ととかむにっき。
★GENと・にしやまと・いたちたち★

2007年07月25日(水) 永遠なるカミオー!

  カミオーのために飾る花は、ひまわりがいい、と二人で思ったのでした。
  でっかいでっかい陽気な花を、7本、買って帰って飾っています。


ジャンバとはえらい違いです…


  ふー夫さんとふー子さんがみなさんからのお花を届けてくださいました。
  生花をたくさんいただいて、カミオーの見送りはとっても華やかです。
  ふー夫さんも、“カミオー君はひまわりじゃろう”と選んでくださったそうです。
  くま、よかったね。うれしいね。

  さて。21日。
  どうしても二人でお別れをしたかったので、
  火葬場の方に無理を言って夕方に受け付けてもらいました。

ねむるカミオー。いただいたお花に囲まれて、ひまわりを手に持って。


  やっぱり、
  カミオーの手ざわりを、重みを、やわらかさを、
  手放したくなくて、ずっとだっこしていたくて、つらかった・・・です。
  1.3キロ。ノーマルのようにがっしりとした、ゴールデンセーブル。
  時期によって変わる、バットマンマークのくま取り。
  つやつやした手足の黒い毛。のどの下の、月ノ輪熊マーク。
  しょっちゅうなめてくれたざらざらの舌と、まんまるのかわいい目。
  暴れん坊、さびしん坊、甘えん坊。

  ほんとうに、かわいかった。
  心の通じ合う、家族でした。
  カミオーとすごした6年と少し。
  カミオーにとって、私たちにとって、最高の日々だったと思っています。
  ありがとう、カミオー。私たちと過ごしてくれて。ととかむ家に来てくれて。

  さびしくて、ずいぶん泣きました。

 
  ピンぼけもいっぱいあるけど6年間ひたすら撮り続けたアルバムや、
  カミオーとのいろんな思い出をGENといつでも話せること、
  出会ったたくさんの方々がカミオーのことを覚えていてくださること、
  それらを思うと
  …カミオー、いつでも会えるよね って
       いまもそこにいるよね って
  だんだん思えてくるんじゃないかと 思うのです。…いつかは。
  

くま似のパンダ。くまの写真。

  お骨あげの時。
  他の子のときには残っていなかった、白いきばが2本とも、残りました。
  知らない人には流血の凶器、
  このきばの間ににしやまの指をくわえてよく甘噛みをしていました。

  にしやまは勝手にカミオーからのメッセージだと、
  「おねいちゃんがそんなにさびしいなら、いっしょにいてあげるくま」だと、
  了解しております。お守りにしよう、と。
  最後まで愛の深い仔だ、と思ったのでありました。わたしはうれしい。  



2007年07月19日(木) がんばったカミオー!




  本日、カミオーが天使になりました。
  昨晩あたりから、
  かなり苦しそうではありました。
  けれど、クマは頑張っていました。

  にしやまに抱っこされると、
  心なしか、少し楽そうでした。

  昨晩決めたことがありました。
  それは、今日、カミオーを病院に連れて行くということです。
  カミオー、すごく頑張っていて、
  けど、すごく苦しそうで。
  肺の血を少しでも抜いてもらおう、と
  「治る」ことはなくても、
  少しでも呼吸を楽にしてあげられたら、
  と、二人で決心したのです。

  何が起こるか分からない状況でしたし、
  後悔もするかもしれないけれど、
  このまま苦しむだけの、
  何も手もなく、ただ苦しいだけの、
  そんなカミオーを放ってはおけませんでした。

  いままで、3匹を看取ってきて、
  カミオーがかなり危ない状況なのは分かっていました。
  けれど、カミオーの目は、弱気じゃなかったんです。
  すごく見開いていて、僕らを見てくれて・・・。

