だから文句ばっかり言ってる人には、そこからもう少し先のことを見たらいいのに、と思う。私も文句は言わないわけじゃないけれど、でもねえ、だったらどうしたらいいかとか、どうして欲しいとか、それを考えて努力したらいいのに、と思うのです。スピードはゆっくりでいいから、何かどこか、常に成長できるししていくべきであると思うので。

しかしギターマガジンの記事は、雑誌の性格上、ギタリストとしてのテクニカルな内容で、全体的に非常に良い内容でした。あの2ページのために買ってもいいかも。あれ読むとネガとポジがもっと楽しめると思うし、やっぱり脱退〜トロイメライの時ってすごい転機だったんだなあって再確認できたし。もうすぐ出るベースマガジンには正くんが載ってるらしいので、それも楽しみです。ドラムマガジンには載らないのかしらね。



2007年07月17日(火) スタイリッシュウエーブ@日比谷野外音楽堂(7/16)

やっとレポを書き上げたのでまた遅れ気味にアップしますです。


この日は会社の建物内引越のため午後から休日出勤でしたが、そんなに荷物もないので1時間ほどで終了しまして、全部のPCの接続も見届けたので(派遣のくせになぜか管理PCが3台もある私。去年までいた開発部では少ないほうでしたが、今の会社内では異質です)帰っていいよ、となり、そのまま日比谷まで移動しました。
そして一目散に日比谷シャンテへ。というのも、同行のYさんの誕生日が近い、ということを直前に思い出したのでプレゼントを物色したかったからです。なんとなく思いつきでラッシュに行き、どんな匂いが好みか分からなかったので、いくつかのボディソープ小サイズを数種類詰め合わせてみました。ついでに自分の石鹸も買った。
さらに無印の有楽町店でしか売っていないという猫草を買おうと無印に向かったのですが、場所が分からず(笑)結局交番で聞きました。「ここをひたすらまっすぐ行って下さい。ずっとまっすぐ」と言われた。無事まっすぐで着いて、猫草も買えて良かったです。でもうちの猫、今ある猫草をもしゃもしゃ食ってますが一回も毛玉を吐かないんですよね。消化してんの?
それから友達と落ち合い、有楽町で落ち合うたびに行く韓国料理屋でライブ前からがっつり食べました。あんま他のバンド見るのもしんどいねーとだらだらしてたのですが、私たちは久々にメトロも見たくて、Yさんは「きっと4番目とかじゃない?」と言ってたのですが私は何となく2番目くらいに出てきそうだ、と主張して、結局開演時間が過ぎたあたりに会場に向かいました。前日までの台風でどうなるかと思ったんですが、見事に晴れて、さすが星子パワーと思いましたよ。しかも翌日も、雨。まさに奇跡の晴れ間。

入場した時は1番目のWizardが終わって転換中でして、適当に物販を見てから席に…と思ったのですが、Yさんとは別々に取ったため席が微妙に離れてまして、一人だとつらいねどうするーとぼんやりしてたら聞き覚えのあるメトロのSEが流れてきまして。うわ2番目だった、と少々慌ててとりあえず2人とも上手の席だったので上手に移動しまして、でもソールドしてないので後ろの方は空いてて、いいや、と立ち見の柵でメトロノームだけ見ました。

しかしメトロノームを見たのは2年ぶりくらいで、ドラムのユウイチローさんが抜けて最初のライブだとかで、なのに全然変わってませんでした。まあ予想してたけど(笑)。
フクスケくんが坊主になってて怖かったとか、初めて見る衣装だったとか、フェンダー使うようになってたリウさんがタルボに戻ってたとか、そういうことはありましたが、でもノリも曲もシャラクくんの喋りも全部、記憶のままのメトロでしたよ。「とりあえずわーって言っとけー」とか(笑)。最近の曲は知らなかったけど、絶望さん、にYさんと大うけ。力いっぱいコーラスで「明日はないー明日はもうこないー」。すげー絶望の曲だー。新曲だという、たわいないトワイライト(これもメトロだなあ)はリウさんのチョッパーがすごくて、これリウさんの曲かなーとか言ってたんですが、最後はプチ天変地異。よく知ってますよ。面白かった。ワンマンツアーの告知もあったし、久々に見たいかも。サポートドラムの子も若そうで一生懸命やってて、よろしかったです。
そして終了後「やーリウさんやっぱり男前ですねー」と言ったらYさんにびっくりされました。何で? 普通に男前ですよ彼?
あと、ステージが滑るらしくシャラクくんがやたら滑ってたので「滑りやすいのかな」「あ。やばい。あの人(太朗)絶対転びそう」「明くんもやばい」「いや明くんは転び慣れてるからいいでしょう、太朗くんはうっかり怪我しそうじゃない」と言っていた私たち。

MCでシャラクくんが「楽屋で前のWizardさんをモニターで見てたら、ライブ終わったらすごい人がわらわら出てきて、Wizardさんは事件に巻き込まれたのかと思った」と言っていたのですが、転換になったら本当に中央からスタッフが大量に出てきてドラムをわーっと換えてて笑いました。
で、転換中は司会のノボルくん(彼もすっかり司会の人なんだなあ)が出てきてメンバーとトーク。メトロではフクスケくんが出てきましたが、ああいう喋りは得意じゃない人なので見ててはらはらしながら「早く帰ったらいいのにー」と言ってました私たち(笑)

それから立ってるのもしんどかったので、適当に一番後ろの席に座って見てました。
けっこうそういう人いましたね。PAの近くだったので音は良かった。

次はロリータ23区(で、合ってる?)。でももう転換時に出て来たドラムセットだけで私には無理でした。ツーバスのヘッドになんていうか「いかにも」なすごいイラストが描いてあって、もうそれが私には怖くて怖くて(笑)。ずっと「こわいー」と言ってた。
曲もなんか捕らえ所のない感じで、それが進化したらディルみたいになんのかな、とは思いましたが、苦手は苦手でしたねえ。前振りで「一番若いです」と言ってただけあって、演奏も、うん若いねえって感じだったし。ノリも格好も若い、おばちゃん着いてけへんわーっていう感じでした、はい。
しかしボーカルがめっちゃちびっこでした。お立ち台があったのに、乗ってるのに他メンバーと変わらないような。また「あのお立ち台、プラでもあったらどうする」「太朗くんあれ以上でかくなってどうすんの」と言っていた私たち。

次はてっきりKraかと思っていたのですが、出て来たドラムセットがカノウプスで、あれーあんなの使うバンドなん?と思っていたら、ノボルくんの話す3つのキーワードがまず「新人です」で、タカ&ヒロかあ!とびっくり。いやでも、そういうもんかもしれない。今までの経験上。しかしキーワードの最後思いっきり「元ラクリマです」と言ってて笑いました。
さてその、タカ&ヒロ(こう書くとお笑いコンビのよーだ)ことLibraianですが…すいません、正直、いろいろ辛かったです。サポートらしきリズム隊と4人でのライブだったんですが、確かに基本的に皆、技術はあって、そりゃ前のバンドよりは全然聴かせてくれたんですが、なんかやっぱり突貫工事的な雰囲気は否めなかったし、曲も何がやりたいのか今イチ分からなかった。というより、“ラクリマではなくやりたかったもの”が見えなかったんですよね。良い悪い以前に。
まあ私はそこまでファンというわけではなかったし、聴き込んでもいなかったので、深いことは語れないのですが、とりあえずビジョンが見えないのがもやもやしました。タカのノリもまったく同じだったっていうのもねえ…タカを呼ぶ声がちいさいなーって、それ言い続けるんだーと。
最後だったかの曲タイトル「恋はデジャヴ」てのには吹きましたけど。

