2005年11月25日(金)  出産時 屁が出る心配 深刻だ


39w0d(臨月―正期産期)


昨日の夜、陣痛くるかなぁと思ってベッドに入ったけど、途中軽い下腹部痛と腰痛で3回目が覚めたほかは、平和に夜が明けてしまった。今も、軽い生理痛のような下腹部痛と腰痛がする程度で、陣痛はまだまだこなそうだ。


昨日の朝、いよいよ出産入院だと思ったので、冷蔵庫の中の賞味期限の切れそうな生クリームを消費せねばと思い、フローズンヨーグルトを作ったんだけど、これが我ながらウマくて、すごい勢いで食している。もはやお皿に移さず、タッパーごと抱えて食っている。ヤヴァイ。

ここ数日の食欲は凄まじいものがある。どうやら、本格的につわりが終わったらしく、口の中が不味くない。さらには子宮が下がって胃の圧迫がなくなったみたいで胸焼けもしない。そして何よりも、ちょっと前までは赤さんが腹の中ででかくなりすぎないように食べすぎに注意してたのが、もうすぐ出産だからいいだろうという自分への甘えが出てきたみたいだ。

いや、それでもチョコには手を出していませんがな。チョコに手を出してないだけで、生クリームはいいんかい、という声は聞こえない方向で。


そうそう私って、ネギ、玉ネギ、ニンニク、らっきょうのようなクサーイ系の野菜が好きなんだけど、これらを食べるとオナラが凄いのだ。相方はそんなことないと言うので、私とこれらの野菜の相性の問題かもしれん。

何が言いたいかというと、お産のときにオナラが頻発したら集中できないし、何よりも恥ずかしいなぁ、と。オナラのたびに、ちょっと待ってくださいねプップッ、なんとこともできんだろうなぁ、と。

よく、出産の最中に便意をもよおす人の話は聞くが(友達は出ちゃったらしい)、私は快便そのものなのでその点は心配いらない気がするが、オナラはいつでも発射オーライ(お下劣ゴメン)なので困る。

ということで、昨日からクサーイ系の野菜を食べないことにしたんだけど、やっぱりあれらがないと、料理が味気ないわな。確かにオナラの回数は激減したので成果はありなんだけどね。そんなこと言いつつも、海苔とかでご飯2膳は軽くいっちゃう私なのである。


つづく。


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・ありがとうございます!
 出産まで毎日更新予定なので、
 更新がなかったら、病院に行ったと思ってくださいませ。

・子供が生まれたら、
 誕生石が入ったベビーリングを買って、
 お守り代わりにつけようかと思っていたので、
 トルコ石か、トパーズか気になっていたところだったのです。
 実際のところ、まだ微妙ですね。

・私もそーーとーーヒマなので、
 いつも徘徊しているサイトは1日に何度も訪れてしまいます。
 そして、そのうちに寝てしまいます。
 なんつー、生活!

2005年11月24日(木)  おしるしが とうとう来たよ いよいよか?


38w6d(臨月―正期産期)


おしるし、キターッ。

午前4時半頃、相方の咳き込むので目が覚めて、ちょうどアソコに何か出る気配がしたのでトイレに行ってみたら、おしるしだった。


昨日はあの後、腹の痛みが30分間隔にまでなったので、これは陣痛かもと思ってワクワクしていたんだけど、なぜか突然睡魔に襲われてソファで昼寝したらそれっきり治まってしまった。

痛みの種類も、陣痛は生理痛や下痢痛のような感じと聞いていたのに、私のは、わき腹の筋肉が突っ張るような、例えるなら、食後にマラソンを走らせられたような痛みだったので、こりゃ違うかもと頭のどっかで思っていたのだった。

んで、昨日の夜ベッドに入ったとき、呼吸のたびにお腹でピシピシと何かがはがれるような音がしたので、おしるしくるかもと思いつつ眠りに落ちたのだった。おしるしとは、子宮口が少し開き、赤ちゃんを包む卵膜が子宮壁からはがれかかるために起こる出血なのだ。ピシピシという音を聞く人もいるというので、まさにそれだったのかもしれない。


相方は自分の咳で起きていたので、さっそく知らせると、興奮して眠れなくなった様子。只今午前5時半で2人してインターネットをしている。私はやり残したことはないかを考え、なぜかアマゾンで本を買って実家に送る。母が12月2日に来るので、そのときに持ってこられるように。

おしるしがきたら、早い人で1日で出産、遅くて1週間というので、予定日の12月2日より早く生まれそうだ。11月生まれになるのだ。誕生石は、水色のトルコ石じゃなくて、黄色のトパーズだ。

今は、下腹部に生理痛のような痛みあり。これこれ、これですよ。ただ、断続的な激しいヤツじゃなくて、慢性的な不快感のようなヤツなので、まだ陣痛じゃないみたいだ。にしても、いよいよである。


つづく。


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・生理痛と陣痛の痛みは直接関係ないみたいです。
 日頃生理痛はヒドイけど陣痛はそうでもなかったとか、
 その逆とか、色々あるみたいです。
 ただ、生理痛がヒドくなくて、しかも生理が順調に来る人の方が、
 妊娠はしやすいみたい。

2005年11月23日(水)  痛いとき こみ上げるのは ヒヒヒヒヒ…


38w5d(臨月―正期産期)


昨日の夜中、腹の痛みで起こされた。寝ぼけているから、何がなんだかわからず、とりあえずトイレに行ってみる。小の方だけ出てベッドに戻りしばらく腹の痛みを分析していたら、腹が痛いまま寝てしまった。

