2005年07月31日(日)  腹が出て えっちらおっちら お相撲さん


22w2d(6ヶ月目)

いつもウエストゴムのスエットパンツに大きめパーカーという誰にも会いたくないような格好で過ごしているので、妊婦というよりただのデブにしか見えない私。お腹は日に日に大きくなってるんだろうけど、日常生活で意識することがあまりない。

しかし、昨日、今日と普通に外に出られる格好をして、ショーウインドウに映る自分を見たら、お腹がドデーンと出ている。ちょい前までは、デブと妊婦のハザマのような体型だったのに、今はどう見ても妊婦。道理で、1日に1度は知らない人に「予定日いつ?」と聞かれるわけだ。そうそう、お腹の真ん中に縦一直線に走る正中線も最近くっきりしてきた。


オーストラリアでは、妊婦だからといってマタニティを着る習慣はないらしく、ぜんぜん売ってない。私もお腹部分がスエットの切り替えになっているマタニティジーンズを日本の通販で買って、母親に送ってもらっただけで、あとは大きめのカットソーなんかで済ませている。

どうせヒッキーなので、これで出産までいけそうだ。ああでも、9月に日本に帰ったら授乳用のブラなんかは買おうと思う。日本は便利で質のいいものがたくさん売ってていいなぁ。


妊婦のお腹って、お腹が水か何かでパンパンに張ってるみたいなもんなので、ウエスト部分が前に折り曲がらず、座ってるのが結構キツイ。姿勢を後ろに反り気味にシャンと伸ばしているか(これも疲れる)、浅く座って背もたれにだらしなくもたれかかるか、という体勢になってしまう。あと、ヒザをくっつけているとお腹が圧迫されるので、足を開いて座ってしまう。

ということで、お相撲さん気分満喫中。坂を歩くとフウフウ言うし、座るときや立ち上がるときは、「おいっしょぉぉぉ」とか口走ってしまうし。


ところで、子供が生まれる12月にうちの母親がこっちに来る予定なんだけど、私としては、出産のときにいてもらってもドタバタしていてありがたくないので、予定日の数日から数週間後にでも来てもらおうと思っていた。

しかし、母は予定日より前に来るという。「生まれてからなんてダメよ。私はあんたが苦しむ姿が見たいんだから」と。ええ!? もしや、分娩室にまで入ってくるつもりじゃないでしょうねぇ?? 「そのつもりよ」と母。

ありえん! 母親がそばにいたんじゃ、お産に集中できないっつーの。私は相方と2人でがんばりたいのに(相方には立合いしてもらう予定)、なんつーことだ。「ありえない!」「ありえない!」と連発しても、しゃあしゃあと、「私のことは気にしなくていいから」と母。気にするよ!

まぁ、その場になったら、「出て行って!」とか叫べばなんとかなるでしょう。それにしても、なんつーヤツだ。油断ならん。

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相方が会社で小腹が空いたときに食べられるように、小さめマフィンを焼いた。ミックスベリー&ヨーグルトの甘さ控え目のマフィン。ついさっき焼けたので、紅茶を入れて2人で食べてみた。うまかった。私は明日の朝食にしよう。

昨日シティの紀伊国屋書店で、日本の文庫と雑誌と漫画を1冊ずつ買ったし、今日はショッピングセンターでイギリスのインテリアの雑誌を買ったので、これから1週間くらいはゆっくり楽しめそうだ。なんかウキウキするぞ。


つづく。


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・あれで限界だったから、もっと買いたかったけど我慢したのー。
 エキスポの存在を教えてくれて本当にありがとね!
 夜勤終わったねぇ。もう8月だもんね。
 お酒は飲めないけど、ご飯かオヤツ行きたいね。
 とりあえず、もうすぐ引っ越すので、
 そしたらシティも近くなるし、あそぼ!
 うちにもぜひぜひ遊びにきて〜。
 美味しいケーキ焼くし、本もいっぱいあるでよー。

2005年07月30日(土)  面倒な 暮らしも知識で 楽しみに


22w1d(6ヶ月目)

昨日、不動産屋から電話。あのビーチ沿いのマンションに入れることになった! 悲鳴を上げて喜ぶ。あの家のことを思うと自然とニンマリしてしまう。引越しは2〜3週間後。家具など半分くらい新調する予定なので、これから楽しみ。明日は早速、家具屋に行くつもり。

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今日、この前ここに書いた、→オーガニック・エクスポ2005←に行って来た。まずは、9月に日本に帰るときの航空券を予約したり、紀伊国屋書店で日本の本や雑誌を買ったりしてから、モノレールに乗ってダーリングハーバーの会場へ。大盛況だった。

入場料の10ドル(約850円)を払って中に入ると、ありとあらゆるオーガニックの店が並んでいた。食べ物を扱う店では必ず試食があるので、片っ端から味見してみる。そして、パンフレットの類をもらって、店の人の話を聞いて、気に入ったら買う、というのを繰り返すうちに相方の荷物はスゴイことに。すまん……。


