いっしょくんの日記

 へ(* ̄ー ̄)> 
なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2002年12月31日(火)  1日

 なんと言っても今日1日で
 家中は綺麗になり
 お節が出来上がり
 明日の新年を待つばかり・・・・
 に するなんて
 とても無理なことですよね
 どよーん

 あれもこれも諦めて(諦めてしまうの・・・)
 そして今 8時過ぎの時点で
 あと1つすることは 金平を作ること・・・
 金平を食べなくたってどうってことないわ・・・
 なんだかかなり投げやりになっていますが
 ・・・作ろう
 年越しには 昨日の手打ち蕎麦をすすりながら
 新しい年を迎えるのですが
 かなりふわふわとしてきています
 (眠いの・・・・)

 今年のおせちは 「おいしく食べるおせち」を
 目指しました どうもおせち料理は
 食べる意味を重視するため
 「まめになるように よろこぶ 田作り・・・」
 子供が苦手な味や固さが多いのです
 お正月から これではつまらないと
 ちょっとウキウキできるようなものにしました
 子供が喜ぶだろうな・・・そう思いながら作ると
 作っていても楽しいですしね
 おせちの食材を使って バターやシナモン
 マヨネーズを隠し味にします
 形もちょっとかわいらしく・・・
 ・・・実は この前美容院で今風のおせち特集の雑誌があり
 感心させられたのを やってみただけなのですが・・・
 明日の子供たちの反応が楽しみです

 我が家の娘2人には
 日本の風習を 伝えたいと思っています
 何も形式ばったものではなく
 お正月には縁起のいいもの 福を呼ぶものを食べる
 くらいは知っていて欲しいものです
 (実は私もあまり詳しくないの・・・)
 漢字の当て字で縁起を担ぐなんて
 ちょっと不思議な気もします
 結納もそうですね
 勝男とか めで鯛 当たり女・・・
 外国の人には わかりにくそうな風習です

 そうだ・・・金平を作らなきゃならない

 このところ 忙しくて
 今日はおせちの買出しに行くと言いながら
 スターバックスのコーヒーが飲みたくて
 わざわざ遠くのデパートまで出かけました
 いとしのキャラメルマキアートを手に
 さぁ!座るぞーーーとベンチのあるホールに行くと
 椅子は全部ふさがっていて
 コーヒーを手に ウロウロしてしまいました
 結局 ウロウロしながら 一口また一口と飲んでいるうちに
 歩いてコーヒータイムが終わってしまいました
 うううう・・・・
 仕方がない 買出しに移ろう・・・
 これがまだ込んでいて
 欲しいものに手が出せないところもありました
 あっちにウロウロこっちにウロウロ
 なんだかすごーーーーく歩いた気がしました
 (座りたかったの・・・・)
 
 あぁ・・・金平作るんでした・・・

 明日は雨の予報ですが
 上の娘と 早起きして 初日の出を見に行こうと
 約束しました
 私は根っからの怠け者だから
 このところの忙しさと 早起きで
 元日ぐらいは 根が生えるまで寝ていたいのが
 本当のところですが
 早起きをすると 1日が長いので
 したかったこともできるかとちょっと楽しみです

 あぁ・・・金平・・・

 思えば今日 食事と運転以外で座ったの
 日記がはじめてだわ・・・
 あぁ・・・根が生え始めてるのがわかります

 ・・・き・・・・金平君

 よしっ!!立ち上がろう
 立てっ・・・立つんだじょー
 (これじゃあ ハタボウよ・・・ジョーだわ)

 蛍光灯をかえたら 明るいのはいいけれど
 掃除が行き届かないところまで
 スポットライトを当てているようじゃないの・・・
 見ない見ない 気にしない気にしない
 よく頑張った・・・・
 なんちゃって・・・自分で言っちゃ駄目ですよぅ

 はぁ・・・金平ゴボウ・・・みんな好きだからなぁ

 


      待ってます


     わたくしごぼうといいます

     先ほどから ずいぶん待ってます

     にんじんと蓮根も

     金平になりたくて

     待ってるのですが・・・

     だってほかのみんなはもう

     綺麗なお重に納まって

     お皿を飾るのを楽しみにしていますもの

     なのにまだ

     私たちといったら 体中 真っ黒なのでして

     泥も落としてもらっていないのであります

     待っていますからね

     美味しくしてもらうの

     待ってます 
 



2002年12月30日(月)  お餅つき


 朝の用事を済ませて
 餅つきの手伝いに向かいます
 
 着いたときには もういくつかつきあがっていて
 あわてて 私の担当のけんちんとおしるこを温めます 
 つきたてのお餅を両方に入れてよそります
 なんと言っても16臼・・・16升はつくのですから
 お手伝いのみんなは 少々よれよれです
 冷たい風の中 温かい汁物は喜ばれます

 白いお餅は色々にして食べます
 きな粉 ネギおかかしょうゆ 大根おろし
 ゴマ・・・
 つきたてのお餅の味を引き立てるので
 いくらでも食べてしまいます

 白いお餅の後は 蓬もちをつきます
 始めの1臼は 蓬を刻んだだけで入れてしまい
 発色しないし 香りもしません
 あわてて もう1臼のほうの蓬は
 包丁でとことこと叩き すり鉢でもみ込みました
 ほんのちょっとのことでしたが
 見る見るうちにお餅は緑色になり
 蓬の持つ香りが漂ってきます
 手をかけることを怠ってはいけないと
 つくづく思いました

 蓬もちはおしることよく合い
 甘党の人にはとても喜ばれました

 餅つきが終わり 片付けが済むと
 次は蕎麦打ちです
 そば粉に自然薯という山芋をおろしたものを
 練りこんでいき まとまったら踏み込みます
 大人がきっちりと踏むことで
 コシがしっかりとしていきます
 それを蕎麦をのす機械にかけます
 機械・・・とはいわないかな
 足でおさえて 生地をのしていくもので
 刃にかえると 蕎麦が切れます
 まずグラムを測り切り分けていきます
 それをのします 少しずつ幅を狭めていき
 3回かけて 薄くします
 そして切る・・・
 それをかまどで沸かしたお湯で茹で
 外の冷たい水によくさらし ぬめりを取って
 小分けにしていきます
 この作業の時間帯は 水道場は日陰になり
 かまどの火の暖かさがありがたいです
 かまどの火を絶やさないように
 薪を割ります この薪割が苦手・・・
 トンと一息でぱかりと割れるものなのに
 カツ・・・カツ・・・と平べったい音がするばかりで
 まったく割れないのです
 木にも目があり その目がわかると早いのです
 ピン・・ピン・・・といい音を立てて
 裂けていきます 
 火をおこすのは大好きです
 落ち葉を燃すときのように
 何でもかんでも燃せばいいというものではなく
 蕎麦を茹でるときは大きく燃えるように
 合間はできるだけ無駄の無いように
 でも火力は落とし過ぎないように
 蕎麦を打つ人と茹でる人 あげる人の
 タイミングを計ることも大切です

 全部済むと 出来たてのお蕎麦をふるまいます
 少し太めでコシがあり香りのいい蕎麦は
 とても贅沢で そうは食べられません
 しめじと豚肉を入れて作ったお汁でいただきます

 すっかり片付けて帰るころには
 外は真っ暗になっていました
 冷たい風が肩の辺りにすり寄ってきます

 明日はお掃除にお節の準備と忙しくなります
 いよいよ・・・今年もあと1日

  
 
 
      正月


    新しい年にゃあ

    神さんが来なさる

    しろーい餅ついて

    神さんにご馳走するぞ     



2002年12月29日(日)  責任

 明日はお餅つきなので
 けんちん汁とおしるこを作ります
 そのための買出しがちょっと大変・・・
 いつもその時の気分で具が変わるので
 今までメモなどには頼らなかったのです
 でも・・・今までの経験を元に
 ベストな具 で やりたいと思い
 初めてメモをして買出しに行きました

 このごろ スーパーの野菜には
 作った人の名前が書いてあったり
 写真が掲示してあって
 「へぇ こんな人が作ってるんだぁ・・・」
 なんて 頭の右から左によぎっては消えていきます
 
 そして家に帰り下茹でのために
 野菜を並べていくと
 長ネギの袋に 生産者の名前が・・・
 しかも 実家の父と同じだったりしています
 同姓同名かぁ へぇ・・・
 どんな人なんだろう・・・
 ちょっとそのねぎが いつもと違って見えたりします
 ここからはちょっと遠い 車で4・5時間かかる辺りです
 同じ名前でまったく違う仕事をしている
 どんな人生だったのかなぁ・・・
 ちょっと大袈裟だけど なんだか知りたくなったりして・・・

 野菜の山を前にして
 遠くに居る父と同姓同名の長ネギやさんに
 思いを馳せたのでした・・・・



      責任




   野菜の入った袋には

   生産者の住所と名前が表示されている

   「大切に育てたこの野菜は

    わたくしが責任を持って

    お勧めいたします

    鍋に入れるとトロッと甘く

    蕎麦に入れたらぴりりと辛く

    おいしい上に体にも良い

    是非わたくしの作った野菜を

    召し上がってみてください」

   そういってキッチンテーブルに横たわっていた

    「ありがとう 大切にいただきます」
   
   そう答えたくなった


   

 



2002年12月28日(土)  ハブ


 冬休みになって
 娘がパソコンを触り始め
 ・・・と言ってもほとんどゲームなのですが
 ケーブルを私のパソコンと
 つなぎかえながら使うのに大変になってきました
 娘のは私が使っていて壊れてしまったものを
 直したわけで 調子がいいのか悪いのかわからないのですが
 一度に使うこともないので
 ケーブル1本で済んでいたのです
 
 そして 必要になってきたのが
 インターネット分配器で
 ハブというもの・・・
 買ってきました
 
 電気屋で かなりの時間を費やして
 私の頭の中で配線しました
 台所のケーブルと 居間のケーブル
 ハブとモデムの間と 居間で2台使うなら
 ケーブルは3本ハブから出るわけで・・・・
 だからケーブルは足りるから必要なしね
 
