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| 2004年07月31日(土) | かえる |
今日は朝八時から
町内の緑地の草取りでした。
夏祭りの準備の一環です。
今年は私の住んでいるブロックが
お祭りの準備・片づけの当番なので
逃げられないのよ〜。
天候不順で二年連続で夏祭りがお流れになっているので
皆さんもなんだか気合いが入っているしねぇ。
草刈機に驚いたらしい少し大きなカエルが
焼けただれたアスファルトの上で
呆然としていました。
つかまえて草刈機の入らないところまで連れていきました。
手の中で少し動いたカエルの感触は
どきんとするほどストレートに
命の躍動感が伝わってきました。
| 2004年07月30日(金) | こころのかたち たましいのいろ |
俺の魂のかたちはね
ちょっと丸くってね
こんくらいの大きさで、と
ラーメンのどんぶりを両手で持っているような仕草をする
色が濃くってね
と、君は続ける
その色のことを私はずっとかんがえてきた
今日、その色に出会ったような気がする
ＢＥＮＥＲＴＥＸ
はぐさん、ありがとう
| 2004年07月29日(木) | はっつはっつ！ |
朝からチビ助が叫んでいるので
何かと思ったら
はっつ、と私に聞こえるのは
英語の「暑い」という言葉らしい。
テレビから仕入れたのかな？
夜、亭主に報告したら、亭主が
そんじゃ、寒いっていうときはなんていうの？って
チビ助に質問したんだな。
チビ助は嬉しそうに
きょうはさぁむいで〜す
と言いました。
しばし暑さを忘れて笑いこけるのでござった。
| 2004年07月28日(水) | 湯気をたてて掃除 |
今日も今日とて暑いのであります。
公共料金に大枚払う勇気が湧かないのと
冷房病にかかりやすいので
なるべくエアコンは使いたくないのであります。
従って、暑い日は暑いという理由で
だらだらと過ごす習慣であります。
それでも、昨日型紙を作って裁った布を縫い合わせてみたいっ。
とにかく数ブロックは作って
デジカメで撮影してブロックを並べてみたいのです。
藤色がかったムラ染めで
ニュアンスのある色なのだけれど
それがキルト全体のなかで
どんな感じになるのかつかみたいのです。
あわなかったら縫い直せばよいのですが、
そのためには生地探しをしなくてはいけないのです。
近頃、行ける範囲で青い布を求めて
かけずり回ったけれど
ブルーはなかなか手に入らなくて
藍色や紫系の布をいくつかわしづかみにしてきました。
今回の部分には別の布を使う予定だったのですが
予定は予定で、実際に縫う段になると
別の布を使う場合が多々あります。
楽しい迷い道であります。
と、いうわけで、とにかく今日は縫いたかったのですが、
はい、電話です。
義母が病院のついでに寄ってくれるんだそうです。
何時になるかわからないそうです<(T◇T)>わぁああああ！
掃除です、掃除。
縫い物をしている素振りなんか見せたら大変です。
大事な息子が血の汗流して働いているのに
このクソ嫁は遊びほうけている、なんて
ビックママは許してくれないのよ〜〜っ。
（半分は冗談ですが、半分は．．．．．）
殺気だって湯気をたてて掃除をする母のまわりをうろちょろして
なんとかお手伝いのチャンスを狙うチビ助は
エプロン着用のせいで
お腹のあたりがかゆくなってしまいました。
| 2004年07月27日(火) | 型紙作り |
午前中は風通しの良いところに
小さなテーブルを据えて
パッチワークの型紙作りをしました。
インチが単位になっているブロックを原寸大で制作中なので
本に載っている製図をそのまま
和紙にトレースして、それを厚紙に貼り付けて
カッターで切ります。
もっと簡単な型紙でも良さそうですが
型紙がきっちり出来ていると
ブロックの仕上がりも美しいような気がします。
これから縫う分の２０ブロックのトレースをして
台所でためてある空き箱をほぐして
和紙を貼り付けます。
和紙は糊を付けても伸びたりして狂いが出ないので嬉しいです。
カレールウの箱やティバックの箱などなど
気を付けておくと驚くほどたくさんの空き箱がたまります。
糊が乾くまで置いておいて
余白を切り取って
数ブロックずつ布の印付けに使います。
夜、台所の片づけが済んでから
数ブロック分の布の印付けをしました。
縫い合わせるよりも、ここまでの準備の方に
手間がかかるかも知れません。
私は製図や紙工作が大好きなので
この過程もとても楽しんでいます。
一番心配なのは布の色を選ぶことです。
どの布も美しいのですが
ブロックにしたときに、隣り合うブロックの色や
キルト全体のなかで調和するかどうかを
見極める目に自信がないのです。
何ブロックか縫ってみて
並べてみたりして考えなくてはなりません。
ここで悩みはじめると手が止まってしまうので
とにかく、これは、と思う布で縫ってみます。
ドキドキします。
| 2004年07月26日(月) | カミナリよりも怖いのは |
今日は朝から雲行きが怪しくて
午前九時ごろから遠くで雷鳴が聞こえ始めたので
家中の窓を閉めて、抜ける電源はすべて抜いて
ソワソワしていました。
蒸し暑かったので
お風呂遊びでもしようかと思い、
でも、ボイラーを炊くには電気が必要だなぁと
ボ〜ッとしていたら
続けて二発光った瞬間にどか〜んと雷が落ちました。
この家が建っている場所は
このあたり一帯ではでは高い場所で、
更に北側には雇用促進住宅がそびえ立っているのです。
カミナリは雇用促進住宅の避雷針に落ちたみたいです。
チビ助は
おかあさん、えおちゃんはテーブルのしただよ！と