会場を見て回って最初に思ったのは、なんだオーストラリアでなんでも揃うじゃん、ということ。野菜や肉や乳製品などの生ものや、ワイン、チーズ、コーヒー、チョコなどの嗜好品、衣類、シーツ類、化粧品、ベビー用品、ペットフード、果ては有害物質の出ないペンキや住居……などなどなどなど、なんでもあった。

オーガニックのものはなんでも高い。通常の倍か3倍はすると思う。だけど、楽して金を稼ぐという方に流れず、オノレの信念を貫こうと努力している生産者がもっと増えればいいと思うので、金は惜しまず出すというのが私の姿勢。環境のためにやれることはたくさんあると思うけど、私は自分が健康な生活を営み、ひいてはそれが環境保護につながるという形が好きだ。環境を健康にするために、四の五の言わず、まずは身の回りからってことで。

それに、生産者の努力が目に浮かぶようなので、買ったものを無駄なく使うという姿勢が自然と身についたりして、よい。野菜や果物は皮をむかずに調理したり、腐らせないように少量を計画的に買ってきて消費したり、いろいろと気をつけるようになる。モノに対して「ありがたい」という気持ちを抱けるのってとても大切なことだ。そうそう、オーガニックのものって、一般の食品より栄養価が高いから、食べる量も少なくて済むというのも聞いたことがある。


まぁ、つまり、オーガニックのものはいろいろ面倒ではある。便利な世の中とは真逆に行っていると思う。高いし、不便だし、手間がかかるし……で、楽な方に流れそうになったり、実際に流れちゃったりすることも結構あるわけだけど、それを阻止するのはやっぱり知識だなと思う。何にでも言えるけど、知れば知るほど意義がはっきりしてくるので、面倒なことも手間をかける楽しさが増したりするものだ。

これから家族が一人増えることだし、もっともっと勉強して、オーガニック生活をエンジョイしたい。やれることから少しずつでも。相方もパスカリーナも子供も、ずっと健康で笑顔で生活していてほしいし、私自身は家族の健康管理を責任持ってできるように、家族に心配かけないために、いつまでも元気でいたいと思う。


今日買ったもの&もらった試供品(すべてオーガニック)

エスプレッソマシーン用コーヒー
りんごジュース(1L)×2
シャンプー(1L)
食器用洗剤(1L)
乳液
チョコレート(100g)×7(買いすぎっ)
おむつ試供品
石けん試供品
猫用ビスケット
ドライキャットフード(1kg)
バスタオル×2(写真なし)
ハンドタオル×2(写真なし)
そのほか情報たくさん

猫用ビスケットとフードは、食べないかもなぁ〜と思いつつ買ったけど、パスカリーナはバリバリとおいしそうに食べていた。よかった。今後もこれを買おう。

これをすべて担いでくれた相方は、かなり疲れたみたいで、夜9時半には寝てしまった。今もぐうぐうイビキかいてます。


つづく。


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・オーストラリアは冬でも日差しはサンサンとしているので、
 冬の海も夏気分でいいですよ。
 冬の方が人も少ないし、いいかもですね。

・いや〜、ホント、オーストラリアのテレビはつまんないっす。
 ときどき面白いのがある程度なので、
 見すぎる心配がなくていいんですが、本当に退屈ですねぇ。
 『白い巨塔』は新しいのは中華街で買って、
 古いのは日本で買って帰って見ました。
 『女系家族』やってるんですか、いいなぁ〜。見たい!
 (『沈まぬ太陽』はちょっと怖いけど…)
 中華街に行くと、日本のドラマはほとんど手に入るので、
 きっと、そのうち『女系家族』も売り出すと思うので、絶対買います!
 実は、今日、『ハチロー』(原作:血脈 佐藤愛子著)
 のDVDを買ってきました。明日から見ます。楽しみ。

2005年07月29日(金)  父親で 男を見る目 養われ


22w0d(6ヶ月目)

ここんとこずっと天気がいい。朝からペカッと晴れてすがすがしい。今オーストラリアは真冬だが、ここシドニーは最高気温が20度くらいまで上がる。最低気温も10度くらいで過ごしやすい。窓を開けると、気持ちのよい風がソヨソヨと吹いてくる。早くあのビーチ沿いの家で過ごしたい。時間の流れがさぞかしユルイだろう。

こんなに気持ちのよい気候なのに、浮かない顔の男が一人。相方だ。相方は新婚旅行のときにイタリアで買った、カシミヤのコートを仕事に来ていきたくて仕方がない。毎朝カーテンを開けて、真っ青な空を見上げてため息ばかりついている。この冬でアレを着て行けたのは、天気の悪い日に5回くらい。シドニー住まいにカシミヤのコートはいらなかった。相方よ、タスマニアに行け!