  カミオーを病院に連れて行く途中、
  キャリーの中でおしっこをしました。
  にしやまが、カミオーの呼吸が少しでも楽になるように、
  抱っこすることにしました。
  気道確保のため、立っている体勢が一番楽みたいです。

  実は、車で移動中、
  一瞬だけれど、呼吸が急に止まったように
  感じられることもありました。
  そのたびに、びっくりして確かめました。

  大丈夫、クマは頑張っている。

  確認しながら、なんとか、病院につきました。
  診察台の上で、
  先生は、
  「生きてるのが不思議なくらいだ」
  と言ってくれました。
  それくらい、クマの唇や舌あたりは紫でした。

  けど、それでもクマは頑張っている。

  すぐにエコーで見てもらうと、
  片方の肺は血でいっぱいで、
  もう片方の肺はしぼんでいることがわかりました。
  なぜしぼんでしまったのは分かりませんが、
  カミオーは「片方の肺」ではなく、
  「ほとんど機能しない肺」で頑張っていたのです。

  すごいぞ!カミオー!!

  針をさして、血を抜いてみることになりました。
  いや、僕らは、初めからそのつもりでした。

  もしかしたら、最期になるかもしれない。
  状況を考えたら可能性は大です。
  エコーの時から、そう思っていたので、
  にしやまがカミオーの頭〜首を固定しました。
  一番近くで、
  「クマ、クマクマクマ、クマ…」
  と、励まします。

  けれど、カミオーの心臓をエコーで見ていた先生は、
  カミオーの心臓がもう止まりかけていることを
  教えてくれました。
  ふつうのいたちの三倍近くの大きさになっていた、
  「いつ止まっても、おかしくはない」
  と言われていた、カミオーの心臓が、
  今、少しずつ、止まろうとしていました。
  エコーでも、その様子が分かりました。

  その間、実は同時進行で、
  肺の血を抜いてもらっていました。

 カミオーは頑張って、頑張って、
  いつも以上に目をパッチリとあけて、
  とても、頑張って戦っていました。

  一番近くにいたのは、にしやまです。
  その横にはGENもいました。
  たぶん最期にカミオーの耳に聞こえていた声も、
  にしやまの声です。
  たぶん、最期にカミオーが見ていたのも、
  にしやまの姿です。
  他の病院スタッフの方にも、
  足や胸などを固定してもらっていたのですが、
  最期にカミオーはずっとずっと、
  大好きだった、一番大好きだった、
  にしやまの肌を、手を、感じながら、
  息を引き取りました。
  まだ心臓が細動状態のうちに、
  針を抜いてもらいました。
  すぐに、にしやまが抱っこしました。
  もう動けなかったけど、
  絶対カミオーはにしやまの腕の中で、
  にしやまを、感じてくれたと思います。
  そう、信じています。

  カミオー、助けてあげられなくて、ごめんね。
  もう一回、元気にしてあげられなくて、ごめんね。
  大嫌いだった病院に連れて行って、無茶させたかな?

  すごく、言い訳みたいになるけれど、
  うちの子で直接、旅立ちの瞬間に、
  側にいてあげられたのは、カミオーが初めてで。
  もし、病院に行かなかったら、
  あと数時間、か、もしかしたら、あと一日か、二日か、
  本当に、分からないけれど、
  もう少しだけ、息をしていたかも、しれません。
  けれど、一番大好きな、にしやまの腕で、
  旅立てたのは、せめてもの慰めです。

  カミオーは、にしやまっ子でした。  
  小さいとき、手がつけられないくらい暴れん坊で、
  数々の流血沙汰をおこした時も、
  にしやまとずっと遊んでいました。
  出会いも、生活も、旅立ちも、ずっとにしやまが一緒でした。

  「もし」とか、「でも」とか、
  言い始めたらキリがないけれど、
  心のどこかで、ベストだったのかな、
  って、迷うこともあるけれど、
  答えはないんだと、そう思います。

  ものすごく苦しくて、
  何日も、ほとんど寝ていなかったはずの、
  カミオー。
  血を抜いてもらったので、
  もう苦しくありません。  
  安らかな寝顔です。

  おつかれさま!!カミオー!!
  ご苦労様!!カミオー!!!!
  ちょっぴり、ごめんね、カミオー…。
  けど、たくさんの思い出と、
  色々な大事な気持ちを教えてくれて、ありがとう!カミオー!!!!


