いっしょくんの日記

 へ(* ̄ー ̄)> 
なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2006年09月29日(金)  球体


 いよいよ明日
 大好きな゛陽月゛さんの
 人形展覧会を観に行ってきます
 HPでご覧になるとおわかりと思いますが
 私は彼女の作る人形の顔が好きです
 人形の好き好きは
 パッと観て感じる顔の表情や作り
 服の趣味など 一目見て好感の持てるもの
 つまり 第一印象がその作家を好きになる鍵です
 
 球体関節人形をメジャーなものにしたのは
 おそらくボークスというキャラクターの会社が
 手に入れやすい値段の人形を
 作り始めたからではないでしょうか
 私などは まだ人形に費やす余裕がありません
 ネットで眺めるだけでも 満足です
 でも 好きな若者が10体近く
 コレクションしているのを見ると
 さすがに ちょっと行き過ぎているような気もしますが
 それぞれの人形に性格があり
 おしゃべれな子はひっきりなしに話しかけてきたり
 無口な子はなかなか話をしてくれない
 ・・・そんな世界は私も大好きです

 明日会えるお人形たちは
 私に何を語りかけてくるでしょうか
 娘たちもいるから
 恥ずかしがって黙りこんでしまうかもしれないです



2006年09月28日(木)  憧れ


 赤毛のアンや ハリーポッター
 物語に出てくるお料理やお菓子を食べることは
 私の憧れです
 想像の中だけで見たり食べたりすると
 自分の知っている範囲でしかないので
 やはり乏しいものになってしまうものです

 実は今日 思いがけなく手に入れたのが
 ゛ナルニア国物語゛で
 次男のエドモンドが 氷の女王から
 約束のご褒美としてもらって食べていた
 あの・・・

 ターキッシュデライトなのです〜〜〜〜〜〜!!!

 知り合いのおばあちゃまからいただいたもので
 娘さんがロンドンで生活していて
 日本に帰って来たときに手土産で持ってきたものだそうで
 そのお菓子の説明をしたくて と
 お宅に呼ばれたのです
 「これはナルニア国物語にでてくる・・・」
 『ターキッシュデライト!?』
 「あら 知ってるのね?」
 『ええっ!もうこの夏何度見たことか!!』

 長い長いお話のお付き合いをしている間中
 ターキッシュデライトが気になって気になって・・・
 家に帰ってまずバリバリと包装を開けて蓋を開くと
 あの!エドモンドが美味しそうにもちーっと食べていた
 あのお菓子が映画の通りに白い粉にまぶされて
 顔を出したではありませんか!
 『ターキッシュデライトだぁぁぁぁぁぁ!!』
 娘と興奮して 粉の中から1つ取り出して
 半分ほど・・・バクッ! 
 『うわぁ〜〜〜いい歯ごたえだねぇ』
 「うんうん 甘いね」
 『綺麗な赤だよホラ』
 「宝石みたい」
 あ・・・・
 『・・・・・・・・』
 「・・・・・・・・」

 ま・・・・まずい

 『・・たぶん バラだね
  ローズの味だよねこれ』
 「あぅーーーーーー
  石鹸の味〜〜〜〜〜〜〜」

 うっ  ぺっ

 おそらくはお洒落なバラの香りなのだと思われますが
 口の中に広がる香水の味には驚いてしまいました
 イギリスの子は これが美味しいと思うのかしら・・・

 つまり・・・
 あまりにもお洒落な味で
 日本人の田舎者には理解できない味だったようです

 お話に出てくるお菓子は
 美味しくはなかったけれど
 でも気持ちはかなり満たされた感じがします
 ナルニアのタムナスさんにもあげたいなぁ・・・ 
 



2006年09月27日(水)  当番


 下の娘の始めたミニバスケットには
 親にお当番制があり コーチに飲み物を出したり
 怪我をした子供のお世話をします
 今日は私がお当番でした
 窓を開けたり リングを下げたりして
 子供たちを迎えます
 まだ他学年は名前と顔がわからないので
 名前を教えてもらいます
 出欠を取っていると
 何気なくバスケットを始める子供たち
 当たり前のように1人でシュート練習をして
 2人 3人と細胞分裂の図のように増えて
 フリースローだのドリブルシュートを始めます
 それが声を掛け合いグループに分かれて
 ゲームが始まり ドリブルシュートや
 フリースローの練習をしている
 コートの横を使っているのです
 ・・・つまり
 ゴールは縦と横に六ヶ所あり
 試合用の大きめなコートが縦で
 その中に練習用の小さめなコートが横に2つある形です
 それを1度に縦も横も使っているわけです
 (危なくないかな・・・)
 と ハラハラ見ていると・・・なんと
 ドリブルは手元を見ないので
 人が居てもボールが飛んできても
 よけられるではありませんか
 (・・・すごいなぁ)
 そうなんです・・・すごいのですよ
 県大会連続出場のチームだけのことはあります
 というか 子供ってすごいなっていうことでしょうか
 ドリブルするのに左手も普通に使うし
 人をよけながら 右手と左手を交互に使いこなしているのです
 しかもボール見ないし・・・ゴール見てるし・・・
 こんなにレベルが高いと 我が子は「やめる」
 と 言い出すのも時間の問題という感じ・・・
 ドリブルでゴールまで走っていったら
 確実にシュートを決めるのです
 しかも 決まらなかったら片手で受けて
 そのままシュートしちゃうのです
 3年生がですよ?そんなに上手くてどうするって言うのでしょうか
 
 まぁ 我が子が気になりつつも
 つき指の男の子の手にシップをし
 足の爪が痛いという子に絆創膏をするという
 仕事をしてきましたけどね
 
 ・・・娘よガンバレだぞ!
 