その後の転換時のトークもすっかりタカワールドでした。とりあえず、すっっごい変な人だなあ(笑)
しかし、その時に色々宣伝をしたんですが、CDだかの宣伝でヒロさんが「Plastic Treeに勝ちたいです!」て言ってまして(笑)。さらに次のKraのキーワードでも「プラトゥリさんではありません」と言ってまして。なんか、プラ愛されてるなあって思いました。そうやってネタにできるのはある程度の好意があって、かつ笑って流してくれるバンドだからだろうし。

で、次がKra。ここもバスドラのヘッドにイラストがありましたが、まだ許容範囲の絵でした(笑)。こういうイベントって、ドラムでバンドがすぐ分かりますねえ。昔のプラは本当に分かりやすかったんですよね。ヤマハのワンタムのやたらシンプルなセットで、出て来た瞬間に「プラやあ」てなった(笑)
ここは、プラ以外では一番良かったです。曲もノリも。演奏もまとまっててうまかった。Yさんは「ドラムがチャラい」と嫌がってましたが(笑)。しかしここは更にボーカルがちびっこで、お立ち台に乗っても本当にちびっこで、それにびっくりした。星子さんより小さくないか?と。終了後のトークはボーカルともう一人(誰か分からん)だったんですが、その2人の身長差が恐ろしかったもの。肩に届いてなかったです。

そしてトリのプラ。キーワードを読み上げるノボルくんも「もう分かってますよね」と堂々とばらす。キーワードは「長谷川さんて方からです」と言われてましたが、最後に「皆さんよろしくお願いします」とあったのがプラだねえ、て感じでした。あと竜太朗くんから「今日は僕らを御神輿担ぐ気持ちで」云々のメッセージがありましたが、やたら長くてノボルくんも読みながら何度も「長いわ!」て言ってました(笑)
もうこの頃はすっかり日も暮れてまして、がっつり照明が灯ってました。スタッフが買い物かごみたいなのを下げてうろうろしてたのですが、床を滑らないように拭いてるのかな、て感じでした。博多ライブでもあったという、ど真ん中のカンペ用ボーカルモニター(笑)もあった。お立ち台はありませんでした(笑)
さてプラさんは前に行くかね、となったんですが、自分の席に今更行く気にはなれず、結局上手の後ろの方の空いてる席で見てました。あまり下がると逆に目立つので、なるべく前には行きつつ。そうしたらメンバーの出入り口が丸見えでして、そこでスタンバッてる明くんが見えて「あきらちんだ」「あきらちんがいる」と普段呼びもしない呼び方できゃいきゃい言ってみました(笑)

しばらくしていつものようにマイブラが流れ、メンバー登場。皆、最近のライブおよびアー写の衣装でしたが、竜太朗くんはおそらく真っ赤な糸のプロモの衣装でして、ロングジャケットにスキニー。だったんですが。
すいません、もう本当に叫んだ。

竜 太 朗 く ん か っ こ い い !!

最近の激痩せっぷりのせいで、シルエットがめちゃくちゃかっこ良くて、Yさんと「太朗くんかっこいい!」「うわ、かっこいい!」と大興奮(バカ)。彼を見るのは今月3回目なのに、全身が見える状態だったのが初めてだったせいか、連日のハードスケジュールで更に痩せたのか、長身だし、とにかくぶっちぎりでかっこ良かったのですわ。一曲目からあのおっきめの赤いギターを持ち、そのシルエットがまたかっこいいのなんの。ひいい!てなった(バカ)
セットリストは、不純物、エレジー、真っ赤な糸、メランコリック、ヘイト・レッド,ディップ・イット。さすがに5曲やらせてもらったねえ、と嬉しかったです。
とりあえず「太朗くんかっこいい」しか書きそうにない勢いなんですが、彼、実は調子悪かったかもです。唄はそれほど悪くなかったんですが、MCとかで咳き込んでて心配でした。唄は良かったけど。不純物でも思いっきり「ああーーーーあーー」て言ってたし、真っ赤な糸ではものっそい力強く「話したい事がたくさんあった」と唄ってくれてその歌詞に弱いYさんがよろめいてたし「さよなら ああ」と熱唱してたし…いつも通り手を伸ばして唄ってましたが、腕の細さと相まってその手がめっちゃ大きくて素敵でした。メランコリックの最後のマイクスタンドにしがみついてのシャウトもあったし、ヘイトではあちこち移動して拳を上げて煽って、足もすごい上げてて、そのたびにうわー本当細いわこの人、と思いつつ大はしゃぎしました。メランコリックもヘイトもかっこ良かった。
でもそんなにかっこ良くなっても喋りは変わらずふわふわなわけで(笑)「今日はどこかで花火があるみたいなんですが、ここで花火みたいに盛り上がってください」とか何とか言い、次のMCで武道館の告知をして「本当はさっきのMCで言わなきゃいけなかったんだけどね(笑)…でも、ちゃんと言えました」と頷きながらにこにこ。あれ、予備知識ない人だと見た目とのギャップにびっくりすると思う。
しかし中盤、ぶちおがちょっとガタついてヒヤヒヤしました。1曲目からローディー呼んでなんかしてましたけど。持ち直してくれたので良かったですが。ヘイトの最後は一番かっこ良かったのはぶちおだった。あと、下手にいたこともあってか、明くんのギター職人ぷりが素敵でした。俯いたギタースタイルがかっこ良かった。メランコリックあたりから前に出て来て、笑顔で、それも嬉しかった。そして多分ヘイトで、前に出て来てる明くんに近寄った竜太朗くんがこめかみにちゅーっとしまして、イベントでキスするか!とびっくり。しかも別に一瞬じゃなかった、ちゅーってしてた。明くんも別に動じてなかった(笑)けっこう正面でガン見してしまった。
正くんは全体的に様子がおかしかったです(笑)。演奏じゃなく、やたら妙なステップを踏んでて、「リーダーがおかしい」「うん、どうしたんだ」とひそひそ言っておりました。まあ、ご機嫌ではあったんでしょうが。
客席も見る限り、かなり皆盛り上がっててよろしかったです。近くにものすごくプラファンらしい男の子がいて、全員の名前を叫んでて、ものすごい乗ってて、気になって微笑ましくて仕方なかったです。ヘイトでめちゃくちゃヘドバンしてたし。

終演後、ノボルくんと星子さんが出て来て出演者の呼び込み。しかし最初の方のバンドは1人2人ずつしか出て来ませんでした。メトロもフクスケくんのみ。しかしフクスケくんが、非常に柄の悪い私服で出て来まして、坊主だしめちゃくちゃ怖かったです(笑)。道で会ったら逃げるぞあれは。でもKraはちょっと思い出せないんですが、タカ&ヒロも出て来てプラは全員でちゃんと出て来てました。ライブ終了直後ってこともあるんでしょうが。一言ずつ、ということで、挨拶をしたのですが、相変わらず明くんが可笑しかったです。いきなり「もういいですか」だったもんなあ(笑)。でも「皆さんお揃いの浴衣着てねえ。着てる人も、そうじゃない人も、皆ありがとう」とけっこうちゃんと締めてました。その後、最後は竜太朗くんだったんですが、ここでもちょっと咳き込んでて心配になりました。
そして全員で好きなバンドの名前を叫びましょう、ということで終わったのですが、プラメンバーは星子さんに向かって叫んでて笑えました。