  トトとカミオーから始まった、「ととかむ家」
  ここで、家族を愛すること、
  養う大変さ、つらさ、うれしさ、
  そして、たくさんのいたち仲間の方々とのつながり…。
  トトとカミオーがいたから、
  僕らが学べたことがたくさんあります。

  絶対!!絶対!!!!ぜーーーったい!!!
  忘れません!!!忘れるはずがありません!!


  大げさに聞こえるかもしれないけれど、  
  僕らの人生を大きく変えた、そんな存在です。
  実は、僕らの結婚記念日(入籍)も、
  カミオーの誕生日です。
  だから、ずっとずっとカミオーは僕ら二人の側で、
  僕らを見てくれているはずです。

  天使になった、いたち。
  ジョジョ、トト、ジャンバ。
  カミオーが大、大、大好きだったトトと出会えて、
  今頃、追いかけ回していると思います。
  トトは迷惑そうな顔をしているでしょう。
  ジョジョも横でまったりしているでしょう。
  ジャンバは勝手にバトルに参加しているでしょう。
  天使たちも、騒がしくなりそうです。

  僕らが、いつか、しばらく先になるけれど、
  天使になったときに、
  また一緒に遊べるはずです。
  それまで、ちょっと待っててね、カミオー!!!

  本当に、ずっと一緒だからね!
  カミオー!!!
  大好きだぞ!!カミオー!!!!


  

『おねえちゃん、元気出すくま〜!』


  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  あさって、火葬に行きます。
  カミオーの毛、体、目、歯、鼻、手。
  目の前で見られなくなるけれど、
  絶対忘れないくらい、目に焼き付き、手が感触を覚えています。
  だから、さみしいけれど、
  あさって、火葬に行きます。

  もしも、カミオーに会って頂ける方が、
  いらっしゃいましたら、
  今晩中は、おります。
  明日も、おります。
  何時でも起きますので、
  どうぞ、いらっしゃってくださいませ。



2007年07月18日(水) だんだん。

  くまはまだ、家に帰る我々を出迎えてくれます。
  実は 毎日 ものすごくドキドキしながら 深呼吸して目をつぶって
  玄関のカギを開けるにしやまでした。

  だんだん、やせてきました。
  たぶん、気管が圧迫されて、飲み込みにくくなっているようです。
  固形はだめ、ウォルサムも濃くてざらざらなのはだめ、
  カケシアを少量ずつなら、なんとか飲めます。

  だんだん、ほそくなってきました。
  こんなにスリムなくまを今まで知りませんでした。
  こんなにふにゃふにゃなくまも。

  いたち部屋のドアを開けると、「おねいちゃん、きたくま〜!」と顔を上げて
  寄ってきてくれます。
  それがうれしくて、部屋を出入りするたび、カミオーに手を振るわれわれ。

  明日もわたしたちを出迎えてほしい。
  そう願ってやみません。
  ああ、かわええくま! くまはにしやまの 世界で一番大切ないたちです。



2007年07月17日(火) がんばるカミオー。

  今日は、カミオーの様子が気になって、
  仕事が終わり次第すぐにかえってきた二人。

  カミオーはまだ頑張っています。
  かなり息が苦しそうにしています。
  上半身が高くなった方が少し楽なようで、
  一番、ゆっくりできる体勢を探しています。

  そしてまた苦しくなったら移動。
  またまた移動・・・・・。
  この繰り返しです。

  にしやまが抱っこしてあげると、
  少し落ち着きましたが、
  普段のいたちたちから考えると、
  尋常でなくほどに、苦しそうな呼吸です・・・。

  昨晩は、ふわふわさんに頂いた、
  カボチャハウスでお休みでした。

  



