三楽の仕事日記
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朝から相談事が多い。本当にいろいろなことが起きる。「本質を考える、早く判断する」この二つが大切だと肝に銘じる。
企画委員会。生徒指導問題で協議。昼休みに卒業式最終確認。来年度の教室配置検討。寸暇を惜しんでの密度の高い会議。
2年数学。確率の授業。 条件換えがおもしろい。1,2,3,4のカードを1,1,2,3にしたら・・・など。今日もきちんと説明する力を付けることに重点をおき授業を進める。集中力のなさに叱る。
1年数学。基本の作図。 おもろしい。おもしろい。子どもたちはよく育ってきた。実に発想が豊か。予想を超える発言に喜ぶ。「角はいくつあるか?」という投げかけで大いに盛り上がり、授業の展開が広がった。授業記録をあらためて起こしておこうと思う授業となった。
昨日の公開日の事務処理など諸々の仕事をてきぱきと・・・までいかないが処理。また来客との懇談。有意義な時間が過ぎる。
数日前に仕上げた「校内ネットワーク活用」の構成ができたとのメール。50ページを越えるものになったとのこと。我ながらよく書いたものだ。 その勢いで、本日〆切の調査研究報告書原稿に取りかかる。う〜む、今日中にはできそうにもない。困った。
朝から放送局の取材。職員打ち合わせの様子から撮影。ここ5年間でこうした取材は6回目ほど。毎年1度は何らかの形でテレビ放映されているわけだからすごいものだ。
1年数学。 テスト返却と基本の作図の授業。 反応が実にいい。しかし、本当に理解してるかというとこれがあやしい。○つけ法を多用して確認。
公開日プログラム。教頭の教育落語。 多目的室満席。立ち見も出る状況。しっかり笑っていただけた。ありがたい。言語力、絶対評価の話を中心に。
放送局からの取材。 通知表改革について、その発想、運用について。視点が揺るがないインタビューに答えていると、自分でもさらに見えてくるものがある。いい機会をもらった。
PTAサロン満席。うれしい悲鳴。リサイクル品などもよく売れている。また、サロンで放送局がお母さん方に取材。ディレクターから「教頭先生の思いはお母さん方によく伝わっていますよ」と言われ、元気をもらう。
新入生入学説明会。多目的ホールでの初の開催。やはりこういう施設があるのがいい。教務と生徒指導の話もいい。安心できる。生徒指導はやや暗い話が続いたかな?
心理カウンセラー袰岩奈々氏講演会。平易な言葉でやさしい語り口調。具体的な事例に頷く方も多い。実習も入り分かりやすい講演。職員も聴けたのが良かった。袰岩ファンのお母さんがサインを求めて応接室へ。こうした動きも勉強会の成果の一つ。
足がつりそうになるほどの疲れを覚えた1日。つい「疲れた」という言葉が口から出る1日。会合のために学校を出る。
2003年02月26日(水) |
学力向上フロンティア事業協議会 |
ブックレット「平成15年度小牧中学校の教育」が届く。いいものができた!満足!さっそく入学説明会の袋詰め始める。
2年数学テスト返却と確率の授業。 「これだけ書いたのに」というぼやきの声がいくつかあり。もちろん途中までの過程も加点しているが、それでもなお認めてほしいらしい。気持ちは分かるが評価は厳しいものだと話す。頑張れ。 テストの点数が高いがうまく説明できない子どもに「その力がついたら鬼に金棒」と話す。そこで確率問題の説明をさせてみる。黒板にすべての場合を書き並べたが言葉がでない。言葉を助けながら挑戦させる。一方で話すことが上手な子どもが発言。「あなたは書く力がつくといいね」と切り返す。
