三楽の仕事日記
DiaryINDEXwill


2003年01月31日(金) 穏やかな1日に

原稿依頼が続いて入り、何か追われているような気ぜわしい毎日。穏やかな1日になれよ、と出勤。

2年数学。
平行四辺形になる条件の練習題に取り組む。条件を再確認。何度も何度も繰り返さないと、すっと出てくるまでにならない。教える側に忍耐が必要。あまりしっかりノートをとれなかった子どもも、かなりしっかり書けるようになってきて、思わず「いいねえ」とほめた。うれしそうな顔にこちらも気分がいい。

神奈川県から視察。
学校支援ボランティアから学校改革まで話が及ぶ。2時間の予定が話が弾み、3時間ほどに。何がきっかけでこのように変わってきたのかと聞かれる。これというすごいものはない。小さな小さな積み重ね、これしかない。

企画で来年度の教育課程、基礎学力テスト、授業のめあての中にテストを入れる件について相談。方向性がはっきりした。コンパクトで成果があった会議。

「ITで変わる職員室」パンフと資料図の相談。よりよい方向に。

日数教の全国大会(名古屋)で行う授業の概略提出期限。ふっと浮かんだ以前に行った作図ツールの授業をやることに決定。ファックスで事務局へ。

週末の残務処理。まだやり終えられず、休日に出勤することを決意して帰宅。


2003年01月30日(木) 雪の朝

雪の朝、私学推薦入試日、さぞかし受験生や3年担当は落ち着かないだろうと思いながら出勤。

2年数学。
平行四辺形になる条件を定着させるために、プリントに再度きちんと書かせる。その上で、平行四辺形であるかどうかの判定にいくつか取り組む。互いに書いたものを読み合うことを一部で採り入れたところ、的確な助言ができる生徒もいて感心をした。

数学部会。
基礎・基本を形にするために、実施した定期テストから、これだけは必ずという問題を取り出し、再構成することを決定。他の教科も同様な取組をすることに。

1年数学。
反比例を中心とした復習的な授業。黒板を使わず、○つけ法を多用し、習熟具合を見ての対応。最後は全体的に不十分であった箇所を再度強調し、授業を終える。

小中学校巡回環境コンサートの後援申請書類作成など、諸々の仕事を片づける。

生徒指導にかかわる学年+企画メンバーによる会議。それぞれの立場での思いの表出は、元気が湧き出る。いい話し合いとなった。学級経営の相談も受け、創り上げていく喜びについて、再び自問自答する。だから教師はおもしろい!とあらためて感じた1日。


2003年01月29日(水) 厳しさ1番?

朝方、雪という予報。はずれて一安心。

生徒指導部会で、現状の生徒指導上の問題について協議。今後の動き方について確認。これをすれば解決!というものはなく、担任や学年の悩みは続く。全体の問題としてとらえ支援をしていきたい。

移転して5年。職員室の蛍光灯の初の交換を30本ほど。1時間程度でできる作業ではなく、汗もかく。

文科省の根本先生の論文「中学校数学科における習熟度別学習・少人数指導」を読む。なるほど、なるほどということばかり。要は人数にかかわらず、教師の授業力を上げよという結論と読んだ。

小中学校巡回環境コンサート提案資料を仕上げる。

3月末の「IT活用による元気な学校づくりフォーラム」の案内状への意見を求められ、しばらく懇談。小牧中の実践をパンフにしていただけるとのこと。ありがたいことだ。

富山県内の中学から視察。本校の様々な取組にとても感心をしていただけた。1時間半の予定が2時間ほどに。

学校評議員会を5時から開催。平成15年度の教育構想と学習調査を元に、いろいろな意見をいただく。評価と家庭学習が話題の中心に。2月末の教育構想ブックレット作成の目処もつく。

