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■ 朝
前日ネット注文が多くて 仕事が山積していたので 今朝辛かった。
力を振り絞ってお弁当を作り、 送り出してぼうっとしていると 電話が鳴る。
仕事の方の電話だったので 9時からだよーん、と出なかった。 切れて今度は自宅の電話が鳴った。 あれ?と出ると病院からだった。 舅の容態が急変したので来てくださいとのことだった。
今夜先生から呼ばれて話を聞くことになっていたのに。 夫と駆けつけるともう息を引き取った後だった。
あっけない臨終。 こんなものなのだろうか。 すっかり色艶が黄色くなってやつれた顔に 取っておいた入れ歯をまた入れてもらうが 酸素マスクを装着したままだったので 口が大きく開いてしまって それを閉じるために包帯をあごから頭に縛られている。
あのすごい勢いで怒鳴りまくってた爺さんが もう物になってしまった。 ぼんやり考えながら霊安室で車を待つ。 安置所に置いてもらってから 薬局に戻り仕事をする。
親戚や知人に電話をかけて知らせる。 葬儀などの打ち合わせは明日にしてもらった。 連休明けにする予定。
久しぶりに仲人さんの奥様とお話しして あなた、苦労なさったでしょう、と言われると その時になって堰を切ったように涙がこぼれてしまった。 泣いてしまった。
色々長い間に積もり積もって 言いたくても言えなかったことも山ほどあるのだ。
2004年04月30日(金)
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