デコラのひとりごと。
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2002年07月31日(水) 感謝。

今日はテンションも高く、そこそこイイ感じに一日を過ごすことができた。

私が恵まれてるなぁ、と感じるのは。
会社のみんなに可愛がられてること。
時には少々辛口な可愛がられ方もして
本気で傷つくこともあるけれど。
それでも、常に関心を持ってもらって
気にかけてもらって、かまってもらって。
幸せだにゃあ、と
今日は素直に思える日(笑)

小さい頃。
内弁慶だった私。外での自分は
いてもいなくてもどうでもいい存在なのだと
認識していた。空気のような存在と。
それを悲観するわけでもなく
そういうもんだと、思っていた。当たり前に。
だから、バス遠足の席決めの時も、
他人事のようにボケッとしていた。
そのとき、聞こえた声。
「○○ちゃんと座りたい!」
「あ!私も誘おうと思ってたのに」
なんと。私を選んでくれる友達がいたのだ。
その時の感動。あれは本当に感動だった。

今の私は、あの頃とはすっかり変わり
人を笑わせ笑われる日々を送る。
気づけばいつも輪の中心にいたりする。
時には「アホ料金払え」とか「アホ代表」だとか
わけのわからないことも言われ。
なんだかんだと人に囲まれ生きている。
もうきっと「空気のような存在」としては
生きられない。
そんなのはきっと耐えられないかもしれない。

誰かにかまってもらったり
どこかに誘ってもらったり
話を聞いてもらったり
話を聞かせてもらったり
そんなことが当たり前に起こる日常に。

なんとなく、感謝感謝の今日なのでした。










2002年07月30日(火) 健康診断。

今日は会社の健康診断。
尿検査。レントゲン。心電図。血圧測定。
ここまで順調。
身長、なんと縮んでた。165cmは嘘でした。
163.5cmが本当らしい。
体重、今日のために始めてたはずのダイエット効果なし。
「服の分の重さはどうなるんですか。どうなるんですか」と
しつこく言って、1kg減らして記録してもらう。
そうして採血の時がくる。
私は血を抜かれるのがとっても苦手。
むかーし、採血で貧血起こして倒れたことがあるからだ。
それ以来、恐怖心がついてしまい、献血も絶対しません。
ごめんなさい。オレンジジュースもお菓子もいりません。
つめたい人だと言わないでw(:_;)w
「ダメかもダメかもダメかも〜!(><。)」
と思ってたら、本当にダメでした。
頭フラフラ、気分悪い。通路のソファに横になる女ひとり。。
・・・情けない。
もちろん、ただの貧血なので暫く後には復活。
視力、聴覚、最後に診察してもらって、無事に終了〜。
しかし、私の目ってすごい。
会社でも家でも、こんなにPC触ってるのに全然悪くならない。
両眼1.5キープ。

少し遅れて出勤で、
「いやぁ、採血で貧血起こしちゃって〜」
とみんなに言ってまわるが誰も相手にしてくれない。
信じてもくれない。・・・どゆこと?
会社における、自分自身の「イメージ」というものに
関して、暫し考えさせられたデコラでした。






2002年07月29日(月) 本が読みたい。

月曜なのに、テンション下がりっぱなし。
いや、むしろ月曜だから?(笑)

朝っぱらから、人生投げたい気分になる。意味もなく。
無気力状態。。。やる気ナシ。
あげくの果てには、にわか人間不信。
誰も悪くない。誰も悪くないのに。

帰り道。正直、みんなの笑顔に救われた。
誰かしら、いつも私にかまってくれる。
恵まれてるなぁ、私って。
ごめんね。一瞬でも疑って。


おーし。本でも読むか。
こんな時には読書に限る。
近いうち、お風呂のフタを買いに行こう。
風呂でも読書。半身浴。
心も体もスッキリいこう。





2002年07月28日(日) 夏を、ご満喫。

夏なのに、なんか物足りない。
と、日々思い続けてた私。
毎日暑いし蝉は鳴いてるし空は青いし
お祭りなんかも行ったりしてるのに、、、なんか足りない。
なんか、欲求不満。・・・海に行ってないからか?