その後、全員退場、てことになったんですが、並び的に竜太朗くんが出口への先頭だったんですよ。でも彼はずーっと両手で客席に手を振ってまして、後ろが詰まってしまって、仕方ないな、て感じにプラメンバーが竜太朗くんの後ろを通って退場して他の面子も続きまして。まさか最後になんの?と思ったんですが、結局最後まで彼はステージに残り、ずっと手を振っていました。やっぱり最後近くに残ったタカにどーんとタックルされて、あ、どうも、みたいに会釈をして、それからも手を振って。ノボルくんと星子さんに促されるように去ったのですが、扉をくぐってからももう一度振り返って手を振って。
トリだったし、出演者の中では先輩だし、ということもあるんでしょうが(下っ端バンドがやったら怒られそうだし)あのファンサービスを見て、そして仲良く全員で出て来たプラを見て、他のバンドも、ああいうところが10年続いた所以のひとつだと、そう感じ取って参考にしてくれたらいいのにな、と思いました。
小ちゃくまとまってはいるんだけど、でも、10年やってきたうえでのそれが、本当に愛しいなあと。最近いつもそう思ってしまう。

行けて良かったなあ、と幸せをかみしめながら帰りました。



2007年07月14日(土) 僕ら以外は全部吹き飛べってはしゃぐんだ

友達からプラの福岡イベントの速報が来ました。なんと10曲1時間もやったうえ、友達は最前列に行けたらしく「私には太朗くんしかいないと思いました」と(笑)。セットリストも面白そうだし、最後は出演者全員で一言ずつ言った後「有村さん締めてください」とふられ、本気で困って正くんに助けを求めても流され結局「山笠があるけん博多たい!」という竜太朗くんのつたない博多弁に合わせてステージも客席も全員で横の人と手をつないで万歳をする、という非常にローカルなネタで終わったそうな(笑)。あの人少し福岡に住んでたらしいので、博多ライブでは「山笠が〜」てのは言ってましたが、まさかイベントで大々的にやるとは誰も予想できなかったでしょう。
明後日の野音も楽しめますように。雨…の心配は実はあんまりしてないんですよ。台風だけど。なんせスタイリッシュウエーブ、前身のショックウエーブの時から10年以上雨だったことがないらしいので。星子さんが晴れ神様なんでしょう。

東京も雨だったので一日中家にいてました。湿気のせいか怠かったし。洗濯物も乾かないなあ、と、ちょっとしかしなかった。
そんで久々に猫にがっつり噛まれ、左手首が真っ赤なミミズ腫れです。めっっさ痛い…



2007年07月13日(金) ガラスの空に台風がきてるってさ すごい風だろ

明日の福岡イベントではプラさん、タイムリーに真っ赤な糸をやるといいと思います。台風の中で台風の曲をやることも、なかなか貴重だろう。
友達が行くので、飛行機飛ぶのか?と心配してましたが、前日入りしたみたいですね(10周年ブログおよびぶちおブログ参照)。次々に九州便が欠航になってるみたいで、前日入りしてくれて本当に良かったよ!と友達からメールが来ました。ちゅーか先手を打って変更したのかもしれないけど。千葉コンビは山笠を楽しめたみたいだし(本番は日曜だからたいした展示はしてないらしいけど)ぶちおはヴィドール見に行ってるし(ドラマーってほんとに交流範囲広い)よろしおすな。

日記を飛ばし気味にしてる間に、両ブログでいろいろとネタがあって心は潤ってます(笑)。
・ぶちお視力いいなー。でも私も似たようなもんだったがぶちおの年齢から右目だけがたっと落ちたので気をつけろ(現在右0.6、左1.5)
・武道館、「ステージ大幅変更により追加発表」のニュースに笑ってしまった。最初いかに上げ底設定だったかバレバレやん(笑)。でもそれでも完売したということはすごいです。追加分はきっと完売は無理だろうなーと思ってますが、行きたい人が全員行けるといいな、と思います。
・それを受けてかの緊急会議で呼び出されるメンバー。図面を広げながら正面(ただしづら。正くんのお面)をさり気なく持ってる太朗くんが、ファン心理をわきまえてて小憎らしいです。
・でも「妙に実感わいた。いまさらだけど」に、うっすら映る図面に、否が応でもわくわくさせられました。
・明くんもブログ書いててひゃっほう。

あと、ネオのアイジ×竜太朗対談読みました。偶然見たら対談しててびっくりした。そして妙に嬉しかった。私、この二人が交流あるとは知ってても具体的に対談とか読んだ事がなかったので、色々と興味深かったです。アイジ適当だなー(笑)。でもこの二人ってすごい和やかにほのぼの話しててそうで、想像しただけで癒されます。「10年とか経って、お互い音楽続けててこうやって雑誌に取り上げてもらえてるのが嬉しい」と言ってて、さらにほのぼの。
そういや少し前に潤くんと明くんも対談してたんでしたっけ。読み損ねてしまったけど。普通に考えたらギタリスト同士、ボーカル同士とかで仲良くなりそうだし、その取り合わせがいつも不思議だなーというか、単に性格的に合う人なんだろうなーと。アイジも「仲良しのボーカルって竜ちゃんだけかも」て言ってたし。


ところで昨日ネジのレポ書いてから色々思い出してたんですが。頭の中では竜太朗くんが熱唱してたOH MY LITTLE GIRLが回ってましたが。
私が最初にネジをo-nestで見た時って(凡庸というイベントすら存在しなかった)ちょうど隆くん脱退〜ぶちお加入のシューゲイザーツアー直前、で、けっこうファンも本人たちもぐらぐらしていた時期だったんですよね。それもあってか、太朗くんはまったく心を開いてないような感じで箱は狭いのに非常に遠く、それこそ「うすいカーテンの向こうにいる」ような雰囲気のライブで、客もものすごい気を遣って見てる感じだったのです。ある意味平和だったんですが。だけど火曜日に見たネジではプラと変わらないパフォーマンスをしてて、メンバーとの距離もお客との距離も近くて、ラフに楽しんでまして。
全部ではないものの、ずっと見て来て、ネジの歩みは再生したプラの歩みと、そして太朗くん自身の歩みととてもリンクしてるなあ、と思いました。いや太朗くんがやってるんだから当たり前かもしれないんですけど、俯いて唄っていた彼が、ステージを跳ね回って手を伸ばしてくれるようになったのが、本当よく分かります。

とても良い時期に10周年を迎えて、本当今年はファンもメンバーも充実してると思います。
願わくば、すべてとは言わなくても、なるべくたくさん、共有できますように。



しかし会社の引越(階が変わるだけですが)があって、定時までに荷物詰めなくてはならなかったのでぐったりしとります(笑)
しかも16日、休日出勤で荷物ほどけと…スタイリッシュウエーブ取ったから絶対16時には帰る。プラはトリだろうけど、メトロも見たいの。



2007年07月12日(木) 凡庸な逆回転その18@池袋Y2K(7/10)