嬉しそうにしていました。
この頃小さな地震が頻発しているので
チビ助に「地震の時はテーブルの下に隠れなさい」と
ちらりと教えたことを忘れないみたいです。
ひとしきり降った雨も小降りになって
雷鳴もかなり遠のいたようなので
お風呂で遊び始めたら
強烈な落雷がどかんと一発！
凄い閃光と雷鳴がほとんど同時に響きわたりました。
たまげるやら、
裸の我が身が情けないやら。
チビ助は「テーブルがないからだっこだっこ」と
嬉しそうだったりして．．．．
今日は日中、ずっと雨が降ったり止んだり。
湿度が高くて、とても窓を開けていられなくて
パソコンを開くのも危ない気がして
午後は唸りながら寝ていました。
亭主が帰宅すると
今日はおみやげがありました。
仕事先で庭のライラックの木に
カブトムシがたくさん集まるという家があって
カブトムシを４匹ももらってきたのです。
いやはやその元気の良いことといったら．．．．
ライラックにカブトムシが集まるというのは初めて聞きましたが
その家では昨年もその木にカブトムシがたくさん集まったそうです。
亭主は帰り道にホームセンターで
カブトムシ飼育セットなるものを下調べしてきたようですが
チビ助の様子を見てから買っても遅くないなと思ったそうです。
案の定、チビ助はカブトムシが怖かったのですねぇ。
チョコに入っていたカブトムシの模型を見て
大泣きしたのは二年前。
ホームセンターなどではカブトムシやクワガタや亀のはいった
水槽を楽しそうにいつまでも眺めてはいるのですが
欲しがったことはありませんでした。
カブトムシは近所の生き物大歓迎の家に
持っていきました。
昨日、カブトムシを買ったばかりだったそうですが
ウハウハ喜んでくれました。
子供達も平気でカブトムシを触るのですが
チビ助はとうとう触りませんでした。
えおちゃんはね、こわいからいらないの、だそうです。
そうか、君は
カミナリよりもカブトムシが怖かったんだね。
| 2004年07月25日(日) | お茶碗を洗う |
チビ助が生まれてから
些細な仕事がわんさと増えて
夕ご飯のあと座って休むことも出来なくなってしまって
見かねた亭主が
茶碗を洗ってあげよう、とは言わず
食器洗い機を買ってくれました。
使い慣れれば便利なものです。
お陰で、洗い物が少し楽になりました。
先日、梅を漬けるために樽を小屋から出してきて
外の水道で洗おうかなと思って
チビ助に
台所からスポンジ持ってきてよ、と
頼みました。
頼まれごとが大好きなチビ助は
嬉々として家の中に飛び込んでいきましたが
しばらくして持ってきたのは台所用洗剤でした。
スポンジって知ってる？
うん、あわのやつ
これ、スポンジ？
．．．．
チビ助はむなしく
鍋を洗うような手つきをしながら
あわが、と呟いていました。
チビ助はスポンジって知らなかったのねぇ。
そうえいばお風呂で使っているのは
ガーゼを折りたたんで刺し子したものだもんなぁ。
その翌日、私が朝ご飯の片付けもせずに
涼しいうちに縫うのだ〜〜〜と
ぶいぶいピースワークをしていたら
チビ助が流しに踏み台を据えて
えおちゃんがあらう、といいました。
にこにこと
これはスポンジ、これはせんざい、
とろ〜りして、あわあわあわ
えおちゃんはおにいさんになったから
なんでもあらえるよ
歌うように家事をする、いいなぁ。
私は嬉しくなって、洗いカゴをささっと片付けて
コップは危ないので遠ざけて
お茶碗やお椀やお皿を洗ってもらうことにしました。
お水もチョロチョロ流れるようにしていたようだし
ま、好きなようにやってもらうさぁ。
暑い日には水遊び、これだ！
| 2004年07月24日(土) | 運動会の時に |
昨日肌着のことを書いて
ちょいと思い出したことがあります。
小学校の初めての運動会の時のことです。
紅白リバーシブルのつば付きの帽子、
懐かしいですよね。
今の子供もあんなのをかぶるのでしょうか。
それから「ちょうちんブルマー」ね。
濃紺のそれは、近所のお姉ちゃんのお下がりでした。
運動会の当日、
徒競走の時、裸足になる子もたくさんいました。
私は一緒に通学していた子が
「足袋をはくと早く走れるんだよ」というので
母にお金をもらって
学校近くの呉服屋さんに寄って
これまた濃紺の足袋を買いました。
運動会の朝は
呉服屋さん、気張って早くお店を開けていたらしいです。
足袋といってもハゼはついていなくて
履き口がゴム入りだったような気がします。
つま先が割れていたかどうかも覚えていません。
足袋の効果空しく、やはり私は徒競走では後ろの一番なのでしたが。
二年生の時には
綿のトレーニングシャツやズボンや半ズボンが
出回るようになって、
ちょうちんブルマーは見かけなくなりました。
ぶくっとふくれて
それはそれは可愛らしいものだったと思います。
足袋にちょうちんブルマー、
高度成長期直前の運動会の
ちょっと笑っちゃうような思い出です。
| 2004年07月23日(金) | 肌着は有難い |
冬生まれのせいか
幼い頃から暑さが苦手です。
汗があまりでないので苦しみます。
お腹が弱いので
暑い日に、冷たい飲み物を飲み過ぎたり
風に当たるととんでもないことになります。
従ってクーラーは苦手でした。
ところが
この頃、お腹をあまりこわさなくなりました。
至って簡単なことなのです。
肌着をちゃんと着るようになったんです。
いわゆるババシャツですね。
昔は素肌にＴシャツをぺろんと来ても平気でした。
クソ暑いのに肌着まで着ていられるか、
という気持ちでした。
何がきっかけだったのかなぁ。
良く覚えていないや。
そういうわけでチビ助にもしっかり肌着を着せています。
暑い日は丸首の白い肌着で過ごしています。
