今日は急なお客様です パソコンを購入予定で どんなものかと 我家のパソコンを偵察に!! 私の持っているのは ノートです こんなので・・・お役に立てるかなぁ
世の中湿っぽい・・・ 家の中も 湿っぽい匂いがしていそうです そこで・・・ 久しぶりに お香をたくことにしました
我家には香炉がいくつかありますが 一番のお気に入りは 足が三つあるものです 一本は松 一本は竹 もう一本は梅・・・ 松竹梅の足なのです・・・ 10年以上も前に 京都で買い求めた物ですが 銅でできていて とても好きな品です (もちろん・・・お安いですよ)
今日使う香炉は 小さな小鉢のような形のもので 中にはいただきものの金の砂が入れてあります 金沢のお土産の金の砂・・・ 灰の代わりにこの砂です これが結構使いやすくて便利なものです 何ヶ月ぶりでしょう いつもたいているお気に入りのお香が残り少なく ちょっと気分を変えて 新しいものをたいてみる事にしました お題が「つき」です なんともワクワクする名前です 作る人が「つき」をイメージして 香りを作ったのでしょうね・・・ なんだかそういうお仕事も素敵だなぁ
はじめての「つき」は・・・・ すこし甘い香りがして 終わるころは 高貴な香りに変わっていきました うーん・・・香りを言葉にするのも難しいものです 複雑に色々なお香を合わせたのではないかと思われます 源氏物語に 香合わせという行事が出てきます それぞれお好みの香を作ってもらい 香りを競うというものだったと思います 昔の人は香りに敏感だったのでしょうか 香りに順位をつけるなんて・・・・ お出かけ前には 着物にお香の匂いをたきつけていたようですし それぞれが自分の香りを持っていて 近づいた香りで 御簾の向に居ても 誰がいるのかわかったようです そんなに昔に 数多くの香りを出せる香料の素材があったわけです
鹿の体から取れる 麝香(じゃこう) 熱帯の香木 沈香(じんこう) インドの常緑樹 白檀(びゃくだん) 沈香の芯の部分から取った 伽羅(きゃら) 熱帯の常緑樹 桂の皮からとる 桂皮(けいひ) 熱帯の香木 丁子(ちょうじ) 成熟果実を乾燥した 八角(はっかく) 植物の樹脂からとった 乳香(にゅうこう) タイの落葉高木 安息香(あんそくこう) スマトラの香木樹液からとった 龍脳(りゅうのう) ちょっと調べてみたら こんなにたくさんの香りの元が見つかりました もっともっと出てきました 日本古来の アロマテラピーです 隠密者が精神統一にも使っていたらしいです
人と香りって ずいぶん歴史があるのですね お香を見直しました もっと深みがあるような゛匂い゛がします 使う時と場所 効能なども隠されているようです もう少し踏み込んでみたくなりました
におい
朝 窓を開けると
すごくいい匂いと出会えるときがある
たくさん酸素を含んで
何物の匂いも入り込んでいない
純粋で透明なもの
「空気がおいしい」
そう言い表す匂い・・・・
酸素で生きていることを
認識できる瞬間
その匂いと出会えた朝は
飛び切り上等な気持ちになれる
お金に余裕がないというのに・・・・・・
絵本を買ってしまいました♪
絵本は大好きで ずいぶんたまってしまいました 今日買ったものは エリック・カールさんの 「ごちゃまぜカメレオン」です 体の色を変えることができるカメレオンが ある日自分は ちっぽけでのろまで弱虫だと思いはじめます
ホッキョクグマのように大きくてかっこよくなれたらなぁ と 思うと体が白くなります フラミンゴのように綺麗になれたらなぁ と 思うときれいなピンクの翼と長い足がはえます キツネみたいにスマートになれたらなぁ と 思うとふさふさとした赤いしっぽがはえました サカナみたいになれたら泳げるのになぁ と 思うと背びれと尾びれがはえます シカみたいになれたら速く走れるのになぁ と 思うと立派な角がはえます カメみたいになれたらいざという時甲羅があるから安心だな と 思うと背中に甲羅がつきます ゾウみたいになれたら誰にも負けないくらい強くなれるのになぁ と 思うと顔が牙のはえたゾウになります アザラシみたいになれたら素晴らしい曲芸ができるだろうなぁ と 思うとさらにアザラシの手足が加わります そこに人間が通りかかると あのニンゲンみたいに・・・・・・ と 人間の持つ何かを望もうと思った時 ハエが1匹飛んできました こんな体じゃハエがとれないや そう思った瞬間 元のカメレオンに戻ってしまいます
・・・・というお話 このお話ができるところを 丁度テレビで見ていました エリックさんの絵本を作る技法は すこし変わっています 絵を描くのではなく 前もって染めて乾かしておいた 膨大な数の紙を 色々な形に切って使います ですから思いがけない所に おもしろい色合いや 模様が出てくるのです(うまく説明できませんが・・・)
この カメレオンの話は 小学生の子供がエリックさんと対談をして 何かを学び取るという 課外授業の風景でした エリックさんが子供達1人1人に 好きな動物を聞いていきます どうしてそれが好きなのかも・・・・ カメレオンの望みは その場にいた子供の望みでした 強いから・・・綺麗だから・・・・はやいから・・・ ところがエリックさんは 子供達の望みを 混ぜ込んでいくのです あれ?みんなそれぞれ違う友達の望みなのに・・・・ 子供達は戸惑いながらも 自分の好きなものを発言します そしてできあがったのが ごちゃまぜカメレオンでした 子供達は大喜びです 最強の生き物になったのですもの! それと・・・ きっと あれこれ望んで 本来の自分を見失ってしまうかもしれないけれど 元のまま ありのままの自分が一番なんだって言う意味も あるのかもしれませんね さてさて・・・・想像できましたか? ハエをとる前のカメレオンの姿・・・・
想像する力って 大切なんです 相手のことを思いやれたり 人を傷つけないようにしたり 冒険をしたり 創作したり 自分の世界が楽しめたり 夢を見ることができたり・・・・
周りの人の心を想像するからできること 想像力は 心に厚みを作ります 人を豊かにします 心を解放してくれます 子供のころの想像力は無限です このくらいのカメレオンは あたりまえに想像できなくてはね!?
大人も たまには想像力を使って 空想の世界を 楽しむといいと思います そうできることの楽しさ できた自分が素敵に思えることでしょう
絵本は子供の読むものと諦めずに 目を通してみると良いと思います ちいさな発見があったり 空想の世界に入り込めたり 考えさせられることもたくさんあります 絵だって美術館の絵画のように美しい物もあれば 心和むものもたくさんあります
子供のころに 誰かが絵本を読んでくれましたか? 今はどうですか? 子供に 恋人に 大切な人に 絵本を読んであげましょうよ 美しい絵と 素敵な言葉の プレゼントになりますよ 絵本の世界へ 出かけましょう♪
絵本
扉を開くと 別世界
森に お城に 花畑
「あったらいいな」がそこにある
「行ってみたい」がそこにある
「あったら怖い」ものぞけるし
「やってみたい」が楽しめる
心の中に 自分だけ
秘密の場所が 作れるよ
ただいまぁ! お友達のお宅へ伺い 季節の味をいただきました 私の大好きなさくらんぼです しかも大粒の「さとうにしき」です ルビーのようなその粒は 口の中でプツンとわれて 幸せな気持ちにさせてくれます 上等なお品を ごちそうさまでした ありがとう・・・
さて 今日は4回目の老人施設訪問です どんなお仕事が待ち受けているのかな ドキドキワクワクです♪
ヘルパー室へうかがう前に 主任さんにお会いしました いつもお忙しい主任さん 通りすがりのヘルパーさんに 私の仕事の説明をしています 「館内散歩していただくからね」
・・・・・・館内散歩?