学力向上フロンティア事業協議会に出かける。(瀬戸文化センター) 二校の発表があったが、よくまとまったプレゼンテーションにまず感心。だが、なにもかもコンピュータによるプレゼンに食傷気味。そうなるとメッセージ性がなければただ単に流れるだけ。少人数授業の効果は大であるという発表だが、考えてみると、そういう体制をとっているのはすべての授業の中でごくごくわずか。聞いている保護者は一斉授業ではだめなのかと思わないかとハラハラ。とはいえ学ぶことがやはり多い。貴重な時間だった。
帰校して明日の学校公開日の準備。掲示物を作ったり、300席を多目的ホールに並べたりと多くの細かな準備。
明日の放送局の取材打ち合わせや高校フェスティバルの報告を聞く。
1年生の数学テスト採点を始める。数学用語はよく理解し使えるようになってきた手応えはあったが、やはりテストもよくできている。反面、1学期の学習内容となると、これが極端に悪いところがある。う〜む。定着したと思っていたが時間が経つとこれがまた低くなっている。補充の必要性を感じる。
続いて新しい学校づくり推進事業企画書作成にかかる。アイデアはまとまってきた。まず書いてみる。
今日の学校での仕事はとりあえずここまで。帰宅。
2003年02月25日(火) |
スキャンスナップに驚き |
テスト二日目。本校は他校と違って最後のテストは二日間。最終日。
朝から学校説明会の要項づくり。これがけっこうかかる。ブックレット「平成15年度の小牧中学校の教育」は明日納入のため、仕事量を考えたら今日はやらない方がいいことに気づく。2時間ほどかかって気づくとは我ながら情けない。
本校のネットワーク活用パンフへの原稿指示がメールで届く。加筆して返信。またこれまで蓄積した学校の写真もメールにて届ける。実に便利な世の中になったものだ。
給食配膳中の各学級を見て回る。1年の指導の蓄積というか、学級文化というか、実にさまざま。考えることも多い。
職員室のプリンタが故障。メンテナンス会社来校。親切丁寧な対応で安心していたが、消耗品の扱いで?。順序立てて説明を求めながら論点を整理。最後は分かっていただけた。こういう場合にこそ、数学が必要であることをつくづく感じる。
採点業務を断続的に続ける。よく書けるようになってきたことがうれしいが、基礎基本部分でまだまだというところもあって、最終授業までの構想を練る。 少しでも力をつけてやりたいが、子どもの努力も必要。これをどう伝えるか。
資源回収奨励金申請書の整理など事務処理をいくつか。 PTA保健委員さんによるリサイクル制服販売等の準備もありがたい。
そしてなんと言っても今日のハイライトは「スキャンスナップ」。(ハイライトなんて死語)この機器は実に優れもの。さらにマキネットの発信量は増えることを確信。
基礎基本システム開発会議のため学校を出る。おもしろいプロジェクトが始まる予感。
1・2年は学年末テスト1日目。3年は卒業式練習日。
昨夜に心にずっと引っかかっていた原稿が、とりあえず送れたことで気分は爽快。卒業式関連の書類も市教委に提出。牧中メール発信など休日に届いたメール対応いくつか。
卒業式の練習見学。歌声ならびに演出が実にいい。すでに感激。いい卒業式にしたいという思いがさらに高まる。1・2年生の卒業式へ向けての準備も始まり、いよいよ学校は年度末へ。
1年も2年もテスト実施。採点業務へ。1年の締めくくりのテストとして、さあどうか。
8・9組の感謝の会にお呼ばれ。おいしいカレーとサラダ、デザートと、歌と演奏のプレゼント。きちんとお礼の挨拶を受け、楽しくておいしい会。保護者の方のご協力もありがたい。
学校公開日の確認。入学説明会や講演会の段取り・・・と考え始めたら、これは大変。あちこちに確認して一気に安心モードに。