またもや数日遅れのレポです。長いです。

ひっさしぶりに凡庸に行けるなー、と思い返せば多分2年ぶりくらいでした。うわーそんなに行ってなかったんだ。
ネジを最初に見たのはおそらく5年前のo-nest(多分)オールナイトイベントで、客も満員ではなくてすごいまったり見れたんでした。多分ヒロさんと竜太朗くん以外は別メンバーで。曲は変わらないんだけど。プラがどうってMCもまったくしなくて、ほぼ動かず一生懸命に演奏してて、その雰囲気が逆にとても良かったんですよ。その後徐々にこなれていって、普通にプラの告知とかもするようになって、私も毎回は行けなかったんですが、最後に見た2年前のロフトでは「普通のパフォーマンスになったね」ていう動きをしていたんだよなあ、と。
そんな思い出話はまあいいですね(笑)

仕事中、いきなり19時からセキュリティ勉強会だかの良く分からん予定を入れられたのですが「わたし今日は定時に帰りたいんですが」「いいよ」とあっさり許可をもらい(派遣なんてこんなもんか)定時ダッシュしました。私はローソンチケットで123番で最後のほうで、ライブハウス予約してた友達Yさんは「50番とかだったー」というので先に入っちゃってました。受け取りの際、マイクチェックする太朗さんの声が聴こえてたそうな。Y2Kは遥か昔に一回行ったきりで場所がよく分からなかったのですが、地下鉄から出たらその前に番号順に並ばされてて(ライブハウスは交差点の向こう)、迷う不安はなくなった代わりかなり恥ずかしかったです。雨だったし。並み居る女子たちのなか、なぜかおばちゃんが私を選んで「何があるの?」て2回も聴いて来たし。ちなみに「有名な人?」と聞かれて「いいえ」と答えてしまいました(笑)。「場所が狭いだけです」と。Y2K前は店が密集してて並べないんだろうな。

雨の中待ちながら、本当は雨男なのは正くんじゃなく竜太朗くんなのでは、とちょっと思いました。

入場した時は既に満員だったので、とりあえずとっととドリンクを引き換えて、ちびちび飲みながら後ろのほうの中央付近で友達探しつつ待ちました。だいたい15分押しくらいで開演したかな。
開演前&転換時にはステージに幕(人力)とスクリーンがあり、石坂浩二の金田一(悪魔の手毬唄)が流れてました。あれ夏目雅子が出てたのね。

まとめるの面倒なので(おい)箇条書きします。

まずはヤスくん。
・いつも通り(と言っていいのか)オケを流してしっとりとひとり歌い上げ。
・久々に見た彼はすごい老けたように見えたが、Yさん曰く最初からあのまま変わらん、と。
・前々から思ってるんですが、私絶対ヤスくんと趣味が合う。竜太朗くんとも、ファン的思い込みじゃなくそう思うんだけど、ヤスくんはあがた森魚ナイトで見て確信して今回もそう思った。
・2曲目が中谷美紀の「いばらの冠」でして、私この曲が、ていうかこの頃の彼女のビジュアルや曲やらが大好きでアルバムも持ってて一時期カラオケで歌ってたりしたので(暗)、ひとりで大喜びしてこっそり一緒に歌ってました。後で合流したYさんが良い曲だったねーオリジナルかと思ったら中谷美紀ってことは坂本教授?と言ってきたので、アルバム貸します!と笑顔で答えた。
・次(かな)やった明日香の曲は、てっきり中島みゆきかと思って聴いてました…ら、ラストが中島みゆきの「誕生」でした。
・持ち曲も一曲やってました。
・告知を色々してましたが「8月にロフトプラスワンで犬神凶子ちゃんとか鳶丸くんとかあとアニメの人とかで、アニソンライブやります」というのは九州の友達Rに伝えねば、と思った(グルグル&犬神好き)
・皆さん好きな人とかの誕生日って覚えてる?という前フリでしたが、実はこの日妹の誕生日だったのでひとりでウケた。
・今日は納豆の日らしいよ、ということで「オナンと楽屋が一緒なんだけど、あいつの鞄に納豆が入ってて」というのに爆笑。
・しかしその前の「太朗は納豆大嫌いらしいんだけど」というMCはやや無理矢理な感じがしたよ(笑)
・ラストの中島みゆきは壮大だった。

で、ここの転換時にYさんが私を見つけて手を振ってくれたので移動。上手端の真ん中あたりで見ました。
この日は私、カシラのリネン編みのヘアバンドをしてまして、非常に見付けやすかったらしいです(笑)。てことは目立ってたかも…か…(わあ)。思いっきりガーリーテイストだったし結ぶタイプだったので会社で(それで仕事してきた笑)「メイドとかがつけてるやつ?」と言われましたがヘアバンドだと言い張りました。だってヘアバンドだし。顎下で結ばないし。グレースのロングフリルジャケット着てたし、女子には大受けしましたよ。男子は引いたかもしれんがどうでもいい。

次はオナン・スペルマーメイドちゃん。
・いつも通りキラキラメイク&白アフロウイッグにキラキラロングドレスで可愛かったです。
・タイトル分かりませんが「Never Never〜」と繰り返す曲(ボーカル入り)に合わせて口パクで納豆をかき回しながら踊って爆笑。しかも途中食べてたし客にも食わせたし。
・第一声が「納豆の日ばんざーい!」
・「ヤスがネタばらしちゃうからさ」その通りでした。でも受けた。
・雨が降らないとダメよ、でも出勤とか嫌だから夜降るよう願いましょう。自分中心で。自己中でいいのよ。自己中と傲慢は違うの。だから今日は皆で「自己中〜」て叫びましょうよ。フリ作って。あんたたちフリとか得意でしょう?(笑) ああいうの(手をくるくる)とか、ほら何かないの?
・ということで妙な「自己中〜」というフリが生まれてました(笑)
・あたし今5人彼氏がいるんだけど。(えー!?)本当よ。一人フランス人でガーデナーなの。庭いじってんのよ。夜はあたしをいじってんだけど(笑)。だからフランス語を勉強してて、フランス語で一曲歌います。
・ということで半分デタラメにフランス語のシャンソンを歌ってくれました。「外国語覚えるには外国人と付き合うといいわよ」と正論です。
・曲はシャンソンとかジャズとか。素敵な世界でした(好き好き)
・大学時代バンドでボーカルやってて、でもやってる曲に不満で、一曲だけジャズやらせてもらったの、と歌ってくれました。
・告知いっぱいしてましたが、弟のお別れパーティだったり温泉施設だったり面白いことばっかり。弟さんがパラオに行くとかで「兄貴、何かやってよって言われて」と…よい家族だなあ。
・最後はものすごい壮大な曲を歌い上げてくれました。ヤスくんに続き壮大な終わり。