  隣に茶々が寝ています。
  このときの枕はオコジョ人形です。
  茶々の宝物なので、
  取り返して運びたそうにしていた茶々でしたが、
  しばらくしてあきらめまして、
  こうやって二匹で寝ていました。

  血の混じった胸水が溜まって苦しいのだと思います。
  少しでも楽に、楽にしてあげたいのですが、
  為す術がありません・・・。

  胸水を針で抜くと、
  少しは楽になる「かも」しれません。

  葛藤もないことはないのですが、
  前に針を刺したときに、
  カミオーが半分口を開けて、苦しそうだったこと、
  また、貧血も伴っている様子であること、
  肺の他にも腹水も溜まっている疑いがあり、
  様々な合併症状の可能性があること、
  よって、最悪の場合、処置の間に天使になってしまうかもしれない、
  そんなことを思うと、
  カミオーの嫌いな病院で怖い思いをさせるよりも、
  家で少しでも一緒にいてあげたい、ということになりました。

  



  少しでも長く一緒にいたい!!
  少しでもカミオーの体温を感じていたい!
  少しでもカミオーの目を見つめていたい!
  少しでもカミオーの呼吸を近くで感じていたい!
  けれど、
  カミオーの苦しむ時間は短くあってほしい・・・。
  なんだか矛盾しているけれど、
  僕らは、カミオーの側にいます。



2007年07月16日(月) くまはがんばっている。


やっぱりこれがなくっちゃね


  カミオーお気に入りのとんかつ和幸のビニール袋が、
  おそらくバモスによってトイレに運ばれてしまったのは昨日のことであります。

  湿気ったオレンジのビニールの代わりに、今度はハンズの袋が参りました。
  もう運ぶなよ、ばも!

  さて。
  写真のカミオーですが、今日明日…がヤマかな、と、思っています。
  昨日、肩で呼吸をするようになりました。
   (また、肺が胸水+血になってしまったのかな。)
  今日は、おなかのなかで、内出血が起こってしまった様子。
   (あきらかに、おなかが、ふにふにになりました。)
  腹水でなく、内出血だろう、と思うのは、あまりの血色の悪さ。
  あの、カミオーの、ざらざらの、べろべろとなめられると痛い、
  ピンク色の舌が、灰色なのです。普段ならピンクの耳や口元も同じく。

  カケシアを飲み下すのも気管が苦しそう。
  一口飲んでは、うろうろ、ごくん。でも飲みたいから、また寄ってきます。
  お気に入りのかぼちゃの中や、ビニールの中や、にしやまの足下で、
  ぺったりとへたって、休みます。

   カミオー、がんばってるなあ。
  

  静かに、カミオーの呼吸を数えながら、となりに、います。
  なみだが、 なみだが。
  



2007年07月15日(日) ばもも5歳。

  
 ぼくのお誕生日だったばも〜♪


リラックスばも〜


  年の初めに、カレンダーに、ハートマークをつけていたのでした。
  やっと、思い出しました。
  7月14日うまれ。サウスランドフェレット。
  なんと、ロングいたちばもも、とうとう、5歳です。
  時がたつのは早いものです・・・

  広島のフジグ@ンの矢@橋ペットでひとめぼれ、
  巨大なぼよんぼよんボディで最初は走れもしなかった、ばもです。
  こないだ、ふー子さんのむっちぃずのムービーのところを眺めていて、
  すごいぼよぼよのふにふにの鈍くさい画像をアップしてくださってるのを見て
  大笑いしたのでした。
   (見てみてください、むち☆ムービー、「バモス君」)

  大きな病気もせず、病院にかかったのはカンガルージャーキー丸飲み事件だけ。
  最近も茶々とともに、せっせといたずらに励んでいる、元気ないたちです。
  これからも元気でいるんだよ!!



