CYMA’S MURMUR

2005年08月31日(水)   始動!

早朝、1通のメールが届いた。

先日ランチした元同僚から、
「ついに会社が決まりました!」メールだった。

長らく、上手くいかない転職活動に苦しんでいたわりには、
「いい所にすべりこんだなぁ」と思う。
おそらく、年収もUPしてることだろう。
その企業名を眺めながら、
「私も動かなきゃ!」と突然焦りが生まれた。

気付いてみればもう8月も終わり。
私のプラプラ生活はこれで丸3ヶ月が経過したことになる。

とりあえず、人材紹介会社をいくつか見比べて、登録。
とりあえず、キャリアの方向性について相談しないと・・・

朝イチで登録した紹介所から、
昼過ぎに電話があったので、
さっそく来週の面談を予約。

さぁ、職務経歴書に手を入れなきゃ!



なんとなく、勢いで、キッチンの掃除をした。
(職務経歴書書きを後まわしにしただけ)

五徳も洗い、ガスレンジの下に敷いていたカバーも交換。

今日の仕事は、あと履歴書と職務経歴書だけ。
頑張ろう。







★★ 追記 ★★

ようやく、職務経歴書&履歴書の作成が終わった。
想像以上に、大変だった!!
3時間くらいかかっちゃった。

IT関連の職務経歴だと、
開発に携わったプロジェクトのシステム概要を書くのだけれど、
サーバだの言語だのも書かなきゃいけなくて。。。

はっきり言って、んなもん、覚えてないよ!
HP-UXだって、AIXだって、どっちでもいいと思うけどね。
私ずっとサーバサイドの人だったから(って言い訳にならない)、
クライアントに何使ってたか、本気で思い出せない。
って言うより、最初から知らなかったんだ。興味なかったし。

資料を見ようとしても、
私のPCにはパワポもビジオもないから、
ビューアをダウンロードしてきたりして、面倒だった。

でもまぁとりあえず終了。
企業に提出するには、もう少し手を入れる必要があるだろうけど、
紹介会社の面談には、まぁあれでいいだろう。

さぁ、動き出したなぁ。









2005年08月30日(火)   髪を切った


髪を切った。

差し出したメンバーカードに書かれた日付は8/19。

「あれっ?」と受付の兄ちゃんが言うので、
「それ去年の8月です」と答える私。

1年も放置してたのか、私は?
みんなに「髪伸びたね」と言われるのも当然だな。

家から徒歩3分の美容院で、楽でいい。
そしてお安い。今日は何かのサービスで2,500円だったよ。

銀座で、6〜7,000円払ってカットしていたなんて信じられない。
無職の私は髪の毛にそんなお金かけられない。
舞台のチケットなら1万円でも出すけれど。



皮膚科にも行った。

先生は暇だったらしく、
どうでもいい世間話を色々と。

本当に10年も通っていると、
ただの知り合いだけど馴れ合いますな。



家に帰ってきて、本の整理。
近所にブックオフがなく、
いつもは妹に車で連れてってもらうのだけれど、
そんな機会もなさそうなので、送りつけることにする。
でも、30冊からなのよね。現在27冊。
ちょうどよいサイズのダンボールもないし、
処分までまだ時間がかかりそう。



今週は、また飲み会、というか私の送別会がある。
いや、私が言ったんだけどね。
送別会してくれるなら、旅行から戻った後がいい、と。

それから、週末は法事があるから、その準備もしなきゃ。



なんとなく、涼しくなってきて、
夜はちょっと肌寒かったりして、
早く秋にならないかなと思う。






2005年08月29日(月)   Gethsemaneコレクション



ひどく眠くて、
引きずり込まれるように眠ったのに、
30分で目が覚めた。

最近、こういうこと多いんだよな。
でも眠ろうと努力するのも無駄なので、おとなしく起きて遊ぶ。
本を読んで、雑誌を読んで、、、
それでも眠りは訪れない。



そこで、会社にいたころに仕事中にダウンロードしまくった
音楽ファイルの整理を始めた。

MP3だけにしておいてくれればいいのに、
MP1とかraとかWAVとかWMAとか、
ツールがそれぞれ異なるからムカつくよね。



今はなき(サイト自体は存在してるけど)カリスマサイトから
ダウンロードしたJCS関係のファイルがとにかく沢山ある。
お宝だわ、全く。一部取り逃したものがあって、今でも後悔してる。
違法なのはわかってるけど。

Steve Balsamo関係は、普通にファンサイトに置いてあるから、
多分今でも入手可能。

そこで、誰が何と言ってもJCSの一番の見せ場である
”Gethsemane”の聞き比べ用プレイリストを作成してみた。
内容は以下の通り。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
★自分が所持してるCD

  1.Steve Balsamo (1996 London Cast CD)

  2.Ted Neeley (The Original Motion Picture Soundtrack CD)