壊れてたMDウォークマンをそろそろ修理に出そうと思い、
でもその前にもう一回だけ試してみよう、と聴いてみたら、
あら不思議。あんなに動かなかったものが、普通に動いてる。
ラッキー♪早速、夏ベストMD聴きながらスーパーに出かける。
夏っぽいメロディにのって自転車を走らせると、
それだけでもすごくワクワクイイ気分。
そうか!と私は気がついた。これだ!これが欠けていた。
私の夏に足りてなかったのは音楽なのだ。
わはは。たんじゅーん。
いきなりゴキゲンな私は、部屋でレゲェを聴きながら、
焼きそばとレモンのお酒で気分はすっかりトロピカル♪
夏っぽい小説読んで、夏をご満喫な午後。
日が暮れて、遠くから打ち上げ花火の音が聞こえた。
あぁ、今日はどこかで花火大会?
行きたかったなー、と思いつつ。
今度はカシスのお酒に手を伸ばす。

明日からはまた仕事。
通勤にMDウォークマン使用の楽しみできた。
がんばるぞー。


2002年07月27日(土) 映画。

友達の車の助手席に乗る。
新しいCDが増えていた。ガチャガチャと物色していると、
椎名林檎の新しいアルバムを見つけた。それを聴くことにする。
赤坂けやき通りを抜け、百道へと向かった。
けやき通りの緑の下を走り抜けるのが好きだ。
木洩れ日と葉の影。涼しい風が吹く。
私たちは、ホークスタウンに映画を観にいくのだ。
外はすごく暑くてとてもよく晴れて景色がまぶしい。
「海に行きたいね」と私が言った。
「うーん。そうね」と友達が言った。

I am sam を観た。
ストーリーはもちろん感動的だった。
父娘の愛の物語。友達が隣りで号泣していた。
音楽と言葉のないなにげない場面が美しい映画だな、と私は思った。
傍で誰かが泣いてると、そちらに気をとられてしまうので
誰かと観る映画ではあまり泣かない私だけど、
サムとルーシーとサムの友人たちが靴屋でもらった風船を持って
横断歩道を渡ってゆく、というなんでもないようなところで
ナミダが出た。

映画が終わると私たちはいつものように喫煙コーナーへ行き、
いつものように映画の感想とか疑問点とか次に観たい映画のこととかを
話した。そうして煙草と残りのコーラを飲み干して、席をたつ。
帰り道は夕暮れの少し前の空気の蒼い感じ。
椎名林檎の唄うビートルズのナンバー。これってなんて歌だっけ。
「プールに行きたいね」と友達が言った。
「うーん。そうね」と私が言った。
「海に行きたいよ」と私が言った。
「うーん。そうね」と友達は言った。
渋滞の中。日はどんどん暮れて、空がオレンジ色に滲んでく。
夏が過ぎてゆくのを感じた。
やっぱり、海に行きたいなぁと思った。





2002年07月21日(日) お祭り。

今日は小倉祇園太鼓。というお祭りがあるらしく、
小倉の友人からお呼びがかかった。
小倉に遊びに行く時、私は決まって出掛ける直前まで
ダラダラとしてしまい、結局新幹線に飛び乗る、、という
お金の無駄遣いをしてしまうので、今回は友人から
「新幹線には乗るな」という釘さしのお言葉があり、
ちゃんと時刻表で時間を調べ早めに家を出て快速電車に乗った。
ちなみに新幹線だと、博多−小倉間15分。快速だと1時間チョイ。

お祭り、ということで私はお気に入りの
白地に紺と朱色の和風な花柄の入ったスカートをはいて出掛けた。
それだけでも、なんとなく嬉しい気分。
九州地方は梅雨明けしたと、出る前に観たTVで言っていた。
外は暑く、空も雲も陽射しも、夏本番の色。

小倉駅前はすごい人。
あちこちから祭り囃子の太鼓の音が聞こえる。
私たちはまず、友人オススメのトンカツ屋さんで夕食をとり、
それから商店街を通ってゆくいろんな団体の山車や太鼓の演技を見物した。
「小倉名物太鼓の祇園 太鼓打出せ元気だせ あっやっさやれ やれやれー」
と囃しながら山車をひく人々も太鼓を叩く人も
みんなハイテンションで、すっごくすっごく楽しそう!!
観ているだけでも、すごくワクワクした気分になれた。
太鼓を叩く姿はみんなとてもカッコ良く、男の人はもちろん、女の人も
おっとこまえ〜ッて感じ。
「かっこいい!!」「楽しそうだね!!」
そんな自分たちの声はどこか遠くに聞こえて、
耳元には常に太鼓の音が響いていた。
こんなに「お祭り」らしいお祭りは初めてだと思った。