夕刻から雪が降り始め、会議が終わるころには真っ白。かなりの量が一気に積もる。

会議後も、いくつかの打ち合わせや話し合い、相談あり。
結局9時ごろに学校を出る。車の雪かきで真っ白になって帰宅。


2003年01月28日(火) 研究助成書類作成

幾分暖かな朝。

今日中に研究助成申請書を完成するぞと意を決して(ちょっとオーバーかな)学校に出勤。到着した途端、いろいろな事項が出てきて、気持ちも萎える。

1分間スピーチで、映画を見て感動した話を聞く。いいものに触れることは子どもにはより重要。子どものころに学校で見たプロの劇に感激したことを思い出す。

2年数学。
平行四辺形になる条件。昨日の授業プリントを回収して、子どもたちのメモをもとに授業を構築。スモールステップを大切に、6種類の条件検討ができた。

来年度の小中学校巡回コンサートについて、関係箇所に事前相談に動く。今後、こうしたNPO的な活動提案が増えてくるはず。初めての取組としてぜひとも成功させたい。

午後は、いよいよ研究助成申請書づくり。動画を使った教師力向上システム提案を文書にまとめる。進路委員会前に無事完成。投函を依頼。ふ〜う。集中するとできるものだと自画自賛。

進路委員会を4時間近く。一人一人の状況を確認しながらの検討会。

まだ1面の編集が残っているPTA新聞の構成をして1日を終了。

プロジェクトXをまた見られず!残念!






2003年01月27日(月) 雨の月曜日

大雨という予報がされていた月曜日。汚水逆流によるイングリッシュガーデンの汚れが気になりながら、こんな天気では対応できず。

職員の何人かも風邪でダウン。用心していても、これだけ教室で流行っていれば防御は難しい。

来年度の教科配当や校務分掌のことで1時間ほど相談。人が増えることはうれしいが、より適切な運用となると、かなりの知恵を出すことが必要。しばらく悩みが続く。

風邪で休んだ職員の代わりに数学授業。
反比例の特徴からグラフへ。初めて授業を行う学級だが、子どもとコミュニケーションもほどほどとれて、おもしろい授業になった。子どもが話せば、授業はできるし、自然におもしろくなる。

2年数学授業。
単元テスト返却。平行四辺形の性質三つ目の証明。そして、四角形が平行四辺形となるための条件をとりあえず考えさせた。次回はこれをもとに授業構成。

1年数学授業。
身の回りで比例や反比例が活用されていることを実感させるための題材。ある情報が分かっているときに、比例であることを利用して、用紙の枚数をもとめたり、面積をもとめたり、数えたりする問題を行った。なぜ比例の考えを使えるのかを大切にして授業を進行。なかなかそれを記述することは難しい。これもある程度の経験が必要だと認識。
1年生のこの段階で、教科書に「考え方を書きましょう」と問題提示があるのがうれしい。

3月末の実践発表、シンポジウムの打ち合わせ。「ITで変わる職員室」というタイトル。的が絞れたいい会になる予感。

夜の会合出席のため1日終了。



2003年01月26日(日) のんびりと読書

「日本経済自然死の瞬間」を読む。
<書籍より>
 本物の時代を迎えて、本物になるかならないかの審判のときを、日本人は迎えている。それはバブル崩壊後の過去12年間をいかに過ごしてきたか、それぞれの努力が問われる瞬間である。それは、また日本経済が瓦解する瞬間でもある。自分が本物になるために、みずから変化し、進化を遂げ、勉強し、努力してきたか、その本当の評価を突きつけられるのだ。さあ、日本経済の「自然死」を祝いつつ、新たなるビジョンを打ち立てよう。
 *本物の時代、教育の一からの作り直し

「報道は欠陥商品と疑え」も読む。
<書籍より>
先ほどは技と言いましたが、こういったときの最後の勝負は技でもなんでもなくて、「人間力」とでもいったものになるんです。相手から見て「自分はどういう人間か、信用できる人間が、いいかげんな奴か、この人ならひょっとしたら、と思ってもらえる「人間力」みたいなもの、最後はそこの勝負です。そういう「人間力」は急につけようと思ってもだめで、長年築き上げてこないとできないのです。