テレビ局が本校の通知表をニュースに取り上げたいと予備取材。1時間ほど懇談。27日に第1弾の取材の予定。外部から価値付けをしていただけることはありがたいこと。本質をとらえた放映を願う。
そのほか文書整理をして今日も終了。
日に日に春が近づいてきていることを実感させる日曜日。
朝から原稿書き。校内ネットワーク活用を中心に。視察の皆さんに話していることをまとめれば良いと思うのだが、いざ文章にするとなるとなかなかまとまらない。相変わらずのペース。つまり進まないということ。
12時大学へ「志水塾」(教師塾)の運営の打ち合わせに。○つけ法の理念的なことで2時間ほどの話し合いに。こういうベースになる論議があってこそ、手法が生きてくることを実感。楽しくて充実した2時間。話し合いは続いていたが3時に切り上げる。
帰宅後、再び原稿書き。いよいよ最終局面。終わるぞ!という勢いがあるうちに机に向かう。なんとか書き上げメールにて発送。卒業式関係の仕事を終えて1日終了。ああ、しんど。
土曜日とはいえ、職員室には数人の職員が仕事。
昨日までに仕上げようとしていた原稿書きの続き。本校のネットワーク活用が広がるための原稿と思えば力も入る。今回は茶目っ気のある文章にして仕上げる。とりあえず終わって一段落。と思いきや、子どもの立場でのネットワーク活用、学校をひらく上でのネットワーク活用の原稿追加依頼のメール。まだまだ続く。
平成15年度の小牧中学校の教育ブックレット印刷見本も届く。お金の関係で写真が鮮明に出ていないが、それでもこれだけになったことに満足。
教師力アップセミナー15年度の申し込み名簿整理。現在58名の申し込み。300名を目標にしたい。
まだまだ続く原稿書き。しかし光は見えてきた。
2年数学。 確率の定義や確率の求め方を確認。その後、基本題をいくつか。分かりやすさもあって、子どもたちは意欲的に取り組む。条件を変えながら、徐々に広がりのある問題に。
1年数学。 「正五角形を描こう」を導入題に。教科書通り。ところが1つの内角は何度かという問いかけから、思わぬ発言があり、授業が俄然おもしろくなる。作図せざるを得ない状況に。作図を見ていると、子どもたちの思考がよく分かる。作図方法の違いをもとに、正五角形の性質や中心角と弦との関係を話し合う。さらに「正六角形をかこう」とこちらが言う前に、子どもから「今度は正六角形をかこうというのでしょ」と発言あり。よく育ってきた子どもたち。「今度は分度器は使わない」という発言もあって、さらにおもしろくなる。
生徒指導部会では最近の問題報告とその対処について。悩みが続く。
教師力アップセミナーへの新聞取材。こういう取組を評価していただけることは実にうれしい。
つづいて環境教育を提案する団体の方と懇談。学校だけでなく、いろいろな方とネットワークをはって教育をする時代だと痛感。「新しい学校づくり」推進事業についても質問を受ける。市民の関心は高い。
あと残務処理をいくつかして、勉強会のために学校を出る。
2003年02月20日(木) |
倒れ込むほど疲れた日 |
やはり無理しているなあと体で感じる朝。
今日も静岡県から視察。2件に1件は静岡から視察という状況。小牧中は静岡県で特に評判が良いらしい。数学の関係でこれまでの情報交換をさせていただいた方の来校でいつも以上に楽しみが倍増。
実によく勉強してみえる方で、意欲的で、どんどん質問が出てくる。評価、IT活用、総合、学校改革等々、教務、総合学習研究主任と三人で対応。あっという間にお昼に。給食を食べていただいた。お昼からは「創」の発表を見て、職員会議も見てみたいとのこと。夕刻5時までたっぷりと7時間の視察。まるごと、包み隠さず、いや隠せず、牧中を見ていただいた。