途中、どうしてもビールが飲みたくなったので、露店で生ビールを買い、
友人とふたり、夕暮れの川辺に座り込んだ。
本当はお祭りに誘ったのは口実で、彼女が私に逢いたがっていたことは
なんとなく知っていた。
賑やかな祭りの音をBGMに、私たちはいろんな話をした。
まだまだなんでもできるような気もするし、
もうなんにもできないような気もする。
私たちは、そんな微妙な年頃だった。
仕事に対して、会社に対して、恋人に対して、親に対して、未来の自分に対して。
いろんな想いを抱えていた。
つれづれなく私たちは、いろんな話をした。
答えは見つからない。それでもやっぱり、前に進むしかない。
向かい風は強くなるばかりだけど。
そうして私たちは喋り疲れて、甘いものが食べたくなる。
そういうところが、まだ可愛いお年頃(?)

楽しい時間は過ぎるのが早く、帰る時間になってしまった。
9時半を過ぎた頃だったけれど、祭りの賑わいは未だ冷める気配はなかった。
もっとこの空気の中に居たかったけれど、明日は月曜。仕方がない。
改札で私を見送る友人は、少しだけ心細そうだったけれど、
それでも笑顔で手を振った。
頑張ろうね。頑張ろう。いろいろあるけど、負けてらんない。


見上げた空にはお月さま。祭り囃子が夜空に響く。





2002年07月20日(土) 髪を切った。

突然だが、私は身支度がめちゃめちゃ早い。
社員旅行の時も、同室の子にとっても驚かれてしまった。
しかも、化粧に手抜きはしない。
アイラインもマスカラもチークもリップグロスもバッチリなのだ。
それはきっと、日頃の朝寝坊に鍛えられ身についたことなのだけど(笑)
あえて手抜きをすると言えば、髪の毛だろうか。
髪の毛の機嫌の良い日は整ってるけど
悪い日は、一日中ボサボサだったりする。
かと言って、それを直そうとする努力もあんまりしない。
ややクセ毛なので、やっても無駄だから。
20分くらいず〜っとドライヤと格闘してた高校時代が嘘のよう。

最近は雨が多く、さすがの私も「これはヤバイ」という頭をしていた。
それで今日は、髪の毛を切りに出かけることにした。
何年も通っているKさんのとこに。
ずっと似合わないと思っていたパーマも
ずっと似合わないと思っていたショートカットも
Kさんにやってもらうと、とても素敵に仕上がってしまうから不思議。
ほったらかし過ぎてすっかり金髪だったのを落ち着かせ、
伸びきっていた襟足をすっきりさせて、全体的に軽く夏っぽく。
昔は美容院から出ると速攻どこかのトイレに駆け込んで
自分で整えなおす、、というのがお約束だったけれど、
Kさんと出会ってからは、そういうことがまずない。
今日もバッチリな仕上がり。
「ホラ、可愛くなった」
Kさんは最後に決まってそう言うので、
(じゃあ、切る前は可愛くなかったんですかッ?)と毎回私も心の中で
ツッコミ入れたりするのだけど、確かになんか可愛くなった気分になる。

髪の毛切ると、なんか嬉しい。
洋服を買ったときと、とてもよく似た気分。
それに、これで当分は手抜きでもバッチリな髪でいられるはず。

にわかにオシャレ気分になった私が、街のバーゲンに足を向けたのは
言うまでもナイ(笑)
衝動買い、してしまったかどうかは、内緒内緒内緒なのです。







2002年07月19日(金) フライデーナイト。

今日はアジアンテイストな居酒屋で飲んできた。
会社の仲良い後輩とふたり。チョイ辛な料理を食べて食べて、飲んだ。

会社帰りにはちょっと凹んでた後輩。
私の用事に気がすすまなげに付き合ってくれたのだけど、
行った先で可愛い帽子とピアスをゲットして
すっかりゴキゲンになっていた。
ピアスは私が見立ててあげた。
いつも私のアクセサリーを褒めてくれるので、お礼のつもりで。
すごく喜んでくれたので、嬉しかった。
自分の好きなものを他人も好きになってくれると、とても嬉しい。
でもそのピアスは本当に素敵で、やっぱり私も欲しくなり、
色違いで買ってしまった。それから一目惚れのブレスと。
ちょっと衝動買い。でも、たまには(?)いっか。ストレス解消。