実は4回目とはいえ 館内を把握していなかったので 突然不安が襲ってきます 「あ・・・あのー 館内がまだわからないので 見取り図か何かいただけると・・・・」 おずおずと言って見ると 「大丈夫よ!一緒に誰か行くからね!!」 あららららら・・・・・ ヘルパーさん1人とってしまうのか・・・・ こんな時申し訳ないです ただでさえ手が足りないから伺っているものの まだまだ仕事に慣れていないから教わる事ばかりです 早く慣れて 仕事を覚えたい・・・・ そんなもどかしさでいっぱいでした
とにかく増築 改築のくりかえし・・・・ 「B棟の4階が玄関で 5階が食堂 B棟の1階から C棟の3階につながっていて C棟の2階がヘルパー室になっていて・・・・ 大ホールに行くには B棟の5階に行く B棟の5階は 実はC棟の屋上につながっているんです」
「・・・・・・・はい」
「まぁ すぐにわかりますよ」
ここの施設は 以前私が仕事をしていたところです 4人1部屋だった痴呆老人の部屋は 見違えるような個室が並んでいて ホテルのようです トイレがつぶされて談話室に 廊下がつぶされてお風呂場に とにかく素晴らしく綺麗になってしまったのです ありがたいことに 窓から見る景色だけは 当時と同じだったので かろうじてここはあそこだ! と理解する事ができました
私を待ち受けていた「館内散歩」というお仕事 痴呆の方を車椅子で 館内散歩するというものです 「痴呆があるから車椅子から立ち上がってしまうんですよ」
そんな知識をいただいて いざ対面です 笑顔の素敵な女性の方 「こんにちは はじめまして よろしくお願いします」
「まぁまぁ よくいらっしゃいました」
よかったぁ 歓迎していただけた もうそれだけで 次に進めます 私の名前を呼んで頂くために 姓ではなく名前をお教えします 「お散歩に出かけたいのですが よろしいですか?」 「あらあら それはうれしいね」
ヘルパーさんも車椅子の女性を1人お誘いして2台で ゛館内散歩の案内゛をしていただきます 実はこの女性 お2人ともとても仲よしのお友達だったそうで 久しぶりにお顔を見たと 大喜びでした ・・・・個室の孤独を感じました
私がお連れしたこの女性 以前はとても社交的で お友達もたくさんいらしたようです というのも 行く先々で 「まぁまぁ ○○さん!!お久しぶりねぇ」
この挨拶をしたりされたりで なかなか進めないほどです それはそれはいい笑顔で こちらまですごくうれしくなるのです こんな事なら またお連れしたいと思いました
エレベーターを降りると 「この花瓶はずっとここにおいてあるのね」 とか 「ここはいつも素敵な絵が飾られていてねぇ」 とか・・・・ 何かを見つけるたびに 記憶が甦るようです 「ここには売店が出てね よく買物をしたのよ」 「へぇー そうなんですかぁ」
いつのまにか案内されているのは私の方です 懐かしい場所 久しぶりに会う人たち・・・・ 人はそういうもので こんなにも 気持ちが持ち上がっていくものなのだと 痛感しました
1人でも多くの方を 連れ出したい 私の頭の中が突然忙しくなり 時間の取れない自分の現状に はがゆい思いがしてきます
お散歩から戻り 食事までの時間 すこしお話しをしました 近くにいらっしゃった女性は 仲良しだった方 「この人はねぇ お茶の先生だったのよ お部屋に行くとね よくお茶をご馳走してくれたの 今では私がわからなくなってしまったみたいだねぇ・・・ 人はどうなるかわからないねぇ」
そうおっしゃっていました
「人はどうなるかわからない」
この言葉がとても重たく私の心に残りました 私だって明日事故にあうかもしれないし 家族に何が起こるかわからないのです 長く生きて 自分の名前も 自分の子供すら わからなくなってしまうかもしれないのです
「どうなるかわからない」 そう思うと 今を一生懸命生きなければと思います 限りある命なんですよね・・・・そう考えると もっとたくさんの人と出逢いたい たくさん経験を積みたいと 焦ってしまうのです もっと知りたい もっと見たい もっと学びたい 作ってみたいもの 試してみたい事 たくさん たくさんたくさん ありすぎます
・・・・落ち着いて・・・・・
今できることをしよう 私は今 ここにいて この方と出逢えた 今日 私ができることはこれ 収穫はこの出逢いです どれだけ出逢えたか 出逢いをどのくらい生かせるか これからの私の課題です いつも柔軟な心と頭で 豊かな日々を過ごしていきたいです
笑顔
心が笑うと 自然と笑顔になる
心が笑った時に出てくる笑顔は
周りの者を幸せな気持ちにする
私も心が笑っていたら
人を幸せにできるのかな
梅雨です
そんなの知ってるって言われそうです 今朝、トーストに梅ジャムをつけました 甘酸っぱくておいしい♪これは絶品ですよ 手作り品を買ったものです
梅ってすごいですよね 日本の梅雨時 ジメジメとした季節の前に収穫されて 物がかびたり腐るころに力を発揮するんですもの 今年食べる分は去年の物 今年つけた梅は来年に役立ちます そうして毎年繰り返されます 梅干 梅ジャム 梅ジュース・・・・ このごろは 梅アイス 梅ワイン 梅だいふくなどなど 何にでも梅を使っちゃいます 梅好きには たまらなく楽しいものです
梅肉エキスは梅を煮詰めて作ったお薬です なんと楊枝の先にちょいとからめて舐めるだけで 腹痛 下痢が治ってしまいます 自然の恵みの特効薬です
生のままでは猛毒なのに 最初にこうして口に入れた人は すごいですよね だって分析研究したわけでもないでしょうし そんな昔に研究機材だってないでしょうし・・・・ 勇気と勘に敬服してしまいます よく 「昔の人の知恵」 という言葉を使いますが もしかすると 人間が 生きるための「力」を持っていたと 言う事ではないかしら
生きる力・・・・
生きるということ・・・・ 注意力 観察力 洞察力 知識 知恵・・・・・ そういうものが体中みなぎっていたことでしょう 五感も優れていて 季節の移り変わりや天気なども 体で感じ取っていたでしょうし 身の危険は 気配で察する事ができたのだと思います 怪我や病気にも 本来の治癒力を生かして 自分の体の状態が あと何を必要としているのか わかったりするのです 自然も充分残っていたから辺りには薬草も数多く 処方も正確で 煎じ方も適切だったことでしょう 自然に近い体で 自然の中で生きている感じだったと思われます もしかすると 偉大なる自然に生かされている・・・・ そう感じていたことでしょう 進化すると退化するものがあるのは仕方がないけれど 生きる力や生き抜く能力まで退化していくのは 残念でならないです せめて 心のゆとりだけでも退化させないように 夜空の月と星を眺め 雨をよろこび 夏の暑さに感謝して 昔の人の暮らしを偲ぶ事にしましょう
(・・・・・・できるかしら)
おばあちゃん
私のおばあちゃん知恵袋
大切な知恵 持ってるよ
梅干 ぬかみそ 芋の汁
体にいいもの知ってるよ
私のおばあちゃん知恵袋
大切なもの 知ってるよ
度胸 愛嬌 となり組
心にいいもの知ってるよ
いっぱいいっぱい教えてね
私がおばあちゃんになった時
孫に教えてあげたいの
みんなのお役に立ちたいの
この頃の映像について 疑問に思う ある時期 テレビゲームの戦い合い殺し合いの影響で 犯罪の低年齢化が進むと騒がれていた バーチャル体験 実際できないことをゲームで体験する楽しさ それは電車の運転であったり ジャングル探検であったり 宝さがしであったり 戦争・・・殺し合いであったりもする 映像もリアルになり 声や音も血の色までも 実物に近い あまりにも血の吹き出る映像を見ると 本当にあんなになるものなのかと おかしな気持ちが湧いてくる
ケーブルテレビのCGアニメ
サーカスが舞台になっている 登場するのは3人だけ いや・・・2人と1匹というのか お日様スタイルのパパのパピーとその子供ポピー・・・らしい ポピーはサーカス修行中で うさぎの耳なのに しっぽが長い 白地に赤のシマシマ模様 残りの1匹は けだものと呼ばれているオオカミ このオオカミが変わっている お面をつけているが お面の下に大きな口が隠れている そのお面が瞬時にけだものの心を表す表情になり ハラハラハラハラと落ちていく つまり・・・・・ お面を無数に重ねてつけている・・・想定 ここには会話はなく 音楽が流れるだけ ポピーはいわゆる自分がいつも一番でいたい子供 ライバルのけだものには是が非でも負けられない あの手この手で勝ち進むのである 例え相手が死んでしまうことでも ・・・というかアニメだから死なないのだが・・・
