2008年12月30日(火)  挑戦は できる対象 あってこそ


今、仕事で大きな決断をしようとしている。前回は駅前にでかいテナントを借りてたった1年半で撤退したのだったが、また大きく出ようか出まいか悩む機会がきた。今回のは前回とは状況が違うんだが、前回の失敗があるだけに、軽々しく前に出られない自分がいる。幸い年末年始で社会はお休みに入っているので、考える時間が少しある。

33歳はもはや若くはないだろうが、まだまだ挑んでいくべき年齢だろうと思う。というか、仕事上では守るべきものすら築いていないので、戦に出ずに何をする、という感じだが。


打ち込めることがあって、目標があって、それに挑戦していく環境があって、己の人生のなんと面白いことか、と我ながら思う。

やりがいのあることに向かってとにかく頑張れと社会は言うが、難しいのは頑張ることより、実はその「やりがい」を見つけることだ。イチローが素振りの練習を1日何百回もやれるのは、バチンと自分のやりたいことにピントが合ったからだ。ただ闇雲にしたくもない練習をし続けるのは苦しいだろうが、先が見えていればそう苦しくもないだろう。

「やりがい」を見つけられるかは、たまたまだ。見つかりさえすれば打ち込む準備はできているが、肝心の「やりがい」が見つからず、なんとなく煮え切らない人はとても多いだろう。世間からは怠惰な人間と一緒くたにされたりして迷惑だろう。

そういう意味で、心底打ち込めることがたまたま見つかり、それを少数でも社会に認めてもらい、お金をいただけるとは、なんてラッキーなんだろうと思う。これが私に与えられた社会的役割なのだろう(誰でも役割があるはず。世の中は役割分担で回っている)。高校生に英語を教えることで、私はほんの少しだけ社会に貢献していく、それが私の役回りだ。


ならば、挑戦あるのみ、だろう。(と自分を叱咤してみる)ここ2・3日で答えを出そう。


つづく。


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2008年12月29日(月)  モノを捨て 身軽になっても 問題が


出産でごっそり抜け落ちた髪が元気に生えてきている。そういう髪型かと見まごうほどにまとまった量が、もうツンツンツンツンふっさーる、と。嬉しいやら悲しいやら。

そういえば、こうティの熱は突発性発疹だった。今は熱も下がり、ブツブツの顔でニンマリ笑っている。

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風邪は悪化もせずに呆気なく治った。よかった。

昨日は相方と元気に大掃除。前回の日記に、ゴミの最終収集日を意識して…云々言っていた私だが、調子にのって掃除していたらたんまりゴミが。もうもやせないゴミの日も、リサイクルプラの日も終わったのに。ゴミと一緒に年越しか。


とりあえずしまっておこうとか、使うかもしれないから取っておこうとか、そういう考えが最近の私にはない。どちらかというと、何か捨てるものないかなーと物色し、必要なものまで捨ててしまう勢いだ。相方もそういう人なので、2人で掃除してると勢いがついてバンバン捨ててしまう。

1人の人間が日常生活に使うものって、トランク1個分くらいに収まってしまう量なんじゃないか。身軽に生活したいので、消耗品以外の「残るもの」は買わないようにしている。洋服も最低限しか持ってない。買ったら古いやつは捨ててしまうので。

昔はペンケースをいくつも持っていたり、文房具が売るほどあったりしたが、今は必要なものが1つずつしかない。それを壊れるまで使い、壊れたら次を買い、使っていたものを捨てる。思い出の品的なものは捨てにくいけど、「モノには思いは宿らない」と自分に言い聞かせ、捨てる。

モノから開放されて、身軽になってくると、本当に気が楽になってくる。自分が何を持っているかもよく見えてくるので、重複して同じものを買ったりする無駄もないし、整理しやすく使いたいときに見つからないなんてこともない。


しかし、唯一我が家で増えていくもの…、それは、まなティのぬいぐるみだ。人にプレゼントされたり、買って買ってとせがまれたり、増やすまいと思っているのに、じわりじわりと増えていく。ぬいぐるみってカサもあるし、ホコリが気になるし、目や手足があって捨てにくいし、本当に困る。そう思っている女の子の親は多いのでは。男の子も鉄道のおもちゃやミニカーがどんどん増えるんだろうけど、ぬいぐるみと比べるとそこまでの悪党ではない。