  3.Paul Nicholas (The 20th Anniversary London Cast Recording CD)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
★拾い物(キャスト系 実際に舞台で演じた人たち)

  4.Ted Neeley (1993年の録音)

  5.Ted Neeley (1995年の録音)

  6.Ted Neeley (2004年のテレビ番組の録音)

  7.Steve Balsamo (2003年BBCラジオの録音)

  8.Steve Balsamo (Lyceum Theatreでの千秋楽の録音 1997/09/13)

  9.Steve Balsamo (Rotterdamのイベントでの録音 2004/06)

  10.Glenn Carter (Tony Vincentとやっていた舞台の録音)

  11.Sebastian Bach (舞台の録音 これは、本当に見てみたかったなぁ)

  12.Carl Anderson (映画版のジュダ役の人 レアものではないかと)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
★拾い物(その他有名人系)

  13.Michael Bolton (どこで入手したか不明)

  14.Michael Crawford (ファントムの名残がちょっとだけある・・・?)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
★拾い物(各国バージョン 詳細不明)

  15.スペイン語 (スペイン語なので、Camilo Sesto かも)

  16.SOULバージョン (かなりアレンジが違う)

  17.チェコ語 (チェコ語なので、Kamil Strihavka かも 結構好き)

  18.英語 (手がかりゼロ でもフランス人っぽい英語の発音)

  19.英語 (オーストラリア版らしいけど詳細不明)

  20.ドイツ語 (好きじゃない歌い方だから誰のか調べる気も失せる)

  21.スペイン語 (メキシコ版らしい)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

お宝としては、6.
これは、録音状態がとてもいいし、Tedのジーザスっぷりも文句なし。
やっぱり No.1 Jesus は Ted しかいない。

それから、8.
なんといっても千秋楽。
そして1996版のCDよりも、ドラマティックな Steve Balsamo の声が素敵。

そして、10.
これも舞台のブートレッグというのがたまらない。
お相手が、Tonyと来た日にはねぇ。
DVDのGlennより、こっちのGlennの方が好き。

ラストは、11.
お宝度的にはこれがダントツかも。
Sebastian Bach あぁ本当に見てみたかった。
CDの1枚も残ってないというのが、本当に不思議だ。
なんか裏で色々問題でもあるのかしら?
出せば、絶対売れるのに!







2005年08月27日(土)   DVD


L'HOMME DU TRAIN」(邦題:列車に乗った男)を見た。

主役2人は、
クセがあるものの愛すべき点も持ち合わせたキャラクタで、
何気ない会話やシーンが良かった。

これも私の好きな「何も起こらない」映画だと言えるかも。

フランスの片隅の館で、
粛々と人生を積み上げていく教師を見ていると、
ヨーロッパの底力のようなものを感じる。

時間と人生が澱のように積み重なっていく場所が沢山ある。





「GREEN CARD」も見た。
わざわざ見るまでもなかったでしょうが。

温室付きの家いいなぁ。
ってのと、
妻のクリームの名前がわかんない男なんていっぱいいるぞ。
ってのが感想かな。









2005年08月26日(金)   盆の帰り道/試写会



一昨日、死人の夢を立て続けに見た。

最初は、父方の祖父母で、
すっごく仲良くラブラブ状態だった。

次は、母方の祖母。元気そうだった。

最後は、叔父夫婦の水子(だと思う)。

なんでしょうね。
みんなお盆に下界へやってきて、
牛に乗って帰る途中にウチにフラリと寄ったのだろうか?
そんな感じ。






サマータイムマシンブルース」の試写会に行ってきた。
なんか、テンポが悪い感じだったけど、
タイムパラドクスとか扱うとそうなっちゃうのかな。
でも、単純に楽しめた。
お金を払って見るかといわれると残念ながらNOだけど。







2005年08月25日(木)   同期愛


というわけで、
台風直撃予報の中、飲み会へ。

今まで何度か書いているけど、
やっぱり私は同期の子たちがすごく好きで。

女友達は数える程度、
男友達はゼロ!
を自負する私にとって、
「知り合い」には色々なレベルと段階があるのだけれど。

「知り合い」の中では、
同期君たちはもう、最高レベルの扱いです。
って、彼らには通じてないだろうけど。

なんでだろう。
すっごくリラックスできるのだ。

幾晩も共に徹夜した同僚よりも、
多分同期君達の方が上にいる。

ただ、同じ日に入社したというそれだけで。

不思議。

でもまぁあくまでカテゴリは「知り合い」なので、
過剰に接触することはないんだけどね。
年に数回飲む!
それで十分。

会社は違っちゃうけど、
また今度誘ってね。





2005年08月24日(水)   ぼーふーう


「暴風雨」って、
「ぶーふーうー」にちょっと似てる。

明日は、飲み会。

幹事より、リマインダが届き、
そこに、

 ぼーふーう決行!

と書いてあったのだ。

ぼーふーう。

なのに、飲み会かぁ。

面倒、とか言っちゃいけないな。
私のためにやってくれるわけだし。

台風直撃をなんとか免れますように!