 なのに帰ってきたら 1本足りないのです
 ううう・・・悔しい
 お店の人に確かめたら
 「1本足りなくなるということですよね」
 はいはい・・・そうですよね わかりました
 それなら家にあるので数は足ります
 と自信を持って帰ってきただけに
 用が足りなくて ショックでした
 いや・・・確か 
 「中に1本短いのが入っていますよ」
 って 言ったわ・・・
 だから足りないのよ・・・

 まぁ・・・電球も取り替えるようですから
 電気屋へはもう一度行きましょう

 あーあ・・・
 明日は ゛苦(9)を掃う゛大掃除の日じゃないですか
 何て気力のない 年末なのでしょうか
 しっかりやりましょう



       年末



     ただなんとなく

     気持ちはそわそわとして

     用が片付かない

     やってもやっても

     終わることのない家事なのに

     大晦日までに

     家事にけりをつけたがる


 
 



2002年12月27日(金)  DVD

 なんだか「DVD」って 仮面ライダーに似てます
 
 時代ですよ・・・
 前々から気になっていた
 パソコンについているDVDの機能・・・
 観られる・・・のよねぇ
 と 思いながら 機械に弱い疎い私は
 勇気が出ずにいたのです
 それが 駄目でもともと 駄目でも我が家にも
 そういう時代は近々来るであろうと
 DVDコーナーを見て歩きます
 高いんだろうなぁ・・・
 ビデオが4000円前後ですから
 5000円位するのかしら・・・
 と・・・思っていたわけです
 で・・・見てみてびっくりです
 ハリー・ポッター2枚組みで2980円
 へぇ・・・思っていたよりも安いのねぇ
 で・・・我が家に初のDVDがやってきたというわけです

 まぁ・・・観始めたら私も子供も動かなくなるだろうから
 時間がゆっくりしているときに・・・
 と 今日の午後 上映会です
 私同様 機械には弱い疎い娘ですから
 たとえそれがテレビの画面に映らなくとも
 ハリポタはハリポタですよ
 パソコンの前によりそって
 3人で魔法の世界にのめりこみました
 いやぁ・・・すごい時代だねぇ
 とか 子供に言いながら
 画面と音の綺麗さに 関心感動してしまいました
 
 ・・・ていうことは
 ふっふっふ・・・
 台所で映画が見られるということじゃないの
 うれしぃーーー
 まぁ・・・そんなことはめったにないでしょうけれど
 子供がこれから試験勉強でテレビがつけられないときでも
 映画を楽しむことができるのかぁ・・・
 ・・・くーーーっ  なんて単純なのかしら
 
 そのうちにDVDをテレビ画面で見るようになり
 我が家もどんどん運動不足ですよ
 それは 私だけかしら・・・
 家に居ながらにして のんびりと娯楽を楽しむ
 なんていうか・・・ 何かを楽しむための過程なんていうものは
 関係なくなってしまうのでしょうか
 映画を観るために お金の心配をして
 どこの映画館で観ようかとか
 帰りにはどこかでおいしいものを食べて来ようとか
 買いたいものがあったからよって来ようとか
 楽しむものの前後の過程は 楽しめなくなりますよね
 それを『無駄』っていうのかなぁ・・・
 『無駄』のない生活かぁ・・・




          CD


     この中に 膨大な量の情報が詰まっている

     この一枚の中に

     1人の人が生まれてから死ぬまでのことが記録され

     どこかに保存される

     そして一年後・・・

     死亡したよその誰かの物に上書きされる
 
     そんな扱いをされる日も近いだろう



2002年12月26日(木)  初体験

 ガソリンスタンドへ行き
 いつものように
 「現金でレギュラー満タンに・・・」
 と 決まり文句をボソッと言うと
 『こちらはセルフとなっております
  やり方のご説明をさせていただきますので
  ご一緒にお願いいたします』
 なにか厄介なものでもすすめられているのかと
 かなり不審な顔をしてみます
 はて・・・セルフとは・・・
 
 とにかく車を降りるように促されて
 辺りを見回します
 なるほど・・・自分でガソリンを入れるのね?
 初めて見たし初めての経験です
 いつものスタンドなのにいつからなのかしら・・・
 一週間前からだそうで 誰かに教えようと決心!
 
 まず 給油口をあけます
 初めてあけました
 キャップをキャップ入れにおきます
 次に静電気防止シートをフニフニと押します
 次に ガソリンの出るピストルのような形の
 のずるを持ち 給油口へ・・・
 『表示がゼロになったら つまみを握って給油してください
  カチッと言うまで握り続けてください』
 「はい!」
 気がつくとスタンドで働いている
 若いお兄さんやお姉さんが
 ニコニコと見守っています
 なんだか恥ずかしいなぁ・・・
 暇ということもあるのかも・・・
 照れ隠しに
 「すごいすごい おもしろいですねぇ」
 というと
 『・・・おもしろい・・・ありがとうございます』
 いや・・・感謝されるほどのことでは・・
 カチッと言う手ごたえ
 レシートが出てきます
 それを持って 部屋の中のカウンターに行きます
 綺麗になっていて 簡単なコンビニを思わせる雰囲気
 レシートを出して お金を支払います
 「なかなか面白かったです」
 『あ・・・そうですか? ありがとうございます』
 「これからはこういう時代ですよね・・・
  この地域ではここぐらいですよね?」
 『そうですね まだ珍しいですね』
 「面倒だからやってくれーなんて言われませんか?」 
 『もぅ・・・それはしょっちゅうです』
 「新しいことを始めるのは大変ですものね」
 『そうですね
  お待たせいたしました ありがとうございました』
 「面白いからまた来よう・・・」
 
 レシートには60円の返金サービスがあり
 お店の商品を買う時に使えるそうです
 いつもの給油がちょっと楽しくなりました


 
      サービス


     人にしてもらうと嬉しい

     喜ばせようという

     思いが伝わってくるから

     何もしないサービスがあった

     サービスしないことのサービス

     お客様がどうぞ

     満面の笑顔で

     セルフをすすめた



2002年12月25日(水)  納得


 ・・・・するわけがなかったのですね

 サンタクロースに頼んだゲームキューブは
 どうしてしまったのだろう・・・・

 ゲームボーイのソフトでは駄目なのか・・・
 それはそれで楽しいものらしいのですが
 サンタさんに失礼よ

 うーん・・・どうやって話していこうか
 ゲームは必要ではないと思っていただけに
 これほどこだわられてしまうと
 悩んでしまいますよね
 あまり良い策ではないのですが
 お年玉に頼ってみようかと
 娘に話してみました
 
 お年玉がゲームを買うほどいただけたら
 買ったらどうだろうか
 自分でゲームの代金を調べて いくら貯めて
 ソフトもまとめていくら必要か
 誰かに足してもらったりしないで
 やってみたらどう?

 そんな皮算用のような話です
 で・・・さっそく大手のおもちゃ屋で調べたら
 18,999円 ソフトは6,000円
 メモリーカードとかケーブルとかも必要らしくて
 なんだかんだで 30,000円ぐらいかかりそうです
 ゲームにそんなにかけるべきでしょうか
 私は納得いかない・・・娘は娘でこのままでは納得いかない
 今まではお友達のところでやらせていただいていたようです
 できるだけ外で遊ぶように言ってきたけれど
 もうそこまで 彼女を管理するようなこともできなくて
 それはそれでいいと思ってきましたが
 いざ欲しがられたりすると悩んでしまいます
 ゲーム脳の話も聞かれるようになってきたし
 あえてゲームを買わせるべきでしょうか・・・
 うううう・・・・ゲームのことでこんなに悩むときが来るとは
 今まで人事のように聞いていた話しが
 いよいよ我が家にもやってきたわけです

 中古で手に入れるにしても
 ゲームが我が家にやってくる・・・
 ゲームボーイじゃ駄目なの?
 十分じゃないかぁぁぁぁ
 おもちゃ売り場で時々する程度じゃ駄目?
 どうせ飽きちゃうよぉぉぉぉ

 私がこんなに揺れててどうする・・・・


 
      親心


    欲しいものは何でも与えたい

    行きたい所にはどこまででも連れて行きたい

    たくさん見せたい

    たくさん聞かせたい

    たくさん経験させたい

    だから・・・

    だからこそ・・・辛い時もある

    豊かな時代の 親心



2002年12月24日(火)  疑惑

 サンタクロースのこと
 上の娘は知ってるみたい・・・

 今年の彼女の様子は
 どうもおかしい・・・
 サンタの話をすると
 にやにやっと自然に笑ってしまうようなのです
 ・・・さてはすっかりわかっているな
 こちらにそれがわかっていても
 あえて言わずにいます
 ・・・そういう年になったのね
 ちょっと寂しいけれど
 大人になることが嬉しい方が大きいかな
 「6年生になるまでサンタは来るよね」
 ・・・はいはい あと2年あなたのサンタでいますよ
 心の中でつぶやきました
 自分の欲しいものが手に入るのか
 今夜は賭けでもしているかのような気分でしょうね

 希望のものとは違う 謝りの手紙を添えようと思います
 まだまだ絶対に寝入ってしまわないと
 プレゼントは置けません
 ・・・ほらほら 誰かが起きてきた
 下の娘です
 「おかあさーーん 寝られないーー」
 あんなに疲れているはずなのに
 サンタが気になって寝られないのかしら・・・
 あぶなかったぁ サンタへのお礼に置いたチョコレートを
 何かの容器にあけて ごみは捨ててくださいって
 から袋を置く・・・そこまではしておこうかな
 なんて思っていた矢先です やれやれ
 親が寝不足になりそう・・・

 今夜は教会のイブ礼拝に出てきました
 夜6時から始まるもので ろうそくの明かりだけでします
 寒い夜でしたが 歩いて夜道を行きました
 これから礼拝をするという気持ちを持って歩いていると
 自然と心が落ち着いてきます
 聖書を読み祈祷し聖歌を歌う・・・
 この繰り返しが7回続き 終わります
 所要時間は1時間半でした
 途中で寝てしまう子や おしゃべりしてしまう子もいるけれど
 厳かな雰囲気は感じられたでしょう
 大きな声で歌う聖歌は なんとも気持ちがよく
 いくつにもはもるような曲は 張り切って声を出してしまいます
 礼拝をしに行ったというか 歌いに行ったみたいな私でした
 帰りも子供たちはご機嫌で
 歌ったりおしゃべりをしたりと
 楽しいお散歩に変わりました
 ・・・これで雪でも降ったら素敵だわぁ
 「クリスマスだから雪降るよ」
 下の娘はそう信じているようです

 わくわくドキドキ・・・
 期待感がいっぱいのクリスマスが
 終わってしまうのね
 あぁ・・・・寂しいなぁ




     クリスマス(4才のイブに)


    今日は誰のお誕生日?