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さてさてその相方だが、相方は根っからのナイト気質で、家族(私、パスカリーナ、腹の子)を守ることに命をかけている男である。家族の幸せが自分の幸せだと断言する。家族が笑顔になるためだったら、自分はどんな犠牲を払うことも覚悟している。例えば、カマキリのメスが交尾の後オスを食べてしまうようなことになっても、仕方がないと言う。

自分の身の回りで相方のような男がいたっけと考えると、いたいた、我が父だ。うちの父は、外界から家族を守ることに一生懸命になって生きてきた男で、外では鬼面で働き、私たちにはハチミツのように甘かった(兄には少し厳しかったが)。私はそんな父を頼もしく思い、常に安心感があった。

父親のような人と結婚したいと思ったことはないが、好みは幼い頃に決まってしまうようで、私のどこかで「男とは命をかけて家族を守ってなんぼ」という価値観が育っていたのだろう。相方と父は見かけは全然違うが、本質は驚くほどよく似ている。

そう考えると、父親というのは、娘の男の好みを大いに左右するわけで、娘の男を見る目を養いたかったら、父親自ら男の手本とならなければいけない。私も相方に、「女の子が生まれたら、男の見本になってることを忘れないでよね」といつも言っている。まぁ、相方は意識しなくても手本となるだろうが。

「娘が生まれたら『お父さん臭い!』とか言って嫌われるのかなぁ、哀しいなぁ」と相方は言うが、頼もしい父はたとえ臭くても嫌われたりしない。私がそうだったから。子供は案外本質を見ているものなのだ。

ただ1つ問題を挙げるとすると、父親により男を見る目を養われた娘は、男の口先だけの口説き文句や見かけにポワンッとなったりしないので、晩婚になること必至である。または、結婚しないで一人で強く生きていくだろう。それもまたいいと思うが。


つづく。


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・本当にいいトコロなのです。
 私、ビーチのきれいなオーストラリアに住んでるのに、
 ビーチに行ったことは両手で数えられる程度、
 泳いだことはただの一度もないんです。
 この辺で、せっかくなので、
 オーストラリアのビーチを満喫してみようかと思っています。
 あの家なら、ビーチで泳いで、水着のまま歩いて帰って、
 家でシャワーを浴びることもできるのですよ。
 ガイドブックに載ってないビーチだし、
 かなり距離の長い砂浜なので、夏もそう込まないと思います。
 子供のためにも本当にあそこに決まってほしいです。
 そうそう、Rさんのブログについていた、
 ベビーのカレンダー真似させてもらいました(ずいぶん前からですが)!
 かわいいですよね〜、これ。

2005年07月27日(水)  精神に 働きかける 住むトコロ


21w5d(6ヶ月目)

ピスタチオの食べすぎ。ピスタチオがシーズンなのか、八百屋では大きなバケツで大量に量り売りしている。八百屋に行くたびに買って、気がつくと、パキッパキッと殻を割って食べてしまう。あうー、食べすぎ。

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昨日、とうとう家を決めた。休みを取った相方と朝イチで産婦人科に行って定期検診を受けて、その足で不動産屋をめぐって情報を集めて、家をいくつか見せてもらった。

そして、なんと決めたところは、ビーチから50メートルという立地の2LDKの低層マンション。ほぼ新築で美しく、ベランダからは壮大な海が見え、ビーチは真っ白なサラサラの砂で果てしなく続くロングビーチ。歩いていける距離には、おしゃれなカフェやレストランが並ぶ。それでいて、家の付近は住宅街なので、とても静か。しかも、今住んでいるところよりシティーに近い。

もう何ヶ月もネットで家を検索したり、実際に見に行ったりしていたんだが、私も相方も住むところには厳しい目を持っているので、そりゃあもう、なかなか決まらないんである。立地がよくても家が古かったり、家がよければ周辺が物騒だったり。それが、今回の家は一目見ただけで、家も立地も2人ともすぐに気に入ってしまった。早速手付金を払ってきた。

家で仕事をしている私には、家の美しさと広さはかなり重要だ。そして、生まれてくる子供のためには、家の周辺の環境がよくないといけない。あの家なら、やしの木のサラサラと揺れる窓に向かって机を置いて仕事に精を出し、子供と毎日ビーチに散歩に行き、大きな窓の明るいキッチンで美味しいものを作れるだろう。なによりも、リゾート地なので、流れる空気がゆるゆるとしているところがステキだ。あー、夢にまで見たリラックス生活。

家賃はシドニーではそこそこな感じだが、今住んでるところよりはもちろん高い。だけどそんなことは、ガッツリ働けばいいだけのことである。それよりも、あの家から得られる精神的健康は何物にも代えがたいと思う。あの家で子育てを楽しみ、しっかり勉強し、ガッツリ仕事しよう。


住むところというのは、ヤドカリが貝殻を代えるように、自分(もしくは家族)の状況に合わせて代えていくのがいいと思う(引越しだけでなく、模様替えや改装も含めて)。そうすれば、自分や家族の持つエネルギーが、うまい具合に作用し、いい花が咲くんじゃないかと思うのだ。

言い方を変えれば、一緒にいると自分のエネルギーが最大に引き出される人というのがいる(私にとっての相方のような)。一緒にいるだけで、自分の何もかもがいい方に回り出す人。それがまさに相性というものだと思うが、家も人と同じで、その時その時で相性のよい家に住めば、自分の持てる力の何倍もの力を出せるんじゃないかと。