文化庁の寄席開催支援のための書類提出準備。

2年単元テスト「三角形」採点。図形の中に直角三角形や二等辺三角形を見つけ、それを説明したり、その性質を使ったりする問題は、出来は芳しくない。図形の中に等辺の印をつけたり、一部分の角度を求めて組み合わせてみたりといった、とにかく書いてみる、といった動きが鈍いと感じる。

休みでもけっこう活動できた1日。


2003年01月25日(土) ちょっとワクワクする日

土曜日。休みの日。

PTA新聞に掲載の写真撮り忘れのため、わざわざ学校カウンセラーの方に来校してもらう。申し訳ない。写真を撮り終えた後、1時間半ほどのんびりと話し合う。次回のカウンセリング講座の進行をはじめ、学校運営のことなど。思わぬ充実した時間に。

牧中メールを3本発信。

昨夜打ち合わせたプロジェクトの打診メールに好返信あり。やってみたいときが動くとき。やはり動いてみると何かが変わる。

最近興味がある脳の本を読む。なるほど、なるほど。こうしたことまでが科学的に分かるようになったことに感心。

夕刻から文化庁から支援をいただけて開催できる落語会の相談。おもしろいことが続く。これもネットワークの成果。


2003年01月24日(金) 今週視察三つ目

晴れ、晴れっ。風は冷たい。

早々から職員に印をもらいに動く。本日〆切の書類。間に合った。

朝のスピーチで、小学校時代のニックネームにまつわる話あり。おもしろくて絵が浮かぶ話。なごやかな職員室。いいスタート。

昨夜送っておいたメールへの返信がいくつかあり。どれも良い返事で気持ちが高まる。また、すぐにできる評価アイデアの注文。26冊。良い方に本を見ていただき勧めていただいたおかげ。感謝。

来年度の小中学校巡回環境コンサートの起案づくり。これも成功させたい。

2年数学単元テスト。証明せよ、説明せよといった問題がいくつか。子どもたちにとっては当たり前になりつつある問題。授業との一致をはかろうとすると単に数値を求めたり、単語を書くだけではやはりいけない。こうした問題に自分の答えを明確に書けるように指導を続けたい。

給食配膳室でお手伝い。30分ほど。やってみると分かるがけっこう重労働。体験学習の必要もよく分かる。

三連続の視察の準備。その最中に、静岡から視察依頼。ありがたいこと。

岡山総社中の先生と2時間ほど懇談。我が校の実践を話すたびに整理もでき、次年度への構想もふくらむ。まとめて話すことのよさを知る。

学校評議員会のための資料づくり。視察一覧表を作成。今年度は視察、メディア掲載などで、すでに37件。昨年を大きく超えた。

さあ、今日は終わりと思っていたら、汚水管が詰まって汚水が逆流。大変なことに。市役所に連絡。夕刻から復旧始まる。管の中に木の根が入り込み、詰まらせたことが原因とのこと。

19時からの勉強会に出席するために学校を出る。


2003年01月23日(木) 今週視察二つ目

久しぶりの雨。雪とならず良かった。

数学部会で進度チェック。なかなか時間の余裕がない。削減されたのに。どこにゆとりが・・・という感じ。

1年数学。
反比例の式化とグラフをかく。数学用語をきちんと使って説明できる子どもが増えてきた。伸びてきたという実感が得られるのは実にうれしい。

授業プリントを数枚作成。伸びてきたという手応えを感じてのプリントづくりには力が入る。

総合的な学習の進行状況を見て回り、来年への構想を思い描く。

常滑市のコンピュータ委員会の方が10名来校。職員ネットのグループウエアについて2時間ほど説明。機能ではなく、このグループウエアがもたらす教育効果を重点に説明。現場だからこそ話せる内容に心がける。結局、準備から応対までで半日が過ぎる。こうした日が2学期は週に1,2度あったわけだから忙しいわけだ。

夕刻から、明日提出の書類作成。昨年までワードで作ってきた書類をエクセルで作り替え。かなりの時間がかかってしまった。今日も遅くに1日終了。


2003年01月22日(水) 今週視察一つ目

朝の1分間スピーチで、企業の方とこれからの子どもに必要な力について話し合いましという報告と、基礎基本の上に成り立つ個性という話があった。来年度の教育構想の根底にも通じる話でありがたかった。