職員会議では、来年度の総合的な学習の時間の在り方をはじめ、平成15年度の小牧中の教育内容の最終会議。いい話し合いができた。生徒指導にかかわる我々の在り方についての発言もあり、互いに心新たに歩むことを確認できた学ぶことが多い会議だった。
冊子の表紙の色校届く。明るい表紙に満足。PTA新聞配布。苦労した甲斐のあった新聞。教師力アップセミナーへの問い合わせもあり、密度の濃い1日。
夕刻には疲労蓄積の体を感じ、帰宅。そのまま横になる。
2月11日(祝)にスキーの生活引率をしたため休み。とはいえ、朝から自宅で原稿書き。3月のフォーラムで配布する本校のIT活用実践冊子のためだ。書くこと自体は楽しいのだが、それが明日までに仕上げだけに、実に苦しい。がんばるしかない。
授業だけはやりたい。そのため、その時間に合わせて出勤。 2年数学。単元テスト返却と確率導入。教科書のように10円玉2枚を投げるところから入る。確率はそれまでの数学の力には関係ないところがいい。だれでも活躍の場はある。
出勤すれば、いきなりいくつかの連絡と相談、そして見計らったように来客。こういうものだと思い、メールチェックもして帰宅。
そして再び原稿書き継続。計画を立てるが、世の中はその通りいかないもの。心はあせるが原稿は進まず。忙しくなると、こんなこともやってみたい、あんなこともやってみたいと思うもの。
遅くに冊子のイラスト案がネットで届く。電話でやりとりもしながら意見交換。そして代案をメールにて連絡。こういうことがやれる時代になってしまったと世の中の進歩をつくづく実感。そして、さらに忙しくなったことも実感。
2003年02月18日(火) |
いろいろと落ち着かない日 |
監査があるかもしれないということだけでなく、落ち着かない生徒への対応で、地に足がしっかりついていないような気持ちが続く。落ち着いて仕事に向かえず、授業以外の時間には、いったい何をやっていたんだろうという1日。
2年数学。 場合の数。2桁の数ができる場合の数をもとに、カードの枚数を増やしたり、桁を増やしたりしながら、原理・原則を掴ませる。徐々に豊かな表現になってくるが、難しいという子どもは、条件が変わるとまた悩む。根本的にストンと理解させるにはやはり時間がかかる。
1年数学。 円の基本。用語を確認するたびに、質問がでるのがうれしい。その中で、円のごくごく一部を切り取った弧と半径で囲まれた図形でも「おうぎ形」であることや、弧ABといった場合は実際は両方が考えられるといったことが、質問の中から確認できたことはうれしい。一人の疑問を共有化するために、神経を使う。
二軒の保護者と懇談。自分の子どもが中学生だけに、親の気持ちがよく分かる。子どものためにどうすべきか、いろいろと悩む。
職員室グループウエアの機能バージョンアップについて、エンジニアと話し合う。入力されたデータをいかに何度も利用するか。こういう視点でシステムを見直すと、さらに改善アイデアが浮かぶ。こういう生産的な思考は実に楽しい。
雑務と単元テストの採点をして帰宅。今日も疲れた。今日もやりたかった仕事を家庭へ持ち込む。
2003年02月17日(月) |
週初めの忙しさは格別 |
日に日に暖かくなり、朝も気持ちがいい。
第1限。道徳の授業を1年生で。 初めて授業をする学級なので、まずは自己紹介代わりに、なぜ数学教師になったかという自分の経験談をもとに、努力の成果は加速度的に現れることを話題の中心に。「心のノート」にそれぞれの思いを書かせて終わる。
9時よりおみえになっていた高松市亀阜小学校の先生方と懇談。事前に本校のことを実によく調べてみえることに大感激。私のホームページやこの仕事日記も読まれているとのこと。また、元気をいただけた。話も弾み、12時近くまで、コンピュータ活用から学校支援ボランティアまで説明。