シャツ姿で遊んでいる子は珍しいみたいです。
昔の子みたい、って笑った人がいます。
笑われてもなんでもいいや。
お腹を壊したり風邪を引いたりするより
オシャレよりなにより
清潔な肌着、これです。
何よりもお安いです。
何枚でも新しいのを買ってあげられます。
お腹を壊さなくなったので
どんよりと息苦しいほど暑い日は
クーラーの除湿でかなり快適に過ごせるようになりました。
| 2004年07月22日(木) | 梅干しは失敗かも |
梅を買いに行ったところで
その日、一番美しい梅を求めたのでしたが
私が漬けようとしている梅干しのためには
熟れすぎていたようです。
塩漬けを終えたところで
ほたほたと柔らかくなっていて
ふたつに割って種を取ることが出来ませんでした。
今日、梅を紫蘇の葉で包む前に
明日の三の市に行って
もっと小振りの固い梅を買ってくるべきか
散々悩みました。
結局、今ここにある梅を捨てるわけにはいかないと
思い直して、どうにかこうにか
紫蘇の葉で包んで瓶につけ込みました。
紫蘇の葉を四枚も重ねて包んだ梅は
まるでピンポン球くらいはありそうな大きさで
「しっぱいしっぱいしっぱい」と
楽しくない気持ちが湧いてきてガックリ来ました。
反面、梅サワーや梅の砂糖漬けや
梅の果肉をゆでこぼして砂糖で煮詰めた梅のペーストは
とてもとても麗しい雰囲気です。
何もかも失敗だったわけではないし
もしかしたら、それなりに美味しい梅干しが
出来ないとも限らないので
しばらく様子を見ようと思います。
少し気が重かったので
大好きな青い布でも眺めよう、と
型紙作りをしたり、布を切って
ピースワークの準備をしたら
本当に元気が出てきました。
今日はほどほどの気温で、
海からの冷たい風が吹いて
過ごしやすい一日でした。
| 2004年07月21日(水) | ひぐらしが啼いている |
酷暑の地方の皆さま、お元気ですか？
かつて、八王子市で働いていた頃
日中の最高気温が４０．２度まで上がったことがあって
その日は、ぐおんぐおんと凄い音の出る
巨大な空調機の前から動くことが出来ませんでした。
お昼を食べに社員食堂に向かうときは
アスファルトを渡ってくる風が
ドライヤーの熱風のようでした。
東京にいた１３年の間、
あの熱帯夜の日々を
がくっと首の折れている扇風機一台で
よく生き延びてきたものだと思います。
コチラ、東北の北外れ、良く風が抜けています。
それでも家の中の気温が３２度。
チビ助はいきなり背中にあせもを出して
シャワーホースからは
勝手に温水が吹き出てきます。
シャワーのあとベビーパウダーをはたきました。
お菓子の匂いがするのだそうで
一発で気に入ってしまったチビ助は
ベビーパウダーのコンパクトを持ち歩いています。
今日は梅を干しました。
やはり熟れすぎで割ることが出来ませんでした。
ほたほたした大きな梅干しになりそうです。
これからは小粒の梅にしよう、と固く誓いました。
昼過ぎに、水遊びを兼ねて
玄関を洗ったり、梅を干すのに使ったザルを
ジャブジャブ洗いました。
防風林でひぐらしが啼いています。
キルト君は小屋の中で
仰向けになって足を壁に突っ張って
風通しよくしながらあえいでいます。
もう少し涼しくなったら散歩に行こうね。
公園のお池で水遊びをしようか。
| 2004年07月20日(火) | こんな日は |
関東地方の猛暑には及びませんが
東北の北外れもそれなりに
暑さにあえいでおります。
午前中の涼しいうちに、と
チクチク針を動かし、昼近くには
お蔵入りしていた作りかけのポーチなどを持ち出して
参考にした本を探したり
型紙を作り直したりしていました。
チビ助は耳のあたりから後頭部にかけて
凄い汗をかきます。
将来、磯野波平さんのようになるのでは、と思うような
毛髪の密度分布であります。
この頃、妙にしゃれっ気の出てきたチビ助は
アニメの主人公のような髪型になりたいと主張して
髪を切らせないとがんばるのですが
今日という今日は
お風呂床屋であります。
お昼のあと、一休みと称して
またまたチクチク縫って（ピースワークは私の安らぎ♪）
いざ、お風呂へ！
プールを出すと、つい風邪を引かせてしまって
そのまま喘息に突入、ということが多かったので
我が家では、暑い日はぬるいお風呂で遊ぶ、
これであります。
チビ助の散髪も楽しく済んで、
私は泥パックまでして
（チビ助は私の泡だらけの顔やパック顔が好き、何故だっ！）
リラックスしました。
あとは野となれ山となれ
お腹の上にバスタオルをのせてお休みなさい。
目が覚めたら
涼しい風が吹いて
気持ちの良いお散歩が出来ますように、と祈りながら。
| 2004年07月19日(月) | 布屋さん探し |
好みの布を置いているネットショップを
探してあっちふらふら、こっちふらふら〜
一軒だけ日本のネットショップでここは、っと
思ったところがありました。
ところがそこを「お気に入り」に入れ忘れて
以来、探し続けています。
肝心のお店の名前を覚えていないのであります。
おじさんだかおじいちゃんが店番をしていいて
おばちゃだかおばあちゃんがパッチワークをしていて
和風テイストの作品も展示していたかな？
金曜日はセールです、っていうのが
とても印象的でした。
どなたか
お心当たりはございませんでしょうかm(__)m
----*------*-----*-----*-----*-----
と、書きましたところ
さすがネットの世界でございます。
いつも日記を読んで下さっているとおっしゃる
ねぎさんが、
お探しの布やさん・・・
「ぬのじい ぬのばあ」ではないでしょうか？
金曜に更新している布やさんですが・・・・