すっかりゴキゲンでイイ感じに酔っていた私たちは、
そのアジアンな居酒屋を出ると、目の前のゲーセンに直行。
最終バスのギリギリの時間。
それなのに私たちは太鼓を叩くゲームにハマってしまっていた(笑)
ゲラゲラ笑いながら、下手な太鼓を叩いた。叩きまくった。
わーお。想像以上の楽しさ!!しかもストレス解消にもなる!!
すっかり気に入ってしまった。「毎日通おうか」とまで言い出す始末(笑)

バスには結局、間に合うはずもなく、私たちは歩くことにした。
途中、ソフトクリームを買って食べながら。
途中、公園でブランコに座り煙草を吸いながら。
とても長い長い距離を歩いた。
途中、すごい睡魔に襲われて歩き寝しそうなのを「寝るな!」と怒られたり。
途中、どちらからともなく怖い話を始めてしまい、
いきなり「ギャア!」と叫んで走り出したり。
とても長い長い距離を歩いた。
そうしてもう限界、というところでタクシーを拾った。

とにかくもう疲れたけれど、とにかく楽しくて仕方がなかった。
なんてったって、今日は金曜。なんでもできちゃう気分の日。
金曜の夜ってスペシャルだ。ホント。





2002年07月17日(水) 天気予報は嘘つきだ。

昨夜は昨夜のうちにきちんと眠ったので、
今朝の目覚めはすっきりだった。
天気予報は曇り。降水確率20%。とても暑い日になるとのこと。
・・・私はすんなり信じていた。
だから、外が異常に暗くてもあんまり気にしていなかった。
家を出る5分前くらいだったろうか。
突然、外からものすごい音がきこえた。
豪雨。アーンド、雷。しかもかなり激しいやつ。
うっそぉ!ピカピカ光ってるよ、しかも!
私の朝の通勤は、まず自転車で友達の家まで行き、(5〜7分くらい)
そこから車に乗せてもらって会社に行く、というパターン。
・・・雷鳴ってるしヤダなぁ、と思いつつ
なにを血迷ったか私は、傘差しで自転車に乗った。
一瞬のうちに、全身びしょ濡れになった。これ以上、無理!絶対無理!!
泣く泣く後戻り。友達に遅刻宣言の電話を入れ、トボトボと歩く。
道行く車にザバリとやられ、小さな川となった道をジャバジャバ歩く。
もーどーでもいー・・・とか思いながら。
悔しいのは、友人宅に着く頃には雨が小降りになったこと。
チキショウだよ、ホントに(泣)
会社に着いてから、後輩に言われたひとこと。
「あれ?パーマかけたんですか?」
うっさいんじゃ〜!!湿度に弱いんじゃ〜!!
膝下の色がすっかり変わったジーンズではあまりにも寒かったので
会社の在庫のワークパンツを買って着替えた。
こういう時、便利よねぇ。うちの会社って。アパレル系。
結局、今朝の雨はほんの一瞬の出来事だったらしく。
雨の被害にあったのは、会社内でもごく少数で。
運というか、タイミングというか。。。
トホホ。

ていうか、天気予報のうそつき!!