    「わかった! サンタクロース!」

    違うんだなぁ ほかにはだぁれ?

    「おかあさん?」

    それも違うよ

    「わかんない・・・おもちゃ屋さん」

    イエス様なのよね・・・

    「なぁんだ それなら知ってた」

    どんな答えを期待していたのだろう

    



2002年12月23日(月)  ハンドベル


 何日過ぎてしまったことか・・・

 土曜日にハンドベルを聴きに行きました
 私はハンドベルが好きで
 コンサートがあると できるだけ行きたいと思っています
 以前大学の講堂で 付属の高校生が演奏したときに
 とても素晴らしくて 忘れられなくなっているからです
 その時のベルの数はかなり多くて
 4オクターブくらいあったのでしょうか
 大きいベルは かなり大きかったように思います

 土曜日のベルは 3オクターブ半あるそうで
 人数とベルの数が少ないかなと思いましたが
 始まるとそんなことはすっかりどこかへ消えてしまいました
 3グループあり 楽しむグループ ちょっとできるグループ
 ベテラングループ先生入り となっています
 最初の2グループは 自分のベルの出番に
 赤丸青丸が 書きこんであるそうですが
 ベテランになると印がないそうです
 楽譜は普通のもの 楽譜が読めなくても演奏できます
 ・・・とはいうものの 読めなければ
 丸がついていてもわからないじゃないか
 なんて 思ったりしました

 ベルの打ち方も 普通に手首をノックさせるもの
 打ってから大きく振りこのように振る方法
 撥で叩く方法 中の振り子を叩きつける方法
 下に敷いてあるマットにベルを叩きつける方法
 1度に2個もって ひとつずつ鳴らす方法
 と・・・まぁ いろいろありました
 ベテランの奏法ですと 誰が音を出しているのか
 見ていてもわからないくらいで
 ベルを変えたり置いてあるベルの配置を変えたり忙しそうです
 それを見て あぁ 今鳴らしたのかと わかるくらいです
 
 うう・・・・やってみたい・・・・

 早速うずうずが始まってしまいました
 上の娘は 演奏中はじーーーっと見入っているのですが
 曲間になると 「まだ終わらないかなぁ」
 とかいっていました あらまぁ・・・っていう感じです
 下の娘は 半ばごろから クークー寝入ってしまい
 途中で腕がしびれたと 顔がくしゃくしゃになったときには
 「しぃーーーーしぃーーーーいい音がしているときだから」
 と 必死でなだめました 
 2時間近かったからかな・・・うひひ

 2番目のグループに お友達を発見!
 やりたいなと思っていたけれど 
 知っている人がいると思ったら
 ちょっと怯んでしまいました
 私は楽譜が読めないからなぁ・・・
 コンサートがすっかり終わり お客さんが帰ります
 と・・・終わって帰ろうにも
 下の重たーい娘が ゴマちゃんのように
 寝てしまっていて 動けません
 ううぅぅぅ・・・
 あたふたしていると
 「あーーーーっ どうしているのよぉ」
 あちゃ・・・見つかっちゃった
 「誰もいないと思って いい気になって演奏してたのにぃ」
 あはは・・・
 私 ハンドベルが好きなのよ・・・
 「そうなの? 一緒にやろうよぉ 水曜日の午前中が練習日だから
  できるわよぉ」
 う・・・うん・・・
 考えてみるよぉ
 「絶対できるからね 考えておいて」
 誘われてしまいました
 演奏できたら楽しいだろうなぁ・・・
 やってみたいなぁ・・・・
 うずうずする気持ちを 冷やしながら
 その場を離れました

 ハンドベルかぁ・・・
 魅力あるなぁ



        ハンドベル


        むかし

        宣教師が考えました

        「天使の声を

        たくさんの人に伝えたい

        くりかえしくりかえし

        心に響くようにしたい」

        ベルの音に

        思いを託し

        ハンドベルが生まれた

        グローリア グローリア        
 
 



2002年12月22日(日)  また鎌倉

 我が家は鎌倉に出かけることが多いのです

 何が目的かというと
 お恥ずかしいことに
 クレープだったりするのです
 だって・・・・おいしいんだもの
 でもって・・・散策かねて 鎌倉へはよく行きます

 今朝は目覚めた上の娘が
 布団の中で
 「お母さん 今日は鎌倉に行きたい」
 と 第一声です
 「うーん・・・いいけど・・・」
 これから暮れとお正月でお金がかかるのに
 こんなにバカスカと使ってしまっても大丈夫だろうか
 そんな不安がこのところ襲ってくるのです
 でも何故か 今日は家で過ごすのも気が乗らず
 ・・・そんな簡単な決め方で良いのかしら・・・
 出かけることにしました
 
 鎌倉へは車で行きます
 比較的安い駐車場があり
 いつもそこにとめて少し歩きます
 車もそれほど温めなかったのに
 鎌倉に降り立ったときの寒いこと寒いこと
 肩に力が入って 体が固まる感じです
 人の出は多く 小町通りあたりは
 だいぶ賑わっていました

 大好きなお店によります
 ケーテ・ウォルファルト
 高級クリスマス用品のお店といったところでしょうか
 ツリーの飾り1つで 何も買えなくなりそう・・・
 毎年ひとつひとつ集めていかないと
 ツリー破産してしまいそう
 どれも可愛くて珍しいものばかり
 お金があったらなぁ・・・
 なんて思いながら 念入りに眺めます
 素敵なカードを発見!
 先日クリスマスプレゼントをくださった方に
 お返しにカードをいくつか差し上げようかな
 今年は間に合わないけれど
 クリスマスは来年も来るし・・・
 自分のためではなくても 何か買えると嬉しいですね
 
 そんな夢のような品物に浸っている間に
 娘たちはクレープ屋へ進みます
 なにがいい?
 「チョコバナナー」
 それしか言えないのかい・・・・
 とりあえずって言う感じです
 次にハムレタス 2人で2つずつ食べます
 ・・・クレープ破産だわ

 お腹いっぱいになったところで
 鶴岡八幡宮へお参り・・・いえいえ
 鳩と遊ぶために出かけます
 鳩の餌を50円で買います 
 買ったとたんに鳩がついてくるのです
 よく知っている鳩たち・・・
 袋を開けると 手に肩に乗っかって食べに来ます
 ううう・・・私は嫌・・・
 と 離れていましたが
 娘は餌で釣って 白い鳩を捕まえます
 「連れて帰りたい・・・」
 でた・・・そんなことだろうと思った
 鳩はここで幸せに暮らしているのだよ
 諦めきれずにしばらくよしよししていました
 鳩の餌はかなり凝っていて
 とうもろこしと麦と蕎麦と粟・・・
 あとはよくわからない穀物が たくさん入っています
 こんな豊かな餌は 連れて帰ったらあげられないわね
 娘は諦めきれないのですが 放していました
 
 帰り道は小町通りを戻ることに
 いつもは参道を帰るのですが
 娘が何か気になる様子で
 道を選びました
 クレープ屋の前です
 「あぁ・・・また食べたい・・・」
 って・・・四つめだけど・・・それが目的かな・・・
 何が食べたいの?
 「生クリームチョコバナナー♪」
 ・・・しっかし すごい食欲だなぁ
 ここまで来たのだから 思い残すことがないようにね
 と 買ってあげると ぺロットたいらげてしまいました
 このごろ上の娘の食欲には 恐ろしいものがあります
 縦に伸びるのよ・・・横はいけません
 そう願う親心です

 帰りはいつもほどの渋滞ではありません
 1日曇り空でした 帰る時も曇りです
 江ノ島が寒そう・・・穏やかな波の海が
 それはそれは美しくて 墨絵のようです
 冬の湘南は いいなぁ・・・
 サーファーもみんな帰った後でした

 家に戻ってトマト味のスープスパゲッティーを作りました
 私はとても食べられません
 娘たち残すかなぁ・・・
 と 思っていつもより少なめによそると
 ぺろりと食べてしまいました
 食べ盛りなの?
 考えただけでも 胃が重いです・・・
 
 元気でありがたい




      クレープ


     チョコ クリーム チーズ ジャム

     口のまわりをクワンクワンにして
 
     大きなクレープをほおばる

     街で流行のクレープと違って

     何故かおいしい ここの味

     店先に座って

     おいしそうに食べていたら

     あっという間にお客が並んだ

     看板親子になった

  



2002年12月21日(土)  秘密


 娘がサンタクロースに手紙を書きました
 例年ですと とっくに書いてあるのに・・・
 玄関の横の窓に貼りだされました
 こっそり見てみると
 なんとたくさんの欲しいものたち・・・・
 どれか一つでも手に入ればと思うのでしょうか・・・

 夕方のわずかな時間に
 子供たちを預かってもらうように頼んで
 大手おもちゃ屋へ走りました
 車は渋滞 駐車場もいっぱいです
 何とか滑り込み おもちゃ屋へ
 ・・・すごい混雑・・・
 おじいちゃんおばあちゃんと
 お父さんお母さんと・・・
 サンタにお願いするものは何にするのか悩んでいます
 なかなか決まらない親子も多く
 ちょっとイライラしたお母さんもいました
 娘の希望するものは・・・・
 あ・・・ないーーーー!!
 どうしよう・・でも悩む時間もないし
 仕方がないので ゲームのソフトにしました
 新発売のハリーポッター アドヴァンス用です
 高価だなぁ・・・
 テレビゲームもリストに上がっていましたが
 2万円近くして それにソフトも買うことになります
 ちょっと厳しい・・・