目に見えないことだけど、そういう自分の潜在意識で感じることを一番大切に生活していきたい。


まぁ、手付金を払ったからと言って、まだ決まったわけではなく、「持てる者」が一番の権限を持つこの国では、大家の一存で住む人間を拒否したりもできるので、油断はできないのだが。あー、どうか決まりますように。

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ところで、お腹の子供は元気に成長中だ。胎動も激しさを増し、私の腹の中でサンバを踊るがごとく陽気に活動中である。

先日撮ってもらった精密エコーの技師には「性別はわからないけど、たぶん女の子」と言われたけど、昨日、そのエコー写真を私の担当の産婦人科医が見て、「女の子だと思うよ」と言っていた。いよいよ女の子の可能性が色濃くなってきた。でも、まだ全然確実じゃないけど。


つづく。


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・日本は便利でいいですよね。
 こっちは気の利いたお惣菜など売ってないので、
 たまにすごく食べたくなります。
 コンビニのものはあまりよくないと思いますが、
 お惣菜屋さんやデパ地下の新鮮なものは、
 たまに食べてもいいと思います。
 お惣菜屋さんやデパ地下のものはそれなりに値が張るので、
 割といい食材を使ってるのでは、と勝手に想像しています。

・私もサプリメントは飲んでいます。
 やっぱり日々の食生活では補い切れないものもあると思うので、
 念のためという感じで。
 サプリメントに頼り切るってわけじゃないなら、
 活用しても全然OKだと思っています。

2005年07月21日(木)  食べ物は 身体を作る 材料だ


20w6d(6ヶ月目)

友達のRちゃんが、→オーガニック・エクスポ2005←が、今月の30日と31日にダーリングハーバーであることを教えてくれた。オーガニックの食品、ワイン、生活雑貨などなどの出店が並ぶフェスティバルらしい。

最近、家のそばの小さな店でオーガニックの野菜やその他の食品が買えることを知って、食材や卵やパンはほとんどそこで調達してるんだけど、店自体が小さいので、なんでも揃うというわけではない。引越しもすることだし、新たによい店を探さなくちゃと思っていたときなので、このエクスポがあると聞いて小躍りした。いい情報が濡れ手に粟式に手に入りそうだ。オーガニックのベビー雑貨の店も出るらしいので、オーガニックのシーツや毛布、オムツなんかも見てこようと思う。


「食べ物が身体を作っている」ということは、単純なのに忘れがちになる。食事は単なるエネルギー摂取だけが目的なんじゃなくて、私たちの身体の1つ1つの細胞を形作るのが目的なのだ。私はこの考えを心底「真実だ」と思っていて、生まれ持った病気の芽も毎日の食生活である程度は摘むことができると信じているし、逆に悪い食生活によって、発症する必要のなかった病気も芽を出すんじゃないかと思う。

毎日の食事って、遺伝子に傷をつけたりすることも可能なくらい大切なものらしい。そうなってくると、自分の先祖が持っていなかった病気を、子孫に伝えてしまうこともありえる。遺伝子に傷をつけて、それを下の世代に受け継がせるなんて、いたたまれない。健康に気を遣うのは、長生きしたいからではなくて、人にできるだけ迷惑をかけたくないからだ。


それでも、自分のことだけだったら、まぁいいかと思ってしまうんだけど、子供には、その妥協ができず、病気で苦しんだりなんて絶対して欲しくない、と思うのは不思議だ。たとえ健康に生まれてこなかったとしても、その病気をできうる限り軽減してあげたいと切に思う。これが親心というものなのだろうか。

相方も子供ができてから考え方が変わったのか、家を探す視点が、前は「通勤に便利なところ」だったのが、最近では「緑が多くて、空気のキレイな環境のいいところ」になっている。子供の健康が第一優先だ。

相方は、私を健康に育ててくれた私の母に本当に感謝する、と言っていた。相方の子供であるこの腹の子は、私の健康によるものが大きいからだ。子供ができたことにより、私も相方もより一層健康の大切さを知ったと思う。私も子供の食事と子供を取り巻く環境には、私の母のようにイチイチこだわっていきたいなと思う。


つづく。


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・これからは、ほぼ毎日更新を心がけます!

・つわりはもうかなりいいですよ。
 これからは料理できそうです。Blogの更新もがんばりまーす。

2005年07月19日(火)  2週間 不通になって 大変身


20w4d(6ヶ月目)

我が家は線路沿いのマンションなんだけど、なんとここ2週間電車が不通だった。2週間も電車を不通にするなんて、いったいどんな大掛かりな工事をしてるのかと思っていたら、昨日開通してその成果が判明。

電車のガタゴトという音がしなくなったのだ。まるでモノレールが走ってるみたいに、シューッと電車が通りすぎる。電車の音にすっかり慣れて全然気にならないと思っていたけど、いざ静かになってみると、夜中に目を覚ます回数がグッと減った気がする。なんだかんだ言っても電車の音で眠りが浅くなっていたのかもしれん。

