心波検査
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2005年10月11日(火) |
此処はその為の場所なのか?(注:自傷日記につき) |
吐き出す場所がないと、此処にしか書けなくなる。 どれも本当の私だけど、此処に居る私は暗く孤独な私。
何ヶ月ぶりだろう…腕に傷をこしらえてしまった。 これから冬へ向かって、危険な季節は続く。 さっきやったばっかりなのに恐ろしいくらいにまた「切りたい」衝動に駆られている。 どうしたらいいんだろう…。
間があいたので、剃刀を持つ手が震えた。 二度くらいやめようと思ったし、やめておけばよかった。
でも、朝からずっと 「我慢出来る気がしない」 そう思っていた。
これまた久しぶりに縫合。 麻酔をいつもより少し多めにいれられた。 I先生は結構荒っぽいので、血液の混じったキシロカインが白衣に数箇所飛び散った。 それを見つめながら処置されていた。 あの病院の外科へにいけば、どの先生もナースも私を知っている。 不名誉ながら、 「リストカット常習者」として。
午後は外来が無いので、通路を通るドクターは数人いた。 みんな、見た事のある先生ばかりだった。きっと向こうもそうだっただろう。
家に帰ってきて、Y先生に電話で報告。 繰り返さないようにと注意を受けた(今思い出している辺りやばい)。 これほど頭が真っ白になれることなんてそうなかなかない。 自傷から注意を逸らそうと言うのは、今は無理な相談だと思う。
麻酔が切れてきた。
痛みすら快感にしかなり得ない。
狂気ではない、正気だから…生き続けたいから腕に痛みを刻む。 死にたいと思った自分を戒める為に。
安宅 さゆみ |