休み間もなく、PTA総務委員会・全委員会の準備。今年度最後の会合。協議する内容はほとんどないが、こういう機会に学校に来ていただき、学校を見ていただくことが大切。校長から本校の現状を伝える明確な説明があり、気持ちもよい。私も来年度に向けての取組を紹介。委員さん方の反応もよく、ほっとする。
そして、進路委員会。公立高校へ提出する調査書の検討とチェック。例年のこととはいえ、かなりの時間がかかる。ここのところ、早くから学校に来て勉強をする子どももいて、3年生はこれまで以上に雰囲気がいい。
委員会後、来年度の構想についてのツメの相談。あっという間に1時間が過ぎる。
今日はうまい具合にちょっとした間に電話や来客があり、椅子に座っている時間はほとんどなかった。どういうわけか週初めはこのように忙しい。1週間の始まりとしてはしんどい日。
昨日の疲れからか、朝起きても体がだるい。
まずとにかくやらなければならないのは、昨日が〆切の評価の原稿。資料が学校にあったり、自宅のコンピュータにあったりと、どうも仕事がはかどらない。一元化を図る必要を感じる。徐々に考えよう。
とりあえず学校へ。日曜日といえども何人かの職員は出勤。日曜日のごくありふれた風景。
必死になって評価の原稿を仕上げる。それにしても、この1年、教科で検討してきたため書く材料は多い。ありがたいことだ。授業のめあてとテストとの連動のよさに重点をおいた原稿を仕上げ、メールにて送付。一安心。
年度末が近づき、これまでの予算執行と今後の見通しを立てるため、その整理に時間を費やす。夕方には帰宅できると思っていたが、思いのほか時間がかかり、いつものような時間に帰宅。卒業証書の名前書き手配も終わる。
帰宅後、15日の教師力アップセミナーのHPアップや、購入してもなかなか接続できなかったプリンタ接続などで、あっという間に時間が過ぎる。
2003年02月15日(土) |
金沢教育フォーラム2003 |
久々にゆっくり起きる。金沢市文化ホールにて10時30分からパネルディスカッションの打ち合わせ。
13時からの会に150名ほどの聴衆。自分は「数学授業でのコンピュータ活用」を中心に発表。他の2人は総合におけるIT活用実践、あと1人は校内LANの活用事例発表。バラエティに富んでいるというのか、流れがないというのか、コーディネーターはさぞまとめにくいだろうと察しながら、きっちり自分の主張だけはさせていただいた。伝わったかどうかは、会場に聴いてみるしかない。
「この仕事日記を読んでいますよ」という方、私の「福井での飛び込み授業を見ましたよ」という方もあって、かえって元気をもらった。またまた、ネットワークが広がり、貴重な体験をさせてもらってきた。ありがたい。
今日ほど1日で片づけなければならない仕事を抱えた日はない。(ちょっとオーバー)
とりあえず机上にメモを置き、一つ一つ片づけ、心が軽くなる。 ・・・というように事がうまく進むわけがない。 電話、ファックス、来客の時間差攻撃。やらなければならないことはドンドン後になる。ふっと見たら、もうお昼。ロッセスキー場の三日間のゆったり時間が嘘のよう。その中でできたことは、PTA新聞校正。市教委提出書類作成、確認。平成15年度の教育原稿校正。教師力アップセミナー案内作成等々。書いてみると、これだけ?という感じ。情けない。
午後は静岡県から視察。職員室ネットワークだけに限った視察で2時間。校内で抱えている問題をあれこれ論議。こちらにとっても有意義な時間。ありがたい。
定番の文書受理、確認、グループウエア入力等で時間が過ぎる。
明日の教師力アップセミナー講師との懇談のため、帰宅。
夜、明日の金沢フォーラムへ出発。深夜1時頃、ホテルにチェックインの予定。
朝から青空が広がる上天気。