2002年07月15日(月) 長い一日。

すっかり疲れてます。
とっとと寝ればいいものを。。。
最後の力をふりしぼって、日記書きます。

今日は追い山。博多祇園山笠の一番の盛り上がりの日でした。
前日から会社の先輩宅に泊まりこみ、
0時就寝、3時半起床。というハードなスケジュール。
そうして今日は月曜日。普通に仕事ありますです。
まだ空が暗い中、櫛田神社にはものすごい人人人・・・!!!
今年も千代流れの追っかけです。なんせウチの社長がいますから(笑
スタートするのを見送って、先回り先回りで見守って。
ゴールで出迎え、最後の山くずしまで、バッチリ観ました。すごかった!!
(もっと詳しく書きたいけれど、体力限界)
それから会社に行って7時から8時半まで仮眠をとって
9時からは普通に仕事してました。ボロボロでした。
完全徹夜の社長もさすがに今日は眠そうで(笑
しょっちゅう私のとこに来ては
「眠いね」「眠いやろ?」「ねむ。。。」と呟いてました。
うつらうつら船漕いでる姿も私は目撃してしまった!!
まぁ、今日という日はそういうのも暗黙の了解で(笑
いつもは働きづめの彼だからこそ許されることでもありますが。
なんだかもう、本当に。。。長い一日でした。





2002年07月12日(金) さみしい夜

昨日の日記では、さみしい夜なんてもうないと書いてたのに
今夜はなんだかさみしいです(苦笑)

今日は会社の飲み会だった。
二次会のカラオケでは大盛上がりで、すごく楽しかったし
たくさん笑った。
でも、その時からなんとなく予感がしてた。知っていた。
楽しいことの後は、どうしてこんなに淋しいんだろうね。
バカ笑いしつつも、その後の淋しさを思って少し泣きそう。

カラオケは延長。時刻は午前3時。
煙草をきらして、外にでた。
戻るつもりで出たけれど、なんとなく
そのままタクシーに乗って帰ってきてしまった。
こんな勝手な自分はすごく嫌だったけど
それでもどうしても戻ることができなかった。

冷静になって、やっぱりこれではあんまりだろうと
仲良い後輩にだけメールを送った。
しばらくすると電話が鳴って、結局長電話をしてしまった。

気づけばもう空が明るい。
いいかげんに眠ろう。体はドロドロに疲れている。

おやすみ。さよなら。さみしい夜。

















2002年07月11日(木) 真夜中の化粧は元気の魔法。

その昔、私は不安定になると
真夜中に化粧して着飾るという癖があった。
落ち込んだり淋しくなったりするのは決まって週末で、
多分、その頃は短大を卒業し、近くに友達もいなくなり
(仲良しな友達はみんな実家に帰ってしまっていた)
趣味もなく、若いパワーをもてあましてたんだと思う。
完璧なくらいに化粧して、髪を結って、服も着替える。
真夜中過ぎ、出掛ける場所も遊ぶ友達もいないというのに。
それでもなぜだか、そうすることで少しだけ元気になれた。
好きな本を読んで救われることも幾度となくあったが、
あの頃の私にとって「真夜中の化粧」は
なによりも元気になれる魔法だった。

今は真夜中に化粧なんて、思いつきもしない。
今日ふと思い出すまで、すっかり忘れてたくらい。
それだけ今の私は安定してるってことなんだろうか?
確かに。あの頃のように理由もなく泣き出したりすることはもうない。
日々が忙しく過ぎてゆくというのもあるし、
遊び友達が増えたというのも大きい。
そしてなによりも、私は「書く」ことを覚えてしまった。
思い出した、というべきか。
数年前、私に書くきっかけを与えてくれた人がいた。
彼女がいたから、今の私がいるのかもしれない。とも思う。

時々、すごく自分をからっぽな人間だと思って凹む日がある。
そんな時、私は自分に言い聞かす。
私には「書く」ことがあるじゃないかと言い聞かす。
少なくとも書いてるときの私はきっと、からっぽじゃないから。
思い出して、私は小さな、本当に小さな自信を取り戻す。

真夜中の化粧。
それは、私が私に自信を取り戻すひとつの方法だったのかも知れない。
今は、真夜中に化粧なんかしなくても平気。

それはきっと、あなたのおかげです。
Thank you,my friend.
元気出してね。


2002年07月09日(火) 雨上がりの夕暮れに。

先日、携帯電話が壊れてしまった。
で、昨日機種変更してきたわけなんだけど。
1万3千円。痛い。これはイタイ。
携帯なんてタダでいいくらいの認識でいた私。
ポイント使って、一番安くてコレ。
・・・ボーナス月でよかった。不幸中の幸い。
がしかし、高いだけあって機能は素晴らしい。
Jフォンのカメラ付きなんだけどね。
前のもカメラ付いてたけど、こんなに画像綺麗じゃなかった!!
それに気づいた瞬間から、たちまちゴキゲン♪
会社で自慢しまくりー。頼まれてもないのに写真撮りまくりー。