2007年07月13日(金) 今週のくまくま

  さて、日曜日、病院でひどい目に遭った、かわいいカミオーですが。

  今週は火曜日も病院に行き、なんといいますか、ええ、
  2、3日投与したステロイドが胸水に効果的でないことを確認して参りました。
  なんか悲しい気分になったのですが、
  くまは日曜日の病院でへこみまくった後、月曜日から復活しまして、
  いい顔つきをしております。


呼んだくまー?(べろり)

おいしいのをもらうくま♪ぜんぶ飲むくま♪

  手からならカリカリも少量食べますし、
  食いしん坊ですからウォルサムもカケシアもものすごく飲みます。
  心臓の薬で食欲不振になるのはどうしても仕方がないので、
  胃腸を活発にさせるシロップももらってきました。効いてるのかな・・・?

  さて、最近のカミオーの一番おきにいりは、ビニールであります。
  ごはんをあげても、この中に運んでいって食べます。
  

こんなです。
のぞいてみました。
くつろぎまくりです。いつまでも趣味の毛づくろいをしています。
カミオーの毛はいつもほわほわです。
そういえば、このあいだ、くまが眠っているときに、あの! あの無関心なコロナが
カミオーの毛づくろいをしてくれていたのでした。
 コロちゃん! 意外に、いいやつ・・・?(笑)



2007年07月10日(火) ケーキ!

  じゃんばにお花を贈っていただきました・・・!
  (みなさまありがとうございます・・・)

  開いてビックリ!
  なんと、ケーキのプリザーブドフラワーであります。


うまそうじゃ〜ん♪


  段ボールを開けるとケーキの箱が出てきて、
  「あ、プリザーブドフラワーって高級品だからこんな箱に入ってくるのね」って
  変な納得をしながらGENと「ケーキが入ってたらどうするー?」とか言いながら
  開けたのです。

  笑いがとまらんくて 二人してしばし「すげー!」の連呼でありました。
  がきんちょのあの子にぴったりです。
  びっくりしてはねまわる姿が目に浮かぶようです。
  これを選んでくださったふー子さんのセンスに脱帽!であります。

  直射日光の当たらない箇所が…我が家では難しいので、
  しばし、ケーキ様を箱から出したり入れたりして飾っていようと思います。

  

  



2007年07月08日(日) カミオーの病院。

  ここ2、3日。
  カミオーが体をゆらすようにせわしく呼吸をしているので、
  ものすごく心配になって本日朝一番で病院に行ってきました。

  体重は1.3キロ。
  背中がやせたように見えるけど…もともとしっかりした体格の子です。
  あんまり減ってなくて、ホッとしました。
  さて、かわいいくまは病院がきらいです。
  だっこするにしやまにガシガシとしがみつきます。にしやま、毛だらけです。
  今日はビビリお@っこまでしてました…

  血液検査、レントゲン、エコー、尿検査、もうなんでもござれです。
  血液検査では、白血球が通常以下。カリウムがちょっと高め。ぐらいでした。
  尿検査では異常なし。
  レントゲンで、下腹部肝臓・脾臓のうっ血と、右の肺に水が溜まっているのが
  指摘されました。
  エコーで確認して、注射器登場、肺の水を抜いてもらいます… … … 
  (ジョジョのおしっこが詰まった時以来の、でっかい吸い出し注射器です。)
 
  … … … が、
  肺から抜かれた水は、水ではなく、血がずいぶん混じっているものでした。
  あっというまにでっかい注射器の半分ほど採取されていましたが、
  抜いている最中にくまの呼吸が乱れたこともあって、貧血も心配されて、
  途中でストップ。