三日目のスキーの生活も順調に終わる。ロッセ山荘で子どもたちに話をする。バスに乗り込む私に、老齢のスキーインストラクターさんが「先生のお話はとても良い話でしたねえ。感激しました」とわざわざ言いにみえた。ほめられるのは、やはりうれしい。
出発が30分遅れたが、その遅れも取り戻し、予定通りピタリ5時に市民会館到着。無事終わったことでほっとする。
机上にはさまざまな書類や連絡メモが。そしてメールもいくつか。とりあえず緊急のものを片づけ帰宅。明日の代休日も学校へ行くことにする。
原稿「私が行っている(継続可能な)目標準拠評価」を仕上げる。
小雪がちらつく朝。しばらくしたら、みるみる晴れ間が広がり、申し分のない天候に。
子どもたちのスキーの上達の早いこと、早いこと。物事にはそれぞれ身につける適切な年齢というものがあるものだと引率するたびに思う。
子どもたちの集団生活を見ていると、昨日の指導が今日はきちんと生きている。見ていても気持ちがいい。やや体調が悪い子どもが出てきたのは残念だが、二日目も大過なく終わったことに感謝して寝る。
朝6時に学校着。暖かさを感じる朝。ロッセ高原へスキーの生活引率。けがもなく、全員元気で帰ってくることができることを祈る。
予定より1時間も前にロッセに到着。通信状況を確かめ、今年も不安定であることが判明。メールから解放されるのも、たまにはいいかと思って歩いていると、ある地点に来ると携帯のアンテナが1本立った。牧中メールが送れることを確認。
小雨の中、実習が始まったが、子どもたちは一生懸命。「1日目としては十分な成果が上がりましたよ」とインストラクターさんから一言。
1年ぶりのロッセ山荘の夜。明日は天気になることを願って寝る。
2003年02月10日(月) |
慌ただしい1日が始まる |
毎度のことだが、月曜日は慌ただしい。
1年数学。 三角形の決定条件、そして「距離」について扱う。点と点、点と直線までやったところで、子どもから点と半直線は?という問いかけがあった。なかなかよく考えるようになったものだ。直線と直線の距離を扱った後、それに触れて終えた。
「平成15年度小牧中学校の教育」の編集者と打ち合わせる。表紙のデザインのよさをほめられた。続いて、フォーラムの原稿。仕上げの期日を考えるととんでもない仕事に。うれしい悲鳴とはこれのこと。
2年数学。 平行四辺形の学習の仕上げ。前半は集中力もよく、個人で頑張っていたが、やはり徐々に集中力が欠ける。なかなか自らの課題としてとらえさせることは難しい。
道徳の提出資料の作成等、もろもろの事務処理。必死。必死。
基礎学力を身につけるための手だての会議。どうシステム化をしていくかで論議。そして現在の評価方法との連動をどう図るか。なかなかおもしろい話し合いだった。
明日から三日間のスキー引率のため、その間の仕事の段取りを教務さんと。この日記も三日間は書けないかもしれない。うまくつながるといいのだが。
疲労蓄積のためか、目が覚めたらえらい遅い時間。
午後から伺う藤島団地文化祭での落語の練習。2年連続のお呼びはありがたいが、自分の芸は苦しい。15年ほどやっていないネタを高座にかけてみようと気持ちは高まるが、芸がついてこない。(これって仕事日記ではないなあ。)
2時きっかりに高座に。まくら+落語(阿弥陀池)で45分間。ありがたいくらいによく受けた。元気をいっぱいもらった。密かに「阿弥陀池」は、まだまだやれると自信もつく。
2003年02月08日(土) |
鈴木敏恵さんからビデオ |
平成15年度教師力アップセミナーの講師予定の鈴木敏恵さんからビデオが届いた。レスも早く、何事につけてもアクティブで刺激を受ける。さっそく視聴する。セミナー会場の熱気が予想できた。
午後は「平成15年度小牧中学校の教育」の表紙づくり。なかなか良いものができそうだ。満足。