と教えて下さいました。
そうです、コチラの布屋さんです！
一年以上もうろうろと探し回っていました。
ねぎさん、ありがとうございます！
| 2004年07月18日(日) | 梅は一気に熟れていく |
昨日は梅を買いに行って
今日は梅を洗う．．．
明日は梅を塩漬けをして．．．
一週間の歌のようでありますが
昨日は久々にキルター同士のお喋りで
大興奮したので疲れて
梅も紫蘇の葉も手を付けずに置いて
夜は梅料理の本をチェックして
塩やグラニュー糖などを買いに行きました。
今朝、起きてみると
木箱の梅が一気に黄色くなってきていて
このまま熟れちゃうと
グズグズの梅干しになっちゃうので
焦ってしまいました。
焦りながら小屋から樽を出してきて洗う私って．．．．
泥縄式の梅漬けでありますが
午前中は
梅を計りながらあく抜きをするために水に浸したり
砂糖漬けや梅サワー（酢と氷砂糖で漬ける）を
仕込みました。
午後と夜は二度にわけて
紫蘇の葉をもいで選別して洗う作業をしました。
紫蘇の葉を洗うのが一番大変な作業なのですが
亭主が丁寧に選別してくれたので
指も痛まず、楽ちんでした。
一気に夏の気配。
庭のメロンとスイカはじゃんじゃんはびこり、
小指の先ほどの実が．．．．
わくわく！
| 2004年07月17日(土) | 珍道中 |
今日はあいにくの雨模様だったけれど
お師匠様とともに
梅干し用の梅を買いに出かけました。
運転手は亭主、ナビゲーターはチビ助。
チビ助はもっぱらおやつばかりを要求していて
役目を果たしていないのだけれどね。
お師匠様はキルト仲間でもありまして
小一時間の道中は
車の後部座席で「Quilted Diamonds２」を広げて
ブロックや使われている布について
興奮しながら意見交換していました。
それから、私が今縫っている
Baby Janeのブロック（横列ごとにジッパー袋に入っている）を
そっと取りだして
きゃーきゃー騒ぎながら眺めていました。
二人の熱気で
車の窓が曇って前が見えない〜〜〜！
今年は梅も紫蘇の葉も素晴らしい出来でした。
選りに選って１２�圓稜澆鯒磴い泙靴拭�
今年は梅シロップなども作ってみたいなと思っています。
梅干しは数�圓砲靴討�こうと思います。
梅を買いに行くところは
地元の農家の人々が生産したものを集めている
マーケットで、野菜などが新鮮で格安です。
桃やプラムやサクランボなども
嬉しいお値段で手に入ります。
トランクいっぱいのお買い物をして
帰路につきました。
帰り道は、ちょっと回り道をして
市街地に入って、先週見つけたキルトショップに
立ち寄りました。
私もお師匠様も車の運転をしないので
新しいお店を発掘するのがなかなか難しいので
ウハウハです。
二人でまた生地を見て興奮！
お店のオーナーにもBaby Janeのブロックを見て頂いて
先週、お店中の青い布を漁ったワケを
聞いて頂きました。
お師匠様は花の大柄布をいくつか選んでいました。
人様の布の選び方を見せて頂くというのは
計り知れない発見と喜びがあります。
昼前に帰ってきましたが
一日分のエネルギーを使い果たして
梅をかまうのは明日になりそうです。
| 2004年07月16日(金) | ランちゃんのこと |
昨日書いた、おばあちゃんになっちゃった犬の
ランちゃんの続きです。
ランちゃんはとあるペットショップで
格安で売られていたそうです。
シェルティから生まれたのに
毛が長くないのでヘンだったかららしいです。
最初にランちゃんを飼ったのは
アパートでひとり暮らしのお姉さんだったそうです。
ランちゃんは酷くお腹の弱い赤ちゃん犬で
血便をたらして部屋中を汚してしまって、
それが毎日続いて、日中は仕事に出なくてはならない
お姉さんは困り果ててしまいました。
その話を聞いた職場の上司が
ほだされて、そのワンコを引き取ることにしたそうです。
特に犬好きではなかったそうですが
子どもが大きくなって
一緒に釣りに出かけたりすることもなくなって寂しかったので
道連れが欲しかったんだそうです。
その上司というのが
ランちゃんのお父さんです。
ある日、前触れもなく連れてこられた
病気のランちゃんを、やっぱり犬好きではなかったはずの
奥さんが３ヶ月もパートを休んで
つききっりで看病したそうです。
すぐトイレの場所を覚えたそうです。
一度だけビチビチのうんちをトイレが間に合わなくて
失敗しちゃったら
バスマットを持ってきてお粗相を隠して
自分の頭もバスマットに隠して
うろたえていたそうです。
元気になってからは
庭先や玄関で暮らすようになりましたが
家の敷地では絶対にトイレをしないそうです。
夕方の散歩のあとは
朝、連れ出してもらえるまで待っているそうです。
そうしなさいと教えたわけではないのに。
病院にも通って通って、お食事にも気を付けて
大切に大切にしたのだそうです。
そうしているうちにランちゃんはとても元気になって
ドックラン化していた社宅のそばの草むらで
他のワンコたちとのびのびと走って遊んだそうです。
どんな猟犬よりも足が速い、というのが
自慢だったそうです。
家を建てるときも、ランちゃんの散歩に都合の良い
大きな公園のある団地に決めたのだそうです。
ご主人の目論見であった
海山のお供はランちゃんの車酔いのため実現しませんでした。
こればかりはしょうがないですねぇ。
一昨年、ガブガブ水を飲んで様子が変だと思ったら
命取りになりかねない子宮の病気だったそうで
手術を受けました。
その時に、乳ガンもたくさん見つかって
全部は取りきれなかったそうです。
背骨のいくつかはヘルニアになっていて
お医者さんの見立てでは