 
 



2006年09月26日(火)  会話


 部活を早めに終えて帰って来た娘
  
 今日はやけにおしゃべりです
 機嫌が良いのか・・・
 良いことがあったのか・・・
 疲れなかったのか・・・
 理由はわかりません

 ぽんぽんと会話がはずみ
 冗談で切り替えしてきます
 こんな時は これから予定している
 楽しいことの計画を確認したりすると
 とても楽しい気持ちになるものです

 今週は土曜日に私の希望で
 人形作家の展覧会に出かける予定になっています
 そんなことも楽しみになります
 お菓子を買っていこう 何を着ようか
 盛り上がります
 来月始めの土曜日は 私の従妹の結婚式ですし
 月末にはディズニーランドを予定しています
 上の娘は口下手なので
 こんなにべらべらとしゃべるのは
 珍しいことなのです

 だんだん話題も大人っぽくなり
 私も時々同等にされてしまうこともあり
 いい加減に話していると丸め込まれてしまいそうです
 頭を使い気を配る会話が
 子供とできることが嬉しく思いました



2006年09月25日(月)  ケーブル

 というわけで
 ネット復活 日記再開です
 金曜日に細々と繋がってから
 どどんと繋がらなくなり
 土日休日の地元ケーブルですから
 たまったものではありません

 今日は仕事から帰り
 ご飯も食べずにまずは修理の手配から
 待たされて待たされて待たされての電話です
 1時間以内に修理人がくることになり・・・

 今やっと復活したわけです
 「してはいけないことをしてしまったのかしら?」
 とか「原因は何だったのでしょうか?」など
 3日分の悔しさをこめて執拗に質問攻めにしてみました
 8月の14日に雷が原因でモデムを代えてますから
 それが不良品だとしか思えません
 お兄さんは首をかしげて「かも?」「かな?」
 なんて はぐらかしていましたけど・・・
 もちろんモデムを取り替えて
 外の接続部分も新しくしていきましたけどね

 まぁ土曜日の午前中にモデムの故障の電話をしてから
 月曜まで待たされると聞いて
 土曜日の夜 居ても立ってもいられず
 初めてのネットカフェに挑戦してきました
 ネカフェデビューですよ
 昔の言い方で言う゛ヤンキー゛な
 お兄ちゃんとお姉ちゃんが
 入れ替わり立ち代りやってきて
 我が家のようにフリードリンクから
 飲み物を持って行き 灰皿を手に
 中へ消えていきます
 タバコを吸わない私には
 大変空気が悪く感じましたけど
 そうも言っては居られないです
 案内された場所は・・・えぇ・・・
 あれは 部屋ではなく場所です
 今ではほとんど見ることがなくなった
 ゛電話ボックス゛くらいの場所に
 シンプルなパソコンが置かれ
 社長の椅子のような立派な椅子が置かれ
 台所のふきんをかける移動式の棒のようなものに
 ぬの布がかかったもので場所を閉じます
 閉じるのに社長の椅子の背もたれを回して動かさないと
 狭くて閉まりませんでした
 座り心地はまぁまぁ パソコンもまぁまぁでしたが
 とにかく空気が悪かったです
 フリードリンクなんていただく気にもなれず
 早々に帰ってきてしまいました

 (お宅がねぇ 土日に休むなんて
  怠慢なローカル会社だから
  ネカフェなんぞにいかなくちゃならなかったのよ?)
 と 工事のお兄さんに言う予定でしたが
 1人ででーっかいトラックを運転してきたことを評価して!?
 (繋がればいいのよ・・・繋がれば・・・)
 っていう思考に変えて置きました
 
 ・・・・フレッツ光よ 早く来い!
 
 



2006年09月22日(金)  ネット


 夕方急にネットに繋がらなくなり
 パニックになった私です
 上の娘が「そんなにゲームしたいの?」
 (うぐっ・・・)
 『ゲ・・ゲームだけじゃないでしょう
  メールだって・・日記だって書けないわよ!』
 と あわてながらも
 (確かに パソコンが無い生活って・・・)

 昨日の朝ラジオで゛ナノ主婦゛
 なんていうグループ分けをされた人たちの話をしていました
 引きこもり主婦というのでしょぅか
 無気力な主婦が増えているとか・・・
 七つの項目に当てはまるものがあったら
 あなたもナノ主婦の仲間入りする危険が・・・
 子育て放棄などの項目の中
 パソコン依存なんていうものもあり
 (げげっ・・・)っと思ってしまいました

 楽しいおしゃべりや情報 異世界に行けるゲーム
 平凡な主婦にはたまらなく魅力的ですよ・・・

 パソコンをつけない日は無い
 ネットに入らなくてもパソコンはつける
 そんな私です

 ナノかな・・・ 



2006年09月21日(木)  ケア


 特養の虐待のことは
 以前日記でも触れましたが
 遠くの地の話ではなさそうです
 
 職場のベテランヘルパー
 ・・・といっても 20代後半だと思うのですが
 目を潤ませてヘルパー室で怒っています
 どうやら夜勤ラインの若手職員が
 介護棟に入居したばかりの女性に
 辛くあったとかで
 ニトロを2錠与えても胸の痛みが治まらず
 早朝から救急車で運ばれたそうです
 その時に付き添ったのがこの若手ヘルパー
 病院の医師に
 「お宅では精神ケアができないのですか?」
 と まぁストレートに言われたそうです
 かなり悔しい思いをして帰って来たそうで
 夜勤のヘルパーに食って掛かったとか・・・
 夜勤のヘルパーが涙ながらに
 パートにかえて欲しい 夜勤はできない
 と 課長に訴えたそうです

 まぁ・・・大体の様子はわかりましたが
 やはり高齢者に敬意を持てないという人は
 世の中に少なくないようです
 核家族だから?疲れているから?
 それはプロが言う言い訳にはならないですよね
 