それにしても、ぜんぜん大掛かりなことをしてる気配はなかったのに、いったいどんな細工をしたらこんなに静かになるんだろうか。ちなみに、車体は今までのままなので、線路が変わったのだと思う。まるで魔法だ。というか、こんなことができるんなら、さっさとやってくれればよかったのに、とも思う。

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土曜は、マコ大のクラスメートの同窓会があった。私も相方と参加。久しぶりにみんなに会えたこともそうだけど、外にこんなに長時間出られたことが嬉しかった。この私が、日付が変わってから帰宅したのであるよ。外に出ることに不安があったんだけど、これでかなりの自信を取り戻したと思う。

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料理日記(Blog)、再開しようと思っていくつかUPしました。よければ見てくだされ。


つづく


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・仕事を取るために、見苦しいくらいプッシュしましたよ(笑)。
 最初は数ページしかもらえなかったんですが、
 今年度はめいっぱい書かせてもらえました。
 また来年度はどうなるかわからないので、
 本当に不安定な仕事です。
 ライターさんはほとんど男だと思うんですが、
 いったいみなさんどうやって生計立ててるんだろう、
 っていつも不思議に思います。
 きっと、どこかの会社に所属してるんだと思いますが。
 アレはそうやって作られているんです。

2005年07月15日(金)  少量で 大満足の お菓子とは


20w0d(5ヶ月目最後の日)

明日から6ヶ月目突入。つまり折り返し地点。あと20週で腹の中のポコポコちゃんに会える。


昨日から、さらにぐっとつわりがよくなってきた。3ヶ月半もの間、料理をサボりまくっていたので、今料理が楽しい。あれを作ろう、これを作ろうと思いをめぐらせているところ。つわり中は見るのもイヤでしまいこんでいた料理本をひっぱり出してきて、楽しく見ている。

だけど、相変わらずの膨満感でたくさんは食べられないので、量より質を重視。おやつなんかも、すごく美味しい良質のものを少しだけ食べたいので、わざわざデパートに行って、箱入りの焼き菓子やチョコレートを買ったりしてたんだけど、やったら高い。しかも、値段は高いのに、満足度は案外低かったりする。

市販のものは原価の10倍くらいの値がついているとすると、1,000円のお菓子も材料費は100円なのだ。そら満足度は低いわな。満足しようと思ったら、もっともっと金を出さなぁいかんことになる。そうなってくると、フトコロの方の満足度が低くなりそうだ。

んで、私が最近思うのは、味もフトコロも満足するためには、自分で作るしかないということ。そうすれば、卵も小麦粉もたとえ思い存分良質なものを使ったとしても、材料費は知れたもんだ。ワンホールのケーキに、材料費1,000円かけたとしたら、どこにも売ってない美味しいものができるだろう。しかも、作りたてで新鮮。無添加。

そして、これは常々思ってることなんだけど、自分で作ると食べ過ぎるということがない。勝手な憶測だけど、市販のお菓子に含まれる物質の中には、中毒性になるものがあるんじゃないかと。白砂糖に中毒性があるのは有名な話だけど、その他のなんらかの添加物にもそういう作用があるんじゃなかろかと。


そんなこんなで、さっきアーモンド入りのココアクッキーを焼いたところ。アメリカンタイプの分厚いヤツ。明日また家を探しに行くので、そのときのおやつに持っていくつもり。あー、早くいい家みつかんないかなー。


つづく。


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・私はたぶん、友達が少ないので、
 勉強とか仕事の方に目が向きやすいんだと思います(笑)。
 よく言えば、こう見えてわりと流されやすかったりするので、
 自分のために一人でいることを心がけてるという感じでしょうか。
 今している勉強は、今の仕事(教材書き)をさらに突き詰めたもので、
 今の仕事でさらなる飛躍を狙ってます。
 栄養学は、永住権が取れたら(今申請中)学費が安くなるので、
 大学に行ってイチから勉強しようと思っています。
 子供もいるので1学期に2科目くらいしか取れないと思うので、
 卒業までに何年かかるんだかという感じですが、まあ焦らずじっくりと。
 最後に、私が書いてるのは、まさにソレです。

2005年07月13日(水)  今だから 大海原に 漕ぎ出そう


19w5d(5ヶ月目)

あれから、つわりはだいぶいい。冷蔵庫の匂いで吐いてしまうことと、米をあんまり食べたくないこと以外は。あと、ゲップと胃もたれは相変わらずだけど、これはまあ、しかたない。一時期の地獄を思えば、天国なり。以前より食べられるようになってきたので、口角炎はいつの間にかなくなっていたし、体力も戻ってきた感じだ。

しかしね、体重は増えてないのに、ふくよかになった気がする。それも、なぜかアゴが……。腰周りとか、二の腕とかなら、なんとなく妊婦に必要な気がするけど、アゴて。必要ないじゃん! あーん……。しかたあるめぃ。もうなるようになっていくのを見届けてやる。

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仕事が終息気味の今日この頃。昨日仕事を1つ終え、今手元に仕事がない(まだポツポツくる予定だけど)。手元に仕事がないなんて、いったい何ヶ月ぶりだろう。今年は妊娠したので、夏に仕事をしに日本に帰らない。ということでゆっくり時間が取れる。