2年生数学。
平行四辺形の性質の証明。なぜ三角形に分割して考えるのか、なぜ合同を証明するのかといった根本的なことを大切に、子どもたちが自分の言葉で話すことができる段階を目指して授業を行った。

千葉県長柄町教頭会から5名の視察。
校内ネットワーク、特に職員ネットワークを使ってどう教育効果を上げているかについて話す。あっという間の2時間。感心も得心もされ、本もきっちり買っていただけた。ありがたい。

午後は教頭研修会。
法令研修。時折、こうした法令に触れておくことは実に大切。法のもとに働いていることを忘れがちになる。そして法の理解以上に法を運用する心、これが大切であるとメモする。

カウンセリングを福島先生と学ぶ会初回。
なんと20名の参加。若い教師にとってお母さん方の子どもへの思いを知ることは実に勉強になったことと思う。自分も子どもの悩みを話す。家庭では親であることを当たり前だが実感。

職員ネットワークのバージョンアップ。さらに使いやすくなる。研究会のアイデアも浮かぶ。

授業プリント作成、PTA新聞構成などのいくつかの仕事をして、今日も十時近くになって終了。


2003年01月21日(火) 今日も上天気

いい天気が続いている。気分もいい。

朝の打ち合わせで「愛は脳を活性化させる」という本から「脳の働き」について一言。子ども自身ができると思うことがまずもって大切だと説明。

生徒指導部会で、かかる問題検討。指導のタイミングについて豊かな経験からの話あり。説得力に圧倒される。ぜひ共有化したい。

授業準備いくつか。授業プリントの作成。物品の発注いくつか。

東浦町の指導主事より電話。「教師力」を話題にいくつか話す。

5時間目。2年数学。
平行四辺形の導入。対角線って何?互いに中点で交わるって何?という質問。分かっているようで分かっていないことを実感。平行四辺形の定義を知らせたところ、長方形も正方形も言えるというつぶやき。いいつぶやき。

6時間目。1年数学。
中間テストを返却。今回は全体がよく頑張った。そして反比例の導入。面積を一定とするために横、縦をいろいろと変える問題を使って。グラフに実際に長方形をかかせ、頂点をクローズアップすると反比例のグラフが・・・。これがおもしろい。

文部科学省からネットワークの問い合わせ。職員ネットの話を中心に話す。

いくつかの文書作成。期限が迫っているのが多い。PTA新聞の構成も同様。講師依頼の文書作成など。久しぶりに遅くまで学校で働く。





2003年01月20日(月) 職員会議の要項づくりで

今日も良い天気。

外国籍の生徒の転入。今度の生徒は日本語がほとんど通じない。取り出し指導体制稼働。

2年数学。
中間テストの返却。出来が悪かった問題はプリントを作り、再度説明。発展的な問題も提示。さてどれだけの生徒が挑戦してくるか?

職員会議の要項づくり。100ほどの意見を整理して、今後の職員会議の話し合い順序を決定。今日の職員会議では、時間的な余裕もあって、現職教育も。野口芳宏氏の「戦後教育批判」ビデオ一部視聴。骨太の講演は何度聞いてもいい。

夕刻から発問研。今日もいい話し合いができた。短時間でいい結論が出た。次のアクションがすぐに起こせる話し合いはいいものだ。


2003年01月19日(日) ちょっと仕事日

日曜日。

今日は、明日の職員会議提案の「平成15年度の教育」の検討日程などを作成。
先日購入したペイントソフトで機能をいろいろと試す。
そして、「愛は脳を活性化する」(松本元著)を読む。
なるほどと思った箇所いくつか。