2003年02月07日(金) |
1年スキーの生活の対応で |
昨夜遅くにインターネットで、来週1年生が出かけるロッセ山荘が食中毒?で営業停止にされたことが分かった。朝からその対応に。
ロッセ山荘の責任者に来校を依頼。事実を確認しながら、学校としての対応を考えることに決定。
1年数学。 平面図形の2時間目。角の説明から、三角形や四角形、五角形・・・に発展させ、頂点や辺の確認をする。逆に考えて二角形の存在について考えさせる。 次に三角形の決定条件を考えさせた。最初に「三辺が分かれば三角形がかける」を検討。では、他には?と問いかけたところ、「三つの角がわかればよい」という意見。俄然おもしろくなる。意見を求めたところ、辺の長さが分からないのでかいてもバラバラとなるという意見。これをもとに、この間(三辺と三角)の中で、いろいろと組み合わせて条件を考えてみようと話して授業を終える。論理的にすっきり進んだ授業に満足。
ロッセ責任者と話し合う。 詳細がはっきりする。保護者へすべての情報を伝え、学校の考えをはっきり伝えるために何度も確認。ただちに保護者向けの文書を作成。ロッセ責任者にも確認。その後、数人の職員に文書を見てもらい、不備や疑問はないか検討してもらう。裏面に保健所の文書もつけて、帰りに子どもの手元へ配布。
進路委員会で高校へ送る生徒推薦文等の検討。3時から始まり、最終は午後7時。
また、生徒指導問題の検討、学級経営の相談、今度のネットワーク活用検討、金沢フォーラムの原稿チェックなど、週末までたっぷり充実した1日。
残務処理でさらに遅くなる。
出勤直後、駐車場でいろいろと相談を受ける。う〜む。なかなか思うようにいかないものだ。
心の相談員さんの月末処理をうっかりしていた。急いでかかる。
2年数学。 等積変形の各種問題に取り組む。昨日の点の移動による見方は、やはり有効。台形の対角線によって作られる向かい合う三角形の面積が等しいことを確認して授業を終える。こういったことは、やっておかないとなかなか利用できない考えである。
女性の会の要請で、プレゼン機器の使用法を伝授。だれもが気軽にプレゼンをする時代になってきたことを実感。
いくつかの事務処理をして職員会議に。 いつものようにコンパクトではっきりした職員会議。教育課程や基礎学力テスト、日程の件などの決定、来年度の総合的な学習については1時間30分程度の論議。次回に引き続き審議。
1年スキーの生活の打ち合わせ。これで3回目の引率。気がゆるむことがないようにと肝に銘じる。
エディコムマネジャー開発の打ち合わせ。さらに新機能でバージョンアップを図りたい。今日はこれで打ち止め。帰宅する。
2003年02月05日(水) |
実に忙しく充実した日 |
私立高校一般入試1日目。穏やかな朝でほっとする。
学級経営で相談を受けた学級に朝チラリとよる。昨夜の仕掛けに、良い反応が子どもからある。心温まる。
2年数学。 平行線と面積に入る。クイズ的な問題もあり、楽しんで取り組む。底辺を固定して頂点が移動するという説明が一番よく分かるようだ。子どもの説明を聞いていて、よく分かった。
1年数学。 「1点を通る線を好きなだけかきなさい」から入る平面図形の授業。玉置の定番である。やはりいい展開をすると、子どもの動きもつぶやきもいい。線の幅のことまで、子どものつぶやきから触れることができた。
今日までに提出の道徳の報告資料が仕上がる。すぐに市教委へ届け、その足で、学校安全フォーラムへ。
フォーラムでは牧昌見氏の講演「学校の危機管理」を聞く。 いわゆる当たり前のことを1時間余の講演にまでしてしまう講師の力量に感嘆。 今回の企画には?。県内各地から集まって行うだけのものであったか?