 「介護棟に入れられたらおしまいね・・・」
 そんな噂が自立棟から聞こえるようでは
 職員はおしまいね・・・ではないでしょうか
 
 若いエネルギーで 介護棟の空気を
 入れ替えて欲しいものです



2006年09月20日(水)  虫


 ・・・大変です
 体中 刺されましたよ・・・虫に
 寄り付くのは虫くらいね
 なんて冗談言っている場合ではありません

 右足のすねから刺され始めて
 全身くまなく刺されました
 この五日間ほどの間にです
 バルサンを2度たいて
 毎日布団乾燥をしても・・・増える
 職場のナースに
 『えーん ダニに刺されたみたい〜』
 と 見せると
 「それ・・・ダニじゃないみたいねぇ
 『・・・・じゃあ何だろう・・・・』
 「・・・・・虫・・・・・」
 『ははははははっ』

 わからないのですが
 かなりの毒をもった虫だと思われます
 噛んだ先が水疱になるのです
 ノミだったら 服の中まで刺さないです・・よね
 しかも 2度のバルサンには耐えられないかも
 ・・・うーん
 
 えーん
 なんでしょう



2006年09月19日(火)  花粉


 3日前から 花粉症が始まりました
 春の杉ほどひどくないのですが
 突然くしゃみの連発の後
 鼻水が止まらなくなります
 目も痒くて はれぼったい感じ
 職場にも秋の花粉がひどいという人がいて
 鼻が詰まって息ができないそうです

 不思議なものですね
 今日はお天気で蒸し暑く
 いつになったら秋なの?
 なんていう日なのに
 体は秋を感じています

 ヘックション(>ω<)/。・゜゜・



2006年09月18日(月)  祝

 あ・・・
 オレンジのガットとグリップですが・・・
 すっごくかっこいいですよ
 ヨネックスなのですが
 思っていたより派手ばでしくなかったです
 これ お勧めです

 今日は敬老の日の式典が職場でありました
 何もかもが大騒ぎです
 そんな中 私は 3年目になる
 君が代を頼まれて ピアノで弾いてきました
 祭日も仕事なので
 仕事の合間ということになるのですが

 全然ピアノに触る気持ちになれなくて
 昨日楽譜を引っ張り出して練習をしました
 3回目ともなると 図々しいものですね
 しかも 他の曲が気になり
 以前覚えた 「別れのワルツ」は今も弾けるかな とか
 マズルカは指が動くかなとか
 どうでもいいことが気になって
 そっちに時間をとられたりします
 試験週間に掃除がしたくなる中学生みたいですよね

 毎年独唱者が代わり職員が順番で歌います
 私以上に緊張して「どうしよう」の連発です
 それでもその時は一瞬
 何事もなかったかのように
 式典は続いていくのです

 担当のYさんはツーピースでおめかしをして
 娘さんに頼まれて 長さを直したネックレスをして
 ウキウキと式典に参加しました
 Kさんはかなり高揚して
 会話も動作も異常ありでした
 居室でお留守番
 当施設が食事に力を入れているとはいえ
 かなりのどたばたぶりでした
 時間までお手伝いをしてきましたが
 まだまだ手がかかりそうでした

 有料施設の大変さを垣間見た気がします



2006年09月17日(日)  ガット

 「お母さ〜ん ガットが破れちゃったぁ」

 というわけで いつものスポーツショップへ出かけました
 ソフトテニス部の同級生が
 5人ほどグリップを買いに来ていて
 「○○○とお母さんだよ」
 「こんにちはぁ」  
 「こんにちはぁ」
 「こんにちは」
 と みんなしゃきっとしたものです
 「あぁ・・・」
 と 娘
 『こんにちは お買い物?』
 「はいっ そうです!」
 カラフルなグリップをそれぞれ買って
 帰って行きました

 ガット売り場の前に立ち
 「○○は 黄色のガットに黄色のグリップなんだよねぇ」
 『あら そんなおしゃれしても叱られないの?』
 「わからないけどしてる」
 『よしっ じゃあ家もおしゃれしよう〜♪』
 ブルー 黄色 みどり オレンジ 紺 白
 贅沢なものですね
 プルーはお気に入りのメーカーのグリップに同色がなく
 緑もなく 誰かとお揃いの黄色は当然のように却下で・・・
 「オレンジがいい」
 ということで オレンジを購入
 『暗いバドミントン生活なんだから
  せめておしゃれして ラケットだけでも
  明るいのがいいね!!』
 「うんうん」

 明日の午後に出来上がり予定です
 オレンジのガットとグリップなんて
 すごく楽しみです
 良い良い!



2006年09月16日(土)  運動会


 秋風を感じる朝
 青空に恵まれた運動会です
 
 9時からのスタートに合わせて
 お弁当を作り
 ビデオを持って出かけます
 
 お日様が出たり
 かげって涼しい風が通り抜けたり
 これぞ運動会日和というものです

 下の娘は運動会だいすきっ子なので
 こちらも楽しみで見ることができました
 
 元気に過ごせてよかった
 こうして応援できてよかった
 
 お弁当を食べながら
 「お母さん ひつじ雲!見て見て!!」
 『あぁ 本当だ あそこだけじゃないね
  あっちも あっ みんなひつじだ』
 「よく見てて 動いてるから」
 その場に居たお友達もお父さんお母さんも
 しばらくの間 娘に付き合って
 上を向いてお弁当を食べていました
 
 『いい運動会だったね』
 「うん」
 帰り道 お友達の検討振りを話しながら
 のんびり歩いて帰ってきました

 今日も1日 ありがとう



2006年09月15日(金)  母


 今朝 目覚ましより5分早く
 友人の訃報の電話が入りました
 同級生です
 彼女なくしては
 今の私はありえないというくらい
 大切な鍵を握っていた人です
 上の娘の1つ上に男の子がいて
 女の子が3人 4人の子供達がいます
 