昨日は手のひらを木製の机において ナイフでロシアンルーレットをするもの 指の間をナイフでトントントントンとまたいでいく ポピーはうまくいかないのに けだものがしたら 木製の机に手形が抜けた・・・・ 悔しいポピーはむきになる 当然のように 手首が・・・飛ぶ・・・ そこにかえるがやってきて かえるのまわりを ナイフが走る・・・あたり一面・・・かえるのかすで 緑になる・・・削れているのか?うううう・・・・・ そんな番組にもかかわらず 変におもしろい 体を電気のこぎりで切ってしまったり 頭を焼いてしまったり 叩き潰してしまったり・・・ 海を眺めて涙していたポピーが 津波にのまれたというのもあった かわいい顔をしていながら かなり残酷なのだ 大人のブラックジョークかと思っていた ところが子供に人気があるらしく 親にビデオをとってもらって見るらしい 子供の見る残酷な映像は 良いのか悪いのかわからない 悪いと断定できるとしたら あまりにも子供の目に触れる機会が多いように感じる 実体験のない中で 手首が飛んで大笑いしていたり 体を電のこで切ったり 叩き潰したり・・・・ しかもそこには笑顔がある・・・・
親が一緒に見ていて 笑っていたら 子供は当然笑うだろう 足が切り落とされる事は笑えるんだ 首が切れて飛んでしまうのはおかしいんだ ・・・そんな事まで学習しながら・・・
殺し合い・・・戦争・・・・殺人・・・ 実体験できない罪悪 やはりこれは 小さいころから大人が伝えてきた価値観の積み重ね 大切なもの してはいけないこと ほんのささいな事から 身につけていくものではないだろうか 積み重ねて学習し いつしか命の大切さが出来上がる 人との交流 信頼 愛情で身につく
今日 ある話し合いで 現代の親は 自分の価値観を子供に伝えないという話を聞いた 周りの言動にすぐ左右されてしまう こう思う こう考えている そういうことを子供に主張しなくなった 1つの事柄についての 自分の考えや思い そんな親の価値観から子供は考える力をつける ・・・・・大人の「責任」を考えさせられた
「自殺したがっている友達に 命の大切さを伝えて 自殺を止めるように説得する事ができない」 真剣に相談している17歳の若者がいた 説得できるだけの経験もないと・・・・ 私はもしこの17歳の若者から 死にたいと相談された時 どう説得するだろうか・・・・ 何を伝えることができるだろうか・・・・ アニメを楽しんでいた自分が 1人の大人として 何を伝えていく事ができるのか わからなくなってしまった
大人
たくさんの経験を積み
多くの人と出逢い
失敗を繰り返し
挫折を味わい
愛する事を知り
別れに悲しんだ
それでも自分が
大人になったとは思えない
大人って どういうことだろう
何年も前に モンゴルから「馬頭琴」奏者を迎えて サロンコンサートが開かれました 民族衣装でアジア系の顔立ち・・・・・ でも日本人の顔よりも・・・・・モンゴルっぽくて・・・・・ ・・・・・どんなんでしょ・・・・・
単音で演奏される曲からモンゴルを想像してみました 見渡す限りの平原に 風が吹き続け 山羊とか牛などを育てながら 移動していく・・・・・ 手作りチーズに バター茶・・・・・
馬頭琴の音は素朴で 悲しげに聞こえました 昔は馬の骨で作られたと聞きますが 本当なのか嘘なのかわからないです 先端の部分に馬の頭の彫りものがしてあるからとも 聞きました 「スーホの白い馬」という有名な絵本があります スーホが傷付いた子馬を拾ってきて育て とても賢く 足の速い馬に成長する 王様の主催で競馬が開かれ スーホの白い馬が勝つと 王様がその馬を欲しがり 腕づくでスーホから取り上げてしまうのです しかし白い馬は王様に逆らい 王様を背中から振り落とし 逃げようとしたところを 射殺されてしまいます 死ぬ前にスーホにひと目会いたいと 矢の刺さった体で スーホのもとに戻り スーホの腕の中で息絶えるのです 悲しみに暮れたスーホが馬の骨としっぽの毛で 馬頭琴を作ります その音色は国中の人たちの心を打つものでした ・・・・馬頭琴の始まり物語です
演奏会では「ホーミー」も聴きました ホーミーとは 自分の胸の骨に 声を反響させて 音を出すもので 人から出ているとは思えないような 不思議な響きの音を出します はるか遠くの人や 自分の家畜を集めるのに 使った手段とか・・・・ アルプスのヨーデルと同じようです 厳しい訓練をしないと あばら骨が折れるそうです ・・・・なんででしょ・・・・・ そのモンゴルから知人の伝でお客さんがやってきました 頼まれた時は 何語を話すのかさえわからず 先方はカルチャーショックを受けていないかと 心配したりもしました 2人の姉妹・・・・は とても愛らしく美しい娘さん お国ではロシア語を 第二母国語は英語でした 私・・・・全く話せない・・・・ 高校生以来 英語に対して親しみを持つ機会もなく やっておけばよかった・・・・・・・なんて後悔も通用せず・・・ 英語ができると思われる親類縁者を探し当て 4人がかりで接待したのです ・・・・結果 あまりの英語力のなさに 悔しさもわかず 悲しい思いばかりが残ってしまいました ここでしょげてはいられない!!
今では英会話に通い始めて半年!! 何も話せないのは変わりません!! 大きな声ではいえませんが 頑張っているつもりです 「バビロンの塔を作って神よりも偉くなろうとした人間が 神からの罰として 言葉を通じなくされてしまった」 国によって言葉が違うことを 聖書ではこう理由付けしています 神の罰かぁ・・・・・ だとしたら・・・私にも罰はしっかりと与えられています・・・・ たくましい人間は 神の罰を何百年にもわたって 償おうとしている事になります
世界共通語として 英語が通用するようになっています 私が死ぬころまでには もっと英語を話す人が増えます ・・・・死ぬまでに どのくらい話せるようになっているのかしら・・・
・・・・・大好きな英語の歌を載せることにしましょう
LET IT BE (The BEATLES)
When I find myself in times of trouble Mother Mary comes to me speaking words of wisdom , Let it be
And in my hour of darkness She is standing right in front of me speaking words of wisdom , Let it be
*Let it be , let it be , let it be , let it be Whisper words of wisdom , Let it be
And when the broken hearted people living in the world agree There will be an answer , Let it be
For though they may be parted there is still a chance that they will see There will be an answer , Let it be
**Let it be , let it be , let it be , let it be Yeah, there will be an answer , Let it be
「どうしていいのかわからない」というとき 聖母マリアが来てくれて 賢い言葉を伝えてくれた 「なるようになる」 どん底の暗闇の中で 私の前に立って 賢い言葉を教えてくれた 「ありのままでいい」
「なるようになる」 「ありのままでいい」 賢い言葉を教えてくれた 「なすがままにしなさい」
失意のどん底にあって この世に生きる人々の心は同じ いつか答えは見つかる 「なるようになる」 離ればなれになっても また会える日がくるかもしれない 「なるようになる」 「なすがままにしなさい」 「ありのままでいい」 いつか答えは見つかるもの 「なるようになる」 「なすがままにしなさい」 「ありのままでいい」 賢い言葉をつぶやいた 「なるようになる」 「なるようになる」 「ありのままでいい」 知恵ある言葉を教えてくれた 「なすがままにしなさい」
雲が覆う暗い夜も 私を照らす光はある 明日まで照らし続けてくれる 「成らせたまえ」 音楽で目を覚ましたら 聖母マリアが現れて 素晴らしい言葉を伝えてくれた 「なるようになる」
「なるようになる」 「ありのままでいい」 いつか答えは見つかるもの 「なるようになる」 「なすがままにしなさい」 「ありのままでいい」 いつか答えは見つかるもの 「なるようになる」 「なるようになる」 「なるようになる」 賢い言葉をつぶやいた 「なるようになる」
過ぎた事になりつつあるが・・・・
日本の総領事館に逃げ込んだ亡命者 北朝鮮人の5人 日本人はこのニュースを「目」で見て 「ひどい」「かわいそう」「受け入れてあげて」 と非難の声をあげた 取り押さえた中国側が 日本の様子を聞いて驚いたそうだ 「亡命させなかった事を感謝されると思っていた」 受け入れ態勢も無く 1人2人のうちは歓迎して いい事をしたと気持ちよくなっていられても これからさき続けていけるのか ここで抑えてあげた側に感謝すべきだ と、考えているらしい ・・・・・そんな話を聞いた
