1時間枠ではいっている担当の女性は このところ 高揚しています そう・・・この状態で1週間以上になるでしょうか
そして今日 このところヘルパーが添い寝をしているとのこと 今朝も「彼女が細い人だからできることよね」 と 賑やかな話題になっていましたが・・・
確かに 目つきも態度も 少し違います 何とか離床して いつものお茶のみ場へ 言葉もはっきりとしたもので 会話もよくできます 娘さんの持ってきたりんごを摩りおろしたものを 食べていただきながら こんなことを言い出しました 「こういう所には 1人でいるものじゃないわね」 えっ? 「寂しいなんて もんじゃない」 ・・・・ 『・・・わかるような気がします』 そんなことを言ってはいけないかな 小さな白い部屋に長い時間居ると どんなに心身健康であっても 異常をきたすであろうと思うのです 「あんたが帰ってしまうと 寂しくてね どうしていいのかわからなくなるよ」 どうにもできないです 1日1時間の対応では この人の寂しさはとてもなくすこと事はできないです 寂しい・・・誰かと居たい その心の叫びは 心の奥に伝わってきました
中秋の名月です
この2、3日 厚い雲に覆われていて 今日も月は見られないと宣言する天気予報も多い中 下の娘が 月見団子を食べることをそれはそれは楽しみにしていました このところ複雑な下の娘 望まれてできることなら かなえてやりたいと思うのです そこで 夕方から 準備していた栗入りのお団子を作り 残りのご飯でお稲荷さんを作り スイミングを終えてから 近くの高台へ車をはしらせました 行く途中で 満月を発見 「ああああああああ 早くしないと消えちゃうよー」 ・・・消えないってば 「ずっとついてくるし いなくなりそうだよ」 下の娘 真面目に言っているのか 笑わせようとしているのかわかりませんが かわいいことを言い続けています 曇りで見えない 朝の天気予報ではそう言っていたと それでも観に行くのか お団子を作ってくれるのかと それはそれは心配していたので 例え見えなくても お団子を持って見に行く約束をしていました
雲は娘の味方になってくれたようです さぁっとなくなったかと思ったら 煌々と月が出てきたのです 『いい月だね』 ゛月が出たらお団子持って一夜城にいます゛ お友達にメールを打っていましたが だぁれもいません ゛いい月ですよ お団子も美味しいし゛ そのメールに みんな上がってきました きれいだねぇ 「忙しくても お団子作る時間はあるんだ」 なぁんていわれながら 栗の入ったお団子をひとつずつ食べてもらいました
それぞれ忙しく 久しぶりにあうお友達に 親も子供も暗闇を忘れておおはしゃぎ 「今度は昼間に遊ぼうね」 約束をしておりてきました 綺麗なものは 共感できる人とみてこそ いいのでしょうね
「死に対する恐怖と 罪悪感による妄想」
今朝 担当女性の日誌を見ていたら こんな風に書いてありました このところ躁状態が続き ベットから降りようとしたり 服を脱いでいたり ゛元気で機嫌が良い゛状態を通り越しているのです 躁鬱のある女性なので 躁の後に すぐ鬱がくるのですが 今回 躁が長くて激しいのです 先週は自分で立てると思ったらしく 車椅子から立とうとつかまれそうなものに手を伸ばしては 前のめりに成り立つ格好になり 手すりにつかまってもらい 立ってみたほどです やはり気持ちというのはすごいもので つかまり立ちができたのでした それが夕べ とうとう妄想がひどくなり 「火事だから 火を見に行きましょう」 「お母さんに叱られるから 起きなくちゃ」 と だいぶ錯乱したようで 夜勤者が添い寝をした・・・とまでありました 痴呆とは 少し違うように感じます やはり精神的に異常を感じる・・・そんな風です 見方によったら・・・痛々しい・・・です 死に対する恐怖 生きていることの罪悪感 四角い白い部屋で ただひとり そんな心を育てているのでしょうか・・・ 外に気持ちが行くように 接するしかなかったのです・・・