夕刻に帰校し、3月のフォーラムについて細部の打ち合わせ。 平成15年度の小牧中学校の教育の最終構成。あとは依頼。
5時から「カウンセリングを福島先生と学ぶ会」お母さん方と若い教師の合計20名ほどで1時間半の勉強会。福島先生の配慮で、とてもいい雰囲気で進行。最後はとても充実した締めくくり。
それにしても、今日はまったく余裕がない一日だった。出張への移動の行き帰りだけ、ほっとできた日だった。
2003年02月04日(火) |
息子は学年閉鎖で休み |
インフルエンザはまだまだ猛威をふるっているようだ。今朝は気が重い。
卒業式関連の発注確認。式花、胸花、案内状、卒業証書など。同時に学校公開日催し物、PTAお礼の品などの発注も終わる。
3月中旬開催のフォーラム「元気な学校づくり」の進行について打ち合わせ。
教師力アップセミナー講師との連絡調整。講師の積極的提案がうれしい。
学級経営について相談。具体案を再度話す。
「平成15年度の小牧中の教育」原稿書き。A4判で25ページほどの量に。半日はこれに費やした。次の段階に進めたことで気が楽になる。やっと1日終了。
暖かい週の初め。ありがたい。
朝の打ち合わせで、土曜日に文部科学省の視学官に会い、本校の歩みの確かさと考えるべき点が明らかになったことを報告。
2年数学。 四角形が平行四辺形になることを明らかにする授業の続き。毎回、平行四辺形となる条件を確認しているが、これがなかなか。あきらめず繰り返すことだ。証明の方法が多岐にわたってきたことがうれしい。思いもよらない方法で証明をした生徒がいた。思わず、なるほど!とうなった。
原稿「コンピュータを授業で活用するコツ」の仕上げに集中。昼前に添付ファイルで転送。ほっと一息つく。ようやく昨夜からの必死状態解消。
様々な雑務処理と緊急提出すべき書類の作成手順の相談など。ヘビーな月曜日が終わった。
2003年02月02日(日) |
原稿書きに追われながらも、うれしい1日 |
穏やかな日曜日。
早朝に学校に。メールを確認したところ、松下視聴覚教育財団の研究賞入賞の知らせ。「いいとこみつけ」の実践記録を評価されてのことである。昨日の東京での幸運といい、実にうれしい1日が始まった。
すぐに家に戻って、職員室でのグループウエアの活用について、画面キャプチャに入れ込む原稿書き開始。新幹線の中でメモをしてきたとはいえ、いざ書き始めるとなかなか。11時ちょっと前に仕上がり、メールで発信。
教師力アップセミナーの講師依頼の電話をするが、残念ながらスケジュールが詰まっているとのこと。残念。いろいろと固まっていない点があり、やや不安に。
夕刻からは金沢でのシンポジウムでの事前資料作成開始。
独立行政法人教員研修センターが主催した「新中学校学習指導要領に基づく学習の評価」の在り方に関する特別研修に身銭を切って参加してきた。
実に幸運だったのは、昼食時に入った喫茶店で、文部科学省初等中等教育局視学官とお会いできたことだ。お声を掛けたら同席させていただくこともでき、本校の評価の取組や教師力アップセミナーのことを話すことができた。評価の取組については改めるべき点を指摘された。視学官から直接指導を受けることができるなんて、一生にあるかないかのこと。指摘は受けたものの、ものすごく元気が出た。 また、教師力アップセミナーの取組は興味も持たれ、大いに賛同された。身銭を切って東京にきた甲斐があった。 研修を受けて、評価について悩みも増したが、確かな手応えも感じた。密度の濃い1日となった。
行き帰りの新幹線の中で、原稿メモが完成。時間が有効に使えたのもうれしい。
また東京駅から大阪の落語作家さんにも連絡がつき、今日は本当にチャンスに恵まれた1日だった。
帰宅後、原稿メモを元に清書。深夜遅くまでかかったが、心が充実しているせいか疲れを覚えなかった。
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