この時点でかなり会場があったまりました。
今回3バンドしかいないし、ヤスくん→オナンちゃん→ネジ、という流れがとても良かったように思います。

そしてネジ。
・セットリストは春よこい、オリジナル、Song2、少年時代、卒業写真、悪女、スイートメモリーズ、ロマンティックが止まらない、涙のリクエスト、OH MY LITTLE GIRL、夢の中へ、GARDEN(順番は忘れた)
・幕が開いてからSE一曲分くらいメンバー出てこず。中央のマイクに比べて非常に低いギターのマイクに笑う。
・Yさんはそもそもシュラフ(ヒロさんの休止中バンド)のファンでもあるため「ヒロさん見える?」「あの人ちっこいから諦めてる」「こっちだとマイク見えるし変わろうか?」とゴソゴソ。
・実はこの前のプラAXで偶然ヒロさんとはすれ違ったのですが、思った以上にちっこかった。160ないよね?てくらい。
・まず楽器隊が登場すると、皆浴衣or甚平姿。大騒ぎの客席。トールさんとベース(名前失念)はよく見えなかったけど多分ベースの彼は浴衣で、ヒロさんもといネジヒロさんが甚平。
・しかし遅れて登場したネジ太朗くんは期待を裏切ってふっつーに白Tシャツに下に黒パーカー(笑)。大ブーイング!
・一曲めからしっとりと春よ、こい。ネジアレンジはとても素敵…でもまだこの時点で演奏は硬かった。
・2曲目、唯一のオリジナル(多分)。なんつーか「らしい」曲です。
・続いてブラーのSong2。アレンジはほぼ原曲通りですけど、それが逆にすごくかっこ良かった。原曲より好きかも。
・おそらくここでMC。皆衣装が揃ってますねえ…僕だけ…てことで客がブーイングし、ものっそい笑ってるネジ太朗くん。
・嫌がったのかと思いきやベース「竜太朗には内緒にしとってん」と(笑)。本当かな。太朗が着たら全部持ってかれる、て思ったのかな。
・「いじめですよ。仲間に入れてもらえてない…ドンキホーテで買って来てくださいよ(笑)」
・ロックアレンジの少年時代。「夏に夏の曲をやるのはいいですね。でも夏は暑いですね」
・卒業写真とか季節感ごちゃまぜの選曲ですからね。でも卒業写真が良い出来でした。
・ツインボーカルで悪女。でも「行かないで」をベース氏が唄っててびっくり。
・スイートメモリーズは、初期は英語の部分をぶっ飛ばしてた気がしますが最近は唄っているようです。しかしロッカバラードなアレンジになってるわ、太朗くんは真っ赤な糸ばりの激しいテンションで唄うわ、一番キレてる曲かもしれなかった。
・ロマンティックが止まらない、は非常にボーカルに違和感がなかったです。
・「ネジ最近頻繁にやりすぎて飽きられてないかと思って新曲を用意しました。3時間くらいそればっかり練習したら他の曲ができなかったんですけど」3時間、てあたりで笑いながら首を振ってたヒロさん。ね?て太朗くんに振られて、え?あ、うん、みたいに無理矢理頷いてた(笑)
・そしてなにをやるかと思いきや、ダダダダダ、というリズムを刻むドラムに向かって手を上げていた太朗くんがブレイクで振り向き、「Oh my little girl〜あたためて〜あげよう〜」と!
・まさか尾崎をやるとは。悲鳴をあげるYさんと私。
・だって太朗くんの声で「こんなにも〜あいしてる〜」ですよ。ロックアレンジで原曲以上に激しく唄っている彼にきゃーきゃー言いました。
・ネジ太朗くんはすんごい動いてた。前にもいっぱい来てくれた。
・涙のリクエストは微妙にフミヤの唄真似ぽくなってた(笑)。似てしまうのかなやっぱり。
・でも2番も1番と同じく「俺の送った〜」と唄ってて、最後だけ「リクエストだよ〜」と無理矢理2番に。間違ったよねーと後で言いつつ、でも本当の歌詞は思い出せなかった私たちでした。確か何か投げなかったっけ?と言ってたんですが(後で「リクエストした曲に合わせて指輪を海に投げる」という内容だったと判明。どんな曲をリクエストしたんだか)
・しっかしネジ太朗くんはノーメイクでして、ひっじょーに目が小さくしゅーっとした顔だったんですが、でもなんだかんだとすごい綺麗な顔立ちだなーと実感。
・そして異常に肌が綺麗でした。ものすごい色白でものすごいつるっつるだった。顔もマイクを持つ手もつるっつる。本気で化け物だ。
・隣に並ぶネジヒロさんがおそらく普通に年相応なので、比較してびっくりしてました。だって多分ヒロさんのが5歳下とかなのに。。。
・さらにヒロさんは丸顔目ぱっちりでちびっこ、なので、何もかもが好対照。同じ成人男子でもこーも違うか、とか思って見てた。
・でもヒロさんもすごい良い笑顔で可愛かった。Yさんも喜んでました。「te'(ヒロさんの現バンド)もちゃんと聴こうかしら」と。
・ベースの彼も普通に男前で、浴衣が似合ってました。けど他面子が濃すぎるのでねえ(笑)
・会場も暑かったですがステージ上はもっと暑そうでした、「蒸し風呂状態」と言ってた。
・アンコール、先に出てきた楽器隊が全員「まだまだ遊んでくれますかー!」と言って爆笑。でもねえ、こういう場で、何のてらいもなくそういうことが笑顔で言えて、客も普通に受けて、なんて和やかなんだろうって思いましたよ、しみじみ。
・ドラムを呼ぶ前に「別業界からゲストです!王子!」言ったので何かと思ったら、トール氏がサンバイザーつけて出てきまして。どうやらハニカミ王子に激似らしくて、Yさんも「本当に似てる〜!」と大ウケしてましたが、わたし、テレビ見ないので本物の顔を知らないので(笑)よく分かりませんでしたー。
・太朗くんがなかなか出て来ず、それぞれの所属バンドの告知をして、ベース氏が代わりに「竜太朗もPlastic Treeでね」と告知。「武道館もやるんだってね。皆行くの?」元気良く「行くー!」と答える客席に向かって笑顔で「俺も行く」と。あー和やかだなーと思いました。
・さらになっかなか出てこない太朗くんに、私は「もしや」と思ってましたが、出てきた太朗くんは浴衣姿でした。皆大騒ぎ。私の位置からは幕から出る瞬間から見えたので、先にひとりで「わあ」とか言ってしまった。
・「いやードンキホーテってすごいね!」と言ってましたが、いかにも「急いでその辺で買ってきました」的なやっすい浴衣でした(笑)。普通に似合ってましたが。
・「やっと参加できた気がします(笑)。でもモニターで見てたら亡霊が3人いるみたいだったから、4人に増えたということで」
・ここで夢の中へ、だったかな、本編のどこかだったかな。オーラスがガーデンだったことは確かですが。
・ガーデンかTODAYのどっちかは絶対聞きたかったので、最後がガーデンで嬉しかったです。
・でも終了後Yさんに「洋楽?」て聞かれました(笑)。いやスパイラルライフでっせ! 彼らの中でも一番の名曲でっせ! エバーグリーンなね!と力説。
・ガーデンもSong2と同様、原曲とほぼ同じアレンジなのですが、それが逆に本当沁みた。かっこよかった。「ゴーバックトゥザガーデーン!」と叫ぶ私。Bメロは日本語に変えてました(オリジナルは英詩)
・最後まで残ったネジ太朗くんが「すっごい楽しかったです! ありがとう!」と挨拶、手を振りながら去って、普通にいつもの太朗くんでした。

久々だったこともあり、すごく楽しかったです。
飛び飛びとはいえ初期から見てるので、最初の方はどうしても客も太朗くんのみしか見てない感じはしたのですが、今回はもちろん彼目当ての客が大半なんだろうけれど(私もそうだし)イベント全体として、ネジとして、楽しむ空気が出来ててよろしかったです。わきまえる部分と好きなように楽しむ部分と、やってる方も見る方もそれが出来てる感じがしました。
とにかく皆が楽しそうなのが良かった。会場も楽しそうなのが良かった。

しかしまだ短かったとはいえ(レギュラー3組しか出なかったし)開演が20時過ぎだったため終了は23時近くて、物販見る余裕もお茶する余裕なくすぐに帰りました。語り合いたかったね〜と残念だったんですけど、お互い明日も仕事だし電車もやばいし。
しかし楽しかった。次もまた、行けるといいなあ。



2007年07月09日(月) 目を閉じたら零れてく これは何?