すぐに自分に置き換えてしまう私には 重たいものがありますが・・
来週の火曜日は 中秋の名月です 今日はスーパーに行ったついでに お団子の粉を買いましたよ 下の娘が「お月様見ながらお団子食べたい」 なんていいだし そういえば 去年 高台までいって いい月を眺めてお団子食べたっけ で・・・今年もすることにしました この日記を読んでくださった方 一緒にお団子いかがでしょうか
限定 10個くらいかな・・・ ふふふ
最後のレポート提出しました これが合格したら メインは終わり 後は細かいことが残っていますが 着々と資格取得に向っています
がんばるぅ
元気すぎる・・・なんていった矢先に ココアの様子がおかしくなりました
子供達がこねすぎているのかもしれないけれど 下痢がひどくて 吐いたりもするのです 今日はだいぶ落ち着いたようですが 元気がなくて・・・ 毛艶のいい猫なので 病気があるようには見えませんが 少しそっとしてあげようと思います そうしたら 冷蔵庫の前で ずーっと眠っていました お疲れ様です・・・
仕事から帰ってきました テレビを見て 私 泣いてます 子供のこと 体のこと これからのこと・・・ 精一杯頑張りたいのに 上手くいかず 心も体も バランスを取るのに大変な日々です
仕事を終えて家に戻り 1人で食事をするのに テレビをつけたのです 用があり 母に電話をしました 『明日は仕事休んだからね ところでさ・・・テレビ見てる? 右手が麻痺しているのかな この男性 片手でピアノ弾いてるよ?』 「うん この人 音楽コンクールで 私と一緒に賞をもらったのよ」 へぇ・・・ 2年ほど前に脳の病気で倒れ 右手が麻痺したものの 懸命のリハビリで片手弾きで復帰したとのこと・・・
目を閉じていたら 両手で弾いているかのよう なんてすごい人なんだろう・・・ プロのピアニストが 片麻痺でピアノ復帰しようなんて すごい精神力ではないでしょうか
私にとって音楽は あまりにも大きな存在で 身を投じることを避けてきました 音楽に導く母を憎み 音楽から離れ 意地になった思春期の頃・・・ 大人になり 音楽に心を動かされ 音楽に助けられ 音楽に泣かされ・・・ そのたびに 音楽に謝罪するような思いがしています 舘野 泉さん 私が生きていく中で またひとつ 音楽が私を許してくれたような気持ちがしましたよ ・・・感謝です
今度の日曜日は区民祭です その時の競技に 長縄があり 今夜から日曜に向けて練習が始まりました 夜7時からの練習で 1時間以上飛び続けていました でも さすが子供ですから 体で覚えてしまいます 「もっと早く飛べ」 「とまるな」 「はしって飛べ」 そんなことを言われているうちに どんどん速くなります 子供ってすごいなぁ あと2日間練習すると本番です この調子なら いいところまでいけるかも・・・ですね
敬老祝会でしたよ
国歌斉唱のときに 君が代の伴奏をしました 去年に続き2度目です 去年はみんなで歌うのかと思って 伴奏を始めたら 主任さんが急いででてきて歌いだしたのです それを思い今年は誰が歌うのかと思ったら 男性の年配ヘルパーさんでした 始まる前は 「どうやって歌ったらいいですか?」 「キーは下げてくださいね」 「ピアノにあわなかったらついてきてくださいね」 などなど注文が入りました 弾き始めて 歌いだしたら すごい声量で ピアノなんて聞こえやしないのです それはそれでいいのですが ちょっとびっくりでした
市内で一番の高齢者が住む施設ですから おめでたいです
ココアもずいぶん大きくなりました 体が大きい分 いたずらもダイナミックになり かなり手を焼いています
昨日の運動会の忙しい朝 クーちゃんの見える窓の 網戸をぶち破り クーちゃんとご機嫌で遊んでいたり 襖で爪をといで大穴あけたり 障子を破って隣の部屋への通用門を 勝手に作ってしまったり 亀吉の餌の乾燥海老を 部屋にぶちまけて 満足してみたり 棚の上から物と一緒に落ちてきたり・・・ もう どんがらがっしゃん大騒ぎです そして決まって いたずらの後は ゴロゴロゴロゴロ絡み付いてきて 「ねぇ 怒った? 怒ってないよねぇ」 と ご機嫌伺いです