 元気でパワーのある彼女しか知らないので
 長いこと会っていなかったことを
 とても後悔しました

 私が扁桃腺の手術を決心できたのも
 今 倒れるわけにはいかない
 元気になって子供たちを育てなければと
 強く思ったからです
 そして 手術に耐えられたのも
 また仕事に戻る力が出たのも
 『母』だから

 私には母が元気でいます
 母を失うということがまだわかりません
 それがどれほど幸せなことであるか
 痛いほどしみて感じています

 パソコンが・・・
 滲んで見えないです
 ・・・今夜はごめんなさい



2006年09月14日(木)  蜘蛛

 私の蜘蛛嫌いは
 ことあるごとに 日記に綴ってまいりましたが
 相変わらず嫌いです

 夜 明かりを消した後で
 大活躍が始まる蜘蛛ですが
 ありがたいような迷惑なことに
 ココアが大の蜘蛛好きでして
 朝起きてきて 部屋を明るくすると
 残骸がバラバラ殺蜘蛛事件のように
 散らかしてあるのです
 こういう時は掃除機で吸うしかないです
 足は間違えなく8本あるか数えながら吸う
 1本でしょう 2本 3本 4本・・・
 あったあった5本・・・6本 7本・・・
 ・・・1本無いじゃない
 足を吸うたびに 掃除機のホースから
 カチッ カチッっと関節がぶつかる音がします
 うぇーーーーっ!! 両手に鳥肌がぁぁぁ
 下の娘に 残りの1本と体を探すように言います
 「えぇ 何で私が・・・」
 『だって一番蜘蛛が大丈夫なんだもの』
 「大丈夫じゃないよぉっ!」
 怒り出します
 『大丈夫でしょう!!お母さんよりっ!!』
 なんだかもう 喧嘩沙汰です
 「あぁ・・・あったあった」
 『吸って吸って いいから早く』
 体は食ってしまったのね・・・
 
 朝からこんな騒動なのです
 
 以前は6本の足が落ちていて
 後2本は?と探していたら
 2本足で歩いている蜘蛛を発見
 ぎょえーーーーーーーーっ!!
 蜘蛛の嫌いなところは
 足がばらばらになっても
 足だけ 体だけ生きていたりするところです
 子供のころトイレで用を足していたら
 それを発見・・・まじまじと見てしまってから
 余計に駄目になったような気がします

 ネットゲームに夢中になっていて
 手が離せないときに
 ココアの蜘蛛とりが始まり
 1本ずつ足が散らばって動き
 体と1本になった足で逃げようとする蜘蛛を
 ココアがいたぶるのです
 猫パンチの手で あっちへ投げこっちへ投げ
 キーを押すのに手が離せない私の近くにも
 (ほれほれ)・・・と投げるココア
 あわててうちわであっちへ飛ばします
 ココアは遊んでもらっていると思っているのか
 またこっちに飛ばしたりして
 ・・・やめないかこら

 開いた状態で20cm以上はあろう蜘蛛
 外にいる分にはいいけれど・・・
 言っておきたいのだが!
 私と共生はできないですから・・・
 
 



2006年09月13日(水)  テスト


 中学は今 テスト中です

 上の娘に『今日はどうだったの?』
 と 聞くと
 「音楽は全部埋まった」
 と 得意顔です
 「作曲家の3大Bは?ってさ
  バッハとベートーヴェンと
  ヴィバルディーじゃないよねぇ」
 『ヴィバルディーはVで始まるであろう?』
 「でしょでしょ?ブラームスだよねぇ」
 『へぇーずいぶんと難しいこと知ってるじゃない』
 「習ったんだよ 覚えてたの」
 『すごいねぇ・・・』
 「でさお母さん ダルセーニョって
  (もとに戻る)だよね?」
 『そうそう!・・・・あれ?
  ダルセーニョって・・・
  (すごくゆっくり)じゃなかった?』
 何だか突然ご飯を食べながらの話に
 わけがわからなくなってきました
 「何言ってるのよお母さん」
 笑われてしまいました
 「デクレッシェントってさ・・・」
 『(だんだん小さく)ですー』
 「だよね あってるあってる」

 適当に答えていたら笑われそうで
 妙に緊張して答えてしまいました
 
 テストかぁ・・・なつかしいなぁ
  



2006年09月12日(火)  カステラ

 被害妄想の強いKさん
 食事は「喉を詰まらせて殺される」
 薬は「毒をもられる」と
 拒否しているそうです
 摂取量は全体の5分の1程度
 水分は5口なんていう記録が
 当たり前になってきました

 今朝も私がKさんの居室に入ると
 この棟の主任がやってきて
 「・・・これさ 飲ませてもらえる?」
 下剤です 液体のもので
 無味無臭のため 飲み物に混ぜたりするのですが
 主任の話だと そのままのほうが確実だとか・・・
 了解して主任がいなくなってから
 スプーンで渡された下剤に
 ジュースを少し足してKさんのほうに向くと
 (・・・・お前もグルか)
 みたいな顔で見ていてびっくりしました
 何の薬でありどうしてこれを飲まなくてはならないのか
 わかるまで話します
 「飲んでお通じがあろうがなかろうが
  私にはもうどうでもいいことなのよ・・・」
 こうなると 少々厄介ですが
 少しでも不快感を取り除いて差し上げたいと
 気持ちよく過ごしていただきたいという思いを伝えます
 『Kさんがいないと寂しい・・・』
 この言葉が 何よりの薬になるようです

 そんな中で 私の続けている水分補給では
 お茶を200cc ヨーグルト お菓子
 と この量はほぼ毎日摂取しています
 先週 我が家でいただいたお饅頭のおすそ分けで
 Kさんに差し上げたものを食べていただいていると
 「文明堂のカステラが食べたい・・・
  カステラは美味しいね」 
 と 独り言のようにつぷやいたのです 
 『娘さんが見えたら また頼みましょぅねぇ』
 何度かお願いしている品です

