レプリカントな日々。

2002年12月25日(水) 宴会三日目、大阪の夜。(相変わらずの長文注意)


 宴会三日目。
 毎日朝帰りのドタバタぶりで、大阪行きの支度などすっかり忘れていたオヤジ、お昼過ぎに起きてドタバタとしておりました。
 あまりに焦りすぎ、犬塚しのさんの写真をプリントしたインデックスファイルは忘れるわ、名刺は名刺入れごと忘れるわ・・・。
 気がついたら車にガソリンは入ってないし・・・。
 はぁ〜とため息をつきながらなんとか大阪へと一路旅立ちました。
 色んなものを忘れたと気がついたのは高速に乗ってからなんですけどね。ええ。
 年末だしクリスマスだし、なにせ夕方だし、絶対に京都南ー吹田間は混んでいると確信してましたので、とにかく京都南まではノンストップで走らなあかんと頑張りました。
 コーヒー飲みたい〜〜〜という一心で京都まで走ったんですが、予想に反してかなり道はすいてました。
 なんじゃそら、ということで桂川SAでコーヒータイムです。
 あまりSAは知らないんですが、ここにしかないコーヒーの自販機がありまして、そこのカプチーノはとても美味しいです。しっかりおかわりしました。
 その後も順調に高速を飛ばしてたんですが、吹田にさしかかる頃、大きなトラックに前後左右を完全にふさがれた状態で走ってた時に、飛び石をフロントガラスにくらってしまいました。
 一度ボディーに当たってからフロントグラスに当たったので全壊はまぬがれましたけど、2cmくらいの亀裂が・・・。
 このままでは車検を通りそうにないので交換ですね。
 トホホ・・・この間のパンクといい、最近はなんだかついてないです。
 その後は順調に走り、都市高速に乗ってあっけなく梅田へ。
 大阪駅の前を通って、以前利用したことのある阪急の屋上駐車場を目指しました。
 梅田のインターを降りた時点では待ち合わせまでに1時間あったんですよ。
 しかも降りた時点で阪急は見えてましたから「勝ったも同然」だと余裕だったんですけどね、ところが、その300m?に1時間かかってしまいました。
 蟻の這い出るすき間も無い渋滞です。しかも誰も信号守ってません。(をいをい)
 見事に遅刻です。
 しかーも、当然皆さんはモデルさんにクリスマスプレゼントを用意してらっしゃると思ってましたので、私だけ何も無しではまずいと思い、阪急の商店街でマフラーなぞ物色してました。やはり年末、高速が混んでいなかった分、ここが混んでいたようで。
 他のお客の対応に追われて包装が進まないんですよ。
 「お色の区別はどういたしましょう?」「リボンは?」
 答える間もなく次のお客の対応に・・・答えを聞いてから行ってくれい。
 えと、あの、急ぐんですけど?
 いえ、ポテトも要りません!!

 相変わらずの間抜けな遅刻、申し訳ない気分で一杯です。

 会場はイタリアンのお店で、ちゃんとバジルの葉が乗ったパリパリサクサクのマルガリータや、私でも大丈夫な、軽く仕上げてあったガーリックトーストは大変おいしゅうございました。
 カメラマン15人、モデルさん5人という、かなりの大人数の宴会でおます。
 モデルさんはどなたもオンラインで写真は拝見していたので「ナマだぁ」という感動が。カメラマンさんは作品しか拝見したことがありませんでしたので、ご本人にお会いするのはなかなか新鮮な驚きがありました。普段作品しか拝見したことのないカメラマンさんにお会いすることが出来たのが一番面白かったかも。
 しかしさすがカメラマンの集団です。
 あちこちで記者会見のごとくストロボがまたたいております。
 正直、、、何を話せばいいんだろう・・・なんて緊張してましたけど。
 普段撮影しているモデルさんとの会話はともかく、やはり同じ趣味を持った仲間という感じなんでしょうか、あちこちで会話が弾んでましたね。
 プリントが回覧されてまして、それを見て叉自信をなくしたり・・・。
 あっという間に一次会の会場は時間が来まして、二次会に移動です。
 細くて可愛らしいのに大人っぽい妖艶さも兼ね備えたErinaさんが帰られたのはとても残念でした。ホントに二十歳なんでしょうか・・・。
 元気一杯のhikoさん・・・そのパワーは一体どこから来るんでしょうか。
 彼氏さんとの身長差がとてもほほ笑ましかったです。

 二次会の居酒屋は宴会部長さんが素敵なハイテンションで、とても楽しかったです。
 名古屋のキャバクラですか?・・・探しておきます。
 さすがに三日目の宴会なせいか少々疲れが出たらしく、まったりと皆さんを眺めておりました。
 ちっちゃくて可愛らしいりえさんゆまさん、二十歳の女の子二人が並んで座っていると、まるでリンリンランランのようで・・・。
 飲めなくなるまで飲んだことが無いという犬塚しのさん、飲みっぷりもさすがです。
 酔うとあんなに艶っぽくなるんですね。
 やはり将来は日本酒の美味しいお店の女将ですか?