私がこうして日記を書きはじめると 決まってソファーの上に丸くなり 次第に仰向けになり もう少しすると 万歳になって仰向けになり 猫風「大の字」になってしまいます ・・・こうしていると かわいいのになぁ ねこっぱしりが始まると 部屋から部屋へ 端から端へ 猛ダッシュするのです
家が・・・傷む
かわいくて みんなに笑いや話題を提供してくれるから 許してしまうけれど・・・ 猫1匹 家で飼うのって大変ですね
運動会としては 最高のお天気だったと思います
運動会初めての下の娘と これが最後の下の娘 2人が同時に運動会というのも 最初で最後です
そこで・・・なっ・・なんと 下の娘が リレーの選手だったのであります 負けん気の強い子なので 人より先に走らないと気がすまなかったのでしょうね お弁当のときに 幼稚園からの仲良しグループで話していたとき 「リレーに仲間内の子が出てたら応援するのにね」 なんて言いながら 下の娘に 「リレーの選手ではない?」 と みんなの質問に 「選手だよ」 『えええ リレーだよ?』 「うん!」 ・・・勘違いだろうな 『色別リレーだよ?』 あまりにもみんなが信じないないものだから 「やっぱり 間違えてるかもしれない・・・」 『なんだぁ』 ・・・誰も信じないのか・・・ 運動会最後の種目 色別リレーは 我が子が出なくても盛り上がります どれどれと覗いてみたら スタートラインにいるのは 娘じゃないかい あわてて ビデオを構えます 半周走った子が速かったおかげで 2位でゴール 全体で1位でした 自信にあふれて戻った娘 「1位だったよ」 と ご機嫌です 初めての運動会は 楽しかったでしょうね
明日は運動会です 今日は仕事を終えたまま準備にいって お弁当の仕込をして 授業に出て ちょっとよれよれです
今日は寝ましょうね
お友達が食べていたバナナチップが それはそれは美味しそうなので さっそく買ってきました 久しぶりに食べたけどやっぱり美味しい 子供達が学校から帰ると 「お母さんの?」 『いいよ 食べても』 「わぁい」 ・・・ぼりぼり食べちゃうなぁ 残しておいてぇ
ココナッツオイルで揚げてあるので 香りがいいです 癖になりそうです
今夜の講義は実技でした ベットに寝たきりの人がいる状態での シーツ交換です 横向きになってもらい 片方のシーツをはがして反対向きになってもらい 新しいシーツを敷きながら古いシーツをはいでいきます その時に 小さいほうきで掃き出しながら 声をかけながら シーツの角を決めながら ベットから落ちないように体を支えながらの ゛ながら゛仕事です その後 車椅子操作の実習です 狭い教室を出て 夜の街に繰り出しました 車椅子を押す人 乗って押してもらう人 16人が3台の車椅子を使い かわるがわる進んでいきます 16歳の若い女性が 恥ずかしいらしく 下を向いてひぃーひぃー言いながら歩いています 私は仕事で毎日扱っているので ちょっぴり自信ありです
この学校の車椅子は ドイツのマイラ社のものです この車椅子 大変機能的で 全部分解できるのです これはすごいことです タイヤまで取れちゃうのですから フットレストも機能的でした これからの時代 介護機器もいいものがでるでしょうね いろいろなことが学べます
お仕事で担当の女性 2人のうち1人は 一昨年の2月から始めて 1年半以上になります そのなかで1 2をあらそう スーパースペシャルハイテンションの日でした
まずお部屋に入ると 「あらぁ いらしてくださったのねぇぇぇぇぇ」 と ベットの横のサイド(柵)から足を出して 腰掛けていたのです ベットの横には転倒防止の敷布団が敷いてあるので ホッとしましたが かなりの高揚ぶりです 「早く出かけないと間に合わないのよ」 何やら慌てているようなのです 『出かける前におしっこが出ていないか 見てみましょう』 「そうね そうしましょうね」