そして、今日の昼にも腹がぎゅーーーっと。今度のは、いつもと違い痛みだ。子宮が張っているのは同じだけど、子宮の周りの筋肉が突っ張るような痛み。動くと余計に痛いので、立ったまましばらく様子を見るうちに治まった。

まだまだ陣痛じゃないだろうけど、とりあえず、昨晩が午前4時、今日のが昼の12時で、間隔は8時間と頭に入れておこう。案外、間隔の長い陣痛だったりするかもしれないし。


それにしても、どうも私はすごく痛いと笑ってしまうクセがあるみたいだ。笑うほど痛い経験はめったにないけど、以前、自転車の前輪に靴のヒールが入って前に投げ出されてジーンズがビッショリ血まみれになるほど足を切ったときも、笑いが止まらなくなり、助けてくれた男性を気味悪がらせてしまったことがある。足を血まみれにして、夜道で笑う女だ。

痛みを緩和するために、脳から何か分泌されているのだろうか。考えてみると、笑ってるときは痛みを感じてないような。ここ最近も、腹の痛みがくるたびに、エヘラエヘラと笑っている。「痛い、痛い。ヒヒヒ……。痛いよー。フハハハ……」である。「痛い」と言ってるときは本当に痛いのだが、笑ってるときはそうでもない。

相方は私が痛がってるときに、横でつられてニヤニヤしている。それを見て、また可笑しくなってしまうのだ。うーむ……、お産も2人で笑いながらするのだろうか。それもいいかもしれない。

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今日は相方は風邪で会社を休んでいる。先週から調子が悪かったのだが、もう予定日も近いし、ここらで本気で治しておかねばということで、大事をとってのお休み。

我が家は、身体の不調を訴えることを、自己管理の欠如ということで、「恥」としている。風邪をひけば、労わってもらえるどころか「まだまだ半人前だな」と罵られて隔離&放置される。体調の悪い人間は肩身も狭く、弱音を吐くことは許されず、ただヒタスラひっそりと、日頃の生活を反省しつつ、布団に入って治すことに専念するのみだ。

相方は、会社では「奥さんもうすぐ予定日なんだから、うつさないであげてよー」と忠告され、家では「なーに風邪なんて引いてるのさ」と妻に追い討ちをかけられ、さんざんである。頑張って、治しておくれ。


つづく。


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・階段かぁ〜〜〜。最近登っていなかったよ。
 うちは2階なのに、シンドイからエレベーター使ってたし。
 マンションの階段でも上り下りしようかな。
 テニスボールのよさはわかる気がする〜。
 今も丸めたタオルをオシリの下に入れてるけど、
 なんか楽になるもの。
 これを忘れずに持っていくことにするね。
 もうすぐだよー、楽しみだ。

2005年11月22日(火)  骨盤が ギリギリギリと 広がって


38w4d(臨月―正期産期)


火曜は定期健診の日。先生の触診によると、とうとう赤ちゃんの頭が骨盤の中で固定されたらしい。頭ががっちりはまって頭を動かすことができない状態。生まれてくる準備をしているのだ。

日曜からの腰の痛みはそれにともなう骨盤の動きだったみたいだ。道理で、キシキシと骨が歪むような痛みに襲われたわけだ。考えてみると、骨が動くなんて相当なことだよなー。骨盤なんてがっちり輪になってるように見えるけど、あれがギリギリと開くんだもの、そら痛いわ。

痛いといっても、腰全体が痛むのであって、ピンポイントの痛みじゃないので我慢できる。痛みの種類で言うと、身の置き場に困るような痛みだ。立っても、座っても、寝ても、どっちを向いてもキシキシと痛い。じっとしていられない。

尾てい骨の辺りをグイッと押してもらうと少しマシになるので、相方に頼むのだが、骨盤の中に赤ちゃんの頭が入っていることを知った相方は、頭がつぶれちゃう、とビビッって手加減する。「いいからっ! 大丈夫だからっ! もっと強く押してっ!」と切羽詰まっている私は容赦ない。我が子よ、スマン。

もうひとつ、一人の時でも腰の痛みを緩和するポーズを発見した。うつ伏せになって腰を高く上げるのである。こんな感じ→ _/\●_ 痛みに悶えていろんな格好をしているうちに、発見した。夜中に腰の痛みで目が覚めたときは、一人でこのポーズである。あとは、丸めたタオルを尾てい骨の下に敷いて仰向けで寝ると、少しはマシになることも発見。

そうこうしているうちに、骨盤の広がりが一段落したのか、今朝まであうぅぅぅぅぅという痛みだったのが、今はときどき思い出したように痛むくらいに落ち着いている。ここ数日腰の痛みでよく眠れなかったのだが、今夜はよく眠れそうだ。

先生に、いつ頃生まれそうですか? と聞くと、「神のみぞ知る」とかわされた。「明日かもしれないし、まだまだかもしれない。なんとも言えない」と。ただ、赤ちゃんの方は順調に生まれてくる準備をしているらしい。もう生まれておいでよ。

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ところで、最近はまってる食べ物がある。その名もスウィートチリチキンサンドイッチだ。朝、昼、おやつと作って食べるほど気に入っているので、ここにレシピを載せておこうと思います。