私のすんでいる市は人口約20万人 日本に亡命したい北朝鮮人が30万人・・・・・ すべてを受け入れて 今後の生活を保証できるのかとある人が言っていた 無理な話だった・・・・
相手の立場に立つということは難しい これほどまでに見方が変わる かわいそうだとか 何とかしてあげたいでは お互いが生きられない 日本人の甘さを感じた
本当の優しさ・・・ こういう時が「優しさ」というものがわからなくなる時 相手を思ってしていることが相手の重荷になる・・・・ 尺度が無いから難しい 喜ぶであろう・・・・ はずだ・・・・ 違いない・・・・ これが思いのずれの元なのかもしれない コミュニケーションの無さ・・・・ 相手の気持ちを聞かないで 自分の尺度で自分の好きな親切をする している側の自己満足だ 自分自身自己満足したがる傾向にあるだけに 心が痛い
〜のために 〜をおもって 〜にいいと思うから ついつい自分に言い聞かせて 人に自分を押し付けてしまう 自分のしていることを美化したがってしまう 確かにしていることはいいかもしれないが されている側にしてみると迷惑だったりする それを迷惑と言われれば 怒って手を出さなくなる ずいぶん勝手な話だ
コミュニケーションをとるということ・・・・・
外国のドラマを見ていると 傷付いた者を1人にはしない すかさず追いかけていって 話を聞いてやり 元気づける 私が行くわ 僕に任せて そんな言葉を残して・・・・ 話し 会話 言葉の豊かさ・・・・ 日本人の場合は 傷付いているから今は1人にしてあげよう というのが多いように思う 何をして欲しいのか どう言って欲しいのか そのくらいわかるものだろうと 話すことをしたがらない 「察する」美学
聞いてみなければわからなかった事 聞いてみたら誤解だった事 自分のしていたことが迷惑ととられた事 されたことが腹立たしく感じた事
そんな事に出くわすと ちょっと待てよ・・・ 相手との会話はちゃんとできていたのだろうかと 我が身を省みる毎日だ
会話
決して面倒だと思わないでください
わかるまで努力しつづけてください
諦めないでください
信じつづけてください
人には 絶対に大切なことだから・・・
体のバランス
食事のバランス
物のバランス
私たちは 無意識のうちに「バランス」を保とうとしている 人類はじまって以来!? ずっとバランスを保つように過ごしてきたのかもしれない
美しく・・・均等に・・・ 目に見えるものはそれなりにバランスの有無が理解できる あえて崩すと美しいこともあるが・・・
このごろ感じるのは 目に見えないバランスだ 人と人とのバランス・・・ 目に見えないだけに バランスをとるのが難しい
知り合ってから たくさんの時を共に過ごして 価値観が似ていたり 好みが同じであったりすることで 相手を近くに感じるもの・・・
お互いに一定の距離を置き 出過ぎず引き過ぎず・・・・ 弱いところは補われ 余力は分け与えあう
人と人とのバランスは こんな事から生まれ 保たれる そこには 信頼関係が生まれる
・・・・・どうしてだろう
せっかくとれたバランスであっても とても簡単に崩れてしまうのである 人の心はいつも同じではないということなのか・・・
気になり始めると どうにも心が重くなってくる ちょっとした相手の言動 あるいはその時の体調の悪さもあるのだろうか それとも 月が原因か 潮の満ち干きか 天気の良し悪しか ・・・・カルシウム不足かも? 信じる事 頼り頼られる事の負担・・・ 相手は変わらずに考えているであろうに 自分だけが こんな気持ちになってしまった・・・ 相手には申し訳ないが これ以上受け入れられない ・・・・彼女が胸のうちを伝えた
バランスが崩れたのだろう お互いが必要としあっているときには感じなかった負担 心を許した相手が 彼女以上に頼り 答えを求め 時を共有したいと思い始めた 彼女の許容をはるかに越えてしまっていた 人と人とのバランスを保つ「距離」 目には見えないものだから どうしても気がつかないうちに 踏み込んでしまうのは 仕方がないことなのだろう
大切な2人の友人を前に 私はまごまごとして・・・・ シーソーのまん中に立って 釣り合い良く動くように 右に寄ったり左に寄ったりする子供みたいである・・・
ピカソ
横向きなのに 目が二つ
左右の耳は上と下
いくつもの線で顔は区切られ
ぱっと開いた手のひら三つ
見れば見るほどわからなかった 実際には無いそれらの形
いつしか理解したいと思い
今では少し好きになった
心で捕らえる物のバランス
人それぞれに求めるバランス
かけ離れて違っていても
心の目で見て わかりあえる
久しぶりに髪を染めてみた このごろの髪染めは 匂いや刺激が少なくできている 私が使った物は あまりそのことにはこだわっていないらしい ・・・目に染みて、地肌が痛かった
今日、買い物に行ったときのこと みごとに金色に染まった髪をした女性 あれだけの色にするには かなりの我慢が必要だったろうに・・・ 自分が染めたあくる日だけあって 人事ではなかった
・・・と・・・
そのあとから またまたみごとに髪を染めた子供・・・・ どうやら親子らしい
えええええええ・・・・
どうやって子供に話をしたのかしら・・・ かっこよくしてあげる・・・とか おしゃれだよ・・・・とか 嫌がらなかったのかな・・・ 強引にしたのかしら それとも子供のほうからしたがったのかな・・・ でも・・・
あの液体を髪に塗られて 何分居たのかな・・・ 私は10分待つのにかなり苦痛だった 体に悪いかな・・・なんて不安もあったし・・・
子供の髪って 細くてさらさらしていて そのままでとても美しいもの その時期にしかないものの1つ・・・ 決して体にいいものではないでしょうし 匂いもしたのでは・・・
髪型や服装は 親の好みでいい でも 髪を染めるのはどうだろう それも親の趣味? いちいち疑問に思うことではないのかな 子供のころ特有の髪質を美しく思い 自分で染めた時の感覚を知っているだけに どうしてそうする必要があったのかと 不思議で仕方がなかった
髪
髪をとかす
昔の人は 髪は命と言った
今 そう思える人は
どのくらいいるだろう・・・
我が身を呪って髪から月桂樹に変えられてしまった ダフネ
女神の罰で髪を蛇に変えられてしまった メドゥーサ
赤い髪をにんじんと呼ばれて恋がはじまる 赤毛のアン 長い髪を編んで魔法の城から逃げた ラプンツェル
みどりの髪とその姿を見ると死んでしまう ローレライ
大切に思うことで
髪は・・・物語になる
落ち込んでいる
理由もなく・・・・ ・・・・落ち込んでいる
何かあったかな・・・・ ・・・・何かしたかな
思い返しても ・・・・これといって思い当たらない
ただ・・・ ずいぶんたくさん話をした
傲慢になったり 謙虚になったり
童心であったり 教育者であったり
野心家になったり 理解者になったり
親友であったり 親であったり
・・・私1人で この数日 何役をこなしただろうか 弱く小さい自分に戻る・・・・
きっと心がくたびれて 自分を見失っているのかもしれない
少し・・・心を解放したいと思った 心の充電がしたい
・・・・どこかへ行きたい できれば遠くがいい・・・・ 知る人がいない遠く 好きなことを考えて 好きなだけ時間を使おう 好きなときに好きなものを食べて 好きな音楽を聴く 寝転んでみたり腰掛けてみたり・・・ 本に目を走らせよう 空を見上るのもいい 海を眺め踊る光に目を細めたり・・・ 川の流れを見つめたり・・・ 花の名前を調べながら山道を歩いたり・・・
どれ1つとっても 今の私にはとてつもなく贅沢なことである こんな事を望むこと自体 ・・・我儘だということも わかっている それでも・・・それでも・・・ 1人の贅沢・・・・
こんな贅沢を 今 とても味わいたい気持ちでいる
我儘
プールつきの大きな家
きらめく宝石
高価な服
尽きる事のない食事
どんな贅沢も
いらない
今の私にとって
何よりの贅沢は
1人の時間
人って色々・・・
大勢のなかで過ごしていると つくづく思う
理解があり 誤解があり その繰り返しで わかりあっていく それぞれが全く違うものを持っているのに 気持ちがまとまっていく すごいエネルギーだと感じた 何度も何度も話し合い 会うことで どこかに共通する物がないかと探していく 異なる所を感じると主張し 異なった主張を受け入れるために 自分の中で葛藤する 共感できるように言葉を変え 表現をかえて まとまる努力をしていく
バラバラだった思いが 会話や言葉にもまれていくうちに 角がそろい 相手の思いにあてはまっていく 自分の足りないところにはまりこむ