このところ 子供のような表情で にっこり笑うのが精一杯みたいで 痴呆が出て 私がわからなくなってきたかな・・・ なんて思っていた矢先で この様子には 慌ててしまいました おむつを換えて車椅子に移動して 靴を履かせようとしたら 「それはこっちよ」 私が慌てて間違えた左右を 正したのです ・・・うわぁーさえてるなぁ いつもは間違えてはかせても ベルトを締めるときに私が気がついて 『あぁぁぁまちがえたぁぁぁ』 と慌てて直すのに・・・
そんな状態ですから 散歩も外に出かけました タクシーやバスを見るたびに 「あれに乗っていきましょうか」 というので 『いいですけど・・・どこに行きたいですか?』 「いえいえ どこに行くっていうわけではないのよ」 なのです でも「どこかにいきたい」「どこといっていくところもない」 このやり取りが延々と続き 園バスを見つけて ちょっと興奮してしまいました 運転士さんに目配せをして ゛乗れないっていってください゛ というと 「今日は車椅子が乗せられないんですよ」 との言葉に 「あら 車椅子って?」 自分が車椅子に乗っていることを忘れていたようです そんな感じで 食事の誘導をするまで 「あのバスに乗ればよかったのよ」 と ぶつぶつと言われ続けたのでした
テンションが高いというのは 会話が楽しくて 反応が良くて 嬉しいのですが なだめたり気をそらしたり 説得するのが難しいです 毎日毎日変わる心に 対応していく力がほしいです
はぁ・・・ 小さい頃から扁桃腺肥大で 風邪や疲れですぐに腫れては 高熱を出していました 長い付き合いの扁桃腺 ・・・そろそろお別れしたいなと・・・ 勇気が出ません・・・ でも大きくて苦しいのです 切るくらいなら我慢できる・・・大きさだったのですが 我慢・・・できなくなってきたわけです 首を横に向けると喉の中で扁桃腺がよれる感じがしたり 寝ているときに喉の力が抜けてふさがってしまうようです でも・・・切るって やっぱり痛いでしょうし 苦しいでしょうし 話せないでしょう? 仕事のこともあるし 入院となると 覚悟がいるでしょう? 辛いほうがいいか 痛くてもとったほうがいいか 決心がつかないでいます
授業のレポートを仕上げました 難しいなぁ・・・ みんなどうしているのかな・・・
髪を切ったのですが もしかして・・・全然似合わないような気がして・・・ まぁ・・・切ってしまったわけですから しばらくは仕方がないですよね そのうち伸びるでしょうし 今 髪型って決めるの難しいです 自分のイメージであれこれ伝えるより 雑誌や 切抜きを持って「これで」 と一言言えば その髪型をその人にあった形に 仕上げてしまうのですから 私は 写真のようには行かないし 写真のモデルさんはかわいいから似合うのよね なんて思っていたのですが 先日本屋で ゛流行のヘヤカタログ゛なんていうのを見つけて パラパラとめくると 髪質やら顔かたち 色 年齢もさまざまなモデルさんが ずらりと並んでいたのです そのなかに 「あっ これいい感じ」なんていうのを見つけてしまい やってみたくなったのです なんかぁ いい年して 流行りも何もないかな と 恥ずかしかったのですが・・・ いつも美容師さんと相談して 迷いながら結局は 「おまかせします」となってしまうのが 自分のことなのに 投げやりで変だなと いつも感じていたのも本当のところです
初めてカタログを持って どきどきしながら 「こんにちは お久しぶりです 今日はどうしましょ?」 『・・・こ・・これで』 「おお 持ってきましたか」 『モデルとかけ離れた顔と年齢ですが・・・』 「いえいえ とんでもない」 そんな会話から始まり いつものように切りはじめたら迷いのないはさみさばきで 髪を切ってしまいます 写真のようにするにはもう少し長さが足りず できませんでしたが 「後半年伸ばしたら こうなりますよ」 『半年かぁ・・・長いなぁ・・・でも 仕事のときは縛りながら 楽しみながら伸ばしたいので 半年先に繋がるようにお願いします』 と お任せしました