・仕事を進めるとき、どの方向に向けて進めたらよいか判断できず困っているだけでは、脳はその仕事の目的に向かって脳の必要な部位を活性化することができず働くことも出来ない。仕事を進めるための前向きの姿勢も、どのように進めたらよいかの知恵も、まず仕事に向かって一歩踏み出すことで脳がその方向に向けて焦点的に注意し、活性化することで得られる。p26
・脳は「できる」と確信すれば、「できる」方向に向け脳の活性を集中して、できると確信することを実現するように働く。
・いつも喜び感謝する気持ちがあれば、どんなことにも対処できる道を脳は生み出すことができる。
・情こそ脳というエンジンをもっともよく働かせるガソリンである。

大好きな野口芳宏さんの講演VCD「戦後教育批判」を再聴。聞くたびにエネルギーが湧く講演。何度聞いてもいい。

明日の「発問研」の原稿書き。

ちょっと仕事日。


2003年01月18日(土) 平成15年度の教育構想

雨の土曜日。
PTAフラワーアレンジメントクラブ開催のために学校へ。
いくつかのメールへの対応。

昨日までに意見を求めた「平成15年度の教育」についての意見整理を始める。これは一筋縄ではいかない。項目ごとに整理して、その上に提案をさらに加え、職員に議題を提示する。そして、何回かの職員会議で検討をする。

今年は意見は少なく、寂しい思いをした。例年は400以上の感想・意見が入るのが、今回は実に少ない。

もっとも何年かかけて改革してきた教育内容を保護者向けに書き、それに対して意見を求めたのだから、さして意見がないのかもしれない。提案はこれをやりますよといった宣言文でもある。保護者や地域に提示する資料としてどうかという観点からの検討を始めたい。



2003年01月17日(金) 中間テスト3日目

昨夜から風邪気味。健康管理、健康管理。と思っていたら、備品管理の不手際から時間をとることに。無事解決。

1年生の数学採点。
記述問題はかなり書けるようになってきたし、表現も的確になりつつある。うれしいこと。しかし、方程式などの以前の学習となると、定着率が下がっている。悩む。上下の差も開いてきたことも同様。

落ち着かない生徒への対応。また学級全体を見つめている生徒と話す。教師の思いも率直に話した。このあたりのことについて、相談する。頭を悩ます。

テスト採点終了。分析は後日。

市役所の方々と合瀬川の工事にともなっての打ち合わせ。
続いて、合瀬川の川底清掃についての相談。これは以前に生徒会でボランティア活動をしたいという問い合わせをしておいたことが発端。年末の清掃に続いて全校体制で臨むことを担当者と話す。実現したい。

今日は私立高校の願書提出日。生徒が午後から出かける。例年の通り、電車の乗り違いあり。こういうことが分かって指導もされているのだが、間違える生徒。社会経験不足か?

牧中メールを発信して1週間終了。


2003年01月16日(木) 中間テスト2日目

今日も欠席の電話連絡続く。

朝の1分間スピーチで、M先生から市民活動にかかわっての話あり。参考にある。

「カウンセリングを福島先生と学ぶ会」の申し込み2名追加。反応良し。

卒業式にかかわっての雛壇の検討。インターネットやカタログで検索。いいものが見つかった。あとは大きさと予算の関係の問題になる。

2年生の数学テスト採点。二等辺三角形の定義、次数の定義、二元一次方程式と一元一次方程式の解の違いなど、用語にかかわる問題があまりできていない。問題が解ければよい、という感覚をなんとかせねば・・・。