本当は昨日知って、友達とメールがんがん送り合って騒いだので昨日書くべきだったのですが、ライブレポを上げたので、今日改めまして。

プラさん、武道館公演 即 日 完 売 ですって…!

本当びっくりして、本当嬉しかったです。まさかのソールドアウト、しかも即日。
きっとファン皆が心配してたのに、蓋を開けたらこうだったよ。確認した瞬間、泣くかと思った。友達からも「本当に!? プラって…! プラって…!! 泣きそうなんだけど!」「ロッピー見たけど本当だった!信じられん、夢見てんじゃないだろうか」とかメールが来て、昨日は精神的にいっぱいいっぱいで、逆に曲が聴けませんでした。聴いたら泣きそうで。
今日、出勤中にネガポジ聴いてたけどやばかったですよ。そしたら友達から「もうだめ…」てメールが来ましたよ。「昨日から、どの曲聴いても泣けてきちゃう…」って。帰りは無償にプラネタリウムが聴きたくなって聴いてたんですが、そしたら案の定電車の中で泣きそうになってしまいましたよ。昔の、手術前の竜太朗くんの細く高い声がすごく儚く聴こえて。だいじょうぶだよ、て意味もなく思って。

武道館って、セットの組み方でアリーナ席はかなりの変動ができるので、実際のキャパは分かりません。でも即日完売っていう状況的に、そんなにめちゃくちゃステージ広く組んだりしないんじゃないかなあと思います。思いたいです。
でもそれはどうであれ、“武道館即日完売”というのは単純にすごいですよ。ほんとに。

加えてまた、隆くんがブログでめちゃくちゃ喜んでましてねえ…ほんとに泣けた。
プラって。隆くん含め、プラって。もう。
本当にもう、どうしよう。あの人たちって、もう。涙で前が見えないよ。
ブログのタイトルが「ざまあみろ(笑)」だったのにも、ああ、たかちゃんだなあーって思って、笑って泣けた。なんだか、武道館が発表された時より、今の方が断然感動してます。初めて心底おめでとうって思います。

何度も言ってることなんですが、この前のAX帰りに友達と「隆くんの脱退は当時本当に悲しくて辛かったけど、必要なことであれで良かったんだよね」としみじみ語り合いまして。隆くんはプラが本当に好きで、だけどやってくうえで目指す音楽や他メンバーとの気持ちの差を感じてしまって、そこで無理して亀裂が入る前に潔く身を引いたんだよね、と。「そこで身を引けたところがすごいよね」としみじみして。だからそれからもメンバーとの関係は悪くならず、たまにセッションまでやっちゃうくらいの関係でいられて。
でもそれから今まで、竜太朗くんとだけは組んだりしていないんですが、それはお互いにしては駄目だと分かっているんだろうね、と。友達が変な意味じゃなく「恋愛関係に近いものがあったと思うんだよね、あの2人は」と言って、そうだよねーとまた皆でしみじみ。皆、彼ら2人の出会いの話がすごい好きだと言い合ったんですが(打ち上げで部屋の対角線にいたのにいつの間にか並んで話し込んでた、ていう)そもそも隆くんはプラが好きで、竜太朗くんが誘って、お互いがすごく好きで、でも、だからこそもう一緒にやっちゃ駄目な関係もあるんだよね、と。嫌いで別れたんじゃない、まだ好きは好きだけど、でもだからこそ一緒にはできない、という。
それをお互いが、皆がちゃんと分かってるから、隆くんも堂々とライブを見に来るし喜べるんだと思うのです。

そして加えてしみじみしたのは「ぶちおって大人だねえ」ということでして。やんちゃな末っ子キャラだし、事実そういう性格ではあるんでしょうが、でも本当の意味で大人だと思います。やっぱり友達が「こういう言い方は語弊があるかもしれないんだけど、すごくちゃんと仕事をしてるよね」と言って、また皆で頷いたんですけど、「お仕事」という意味ではなく「自分のするべき仕事」を理解してちゃんとやって結果を出してるよねー、と。すぐには出来なかったかもしれないけれど、悩んだりしたと思うけど、頑張って頑張って、今は自分のやるべきことをちゃんとやってるよね、と。
確かに、隆くんのドラムは叙情的で唄ってて、ずっしりと届いてたけれど、ぶっちは全然違うからそういう風には叩けないんだけれど、でも彼に変わってから、音楽的な幅はすごく広がったんですよね。昔の空気はもちろん大好きだし、もう聴けないのは本当残念だけど、でもやっぱりぶちおに変わらなかったらこの“脱皮”はなかったと思う。
だから、今は本当に「必要な出来事だったんだね」と思えます。隆くんファンで、交代してから本気でファンやめちゃうんじゃないかってくらいテンションの下がってた友達が、この前のイベントで隆&正での割れた窓を聴きながら「大笑いしたしすごく嬉しかったけど、その後すごくぶちおのドラムが聴きたくなった。本当にぶちおに受け継がれたなあって思った」て言ったくらいに。

なんだろうなあこれ。
前妻が信用できる後妻を紹介して、夫たちの全面協力のもと、後妻が新たに良い子を産みながら前妻の子も立派に育てあげた、ていう感じかなあ、という妙な例えをしてたんですけれど(笑)
でもその通り!とウケながらも納得してた私たちです。

プラファンは今とても幸せですよ。
隆くんの言うように「プラほどファンに愛されてるバンドはいない」し、ファンを愛してくれているバンドもいないかなあ、と幸せに浸れています。
武道館、力一杯泣いて笑って楽しめますように。私たちもメンバーも。



2007年07月08日(日) Plastic Tree“ネガとポジ”@渋谷AX(7/3)

ものすごく今更なレポになってしまいますが。
ライブはすんごく良くて楽しかったのですが、それ以降個人的にいろいろあり時間がなく、加えて精神的なアップダウンも激しくて気付いたらもう週末も終わりでした。いやもう本当ものすごい喜んだりものすごい落ち込んだりした。落ち込みすぎて胃痛になった。あ、食欲ないのはそのせい?
でも個人的に残しておきたいので、思い出しながらライブレポします。とっくに皆、色んなとこで書いてるし読んでるんでしょうが。

今回の同行者は隆→全員ファンのYさんと明っこKちゃん。しかしKちゃんのチケットを私が持っていたのにお互い忙しくて事前に渡せず、しかもKちゃんは開演に間に合わないかも、会場前でマッテルことになるの!?ていうスリリングな状況でしたが、無事外出先直行をもぎ取ったKちゃんと開演15分前にAX前で合流しました。中に入ったらちょうどトイレから出て来たYさんとも会え、そのまま上手へ入場。なぜならKちゃんがいるから(笑)。会場はいっぱいでしたが、Kちゃんが肩からノートPCを下げてるにも関わらずずんずん前に行くので、結果的には下スペースの真ん中くらいまで行ってました。ちなみにアンコールでは更に前に行ってた(笑)。でもプラのライブって、そこでも押しがあんまりないので…
私たちが入った頃にはBGMも消えてましたかね。