材料はお好みでなんでもいいんだけど、絶対ないといけないのは、

 ・食パン2枚(厚さはお好みで)
 ・鶏肉のササミか胸肉(茹でるか蒸すかしたあと細かくほぐす)
 ・スウィートチリソース
 ・マヨネーズ

作り方
 1.食パン2枚の片側にマヨネーズをそれぞれ塗っておく(バターの代わり)
 2.ほぐした鶏肉をスウィートチリソースで和える
 3.好みで、玉ネギ、きゅうり、レタスなどを挟んで塩コショウする

 ※鶏肉は細かくほぐした方がソースがからんで美味しいです。
 ※ほかにも、トマト、アボカド、ゆで卵スライス、スライスチーズ、
  サワークリームなど好みで挟んでしまいましょう。
 ※マヨネーズ、スウィートチリソース、塩コショウなどの調味料は
  好みで量を加減してください。
  クドイのが好きな人は、マヨネーズ多めで。

スウィートチリソースの甘味とマヨネーズが相まって、なぜかマックのてりやきチキンのような味がするのですよ。ササミを茹でるのはちょいと面倒だけど、簡単だし、作ってみてちょ!


つづく。


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・うわーーー。いいこと聞きました!
 必ず必ず写真撮っときます。
 というか、ビデオに収めておきます。
 でも、我が子はデブの予感なので、
 最初からムチムチとオシリがオシリ然としていそうですわ。
 だったら、がっかりだなぁ。

・今度そのマフィンの写真載せてくださいよ。
 マフィン美味しいですよねぇぇ。私も大好きです。
 食いてーーー。

・鬱真っ只中のときって、
 一生そこから出られないような気がしちゃいますよねー。
 でもまあ、風邪がいつか治るように、
 鬱もいつか終息するので、やっぱり先生の言うように、
 気楽に構えているのが一番よいと思います。
 私でよければ話聞くので、またいつでもメールください。

2005年11月21日(月)  泥棒が 教えてくれた 死にたくない


38w3d(臨月―正期産期)


腰が痛い。昨日から何をやるのも億劫なほど腰が痛む。腹の子が下りてきて、骨盤が押し広げられているのだろうか。昨日はショッピングセンターで買出しをしている最中に、すごーく具合が悪くなってきて、脂汗をかきながらベンチに座ってしばらく動けなかった。

もうすぐなんだろうか。早いとこ出てきておくれよ。お腹の突っ張り感も限界だす。毎日の散歩ももう面倒で面倒で、ここんとこ行ってない。本当は出産直前まで歩いた方がいいんだけど、もうイイやって気分。はふぅ。


ところで、土曜に知ったんだけど、金曜日の午後に私たちの住むマンションに泥棒が入ったらしい。しかも全14世帯中3軒も!

泥棒に入られたのは、玄関ドアにドアノブの鍵以外にデッドロックがついていなくて、地下の車庫に車のなかった家みたいだ。うちは幸い車もあったし、ドアにデッドロックもついていたので大丈夫だった。

泥棒は、地下の駐車場から侵入して(たぶんこのときに車の有無をチェック)、セキュリティのドアを壊してマンションの中に入り込み、玄関ドアのノブを何かで破壊して家の中に入ったみたいだ。泥棒に入られた家のドアノブはグニャリと曲がって、ドアノブの周りに黒い傷がついていた。私は一日家にいたし、隣の家にも入られてるというのに、何も聞こえなかった。防音がしっかりしているマンションも考え物だ。


泥棒が入ったことを知ったとき、背筋が凍った。だってうちは、前の家はデッドロックがついてなくてその必要性も感じたことがなかったし(この家にはたまたまついていただけ)、車だって相方が仕事で乗って行っちゃうときもあったから、私が一人で家にいるところに泥棒が入ったかもしれないんだ。ぞっとする。

オーストラリアは泥棒が多いらしい。殺人は日本ほど聞かないけど、泥棒被害に合った人が身の回りにいない人はいないほど。車上荒らしもやたら多いし。私たちはたまたま今まで運がよかっただけなのだ。

ぞっとした私たちは、さっそく不動産屋に了解を得て、鍵をもう1つつけるべく鍵屋を呼んだんだけど、うちについてるデッドロックが最強だからこれ以上つける必要ないよ、と言うのだ。本当かよ。日本だったらすぐにピッキングでやられそうなんだけど。まぁ、こっちの泥棒は力技でドアノブを破壊する手口なので、この鍵で充分なんだろう。

結局、新たな鍵はつけなかったけどやっぱり安心できないので、家に人がいますということを知らせるために、常に玄関に一番近い部屋で音楽を鳴らしておくことにした。出かけるときも。


今回の泥棒騒ぎで心底思ったことは、まだ死にたくないということ。日頃死ぬことなんて考えるチャンスがないから、自分がここまで死にたくないと思ってるなんて気づかなかった。それはたぶんお腹に生命が宿ってるからってのもあるんだろう。死んでたまるか、という気分だ。人間は守るものが大きいほど強くなるんだな。


つづく。


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・予定日が12月2日なんですが、
 直感で予定日よりも後になる気がしています。
 安産だといいですよね、ホント。
 出産に対する恐怖心が妊婦を余計に苦しませると思うんですが、
 それだけはイメージトレーニングでなんとかしようと思います。
 私も2人目のこと考えますが、
 つわりのことを考えると躊躇している自分がいます。
 でも兄弟がいた方がいいですよねー、やっぱり。

・うちの相方も、私がつわりのとき、
 「気持ち悪いの、こっちに来い!」と念じて、
 勝手に気持ち悪くなったりしてましたよ(笑)。
 でも不思議と相方が気持ち悪いと言い出すと、
 私の方がなんだかスッキリしたりしてました。
 人が苦しんでるのは、気持ちいいのかも!