 それが我が家からちょっと離れたスーパーに
 銘菓のコーナーがあり
 なんと ちょこんと文明堂のお菓子が並んでいるのです
 (!!Kさんに買っていこう!!)
 そして 今日そのカステラはKさんの口に・・・
 「幸せだねぇ 食べたいものが食べられるなんてねぇ」
 と 顔をくしゃくしゃにして喜んでくれたのです
 
 食べられなくなってしまったのと
 「食べるものか」と妄想に取り付かれた今
 カステラ1個で 心が温かくなるなんて
 素敵なことですね
 言葉や態度で癒すのが
 私の仕事だと考えていましたが
 「食」でも 癒しになるものなのですね
 Yさんの言う
 「あんたの買うお菓子が一番美味しいわ」
 という言葉も 「食」の癒しからだったようです

 (食べたいって言ってたっけ)(これはきっと喜ばれるな)
 (これなら食べられるかも) 今までそんなことを思いながら
 スーパーを歩いている自分が
 職業病!? なんて 笑えていたのですけれど・・・

 



2006年09月10日(日)  美術館


 箱根にあるポーラ美術館へ
 初めて出かけてみました
 その途中で ゛星の王子さま美術館゛
 があるのですが
 上の娘が「ここ入りたい」
 と言い出しました
 『ええっ だっていつも入ろうって言っても
  「星の王子さまは話がわからないからねぇ・・・」
  って 嫌がっていたじゃない!!』
 「でも今日は入りたいの」
 く・・・・わがままな
 
 というわけで行き先変更
 星の王子さま美術館に行ってきました

 入り口には 自動的にしゃぼんだまが吹き出ていて
 可愛らしい雰囲気を出しています
 中は中世の町並みのようになっていて
 見た目よりも奥へ広がっています
 中学生以下はスタンプラリー
 高校生以上はクロスワードと
 ジックリ楽しめるような遊びが考えてあります
 建物はレストラン ショップ 展示に分かれています
 展示の建物もにはいると
 サン・テグジュペリの写真が
 壁に所狭しとかけてあります
 サン・テグジュペリは豊かな家庭に生まれ
 幸せな暮らしをしています
 子供時代の写真も
 スーツでおめかしをしているものが多く
 兄弟姉妹も大勢居ました
 
 激しい激戦の中でも
 心のこもった手紙を
 親友や家族 恋人に送り
 手紙の端に 細かくてかわいい
 挿絵を入れたりしています
 戦争を体験し 命の危険をさらしながら
 人に対して感じたことや思いを
 物語に織り込んでいきます

 激戦の時代だからこそ
 温かい思いや優しい心が言葉に替わっていったのでしょうか
 ずっと幸せな暮らしで平和な生涯だったら
 もっと違った物語が生まれたのでしょうか

 上の娘と2人のデート
 今度こっそり1人で行って
 ジックリ読みながらクロスワードを
 楽しみたいな と思いました

 
 
 



2006年09月09日(土)  ベル


 母と一回り下の妹
 私の叔母ですが
 叔母の娘
 私の従妹ですが 
 来月結婚式を挙げます
 今日は日が良いという事で
 一足早く お祝いを届けに行ってきました

 従妹は準備に忙しく
 不在でしたが
 久しぶりに叔父と叔母の顔を見ることができました
 
 叔母の家には犬がいます 雑種なのですが
 この犬は 10年前に 
 私が知り合いから譲ってもらい
 犬を飼いたがっていた 
 叔母にお願いした犬なのです
 
 名前は 「ベル」
 なんとこのベルは 
 猛烈に吠える番犬なのです
 誰かが来ると居なくなるまで思い切り吠えます
 ですから 母などは「犬がうるさくて嫌」
 と 叔母に文句を言います
 娘たちも傍によることもできません

 しかし・・・・
 私だけには絶対に吠えないのです
 娘が私の後ろに隠れて
 私の手の上から手を乗せても
 私の後ろを覗き込むように吠えています
 私がびっくりするからちょっと離れてて
 と 娘には諦めてもらいます
 私だけになると
 ゴロンと裏返って「お好きなように」と
 心を許してくれたりして

 これはどうしたことなのでしょうか
 どちらかといったら
 ベルが小さな時に
 愛するお母さんからベルを引き離した
 憎き人間・・・・だと思うのですがね
 もしかしたら お母さんとの記憶が
 私に抱かれて連れてこられるときに
 混ざってしまったのかもしれないですね
 いつ行っても 時間をおいて行っても
 ベルは私だけには仲良くしてくれます
 犬好きといったら 父や娘のほうが
 私よりも好き好き大好きなのにな・・・

 仲良くなりたいのに吠えられる娘
 叔母が「一緒に散歩に行けば仲良くなれるかも」
 と 提案
 叔母は『母たちと話をしていて』 と
 外で手を振ったとたんに
 ベルは反対方向の叔母に向って
 私を引っ張る引っ張る・・・
 『おばさーーーん 私じゃ嫌みたいよーーーー』
 「じゃあ次の角までね」
 次の角まで来てもらい 
 『じゃぁぐるっとしてくるね』
 「ベルちゃんよかったね いってらっしゃい」
 私がドサクサで走り出しちゃえと思い切り引いたとたんに
 (おげぇーー)っとまたもや思い切り
 向きを変えて叔母のほうへ・・・
 ・・・だめだこれじゃ
 結局叔母についてきてもらい
 叔母の傍を離れないベルの紐を持つという
 大役を娘がさせてもらい
 仲良しになって並んで帰ることができました
 娘は満足で家に戻り
 小走りで玄関に向います
 『あ・・・叔母さん もしかして
  玄関に入ったら ベルちゃん吠えるような気がする』
 と 叔母に言うか言わないかの内に
 (わわわわわわわわわわわんわんわんわんわんわんわんわん)
 ・・・・・やっぱり
 『・・・ねっ?』
 あわてて叔母が駆け寄り
 責任重大なリードを投げるように叔母に手渡した娘
 さんざんお説教をされて
 しょげ返るベル・・・