このチャンスに、仕事の次の大きな一歩のための勉強を始めようと思っている。これはずっとやりたくて構想を練っていたことだったんだけど、仕事が長い間あまりに忙しかったことに加えて、つわりが始まったことで、保留になっていた勉強。忙しいと、自分の分野で大きく飛躍することは難しいと思う。まさに今がチャンス。

ただ、この勉強には時間がかかる。最低でも1年、下手すると2年くらい。また仕事が忙しくなってくるかもしれないし、子供の世話もあるし、そうそう勉強ばかりもしていられなくなるだろうけど、基盤作りが一番大変なので、それを今のうちにしておこうと思う。大海原の潮流に乗るために、今は面舵いっぱいってことで。


データベースを使うので、相方に助けてもらう部分がある。昨日仕事を終えたばかりなので、今日はチーズケーキを焼いて本でも読みながらゆっくりしようと思っていたのに、朝、出掛けに相方が一言「構想きちんと練っておいてね」と。はふー。相方が一番やる気だったりして。

でもまあ、これからチーズケーキ作ってきます。


生地をオーブンに入れて、片付けをしてきました。

オーガニックのすごくいい卵が手に入って、それを3つも使ったから、出来上がりが楽しみ。あと40分で焼ける。さて、これからはちみつのレモンティーを入れて、夕飯作りまで本を読みます。勉強は夕飯後から。


つづく。


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2005年07月10日(日)  第2回 エコー検査で 再会だ


19w2d(5ヶ月目)

キーボードの調子がおかしくなってました。相方に修理してもらって、めでたく復活。

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昨日、精密なエコーを専門の病院に撮りに行った。今、腹の子は25センチ位、体重は280グラム位で、まだまだ小さいけど、もうまるっきり人間の形で、臓器もすべて機能していて、あとは大きくなるだけという我が子の姿に感動した。

赤ちゃんって、お腹の中で、体育座りのようないわゆる胎児のポーズで寝ているイメージがあるけど、我が子は、大人みたいに足を伸ばして伸び伸びと寝ていた。しかも足首をクロスして、かなりリラックスしたご様子。私の腹はそんなに居心地がいいのか。両手は目をかいてるみたいにかわいく顔の前にあった。

先生が横顔の写真をプリントアウトしてくれたのだけど、我が子ながらかわいいのである。小さいくせに、おでこから鼻にかけてのシルエットが相方そっくり。相方は鼻筋がキリリと通っているのだが(私のはこじんまりしている)、我が子の鼻も赤子のくせにキリリと高い。これからどう成長していくかわからないけど。

家に帰って、その写真をスキャナでとってメールで母親に送ったら、なんと泣きながら電話してきた。「かわいい、かわいい。品がある。」と連発していた。早速おばあちゃん馬鹿が始まっている。先が思いやられる。


そうそう、今回性別も見てもらったのだが、足を伸ばしているせいか、大事なトコロが隠れていてわからなかった。「何度見ても見えないから女の子かも」と先生。なんとも頼りない。オーストラリアではエコーは出産まで2回しかしないし、これがその2回目だったので、もうこっちではチャンスがない。でも、9月に日本に帰ったときにエコー外来で見てもらう予定なので、今わからなくてもいいんだけど。

私たち夫婦はずっと男の子のような気がしていて、今回「女の子かも」と言われたことがかなり意外だった。

男の子と思わせる要因はいろいろあって、まず、相方の親戚に男が多いこと(子供の性別は男系の方の性別比率になることが多いらしい)、私の顔つきが凛々しくなってきたこと(自分では自覚はないが人に言われる。妊婦の顔は、子供が男の場合は凛々しく、女の場合は優しげになるらしい)、私のお腹が出っ張るのが早かったこと(男の場合は前に突き出るように、女の場合は横に広がるようにお腹が出るらしい)、ときどき肉を無性に食べたくなること(妊婦は、男の場合は肉食に、女の場合は草食になるらしい)、つわりがひどかったこと(中国人曰く、「つわりがヒドイと男の子」)、そして、私の母の直感。どれも迷信ばかりだけど。

私たちは、子供の性別がどちらでもかまわない(女の子だったら、かわいい洋服を着せるのが楽しいだろうし、将来友達のようになれるんじゃないかと思う。男の子なら、女の私には特別な存在になるだろうし、相方の遊び相手になるだろう)。だけど、こうも揃いに揃うと、やっぱり男の子なんじゃないかと思ってしまうのである。

名前も一応、男用、女用と考えているけど、男用の方ははっきり決まっていて、女用はまだいくつかの中で迷っている。そして、ベビー服なんかは男の子のばかり見てしまっている。相方は私の腹に向かって、息子に話しかけるような口調で話しているし……。今後は女の子という可能性も視野に入れねばと思った。


エコーの結果、我が子の身体はどこも標準サイズで、臓器は健康に発達しているらしい。エコー中も活発に動いていた。やっぱりエコーの前日は少しナーバスになっていたので、安心できてよかった。これからも私の腹の中でリラックスして、元気にすくすく育ってくれることを願う。