痛みがあったのでは、ということだったそうです。
それ以来、階段を降りてはいけない
走ってはいけない
乳ガンの様子を監視することになりました。
ランちゃんの飼い主さん夫婦の
たったひとつの悔いは
ランちゃんにお婿さんを見つけてやれなかったことだそうです。
箱入り娘のまま
おばあちゃんになっちゃったランちゃんであります。
| 2004年07月15日(木) | キルト君の友だち |
キルト君の友だちに
シェルティから生まれた、という
ランちゃんという名前の雌のワンコがいます。
ランちゃんは何故か滑らかな短毛で
どう見てもシェルティには見えなかったので
ペットショップを困らせたようです。
私が思うに、シェルティにはコリーなども掛け合わせてあり
コリーには稀に短毛の子が出るらしいので
もしかしたら
ランちゃんは由緒正しいワンコなのに
そう見えないだけだったのかもしれません。
本当のところはわからないけれど
ランちゃんは賢い子で
引き綱なんて必要ないくらい落ち着いた子です。
人にも犬にもとても親しく上品に挨拶をして、
デレデレしたりしません。
キルト君とはずいぶん愉快に過ごしました。
雪の中で追いかけっこをしたり
プロレスごっこをしたり
女の子のワンコでは珍しい遊び相手でした。
でした、と過去形なのは
ランちゃんが歳を取って走ることが出来なくなったからです。
ウキウキとした足取りで
散歩を始めるのですが、３０メートル位で
元気が落ちてきます。
カラダを揺すりながら、ゆっくり２０分位、
朝晩に歩くのが精一杯だそうです。
ランちゃんは家の敷地の中では絶対に
おトイレをしないので
朝夕の散歩は欠かすことが出来ないのだそうです。
一昨年、ガンやヘルニアや子宮の病気が見つかって
大手術をしてからめっきり衰えて
しまいました。
ランちゃん、１２歳。
おばあちゃんになっちゃったねぇ。
| 2004年07月14日(水) | 小さな手 |
今日で幼稚園のお遊び教室は一学期終了でした。
新しいお友達も出来て
去年のチビ助の猿状態を思うと
隔世の感があります。
今日は朝の雨が上がって
蒸し暑かったけれど
園庭で少し遊びました。
幼稚園の子どもたちに紛れて
バケツに集めた虫を眺めていたり
砂場で大好きな女の子に
アピールをしたり
大穴を掘ったりするチビ助です。
ふと気付くと、年少さんの男の子が
口のまわりを土で汚しているのを
拭いてあげたりしていて
母は胸がキュンとするのでござった。
園庭でひと遊びしたあと
お遊び教室の面々は幼稚園の周辺を一回りする
散歩に出ました。
小さな年子を連れたママさんは
下の子を抱いたり歩かせたりするのに精一杯なので
声をかけると
二歳半の上の男の子が
私と手をつないでくれました。
チビ助はその子と手をつなぎました。
私が小さな子を抱いたりすると
二週間も経ってから
おかあさんはなんで
あのこをだっこしたんだよっ
えおちゃんのおかあさんなのにっ
なんて泣き怒りしたりしたこともあったけれど
この頃は、自分は大きなお兄さんになったような
気持ちも芽生えたらしくて
母はまた胸がキュンとするのでござる。
散歩の帰り道
二歳半の子は私のまわりをグルグルまわって
抱っこをせがみます。
まだこんなに小さいのに
お兄ちゃんだからたまには甘えたいんだろうな。
ますます胸キュンな私は
小さい子をおんぶしました。
チビ助に比べたら羽のように軽い軽い。
小さな手で
私の肩のあたりをぎゅっとつかんでいました。
| 2004年07月13日(火) | まったく覚えていなかった |
昨年の３月から縫い始めた
「Baby Jane」というキルトなのですが
初めて見るブロックがたくさんあって
とても楽しみながら制作しています。
配色に迷って一年も中断しましたが
最近、元気に縫っています。
中断している間も
なんとか理想の配色にたどりつきたくて
キルトデザイン用のソフトをいじったり
関連のサイトをまわったりしていましたので
ブランクは感じていませんでした。
でも、昨夜、６枚のブロックをHPにアップしようとして
勘違いして昨年の３月に縫ったブロックを
再び縫っていたことが判明しました．．．．
配色の都合があるので
今回縫ったブロックはボツになってしまいます。
ちょっと手間のかかる
珍しいブロックでしたが
まったく記憶にありませんでした．．．．
頼りにならない脳味噌であります。
もったいないので
コチラにアップしておこうと思います。
ブロック名 Wagon Wheel
サイズ 11.4×11.4��
| 2004年07月12日(月) | 「よるくま」 |
「よるくま」 酒井駒子著（偕成社刊）
ネットのお友達がとてもいとおしそうに
紹介して下さった絵本です。
こうした本はネットでクリックして注文するよりも
本屋さんを回って探して
巡り会いの喜びを楽しんでから
家に持ってきたいなぁと思っていました。
先日、日記にも書いた
不思議な楽しいお店に酒井駒子さんのコーナーがあって
ほくそ笑みながら
求めてきました。
昼寝の時に取りだしたら
チビ助は一目で気に入ったようでした。
何度も読んでとねだりました。
夜、帰宅した亭主にも見せて
読んでもらっていました。
おやつや食事の時にも
ふと物語のことを思い出すのか
よるくまのおかあさんは
どこにいっていたの？とか
よるくまはきいろいくるまをもっていたねぇ
などと呟きます。
静かで深い物語。
今日はタイトルの文字をゆっくりと
指さしながら楽しみました。
よるくま よるくるくま よるくるくるま
よるくまくるよ くまくるよ
チビ助、ひらがな修行中。
| 2004年07月11日(日) | まるで日常そのもの |