 おりこうさんなのよね
 自分の領地を必死で守っているだけなのですものね
 老体にはきつい暑い中 突然お散歩に連れまわさせて
 はぁはぁなベルちゃん
 何だかけな気な性格だなって思いました   



2006年09月08日(金)  気持ち

 担当のKさん
 時々覚醒せず
 食事が摂れない時があります
 今朝もそうだったようで
 ヘルパーさんから伝えてもらいました
 
 このKさん
 ものすごい被害妄想にとりつかれています
 最近では「首を絞められる」と訴えたそうですが・・・

 Yさんの棟のヘルパー室の冷蔵庫に
 新聞のコピーがあるのを見て
 何かと読んでみると
 特別養護老人ホームの老人虐待についてでした
 男性職員による女性に対する
 性的虐待だそうです
 ・・・言葉も出ないですね
 なんて卑劣なことを・・・
 体のあざや オムツの汚れ方に不審を抱いた家族が
 盗聴器を仕掛けて まんまとはまったようですよ
 記事の中にいくつか言葉が出ていましたが
 奴等を 殴りつけたくなるようなものばかりでした

 その記事を読んだ後だけに
 ちょっと疑ってしまったりも・・・
 被害妄想プラス ヘルパーの粗雑な扱いが
 手伝ってしまったのしょうか
 私はよそから来る人と思っているKさんは
 私に助けを求めるのです
 連れて帰るわけにも行かず
 どうすることもできないです
 その不安をできるだけ解消するのが仕事なのですけどね

 Yさんに緑茶を用意していた私に
 「飲まないでしょう」と私と同世代くらいのヘルパーさん
 『緑茶はご自分で持って飲んでいただけるんですよ』
 「へぇ・・・・ なんかさぁ 殺されるとか言ってさ
  チョコレート上げたら 毒じゃないか?っていらないって言うから
  私が食べちゃったよ もったいない・・・
  ゴディバなんだもん」
 『・・・あぁ・・・被害妄想が強いですものね』
 ・・・ヘルパーさん・・・食べないでいただきたいです
 ご家族がKさんにとKさんの好きな物を
 持ってきてくださるのに
 ヘルパーが食べちゃってどうするんだろう
 私は勧められても食べたことがないです
 ご家族の思いが入っているものですから・・・
 考え方 硬いですか・・・?
 
 今朝は私の顔を見ると
 すごい温かい笑顔をくれました
 『わぁ・・・いいお顔ですねぇ』
 私も思わず声をかけてしまうくらいです
 「あんたには色々世話になったねぇ」
 ・・・・え?
 『いやぁ これからが本番のお世話ですから
  お元気でいてくださいよ』
 冗談交じりのその言葉に ついつい泣きが入ってしまうKさんです
 いつもは 「殺されるよ」「死んじゃうよ」
 と 生にこだわる発言が多いのですが
 気持ちが生きることから離れたような発言は
 珍しいことです
 『朝ごはんを食べていないから
  お腹がすいたでしょう?』
 と言っても首を振るばかりです
 「お腹がすいたのかすかないのか
  もぅ わからなくなっちゃったよ・・・」
 言いながらも うとうと始まるのです
 それでも 言葉をかけながら
 体をマッサージします
 以前 テレビで食欲がないお年よりは
 マッサージで体の代謝を良くするといい
 と言っていたので 時々Kさんに使う裏技です
 足も手も 枯れ木のように細くなってしまいました
 15分ほどすると 覚醒し始めて
 座位に切り替えられるほどになります
 ヨーグルトとおまんじゅうに緑茶を50cc
 召し上がりましたよ 笑顔で♪
 ヘルパーさん驚いてくれます・・・

 担当時間をずらして
 食事介助に入ってみたいと思うのですが
 Yさんも不安になる時間帯ですから難しいです
 緊迫しているのはKさんなのですけど・・・
 うーん

 心の重さを感じます



2006年09月07日(木)  防犯

 オクラのピクルスできましたよ
 おいしいおいしい♪
 最高です


 わが地域は
 防犯運動がとても盛んです
 以前 車に「パトロール中」の
 カードを掲げて走ることを義務付ける話を
 日記でしましたが
 それだけでは治まらないようで
 地域の自治会 敬老会 婦人会の方たちが
 小学校の下校時間に合わせて
 ポイントに出てきて下さっています
 
 ・・が・・・しかし・・・

 毎日暑い中寒い中大変
 家のことがおろそかになる
 時間の拘束が辛い

 という苦情が絶えないとか
 どう思われますか皆様方・・・

 そこで小学校のPTAも
 黙っているわけにいかないわけです
 今月から地区ごとに
 当番制として義務付けられ
 当番表が作られて配られたのです
 当番の日は 自分の子供の下校時刻に合わせて
 その前 40分間 自分の子供が大勢の場合も
 その都度帰る時間に合わせて
 40分パトロールする といものです
 つまり・・・4時間目と5時間目と6時間目に
 1人ずつ我が子が帰るお宅は
 12時半頃から4時半頃まで
 ずーっとパトロールをすることになるわけですよねぇ・・・

 パトロール中は 蛍光色の腕章をつけること
 自分の子供だけでなく
 周囲の子にも気を配ること
 など 注意書きもあります
 とりあえず 2ヶ月間の試用期間を経て
 もう一度検討しますとはありますが
 防犯は大変なことだと
 つくづく感じてしまいました
 車のステッカーの義務付けの時
 あるお母さんが 
 「もっと防犯に対して
  敏感になってください
  もっと緊迫感を感じてください
  子供達が狙われているんですよ」
 ・・・と
 そう言われると
 確かにボケボケしている自分が
 恥ずかしくなったりするのですけどね・・・

 
  

 