 そこでもあっという間に終電の時間になってしまいました。
 皆さんが駅に急ぐのにおつきあいしているうちに、場所を見失い・・・「こ、ここは一体どこですか?」と聞いてしまいました。
 とりあえず阪急のビルを教えていただき、皆さんとお別れです。
 楽しい大阪の夜をありがとうございました。

 さて、阪急のビルにたどり着いたのはいいんですが。
 さっぱり屋上に上がるルートがわかりません。
 気分はアイガー北壁に挑む登山家のようです。
 20分ほどうろうろした後、車道をたどって屋上へ。
 車に乗ったのはいいんですが、淀川を渡れず大阪市内で又々ウロウロしてしまいました。
 大阪に来るたびにこの淀川越えは苦労します。
 そんなこんなで皆さんと別れた後も、1時間近く大阪市内をウロウロしてました。
 帰りの一番の驚きは高速道路の混雑ですねん。
 行きと同じくらいの車がわんさかわんさか。
 深夜の車が走っていない高速道路が大好きなんですけど・・・。
 とうとう名古屋まで通勤気分で帰りました。

 今までずっと一人で写真を撮ってきたんですが、カメラマンさんとの交流もとても楽しいものですね。ホントにいい経験をさせてもらいました。
 



2002年12月24日(火) クリスマスイブだそうで。


 クリスマスイブだそうですけど、四日間遊びたおしたツケの洗濯やら掃除やらに追われているオヤジです。
 何故か今年は頂き物が多くて、山のような食べ物を前に途方にくれております。
 取りあえずナマモノを集中的に完食する方向で、ついで冷凍出来るものは冷凍して新年の友人たちとの宴会に供出する方向でなんとか冷蔵庫に全てを収容しました。
 ケーキを毎日2コも食べるのは結構辛いです。

 ということでクリスマスイブの夜、一体いつから日本でクリスマスを祝うようになったのか、などというテーマはやめて、少しだけ宗教と恋愛を考えてみたりなんかしたりして。

 小田茜ちゃん演じる女性と禅宗(臨済のはずなのに面壁してないのは何故?)の僧侶との純愛を描いている昼ドラの「ピュア・ラブ」では、「年に一度イルカを見に行く」という七夕のような「約束」をして、茜ちゃんは納得をします。
 「年に一度イルカを見に行けるだけで一生生きていける」と。
 陽春さんは「私は僧侶でなくなったら私でなくなる」と、そんな中途半端な折衷案で茜ちゃんの一生を縛ることに罪悪感を感じてしまいます。
 「ふさわしい人と幸せな結婚をして欲しい」とは言うのですが・・・。
 しかし、あのデリカシーの無い医者はなんとかならんものですか・・・俗世の、もう少しお茶の間の主婦に受けそうなロマンチックな設定は出来なかったものなんでしょうか。
 あれでは誰でも陽春さんを応援したくなっちゃいます。

 僧侶であるということ、悟りを目指して座り続けることが彼にとってのアイデンティティであるなら、やはり結婚は難しいのかもしれませんね。
 そんな男に惚れた茜ちゃんはどうすればいいのか・・・。
 この問題は答えなど出ないものですが、ふと、キリスト教でいう「世俗内禁欲」という言葉を思い出しました。
 パン屋はパン屋として仕事に一生懸命精を出すことが、靴屋は靴屋として一生懸命仕事に精を出すことがキリストの教えに叶っているという考え方ですね。
 いわゆるプロテスタントというやつです。

 茜ちゃんに欲情することが「業」だというなら。
 経済的に「あなたを幸せに出来ない、あなたの稼ぎで暮らせない」というなら。
 それも叉俗世の物の考え方なのではないかと、ふと思ったりもして。
 一番の疑問は「体を維持する最低限の食事をして」修行に励むというものです。
 私も永平寺には「体験コース」で行きました。
 あの暮らしでは・・・そりゃあ欲望など消えるでしょう。
 当たり前のことです。
 簡単な話、クスリでも打てばあの境地?には簡単に至れるわけです。