８年位前に発売になって、かなり長く楽しんだ
ＴＶゲームを持ち出して一家で遊んでいます。
数年間押入にしまいっぱなしだった
スーパーファミコンとカセットが
たまにフリーズしたり、意味もわからないうちに
記録が消えたりはするものの
なんとか遊べるのであります。
今、遊んでいるのは
「不思議のダンジョン２ 風来のシレン」です。
風来の旅人のシレンが
道々魔物と闘いながら
黄金郷伝説のある山の頂上を目指すというゲームです。
チビ助は私の本棚から
攻略本を見つけてきて
イラストを眺めて楽しんでいます。
まだ字も読めないので
効率の良い戦い方とかアイテムの使い方などは
理解できないようですが
四歳児なりに楽しんでいるようです。
おかあさん、おにぎりたべたいよ
おなかが空いてから食べようね
だってたべたいよたべたいよ、いまたべる〜〜〜
はぁ．．．．好きなようにしなさい
じゃちょっとがまんするよ．．．え〜ん
あちゃ〜、罠踏んでおにぎりがデロデロになっちゃったよ．．．
わ〜い、おにぎりたべたぁ
ちょ、ちょっと、腐ったおにぎり食べたらヤバイって．．．
あぁあぁあぁ、おかあさん、目が回ってるよ．．．
し、しょうがいない、これからがんばれば良いんだから
うん、えおちゃんがんばるっ
ねぇねぇおかあさん、ブキがあったよ
これは今持っているのより弱いから．．．．
こっちのほうがいいっ
はぁぁぁ．．．．好きなようにしなさい
あ、おかねぬすまれた！ぬお〜〜〜〜〜
追いかけて取り返しなさい
う〜ん、えおちゃんのおかねだぞ〜〜かえせ〜〜〜
がんばれ〜
おかあさんあかあさん、おみせがあったよ、なんかかいたい
お金がないと買い物はできないよ
かいたいかいたい〜〜〜
じゃ、要らないものを売って．．．あ゛．．．．
だってタテほしかったんだもん、えおちゃん、これほしかった
この盾、高いんだよ！呪われてるからはずせないじゃないよ！
どうしよう、どうしよう〜
し、しょうがない、お店の中に抜け穴がないか調べて．．．
ドッカ〜ン
え〜ん
なんでここで地雷踏むんだよう．．．．
ほんの数分の間にいろいろな事件が起こるのでありました。
そのうち私の磨きに磨いた
華麗な泥棒テクニックなどを伝授する日がくるのでしょうか．．．
| 2004年07月10日(土) | ペロちゃん |
小学校高学年の頃から数年間、母の妹一家が
隣の家を借りて住んでいました。
弟よりちょっと小さな従兄弟が二人いました。
叔父は布団の行商をしていて
お店を持つ準備をしていました。
ある日、叔父がお得意先の喫茶店で飼われていた
ペロちゃんという名前のインコをもらってきました。
一年ほど飼われていたのだそうですが
ギャーギャーという叫び声が
とても迷惑で、扱いかねるということでした。
叔父曰く、うるさい環境だったので
ペロちゃんも辛かったのだろう
静かな家庭に置けば
ペロちゃんも大人しくなって
言葉も覚えて楽しいだろう
インコは長生きするペットだというから
可愛がればきっと応えてくれるだろう、というのでした。
ペロちゃんは全体に緑色で
なんという種類のインコかわかりませんでした。
セキセイインコよりはかなり大きいけれど
大型のオオムとも違うようでした。
初めの頃は、いたたまれなほどギャーギャー叫ぶばかりで
クラクラしました。
元気な従兄弟たちが暴れると
（どこが静かな環境なのか！？）
ますます叫んで、カゴの中で大暴れをするのです。
それでも機嫌の良いときは
からだを揺すりながら
ペロちゃん♪ペロちゃん♪と歌うように喋るのでした。
ペロちゃんは繰り返し聞いた言葉を覚えるようでした。
懐かしのテレビドラマで（寺内貫太郎一家、だったかなぁ）
樹木希林さんが扮するおばあちゃんが
度アップの沢田研二さんのポスターの前で叫ぶ
ジュリ〜〜〜〜ッ
っていうのを覚えたときは大笑いでした。
次第にペロちゃんは落ち着いてきて
外の小鳥の鳴き真似をしたり
挨拶を覚えたりして暮らしに馴染んでゆきました。
ペロちゃんが一番大好きなのは
叔父さんで、叔父さんの車が帰ってくるのが
かなり前からわかるようで
そわそわして、キョロキョロという可愛い声を出し、
身繕いをしてパパの到着に備えるのでした。
ペロちゃんが雄なのか雌なのかわからないけれど
パパに恋をしている様子からすれば
絶対に雌だと思いました。
ちょっとした隙に脱走して
外に出た途端にカラスに追い回されて
高い木から降りてこなくなったりなど
ちょっとした事件はありましたが
ペロちゃんはあれから３０年以上も元気です。
一昨年、叔父が亡くなって
ペロちゃんは寂しくなったかも知れません。
| 2004年07月09日(金) | 九官鳥 |
鳥の愛好家というわけではないのだけれど
ふと振り返ってみると
鳥に関する思い出があれこれ浮かんできています。
今日は、従姉妹の家にいた九官鳥のはなし。
九官鳥なのでキューちゃん。
安易な名前と質素な風貌にめげす
キューちゃんはお喋りでありました。
おばさんの口まねをして
マシンガントークなのであります。
あら〜 おめさん、よぐきだごど
あづがったべ〜
そらそら、あがったんせ、あがったんせ
を〜を〜、そだがそだが、
はぁ、んで、いがったいがった
玄関先で、これの合間に
「キューちゃん」「こんにちは」「おはよ」を
ランダムに混ぜてず〜っと喋りまくっているのです。
飼い主が訛っていると
九官鳥も訛っているのであります。
翻訳しますと
あら、あなた、よくいらっしゃったわね
暑かったでしょう
どうぞお上がり下さいな
あら、そうなの
まぁ、それなら良かったわ〜
という感じ。
キューちゃん、ある日、強引な強面の
セールスマンが来たときも
セールスマンの背後からこのトークをぶちかまして