つづく。


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2005年07月07日(木)  こうなれば 最後まで行こう 覚悟決め


18w6d(5ヶ月目)

せっかく週末に気分がよかったのに、ここ2,3日はつわりのぶり返しに悩まされている。なんつーか、もういい加減許してくれろ。開放してくれろ。

ゲップがあまりにヒドイので、ゲップの原因をネットで調べたところ、妊婦は胃酸の出が悪くなるので、消化不良になりやすいんだと。そいでもって、胃の中で食物が消化されずに長くとどまると、ゲップが出るんだと。まさにそれだわさ。この胃の不快感。しかも、子宮で胃が押し上げられてると来たもんだ。そら、吐くわな。

ネット情報によると、妊婦の約1割は出産までつわりが続くそうな。1割って、10人に1人。多いなー。そう考えると、自分がその中に入ってるような気がしてならない。出産まで続くのかー、うへー。

この前、新聞で読んだんだが、タバコを吸わない人の方がつわりはヒドイんだと。そう言われれば、自分の身の回りのつわりが軽かった人のことを思い浮かべてみると、妊娠前に喫煙者だった人か、ダンナが喫煙者って人(つまり間接喫煙してた人)が多い。私は極度の嫌煙家で、タバコの匂いが少しでもするところには行かないので、つわりが重いのかもしれん。

同じ記事に、つわりがヒドイ人は、流産や早産、その他の妊娠後期のトラブルが少ないとも書いてあったので、少しだけ元気付けられた。いいこともちょっとくらいないと浮かばれん。

私がつわりでくたばりそうになっていても、腹の子はポコンポコンと元気いっぱいだ。お腹を軽くポンポンとたたきながら歌を歌ってやると、心なしか動きが激しくなる我が子。うーむ……、踊っているのかい? かわいいのぉーー。

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ベビーベッドを買うか悩んでいたんだが、やめることにした。これなら買ってもいいなぁ〜と思えるベビーベッドを、この前デパートで見つけたんだけど、想像以上にデカイし、8万円もする。かと言って、その他のベッドは安っちくて買う気になれない。

母親に相談したところ、「子供が生まれて、必要だと思ったら買えばいいんじゃない? なんでもかんでも生まれる前に揃えると無駄が出るよ」と。なるほどー。そういう考えもあったか。母は兄を出産するとき、天下一品みたいなベビー用品を揃えまくって使わなかったという過去があるらしい。

つわりが始まってから、私と相方は別々の部屋で寝ている。私の眠りが浅くなっているので、相方のイビキがどうにも耐え難いんである。ということで、私はメインの寝室のクイーンサイズのベッドで悠々と一人で寝ている。(相方はリビングの一角に予備のベッドを出して寝ている)

子供が生まれたら、今私が寝ているベッドを壁にくっつけて(今は部屋の中央にある)、壁側に赤ちゃんを寝せて、私と赤ちゃんの2人で寝ればいいんじゃないかと思う。幸い私は寝相がいい。

夜中の授乳のたびに起き上がってベビーベッドまで歩いていくのも大変だし、隣にいれば、あわよくば、乳を出して寝て赤ちゃんに勝手に吸い付かせるということもできるかもしれない(私がそうだったらしい)。

もしどうしてもベッドが必要だと感じたら、そのとき初めて買おう。「赤ちゃんは何もなくても育つよ」という母の言葉で肩の力が抜けた。

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そうそう、先週の土曜日に大学時代の友達Iに元気な男の子が生まれた。すぐに携帯から写真を送ってくれたけど、本当に小さくてかわいい。私も早く我が子をこの手に抱きたい! 友よ、おめでとー!


つづく。


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・胸が1キロ重くなるって、ホントすごいですよねー。
 幸いオーストラリアでは、体重制限はないので気楽です。
 日本ではあまりに体重制限をうるさく言いすぎてるみたいで、
 妊娠中なのに、ダイエットする人がたくさんいて、
 未熟児がどんどん増えて、問題になってるんですって。
 コワイですねぇ。

・食べたいものが、本当にクルクルと変わるんですよ。
 妊娠前に食べられなかったものが食べたくなったり、
 妊娠前の好物が嫌いになったり。
 なんなんでしょうねー。

2005年07月03日(日)  もたれない 胃に詰め込むは ステーキか


18w2d(5ヶ月)

なんと、昨日の夜から具合がいい。食欲もあるし、食後の吐き気もない。そうしたら、急にお腹が空いているのを感じて、今日の昼は近くのカフェでステーキなんか食べてしまった。猛烈に肉々しいものが食べたかったのだ。

今まで、離乳食のような野菜スープしか食べられなかった欲求を晴らすべく、厚さ4センチ、直径10センチのサーロインステーキを夢中で食べた。胃にくるかなぁと思ったけど、大丈夫だった。オーストラリアのステーキは赤身なので、もたれにくいのかもしれない。(夕飯はさすがに食べられなかったけど)