つづく。


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2008年12月25日(木)  クリスマス サンタを信じる 子供たち


こうティが熱を出して、まなティが咳をして、私もうっかりもらってもた。入試まで週6で仕事が入っているのに…。今日はとりあえず休みにしたが、明日までに治してなんとしてでも授業に行かねば。そして、生徒に移さないようにせねば。

まなティは元気に実家に遊びに行き、こうティは薬を飲んで寝ている。静か。

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今日はクリスマスだ。まなティはサンタがなんなのかイマイチわかってないっぽいけど、絵本やDVDに出てきたので、寝てる間にプレゼントを持ってきてくれるヒゲのおじさんくらいはわかってるだろう。

ところで、以前私がまだ子持ちじゃなかった頃、子供にサンタを信じさせるか否かということを日記に書いて、私は信じさせないようなことを書いた覚えがあるんだが、子供を持った今、マンマと信じさせている。

なぜって、信じてる子供がかわいいからである。夜中に知らないオヤジが家に入ってくるなんて、ちょっと考えればあり得ないことを、なんの不信感や恐怖心も抱かずに信じている子供を見るのが楽しみなのである。

そんなこんなで、枕元に下げた真っ赤な巨大靴下に、まなティはマドレーヌちゃんのお人形と着せ替え用のドレス、こうティはカメのぬいぐるみを入れておいた。それと、パパとママからってことで、トトロとプーさんのDVDを。喜んでるかは微妙。愛着がジワジワわいてくるだろう。まなティってそういうタイプ。

相方と私は、5千円以内でプレゼント交換ってことで、お互いにこっそり買っておいたプレゼントを昨日の夜渡しあった。私は、相方に→MAGCUBE←を、相方は私の膨大な資料整理にとラベルを作る機械をくれた。ありがたく使わせてもらおう。

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年末大掃除。「いらないものを全て処分すれば掃除はほとんど終わっている」が私の座右の銘だ。私は捨てるのは得意で躊躇なくバンバン捨てるので、モノはあんまり多い方じゃないと思う。それでも、数ヶ月するといらないものが結構増える。

年末は、それぞれのゴミの年内最終収集日を意識しながら掃除するとダラダラせずに済む。燃やせないゴミ収集最終日までに、家中の燃やせないゴミを集めるみたいな感じ。紙ゴミ、衣服、リサイクルゴミ、本、新聞、などなど、年内にいらないものは全部捨てると心に決めて片付けしている。

いらないものを全部処分したら、あとは家中のホコリをとったり、ベランダの掃除をしたり、窓や網戸を拭いたり、キッチンを磨いたりだ。いらないものがないと掃除も数段楽だ。これはあんまり早い時期にやるとお正月までにまた汚れるので、最後の5日間くらいですればいいやと思っている。来週になれば相方も休みになるし。

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新しいパソコン買ってもた。ちょっと立ち寄った量販店であまりに安いので、仕事用に。小さい小さいノート。前から欲しかったので、うれしい。今まではデスクトップだけだったので、いつでもどこでも仕事ってわけにはいかなくて不便だった。


つづく。


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2008年12月20日(土)  円高を 利用してます お買い得


もう年末か。


この円高を利用して、個人輸入。

日本に帰ってきてからずっと→アグロナチュラ←というところのシャンプーを使っていたんだが、今販売停止かなんかになっていて、どこの店にもおいてない。こんな化学物質の入っていない、原料がはっきりしたシャンプーはほかにないので、困ったなぁ、そろそろうちにある在庫も尽きるなぁと思っていたら、この円高ですよ。

オーストラリアドルなんて、1ドル100円⇒60円になっているので、この機会を利用しない手はない!と思い、オーストラリアに住んでいたときに使っていた→[Al'chemy]←のシャンプーを輸入することにした。使い心地も値段もクオリティーもアグロナチュラにそっくりなのだ。

調べたところによると、どうやら個人用なら関税がかからず1商品につき24個まで輸入可能みたいなので、シャンプーを24本、コンディショナーを24本、ついでに石鹸を24個注文してみた。ちょうどクリスマスセールをしている店を見つけたので、そこで買ったら、送料込みでもかなり安かった。