来客が尋ねてきたものと勘違いした
セールスマンはとっとと立ち去ったそうであります。
| 2004年07月08日(木) | 金の鳥 |
中学の時、父の実家に遊びに行ったら
ボタン屋の伯父と伯母が何やら騒動しているのです。
伯父は座敷のところかまわず
Ｔ字の棒を立てており、
伯母はスイカやらカボチャやらの種を洗って
新聞紙に並べて干してみたり
ひまわりの種を剥いているのです。
何かと思ったら
黄色のセキセイインコが迷い込んできたとかで
伯父と伯母が持てあまし気味の愛情を炸裂させて
お世話に勤しんでいるのでありました。
鳥かごに入れたら
一日中、金網を噛んで外に出たがるので
かわいそうになって
座敷で放し飼いにすることにしたとかで
もう一人の伯母と祖母が
冷ややかに
フンをされそうなところに
新聞紙を広げてまわっているのでありました。
ひまわりを剥きながら
伯母が言うには、
丁度、初めての小説を書き上げたところで
タイトルが「金の鳥」というのだそうで
黄色のセキセイインコが迷い込んできたのも
何やら縁起が良い気がして、というのです。
父の実家では、伯父がよく、ペットを飼っていました。
庭の小さな池で金魚を飼っていたり
アルマイトの洗面器で亀を飼っていたこともありました。
すぐペット屋に戻したようでしたが
猿を置いていたこともありました。
私にしてみれば
面白みの少ないペットばかりだなぁという印象でしたが
セキセイインコとなると
飛び回るさえずるイタズラをする、
それはそれはめまぐるしく
伯父伯母が振り回される様子はおかしくてたまりませんでした。
次に遊びに行ったときには
セキセイインコはいませんでした。
来たときと同じように
窓からぱたぱたと飛んでいったそうです。
伯母の処女小説も、某出版社から返されたとかで
寂しげな伯父伯母なのでありました。
| 2004年07月07日(水) | 巣箱 |
実家の庭のツゲの木の幹に
鳥の巣箱がくくりつけてあります。
大人の胸位の高さで、なんとも中途半端な位置であります。
父にいわせれば、
座敷にくつろいで座っている時、
目の高さに巣箱があれば観察に都合が良いんだそうで．．．．
そんな巣箱に営巣する鳥もあるまいと思ったら
鳥の住宅事情が悪いのか
入居する鳥もたまにあるのであります。
十年ほど前、私が亭主とともに
実家に住んでいたときにも
セキレイが入居しました。
庭の一角にヤマモモとツゲと松が
かたまった一角があって、
テッセンなんかが絡んでいるものだから
剪定も思うように出来なくて
うっそうとした茂みでセキレイが騒いでいて
私たちが庭に入るたびに警戒して大騒ぎをする日が
続いていました。
なんとなく気になって
ツゲの木の巣箱のフタを開けてみたら
数羽のヒナが一斉に見上げるではありませんか！
鳴き声も漏らさず！
いつの間にかヒナが孵っていたのです。
その日から
私たち一家は庭の出入りを控えて
暇があると座敷から巣箱を眺めるのでした。
ヒナが大きくなってくると親鳥は
餌を運ぶのが大変そうでした。
父はビデオカメラまで設置して有頂天でした。
私がヒナを見た日から
何週間くらいだったか、もう忘れてしまったのだけれど
巣立ちの朝のことはよく覚えています。
ヒナたちが巣箱のある木の茂みを枝づたいに
ちょんちょんと高い方まで移動して
電線の上で励ますように騒いでいる親鳥のそばまで
飛び移ってゆくのです。
一羽だけちゃんと飛べなくて、ふらふらと落下しちゃう子がいて
ハラハラさせるのです。
その子は庭の真ん中あたりの
ピラカンサスの木の枝で往生しています。
野次馬根性丸出しのスズメたちとセキレイの親子たちが
大合唱しています。
全部の子が電線に飛び移るまで二時間以上も騒ぎは続いたのでした。
何日か経って
カラスがバサバサとツゲの木にやってきて
巣箱のフタをくちばしで開けて中を覗いたときには
ギョッとしました。
ヒナたちが巣立ったあとで良かった。
父をせっついて
巣箱のフタに簡単なカギを付けてもらいました。
| 2004年07月06日(火) | ゆりかごの歌 |
某国営放送の朝の子ども番組から
子守歌のゆりかごの歌が流れてきました。
チビ助が生まれるときに
友人が、いにしえのベビー用品をたくさんくれたのですが、
その中にご主人のお姉さんがお産の時に用意したという
ベビーベットに固定して使う
オルゴールも入っていました。
プラスチックの動物が吊してあって
ネジをまわすとしばらく
ゆったりと動物たちがまわり
ゆりかごの歌が流れるのです。
少し色もさめて、動物を吊しているヒモも
お菓子の箱から取ったような代用品でしたが
このオルゴールを見つめて育った
幾人もの赤ちゃんがいるんだなぁと思うと
胸がキュンとして
チビ助の枕元にも据えたのでした。
テレビから流れてくるゆりかごの歌を
チビ助はゆらゆらとからだを揺らしながら聞いていました。
赤ちゃんの時
何度も聞いた歌だと覚えているのかなぁ。
| 2004年07月05日(月) | お客様に笑顔を |
テレビのスタジオに集まる
妙齢の女性達を「お嬢さん」と呼んで
おんなゴコロをわしづかみにしたのは
みのもんたさんですが
昨日登場した「おねしょガンバレのおじさん」も
なかなかであります。
自分の会社から派遣している
病院の下足係のオバちゃまたちに
君たちは女優だ！
ここは君たちの舞台だ！
などと吹き込んでしまうのです。
オバちゃまたちの爽やかなこと親切なこと
それはそれは気持ちが良くて
仕事に誇りを持つって素晴らしいことだなぁと
教えてくれるのでござった。
| 2004年07月04日(日) | おねしょガンバレのおじさん |