++++++++++++++++++++++++++++++

帰り道。雨上がり。
ふと見上げた空がとても綺麗だったのでパチリ。青空に段々雲。
駅の人ごみをメールするフリしてパチリ。忙しなく行き交う人々の足元。
バスの中。一番後ろに座って、これまたメールするフリして
窓の外の風景をカメラの画面を通して見ていた。
車をパチリ。横断歩道をパチリ。
雨上がりの夏空って。しかも夕暮れの夏空って。
なんて素敵なんだろうと思いながら。

そうして私は見つけてしまった。
向こうの空に燃えるような夕焼けを。
・・・こんなに素晴らしい夕焼けを見たのはすごく久し振りかもしれない。
もっと、ちゃんと、じっくりと!!
そう思ったのに、バスから降りた私は愕然とした。
その街は、細い道が入り組んでいるうえにマンションやビルが多く
そこから見上げた空は、とても狭いのだ。
それでもどうしても諦めきれなくて、
夕焼けの見える場所を探し、私は自転車で走りまわった。
走っても走っても、切りとられた空にはオレンジ色のはしっこしか見えない。
そうしている間にも、空はどんどん紺色にのみこまれてゆく。
もう間に合わないよ・・・。そう思って諦めようとしたその時、
私は古いマンションの入り口を見つけた。・・・オートロックじゃない。
少し勇気がいったけど、「えい」とエレベーターに飛び乗った。
ゆっくりと8階まで登ってゆくその間、ずっとドキドキしていた。
途中で誰かが乗ってきたらどうしよう。不審がられたらどうしよう。
夕焼けは、まだ空に残ってるだろうか???

最上階につくと、目に飛び込んだのは顔なじみの街の見慣れない風景。
いつもは見上げるビルのてっぺん。
夜はもう始まっていて、あちらこちらに白い光が灯る。
見渡すと、遠い遠い空に夕焼けの終わり。
この街の空だって、それでもやっぱり広いのだ。当たり前のことだけど。

空と街と終わりかけの夕焼けと。
パチリとシャッターを押して、エレベーターを降りました。
いつもの場所から見上げた空は、やっぱり狭くて、すっかり暗くて。
それでも私はなんとなく、満たされた気持ちで。
夜風に吹かれて、自転車に乗りました。










2002年07月05日(金) 優しさひとひら、心ふわり。

朝からツイてないなと感じていた。
Tシャツにマスカラ落としたり。
そのうえヘアクリームべったりこぼしたり。

なんとなく、機嫌も悪かった。
機嫌の悪い日というのは、心も狭くなってしまうので
誰かの無神経なひとことに不必要に傷ついてしまう。
普段なら笑いとばせるようなブラックな冗談も。
ストレートに受けとめる。

そんな私の苛立ちをピピッと感じとってくれる人がいて。
普段は全然優しくないくせに、さらりと優しくしてくれた。
ほんのひとひらの優しさに、心がふわりと救われた。


今日は長い一日だったけれど、
トータルでは悪い日ではなかったと今は思う。
楽しいこともあったじゃない。嬉しいこともあったじゃない。
そう思わせてくれたあの人に、今夜はありがとうと言って眠ろう。







2002年07月04日(木) キラキラ。

今日は会社の先輩が通っているネイルスクールに
モルモットになりに行ってきた。すごく久し振りに。

伸びきっていた爪をスクエアに削ってもらって
甘皮処理してもらって、白のマニキュアの練習台になって。
最後に好きな色を塗ってあげると言われ、
私は水色を選んだ。夏らしく涼しげに。
すごく可愛く仕上がって、うれしかった。