 なんと言ってもサンタクロースが考えて
 届けてくれるものですから
 車のトランクに入れたまま
 寝静まってから ラッピングです
 
 どのくらい信じているのでしょうか・・・・
 夢は壊したくないしなぁ・・・
 人によってはお家の方針で
 サンタクロースなんていないとはっきり伝えて
 お父さんお母さんが欲しいものを聞いて
 買い与える・・・と言う話も聞きますが・・・・
 なんとなく・・・親子関係しか世界が広がらないようで・・・
 空をすべるように 遠いサンタの国から
 サンタさんがやってくる・・・
 家族以外にも思ってくれる人がいるなんて
 なんだかわくわくして嬉しいでしょうし
 空想の世界へ 広がるような気がして・・・
 そして自分もどこかの誰かに贈り物をしたい
 ・・・・なんて思えたらいいなぁ
 見えるものしか信じないなんて
 寂しいですしね
 
 まぁ・・・
 お金がかかったり
 おもちゃが増えることがいいのかと
 疑問も残りますが
 子供たちの喜ぶ顔を思うと
 この演出はやめられません・・・

 今年も子供たちに サンタさんにお礼のお手紙を書かせます
 そしてプレゼントのお礼と ひと息して行ってもらうように
 チョコレートやお菓子を用意しておきます
 朝には食べかすと お礼の手紙を添えて
 プレゼントが置いてあるというパターン
 サンタさんへのお礼は 近いうちに買いに行きます
 ・・・それって 私の好きなチョコレートだったりするのですが・・・
 
 もうしばらく こんな夢にひたっていたいなぁ
 そう思うのは 私のほうなのかなぁ




       サンタクロース


      「小人をください」

      毎年サンタに頼んでも

      いただけたことはなかった

      「どうして小人をくれないのかな」
 
      サンタクロースなのに

      お願いをかなえてくれないことが

      不思議でならなかった

      簡単なことだろうと

      ずっと思っていた

      空想の世界から

      出られなかった・・私 

       



2002年12月20日(金)  冬休み

 今日から幼稚園の冬休みです
 お弁当を作らなくて良いのと
 送り迎えがないというのは
 かなり楽です
 娘も気が緩んだのでしょうか
 今朝から 鼻のドバッと出るくしゃみと
 かんかんと乾いた咳をしています
 親子で忙しい毎日でしたので
 2・3日はのんびりしたいと思っています
 
 夕べは 幼稚園のお友達で
 手打ちうどんパーティーをしました
 お父さんが板前さんというお友達が2人もあって
 こういうときには 力を貸していただくのです
 前日にこねたという 地粉の生地を
 パスタマシーンでのしてのしてのして・・・・
 切ります
 これがまた・・・おいしいのです  贅沢な・・・
 おつゆに胡桃のすったものを混ぜて
 いただきました それだけでは足りないのではと
 おなべもやりました キムチなべ・・・
 あぁ・・・どうしてこんなに贅沢で幸せなのでしょうか・・・
 お酒もいただいて のんびりおしゃべりを楽しんで
 素敵なひと時を過ごしました
 仲間がいて おしゃべりができて・・・・
 感謝の気持ちでいっぱいです
 来年に向けて あと何回忘年会をすることでしょう・・・
 ・・・・酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ♪
 そんな歌がありましたっけ・・・
 これからの季節 あたりが賑やかになります



      年末

 
     一年の終わり

     新しい年を迎えるために

     世の中があわただしくなる

     同じ太陽が 同じように昇り

     いつもの風が吹き

     同じ時が流れているのに

     不思議と空気は古く感じ

     年が変わると新しく思える



2002年12月19日(木)  4年生

 手話をしました

 生徒数49名です
 どんな雰囲気だろうかと
 かなりドキドキして・・・ 緊張して・・・
 夕べからため息が自然と出ていました

 そして 教室の前・・・もう1度・・・
 お腹に息を吸い込んで 大きく深呼吸
 聾の方と入っていくと お願いしていた通り
 大きな丸を作って 椅子を並べていて
 ざわざわとしています
 その中に 何人か指文字を覚えようとしている子
 それが次第に増え 誰もが指文字に挑戦しています
 なんだかその姿に嬉しくなり
 緊張感がフッと取れてしまいました
 
 娘の居場所などをさりげなくチェックして・・・えへへ
 始まりです
 手話に触れようというこの時間の間
 相手に一生懸命気持ちを伝えてみる
 相手の言いたいことを一生懸命理解する
 この2つを大切に考えるようにと約束します
 
 まずは体で伝える体験です
 言葉が使えないということを感じ取って欲しい
 身振りで伝えることは 子供にとって楽しいゲームです
 簡単なものから始めていくと 何人か終えたあたりから
 自分の身振りをあててもらった子供が
 ○ と両手を挙げて 表し始めました
 自然に出てくる身体表現
 とっさにみんなに伝えたことです
 聞こえない人がいること 
 自分は声が出せないことを理解するのがはやいことに
 感心させられます
 こちらから言わないのに 自然にそうできたことを
 ほめてあげました 

 次は声を止めて身振り無しの 伝言ゲームです
 大きな口をあけて 伝えていきます
 驚いたことに 一度で伝わっていきます
 勘が良い・・・子供だからなのでしょうか
 一緒に行った聾者も驚いていました

 せっかく聾の方がいらっしゃるので
 1人ずつ 挨拶と名前を覚えてもらい
 聾者と会話をします
 長い時間にもかかわらず ふざける子供は一人もいません
 お友達の名前もあらわしたり
 自分の名前をお友達に見てもらったりと
 嬉しそうです
 実際に聾者の目を見て 挨拶をし
 聾者がにっこり微笑んでくれたときの
 子供の表情といったら
 得意げで大満足した笑顔です
 
 休憩時間には 覚えたての指文字で話しかけたいと
 聾者の前には長蛇の列です

 最後にフルーツバスケットで盛り上がります
 時間の関係で 5分がやっとで
 残念だけどこれで終わり・・・と切り出すと
 「えーーーーー!!!」 の大騒ぎです 
 
 今日出会った聾者とどこかで出会っても
 堂々と挨拶するように
 聞こえない子供たちが努力していることを忘れずに
 聞こえるみんなも歩み寄る努力をして欲しいと伝え
 2時間の授業を終えました

 手話を学ぶというより
 伝えあう喜びをわかって欲しいと考えた内容でしたが
 子供たちの感想はどうだったのでしょうか・・・・
 聞こえない世界を理解するための
 入り口の扉までは 連れて行くことができたかな・・・・



         聞こえる

 
    「この人は 聞こえないの?

     それとも 話せないの?」

     人は聞くことで

     計り知れないほどの情報を得ている

     あたりまえに耳に入る音

     音がない世界を理解するのは難しい

     

     



2002年12月18日(水)  猿


 愛犬クーちゃんが
 やけに吠え立てています
 また 意地悪猫かと気にとめずにいたら
 娘たちが「猿が出た」と大騒ぎです
 
 隣のお宅には 2階のベランダに
 キウイを這わせて実らせています
 それをとろうとしたらしく
 囲っていた網をガタガタと壊してしまったようです
 猿の力ってものすごいです 怪力です
 難なく木に登り 屋根をつたって2階だろうが屋根だろうが
 ひょいひょいとのぼっていくのです
 そのわりに体は重いようで
 屋根を歩くと 抜け落ちるような
 ビシビシッと嫌な音を立てます
 クーちゃんの声もひときわ大きくなります
 「クーっ!」
 と 呼ぶとこちらに走ってきますが
 またすぐ走り戻って 猿に向かって吠え立てます
 今日来た猿は 攻撃的ではありませんでしたが
 猿によっては威嚇してきますから
 子供が噛まれたり引っかかれたりが心配です
 ところが 猿に見慣れたらしく
 急いで家に入ったりしないのです
 「向かってくるから入りなさい」
 と声をかけると 4年の娘のお友達が
 「私は猿と仲が良いから」
 とか・・・なんということだ・・・
 そのうちクーが吠えなくなったので
 猿がいないとわかり 安心しましたが
 以前 家の引き戸をがらがらっと空けようとしたのを
 大慌てで内側から閉めたことや
 窓枠にいつまでも座っていたので
 中から脅かしてしまえと
 バンバン叩いたら かえって怒らせてしまい
 窓枠に噛み付き かじかじかじかじと
 噛み砕かれてしまったこともあるので
 気をつけなければいけないです
 たいていの猿は 人の気配がすると
 逃げていくものなのですがね
 猿にも色々な気持ちの時と 性格があるのかもしれないです
 1匹は首輪をしていたという目撃情報から
 調査中の群れだったようです
 
 みかんの好きな猿
 みかん畑の近くを通るときは
 気をつけなくては・・・



     猿


   どこ?どこだ?

   食べるものを探していただけなのに

   迷ってしまったな

   山の餌場に人の家が建って

   住処の木々は切り倒された

   流れ流れて雨露しのぎ
 
   飢えを凌いで生きてきた

   どこ?どこだ?
   
   俺たちはどこへ行けばいい?

   何を食べればいいんだ



2002年12月17日(火)  手話

 学校の国語の教科書に 手話が出てくるようです
 
 2・3年前からここの市でも
 4年生の授業にあわせて
 サークルから何人かお手伝いに出かけていました
 ところが 声のかかるサークルと
 そうでないサークルがあると問題になり
 ・・・まぁ そこで問題になるというのが
 福祉のレベルが低く感じられますが
 分け隔てなくサークルに振り分けられるためにと
 社会福祉協議会を通すことになりました
 出かけたサークルには お礼や交通費として
 一律の金額が出ることも取り決まりました
 そんなことがあったので
 4年生の娘を持つ母として サークルの一員として
 ちょっとドキドキしていましたが
 とうとうその時が来てしまいました
 「4年生の子供のお母さんとしてお願いできないでしょうか」
 ・・・・どうしよう・・・・
 『実は サークル会員として このおはなしはお受けするのが
  とても難しいので・・・』
 「実はですね 手話の前に点字に触れる授業もあったのですが
  社会福祉協議会に通したら あれこれ条件を出されましてね・・・
  仕方が無いから隣の市社協にお願いしたら
  快く引き受けてくださいまして・・・」
 と 切り替えされてしまいました
 『・・なんと・・・そうでしたか・・・』
 そんな様子では またここの社協に頼むのも気が引けるのでしょう・・・
 『わかりました・・・でしたら サークルからではなく
  あくまでも4年生の子供の母として お手伝いさせていただきます
  ただ・・・社協とサークルの関係だけは
  お含みおきいただきたいと思います』
 すごく不思議です どうも敷居の高い福祉です
 学んだ者が伝える 知っている者が広める
 そんな気持ちでいれば もっと手話も点字も
 広まるのではないでしょうか・・・
 通訳士ではないから 教えられないなんていっていたら
 難しい通訳士の資格が取れるまで
 手話を広められなくなってしまいます
 「知っていることを知っているだけ
 それ以上のことはわかりません」 でもいい様に感じます
 ・・・私が思う福祉ですが・・・