心のパッチワーク・・・ 自分の色と 人の色は違う 見た目には合わない色合いと感じていても それぞれの色のピースを合わせてみると お互いの色を引き立て 美しく見えるもの 反対色であっても 組み合わせ方では引き立てあえるのである 組み合わせているときは 絶対にあわないと疑いを持ち 続ける事に自信を失っても きちんと組み合わせたあとに 少し離れて全体を眺めてみたら 調和が取れていたりする 一つ一つがバラバラに置かれていたら わからなかったこと 丁寧につなぎ合わせることで 本当は合うという事に気づかされる
それぞれの色 みんな好きな色を持ち続ける事は大切 でも たくさんの色のピースの組み合わせで 新たな美しさが生まれることも知っておきたい
色
同じ人間はいない たくさん集まれば
それだけたくさんの色
色使いを楽しもう
自分に合う色 合わない色
どんな色でも大切にできる
そういう人がいい
今は触れたくない話題だという人もいるかしら ワールドカップサッカーで日本が負けてしまった国・・・トルコ 大変な親日国と聞いて 少し嬉しくなりました トルコの人たちは 日本人と祖先が同じだと考えているそうです ロマンチストなのかしらね トルコ・・・・ 私がこの地に足を踏み入れたのは もう 10年以上も前のこと 気の遠くなるような時間が流れた上に 今のトルコがありました 日々生活している中に 大切な歴史の爪あとが残っています 観光客には貴重な歴史的文献でも トルコの人たちには生活の一部 自分も歴史の1ページに居るんだといった感じ 日本では新しい時代を作るイメージがありますが それとは違ったものがあります 歴史を生きる人達に触れて たくましさを感じました
イスタンブールのブルーモスク アヤ・ソフィア 壁にはびっしりと絵タイルが貼られ 美しいモザイクになっています 日本にはない天井の高さに 言葉を失ったのを覚えています
壁画はコンスタンチノープルが オスマントルコに墜落された時 漆喰で塗り込められてしまったのが1453年 アメリカ人調査隊が壁画を発見したのが1931年 私の目に触れたのが1990年・・・ なんとも、感動的でした
トプカプ宮殿の財宝 アジアの工芸品に 似ているものも多く 中国の螺鈿もありました
カッパドキアのきのこ岩 広大な中に いくつもそびえたつ自然の彫刻です よーく目を凝らすと穴が・・・ えっ・・・人が住んでいるのね・・・ 人間の力ってすごいです
パムッカレ温水棚も不思議でした 白い棚にブルーのお湯・・・ 足をつけたら気もちがいい! 自然の不思議です
食べ物はどれもおいしい! ベリーダンスのお姉さんが美しい! ラクダは大きい! どれもこれも感動する事ばかり あまりにも未知なる世界・・・ たいした知識のないまま飛び込んだ国・・トルコ もう1度行きたい・・・ 次回はもっと歴史的背景を学んでからがいい もっと理解できるでしょうし 見方も違うはずだから
らくだの骨の工芸品 絨毯 あまーいりんご茶チャイ シンバル・・・あるある!トルコの想い出
サフランとサフラワーを間違えて 大量に買い込んできたこと 殺されるんじゃないかと ビクビクしながら乗ったタクシー トルコの音楽に挑戦しようと買ったものの 1度も音が出せない笛・・・ サッカーの試合で組み合わせになったことで 私はすっかり 旅の想い出に浸ってしまったのです
旅
空の高さ 風の香り 空気の色
すべてが違う
太陽の光 光のあたった物の色 色の種類
すべてが違う
いつもの場所から離れてみると
こんなに違った世界が広がって
私の心も魂までも
変えてしまえる力がある
初めての場所
誰でも緊張するもの 2歳3歳ではなおの事・・・
子育て中のお母さんと子供が集まった 何度か会っている親子は 親しみのある笑顔で「こんにちは」 初めての親子は 心配そうに「こんにちは・・・」 さぁて・・・帰るころまでには笑顔になるかな? 笑顔にしたい・・・ そんな気持ちがこみあげてくる・・・がんばるぞ
お話・・・手遊び・・・絵本・・・ お馴染みさんは自分の遊びをしつつ こちらの予定も余裕でこなす 初めてさんは・・・? お母さんにくっついて 笑顔が・・・ない
体を動かす時間になる 離れるかな・・・横目で見つつ 目を合わせず好きにしていてもらう
ボール遊びが始まった 子供の大好きなボール 片手に持てる大きさだけあって 両手に持って投げたり転がしたり・・・ よしよし!次第にお馴染みさんがのりのりになる 圧倒されながらも 楽しそうな遊びに 少し手を出し・・・足を出し・・・ 気がつかないうちに お母さんから手が離れ・・・気持ちが離れ・・・ よしよし・・・いいぞいいぞと思ったとたん 「ぎゃ〜〜〜〜〜〜」 ええっ? どうやらお好みの色のボールはたった一つ こんな時に限って取り合いになる どちらも譲らない・・・お気に入りのボール 相手が泣いても離せない物は離せない 欲しい物は欲しい!!これが子供! せっかく慣れて もう少しでお母さんから離れるところだったのに ・・・仕方がないか
気を取り直して 新聞紙の出番である 新聞切り裂き遊び ひたすら新聞紙を切り裂いていく ビリビリビリビリ・・・ビリビリビリビリ 感触も音も なんともたまらなくいい ここで性格が出る 人の切ったものを撒き散らす子 とにかく細かく細かく しゃがみこんでちぎる子 何をしてもいい時間と空間は 子供が生き生きする いつもはいけないことならなおさら 部屋中を細かくちぎった新聞紙で一杯にする まだまだ・・・もっと散らかせもっと散らかせ こうなるとお馴染みもなにもない みんな新聞紙と戯れ始めた 集めてはまき・・・ちぎり・・・また集めてはまき・・・ こんな遊びにも 汗だくになれる子供 こちらまで嬉しくなる 楽しくなる どの子も 笑顔 笑顔 笑顔
ふぅ よかった そう感じていたとき 私の前に 今日が初めての女の子 言葉はないがじいっと見上げて 私の顔を見つめている 「楽しかったねぇ」 覗きこむ しばらく目を合わせていた その顔には満足そうな笑みの返事 お母さんのところへ走り去った
なんて言いたかったのかな あんなに緊張していたのに 楽しめたのかな あの笑顔が答えなのかな
そんな事を思いながら 私の顔はほころんでいた
心の扉
小さな扉 あかないの
小さな窓も しまってる
「外にはお花が咲いてるよ」
「外には鳥が鳴いてるよ」
「外にはみんなが待ってるよ」
小さな扉 心配そうに
ほんの少しだけ ひらいたよ
小さな窓が カーテン揺れて
ほんの少しだけ ひらいたよ
扉のなかには 明かりが射して
窓のカーテン 風で揺れた
おいでよここに・・・
おいでよここに・・・
1人の人を理解しようと 3人が集まった
とてもまっすぐな性格の彼女は 周囲に自分を主張するために 感情を込めて ストレートな言葉と声量で語った ・・・そして・・・傷付いてしまった人がいる
それ自体に力のある「言葉」を使うときは 強く感情を込めたり 極端に投げかけてしまうと 言葉ばかりがいつまでも残ってしまい 本当に言いたい事が見えなくなってしまうようだ
彼女の主張もわかるが・・・
「話す」ということは簡単なようで難しい時がある ゛相手の思いを知ると納得できる゛ ゛自分を主張して理解してもらう゛ どちらも自分が相手に対し または相手が自分に対して 「好意」「善意」があるから成り立つこと こちらを受け入れまいと頑張られたのでは いくら話しをしても 進まない それどころか 人を受け入れないからと 次第に周囲の心は離れていってしまう
どうしたら わかってもらえるだろうか 目的はひとつ 「仲良くやっていきたい・・・」 ただそれだけ
それだけのために たくさんの時間を費やし 言葉と心の準備をする 受け入れたい気持ちも 理解しあいたい気持ちも 今の彼女には余計なお世話でしかないのだろうか・・・
閉ざされた心 怒り 孤独 ひとつの心に3人が取り組む 彼女をわかりたい 彼女にもわかって欲しい 自らの心を純粋に戻す 「いいかげんにしたら・・・」 ある人から そんな助言を受ける でも・・・
今このままで終わらせてしまったら 何も解決されないまま過ごす事になる 通い合わないまま つまらない毎日だったと この先も心に残す事になる
ここに集まり同じ時間を共有する事になったのも 「縁」ではないだろうか 別れてすっきり 2度と話もしない・・・縁 せっかく出逢えたのだからこれからも思い出しては会い 会えた時には語り合える・・・これも縁 こんな事を乗り越えた仲だからこそわかり合える いい出逢いになるはずだと信じたい 一つ一つの出逢いを大切にしたい そう思い 感じることができるから 逃げたくない でも・・・やっぱり・・・これは余計な事なのだろうか 自分を信じるしかない一方で 私自身 自分に問いながら ここに戻ってきている
態度
伝えたいのに言えない
わかって欲しいけど どうしていいのかわからない
あなたの「態度」で
伝わってくるよ
さあ!