・日記で見ました。
 アフタヌーンティーのヤツなんですよねぇ。
 いいなぁ、日本は美味しいものがたくさんあって。
 日本に帰ったら絶対試してみます!

・シワシワかぁ。それ、見てみたい。
 男って男って、子作りに関して楽でいいなぁ。
 生まれたら、たーんと世話してもらいますけど。

・日記にはあんまり書いていませんが、今もかなり鬱期なんですよ、私。
 でも、今回は原因があって、
 それはたぶん、仕事が入らないことだと思います。
 自分が社会で使い物にならないような、
 相方のお荷物になっているような、イヤーな気持ちで暮らしています。
 でも、まあ、もうすぐ出産だし、お腹で子供を育てるのが今の私の仕事、
 と毎日自分に言い聞かせてだましだまし暮らしている感じです。
 今回は原因がありますが、
 鬱って原因がわからないことの方が多いですよね。
 ただ漠然と、将来に何も希望が持てない、
 生きてても仕方ないような、かと言って死ぬ勇気もない、
 というのが鬱の典型的心境のような気がします。
 思うに、鬱ってのは、脳の働きによるものなんですよね。
 精神的なものじゃなくて、よくわからないんですけど、
 ホルモンのバランスとか、そういうもっと物理的なことなんですよね。
 言ってみれば、脳の風邪みたいな。
 だから、無理に自分の気持ちを高揚させようとするよりも、
 いつか脳の調子がよくなると信じて、
 おとなしくその時が来るのを待つしかないと思うんです。
 だから私は、鬱のときはできるだけ自分を甘やかして、
 目の前の小さいシアワセをかみ締めながら生活するようにしています。
 例えば、私は喫茶店が好きなので、
 喫茶店に行って、一番大きなケーキと一番高いコーヒーを頼んで、
 小一時間本を読みふけるとか、
 文房具を全部新調するとか、本を一度に10冊買うとか、
 そういう一人でできるちっぽけなことです。
 鬱期が長引くと、一生このままなのでは、と不安になりますが、
 長い人生考えれば、そんな数年もあってもいいかな、と。
 ああ、あと、身体と精神って直結してると思うんですよね。
 身体がすごく健康なときって鬱にもならないと思うので、
 食事のバランスはどうかとか、運動不足じゃないかとか、
 睡眠時間は足りてるかとか、疲れすぎてるんじゃないかとか、
 生活全般を見直すのも結構効果あると思います。
 でもやっぱり一番の薬は、こういう時期もあってもいいかぁ、
 と割り切ることなんじゃないかと思います。
 取り留めなくなってしまって、スミマセン。

2005年11月18日(金)  妊娠が 多幸感を 引き連れて


38w0d(臨月―正期産期)


もう週末だ。嬉しいなぁ。

月曜はあの後、チャイルドシートをばっちりつけてもらえた。一応自分たちでもつけてみてたんだけど、ぜんぜん緩かったみたいで、え?ってくらい強固につけてもらえた。その強固さたるや、ビクともしないほど。あれくらいしっかりつけないといけなかったんだなぁ。行ってよかった。満足。

チャイルドシートもつけたし、オムツや肌着も洗ったし、予定日2週間前に入ったし、早く生まれないかなぁ。一昨日の水曜が満月だったから、もしかしてと思っていたけど何も起こらず夜はふけた。満月の夜は出産が多いらしいので。

火曜の定期健診では、「赤ちゃんがちょっと下りてきてるけど、まだだね」と言われた。ときどき腰が痛むのは、赤ちゃんが下りてきてるからなんだと。骨盤がグイッと押し広げられているのだろうか。あれから、腰の痛みは日に2回くらいある。そのたびに「おうっ、きたか?」と思うのだが、いつもそれっきり。

臨月に入ってとにかく眠い。寝ても2,3時間ですぐに目が覚めてしまうんだけど、またすぐにウツラウツラとして眠りの淵へ。そして、昼にいくら寝ても、夜になるとちゃんと眠くなるのがうれしい。2,3時間で目が覚めるのは紛れもなく、赤ちゃんに母乳を与える準備ではないか、と思う。生命の神秘!


前にもチラッと書いたけど、妊娠してから日に何度か、ものすごくシアワセな気分になることがある。それは、「赤ちゃんがお腹にいるんだシアワセ〜」なんて、頭で考えたような理性的なレベルのシアワセ感ではなく、突然ものすごい多幸感に襲われるのである。明らかに脳に何かが分泌されてるような快楽。何もかもがウマくいくような、これから先の人生はバラ色のような、そんな至福が突然私を襲うのだ。妊娠期間は不快なこともたくさんあるが、この多幸感でチャラって感じだ。

これを私は「シアワセ汁」と呼んでいて、これが出たときは、逐一「今、汁出た」と相方に報告するのだが、相方はこれがとてもとてもうらやましいみたいだ。「一度でいいから味わってみたい!」と言う。その他、大きいお腹とか、お腹の中で赤ちゃんが動くこととか、母乳をあげたりとか、全部経験してみたいと言う。妊娠って、女だけに与えられた特別な体験だと思う。


つづく。


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・ありがとうございます。
 ホント、丈夫で元気であれば、それで十分ですよね。
 丈夫で元気でなくても、それでも生きて出てきて欲しいです。

・「新しく始まるカウントダウン」
 いい言葉っすねぇ〜。
 まさに今そんな感じでしょうか。

・やっぱり愛情が湧くのは、
 この手に我が子を抱いたときですよね。
 慎重に頑張ります!