 さっそく 聴覚障害を持ったお友達に声をかけると
 これまた快く引き受けてくれて
 ・・・まぁ・・・
 サークルがらみのことは気になりますが
 子供たちに楽しく「伝える」ことを学んでもらえて
 「聞こえない」ことを知る機会になれば
 嬉しいと思います

 いよいよ明後日・・・・
 世間知らずで怖いもの知らずの私が
 そんなことを引き受けてしまって
 上手くいくのでしょうか・・・・
 ううん・・・気負わずに 
 私にできることをしましょう




      伝える


     遠い昔から

     大切なことを伝えてきた私たち

     良いことも 悪いことも

     経験を伝え続けてきた

     だから人は成功し

     次々に成長してこれた

     そして今・・・・
 
     私たちも遠い未来に

     伝え続けなければならない

     たとえほんの一点に過ぎなくても

     怠ることで

     途絶えてしまうから


********************************************

  お・ま・け


 今日は幼稚園の娘のクリスマス祝会でした
 歌の大好きな娘は 私のほうを見ながら
 大きな口をあけて歌います
 ゛見て見て 上手でしょ?゛
 そんな気持ちが伝わります

 すぐに怒って プイッとどこかに行ってしまう娘ですが
 薄皮をはがすように そういう感情も出さなくなってきました
 私に本気で叱られることも多くなりましたが
 そんな時の自分の気持ちの持って行き方も上手くなり
 少しずつ成長したようです

 頑張って作った私へのプレゼント
 切ったり貼ったりのクリスマスツリーです
 ラッピングのリボンも 蝶結びに挑戦していました
 ちょっと斜めでしたが 憧れの蝶結びも
 少しずつできるようになったのかな・・・

 クリスマスページェントでは なんと「馬」の役
 ヨセフとマリアが休む宿屋を探し当て
 ところがそこは馬屋で・・・・いたいた・・・
 それぞれに好きな色で塗られたお面をつけた馬が4頭
 娘の馬のお面は ゛ブルー゛です
 ヨセフとマリアを受け入れて
 一緒に引っ込んで行きました
 台詞もなく 振りもないのですが
 大切な役目です
 「馬 上手だったねぇーーー
  歌も上手だったし すごいねーーー」
 そんな言葉に 得意になっている娘が
 すごく可愛かったです
 親馬鹿っていうのは こういうことかしら・・・
 いよいよ冬休みまであと少し
 そして・・・クリスマスです
 



2002年12月16日(月)  カラオケ


 幼稚園のクラス親睦会でした

 カラオケです 
 風邪をひいたり 子供の具合が悪かったりで
 参加者はかなり減ってしまいました
 ・・・ということは
 いっぱい歌えるのね♪

 私は自慢ではないけれど
 歌が下手で・・・・
 でも・・・カラオケは嫌じゃないので
 一緒にいる人には ご迷惑です
 
 カラオケのいいところは
 人の歌を聴きながら
 じっくりと歌詞を理解することができるところです
 「こういう歌だったのかぁ」
 内容に気がついて 驚く歌もあります
 みんなそれぞれ自分の持ち歌があって
 それぞれの声に合ったものだったりするので
 楽しいです

 今日の歌い具合は どうも納得できなかった私は
 お友達とこっそり練習しようと約束しました
 練習とは名ばかりで 実はもっと歌いたいだけだったりして・・・
 




      カラオケ



     歌い手のように

     歌を歌う

     いい気分だな

     歌い手はもっと上手かったっけ     
 



2002年12月15日(日)  ゴスペル

 デパートの催しものでゴスペルコンサートがありました
 
 まず始めの演出は雪でした
 4階までの吹き抜けになっているフロアの
 天窓のあたりから 人口雪が降ってきました
 ライトを落とすと 雪がよく見えます
 コンサートを座って待っていた娘たちが
 「触りたい 行ってもいい?」
 と聞きます もうすぐ始まるけれど・・・
 触りたい気持ちがよくわかります
 「いいよ」
 2人であわてて触りに行きます
 始まるよぉ・・・
 ハラハラしている私のところへ
 「おかあさん・・・・泡だったよ」
 と 少しがっかりしたように戻ってきました
 見てみると 細かい白い泡です
 「冷たくない雪なの」
 下の娘もちょっと不満そうでした
 でも 雪の気分は味わえました

 ゴスペルの始まりです
 若い女性のグループで 
 どんなゴスペルなのかとワクワクします
 歌い始めると あらら・・・?
 上手じゃないの・・・
 声もでているし はもりもしっかりしています
 何より気持ちよさそうに歌っているのがいいじゃないですか
 すごいすごい
 思っていたよりもずっといい! ごめんなさい
 若い声のコーラスってすがすがしくていいです

 クリスマス前のこのころ 
 イルミネーションもディスプレーも素敵です
 何故か 夜の街が気持ちいいのです
 帰りたくないな・・・
 悲しいくらいそう感じるのは
 私だけでしょうか・・・



   
    カラー


    

    クリスマスは

    花も

    星も

    木も

    クマだって

    ウサギだって

    アメもチョコレートも

    みんな みんな

    赤と緑    



2002年12月14日(土)  チョコ


 娘は大のチョコエッグファンです
 
 私も感心させられるほど
 本物そっくりの動物や虫が入っています
 だいぶ集めたのですが
 シリーズが変わらないと
 同じものが重なってしまうため
 このところ 買わずにいました
 というか きりがなくて
 私が絶ってしまったのもあるのですが・・・・
 久しぶりに娘のおねだりです
 ずっと買っていなかったので
 買ってみました

 入っていたのは 「このはむし」
 娘は大喜びです
 緑色の体で 羽が葉っぱのように見える
 このはむし・・・
 本当によくできでいます
 噂では ひとつひとつが手描きだとか・・・
 こんなにたくさん・・?
 とも思いますが 納得してしまうできです
 ほかのチョコも買ってみましたが
 なんか雑に見えたりします
 ・・・気のせいでしょうけれど・・・

 あまりよくできていて 種類も豊富だと
 飾り棚が欲しくなります
 こうして 「マニア」は誕生するのです




     マニア


    これはいい

    始めはそんな出逢い

    あとひとつ・・・あとひとつ・・が

    10になり100になり

    とうとう全部揃ってしまう

    全部揃った充実感

    並べて眺める満足感

    さて 次は何を揃えようか

    
 
 



2002年12月13日(金)  選ばれる


 神奈川県肢体不自由養護学校がある
 そこに通う重複障害を持つお子さんを
 育てている方の体験発表と
 聴覚障害を持つ方の講演会があった
 
 我が子の障害を受け入れるまでの心の動きなど
 とても丁寧にお話された
 
 ・・・・障害

 私の子供に障害があったら
 どう 受けとめるだろう
 我が子をどう愛するのだろう
 とても・・・想像できなかった
 それが心に痛かった

 「障害を持って生まれる子は
  親を選んで生まれる」

 とても幸せそうな講師のお話

 福祉を学んできた私は
 まったく福祉がわかっていないじゃないか
 そんな気がしてならない
 それも・・・逃避なのか・・・

 ・・・・障害

 本当の意味での バリアフリーは
 ありえるのだろうか・・・・



       バリアフリー


      見えないバリアは

      どうはずせばいい

      どんな衝撃で

      壊れるのだろう

      

         
 



2002年12月12日(木)  午前


 久しぶりにあいている午前中
 そんな日は午後がふさがっていたりしますが・・・
 一昨日も何もないぞと自分の用を済まそうとしたら
 携帯が鳴り・・・「クリスマスのコーラス練習よ」
 と連絡が入りました
 あぁ・・・すっかり忘れてた
 あわてて戻ったけれど ほとんど終わっていて・・・
 失敗したぁ・・・・
 でも 今日は大丈夫よね

 だけど・・・なぜか手につかないのです
 時間がもったいなくて
 家のことはしなければならないけれど
 せっかくだから全然違うことがしたい・・・でしょう?
 で・・・思いついたのが 年賀状です
 すごいでしょう? 私にしては快挙です
 ここ数年 年賀状といったら
 お正月にがつがつ書く事になっていて
 こんなに前からなんて まるで夢のようです
 今年は エンボス加工にしました
 はんこを押して 粉をかけて溶かすもの
 結構 その作業は好きなので
 飽きずにできるかな・・・
 すぐに飽きてしまうのは
 まだ時間がありすぎるからでしょうか
 またにします

 あーあ
 もったいないなぁ・・・時間が止まらないかしら・・・

 そんなこんなで 貴重な時間が過ぎたのでした



  
        時間


   水が指の間から流れ落ちるように

   時間がこぼれて消えていく

   手のひらに力を入れても

   とどまることなく乾いていく

   思い通りにならない時間を忘れるために

   人は自分を 忙しくする
     
 