昨日送っておいた見積もりの返答あり。やはりレスの速さがいい。見習わなければ。ということでPTA関係の問い合わせにすぐさま対応。

時間休をもらって葬儀に。自分より先に子どもが先立つ親の悲しみ。計り知れない。涙が止まらなかった。

葬儀終了直後に市教委から緊急の相談あり。来年度の生徒数について。精神的に落ち着かないときの電話。判断に悩む。

再度採点業務続ける。子どもたちは、かなり記述できるようになってきたが、まだまだ表現力に乏しい。授業中での取組重視の必要を感じる。

生涯学習課へ家庭教育推進事業の報告、ユニフォームの最終発注をして1日が終了。


2003年01月15日(水) 中間テスト1日目

インフルエンザが流行り始めた。欠席連絡の電話が続く。
早朝から教育委員会や児童相談所への連絡も続く。

カウンセリングを福島先生と学ぶ会への参加申し込みもいくつか。いい反応。保護者と一緒に学ぶ会、ぜひ成功させたい。

牧中メールで書いた「中学生でもできる社会参加」というフレーズに好反応あり。うれしいことだ。

3時間目は試験監督。風邪等で別室受験者対応。今回は特に多い。

青少年健全育成会の原稿書き。写真選び。完了。

評価原稿をぼちぼちと。概論はやはり難しい。

平成15年度の教育構想へいくつかの意見が掲示板にあり。これもうれしいこと。牧中では掲示板機能は確かにコミュニケーションツールになりつつある。

福島先生のカウンセリングが終わるのを待って、牧中メールで、カウンセリングを学ぶ会のことを書いて1日終了。


2003年01月14日(火) 今日もいい天気

連休後の学校は特に忙しい。欠席の連絡も多い。休み中に起こったいくつかの出来事の報告もありで、あわただしい。

小牧山新春マラソンに陸上部が中心に参加。メダルや賞状が並べられていた。中学生ができる市民活動の一つ。積極的に参加を呼びかけたい。朝の打ち合わせでも一言。

1時限目は2年生の数学。
円周角の定理の活用の習熟問題をいくつか。角度を求める問題は楽しそうにやっている。

カウンセリングを福島先生と学ぶ会は、保護者の参加が4名。まずまず。教員も含めて10名。いい会になる予感。進行表を作成して配布。
2月に講演の袰岩さんの事務所からも連絡。これで当日までOK。

いくつかの書類を仕上げ、メールバックへ。

4時間目は1年生の数学。
比例のグラフをかく練習。子どもたちの発言が徐々に洗練されてきていることを実感。反応もいい。○つけ法のアレンジを何回か実施。全員、グラフは比例定数がどんな場合でも今日の段階ではかけるようになった。満足。しっかり定着するには、やはり子どものその後の取組が大切。

11日の堀田龍也先生の講演記録アップ確認。アンケート郵送とアップしたことをメール連絡。すぐにレス。1カ所指摘を受ける。実に早い。さすが。

諸々の仕事を片づけ、牧中メールを発信して1日終了。


2003年01月13日(月) 読書

三連休の最終日。おだやかな1日。

早稲田大学中沢塾の「リーダーシップ工学」を読む。半分ほど読破。
船井幸雄氏、志水廣氏が言われることと同じようなことが良く出てくる。


2003年01月12日(日) 今日は教師力アップの整理

昨日の教師力アップセミナーの整理事務。
ホームページづくりと名簿整理。これがけっこうかかるんだなあ。
しかし、HPにまとめる作業で、講演の内容が自分の体に染み込んでいく。やってみる者だけにわかるこの感触。

1ヶ月後には正木孝昌先生の講演。
すぐに次回案内葉書作成、発送の仕事。
このサイクルはけっこう苦しい。


2003年01月11日(土) 堀田先生に学ぶ

午前2時20分にセコムさんから電話。真夜中に火災報知器のいたずらがあったとのこと。諸々の処理があって、深夜の学校へ。なんとかせねば。

教師力アップセミナー7回目。堀田龍也先生。昨日の懇親会でもおもしろい話をいっぱい聞け、朝から気持ちは興奮状態。
運営委員の手際のよい準備で、あっという間に会場設定終わる。
本校のグループウエアを堀田先生に見てもらい、本物であるという評価をもらう。うれしい限り。哲学が必要だとも一言。肝に銘じる。

講演は現場に根ざした分かりやすい内容。参加者からの事後アンケートの反応も良い。再度、満足。

15年度のセミナーの内容を運営委員で審議。方向性もはっきりしてきた。一安心。

午後は算数・数学発問研。出版に際して、かなり見えてきた。これなら大丈夫。手応えを感じる。眠気も飛ぶ会議だった。


2003年01月10日(金) 目がおかしいぞ

朝はPTAとの登校指導。2カ所を回る。

打ち合わせでは、本校がなぜこの時期に9教科の中間テストを実施するのかを再度子どもたちに話してほしいと依頼。

1時間目は1年生の数学。
今日は比例のグラフをさっとかくことだけに的を絞る。
比例定数が分数の場合のかきかたについて、子どもたちから様々な表現が出る。これがおもしろい。比例定数が整数の場合は、x=1ととれば、まずうまく。これを基本として、xをいくつにとればいいかと絞り込むと、それぞれの意見を集約する形になって、子どもたちもすっきり。後は習熟。○つけ法多用し個を確認。よくできていた。安心。

