迷い心


2003年01月27日(月)

ココにいて
心にいて
過去にいて

どこかにいて

居なくなってもどこかで生きてる

どこかで生きてた




2003年01月19日(日) わび

自分は大した事も無いのに
知って欲しいという欲求で
心配をかけてしまった

終わってからゆっくり説明すればよかったのに


心温めること出来るだろうか




2003年01月11日(土) 夜道

澄んだ空気の中
地の冷たさを
陽のぬくもりが消えた世界を
ゴム底を通し感じる

ここに一人歩く

古くなった街灯が唸りをあげ
その音に誘われるように
反射的に空を見上げる

あぁ この月か

数時間前に君が見た月と
同じ月なのだろうか
空に一つ大きく

同じ空を見上げたのだろうか
僕と君は同じ時間を空間を生きているのだろうか

車の通らぬ道の真ん中を歩く

数時間前にはダンプが疾走していた道
その時に同じ事をしてみたらと夢想する

その時その時
時間の一つ一つに僕がしてきた行動
考えていた事
それらには何か意味があったのだろうか

常に付きまとう思考ともう一人の自分の対話
会話は終わらない

心に住まう住民との対話
君であり君でない

僕の心の中の君

コピーにコピーを重ね
劣化しノイズ交じりの記憶は
それでも僕の中で生き続け
僕を構成する

思考の続きは寝床の中でするとしよう




2003年01月10日(金) 交河

基点があった
とても小さい流れ
時に地下に潜り
時には枯れた

周りに影響を受け
影響を与えながらも
流れつづけた

途切れる事が無くなった河に
沿うように流れる河があった

河と河は合流した
大きくなった河は
緩やかに流れるようになった


海に還る寸前
河は割れてた


2002/10/8




2003年01月05日(日)

目を掻き毟れ
光に羨望を覚えぬように

喉を焼き潰せ
嗚咽を漏らさぬように

耳を引き千切れ
戯言に惑わぬように

心を叩き割れ
これ以上隙間が増えぬように

涙を拭い去れ
笑顔が浮かぶように

記憶を塗り潰せ
過去に囚われぬように




2003年01月02日(木) 仮面舞踏会

踊り踊り回り回れ

高揚した心に自身を忘れ
狂ってしまえ

狂人どもの集まりにまざり
ともに狂え

いや
ここにいる、すでに居るものこそ
咎人と交わるは すでに

我を忘れさせろ
自我を
声を


近寄る無かれ

狂宴は夢のかなたに




2003年01月01日(水) 日々変わらず

暦のカウントが一つ増える

去年は色々あったな

チャットを始めて
ここに心情を書き綴った

きっかけが幾つもあった

自分でも気づかず変わっていった

自分でスタンスを変える事もあった

節目に少しここで書く事も変えようかなと思う


みなに幸あれ

そして

僕が好きな人たちに


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仁 [MAIL] [My追加]