2002年12月11日(水)  おめでとう

 10年前の朝方 3時ごろのことでした
 
 予定日まであと2日・・・
 もう・・・お腹の中では
 いつでも準備が整ったと言わんばかりでした
 初めてのことで とにかく朝も夜も
 緊張感でいっぱい 不安もいっぱいです
 夜もぐっすり眠った気がしませんでした
 そんな真夜中のこと お腹の中で
 何かがプツッと切れたような感じがして
 はっと目を覚まします
 次には体から暖かい物が勢いよく流れてきます
 自分でも驚くほどの速さで
 布団からぐるりと体をはずしました
 さー・・・
 間髪いれず 畳はびっしょりです
 破水でした 
 「破水した!」声にならない声で母を起こします
 母も気が張っていたのでしょう
 真夜中というのに すっ飛んできました
 バスタオルでは納まらなかったようです
 母が取り出したのは 清涼がけです
 あたりの水をかき集めるように拭き
 腰にもう一枚 夏がけを巻きつけます
 急いで父の車で 市立病院へ
 ドキドキと緊張 不安 そういったもので
 体がちくちく痛かったのを覚えています
 看護婦さんの見解は「時間がかかるお産」でした
 破水ですから 赤ちゃんと一緒に出てくる水が
 なくなってしまったのです
 「辛いお産になるかも
  明るくなったら 先生を待って
  吸引機で引っ張るようですよ」
 そんな不安を与えられての入院でした
 それからの陣痛といったら 看護婦さんは
 私が大げさに言ってると信じてくれません
 「そんなはずないわよ」なんてぶつぶつ言いながら
 診てくれます
 「あら・・・本当みたいね」
 急いで分娩室へ やっぱり陣痛だったのかと
 早く終わらせたかったので 嬉しかったです
 分娩台では 上を向いても横を向いても
 逃げられない痛みとの戦いです
 生まれて初めての痛み・・・
 力の入れ方もつかめずに
 体が赤ちゃんを押し出そうとするのを
 我慢しなくてはなりません
 息むなといわれても 体に力が入ってしまうのですから
 もう どうすればいいのかわかりません
 不思議な経験です
 30秒おきに痛みに飲み込まれます
 痛くて力が入っているのか抜いているのかわからなくなったとき
 ずるずるずるっと大きな衝撃に
 体が揺れ動き 赤ちゃんが出てきました
 泣き声・・・
 痛さと感動と何がなんだかわからないけれど
 ただただ・・・涙がこみあげて・・・
 「ありがとうございました」を連発していました
 3,686グラム
 その時の新生児で一番大きな女の子でした
 大きい故に お風呂の入れ方のモデルになったり
 ミルクのあげかたの見本になったり
 忙しい新生児でした

 その子が10歳です
 
 これからたくさんの人と出会って
 たくさん学んで成長し続けるのですね・・・
 
 今日も相変わらず ランドセルを肩からすべりおろし
 お友達の家へ遊びに出かけました
 大好きなステーキと いちごのケーキで
 夜はお祝いです
 願い事をして ろうそくを吹き消しました
 どんなお願いだったのでしょうね・・・・





           おめでとう


       今日までしていただいたことを

       思い出しましょう

       関わってくださったたくさんの人に

       感謝しましょう

       「おめでとう」のお祝いの言葉に

       心からの感謝を

       「ありがとう」の言葉に代えて・・・



2002年12月10日(火)  ボヤキ

 ピニャコラダって知ってますかぁ?
 あはははは・・・・
 先日スーパーで見つけたリキュールなのですが・・・
 地味な洋酒のラベルにはさまれて
 ひときわ目立って南国風
 ブルーに金のラベルには
 ココナッツの絵が描かれています
 そして・・・なんと言っても
 白いお酒なのです
 ココナッツとパインジュースをラムで割ったもの
 甘いお酒が好きな私には
 とてもとても魅力的な一本ですよ
 このようなお品に出費してもいいのかなぁ・・・
 ビンを手に取り かなり自分に問いただしてみました
 が・・・自分のために お酒を買うことなんてないので
 たまには・・・いいかも っていう結論がでたのです
 で・・・家に帰って 舐めるように味を見たら
 !!おいしぃ!!
 いい物に出逢ったものです
 
 ちょーーーっと酔っぱらってしまったかも・・・・

 いっしょくん・・・ぼやきます

 私は
 どうも熱くなる性格みたいで
 自分でも 自分が面倒に感じています
 喜ばせたい 楽しませたい 笑って欲しい 元気になって欲しい
 そんなことになら 全力を注いでしまいます
 「何をそんなに熱くなってるんだろう」
 自分を見ていてつくづく感じるのです
 そんな自分を変えたくて あれこれしてみるのですが
 これって・・・なかなか変わらないですね
 でもねぇ やっぱりうれしいものですよぉ
 その場の雰囲気が 暖かくて 和んだとき
 最高に幸せを感じてしまいます
 結局は自分のためなのかなぁ
 人を楽しませていると思い込んでいて
 実は自分が楽になっているのかもしれない
 どこへ行っても 笑ってほしくて馬鹿やって
 笑ってもらえると嬉しくて
 そんなことに一生懸命になってる
 いつも役に立ちたくて 元気になって欲しくて
 一緒に泣いたり怒ったりしてる
 時にはやりすぎて失敗もしちゃうけど・・・

 一生懸命になってしまう自分に
 自分で気がついていないから困ります
 人に言われて ふぅっと息を抜いたりしています

 自分では自分のことを怠け者で
 だらしのない性格だと思っているから
 それを隠しちゃいたいというのもあります
 本当の自分を隠して 頑張ってしまうのね
 だから失敗ばかりしてる・・・
 もっと肩の力を抜いて 私はこんなに駄目な人よって
 みんなにわかってもらいたいのに
 どうもかっこつけちゃうのね
 
 怒ったり 喜んだり 落ち込んだり・・・
 何事も一生懸命だから
 見るからに大げさになっている・・・ようです
 人から見たら 劇団員のお芝居みてるみたいかもしれないな
 これも性格かしら・・・
 喜びも足をばたばた手はぱちぱち
 怒れば両手をぶるんぶるん
 落ち込んだらがっくり首を項垂れる
 そうしようと思ってしているのではないのに
 なーーぜかそうなっている私
 私にとっては面倒な自分でしかないのです
 だって・・・なんだかどたばたしていて
 周りの人が落ち着けないような気がしますもの
 静まれ・・・静まれ自分・・・
 そんな思いも 役に立つわけなくて・・・
 あぁ・・・成長させてください

 これって・・・
 私が長生きをして
 おばあちゃんになってもこうなのかしら・・・
 気味の悪いおばあちゃんかもしれませんね
 でもきっと・・・そう

 うーん・・・
 ものすごく良い心持ちなのですが
 酔ってしまったのかなぁ

 お酒は体が温まりますね




           探し物


    「自分」をどこに置いてきてしまったのでしょう

    「自分」を失くしてしまいました

    いや・・・初めから持っていなかったのかもしれません

    それならこれから 探すことにしましょう  

    飛び切り素敵な「自分」を見つけるためには

    何が必要でしょうか 
 



2002年12月09日(月)  誤解


 誤解しているみたい・・・

 確かめた・・・やっぱり・・・誤解みたい

 いや・・・理解されなかったのかな

 そんな思いで過ごした数日
 誤解されていると思ったら
 それが誤解だったらしい・・・
 ややこしいけれど
 そんなことが起こった
 事を大きくしないようにと
 人を気遣ってのこと
 誰を責めることもできません
 誤解が解ければいい・・・
 心からそう思います
 
 話はちゃんと聞いてみるもの
 きっと・・・たぶん・・・で
 人を判断するほど危険なことはありません
 ちゃんと事実関係がつかめるまでは
 心は何も動かさないままで・・・
 どこからどうやって伝わった間違えなのか
 誰から誰へ伝わってしまっているのか
 ゆっくりもつれた糸をとくように
 ひとつひとつが明らかになっていきます
 
 大丈夫 良くしようと願っていれば
 悪くはなっていかない・・・
 そう信じて 時を待ちます
 時間が経つと 見えなかったものが見えてきますし
 感じなかった気持ちが生まれてきます
 時間てすごいな
 今では どうして誤解が生じたのか
 よく・・よく反省して 一つ一つの絡まりが
 とけていくようにさえ感じています

 伝え合い ぶつかり合い 傷つき 理解しあい
 人のあたたかさを感じながら
 自分の中で何かが変わっていくのを感じます
 
 長い人生の中のほんの一年という中で
 魂が寄り合い 係わり合い 離れていきます
 またとないこの一年に
 ぶつかり合い溶け合って
 いい想い出にかえていけたらうれしいのです

 どんなに人に傷ついて落ち込んでも
 また人に救われる自分だから
 やっぱり人が好きなんだなぁ
 
 人ってすごいパワーを持っているのね
 


      絆創膏


      心の傷に

      言葉の絆創膏を

      貼ってもらいました
 
 



2002年12月08日(日)  ザ・シャーク


 我が家から車ですこし行った所に
 博物館があります

 昨日から来年の3月まで
 ザ・シャークというサメの特別展を開催します
 ゲテモノ好きの上の娘は
 「ガオー」物が好き
 肉食動物や虫 サメもそうですが
 ガオッと獲物をとり バリバリと食べる様子は
 ことのほか興味があるようです
 博物館の特設会場の入り口には
 ムカシホオジロザメのあんぐり口をあけた
 歯列のレプリカが出迎えてくれています
 あんぐりした上の歯と下の歯の間が
 160センチほどあるのです
 一本一本にのこぎりのようなギザギザがあるし
 一列だけではなく 下の歯は二列も並んでいます
 サメの種類によっては 五列も六列も並んでいるものもあります
 舌があったら・・・間違って自分の舌を噛んでしまったら
 ズタズタよね・・・・なんてね
 昔 海岸でサメに食べられる映画がありましたが
 これじゃあぱっくり食べられてしまうなぁ・・・
 なんて考えて ちょっと気分が悪くなってしまいました

 「サメ」と種類分けをしても
 いろいろな性質を持っているようです
 形がさまざまなのはわかりますが
 繁殖の仕方や 孵り方まで まったく違っています
 驚いたのは 卵で孵るものと
 幼胎といって 成体の中で孵化して
 哺乳類のように生まれてくるものがあるようです
 ざっと説明を読んだだけなのですが
 とても興味深い生き物であると感じました
 卵黄を腹にくっつけて しばらくはそこから
 栄養をとる種類もありました

 サメの皮に触れてみよう というコーナーは
 サメから剥いだ皮がなめしてあり
 触れるようになっています
 ゆっくり展示を眺めていた私のところへ
 下の娘が「おがあざーん」と寄ってきました
 よくよく聞いてみると
 サメ皮を思い切りこすったらしく
 少しすりむいたようです
 まぁ・・・わさびをおろすくらいの皮ですから
 子供の手など簡単にすりむけるのでしょう・・・
 絆創膏をして気を取り直します
 どれどれ・・・と私も触ってみることに
 ざりざりざり・・・・
 サメ肌だぁ・・・
 でもここが生き物だなと思ったのが
 頭のほうからなでるのと 尾のほうからなでるのでは
 全然違っていること
 頭のほうからは指が進むのですが
 逆からは絶対に進みません
 上の娘が「そんなことないよ」と反抗的な態度で
 試してみると 逆からはまったく指が滑らないことに
 かなり驚いていました
 人の毛もそうだということを試してみたりして
 目には見えないところにも
 不思議を感じていました