やや押して客電が落ち、ステージにネガとポジのジャケット画像が映されて(あれだけでも存分に美しい)メンバーが登場。SEがあったかは覚えてないです(あったとしてもマイブラだったろう)
ステージは、バック全体をスクリーンとして使っていたためほぼ何もなし。左右の上部に体育館にあるようなネットが下がってました。あと曲によっては裸電球が下がって来たりしてた。この日は曲に合わせた映像がすごく良くて、割とシンプルに同じ絵を流してるんですがそれがとても良くて、全面に映し出される効果もあって、ステージが一枚の絵として美しかったです。
衣装は海月集会の時と同じく、最新アー写のでした。太朗&正は頭爆発、ぶちおは横をピンで上げてアップに、明くんはさらさら。

レコ発だけあって、アルバムの曲を順番通りにやり、ラストのエモ2曲の前に真っ赤な糸と藍より青くを挟む、という展開でした。しかしアルバムが非常に良く、流れも良いのでそのままやられてもとてもしっくり、でした。
海月集会の時よりはこなれてはいるものの、慣れてない曲ばっかりなため、途中「この発表会みたいな雰囲気をどうしよう(笑)」と竜太朗くんがぼやいたように、一生懸命演奏する皆を一生懸命楽しんだ、ライブでした。でも演奏も良かったし、客はアルバムを聴き込んでるから曲は知ってるわけで、割とノッてたと思います。私が見た限り、ですが。Kちゃんはアルバムを聴いていなかった&パソコン抱えてた(それもな…ロッカーが中にあると思ってたらなかったんです)のとで棒立ちでしたが、明くんが笑ったり前に来たりするたびに腰砕けてよろめいてたし(笑)、私とYさんは2人でうわいうわいと楽しんでました。2曲目の不純物からすっごいかっこ良くて(1曲目はまったり曲なのでうっとり聴いた)、終わった瞬間3人で「かあっこいいーー!!」とわめいた。踊ってね、と言われたオレンジがすごい楽しかった。eggもとてもライブ映えしてた。真っ赤な糸はつくづくじんわりきた。黒い傘のイントロで急に涙が出そうになって、そのままこらえたけど次のアンドロメタモルフォーゼの長い長いエンディングでもう一度泣きそうになった。

アンコール1は、久しぶりです、覚えてますか、とメランコリック。そしてヘイトレッド。
この2曲って、ライブでやって化けた曲だと思うんですよ。特にメランコリック(思えば久々だったな)は、やり込んで、そしてライブ前半でやっていたのを最後にやるようになって、ものすごく良くなった曲でして。この日もすごく楽しくて良くて、ああネガポジの曲もこうやって成長して行ったらいいな、と思いました。

アンコール2はGhostのみ。わーい、と跳ねて終わりました。目の前で煽ってる明くんの頭を、竜太朗くんがわしゃわしゃっとしてた。
この時の曲前のMCかな。「本当にね、」と笑った竜太朗くんが言葉を詰まらせて、何度か頷いて呼吸を整えて「本当に、皆のことが大好きです」と言って、笑顔で「よし、ちゃんと言えた」と言ってたんですが、本気でやばそうな雰囲気で、Yさんと「泣くな太朗…!」と呟いてました。分かんないんですけどね。私たちはそう感じたの。

出る時もらったディスクガレージの冊子が、7月のとプラインタビューが巻頭の6月号が2冊入ってまして。プラだから入れてくれたのかな、と嬉しくなって帰りに3人でご飯しながら読んで、この前のツアーでこのバンドは良いね、やめられんわって思った、ていう言葉ににこにこして。
最近はプラの帰りはどうしても今までを振り返ってしまうのですが、色んなことあったね、と言いながら、でも本当良いバンドだよね、ライブ良かったね、大好き、とあったかい気持ちで最後はしみじみしてました。プラのライブは、その世界観と音とともに、人柄に触れた気持ちでほっこりできるのがいい。

以下覚え書き
・最初に。正くんはほとんど見えませんでした。
・眠れる森のバックが色とりどりの木のイラストで可愛かった。
・不純物には映像なかったような…とりあえず演奏がかっこ良くてかっこ良くて。Aメロでぶちおが片手のみなのも素敵。ハッツもないの。
・スピカではバックは星座が流れててきれいでした。
・ザザ降りザザ鳴り、のバックがずーっと縦ノイズみたいな効果でマッチしてた。
・最初からけっこう明くんが前に来て、笑顔でした。その度腰くだけたKちゃんが「高校生のようなときめきが胸に…!」ときゅんきゅんしてて可愛かった(笑)。でも私も太朗くんが来た時はそうです。
・無人駅の最後、「いくよー!」を明くんがすごいシャウトしてて男らしかった。
・しかし無人駅のぶちおは忙しそうだ。
・竜「皆さんアルバム聴いてくれてるのが分かります。多分僕より歌詞を覚えているでしょう」
・竜「房総半島の生んだ…細い人の煽りコーナーです」
・正「アルバム出ました! 次の曲はその中でも大好きな曲です! 踊ってくださいー!」
・だけどなんだか締まらない煽りに、竜「いや、それじゃ俺行けませんわ(笑)」明&ぶっちも笑って「行けない」と首を振ってた。結局竜太朗くんが「踊ってくださいー」と煽って、オレンジへ。
・踊るの?と思ったオレンジがとても楽しくて跳ねまくった。プラは踊るってノリではないので。というか私が踊れない(笑) でもすごい楽しかった、あの曲。
・海月集会で爆笑して音源では普通にかっこ良かったSabbathは、ライブだとやっぱりまた笑っちゃった。明くんが本当メタルで(笑)
・eggは思ったよりずっと盛り上がって楽しかった。マナーマナーと指す明くんに合わせて拳を上げる私。
・海月集会でどっちがどっちのギター弾いてんだ?と凝視したのは涙腺回路だったんですが、やっぱり主メロを明くん、でした。この曲も大好き。「祝福を」てとこ、シャウトでもなんでもないんですがぐっとくる。
・竜「切れないよう、ずっと絡まっていれたらと思います。真っ赤な糸」こういう言葉がほんと好き。
・しかし曲を知らなかったKちゃんは↑の言葉に吹いた(笑) 「けどいい曲でした!」と。
・藍より青くは海月集会の方が面白かったかも…
・緊張感が高まって、黒い傘。ぶっちくんがキーボード弾くものだから、余計発表会みたいな雰囲気に…
・でもこのイントロが妙に泣けた。曲の間は呆然とするばかり。「あーーーああーー」と伸ばす太朗くんの声に包まれる感じ。太朗くんの唄い方は、全然ビブラートがなくて同じ調子でずーっと伸ばすんだけど、それが好き。
・しっかしぶっちくんがかっこ良かった…!
・これかアンドロだか、一瞬すごいハウってしまって残念だった。
・アンドロメタモルフォーゼでは、バックに下から上に銀河がゆっくり流れてました。そこにあの、ずーっと一定に刻むリズムとベースとギターが流れて、やっぱりメリハリのないボーカルが優しく乗って、…泣けた。「臆病なる魔法使い 愛の呪文リフレイン」に、「月からね 吹く風で 涙もいつか乾いて」に。
・アンコールでは全員グッズの白シャツ。ぶっちくんがまるきり高校生にしか見えなかった。素でいけそうだった。
・髪がぺったりしてる竜太朗くんを見てKちゃんが「髪さらさらになってる」と言うので、いつもじゃんと言ったら「初めて気付いた…」と。そんな彼女はブランクあるものの海月歴10年。明くんしか見て来なかったに違いない。
・竜「最後の方は顔中からあらゆる液体が出ました」想像すると、ちょっと…
・告知をしながら「〜です!どん!どんどん!」とドラムを強要する太朗くん。
・ぶっちコールが起きたのでマイクを渡したが、当たり障りのないことを言い(笑)竜太朗くんの方を見ながらマイク返そうとずっとしてた気がします。
・明「アルバム作るじゃない。で、ライブするじゃない。新しい曲だとほんっと、君たちノらねえのな!」えー!? 明「サイコガーデン!ていうとわー!てなるのに、ザザ振り〜とか言うと、あ〜、みたいな」えー!? 太朗くんも下向いて苦笑いしてたし、ステージから見たらそうだったのかしら…
・明「とか言って、ここで喋りたいことなんて何もないんだよ!」逆切れ。
・正くんが何を話したのか覚えてない…
・しかしその後、竜太朗くんが「どうだ、うちのバンドは口下手だろう? だから音楽やってるんだ」と言ってた気が。
・メランコリックはやる気がしてました。夏だから。ヘイトも。
・アンコール2は竜太朗くんだけ、海月集会やらと同じでかい白Tシャツ。
・太朗くんの感動的なMCの後、竜「武道館来てください! それまで体力とっておいてね、でも今日の分は使い切ってね」とGhost。
・Ghostの歌詞がかなり飛んでました(笑)
・海月集会に続いて、「くらげ!しぶらげ!」と叫んでいた。
・曲が終わり、さーっと帰ってしまう明くん。いつもだけどやっぱりちと寂しい。
・ぶちおの投げたスティックがやや前に飛んで来て友達と逃げた(だって怖い)
・竜「武道館、全員来い!」
・竜太朗くんの「ありがとー!」にKちゃんが「あの人なんか若返ってませんか? ノリが若者になってる」と言った。言いたい事はわかる。昔はこんなオープンマインドじゃなかったからね。
・出口でKちゃんが不審な動きをしたので何かと思ったら「プレゼントが置いてあるのが見えたけど、エッチな本が!」と(笑)。誰宛かしら。
・総評。非常に楽しかったです。