2006年09月06日(水)  ピクルス

 ピクルスは もう半分になりました

 漬酢がもったいないな・・・
 糠漬けじゃあありませんが 
 また同じものを漬けようとも思いましたが
 2度目からは絶対に飽きてしまう気がして
 別のものを考えました
 何がいいかな・・・
 ・・・オクラ
 そうだ オクラにしよう!!
 思い立ったので すぐにスーパーによると
 また いいオクラが並んでいるじゃないですか
 ついつい 5袋も買ってしまいましたよ・・・
 家に帰って
 『オクラのピクルスつ〜くろっと』
 「・・・私いらないから」
 と 子供たちには大変不評です
 『いいもん お母さんとばぁばで食べるから』
 ピクルス好きの母にも 今回分けているので
 オクラ好きでもある母には喜ばれるのではないでしょうか
 残りの漬け酢にオクラを入れると
 ちょっぴり酢が足りなかったですが
 彩りにホワイトアスパラを入れて
 緑と白で 綺麗です
 ピクルスは透明の密閉瓶で漬けますから
 中が見えて「これが美味しそうだ」とか
 「こんなにちっちゃいのがいる」とか
 「にんにくがへばりついてる」とか
 水族館みたいに目でも楽しめるところがいいですね
 上の娘は「これは食べちゃ駄目だからね」
 なんて どれがどれだかわからなくなってしまうのに
 指で押さえたりしますが
 酸っぱいものと野菜が苦手な下の娘にとって
 この密閉瓶は少々苦痛でもあるようですね・・・

 まぁ 食べたいときに食べたいものを作って食べると
 とっても美味しく感じるものです
 旬のオクラが漬かるのが楽しみです

 
  



2006年09月05日(火)  レシピ

 久しぶりにピクルスを作ろうと思い
 憧れの料理家さんの本を引っ張りだしました
 何年振りでしょうか
 密閉瓶も出して綺麗に洗いました
 後は材料を揃えるだけ
 と 何気なく本をめくっていたら
 簡単な素材と方法でできるお料理が
 たくさんでてきます
 ・・・時間をかけた料理をしてないな
 ちょっと反省です

 電子レンジを上手に使った料理がいくつかあり
 やってみたくなりました
 鳥肉巻きです
 アレンジもたくさんできそうです
 まずはレシピ通り
 インゲンも電子レンジで火を通し
 それを中心にして ハム チーズ 鳥の胸肉
 ぐるっと巻いて ラップに包み
 6分で出来上がり
 子供たちにも喜ばれて
 おかわりの催促をされました
 次回は巻くものを変えて
 もっとたくさん作ってみよう

 手のかかるものは気が進まなかったのですが
 お料理はやっぱり楽しいです
 ピクルスは明日に食べられます
 そろそろケーキも焼きたい感じです
 脳の活性化ですね



2006年09月04日(月)  お風呂

 今日から担当のYさんの
 介護入浴をします
 私が入院の間
 ヘルパーさんにバトンタッチしました
 ヘルパーさんの話だと
 「全然平気よ こっちで入ってもらおうよ
  ○○さん(私)もっと楽する事考えなぁ」
 体を気遣って 今朝すぐにその話をしてくださいました
 こんなに楽な仕事をさせていただいているのに・・・

 実は金曜日にYさんから
 「何も困らせんと 自分でしとったで
  お風呂だけな・・・お風呂だけは・・・
  あんたに入れてもらわなあかんのや
  掃除も洗濯もせんでええ」
 ・・・よく聞くと
 顔にシャワーをかけたり
 頭からじゃあじゃあお湯をかけられたそうで
 『息ができないじゃないの?』
 という私の素朴な疑問に
 「ほんとーに!!ほんとーーーーーに
  そうなんや その通りや」
 と 深々とうなづいて話してくれました
 休む前はずっと私が入れていたので
 実はそういうのがここでは当たり前だという事が
 初めてわかったようなのです
 幼馴染のお友達の妹さんがパートで入っているのですが
 「○○さん(私)がいなくてさ ヘルパーが雑に扱ったからさ
  ○○さんのありがたみがよーーーくわかったと思うよ」
 『それはどうだろうかねぇ』
 とは言いながらも
 なんとくわかる部分もあり・・・
 それは個人雇われの得な部分です
 金曜日は
 『これからは私がお風呂しますからね
  私も楽しみ!』
 という事で帰ったわけです

 ですから 朝のお気遣いは
 おろおろするほど困るものでした
 入れ方が気に入らないなんて事は
 絶対に言えないわけですから
 『どうもご本人のなかで
  お風呂の入り方においては
  こだわりがあるようでして・・・』
 「やっぱり?なら これからもし
  ○○さん(私)に何かあったら
  こちらで入れるって言う条件付にしよう」
 ・・・よかった
 ヘルパー主任なら絶対折れない話ですからね
 相談員を通さなければならなかった内容です
 分かり合ってるヘルパーさんだからこそ
 話がすぐに伝わりました

 いつも通りに貸切で入るお風呂は
 Yさんにとって極楽だったようです
 いつもは5分程度の半身浴ですが
 10分以上も「出ようか・・・」
 と言っては「もう少しええな」
 と 自問自答しながら のんびり浸かっていました
 
 この介護入浴仕事をこなせば
 いつもどおりの日々が始まった気がする私です
 夕方の喉の腫れた感じはまだ続きますが
 日々よくなる実感もあります
 頑張りましょう
 



2006年09月03日(日)  CD

 寝室のテレビが壊れてから2週間ほどでしょうか
 キッチンのCDデッキも壊れていたので
 安くて同じものを2台購入しました

 頼んでから1週間で
 やっと手元に届きました
 何だか 倉庫から直接のほうが早いということだったのに
 宅配が2台揃うまで預かっていたそうで
 あわてて 電気屋の店員が運んできたのです
 昼間に電話が入り
 「1台しか届いていなかったそうで・・・」と
 お詫びが入ったのですが
 『1台?1台も来ていないですよ?』
 「え・・あ・・・と・・・」
 『お金を払っているんですけど?』
 と ちょっと強気で言ったので
 あわてて持ってきたという感じなのです
 『何が起こったんですか?
  忘れちゃったのかな?』
 「いえ 発送はすぐだったんですけど
  2台揃うのを待ってしまっていたらしくて・・・」
 ・・・っていうか 2台発送すればすんでることじゃない?
 やっぱり電気屋が間違えていたんじゃない
 まぁいいか 届いたのだから