ゆっくりでいいから
いっしょに話そう!
素足が気持ち良い季節です 健康にいいぞうりに 今年も挑戦です 一夏で履き潰せるでしょうか
このころの素足は 今まであたたかく感じていた靴下を脱いで 心地よい風を足にも感じることができて とても気持ちがいいものです
一日中ではちょっと冷たくて また靴下が恋しくなって・・・履く また素足になって気分を変えたくて・・・ 休日ということもあって そんな事の繰り返し・・・
健康にいいぞうり どう健康にいいかというと 現代人の足は 土踏まずの形成が遅く 足指の働きも弱く 足長に対して足巾の狭さ 横のアーチの低さ 足底筋の弱さ が特長。その解消に良い。 そうです・・・ 足を開放して足指を使い込む事で 体も健康になるようです
まぁ・・・そんなことはいいとしましょう
そのぞうり 足の裏のあたる部分が 畳でできています たえず畳の上を歩いているような感じ 素足にそのぞうりの刺激がとてもいいのです ・・・でも やっぱり「はなお」が痛いわけで・・・ とても外を歩けない まずは部屋の中で慣らすのです 昔の人は よくこんな物を履いて 走り回っていたものだと 感心します お侍だの 悪党だのは 全速力ですもの しかもわらじだと もっとごそごそしていて 足の裏の皮が剥けるほどだと聞きます それに加えて 着物だからたまらない 現代なら靴ずれにばんそうこうでも貼れば もうしばらく歩けるものを そんな物もない 当時の人たちの足は強靭で・・・ 傷だらけだったのではないかしら
ぞうりのころの日本人の足を考えていたら 「健康ぞうり」に悲鳴をあげている自分が なんだかおかしく思えてきました
あたりまえ
あたりまえに服を着て
あたりまえに靴を履き
あたりまえに車に乗り あたりまえにベットに入る
私たちのあたりまえは
いつまで続くのだろう
おいしい物がたくさん手に入る時代です お料理は、何かを作り出すという 創造の世界 食べてしまうと消えてなくなってしまうけれど それは血となり肉となる 大切なものです
今日はお友達の家で 大勢集まって お料理を作りました それぞれの知恵と工夫を出し合って レシピ持ち寄り交歓会とでも言うのでしょうか お友達のお料理は ゛素材゛を大切にする物 香辛料や調味料を使わずに 作るのです なんとも想像すると 味気ないような つまらないような それでいいのかなという感じを受けるかもしれないですが・・・ 彼女が持参したお塩・・・ なんと ゛ピンクの塩 ゛なのです 何でもパキスタンの塩だとか・・・ ミネラルをたっぷり含むのだそうです そして不思議なことに そのお塩 なんとも・・・おいしいのであります 味付けをしないお料理に そのお塩をガリガリと挽いてかけると その素材の味が生きて とにかく・・・・おいしいのです
日本ではコンビにでもスーパーでも 塩は簡単に手に入るもの 塩に対する意識も、辛くなればいい という人も多いことでしょう パキスタンでは 塩は貴重品で いくつもの山を越えて 売りに来て 手に入れると聞きます
そんな塩を日本にいながら 食べていることも贅沢なのですが・・・ 塩を食べ物にかけることを発見した人は すごいと思いました 何にかけてもその素材の味を引き立てる「塩」・・・ 取れる場所によって 栄養素が違ってくることもすごい! もっともっと「塩」を見直そうと思いました
・・・私も 誰かの「塩」になりたいな・・・
味
辛い 甘い 苦い 酸っぱい
味には色々ある
想い出の味 懐かしい味 忘れられない味
味には情景がある
好きな味 嫌いな味 耐えられない味
味には感情がある
口の中で感じた味を
言葉にできるって 素敵だね
サッカーの盛り上がりがすごいです! ラジオをつけたら 自分も競技場にいるような 気持ちになりましたよ 結果も良さそうだし・・・ドキドキです
今日は有料老人ホームに行ってきました 今日で3回目 はじめたばかりのボランティアです 介護福祉の制定で 介護者には充実した内容の取り決めが増え それに対応すべく職員が 手の足りなさに悲鳴をあげています
そこでお助けマンのわたくしが(?) しゃしゃり出て!? お役に立てたらとはじめたものです
今日のお相手は、男性でした 職員の詰め所に必ずお顔があるといった方 どうやら、徘徊で目が離せないらしいのです
私に与えられた仕事は 引きこもりの方を部屋からお連れして お話したり何かを作ったりして 過ごすというものです 心からの元気を望んでいます
ところが今日は、この方とご縁があったようです 私が七つ道具の折り紙を出していたら 「折り紙かぁ 50年ぶりに見ますなぁ」 とにっこり! 私が生まれる前から見ていないのか・・・ と・・・ちょっと驚きましたが 「鶴・・・折って見ませんか?」 の声かけに 「いいですねぇ」 とお返事。 実は珍しいんですよ お年よりは控えめな方が多く すすめてもなかなかこういう答えはいただけないものです 内心(やったぁ!)です これ、私の職業病・・・ 近くによって、鶴対談・・・ 男性にしては!?手先が器用でいらっしゃる 端も丁寧にそろえて、きれいな鶴ができました
折り紙はいいですよね 指を使うし 色もきれいですし いくつか簡単な物を作りました
七つ道具その2 日本の歌集の出番です 今のところ歌を嫌う方は居ないのですが 男性ですと 探り探り・・・・ 「お歌はお好きですか?」 と投げかけてみました 「いいですねぇ」 あれ?もしかして・・・ なんでも「いいですねぇ」だったりして・・・ と、ちょっと不安もありましたが 早速歌いだしました 私が準備した歌集・・・ これがまた古い歌ばかりで 用意していった私が知らないものが多いのです 知っているものから歌い始めて 「いかがですか?」 と心配そうに尋ねると 「いいですねぇ」 う〜ん・・・ でも、嫌ではないんだ ・・・と解釈して 次を歌います 「ご存知ですか?」 ちょっとあやふやに聞いてみると 「その歌はねぇ、私の姉が、よーく歌っていましたよ」 あっ・・・ 心に入れた! そんな気持ちになりました ゛椰子の実゛゛浜辺の歌゛゛アザミの歌゛・・・・ 次々と歌にまつわる思い出がでてくるのです 「高等学校に居た先生ね 兵隊にとられてね・・・ 私を信頼してた 戦争はいけないって言いましたよ その時私もね 戦争は嫌だと思いました だから勉強しました 研究員になって 闘わずにいることを考えました だから兵隊には行かなかったです」
きっと、言葉で表すよりももっと もっともっと深い思いがあるのでしょうね
戦争には反対なのにどんどん兵隊としてとられてしまう 闘わずに 家族も責められずに 生きる方法はないかと 必死だったのではないでしょうか
笑みを浮かべて話す 昔話となった記憶・・・ 日本を変えてきた人たち・・・
「今ではこんなにだらしのない姿ですよ」 そんなことない 誰もそんな事思わない そう言いたかった・・・ 職員が まるで子供をあやすように 彼を食堂へ連れて行く様子を見て 複雑な思いが胸を痛めました
老い
手のひらを見つめた
なんて年をとったのだろう
鏡に顔を映した
こんなにしわが増えてしまった
まだしたいことはたくさんあるのに
まだ見たいものがたくさんあるのに
私の中で時が流れる
・・・生きたい・・・
強く思った 悲しくなった
いつか必ず死んでしまうんだ
みんな居なくなるんだね
そう思ったら
とても寂しくなった
このごろ 学ぶ事が楽しい 知らなかった事を知るのは楽しいもの 宇宙に浮かんだ小さな地球 小さな国の小さな県の・・・ なんとも 小さな小さな私・・・
どう頑張ってみても 知りえる事なんて・・・わずかなもの 一日ひとつずつでいい・・・新しい事を知りたい
今日は「聖書」の話を聞いた 「聖書」とは、ベストセラーでもあり 捨てられるのも一番だとか 厚ぼったい・・・重い・・・堅い・・・ 今日はたくさんの人が見るために 10冊以上の「聖書」が置いてあっただろうか・・・ 1度にこれほどたくさんの「聖書」を見るのも そうあることではない