出来上がりを 大きな鏡で見せてもらうと 思った感じになっていたので 喜んで帰ると それでもカットしてきたの? 前とどこが違うの? かえって伸びてない? と まぁ 上の娘が言いたい放題です 馴染んだらよくなるもん!! 美容院の後は自分がどうなってしまったのか不安なのに いいもんいいもん ・・・失敗かなぁ・・・ でもいいの えーん
ヘルパー2級の講義も6回目となり 基礎講座から実技が入ってきました 初めての実技 必要なものは 胸に大きく自分の名前をつけたエプロンです 大きな名前に みんな照れくさそうにしながら 初めての実技です
シーツ交換 シーツにしわのないように引き締めながら 角にきちっと折り目を作ります シーツのしわは 寝たきりの人にとって じょくそうの原因となりますから ぴしりとしなくては・・・ 昔 特別養護で働いていたときに 半日で40床こなさなくてはならなかったので 三角を作って角を出して・・・ なんてしていられなかったのが事実です 寝る部分にしわがなければ良しでした ・・・基本はこうなのかぁ・・・ 正しいやり方を初めてしたと思います 大体わかっていても ちゃんと基礎を知っていることは大切です 資格も必要だけど こうして技術を知ること 方法を身につけておくことは 仕事に対する不安や迷いを減らし 少しずつ自信へと繋がっていくように感じたのです
これから先 この仕事を続けていけるかわからないけれど この仕事に関わったことを 自分の実績にかえられるよう しっかり向き合っていかなくちゃ・・・なのです
昨日のようなことがあり 日記を書くことで 自分の何かが見えてくるかと わずかな期待がありましたが すっきりとせず 自己嫌悪に陥って どうしようもなかったのです
お友達にこぼし始めると 堰を切ったように自分の思いや 反省 望み 心に詰まっていたものが次から次からでてきました 「言いたいことが伝わってこない」 そう言われても 止めるのにやっとなくらいでした あぁ・・・私は話がしたかったのか そんな思いが 詰まった心の中から見え始めたとき 私も心のケアが必要なんだと実感しました 飲まれてはいけないと 始めた頃は心して自分のケアを捜してきましたが 仕事をしている自分と そうでない自分が 切り替えられるようになった頃から ケアのことなどあまり気にしなくなっていました やはり・・・必要だったのかな 自分の気持ちを整理する会話 ホッとできる会話 反省させられる会話 心に働きかける会話が どれほど必要であるかがわかってきました 自分をコントロールできるように まだまだできていなかったのかな ・・・そうなのですね
仕事で担当女性に意地悪をしてしまいました 意地悪・・・そう きっと相手は そう感じたと思うのです 原因は゛お茶゛それだけのことです 茶配という仕事があります 私ではなく 職員の仕事なのですが 担当女性の場合 特殊なので 私がすることがあるのです 水分補給は大切です お茶はいつでも飲めるように 湯飲みやポットを一杯にして置くのですが 飲まない量のお茶を置いておかないと 大騒ぎするわけで・・・ それも 隣の精神病の女性と張り合ってのこと どんなにすすめても飲まないお茶を 茶配のたびに捨てて入れ替えるということに 抵抗を感じるか感じないか 些細な感情の動きです 500ミリのペットボトル・・・ 茶配の担当職員がひと部屋ずつまわり 足りなくなると食堂に汲みにいく さっき一杯にしたお茶・・・捨てる また一杯にする 張り合って・・・ たくさん飲む人なら 私も何本でも一杯にしておくというものですが 飲まない・・・
この些細な要求が すんなり飲み込めない私も私です これが病気・・・そうも 思えるのですが そう思えないときも・・・あるのです まぁ・・・今回は 飲まないのに大量に入れる必要があるのかと 職員からの声に 主任が 衛生上もよくないし 湯飲みだけにしてみましょう というのが きっかけだったのですが 懸命の説得もむなしく ただ人を恨むばかりだったので ペットボトルに飲まないお茶を一杯入れることにしました