・汚物陳列罪で捕まりまっせ。

・私のこっちでの寒さ対策は、湯たんぽですね。
 ゴム製ので、中にお湯を入れるヤツです。
 今年の冬は電気敷布を買ったんですが、
 妊娠すると身体が火照るみたいで、
 ぜんぜん出番はありませんでした。
 オーストラリアの冬は寒くない分、
 寒さ対策も難しいですよねぇ〜。

2005年11月14日(月)  出産の 痛みを体験 してみたい


37w3d(臨月―正常産期)


一昨日の晩から、前駆陣痛のような腰と腹の痛みが襲うようになった。お腹が張るときに腰とお腹が痛くなるみたいな感じ。じっとしていればすぐに治まるのでなんてことないんだけど、いよいよか? とドキドキしてしまう。もう正常産の期間に入ったし。まぁ、前駆陣痛が来たところで、ホンマもんの陣痛がすぐに来るってわけじゃあないけどさ。

少々不謹慎のような気もして、今まで書かないでいたんだけど、私は実はお産の苦しみというのを体験したくてウズウズしているのだ。これを言うと、母なんかは血相を変えて、「お産はそんな甘くない。気絶するほど痛いんだから」というようなことを言う。

気絶するほど痛いのなんてわかっておるよ。誰もお産が痛くないなんて言ってない。私は単に、その皆が口をそろえて「死ぬほど痛い」と言う痛みとやらを早く経験したいと言っているのだ。

お産というのは、痛いだけじゃないのがいいと思う。病気や怪我じゃないからその苦しみには終わりがあるし、それに何よりも、痛みの後に大いなる喜びがあるってところもステキだ。お産を終えた後は、ものすごく達成感がありそうだ。

つまり、私がお産を早くやってみたいというのは、フルマラソンを走ってみたいなんつー願望に似ていると思う。


そうそう、土曜日、臨月の私の姿も残しておこうと言って、相方がビーチの散歩にビデオカメラを持ってきて、私を撮っていた。その映像を家に帰って見せてもらったんだけど、そこに自分の後ろ姿が映っていた。自分の後ろ姿なんて最近見てなかったのだが、わたしゃ驚いたね。だって、デブなんだもん。それもものすごいデブ。巨デブちゃん。

すでに17キロ増えているので、仕方ない姿なんだがね。出産したらしっかり落とさねば。我が子には母乳をたらふく飲んでもらうことにしよう。母乳ダイエットだ。


そんなことを言いつつも、土曜のランチを食べに近くのホテルのシーフードバイキングへ。うちはビーチリゾートにあるので、近くに大きなホテルがあったりするんだけど、そこのレストランで食事したことがなかったので、出産前に行っとこうということで、行ってみたのだ。

なかなかよかったっす。ビーチが一望できるテーブルだったし、料理も美味しかった。そこにあるのはいつものビーチなのに、なんか旅行に来たような気分になって、かなりリフレッシュできた。

本当は土曜はスーパーへ買出しに行く日なんだけど、せっかく旅行気分になったので、買い物はやめてビーチの散歩&ビーチのカフェでくつろいで、家に帰って昼寝しました。あー、楽しかった。食べすぎて苦しかったけど。


今日は、相方は午後休を取ったので、夕方からチャイルドシートを取り付けに行ってきます。日本にはあるかわからんが、こっちには、プロのそういう会社があって、「正確に取り付けられています」という保証がもらえるのだ。保証がもらえても、だからなんだって感じだけど、安心を買うと思って。


つづく。


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2005年11月09日(水)  マッサージ 出産後でも できません?


36w5d(臨月)


パスカリーナの甘えっぷりが加速している。くそ暑いのに、私のわき腹に張り付いて離れない。本当はお腹の上に乗りたいんだろうが、小山のような臨月の腹はさすがに居心地が悪いらしく、わき腹で我慢しているみたいだ。私も暑いが、パスカリーナも暑いらしく、ときどき冷たい壁のところに行って腹を冷やしてまた戻ってくる。そこまでして私に張り付いていたいのか? 私が妊婦特有の何かを出しているんだろうか。

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このところ天気が悪かったり、相方の出勤時間がバラバラだったりで、毎朝はできていないのだが、週に4日は2人で朝のビーチの散歩に行っている。6時に起きて、小一時間歩くのだが、最近は日が昇るのも早くて、暑い。いくら早朝でも真夏の太陽はすごいエネルギーを発している。なまっちろかった私の肌も、少しずつだけどいい色になってきた。

私は妊娠してから朝が一番体調がいい。妊娠していることを忘れるほど身が軽く、すごいスピードでスタスタと歩くので、相方に心配される。しっかり歩いてる人ほど安産が多いらしいので、あとひと月の間、はりきって歩こうと思う。


出産したらすぐにでもやりたいこと、それはマッサージに行くことだ。身体の前面(つまり、腹と胸)に異様な重さがかかっているので、それを支えようとすると重心が後ろに行く。それで腰と背中に負荷がかかって痛むのだ。相方にマッサージしてもらうのだが、なにせうつ伏せになれないので、横向き寝の中途半端なマッサージになってしまう。