・・・で・・・お話し終わって・・・座談会 「旧約聖書の預言を実現させるため イエスという人は、奇跡を実行しなければならなかったのですか?」 「天使は神の使い、サタンはどこからくるものですか?」 「サタンは人間の心から出る神に背く心。天使の心には サタンは生まれないのですか?」 みんなで質問をはじめた たくさん知ることがあった たくさんの謎解き・・・ ・・・・・・収穫あり 知らないというのはこういうとき強い どんな質問でも優しく丁寧に親切に答えがいただける そこで・・・「素朴な質問コーナー」 「子供の反抗に腹を立てていたり、夫婦喧嘩をした後 どんな気持ちで祈りの時間に入るのですか?」 気を悪くされるかとちょっとドキドキ・・・ 「正直言って、腹を立てて祈りつづけてます」 えっ・・・・・! なんとも嬉しい答えが返って来た 「そう言う自分も神と向き合っている自分ですから」 うん・・・
神が望む行動をとる人たち 彼らが学んだ「神の世界」を人に伝える仕事 職業にするのに、どんないきさつがあったか知りたいと思った
人は人でしかない・・・
「神を伝える」 なんて難しい道を選んだのだろう・・・
・・・・らしく
誰かに従おう
誰かに考えてもらおう
楽に生きたい それは人間として生まれた
人間の姿だろうか
では・・・
人間らしくとは
どういうことだろう
人間らしく
生きることができているだろうか
朝、カーテンを開けた いつものように3枚のカーテン その3枚目を思い切りあけたら 窓に「蛾」がとまっていた 「うわっ」 モコモコとした 肉厚に見える「蛾」 いやだいやだ・・・ そう思いながらも、じっと見てしまった・・・ あまり見かけない形・・・ 「蛾」・・・だよねぇ? 窓の向こう側にとまっている「蛾」を 上から下から・・・右から左からと あちこちから眺めてみた 確かに・・・「蛾」・・・・ あっ・・・・・ しばらく眺めていたら その「蛾」の形が・・・なんと・・・
・・・・・「天使」に見えたのだ・・・ 「ああああぁぁぁ!!!!」 思わず声をあげてしまった 触角が天使の羽根のように両側に広がって はばたいているようなのである 前足にはモコモコっと毛がついていて 袖の広がる・・・つまり・・・天使の絵によく描かれるような ガウンを着ているように見える そして両前足・・・ つまり天使の両手にあたる部分は 何かを受け入れるかのように まっすぐに広がり まるで「この胸に飛び込むといい」 そう言っているかのようだ その下の「蛾」の羽の部分は広がりがなく 細長く三角になっていて まさにガウンの裾・・・なのである 「・・・・天・・・使・・・・だ・・・・」 はたはたと飛び交い 鱗粉を撒き散らす「蛾」 「蛾」には何の罪もないけれど ・・・嫌いだ・・・ でも、その「蛾」が私に「天使」を見せてくれた いつも嫌って潰してしまう「蛾」に こんな仲間がいたのかと 少しばかり見直してしまった ちょっぴリうしろめたくもあった 造られた形 目に映る形 認識している形 それらが見せてくれた ちょっぴり幸せな形だった
形
見えない形 どう感じる?
始まりがあって 伝わっていくと終わりがある
・・・・・これが・・・丸
始まりがあって かたくとがって曲がってる
・・・・・これが・・・三角
風に揺れるながい髪 優しい瞳
チャーミングなお鼻 おしゃべりなお口
ああ・・・そんな言葉では伝わらないのか
指で触って私を知って・・・ 暗闇の世界でも知りたい物がある
その中で 知ることができる形は
こんなに限られてしまうのか
見えないもどかしさを感じたとき
見えないということに恐怖を感じた
与えられた視覚に
心から感謝の気持ちがあふれる
たくさん働いたあとの疲れは心地いいです 働いた場が楽しかったなら・・なおさら・・・ 人って・・・ 知りたいと思っても なかなかその人の人柄はわからないもの 毎日会っていても、何時間一緒にいても わからないときはわからない・・・・
「きっかけ」ってあると思う それは、自分達で作る物ではなくて 突然作られるからおもしろい
いつものように隣にいて いつものような話をして・・・ お茶を飲み、手作りのお菓子を食べていて ・・・起こった・・・ 「おいしいねぇ」 「ねぇ〜」 これがきっかけ・・・・ ここからはもう、誰にも止められない 笑い・・笑い・・笑い・・・・・・ 止まらないのだ・・・ 周りから見て、゛いったい何がおこったぁ?゛ と、不思議な光景だろう おいしいクッキーを食べ、同意を求めた彼女 おなじく確かにおいしいと思い、相槌を打つ たったこれだけの中に・・・・
実は前日、私の作ったクッキーに舌鼓を打ち ほめてくれていた 作り方を教えて欲しい・・・絶対にね それほど喜んでいた そして今、新たにおいしいクッキーを食べ 今度は私と感動したわけだ 私は、゛本当においしいよね゛という言葉を 表情にしてたっぷり大袈裟に表したのだ それがいけなかったらしい・・・ 彼女には私が怒ったように見えたという 私のクッキーをほめたあとで 今日また他のクッキーをほめた事に・・・ 「あら?怒ってる?」 その聞き方もまた笑えた どうして怒にゃならんのぉ? その行き違いと、2人の間の抜けた表情、空気・・・ 作ろうとして作られる物ではない しばらく気が済むまで2人は笑いが止まらなかった
それからというもの 何を見ても・・・笑い・・・笑い・・・笑い・・・ 女子高生じゃあるまいし 箸が転がっても笑える年じゃあない でも、このことが、2人の距離を縮めた 一気に仲よしになり、肩の力が抜けた きっかけはどこに転がっているのかわからない そしてどんな形であらわれて、どんな結果になるのか 過ぎてみないとわからないもの
でもひとつわかったのは どんなに頑張っても 近くに居なければ 「きっかけ」は見つからないという事
阻止 こう言った ああ言った
人の言葉を 面白おかしく伝える人
きっとこうだから きっとそういうことだ
言葉を1人で歩かせる
言葉は誤解をされたまま
一人で歩かなければならない
人の心に届くたび
言葉は心を傷つける
これ以上傷つけたくないと
言葉は悲しそうにしている
自分で止められずに
傷つけて歩く
この「言葉」を助けたい
誤解であると伝えていこう
言葉を助けたい 悪いのは言葉ではなく
人なのだから
こんな事がありました。
1人の人がとても悩んでいたのです 周りの者からすると 乗り越えやすい悩みとも思えるのですが・・・ でも、悩む本人にしてみると 八方ふさがりで、もうどうにも身動きが取れないのです。 悩みを人に話すということは もうそこから解決策が見えているように思いました いっぱいになった器のお水を空の器に入れる いっぱいの水が入った器は軽くなるわけです そして空の器をもった人が多ければ多いほど それぞれの負担が軽くなる・・・・ 「私にも入れていいよ」 みんなの愛で、軽くなるのです
悩みをもったその人は、人を集めました 「私の思いを聞いて欲しい」 誰もが驚いたのです いつもおとなしい人なのに いったい何があったのかと・・・・ 全員が席につき、話し始めるときは それぞれの不安や心配で とても重苦しい雰囲気に包まれました 「何の話だろう・・・」 悩みは、一言一言・・・ゆっくりと、存在感を持って 彼女の口からみんなの心へそそがれました 涙を流す人、うつむく人、怒りを感じる人・・・ ・・・やがて話が終わり 言葉はそれぞれの心の中に少しだけたまったのです ためられた言葉を理解するために しばらく沈黙が流れました
「私も・・・そのことで・・・悩んでいます」 ある人から、沈黙を破る言葉・・・ 堰を切ったようにそれぞれの思いを語り始める 伝える・・とは、すばらしいことだとつくづく感じました それぞれが思いを伝え合う・・・・・・ そうしていくうちに、そこには「気」が生まれ 誰もが一人一人の言葉に頷き 微笑むようになってきたのです 素晴らしい事だと思いました 思いやる愛だと思いました
でも・・・ね・・・・ 心が軽くなり始めた時、そこでは 見えないところで傷付く者があったのです 小さな心・・・ 私は・・・あたたかい「気」の後ろで 傷付き泣き始めた小さな心に気がついて そっと抱きしめてあげました がたがた震える小さい心を ごめんね・・・・ごめんね・・・・
すばらしい時が作り上げられた瞬間にも 寂しく傷付く心があるということを 心にとめなくてはと、反省したのです いくつもの心が交差して 複雑に絡んだ時でした・・・
元気を出して・・・
天使は夜にやってきて
今日の嫌な事消していく
毎晩そうしているうちに
いつの間にやらいいことが
心の中に残ってく
楽しいことを覚えてて
それがどんどん増えたなら
毎晩あなたの近くにも
天使が来ている証拠だよ
夏じゃない!? 強い陽射しになりましたぁ でも、やっぱり夏とは違っていて・・・ 空気が爽やかで気持ちがいいのです
この時季にしかない太陽の光と 風の香りです