 ならば。
 奇麗なお姉さんの美しい足を見ながら、ご馳走の並ぶテーブルを見ながら当たり前の暮らしをする人間の方が、より一層禁欲的ではないんですかね?
 わざわざ山奥に隠れて人様の銭で質素な飯を食うなどという卑怯なマネをせず、堂々と「働いて飯を食い」ピューリタンのいう「清貧」「貞潔」(あう、あと一個忘れた)といった強い道徳心を持って生きればよいのではないかと。

 そう、これは私の一方的なかつ個人的な自己満足でしかない価値観ですね。
 でも、彼らの生き様もまた一方的かつ個人的な自己満足でしかないと感じます。
 いや、仏の道はそんな理屈など越えた所にあるらしいですが・・・。

 明日は大阪オフレポを書いちゃいます。



2002年12月18日(水) 美味礼賛


 今年食べたもので美味しいもののベスト10を挙げるとすると・・・。
 ・・・・・あ〜う〜、今年って何食べたっけ?忘れてしまいました。
 しかしっ!
 つい先だってとてつもなく美味しいものを頂いてしまいました。
 そう、千枚漬けです。

 最近、何度か関西に行く用事がありまして、途中のドライブインで珍しく「千枚漬け」なんぞを買ってしまったんですが。
 そんなこんなである日、一昨日撮影したゆうきさんを紹介してくれたkeiさんと、美味しい物の話をしてたんですよ。
 んで、私が「千枚漬けには目がなくて」なんて言ったところ。
 「あんなのでいいなら私が作ってあげるわよ」と言って下さいまして。
 正直、老舗の1枚100円クラスの千枚漬けなぞを嗜むオヤジとしては、あまり期待してなかったんですよね・・・。(貧乏人でも食うときゃ食うのだ)
 ところがどっこいしょ。
 これが美味しいのなんの。
 まさに「なんじゃこりゃぁあああああ」状態でした。
 一人スタンディングオベーションをかましたくらいです。
 最近疲れてますからね、オヤジを立ち上がらせるにはかなりのモチベーションが必要なんですがね。まぁあっちもこっちも・・・。
 それはさておき。

 そのしゃきしゃき感といい、昆布の出汁のまったり感といい、ゆずの上品な風味といい、全てをきりっと締めていながら主人公にはならない鷹の爪のキレといい、まさに絶品。
 その家庭家庭の持つ特有の手作りな雑味も全く無く、今まで買っていたアレは一体何だったんだ?と、様々な感慨が脳裏をよぎりのハウスマヌカンな凄さなんですよ。
 しかも、でっかいタッパーに満載なんですよ。満載。わかります? マ・ン・サ・イ。

 はぁ、感服いたしました。
 しかし、あれって家庭でひょいと作れるもんなんですね。
 毎晩脳みそがヨロコビに打ち震えるエツラクを味わってます。
 食べて食べ飽きない、まさにご馳走です。
 もうすぐ涅槃が見えそうです。

 ああ・・・体脂肪率が・・・。



2002年12月11日(水) 脱税してる場合ちゃうやろ。

 友人が格闘技好きでして、いや、観る方の格闘技好きなんですが。
 K-1が始まった頃から茶飲み話のネタとして語り合ったりしてます。

 実は私、故アンディ・フグと同じ身長体重だったりするんですが、体脂肪率が違いすぎるため宴会用のジョークとしてしか使えない体だったりします。
 先だって幼なじみの友人に「そんなことフグファンの前で言わない方がいいわよ、殺されるわよ」とか忠告されてしまいました。
 ま、それはさておき。
 最近のK-1ファイターさんたちは、なんというか・・・物凄いですね。
 「怪獣大作戦」とか「霊長類はどこへ行くのか」とか、様々な感慨が脳裏をよぎっていきます。
 極め付けはサップ選手ですね。
 ヒトってあんな「形」になれるんですね・・・。
 あれは霊長類の新しい進化形なんでしょうか。
 ピーター・アーツ選手が華やかなりし頃には、彼のことを化け物だと思ってましたけど、今はフツーの人に見えますね。
 この間のミスター・パーフェクトことホースト選手との試合、闘牛に見えたのは私だけでしょうか。ホースト選手のローキックが決まるたびに、会場から「オーレ!」という歓声が聞こえていた気がします。いや、私はテレビの前でそう叫んでましたけど・・・。
 今の所K-1では無敗ですよね。
 プライドでの闘いっぷりは観たことないんですけど、最早ヒト対ヒトではない世界ですね。
 是非とも(昔は優男だった)新怪獣レバンナ選手との噛み合いを観てみたいです。
 サップ選手はレバンナ選手の(「一撃」を屠った)渾身の左をくらっても立っていられるのか・・・。