またごっつい長くなってしまいました。楽しかったんす。



2007年07月01日(日) 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ?

昨日は一日家にいたのですが、クーラー負けして夕方からしんどくなって3時間ほど寝てました(弱)。
昼頃に知り合いから「ESPのイベント来てる? 新木場に着いたんだけど」とメールがあり、いやそもそもチケットエントリーしとりません、と返事したら当日券ないのかなーと返ってきたので、「あったら行きたいけど招待制でしょう」「あ、そうなのー」てことで終了しました。彼女は知り合いが出ていて招待されていたらしくて仕組みを知らなかったらしい。いいなあ労せずプラ見れてよう。そして今日、別のプラ仲間も行っていたことも判明。どうやらアルバムの曲ばかりだったそうで…リハ兼ねてんだろうなーと思っちゃったい。だって軒並みインストアだのラジオだので時間なさそうですもん。ほんまに死にそうや。

金曜あたりから猫の発情期がまた出て来て、あの赤ちゃんみたいな声ではやっぱり鳴かないんですが、「うるるううー」みたいな微妙な巻き舌で鳴きながらひたすら私や家具やらにすりすりと悶えてて可哀想です。寝てても腕にまとわりついて「うるーー」って。んで私に向かっておしりを上げる…そんな卑猥なポーズとっちゃだめーー!(泣)と、お母さんは悲しい。
でもごめんよ、私が悪かったよ、もっと早く避妊しておけばよかったよ。甘く見てた、こんなに早く大人になっちゃうなんて。

そして今日はひっさびさに池袋に行き、ヘビーに買ってるけどここ半年行ってなかった某ブランドに行き…そしたらバーゲン初日で、久々すぎて全部私にとっては新作だよ、てこともあって、またやっちまいました。実は持ってなかったハーフパンツと、白ブラウス、刺繍ニット、刺繍タンクトップ、レギンス、迷ったけど結局買ったデニムスカート、うっかり被ってしまって似合ってしまった帽子(まあ私はたいていの帽子が似合うのですが)。それだけでも大量ですが、なんといってもやっちまったのは、コート。7月にコート(笑)。黒のロングコート…だってすごい可愛いデザインで裏地が外せるから長く着れそうだったし、去年の秋物だから48000円が24000円になってたし!
てなわけで、またもや9万とかの買い物をしてしまったのでした。ら、ライブ減ら…せない…

馴染みの店員さんと話してたんですが、今年の秋冬はタイツがくるらしいですよ。へええ。受注会のお知らせももらったんですが、なんか新作は軒並みミニ丈でタイツを合わせる感じでした。うーむ、私個人的にあんまりミニは好きじゃないんだよなあ。年齢云々じゃなくて。特にタイトミニはとても苦手だ。と言うか、ミニをはくタイプの女子が苦手なことが多いというか。


ひたすらプラの「ネガとポジ」リピートです。家でも移動中もツレがいても。ツレも「なんか、めっちゃかっこ良くねえ?」とびっくりしてますふふふ。ああ良いさ。良いさ今回ものすごく! 曲によってニルヴァーナだったりプラシーボだったりMewだったり、聴いてきた洋楽臭さがすんごい出てますが、それが昇華されてプラだなあ、という音になってて。私、絶対リーダーとか竜太朗くんと似たようなもん聴いてる。
外出したついでにZyやらSHOXX WAVEやら立ち読みしてきてメンバーの全曲解説を読みましたが、それも色々面白かったです。全曲解説のSHOXX WAVEは、高いしプラ以外いらんけど買おうかなあ。そもそも、10年やっててメンバー全員で楽曲解説ができるバンド自体、少ないと思うのですが。
しかし竜太朗くんと正くんがこぞってロバート・スミスの名前を挙げてるところがもうなんつーか、この二人は不滅だなーというか。この前の海月集会の後でも友達と「バンドって濃い結びつきの核になる2人っていうのが必ずいたりするね」と話してまして、アンソニーとフリー(レッチリ)のよーなね、と友達が言って、ああそれに匹敵する感じやねーとしみじみしたものです。さらに、私、明くんと絡む竜太朗くんの図を見るとアンソニーとジョンを思い出すことがあるのですわ、と言ったら友達が「アンソニーとジョンてデキてるって噂ずーっとあるよね」と言い出し(笑)シャレにならんわ、と大受けしておりました。そういやジョンって昔一回脱退して出戻ったんだけど、日本ツアー中に痴話喧嘩して別れて、何年か後によりを戻して再加入、ていう噂があるんでした(真実は不明)。いやそういうこと抜きでも、マジで近い雰囲気を感じるのですよー。アンソニーがフリーとジョンに対して違った信頼感を示してるのと同じように、竜太朗くんは明くんに対してと正くんに対してとは違う雰囲気で絡んでいってるので。もちろんぶっちに対しても全然違う感じに。
まあ天下のレッチリと比較するのもどうか、ですが、でもバンドっていう点では皆同じだと思う。

しっかし、結局Amazonから初回盤が届かずDVD未見です。土日に見たかったのに! AXまでに見れない予感…きー!


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佐山葉月 [MAIL]