川へ鮎釣りに行きました・・・ 鮎解禁から一週間 川は、じっと動かず釣りに集中する人たちで いつもとは違った様子です (賑やか・・・という言葉はあわないかと思います)
鮎はおいしい 魚好きにはたまらないものです とれたての鮎は魚の香りというよりも 甘く熟れたスイカの匂いがします 塩をふって焼いて食べたら それはそれは・・・おいしくて・・・ 季節をいただくという感じ
今日の収穫はというと・・・ 大人の人差し指ほどの小さな鮎が 20匹ほど・・・ 大きなバケツの中で なんとも愛らしい姿でおよいでる いくら魚好きとは言え これだけの量、絞めながら焼くのは忍びない 氷水で気絶させる事にしました 大切な命をありがとう・・・命をいただくね
川へ行ったとき 困った事がありました 川原へおりていき、流れに沿って歩き始めたのです 大きな岩、すごくこまかくてきれいな砂、見たことも無い雑草・・・ 上から眺めるそことは違って まるで自分が小人になってしまったかのようです 確か流れに沿って歩けるように見えたのにな・・・ 行く先々で水と雑草に阻まれ 進むことができない・・・ ええいっ!行ってしまおうか! 腹だたしさに思うのですが、 ズボンが濡れる・・・ 雑草の中に何か居るのでは・・・ そんな心配ばかり大きく膨らんで 進むことができないのです ただ、私の横で、私の戸惑う様子を笑うかのように さらさら・・・さらさら・・・・川が流れていく
ふっと思いました どんなに悩んでも、考えていても、悲しくて・・・ 私にとってはまるで時が止まってしまったかのように感じているのに さらさらと何も無かったように あたりまえに時間は過ぎるんだな・・って。
時間の流れは目に見えないから 気にならないんだ・・・ この川の流れのようにもしも目に見えるとしたら 辛いだろうね・・・ ゆっくり考えたくても、好きな場所に居ても 時間が・・・時間がほらほら行ってしまうよ・・・ ・・・いつもどのくらいの時間を費やしたか 確認しながら生きなければならないのですもの
見えなくてよかった 時間が見えなくてよかった 生まれ出て死んでゆくものへの・・・思いやり・・・だね。 優しさであり、気遣いでもあり・・・
・・・そして今日も、小さな鮎たちの時は止まって 何もなかったように川は流れつづけているんだね 私たちにも訪れる、その時のように・・・
流れる
時間が作り上げた私の体 小さな細胞でしかなかったのに
胎内で満ちる時を待ち
この世界にやってきた
小さくて何もできなかった私は
泣く事で存在を主張していた
歩き出し、不思議を知り
言葉を知り、伝えるために話をし、
学ぶ事を知り、学習し
仲間を作った
育った場所から巣立ち
1人で生きるよりパートナーを得たほうがいいと感じ
やがて自分を伝えるために子を授かる
・・・そして死ぬ
この繰り返し・・・
この世界に生まれ
流れにのったら
流されていくしかない
そして溶けて消えてしまうのも
・・・そう長くはない
止まる時は・・・無になる時
この流れの中で
何を見つけよう
流されながら
誰と出逢えるだろう
ほんの少しのずれや
流れの後先で
見つけられずに
出逢えずに終わってしまう
流されながら
失う物も多い
だからこそ・・・奇跡
今、私の周りにあるもの
そして出逢えた人たちは
・・・奇跡なのである・・・
大勢の人の力を借りて ひとつの目的のために催し物が開かれます
主催者の立場としては、協力者の労をねぎらい 心地よい雰囲気にしたいと考えるものです
「協力できてよかった」 「こういうことならまた力になりたい」 そういう気持ちを持ってもらうにはどうしたらいいのかな ・・・感謝を伝えたい・・・ あれこれ考えて、仕事が終わったら 冷たい飲み物を出そうと思いつきました
じゃあ、もう少し頑張って、クッキーも焼いてしまおうかな・・・ バターもあるし、小麦粉もある。卵とお砂糖と・・・ ・・・いやいや、まてよぉ きっと暑いでしょうから ゼリーもいいかもしれない うん!きっと、のどごしもいいし冷たいから こっちのほうが喜ばれるかも! 何の味かいいかなぁ・・・いちご・・・うめ・・・りんご・・・ ミルクの味もいい・・・ ・・・どうしたらうれしいかな?喜んでもらえるかな? そんな事を考えるのは、なんとも楽しいものです ・・・喜ぶ顔がみたい・・・ ただそれだけのために、私は色々考えることが大好き♪ そのために時間を費やすことが大好きです
ただ一瞬のために、私の心はウキウキして 相手のわずかな喜びのために、働いている・・・ そうしているうちに、自然と笑顔になり、幸せを感じているのです。
共 有
あなたが嬉しいと わたしも嬉しい
あなたが悲しいと わたしも悲しい
あなたが悩むことに わたしもこころを痛め
あなたの夢や希望のために いつまでも添いつづけたい
どうかわたしが傍にいることを忘れずにいてください いつもあなたを想っていることを忘れずにいてください
わたしはあなたと居ることに
最高の喜びを感じているのです
発表会の舞台のあと、お花のおすそわけ♪
何気なくいただいて帰ってきたこの花・・・ 花瓶にさして、ゆっくり眺めてみたら とても美しいことに気がついた 太い茎にいくつも花をつけていて 花びらは八重になっている 一つ一つの花は、薄紫から花びらの先に向けて 少しずつ濃い紫になっている 薄紫もよくよく見ると、淡く桃色が入っている ちょうど・・・シャボン玉がそういう色になるときがあるかなぁ
何て美しい色と形なんだろう・・・ そう思ったら、どうしても 名前で呼びたくなってきた 調べて・・・調べて・・・ 似ている花はあるけれど・・・これではない
一日一日過ぎていくうちに 花びらが散り始めた・・・ まって・・・まって・・・・ ・・・・とうとう間に合わなかった でもね、ちゃんと心にしまったから 目を閉じると見えるてくるから 忘れないから・・・ 呼んであげられなくて・・・ごめん 心の中でつぶやきながら さよならした
なまえ
すべてのものに なまえがある
存在する事に 意味が持てるように
すべてのものは 愛される 生きる力が 持てるように
私が存在する事には 意味があって
生きることが 望まれている
2002年06月06日(木) |
原因から結果へ・・・ |
自分の中に見つけたもの
今まで経験したこと。 楽しいことばかりじゃないよね・・・ 辛いこと、苦しいこと、たくさん。 そのときは、どうしてこんな思いをするのか・・・ なぜこんな事になってしまったのか・・・ こんな事いつまで続くのか・・・ 自分という物が嫌になってしまうんだよね。
それなのに・・・
時間という魔法にかかると、少しずつ少しずつ こんな事ばかりじゃないのかもしれないって 思えてくる・・・
あれからどれくらいの時間が過ぎたのかなぁ・・・
今日、人と話をしていて、ふっと思ったの。 あの頃のあの悩み苦しんでいた、自分がなかったら 今、この人の苦しみに気づく事ができなかった・・・
そう言えばあの時、とても辛かったっけ・・・
話をしていたら、その人の心に添うことができたようで 2人、自然と涙がでていた。
その瞬間、あの頃を乗り越えてきた自分に「ありがとう」って 言いたくなった。
まだまだ取るに足らない悩みばかりだけれど どれもこれも私にはなくてはならない事なのだと 強く思えた出来事・・・。
自分
世界一 憎らしくて 世界一 腹立たしくて
世界一 わけがわからなくて
世界一 聞き分けがない
誰よりもわがままで
誰よりも泣き虫で
誰よりも強情で手におえない
・・・そんなところが
時々すごく
好きになったりする・・・
2002年06月05日(水) |
いっしょくん日記デビュー♪ |
コンコン・・・はじめまして・・・お邪魔します
名前はどこですか? 日にちはここですか?
自分の日記なのに・・・初めてのお宅にお邪魔するみたい♪ ドキドキして、ワクワクして・・・ 新しい事ってうれしいね
お邪魔しました・・・
・・・・パタン
「水はいい♪」
水遊び・・・気持ちよさそうに水と戯れる子供たち 足を浸けている大人・・・水を楽しむのは、人間だけじゃない。 みんなみんな水が好き!水を求めて集まってくるよ♪ お日様と水と・・・
すずめの羽根に きらきら
子供のくるぶしに きらきら
みんなに遊んでもらった水が
きらきらお礼を言ってるよ
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