それが安定剤なのに・・・ お馬鹿な私でした
二学期になり 娘達が身体測定をして 健康手帳に書き込んだものを持ってきました 下の娘は 身長117センチ 24キロ 上の娘がこのときに 122センチ 23キロでした 6年後・・・上の娘の身長は 158センチ 体重が48キロでした 私が160センチなので あと2センチで抜かれるところまできました (体重は全然抜かれませんけどね・・・) このところ この2センチの差で物を言ってきている感じがします ああでもないこうでもないと 私に負けないように必死で理屈を並べたりするのです しかも 通らない理屈を次々と・・・ 大きくなったなぁ・・・ 身長を見て成長を感じました 体重約3キロ 体長50センチで生まれてきたんです ・・・はぁ なんだか・・・不思議
涙腺緩んでしまうほど 大切で愛しく感じます こんな母親で ごめんね・・・
やっと学校が軌道に乗り 上と下の娘が6時間 5時間授業になりました 1時に仕事を終えて ゆっくり家に戻り お昼ご飯の支度をして のんびりとテレビを眺めながら食べて やれやれとお茶など飲んでも まだ帰ってこないのです しかも学校でお友達とワイワイ過ごしているわけですから 帰ってきても連れ歩いたりしなくていいわけで 私にとって学校は「ありがたいところ」になってきました
帰ったらピアノ 明日の支度と 忙しく時間を過ごし 食事をして猫と遊んで・・・ お風呂に入ったらバタンキューです ・・・健康的
運動会に向けて 上の娘は体育着を新調しました 私よりちょっぴり大きくなったような気がします 色々と気を使う年ですよね 組体操に向けて筋肉痛と戦っています
下の娘が七五三です 貸衣装や着付け 写真の予約を取りに 近くの神社に行きました
ピンクか黄色の着物がいい なんて言っていたけれど・・・ たくさんさがっている中から 黄色とピンクの着物の良さそうなものを選び 仮に着せていただきました やっぱり無難なピンクかな・・・ 娘もこれがいい♪と ピンクを選び 日取りを決めていたら 少し前によかったら見に来る?と声をかけておいた 実家の両親が到着です 決めた着物を見せると なんてぺらっぺらで安そうなものを・・・と いきなり・・・ 中から高そうな刺繍と絞りの入った 昔風のいい物を発見し 「これがいい」 と言い出して・・・ 係りのおばさんも「さすがおばあちゃま こんなに良さがおわかりなんて嬉しいです おばあちゃまのお目が高いです おかあさん おばあちゃまに従った方がお得ですよ」 ・・・えぇ・・・それは私だってそうしたいわよ で・・・娘はどう説得しましょう? 娘が納得するはずもなく 私との説得タイムも役に立たず ほとんど意地になって 娘は゛うすっぺらなやすやすしい着物゛を選んだのでした 係りのおばちゃんは「まぁ・・・当日嫌だなんて 着ないで困っちゃうお子さんもいらっしゃるからね 着たいという物を着た方がいいとも言えますよ」 ・・・おじょうず 「子供に決めさせるからだ」「着物を見る目が無い」 両親と口をそろえて私を責め立てたのに・・・ なんだか気持ちの重い予約となりました 娘が機嫌よく着物を着て 関わってくださっている方たちに ご挨拶できれば・・・着る物は二の次かな・・・ ・・・で どうでしょうかねぇ
金曜日の講義で コミュニケーションの勉強をしました コミュニケーションの中の 沈黙の読み方です すごいでしょ? なんてね だってコミュニケーションて会話をすることでしょう? 会話の間に生まれる沈黙を読み取りなさいと言うことです 相手を観察し 洞察して 言葉のない時間に 何を感じて考えているのかを読むわけです ビデオを見るのですが 明らかにわかりやすい事例でずっこけてしまいました ヘルパー「私ね夢があったの 世界を回る夢 だけど それだけの力がないことを知るだけの 夢だったんだけどね おばあちゃんは どんな夢を持っていたの?」 