マッサージ欲は日増しに強くなっている。出産したら真っ先に行ってやる! と思うのだが、ふと、授乳期の乳でうつ伏せになれるのか? という疑念が湧いてきた。まだしぼんだ状態の我が乳は、すでにGカップ。この乳タンクに、出産直後からどんどん乳が作られパンパンになるまで送り込まれるわけで、そうなったらすごいことになりそうである。とてもじゃないが、うつ伏せは無理なんじゃないか、と。げっそり。

マッサージではないが、出産後、開いた骨盤を矯正しなくちゃいけないらしいので、カイロに通おうと思っている。この骨盤矯正を怠ると、慢性の腰痛持ちになったり、太りやすい体質になったりするらしい。できることなら避けたい。カイロはうちが入っているプライベートの保険でカバーされているので、しっかり活用して、定期的に通いたい。うつ伏せになれないかもしれないが、先生と相談すればなんとかしてくれるだろう。よいカイロの先生を探そう。


話は変わるが、昨日の定期健診で36週にして初めて内診なるものがあった。内診というのは、おパンツを脱いでの診察のことである。日本の検診では妊娠初期からよくあるらしいが、こっちでは何かない限り一切しない。内診なんてできることならしたくないので、こっちのやり方はありがたい。

昨日は内診があることを前もって知らされていたので、イヤだイヤだと思いながら病院に行ったのだが、案外なんてことなかった。出産に向けて肝が据わってきたのかもしれん。付き添いの相方の方がよっぽど気にしていた。男としてやっぱりイヤなのだろう。


つづく。


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・ホットメール、ときどき壊れてるんだよね。
 見れたり見れなかったりするの。
 なんかあったんだろうか。
 間隔を狭めてくるのは、陣痛でしょ?
 この前のはぜんぜん陣痛じゃないと思うよ。
 陣痛の痛みはあんなもんじゃないと思うし。
 でも、私は痛みにはめっぽう強いので大丈夫よん。
 この前のときも、早産が怖かっただけで、
 痛みに関してはどうでもよかった感じ。
 電話した? 電話なんてなかったよ、って相方が言ってたけど。
 圏外だったのかなぁ。

2005年11月05日(土)  臨月を 迎えて準備 万端に


36w1d(臨月)


買った買った。赤子を迎えるのに必要なものはすべて買った。日本とオーストラリアの通販で買いまくり、店でも買いまくった。赤子のものも、出産に必要な私のものも。あとは荷物の到着を待ち、洗濯の必要なものは洗濯するのみ。我ながら、やるとなったら早いのぉ。

ほぼ女の子と言われているのでピンクのものを買おうと意気込んでいたが、結局ピンクのものは服が2着だけ。あとは、白や生成りのユニセックスなヤツばかりにしておいた。産んでみたら男かもしれないし、次の子が男かもしれないし。


今日買った一番大きいものはチャイルドシートなのだが、こればっかりは安全性が第一なので、店に並んだ無数のシートのうち、一番高いヤツにした。Safe-n-Soundという会社の5万円くらいする最新のモデル。

家に帰って、2人でさあ設置してみようと始めたのだが、複雑すぎて2人とも頭にエラーが出まくり。間違ったつけ方をしても仕方がないので、これを買った店のプロに20ドル(2千円弱)を払ってつけてもらうことにした。その方が安心できるし。予約を入れないといけないみたいなので、明日電話しよう。

抱っこ紐は、ベビー・ビョルンという会社のアクティブという最新モデルにした。黒地に赤の線が入った、かっちょいーヤツ。立体構造になっていて、疲れ知らずなのだそうな。こっちではかなり人気があって、猫も杓子もこのベビー・ビョルンのアクティブだ。


そんなこんなで、赤子を迎える準備は終了したのだが、かなりの出費だった。だけど、オーストラリアは福祉が充実した国。定期検診や出産にかかる費用はほぼ国の保険でまかなわれ、出産祝いとして3000ドル(30万円弱)支給され、さらに育児手当が月々およそ400ドル(4万円弱)もらえるのだ。それも、なんと子供が16歳になるまで!

今、オーストラリアは出産ラッシュらしいのだが、そら子供産むわな、という感じだ。シングルマザーや所得の少ない家や子沢山の家には育児手当がもっと出るらしく、3人産んだら仕事しなくても育児手当だけで生きていけるんだと。すげー。


とにかく、あとは赤子が出てくるのを待つばかりである。早く出てきてくれないかなー。待ち遠しいっす。


つづく。


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2005年11月04日(金)  生まれるよぉ 早くも陣痛 疑似体験


36w0d(9ヶ月目)


今日の午前中、洗濯物を干しているとき、腹の子がグイグイ動いて私の子宮口をこれでもかってほど押した。これはいつものことなんだけど、かなり痛い。キリリッという鋭い痛み。

イテーーーーー!!と腹をさすっていると、いつもと違って、なんだか生理通みたいな痛みに発展。さらに、立っていられないくらい腰も痛み出した。初めてのことだったので、洗濯物を放り出して急いでソファに横になって、目をギュッとつぶって痛みをこらえた。心の中では、「これってもしや陣痛では。ギャーーー、生まれちゃうよぉーーーー」などと叫んでいた。

5分もすると治まった。痛みもそれっきりだ。明日から臨月だけど、まだお腹は下がってきてないし(出産間近になると腹の膨らみは足の付け根あたりまで下がってくるらしい)、生まれるには早すぎる。でも、あの激しい痛みは陣痛を彷彿とさせたわな。