同僚から目がおかしいと、びっくりされる。見ると、左目の3分の1は真っ赤。出血状態。時間休をもらって医者へ。特に心配なしとのこと。これも安心。

多目的ホールの消火器を噴射するという、とてつもないいたずら。まさにモンモン。粉が下におちるまで待つ。1時間後に復旧に入る。まるまる1時間かかる。何人かの職員でやっと。

企画委員会での提案資料作成。第3回目の学校公開日のプログラム。

PTA広報委員会。校正作業までの段取り。来年度のPTA新聞について提言。

企画委員会では、学校公開日、教育課程、巣立ちの会、卒業式の方向性の確認。幹を審議するのみ。時間をかけず。

校長会の報告を聞く。ポイントは勤務時間・文書管理。

来年度の教科担当数について教務と話し合う。なかなかいい案浮かばず。あっという間に夕方。

牧中メールを出して1日終了。


2003年01月09日(木) カウンセリングを学ぶ会の反応

一段と冷え込みが厳しい朝。

カウンセリングを福島先生と学ぶ会の案内を連絡。
小牧中学校メーリングリストへの加入依頼あり。201名となる。
学校評議員関係の書類作成。
明日の堀田先生との会の段取り確認。

3時間目は2年生の数学の授業。
円周角と中心角の関係の続き。一つの弧に対する円周角は等しいことを3つの場面に分けて確認。教科書では時間数の関係か、このあたりがあいまいとなった。残念。後半は、分かったことを活用する問題いくつか。○つけ法を多用して、子どもの把握と励ましをする。

必ずある数学部会。今年度はいつも充実している。互いに力は高まった。今日はテスト問題の検討。時間と問題数の関係を悩む。

小学校教諭免許状取得のための書類完成。写しをとるときのミスあり。気をつけねば。

不登校生徒の保護者への調査依頼を受ける。機会を利用して、昨年末の学習生活調査をもとに懇談。

昨年末に出した「すぐにできる評価アイデア」の注文がメールで来る。うれしいことだ。

2月27日の講演者、袰岩先生へ打ち合わせのファックス。学校公開日の日程もほぼ決まる。


2003年01月08日(水) どこにあっても等しい証明

朝1番、エディコムマネジャーが不具合。8時前にサポート会社に電話。すぐに対応するとのこと。早朝から実にありがたい。

昨日の学力低下の話の補足を朝の打ち合わせで。

1時間目は2年生の授業。
等しい弧に対する円周角は等しいことを発見し、証明する授業。どこにあっても等しいことを証明するのは、なかなか難しい。中心角との関係で明らかにしようと道筋を説明して、円周角と中心角の関係を明確にさせた。円周上にとった点の位置によっては、一つの証明で説明がつかないことが分かったのは上出来。

2時間目は1年生の授業。
比例のグラフ。「グラフは点の集まりだ」をもとに地道に点をプロットし、グラフへ。点と点を本当に結んでいいのかを気にする子どもがいることがうれしい。xの定義域は、特に示されていない場合は、すべての数であると考えていいと指示。
簡単にグラフをかくためには、比例の場合は原点ともう一つ、グラフの最後の点をとればいいという発言。この最後の点という発言が、俄然授業をおもしろくした。