先輩は30歳代後半だけど、とても若い。
私や、もっと若い子達とも違和感なく仲良くできる人だ。
けれど、最近は会社内でもいろいろあって少し元気がなく見えていた。
今日は久々に生き生きしてる彼女が見れて、本当に良かったと思う。
好きなことを頑張ってる姿はキラキラ輝いて見えて。
そういうのって、すごく素敵だ。
「人生に後悔ってあまりしたことないけど、
これだけはもっと早く始めとけばよかったって後悔してるヨ」
彼女はそう言って笑ったけれど、「ううん。まだまだ遅くはないよ」と
私は思った。好きなことを見つけて頑張ることに、年齢なんて関係ないのダ。
・・・私も頑張ろう。とりあえず、更新ね(笑


帰り道、あちらこちらで七夕飾りを見かけた。
そうか。もうすぐ七夕だ。
何年振りかに願い事でも考えてみようか。
そう思って見上げた空は
星もなく、ただぽっかりと広かった。
7月7日。晴れるといいな。天の川、見れるといいな。



2002年07月03日(水) お疲れモード。

仕事の忙しいピークは過ぎて、最近はぽっかりしてるとこなんだけど
妙に疲れてる今日この頃。
朝からコンビニでリボビタンD買って飲んだりしてる今日この頃。
それについてる「ファイト!一発!」ってシールを毎日嫌がらせのように
会社の後輩の机の電話やら電卓やらに貼り続けてる今日この頃。
明日はどこに貼ってやろうかね。。。|電柱|ー ̄)

ていうか、コッソリやってるのに
なんで私が犯人だってバレるのさー


今日はなんだか懐メロ特集。(←私の中でだけ
会社の有線が最近、ひと昔前の洋楽のチャンネルになってて
(昔の)マドンナやらティファニーやらホイットニーやら。
それから昼食買いに行ったスーパーではユニコーンが流れてた。
大迷惑がシュビドゥワー♪ってね。わーお。大好き。
帰り道の自転車で口ずさんだのはユーミンの「Hello,my friend」

せつないね。夏ですね。







2002年07月01日(月) 幼馴染み

雨はやまない。
洗濯物がたまる。
うーん。困った。。。

今日は幼馴染みのYが明日からバリ旅行に行くとのことで
こちらに出てきていて、夕御飯を一緒に食べた。
彼女はつい最近までこちらに住んでいたのだけど
ある夢を実現するために仕事を辞めて、今は実家にいる。
次の行動を起こす前に、ひとやすみでやりたい放題、、という
羨ましい生活をしてらっしゃる。
でも、やりたいことがあるというのはイイ事だよね。
この歳(いくつだ?)になると特にそう感じる。
私がやりたいことというのは「書く」ことなのだけど、
それを仕事にするのはとても困難なので、
とりあえずHPを作ってみた。ちっぽけだけど、
これが私の精一杯の「やりたいこと」なのだ。
Yは、やりたいことを仕事にしようと、まず第一歩を踏み出した。
すごくすごく、羨ましい。
すごくすごく、頑張ってほしい。

そうそう。テーマは幼馴染み。
私は田舎で育ったので、とても幼馴染みが多い。
小学校から中学に行くときも合併とかなくて小さな環境のままだったから、
今も同学年のみんなの名前が全部言えるくらいだ。
Yとは、本当によく喧嘩をしてた。
考え方や性格が合わなくて、ぶつかり合うことが多かった。
今、思えばどっちもどっちといった内容だけど(笑)
なのに、どういうわけだか。
他の皆とは連絡が途絶えてゆく中、Yとは未だにマブなのである。
お互い大人になって、お互いの意見を尊重しあえるようになって、、、
でも、言いたいことが言いたい放題というなんとも素敵な関係。
帰省のときには必ず連絡するし、時には旅行にも行っちゃうのだ。
かと思えば、全然音沙汰なかったり。。。
不思議なもんだなー、と思う。
「幼馴染み」というものには、なにか特別な繋がりがあるような気がする。
なにがあっても信頼できるような。
なにもかもが違うのに、どこかわかりあえるような。
同じ汐の香りを嗅いで育ってきたせいでしょうか?

Yの買い物に散々連れまわされた後のビールはとても美味しくて。
「旅行前夜に買い物すんな」と文句言いつつ、たらふく食べて。
ガハハと笑って帰ってきました。

楽しかったよ。次に逢うのはお盆かな。
旅行、楽しんでこいよー!!
さて、私は明日もお仕事。。頑張ろう。


decora