どうも我が子は早く出たがっている気がする。子宮口を出口だと認識しているのか? と思わせるほど子宮口を押すし。予定日より早く生まれる気がしてならない。これは、腹が苦しくてしかたがない私の願いでもあるんだけど。

予定日に渡豪する母に、「予定日より早く生まれちゃうかも」と電話で話したら、「えー、やだー、私が来るの待っててよー」と。どうしても私の苦しむ顔が見たいらしい。


関係ないが、何度も書いているように、私は童顔だ。アデレードの小学校で働いているときに、いつも小学6年生(!)に間違われていたほど。「年の割には若い」というよりも、「子供にしか見えない」という感じなのだろう。背が低く、黒髪のストレートショートボブ、すっぴん、ジーンズにTシャツという出で立ちもよくないのかもしれない。さらに、妊娠してかなり太ったので、顔がパツンパツンで、子供顔に拍車をかけている。

オージーにとって「子供にしか見えない」私の腹が、臨月なのである。これはかなりの違和感だろう。

私はずっと気づいていなかったのだが、この前ショッピングセンターで、すれ違った人がすごい形相で私を見ているのに気づいて、相方に「今の人すごい顔で私のお腹を見てたよ」と言うと、「そんなのいつもだよ。気づいてなかったの?」と相方が言うのだ。

どうやら、私は常にすれ違う人に腹と顔を怪訝な顔で見比べられているらしい。「あらっ、この子やっちゃったわね」という腫れ物に触るような目で。そして、相方曰く、私をジロジロ見た後は、相方に視線が移り、責めるような目で見られるのだとか(これには笑った)。相方は年相応に見えるので。

それからは、すれ違う人の視線が気になってしかたがない。16歳位の妊婦に見られているのだろうか。本当は30歳だよ! 若くないよ! と服に書いておきたい気分だ。

子供が生まれて、抱っこして散歩なんかしてても、年の離れた姉かベビーシッターにでも見られることだろう。

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シドニーも夏になった。今日は曇りで涼しいけど、毎日30度位の日和。パスカリーナの毛がごっそり抜ける。毎日禿げるほどブラシをかけてあげるのだが、飽きもせず毎日モッサーッと抜ける。ようやく最近になって、ムクムク冬毛が、スマートな夏毛になってきた。少しは涼しくなっただろうか。


つづく。


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2005年11月03日(木)  妊娠し ダンナ様への 恥じらいは


35w6d(9ヶ月目)


なんだ、楽しいじゃん。赤ちゃんを迎える準備。

「今週の土曜から臨月突入じゃねーか、やべぇ」と思いながら、やおら重い腰を上げて始めた準備だけど、いざ始めてみると案外楽しい。大きなもの以外はすべて通販だけど。

オーストラリアのサイトのものは自腹だけど、日本のサイトのものは何でも母宛に送って着払いにしていいと言われたので、遠慮なくガンガン注文する。ぐふふ。でも、母が渡豪するときに持って来られる範囲を超えないように注意なのだ。

それにしても、オーガニックで揃えようと思えば、なんでも揃うものである。チャイルドシートと抱っこ紐(抱っこ紐もオーガニックはあるが、気に入ったヤツはオーガニックじゃないので)以外は綿棒に至るまですべてケミカルフリーで揃えられた。我ながら満足。しかも、こっちのものはデザインもかわいいので、なおよい。

私は軽いアトピー、相方は鼻炎持ち、とどちらも軽いんだけどアレルギー体質を持っているので、我が子もそれを受け継いでいることだろう。幼少の頃の気遣いで少しでも軽減できれば、というのがオーガニック&ケミカルフリーにこだわる理由。脳の発育にも影響あるみたいだし。


ところで、最近よく眠れない。腹の子は夜中でもかまわず動きまくるし、トイレは近いし、寝返りはしにくいし、とにかく身体が火照るので、寝付いてもすぐに目が覚めるし、一度覚めたらしばらく寝付けない。まぁ、これは妊娠後期にはよくあることみたいなので、あまり焦らず目が覚めたら本を読んでノンビリ眠気を待つことにしている。

変な話だが、妊娠後期に入って子宮が膨れ上がって腸を圧迫するせいか、オナラを我慢できない。我慢するとスペースが足りないのか、腸がきゅーっとなるので、よろしくない。なので、相方には悪いが、遠慮なくさせてもらっている。相方はそういうことはまったく気にしない人なので、問題はない。

が、ちょいと問題なのは、妊娠してからオナラを無音でできなくなったということ。あの辺の筋肉がキュッと締まっているのだろうか。なんなんだろう。とにかく、こっそりオナラをすることができない。出産後もこのままだったらイヤだなぁ〜。

腸のためにオナラはするし、胃のためにゲップはするし、入浴後身体は拭いてもらうし(お腹がつかえてうまくできない)、パンツ&ズボン&靴下&靴は履かせてもらうし、夜中に身体が火照るので裸同然で寝てるし、1日中楽な格好でグウタラトドのように寝そべっているし、究極にデブだし(ハンプティーダンプティー状態)、もう相方に対して恥ずかしいことはやり尽くした感じだ。もはや、なんの恥じらいもない。

出産に立ち合う件も、最初は「恥ずかしいから上半身の方にいてね」と初々しいことを言っていたが、今や「せっかくだから出てくるのも見たら?」なんて言ってる。

今までも空気のような存在だと思っていたけど、妊娠・出産を経験した夫婦は、よりいっそう家族感覚が増すんだろうと思う。いや、こんなに恥じらいがないのはウチだけか?