食後は、並びの健康食品店の店頭で売っているオーガニックのジェラートまで美味しく食べた。もうもう、3ヶ月ぶりに心の底から満たされた気がしたわい。血液中に私の喜び汁が大量に流れたのか、腹の子もポコポコやたら元気に動いていた。

その後、天気もいいので、相方がいつも釣りに行く近くの入り江に散歩に連れて行ってもらった。マングローブが茂った遠浅の砂浜を2人であてもなく歩く。ペリカンが優雅に水面に浮かんでいた。空気もキレイで、健康って本当にすばらしいと思った。まだときどきオエッとなるけど、これからはどんどんよくなるに違いない。

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こっちは今冬でも、東京の冬とは比べ物にならないくらい暖かい。それでも妊婦の身体を冷やさないようにコートを着て出かけたのだが、胸とお腹のボタンが閉まらない。確かにお腹は大きくなっているとは思うけど、まさかコートのボタンが閉まらない程とは思わなんだ。

今私の子宮は、大人の頭よりやや小さいくらいなんだと。それって、かなりのもんだ。その中に赤ちゃんと羊水が詰まってると思うと、結構重いんじゃないかと思う。この前も夜仰向けで寝ているとき、「つ、潰されるー」と思って目が覚めた。お腹が重かったのかもしれん。仰向け寝はイカン、うなされる。

車に乗るにも、とうとう踏み台が必要になった。我が家のジープ君は四駆なので、車高が高い。今まではなんとかよっこらせと乗れていたが、だんだんシンドくなってきたので、急遽踏み台を買った。

胸もカップ1つ分か2つ分は大きくなったと思う。しかも、豊胸手術をしたかのようにはちきれそうに張っている。でも、縦横に走る青い血管が浮き出ているので、全然エロくない。むしろグロイ。血液をガンガン送って、乳を発達させてるらしい。出産までに両方で1キロも重くなるんだと。1キロて…。さらに、全身の血液の量は1.5倍になるってのも聞いたが、妊婦は本当に難儀である。


つづく。


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2005年07月01日(金)  喧嘩して お互い謝り 愛深め


18w0d(5ヶ月目)

今、仕事を終えて、相方が忘れていったお弁当のサンドイッチを食べているところ。人の作ったものはウマイ。相方は毎朝自分のお弁当を作ってもっていくのだ。勤め始めて2年間毎朝続いている。大抵はサンドイッチで、たまに夕飯の残りをお弁当箱に詰めているみたいだ。毎日サンドイッチを食べても飽きない様子なので、パンがよほど好きなのかと思っていたら、「ご飯の方が好きだよ〜」と。サンドイッチにするのは、楽だから、らしい。

お弁当のことでもそうだけど、相方はお金のかからない人だと思う。酒は一滴も飲めないので交際費はいらないし、タバコはもうずいぶん前にやめた。コーヒーが好きだが、家のエスプレッソマシーンで淹れたのが一番おいしいので外では飲まないと言う。コンピュータさえ与えておけば、休日も嬉々として過ごしている。

ということで、相方の1週間の出費は、電車賃と毎朝買う新聞代だけ。まぁ、私も出かけない限り、金のかからない女だが(見ると欲しくなるタチ)。

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一昨日、昨日と私は荒れ気味だった。一昨日は、食べられないことを気にしているうちに、お腹の子があまり動かなくなった気がしたので、子供が弱ってるのかもと思い、どうしてよいかわからず泣き出してしまった。「子供が死んじゃうよぉ〜」と言いながら。

そして、昨日は、相方と些細なことで喧嘩になり、「ばかっ、ばかっ」と相方を罵倒しながら号泣。どうも、妊娠してから精神が不安定になったような気がする。今、一生分の涙を流しているのではないか。


私たちは結婚前の同棲中に思い存分喧嘩したせいか、結婚してからあまり喧嘩らしい喧嘩はない。でも、たまに喧嘩すると、喧嘩前よりも仲良くなってよい。

喧嘩の鉄則は、相手を尊重することを忘れないことだと思う。それさえ守れば、取り返しのつかないことには決してならないと思う。尊重さえしていれば、むやみに相手を傷つけることは言わないだろうし、言われる側も相手の意見に耳をかすだろうし、悪いと思ったことは素直に謝ることができる。

そして最後には、不思議なことに、「言い過ぎちゃった、ごめんね」という気持ちが湧いてくる。そして、お互いに謝り合って、事態は終息し、前以上に分かり合い、仲良くなる。どちらかが優位に立ったまま喧嘩を終わらせるのは、劣位に立った側にストレスが残るので、次の喧嘩の引き金になったりしてよくない。


パスカリーナは、2人が喧嘩したり、私が泣いたりすると、「なー、なー」と必死に鳴きながら寄ってきて、顔を伺いながら周りをグルグル回ったり、身体をすりつけたりしてくる。その必死さがかわいくて、ついつい笑ってしまう。ええ子じゃ。


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・ああ、冷やして食べてもおいしいかも!
 ということは、夏でもいけますね、冬瓜。
 こっちは冬しか店に出ないのでダメですが、
 日本は1年中あるような気もするし。
 日本に帰ったら、夏の冷やし冬瓜しょうがのせやってみます。

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