 常設の剥製なども見て のんびりと午後を過ごしました
 寒い雨の日の博物館て なかなかいいですね




      サメ


     のこぎりのような鋭い歯

     触れたらすりむけるような体

     脅すような泳ぎをして

     威嚇する

     本当は優しくて 穏やかで

     気の弱い生き物だったりして・・・・
  



2002年12月07日(土)  好み

 人はそれぞれあるもので・・・・
 我が家の娘は かなり正反対の性格をしています
 上の娘は できるだけこざっぱりした服を好み
 下の娘は ふりふりしたものを好みます
 上の娘は できれば気持ちを言葉になんて言い表したくなくて
 下の娘は 一部始終を実況し感想を述べます

 なのに・・・・・
 どうして同じものを取り合うのでしょうか・・・・
 とても不思議です
 まぁ そんなものでしょうか

 今日は休日なのに雨で
 デパートの用事を済ませようと
 デパート歩きです
 上の娘は まっすぐにおもちゃ売り場へ
 テレビゲーム売り場で ゲームをするためです
 小学生が列になって ゲームの順番を待っていました
 テレビの端には「1人10分でこうたいしましょう」
 と書いて貼ってあります
 根気よく並びつつけ 順番を待ってゲームを10分する
 それが苦もなくできるのが 彼女です
 下の娘にも お姉さんとゲームを見ているかと聞くと
 「お母さんとお買い物する」と答えます
 できるかできないかわからないゲームのために
 じっと座って時間を潰せない・・・
 そんな感じでしょうか
 で・・・連れて歩くのですが
 行く先々で あれが欲しいこれが欲しいと
 くねくね騒ぐので 落ち着いて買い物ができないのが常です
 
 結局 今日のところは久しぶりに お菓子をひとつ買ったのですが
 猫ちゃんのついた ピンクの携帯型容器に入った
 カラフルなラムネを選びました
 「ねえね(上の娘)には何もないから 
  取りあえずしまっておこうね」ということにして
 次のお店に移動します
 大手のおもちゃ屋で またしてもゲームを探る娘
 下の子は 相変わらずくっついて歩き
 「のどが渇いた」のくねくねねだり・・・
 ジュースを飲ませることにします
 そこにやってきたのがお姉さん
 欲しいものがあると 訴えてきます
 そのものはすでに 手の中にあり
 「これがどうしても欲しい」です
 見れば ハリーポッターに出てくる
 ドラゴンの赤ちゃんです
 くにゃくにゃの牙つき羽根つきドラゴンです
 ・・・・ねえねが好きそう・・・
 本当にゲテモノ好きですから
 好むぬいぐるみも ニシキヘビやコウモリ
 ワニ とかげ・・・・
 下の娘のお友達が見つけて
 悲鳴をあげていました
 妹がジュースを飲んでいることには気にもとめず
 おねだりです
 下の子には ラムネを買ったので私も気が動きます
 値段を聞いたら ぬいぐるみにしては思いがけず
 お安かったので買うことにしました
 結局 こちらから のどが渇く頃だと思うけどと
 聞いて 飲み物を自分で買いに行かせます
 
 まぁ・・・好みの違いはあるとしても
 こうも正反対ってあるのでしょうか・・・・




       姉妹


    同じように私の中で育ち

    同じようにこの世に生まれ

    まったく違った顔形

    好きなものも 嫌いなものも

    同じものがない

    共通するのは

    私が2人のお母さんということ
 



2002年12月06日(金)  火防祭


 近くに山伏さんの修行する所があります
 山 と名前がついていますが
 住宅街の中です
 広い敷地内には 保育園が建っていて
 近所の住人には なかなか評判も良いのです

 ここで行われるのが「火祭り」です
 「火防祭」と言います
 そこに向かう通りには 三日ほど前から
 真っ赤な旗が電信柱ごとに立てられ
 そろそろ火祭りだということを知ります
 
 上の娘が情報を得て 火祭りは今夜ということがわかりました
 娘のお目当ては「火渡り」です
 夜店も並ぶのですが 
 とても買ってはもらえないだろうと思うのでしょうか
 ねだりもしませんでした
 いろいろ忙しくて 出かけたのが8時近くです
 もう終わってしまったかと急ぎ足で向かいました
 夜店は煌々と灯りがついていて
 下の娘はそれだけではしゃいでいます
 ・・・・買わないのになぁ・・・
 中に入ると 人の気配は感じられず
 暗くなっています 火渡りをする場所へ行くと
 真っ暗な中に 大勢の人垣が・・・
 まさに山伏さんが渡る火種を 均しているところでした
 「まにあったぁ」上の娘の喜びの声
 本当に渡るつもりかしら・・・
 均した火のたまりは まるで火の池のよう
 風がくすぐると赤々と勢いをつけます
 あれを渡るの? 私が心配になってきます
 まずは何やら祈りの言葉を唱えた山伏さんが
 いっちばん熱いところを渡ります
 しかもゆっくりと・・・
 何人か修行の山伏さんたちが渡ります
 そして一般の人 あちあちあちあち・・・・
 そんな感じの渡り方 大げさな人は
 きゃっと悲鳴を上げます
 「おかあさん 渡ってくるね」
 そういい残すと暗闇に姿を消してしまった娘・・・
 一般の人が渡り始めると
 ライトがつき 誰が渡っているのかが
 うっすらとわかるようになりました
 見えない・・・そう思って目を凝らしている前を
 「これからだよ」と裸足で通ります
 ハラハラと覗いていると 娘の順番が・・・
 ゆっくり歩き出し 半ばあたりからは
 小走りになりましたが ちゃんと真ん中を渡っていました
 戻ってきて感想を聞きます
 「どうだった?熱かったの?」
 「全然・・・冷たく感じたよ」
 そんな・・まさかぁ
 じゃあ・・・修行しなくてもいいね
 なんて言いながら帰ってきました

 火を渡ったから きっと来年も元気な一年ね




       火


      人の体は

      火と交わることができない

      風も水も体に纏うことができても
 
      火は・・・無理

      火のエネルギーを

      素足から吸い取り

      体の隅々に行き渡らせる

      その瞬間

      人の中に何が起こるのだろう



2002年12月05日(木)  価値観

 たくさんの人に囲まれて
 たくさんの考えを聞く

 みんな素敵だな
 それぞれ 大切に思うことが違う
 だから考えも違ってくる
 自分の大切に思うことと
 人の大切に思うことが違うとき
 人にはいろいろな考えがあるということに
 改めて気づくことになる
 信じていた自分の価値のなかに
 新しい価値観が入ってくる
 なかなか受け入れられなかったりもするが
 次第に自分の中に溶け込んでくる
 あの人の考え方もいいな・・・
 そんな気持ちが生まれてくる

 人を受け入れるということ
 簡単なようで 結構難しいときがある
 同じような考えを持つ人や 価値観の近い人が
 見つかったりすると 救われる思いがする
 逆に違った考えを持つ人と話をすると
 自分の考え方や 価値観に自信がもてなくなってしまう
 なんとも 優柔不断な話だが
 違った考えの人と出会っても
 自分を守り通そうとは思えなくて・・・
 まずは自分の中に取り入れて
 よく噛み砕きたいと思う
 その中から 新たな考えがでてくればそれでいいし
 やはり自分はこう思うと感じればそれでいい
 いつも柔らかくありたいのは
 こういうときこそだと思う
 
 間違っていたら改めたいし
 傷つけていたら謝りたい
 だから 伝えて欲しい
 伝えてもらわなければ 改めようもないし
 謝りようもないから
 先に進まない・・・

 ボールを投げたのは私
 下手な投げ方だけど
 私に投げ返して
 頑張ってキャッチするから・・・ 




      ドロップの缶


     いちご メロン ぶどう オレンジ

     全部まとめて入っていても

     口に入れるとぜんぜん違う

     それぞれの色に期待する味

     一つ一つの味に納得する

     どれも違っているけれど

     どれも ドロップ



2002年12月04日(水)  みなちゃん  


 幼稚園の娘のお友達に
 妹が居ます 一歳とちょっと・・・
 三番目のお子さんです
 お顔を見ると ついつい寄っていってしまいます
 赤ちゃんの頃は よく抱かせてもらっていました
 それがあるとき突然 泣くようになってしまい
 それからは近寄るだけでも泣かれていました
 あんなに抱っこしたのになぁ・・・
 しばらくは目もあわせないようにしていました
 
 それがこのごろでは 目が合うとじぃーっと見返して
 おめめをしばしばさせます
 このしばしばは どうやらかわいいでしょ?の合図らしくて
 あやしたりするとなる・・らしいです
 
 今日は幼稚園の懇談会 隣に来たのがこの「みなちゃん」
 うへっ かわいい
 さっそくしばしばしばしば・・・
 園長先生のお話を聞いているので
 私は前を向いているのですが
 しきりに横から「ばー」という声が・・・
 私をあやしてくれます ばーと言い返すと
 にやにやっとお母さんの胸に顔を擦り付けます
 またしばらくして 話に聞き入っていると
 「ばー」です 思わずあごに手を入れて
 ごろごろごろごろ・・・・なでなでしたりして・・・
 猫じゃあないのですから・・・
 
 クラスごとに別れても またまたお隣です
 先生のお話も聞かなくてはと思うのですが
 ついつい あやしてしまうんだなぁ・・・
 みなちゃんも期待しているし・・・
 このおばちゃん・・・面白い顔する・・・ 
 っておもうのでしょうね
 「あーあー・・うーうーうー」
 話に聞き入る私の横から 視線を感じます
 「あーあーあーあー」
 はっと気がつきごめんごめんと両手で頬を包みます
 「うーうーうー」
 まじめな顔で話しかけてきます
 お話してよぉー そんな感じで・・・

 椅子に座るお母さんに 背伸びしてくっつく様子は
 なんともかわいらしいもの
 でもね・・・どんなにニコニコになったとしても
 抱っこはできないのですよ・・・
 見る見るうちに眼や鼻が赤くなり
 お顔はくしゃくしゃですもの
 そのうちに きっと抱っこさせてね