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・そっかー、
 女親は男の子にデレデレになるって聞くけど、
 そんな悩みもあったかぁ〜。
 そう、まだ男が生まれる可能性もあるんだよね。
 エコーで見えるものなんて100%じゃないしね。
 まぁ、私はどっちでもいいんだけど、
 ピンクのものを買い出しちゃったから、
 男の子だったら笑っちゃう。
 赤ちゃんはわかんないから、男でピンクでもいっかー。
 洗面台はねぇ、こっちのはなんだか小さいんだよね。
 キッチンのシンクもやたら小さいの。
 だから、使い捨てになっちゃうけど、
 やっぱりベビーバスは買うことになりそう。
 日本で18キロ太るって、頼もしい!
 私もすでに16キロ増なんだけどねー。
 初産で予定日より2週間も早く生まれるなんていいなー。
 私もできることなら予定日より早く産みたいな。
 もう大きいお腹がシンドくてさ。
 なにはともあれ、もうすぐです。

・もう出産して3ヶ月経つんですねーー! 早い!!
 生まれてくれば、母性が湧きますよね、きっと。
 私もそれを期待しています。
 今は愛猫パスカリーナの方が100倍かわいいです。
 ドーナツ座布団、早速買い物リストに追加しました。
 座れないほど痛いんですねぇ〜〜。こわー。
 こちらにあるかわかりませんが、
 なかったら、タオルかなんかで手作りしようと思います。

2005年11月01日(火)  カラフルじゃん オーガニックの ベビー服


35w4d(9ヶ月目)


定期健診に行ってきました。腹の子の推定体重は現時点で2700グラムで、標準だそうな。日本でのこの時期の標準は2500グラムなので、ちょっと大きめかも。まぁ、私も相方も3500グラムで生まれた大きめ赤ちゃんだったので、当然っちゃー当然か。我が子も3500グラムくらいで生まれそうな予感。それと、頭がちゃんと下になっていた。逆子じゃなくてよかった。

ついでに性別も見てもらったところ、今回も大事なところに何も見えなかったので、ほぼ女の子で間違いないらしい。うーむ、男の子だと思ったのになぁ。夢に出てくる我が子もいつも男の子だったのに。母親(私)の直感は当たらず、か。相方は一人目は女の子がいいと言っていたので、喜んでいる。

それにしても、最近生まれた身近な人の赤ちゃんは、ほとんど男の子だ。今思い出せる最近生まれた芸能人の子供も男がやたら多いような。だから、うちは女の子なのか? とにかく、これで心置きなくピンクを買おう。


チャイルドシートとかベビーバスのような大きなものは、今週末に相方と買いに行くことになっていて、オーガニックのベビー布団のセットなんかは母が日本で買って持ってきてくれる。問題は、服なのである。

「服は自分で選びたいでしょ」と言っていた母も、あまりに動き出さない私に痺れを切らして、「私が選んだのでいいのね。勝手に買ってくるわよ」と言い始めた。それはちょっと、やっぱりイヤだ。自分で選びたい。

オーガニックコットンの服は生成りばかりなので、どうも、服を選んでいても楽しくない。種類も豊富じゃないし。それで、日本のサイトだけじゃなくて、海外のサイトも覗いてみたら、オーガニックでもカラフルなヤツあるじゃん! ピンクとかブルーのストライプとか。

途端に楽しくなってきた。欲しいのがたくさんありすぎて、迷いに迷って絞り込む。そして、今日女の子だってことがはっきりしたので、早速注文した。ピンクを中心にブルーや黄色もおり混ぜて。ああ、楽しい。

ベビー服って、見れば見るほどかわいい。特に女の子のものはヨダレが出るほどかわいい。新生児用は首もすわってないので形の種類も少ないのだが、半年とか1年とか経つと種類もかなり豊富になる。もう少し大きくなったら、これとこれを買おう、などと気に入ったものを「お気に入り」に登録しまくっている。これから子供が自分で服を選ぶようになるまで楽しめそうだなぁ。女の子っていいな。


関係ないけど、女の心理として、好きな男に父親になって欲しいという願望があると思う。好きな男の子供を産んで、父親にしてあげて、子供をかわいがって世話する姿を見たい、というか。(逆に、男も女が母親をやってる姿を見たいんじゃないかと思う)

私もその願望が強くて、早く相方が我が子を抱く姿を見たいと思う。我が子に翻弄される姿を。デレデレになっている姿を。ときには叱ったりしている姿を。命をかけて守る姿を。待ち遠しいなぁ。

当の相方は、今から緊張気味である。毎日のように、「いよいよだ」という電話が会社にかかってきたときのことを、シミュレーションしているらしい。どうやってパソコンの電源を落として、どうやってタクシーを拾うかなど、それはそれは詳細に。全ての仕事をうっちゃらかして、飛んで帰ってくるらしい。その慌てふためきようが目に浮かぶようで、笑える。

私の陣痛が始まったときから相方は産休を取って、出産に立ち合う予定である。陣痛にうめく私の横で、どんな表情を見せるのか、相方よ。


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・人間の皮膚って柔軟ですよねぇ〜。
 正常出産の期間は、来週の土曜から丸々1ヶ月です。
 一番遅くても、12月12日には生まれてると思います。

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