Aさん「・・・・・私たちの若い頃は・・・ 戦争だったからね 夢なんて持てなかったよ」 ヘルパー「あぁ そうですよねぇ 戦争じゃあね〜」 と言う感じの事例です まぁ こういう仕事で「おばあちゃん」は厳禁 べらべらと自分の事しゃべっちゃうのも好ましくないです 聞き出すテクニック 受け入れる気持ち 諦めない態度 相手に好意を持たないと できないと思います 私の担当者は依存症ですから 同じことを繰り返し確認しますから 牛乳一杯飲むのにも しばらく会話をします 他愛ない会話・・・ 何度も繰り返される会話・・・ その裏には 言いたいけれども言えないことや 寂しさから来る言葉だったりするということを もう一度よく考えて 接しなくてはと思いました
下の娘を起こしたら やっとのことで起きてきて くすんくすん泣きはじめたのです ・・・あらら めずらしい 『あら?何で泣いてるのかな?』 『お熱でも出た?』 『どこか痛いとか・・・?』 何を聞いても答えないのです ・・・まいったな 拒否だったりして・・・ そんなことがあるとまず考えるのが 私との関係です ちゃんと関わっていたかな そのことで ここ2、3日の言動が思い起こされます ふと思ったのが 一緒に昼食を食べていないこと 私は1時まで仕事なので 上の娘の作ったお昼ご飯を2人で食べているのです ・・・そうか 一緒にお昼食べてなかったな 『もしも学校から帰って待てるなら お昼どこかに食べに行こうか』 「・・・うん」 『お母さんも頑張るから 頑張れる?』 「・・・・うん」 よかった 近くのラーメン屋さんに行く約束をして 何とか出かけていきました ラーメン屋さんで大好きな餃子を頼み ご機嫌になったところで何気なく聞いてみました 『今日はどうして泣いちゃったんだろう・・・』 「あのね・・・あのね・・・・」 「毎日運動会なの」 ・・・・あぁ・・・ 「でね いつもね 1番びりになるから嫌になっちゃったの」 「でもね 今日は2番だった」 もりもり食べながらしゃべり続けます 今月の中ごろ 運動会があるのです 初めての運動会 負けず嫌いの娘は ビリになってしまうことに耐えられなかったようです 『でも2番だったんでしょう?すごいじゃない!』 うんうん 『じゃあ明日は元気でいけるかな』 うんうん ・・・よかった 仕事中も あの涙はなんだったのかなと ずーっと気になっていたので その話を聞いてホッとしてしまいました 始業式も ランドセルにかける 「交通安全の黄色いカバーがない」と なみだ目になって途中から戻ってきて 今日からまたつけてあげたりして・・・ ずぼらな!?上の娘と足して2で割りたいです 色々と感じやすい下の娘です 放送局のようにしゃべりっぱなしの毎日に うんざりばかりはしていられないですね 気をつけて聞いてあげなくては・・・
今夜は三回目の講義でした 講師は前回と違った方でした どれもこれも頭に入ってしまえばいいのになぁ
授業が終わって帰ろうとすると 講師の先生が 「あなたの仕事をしていたときに お会いしているような気がするのよ」 ・・・・えっ!? お話を聞いてみたら 私が特別養護で仕事をしていたときに 実習で2週間入ったとか・・・ 私は全然覚えていないのですが あの頃職場に居た人たちの名前をあげてたら 確かにそこには私が居た・・・みたいです よくよく勉強された内容の講義で・・・ まぁ この道を究めた方なので そんな言い方は失礼ですね でもわかりやすく丁寧なのです 難しくだらだらとしたテキストですが 飽きずに3時間があっという間だったものですから そう感じたのです 実務体験談を聞くと 大変な仕事をこなしてきた 自信が感じられます 文章からは学べないものを たくさん与えていただきました
出会っていたという話の時期は 20年前のこと ずっと続けていたら 講師になるほど 極めることができるんだな・・・ 老人福祉は大変な時代です 関わる人たちもさまざまな形の仕事についていくのです
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