私には１歳８ヶ月下の弟がいます。
賢い子どもだったので
知的な面ではほとんど対等で、
文字などは苦戦苦闘している私を尻目に
誰にも気づかれないうちにスラスラ読めたほどでありました。
そういう奴なのですが
なんというかひ弱な印象の子どもで
すぐ誰かの陰に隠れたがるようなところがあって
線が細いというかなんというか．．．
雄々しさを求めていた父は
いつも弟に厳しくしていました。
そして私が男の子であったら、と嘆くのでした。
弟が毎日叱られるのは
長く続いたおねしょがメインテーマでした。
小学生になっても毎朝おねしょをしていました。
父は厳しく責めるのですが治りません。
母も気を使って
夜中に起こすとか、夕方から水分を控えさせるとか
いろいろ苦心していました。
夜中に無理に起こすと
夢遊病のように、お手洗いではない場所で排尿をしようとしたりもして
危険を感じたそうです。
毎日布団を干さねばならないので
弟の恥ずかしい行状は近所でも知れ渡っています。
小学校２年のときの担任は
家庭訪問のときに父に対して
「お父様が厳しすぎる弊害が子どもの行動に表れている」と
ハッキリと指摘して、父が逆上するという場面もありました。
弟がおねしょをすると
父が弟を呼び、失敗を認めさせて、決まった罰を与えます。
革のベルトや板でおしりを１０回ほど殴るのです。
どんな悪いことをしても、私は２度よりも多く
おしりをはたかれたことはありませんでした。
ましてやベルトや板を持ち出されたことはありませんでした。
その折檻の場面を見るのも聞くのも嫌でたまりませんでした。
夏のある日、両親の山岳部の後輩が盛大な結婚式を挙げました。
私と弟も招かれて、披露宴を楽しみました。
会場の脇には庭の眺めが気持ちの良いラウンジがあって
私と弟はそこで大きなおじさんに呼び止められました。
とても親しげで、私たちのことをよく知っているようでした。
ポケットからハンカチで作ったネズミを取りだして
手の中でちょろちょろと動かして見せました。
二人でおじさんに懐いて笑っていると
おじさんが弟に向かって
おまえはおねしょをするだろう？
と言い出しました。
弟が少し青ざめて、うなずくと
おじさんは次のように続けました。
男ならおねしょは当たり前だ。
大物なら長くおねしょをするものだ。
五年生までおねしょをがんばりなさい。
そのくらいがんばれないと立派な男にはなれないんだぞ。
おねしょをがんばりなさい。
おじさんとおねしょがんばると約束しなさい。
私と弟は、そんなおねしょをがんばるだなんて話しを
聞いたことがありませんでした。
嬉しくて、ほっとして、ぼ〜っとしてしまいました。
果たして、弟は、５年生までおねしょをがんばりました。
約束を守ったわけですな。
弟も４０歳を越え、年齢だけは立派なおじさんになりました。
時効だと思うので
覚え書きしておこうと思いました。
| 2004年07月03日(土) | 開けてビックリ |
このところ、マウスの調子が悪くて困っていました。
マウスパットがボロになったせいかなぁ、
電池は替えたばかりだしなぁ．．．
ほんの１ミリほど右にカーソルを移動して
細かい数字を書き換えたりしたいのに
大きくは動くのに、いよいよの細かい動きが鈍い。
いらいら
亭主が「掃除してみたか」というので
もう一度、底を開けて玉を取り出して
よ〜く見てみたら
あうあうあう、綿ゴミがみっしりと
玉の動きをキャッチする棒のようなモノに
からみついているではあ〜りませんか！
鉛筆立てに
何故か子どもの歯ブラシがあったので
それを使ってシュッシュと掃除をしました。
すると奥の方から出てくる出てくる
フェルトみたいに固まった綿ゴミが．．．．
マウスさん、動きが悪い、いらいら、なんていってごめんなさい。
これからはちゃんとお掃除します。
あ〜、すっきり快適、軽快な動き〜〜〜〜。
| 2004年07月02日(金) | なるほど〜 |
ひらがな練習用のボードのすみっこにある
「ん」を指さして
チビ助が「おしりだねぇ」といいました。
なるほど、ぷっくり可愛いおしりに見えちゃうじゃん。
座っていて、横から見たところ。
ん
改めて見ると........どうして？
今日も楽しく縫い物をしていました。
ちょっとステキなブロックを縫ったのでハリハリしちゃおう。
ブロック名 Pam`s Bells
サイズ 11.4×11.4��
| 2004年07月01日(木) | すかっと快晴 |
特別に気に入っている布をピースワークしていて
興奮しているのかますます眠れなくなって
ようやく眠りが訪れるときには
夜が明けている．．．．
そんな調子なので
朝の台所仕事は最悪の気分で
やっつけているのだけれど
それでも朝のニュースを見ながら
食事をする頃には少し元気が出てきます。
今日は晴れ渡ってもったいないような上天気！
バンバン洗濯機を回して
大物洗いをこなして布団を干して
爽快爽快！
キルト君は小屋の中で
日差しを避けて大人しくしています。
布団をかまいに出ると
ひょこひょこ出てきて
お腹を撫でてもらおうとします。
キルト君は完全に仰向けになって甘えてくれません。
お腹を撫でて欲しいときは
横すわりというのかな？後ろ足をず〜と伸ばして
コッチ撫でてコッチ撫でてと必死に足を突っ張って笑わせてくれます。
軽く掃除機を引きずり回したところで
近所のお友達がお喋りに来てくれました。
耳も大分良くなって、会話に飢えていたので
とっても楽しく過ごしました。
布団はふっかふか。
夜はお友達に貸してもらったDVDで
「スパイキッズ３Ｄゲームオーバー」を観ました。
昼寝がお座なりだったので、今夜はよく眠れそうな予感♪
お休みなさい。