     こころ


    心が大きくなっていく

    人を受け入れられなかったこころは

    次第に人が許せるようになり

    信頼する

    たくさんの愛に包まれて

    こころが成長をするこの時期

    わずかな間に

    人にとって大切なことを

    学んでいく



2002年12月03日(火)  絵本


 今朝 幼稚園から借りてきた絵本を読みました
 「だってだって おばあちゃん」
 ていうものです
 この絵本 久しぶりにドスンと感動してしまいました
  98歳のおばあちゃんが男の子の猫を飼っています
  この猫は5才です おばあちゃんと釣りに行きたいのですが
  98才のおばあちゃんが釣りをしたらおかしいでしょ?
  と 断るのです 子猫は釣りに行くと いつもたくさん魚を
  釣ってきます どうやって釣るんだろうね
  と おばあちゃんが感心すると 一緒に行けばわかるのに
  と 残念がります
  おばあちゃんは99才のお誕生日を迎えます 子猫に
  ケーキに飾るろうそくを99本買ってくるように頼みます
  ところが戻った子猫の手には ろうそくが5本
  転んで川に落としてしまったと大泣きです
  仕方なくおばあちゃんは5本のろうそくでケーキを飾り
  99才のお誕生パーティーです 2人で数えるろうそくは5本
  ろうそくが5本なら おばあちゃんも5才になっちゃえ
  と 子猫と同じ歳になり 同じことをしてみます
  99才なら釣りにはいけないけれど 5才なら釣りにいけると
  川へ出かけます 川をぴょんと渡ると鳥のよう
  水に入って魚を取ると 魚になったよう
  エプロンの紐にも魚が食いついていて 
  まるで猫のよう おばあちゃんは5才がこんなに
  楽しいものとは思いませんでした 
  もう だってだってと 99才を言い訳にはしません
  来年のお誕生日にも ろうそくは5本にして
  5才を楽しむ事にするほどです
  ・・・ そこで猫は心配になります
  5才のおばあちゃんにも 上手にケーキが
  焼けるかな・・・

 なんとも素敵だと思いました
 心の持ちようで歳はあとまわし いくらでも若くなれるのです
 何にでも挑戦することで 人生がらりと変わっていくおばあちゃん
 猫との関わりがきっかけで 「だってだって」と
 98才を理由に何もしなくなってしまったおばあちゃんに
 素敵な時間が訪れるのです
 私もおばあちゃんのように気後れするところがあるので
 何事にも挑戦して 心まで歳をとらないようにしたいです
 また この子猫のように 私に刺激を与えてくれる人を捕まえては
 吸収したいと思ったのです
 まずはこの絵本と出会えたことが 今日の一つの喜びです

 今日は子供と遊ぶ日 クリスマスバージョンです
 言い訳がましいけれど どうも私自身ののりが悪く
 気持ちとか声とかが 前に出なくて困りました
 ツリーから飴を取るゲーム
 飴のなくなってしまったツリーに飾りを貼るゲーム
 ツリー作り おやつです
 ほどほどの人数で 安心しました
 この頃の子のひと月ひと月は成長が著しいです
 やっと歩いていた子が走り回っていたりします
 「あーあー」言っていた子が「まんま」なんて言います
 まだお腹の中だった子が 生後5ヵ月目になったと
 お披露目に来てくださいました
 とても嬉しかったです 抱っこさせていただくと
 くにゃくにゃっとしていて 頼りなく
 つきたてのお餅のようです かわいい たまらない
 この会をしていると 上のお子さんと過ごして欲しいと思うので
 できるだけ下のお子さんはかわりに抱っこしています
 下の子もそういうのに慣れているせいか
 おとなしく抱っこされています
 抱っこしながら 私が大きな声を出すと
 なぜかニコニコしていて あやされていると思うのでしょうか・・・
 私の顔をじぃっと見つめて お母さんと違うんじゃない?
 って顔をする子もいます
 少し大きい子は 長く抱いていると 自由になりたくて
 もがもがしてきます 下におくと猛スピードで
 ハイハイします この子はつかまり立ちができるようになったばかりで
 おやつを食べようと出した座卓につかまったかと思うと
 上に乗ってご機嫌です いつの間に・・のったぁ?
 再現しようともう一度下ろすと あっという間に乗ります
 得意げに机の上に乗り お座りして大人の様子を見ていて
 いけないことはわかっているらしく おろすとはしゃいで居ます
 「乗ったの みてみて 乗ったの」って言っているようなお顔
 私・・・遊ばれてない? そんな感じでした
 今年はこれでおしまい 来年まで また間があきます
 どんな成長ぶりが見られるか 楽しみです 
 
 一年の終わりに向けて 行事も一区切りついていきます
 おもては楽になりますが 家の中の忙しさはそれ以上でしょう





          匂い


         石鹸の匂い

         ミルクの匂い

         髪から 頬から にじみ出る

         やわらかくて 

         やさしくて

         あたたかくて

         子供から漂う匂いは

         幸せな気持ちになる         
         



2002年12月02日(月)  1日


 昨日の疲れもあるのでしょうか
 1日うとうとしていたように感じます
 それがまた いい心持でして・・・
 また風邪をぶり返さないように
 気をつけなくては・・・

 明日は子供と遊ぶ会のクリスマスです
 去年は1人で準備をしなければならなかったことを思うと
 今年はとても楽です
 ・・・・といいながら ぎりぎりになってしまいましたが
 相棒に早くから 準備を頼んでいて正解でした
 熱を出したり リサイクルバザーがあったりと
 本当に時間がなかったからです
 仲間が居るって やっぱりいいものです
 楽しい時間にしたいです

 夜は手話でした
 じっと座ると 睡魔が襲ってくる状態ですから
 困ってしまいましたが 休み時間に紅茶を飲んだりして
 渇を入れました
 ビデオの読み取りでしたが
 これまたひどく難しくて 動かない頭に
 とどめを刺された感じです
 1人の男性が出てくるもの
 まず1度一通り見て見ます
 そこで講師からの声
 「まず何人登場しましたか?」
 と そうでたか・・・うーん
 5人くらいかな いや 2人かな
 ・・・正解は3人でした
 2時間かかる講習会は
 この男性があらわす 3人の人物についての
 謎解きでした 1年間の講義も
 いよいよ大詰めです
 
 なんともいい気持ちで
 またまたうたた寝・・・
 ホットカーペットに ガスストーブ
 脳みそを溶かします
 ・・・お布団で寝ないとね

 


     ねむり

 
    眠りを妨げるものがなく

    好きなときに好きなだけ

    ここから離れられたら

    贅沢な時間

    ここに居なくてもいいだけ

    心も体も解放される

    秘密の一人旅
 



2002年12月01日(日)  10歳


 上の娘は 今月で10歳になります
 いや・・・もう10歳ですか・・・
 二桁になるのですね・・・
 と・・・人事のようですが
 母としましては こんなに嬉しいものかというくらい
 嬉しいのであります・・・照れますね
 一年一年 もちろん嬉しかったのですが
 二桁になるのは また格別です
 ちょっぴりだけど 仲間入りした感じですものね

 まずはそのお祝い第一弾として
 娘の望みを叶えるために
 ディズニーランドへ行きました
 はい・・・行ってきたのであります
 良かったのか悪かったのか
 朝から曇り空で 時々雨も落ちてきます
 そのせいか すいていたのです
 まぁ・・・ディズニーランドのすいているといったら
 これでぇ? という程度ですが
 乗り物もそれほど待たず
 買い物もほとんど並ばずに済みました
 
 何年ぶりのクリスマスでしょうか・・・
 以前行った時よりも クリスマスディスプレーが
 おとなしめに感じられました
 でも・・よくよく見てみると
 一つ一つが手の込んだ豪華なものです
 ランド内の街灯に下がっている花の球
 新酒のできた酒蔵が飾る 藁の球のような
 バスケットボールくらいの大きさのものなのですが
 通りによって お花の種類が違うのです
 どれも生花でできていて 球体です
 かわいらしいフラワーボールとでも言うのでしょうか
 花キャベツや パンジー きんぽうげ
 中には寄せ植えのものもあります
 リースを中心にして 両脇にボール
 なかなか素敵です
 これはおもしろいと ひと球3秒ずつほど
 ビデオにおさめてみました
 人が見ると この人は何がしたいんだと思うような行動です
 見上げてはビデオを構え 次に走ってはまた見上げ・・・
 1人ではしゃいでしまいました・・・

 夕方ごろ 大きなメインツリーのそばで
 記念撮影をしているお兄さんを発見
 ツリーを前に写したカップルの写真
 開きになっていて 反対側にも写真があります
 もう一枚は 前もって写してあった
 ミッキーさんミニーさんの写真 こちらもツリーの前です
 これはいい!! とお値段を尋ねたら
 その開きで1000円です これはますますいい と
 早速娘たちを呼び 娘二人で撮ってもらいました
 10歳を私と同じように喜び感謝して
 今日のディズニー行きを ずっと前から心配してくれていた
 母にプレゼントです 
 「娘たちが二十歳になるまで生きていられないと思うと
  愛しくてたまらない・・・」
 と 生まれた日から言い続けて
 もう半分が過ぎました あと10年くらい大丈夫
 どうか二十歳まで 見守っていて欲しいと
 いつまでたっても甘えてしまう 私なのです
 ・・・・しっかりしなくては・・・

 出来上がり上々 写真を受け取り
 後ろ髪をひかれる思いで
 イルミネーションに背中を照らされながら
 帰ってきました 

 今 日記を書きながら 思いました
 子供から大人へ しばらくはいろいろとあるのでしょうね
 つっぱって 反抗して 抵抗して
 心重いことが多くなるのでしょうね
 そうしながら 娘も私も成長するのでしょう
 がんばらなくちゃ・・・ですね




     10歳


    好みの色と好みの服

    鏡に向かう時間も長い

    心配するのは友達のこと

    何を言われても容易に動かない

    10歳あたりのお嬢さんは

    いったい何を考えているのか

    子供とちっとも変わらないのに

    大人のすることとも変わらない

     


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いっしょくん [MAIL]

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