お店から発送しましたよというメールが届いたので、到着が楽しみだ。当分シャンプーの心配はしなくてすみそう。

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この前、まなティの3歳児検診に行って来た。ちゃんと心身ともに成長していて、健康面でも何も心配はいらないみたいだ。

この検診で、まなティの新たな一面を見た。

保健士さんのような人にいろいろ話しかけられて、言語の発達をみる検査があるんだが、そこで「お名前は?」と聞かれたときははずみで答えていたが、次に「いくつ?」と聞かれたとき、相手の顔をじっと見て不信そうな顔をして、答えようとしないのだ。保健士さんがもう一度「いくつ?」と聞くと、そっぽを向いて「言わない。言いたくない」と。

どうも、まなティは大人の猫なで声が苦手みたいだ。こういうところ、私にそっくりだ。本当は自分の何かを検査しようとしてるくせに、心にもないそんな声を出して聞きたくもないことを聞いて、いったいなんなんだ。という気持ちなんだろう。私も小さい頃、何かを隠している大人の声色を敏感にキャッチして、悲しい気持ちになったものである。何かを隠そう、ごまかそう、とされるのはすごく悲しかった。今でもそうだ。

最近プレスクールに行っても浮かない顔で帰ってくるまなティ、そういうことかと妙に納得。プレスクールの先生、気持ち悪いくらい猫なで声なんだよな。うちでは、猫なで声を出す人も、ウソを言ってごまかす人もいないので、慣れてない分不信感でいっぱいになるんだろう。

4月から幼稚園なのに、大丈夫か、まなティよ。

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まなティに字を教えるのをできるだけ遅くしようと思っていたんだが、最近は、字への興味が加速していて、字を見つけては「なんて書いてあるの?」と聞いてくる。その質問が徐々に「なんでまーティは字が読めないの?」「いつになったら読めるようになる?」「早く読めるようになりたいよ」と変わってきて、字が読めない自分に苛立っている様子なので、もうこれは教えるしかないかと。

何事もタイミングだろう。やる気もないのに教えるのもダメだけど、やる気があるのに教えないのもダメだろう。ただ、さあやるぞと大人がやる気マンマンで教え込むというのはいやなので、とりあえず、ひらがなが書いてあるボタンを押すと「あ」とか「い」とか言う本を買ってみた。遊びみたいにして覚えられればいいと思って。

10分くらいで熱中して遊んでもういくつか覚えてしまっていたので、やはり、最も大切なのは「やる気」だな、と思った。「やる気」って、親が先走って与えることで、消えてなくなるものなので注意だ。


つづく。


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>>「匿名メールフォームへのレス」

・どなたかわかりませんが、お久しぶりです!
 3年なんて早いですよね。
 だけど、思い返すと色々あって、
 やっぱり長いな〜と思ったり、複雑ですね。

2008年12月03日(水)  3歳に なると決意を した子供


最近またもや忙しい。


先週の金曜に3歳になったまなティだが、朝起きたときに「お誕生日おめでとう!」と言うと、しばらく呆然としたあと、「3歳になんてなりたくない! 2歳のままがいい!」と泣き出した。

これは前から言っていたことで、どうやら3歳になると突然体が大きくなって抱っこしてもらえなくなるし、幼稚園行かなくちゃいけないし、甘えられなくなる、と思っているらしい。そんなこと一言も言ったことないのに。それにしても、30代に突入する女でもあるまいし、歳を取りたくないと言って泣く子供なんて見たことない。


ひとしきり泣いたあと、突然むくりと起き上がった。そしてまつ毛に涙をたくさんつけたまま、「まーティ、3歳になる」と。その顔には、覚悟のようなものが浮かんでいた。顔をティッシュでゴシゴシこすって、朝ごはんのテーブルにつくと、「3歳だから、たくさん食べるね」と言ってモリモリ食べ出した。

いつもなら、やれ「はっぱはいらない」だの「もう食べたくない」だのグズグズ言うのに、その朝から好き嫌いもせずに嫌いなものだってエイヤと食べている様子。友達とも仲良く遊び、こうティにもオモチャを貸してやる決心をしたらしい。「3歳の子は強いから、たくさん歩けるんだよ」と言って、買い物のときも抱っこと言わない。


3歳になると覚悟を決めた子供…。


たった3歳になるだけなのに、この決意、この変化。只者じゃねぇ。末恐ろしいことです。


つづく。


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