 下の娘が 待ちに待っていたので
 1つはあけてもらいました
 一番に聴こうと 買って待っていた
 CDを早速かけて机の前に置いて
 その前に座って聴いています
 安いデッキなのになかなかいい音ですね
 このごろのものは結構いいのね
 ラジオもノイズ一つしませんよ
 なかなかチューナーが合わなかったり
 アンテナの向きで入ったり入らなかったりなんて
 時代遅れなデッキを使っていたので
 驚き感動です

 娘が初めて買った
 自分だけのCDは
 ゛ピクミン゛です
 もう流行が過ぎたのかな
 ゲームの曲が延々と入っているのですが
 結構可愛らしい曲ばかりでいいですよ これ
 おすすめです

 このCDを車で聴いて
 上の娘がお友達から
 キューブとピクミンを借りてきて
 明けても暮れても居間のテレビでやっています
 確かに・・・
 かわいい内容ですし
 音楽もいいですけどね?
 その集中力は他に使って欲しいと
 思うわけですよ・・・
 



2006年09月02日(土)  ツアー


 土日に部活が入ると
 ただくたびれるだけで
 休日が終ってしまう中学生です
 今日も2時からと
 一番暑い時間に中学までの坂をあがり
 外でのトレーニングだったそうです
 2時からというのに3時に帰り
 『あら 今日はずいぶん早いのね・・・』 
 と 驚いて言うと
 「暑くて駄目・・・帰ってきちゃった」
 『ええええっ!そんなことで許されたわけ?』
 「だって みんな休みでいないしさ
  早退したりで 集中攻撃だもん」
 『・・・なるほどね』
 先生とは色々あるので
 居心地が悪かったのでしょう

 午後はのんびりと過ごしていると
 「夜ご飯 ばぁばの家で食べたいな」
 『今から?何でまた』
 「・・・なんか 寂しいんだもん」
 『・・・・寂しいの!?』
 珍しい発言に驚きました
 『よしっ!じゃあ ご飯の後に
  コンビニツアーしよう〜』
 「うんっ!!」

 単純ではありますが
 そんなことで喜んでくれるので
 お安いものです
 6件まわって 100円のお菓子を買ったり
 フィギアを買ったりで
 ご機嫌になっていました

 気を使う年頃です



2006年09月01日(金)  不安

 長い休みの後は
 やはり不安です
 忘れられているのでは・・・
 私がいないほうがスムーズに運んでいるのでは・・・
 そんなことが頭をぐるぐるまわります

 少しばかり足取り重く
 職場に入っていくと
 「あぁー!!お久しぶり!!
  Yさんがずっと待ってるわよ」
 と ヘルパーさんの声
 不安が薄くなっていきます
 会うごとに ヘルパーが
 「よかったわぁ 戻ってくれて」
 その言葉にどれほど励まされたことでしょうか
 職員ではない私ですから
 本当に必要ではないと
 お金の無駄遣いになってしまうわけですから
 頑張っていかないと・・・と
 自信ないながらも 自分に言い聞かせます

 担当のYさんの部屋へ
 『おはようございます!!』
 お天気が悪いのに 電気もつけず
 暗い部屋に座っています
 「あぁー来てくれた来てくれた
  よかったー」
 『・・・あれれ 暗くてお顔が良く見えないですよ』
 と 電気をつけて入ります
 嬉しそうなお顔
 照れくさいような 困っていたような
 そんな表情です
 「いない間な 困ったことせんかったよ」
 ヘルパーを煩わせなかったということです
 それからどんな様子だったか
 どんなことをしてもらっていたか
 話しは止まりません
 私は担当者としか向き合っていないので
 時間がかけられます
 それは大勢を見ているヘルパーさんには
 難しいことですから
 Yさんの満足のいくような対応は望めなかったのでしょう
 『これからは私がしますから』
 「無理せんとな ゆっくりゆっくりでいいんや
  元気でな ずっといて欲しいんや」
 ウルウルしてしまうような言葉を頂いて
 この人のためにできるだけの事をしていこうと
 思ったのでした
 Kさんは 私の顔を見るなり
 悲しげな表情で固まっています
 ・・・見たことあるけど久しぶりなような・・・
 『んー・・・忘れられてしまったかな?』
 と 独り言のように言うと
 「忘れられたと思ったのは私のほうよぉーー」
 と 泣き声に・・・
 「病気でもしたのかと思ってたの」
 『実はそうなの 扁桃腺を取る手術してきたのよ
  心配かけてしまうかと思って
  秘密にしてた  ごめんなさいね』
 「いいよいいよ戻ってくれたならいいよ」
 実はKさん こんなに私を認識してくださっているとは
 思えなかったのです
 正直なところ 驚きました
 それでも戻ろうという思いが揺らがなかったのは
 やはりご家族が私をとても必要としてくださったからです
 「悪いところを治して 元気でまた母をお願いします」
 と 決意したような口調で言われたからなのです
 私を忘れてしまってもいい
 私といる一時が 穏やかであれば・・・
 そう思っていました

 扁桃腺がひかなくなったのは
 無理があるからではなかったかと
 働くことに臆病になっている私です
 仕事のことも子供の学校のことも子供とのことも・・・
 無理せんと ゆっくりゆっくりでいいんや
 本当にそう思えた日でした
  


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いっしょくん [MAIL]

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