3時間目は生徒指導部会。
決めたことを学校全体できちんとやっていくことの大変さをあらためて痛感。

福島先生に「カウンセリングを福島先生と学ぶ会」のチラシを渡す。楽しい会にしましょうと一言。

市民まちづくり活動申請書2通仕上げて提出。

大西貞憲氏に今日の授業報告。復唱法と○つけ法の伝え方について論議。自分の授業スタイルの分析を聞く。なるほど。

保護司の方と懇談。親のあり方について共感する話多し。これから日本はどうなる?という心配は同じ。

実践事例アイデア集校正。10日締め切りに間に合う。

牧中メールで「カウンセリングを福島先生と学ぶ会」の宣伝。


2003年01月07日(火) 第3学期始業式

始業式では「夢を持て」という講話が校長、生徒指導主事から。そのとおり。我々教師も夢を持つことが大切。念ずれば通ずることを最近とみに実感。年始の志水塾立ち上げもその一つ。

「平成15年度の教育構想」と「学習生活アンケート」を職員に配布し説明。例年のように職員ネットの掲示板を設け、そこに書き込んで、ひとまずネットで論議ができるように設定。(神戸先生に助けてもらう)

学校評議員会議の設定。1月29日(水)午後5時から。文書発送。

昼の打ち合わせでは、プラス思考のよさについて一言。これも志水先生の影響。精神エネルギーという言葉が初めて聞いたときの?という感じが消え、何かしっくり自分にしてきた。

昼食のときに昨日読んだ東洋経済の「感動」を売る話をちょっと。

今年初の牧中メール発信。

家庭教育学級講座の一つ「カウンセリングを福島先生と学ぶ会」の案内チラシを作成。

教師力アップ堀田先生の会の段取りをいくつか。

*家では、市民活動申請書づくり(小牧落語を聴く会における市民落語会、エコライフのうた普及活動)
数学プリントづくり(1年生、2年生)



2003年01月06日(月) 初日は雪

幾分睡眠不足。積雪もあって、予想はしていたが学校到着までにかなりの時間がかかる。

さっそくメールチェック。年末年始に起こった火災報知器のいたずらへの対応連絡。そして、明日提案の「平成15年度の小牧中学校の教育」の編集開始。
とりあえずの写真を入れて編集。47ページとなる。印刷、綴じ。これで明日の職員打ち合わせの提案資料ができた。

明日は、12月に行った学習生活調査結果と平成15年度の教育構想提案。なんとか間に合った。ふう。

週間「東洋経済」特集 「感動」を売る極意を読む。
タニサケ社長松岡浩氏講演録「全社員が嬉々として出社する人生道場をめざして」を読む。これもキーワードは「感動」


2003年01月05日(日) 授業力アップ志水塾2日目

さすがに朝は辛い。他のスタッフ、参加者は朝も早い。
朝食会場はいつの間にか自分一人。ゆっくりコーヒーを飲む。

模擬授業の途中で、指名を受けて、証明のところの模擬授業。
参加者の受けがよく、いつの間にか授業をしていることを忘れてしまって、
志水先生からイエローカード。

○付け法二日目も参加者から学ぶこと多し。
復唱法実習からも、参加者の力量の高さを実感。

志水先生の二日目の講演は、いわば「運をつけるための方法」。
素直、勉強好き、プラス発想の3ポイント。
確かにその通り。気持ちもさらに高ぶる。

他のスタッフの献身的な動きで成功した志水塾。
本当にこういう仲間に入れていただいていることに感謝。

帰宅後、教育構想書きに気持ちは高まるが、さすがにしんどい。
しかし、息子の勉強のつきあいもあって深夜3時まで原稿書き。


2003年01月04日(土) 授業力アップ志水塾1日目

いよいよ始まった。授業力アップ志水塾。
全国から50名近い参加者。20名ほどのスタッフ。そして大学生が10名ほど。
さらにプロによるビデオ撮影。
熱が上がらないわけがない。

○付け法(中学校部会)の担当。
実際に行ってみて、プログラムの内容は問題なし。○付け法研修法の一つの定番として良しという感触。ただし教材は考える余地あり。さらに教室で行っている臨場感を持たせる必要あり。

懇親会も熱気あふれる会に。そして宿泊場所での二次会、三次会も充実。
参加者の「来て良かった」という声に元気をもらう。

志水廣先生の偉大さをさらに感じて、久しぶりに深夜2時に寝る。