  抜いている時、
  カミオーの口が半開きになった瞬間は、
  GENもにしやまも、
  心の中で、
  「や〜〜め〜〜〜て〜〜〜!」
  と叫んだのでありました。
  中断して、にしやまの胸に戻ったカミオーは、
  非常に不服そうでありましたが、
  同時に安心もしていた様子でした。

  カミオー『ひどい目にあったくま〜。』

  そ@だ先生、思わず「まずい状況」ということばを発します。
  2ヶ月前、ジャンバの腹水を抜いてもらおうとしたときと同じ状況かな、と
  私たちも なんとなく、わかりました。

  その場でステロイドを打ってもらい、
  胸水が排出されるよう利尿剤を今日から倍量に増やすこと、
  ステロイドを毎日与えること、2日後も診察にいくことなどの指示を受けました。  
  やはり心臓が肥大化していて、
  その影響が大きいようです。
  心臓の圧迫により、気管が狭くなるだけでなく、
  肺水腫も併発しているようです。
  しかも水でなく、血なので、
  体内に吸収される可能性を信じるしかありません。
  カミオー、呼吸がつらそうではありますが、
  手からご飯はボリボリと食べます。
  先日買った、フェレットディナーがお気に入りのようです。

  帰りの車にて、
  ついつい涙が出てしまった二人でありますが、
  カミオーがあきらめてないので、
  僕らも負けるわけにはいきません!!

  がんばるぞ!俺!
  がんばるぞ!にしやま!
  がんばるぞ!カミオー!!



2007年07月06日(金) ろっぽん


こいつのはじけっぷりが目立ちます。


  ととかむ家はシニアーずが大半なので(だってキキも4才ですって!)
  なんだか静かな日々です。

  明るい話題がないなあ、くまくまの心臓もあまりよくない感じ。
  心臓の薬、ジゴシンというのをいただいています。
  ちょっと調べてみると、副作用で食欲不振が強く出ることがあるようで・・・
  くまくま、ちょっと、スリムになってきています。
  あああーーー。心配。
  そういうわけで、ジャンバにあげていたウォルサムをくまにもあげています。

あ、おねいちゃんだくまー


なになにー?



  よく眠ります。
  昨晩なんか!もうびっくり!
  くまがあったかい水枕みたいに、物体みたいなふにゃふにゃで熟睡してて、
  もうどうしようかと思いました!

寝る子は育つくま…?



2007年07月03日(火) ただいまじゃん。

  今日は、お花を買おうと思いました。
  花屋に寄りました。

  ・・・・ ジャンバに、 花?

  何を買おうか、とっても迷いました。
  10分後、にしやまは、これを持って歩いていました…


こんなんでも、アリ…かな…?


  ペットのお葬式を扱っているお寺さんにお迎えにきてもらって、
  安佐北区の火葬場に連れて行ってもらいました。
  小さい頃から思っていましたが、ジャンバはがっしり骨太。
  お骨は真っ白で、太くて、きれいだと思いました。

ただいまじゃん!


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


  日曜日のジャンバがくっきりとまだ思い出せます。

  その日、にしやまは、夜中の3時…朝6時…9時…12時…と、
  こまぎれに起きて ウォルサムをやりながらジャンバの様子をみていました。
  9時ごろから、お兄ちゃんズといっしょに放牧を始めました。
  ジャンバが珍しく固形カリカリを嗅いでいたので、ささみジャーキーやら、
  グロースやらをお皿に入れてやります。
  どうせ食べはしないだろう、と思いながら…
  
  ちょっといたち部屋から出て、また戻ってくると、ジャンバが口元をかくように、
  け!け!と言っています。
  インスチノーマの発作ににていますが、よだれも出ていないし、違うようです。
  (後から思うに、久しぶりに固いごはんを食べて、胃がびっくりしたんでしょう)
  しばらくだっこして、お水を飲ませ、落ち着いた頃にまたサークルに戻しました。

  そのあと、GENに告げます。「ジャンバが変なんよ〜」
  GEN、その後、いたち部屋をのぞきに行って「変だ。変だ」
  なに〜?とのぞきに行った我々の見たものは…
  昨日、GENが日記に書いたとおり、
  ぼりぼりと、ほかの子に負けじと、ごはんをたべるジャンバでした。

  ジョジョも、トトも、天使になる前、ものすごい奇跡を見せました。
  ジャンバも。
  よくやったね。がんばったね。よかったね。と今はとても、思います。

  トト。ジョジョ。悪ガキが遊びに行ったでしょ。よろしくね。



2007年07月02日(月) ジャンバじゃん!!