 ムサシ選手、惜しいですね・・・。
 最早K-1のリングに立つには天の才が何か一つ必要なようです。
 努力は皆同じですから、ヒトを越えたサムシングが必要なようです。
 個人的にはホースト選手や青い目のサムライ、フグ選手のようなファイターがとてもとても好みなんですが・・・。
 し、しかし・・・こんな小さな体で(自分を見ながら)よくあそこで闘ってましたよね、フグ選手。
 本当に惜しい人を亡くしました。
 残念でなりません。
 心よりご冥福を祈ります。

 怪獣退治が出来るサムライファイターの登場を待ちます。



2002年12月10日(火) 陽春さんふたたび。


 最近、缶コーヒーにおまけが付いてくるのを見つけちゃって。
 それがサンダーバードのミニチュアだったんですよ。
 最初に付いてきた「3号」に妙に惹かれて、ついつい3本ほどまとめて大人買いをかましてしまいました。どーしても2号が欲しかったんです。
 現在の内訳は3号が3個、ペネロープ号が1個です。(どっかーん)
 2号を手に入れる頃にはかなり体重も増加してる気がします。

 昨日、友人と茶飲み話をした帰り、ふらりと立ち寄った本屋で大物をゲットしました。
 「エンディミオンの覚醒」です。
 上下巻でものすごーく分厚いシロモノです。
 「ハイペリオン」がとうとう完結なんですねえ。しみじみ。
 分厚さにわくわくし、読み残しが減っていくのに寂しさを感じる物語はそうそうあるもんじゃないですからね。ぼちぼち読みふけっていこうと思います。
 しかしこれ4部作なんですが三番目の記憶がないんですよ・・・。
 読んだっけかなぁ?本棚には見当たらないしなぁ。しかし叉買ってみるのもナンだし・・・。
 ま、いいか。

 陽春さんと小田茜ちゃんの昼ドラが帰ってきたようです。
 先週気付いたのでいつから帰ってきてたのかはわかりませんが。
 前作では「俗世で一人を幸せにするよりも仏の道で衆生を救い大勢を幸せにしたい」と茜ちゃんを捨てた(<俗世の物言いですね)陽春さんですが・・・。
 どうやら「住職」さんが病気で引退のため、陽春さんがあのお寺を引き継ぐみたいですね。
 「宗教の世俗化」と欧米では言われ、日本では「個人化」といわれている「聖と俗」の問題にさらりと触れているこのドラマ、個人的には強く興味があります。
 この脚本家さんが隠れたモチーフにしている価値観は、世界共通の「good old days」を思い起こさせてくれるものがありますね。
 私ならどうする?と考えてみちゃった前作、今作は例えば「一休さんならどうしただろう?」とか「紫式部ならどうしただろう?」とか訳わかんない想像で楽しむことにしてみます。
 いやぁ、宗教ってほんとに面白いですね。



2002年12月05日(木) 「太陽の闘士」ジョーン・ウィリアムズ&ジェイン・ディックス著 2002年早川書房

 最近はなんだかこういう勇ましいものばかり読んでますね。
 そろそろしっとりした恋のお話でも読みますか。

 「人類の宇宙進出からおよそ50万年、多くの種に分化した人類は幾多の星間国家を築いている。その中のひとつ、帝国連邦の女性情報将校ロシュはAI輸送の任務で囚人護送艦に便乗していた。だが囚人の護送先の惑星シャッカで艦は突如、敵国ダート・ブロックの艦隊に襲撃された。破壊されゆく艦からロシュは脱出を試みるが・・・」背表紙より。

 オーストラリアの俊英コンビが緻密に構築した世界観のもとに描く、迫力の冒険SFシリーズ開幕、だそうですが・・・。
 あ〜う〜・・・正直その世界観は細かすぎてよくわかんないです。ゼータガンダム?の政治的・歴史的背景の方がまだわかりやすいくらい。A国の人間がB国の人間を嫌い、そのために陰謀が・・・ってのは「寒い国から来たスパイ」だの「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」だのといったリアルな小説では、今自分が置かれている歴史を知っていれば、様々な楽しみがあるというものですが、こうした全くの「新世界」では、どーも感情移入が出来ないというか・・・。
 せめて悪役はAK47を持ってて、いいもんはM16を持ってる、みたいなお約束でもあればわかりやすいんですけど。(最近、映画でもそんなわかりやすくはないですね・・・)