  本日、おそらく午前中だと思いますが、
  ジャンバが旅立ちました・・・。
  夜、僕らが帰ってくると、
  すでにかたくなっていました。
  朝の時点で、起きあがる力がなかったので、
  覚悟はしていました。
  トイレは増えた形跡もないので、
  本当に、僕らが出勤して、
  すぐだったのだと思います。
  周りにはキキとじゃじゃがいたので、
  さみしいどころか、
  うるさいくらいだったのではないでしょうか?

  突然のことのようにも感じますが、
  実は、ここ2週間くらいはよくもってるな、
  という状態でした。
  約二ヶ月の闘病生活、
  ジョジョやトトと比べると短いのですが、
  とてもよくがんばっていました。

  ご飯を全く食べなくなって、
  ジャーキー等なら食べてくれて、
  けれど、それも食べなくなって、
  ウォルサムとカケシアを飲むようになって、
  それも、最後はシリンジじゃないと、
  飲まなくなりました。
  あれだけ食い意地のはったジャンバが、
  これだけ食べるのに苦労したのですから、
  よほど体の中は、大変なことになっていたに違いありません。

  お別れの時です。

  


「おやすみじゃ〜ん♪」



  本当に、寝ているようです。
  特に苦しがった様子はありません。

  ケージからみんなを出してみました。

  

「どうしたくま?」


  

茶々「あんた、おきなさいよー!」
ばも「どしたばも?」


  散々ジャンバとは喧嘩しまくった、
  この二匹も、今日は襲いかかりません。

  

「ジャンバ、元気がないばも〜?」


  ちゃっかり、カメラ目線のバモスです。
  端っこには、コロナも写っています。

  ジャンバは、実は、
  ととかむ家で、下から二番目です。
  一番の悪ガキでした。
  暴れん坊ではないけど、悪ガキでした。
  注意したら、「シュー」って、
  捨てぜりふを吐いて去っていく、悪ガキでした。
  もっともっといたずらさせてあげられればよかったな、
  と少しだけ思います。
  ごめんね、ジャンバ。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  実は、昨日、ある異変が起こりました。
  全く固形を受け付けなかったジャンバが、
  突然、外のえさ皿に向かっていったのです。

  



  
すると・・・・・!


  

ボリボリボリ「・・・うまいじゃん。」


  なんと!!??
  固形ご飯を食べたのです!
  あんなに堅い、グロースも食べました。
  ジャンバの好物フードです。
  僕らが驚き、喜んだのは言うまでもありません!

  

「くったじゃ〜ん♪」


  GEN「くってるー!くってるよー!」
  にし「もしかしたら〜♪」


  喜ぶ僕らでしたが、
  どこかで、気がついてはいました。
  これだけいたちと住んできたのですから。
  ジャンバは、最期の前に、
  自分の好きなものを食べたかったんです、きっと。
  最後の力を振り絞って食べたのだと思います。

  本人も満足した、そう思いたいです。
  おいしかったかい?ジャンバ?
  今頃は、早々と、天使になって、
  好きなだけ食べていることでしょう。  
  きっと他の仔のご飯やおやつを横取りしていると
  思いますが、皆様、許してくださいね。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  明日、火葬する予定です。
  ジャンバ、おつかれさま!ありがとう!!


 < まえ  もくじ  つぎ >


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