 ただまぁ、レジスタンスととある国(どこの国やねん!)の艦隊との攻防というのがメインのお話なので、政治的・歴史的背景などを理解する必要もないんでしょうけど。ええ、オヤジ好みのドンパチで終始しますし、めちゃ強い「冷凍睡眠から目覚めたばかりの兵士」だの、アタッシュケースに詰め込まれたAIだの、かなり実用的?なバトルスーツだのといったギミック満載ですから、お話そのものは飽きずに最後まで読めます。
 こだわりにこだわった細かーい設定と息をもつかせぬアクションで読ませるこの作品は、ハリントンやシーフォートのような熱狂的な「個人的」ファンというのは生まれにくい作品かもしれませんね。

 正直、今作品に登場する面白ギミックは無しです。
 全てが過去のSFからの寄せ集めなんですね。
 究極の「いいとこ取り」なお話です。
 あ、一つだけ。
 ネタバレになるんで詳細は省きますが、とあるライフルの「顛末」には心打たれました。ただ派手なだけじゃない、人間ドラマも描けるんだぜという意地を見せてくれたライフルです。

 「銀河戦記エヴァージェンス1」となってますから、これからもぶいぶいお話は展開するんでしょうけど・・・SFな気分にただ浸っていたい時に読むのがよいかと。
 描かれている人間関係に嫌気がさすこともなく「別の世界」を楽しめます。



2002年12月01日(日) 日々是精進。


 ということで・・・先週の日曜日の昼下がり、パンクをした慰霊碑までお供えをしに行ってきました。そして紅葉も撮影してきました。
 見つからなかった校庭は、河川改修工事で上流部の地形が変わっているだけで、ちゃんと見つかりました。しかし・・・いや、言い訳はやめておきましょう。
 パンクをしたとおぼしき場所には、段差も何もありませんでした・・・。
 とっても残念なことに火曜日にはあれだけ盛りだった紅葉が、日曜日には8割がた落葉していましたね。まさに一夜の夢の如しですね。

 ちなみにうちの回線は、いまだに128kしか出てないんですよね。
 まぁ、色々と改善しなきゃいけない環境もあるでしょうけど。
 ぼちぼちいきますか。
 ま、それはさておき。

 時折メールを交わす友人のカノジョさんから「待つ女」をどう思う?と聞かれまして。
 「その男でなきゃイヤ」だったら待つしかないんだろうけどねぇ・・・などとありきたりの答えを言うしかないわけで。なにせ「その男」はいつも遊んでいる友人なわけで。
 さすがに同世代となると、女性の場合は「子供をどうするか?」という問題に直面したりするわけですから、問題もすこーし深刻なものになってきたり。
 「産まない女」と「産めない女」の違いをこんこんこんこんと語られたり。
 ジェンダーフリーの話をしたら「それは男の物の考え方」だと言われたり。(あうっ)
 最近は「待つ女」にまつわる歌の話で盛り上がってますが・・・。
 松山ちはるの「恋」なんかはオヤジ世代にはすぐ思いついちゃうんですけど、やっぱり「待つ女」は演歌の中に描かれる薄幸な女性のイメージがあるんですかね。
 これはやはり「待たす男撲滅委員会」でも発足して、松山ちはるさんあたりに会長に就任してもらいますか。いや、そうすると歌手としてはオマンマの食い上げになるのか・・・。
 この日本男児特有の優柔不断さってのは海外でもあるんですかね、一度調べてみましょ。
 そういや「ゴドーを待ちながら」って不条理劇の名作がありましたけど、やはり「待つ」ってのは不条理なんでしょうねえ・・・。

 この間撮影した犬塚しのさんの写真を編集してて、待ちきれない女の情念を描いた?「天城越え」を思い出しまして。
 洋楽をこよなく愛する幼なじみの女友達が、この歌だけは歌うんですよ。アン・ルイスの「六本木心中」とこの歌は、当時イヤという程聞かされました。なるほど、彼女は「待たない女」だったんですねえ。ひゃはは。
 演歌などは聞かないもので、その友人の歌声でしかこの歌を知らないんですけどね。
 つい魔が差してオンラインでMIDIを検索してみたら、なんとカラオケがあったんですね。
 いや〜、歌ってますよ、毎日。ええ。携帯をマイク替わりに。
 〜〜〜誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか〜〜〜♪

 あ、そうそう。
 その友人のカノジョさんと話してて気がついたことが。
 私が女性にモテない理由がわかった気が。
 そういえば待たせたことないっすね・・・。
 けっ、今夜はオチ無しということで。


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