2005年08月23日(火)   リリースラッシュ


来月前半に、
私が待っていたドイツ語ソフトが次々リリース。

まずは、アッチでそれなりの金額オーダー。
あぁこんなに無駄遣いしてていいのか。

あとは、コッチでどこまで頼むかなんだけど。
欲しいのを単純ピックアップすると数万円。
1万円強まで、候補を削らなくてはね。。。







2005年08月22日(月)   酢と味醂


ひき肉があまっていたから、
お昼はそぼろ丼にした。

食べながら、
「味がなんか変?」と思ったけど気にせず完食。

夜、煮物を作ろうとして、味醂に手を伸ばしてはっと気付いた。
これって、味醂じゃなくて、お酢じゃん!
お昼、なんか酸っぱいなって思ったけど、そういうことか!

なんか、頭おかしくなってるかも。

ちなみに夜の煮物は、
ちゃんとお酢じゃなく味醂を使ったけど、
ボーっと放置しておいて一部焦がした。

あーあ。





2005年08月21日(日)   無為に過ぎていく・・・


ここ数日、フリーゲームにはまって、
睡眠を削っている。

いや、睡眠は削ってない。
寝たいだけ寝てるから。

でも、ゲームに夢中で、
就寝時間を遅らしているから、
どんどん生活時間帯がずれ込んでいる。

ま、無職だからできることだし、
しばらくは大目に見る(自分に甘い)。

何にはまってるかというと、
FLASHで作られた脱出系ゲームだ。

あちこちクリックしまくって、
アイテムを集めて、
アイテムを適宜利用して、
閉じ込められた部屋から脱出するというゲーム。

色々な国の色々な人が色々なゲームを作っている。
みんなフリー!

ものによっては、
ミニパズルを解いたりしなくてはならないので、
常に紙とペンを用意し、
パスワードをメモったり、
計算したり、
結構頭を使う。

自力では脱出できないこともしばしばなので、
攻略系サイトのお世話になる。
この攻略方法を解説したサイトも、
世の中には多数存在する。

全く知らなかった世界なので新鮮。





忘れないうちに、今週の予定確認。
・皮膚科で薬をもらう
・HWの初回認定日に行く
・送別会(してくれるんだって、今頃・・・)
・試写会(当たったから行こうかな)

これプラス、活動準備をそろそろせよ!
しないと、まずいよ!
いや、まずくないけどさ。
んー。方向性なんて、ぼーっとしてても決まらないし。

とにかく、なんでもいいから、動くしかないんだよね。。。



p.s. コスメボックスに運転免許証発見。
そろそろ本気で再発行申請しようかと思ってところだから、
見つかってすごく嬉しかった!





2005年08月20日(土)   TOEIC結果/その他



TOEICの結果が来た。
前回のスコア+35。しょぼっ!

勉強してなかったら、
どれ程ひどいことになってたろうか。
恐ろしい。

READING SECTIONは前回と同じスコアなので、
単純にLISTNING SECTIONで35点プラスってことだけど。
しょぼすぎるわ、本当に。

近いうちに、やっぱりもう1回受けようかなぁ。







昨日図書館で借りた本。
■風が吹いたら桶屋がもうかる (井上 夢人 著) 集英社
■日曜日たち (吉田 修一 著) 講談社
■なんくるない (よしもと ばなな 著) 新潮社
■シカゴ、君のいた街 (武谷 牧子 著) 集英社
■嫁洗い池 (芦原 すなお 著) 文芸春秋
■孤独か、それに等しいもの (大崎 善生 著) 角川書店
■愛才 (大石 静 著) 文春文庫







「Reconstruction」(邦題:恋に落ちる確率)を見た。

意図せずして、デンマーク映画2連発。

私には、全然理解できなかった。
面白くもなかった。
不条理、ってだけじゃなくて。。。

アレックス、大切な約束に遅刻はいけません。
アイメが大事ならば。
シモーネが気になるなら、
そもそも軽薄な行為をするべきではないんだってば。

確かに、不思議な感じの作品ではあるけれど・・・







2005年08月19日(金)   ITALIENSK FOR BEGY

「ITALIENSK FOR BEGY」を見終わった。
想像以上に良かった。

不器用でちょっと生活に疲れた人々が、
イタリア語講座を通じて小さな幸せを手に入れる物語。

なんというか、、、
普通の人でも、少々欠点があっても、
特に取り得がなくても、たとえ過ちをおかそうとも、
それぞれがそれぞれの方法で幸せになれるんだ。

というのは、救いになるな。






夜中にNHKの日本語講座をぼーっと見ていた。
形容詞について扱っていて、
たおやか、つつましい、なんていうのが出てきた。
そんなの死語だよ、現代日本では。

そこで、講師の方が、

  若い女の子が中年の男性に「かわいー」などと言うのは、
  たとえばその男性が上手くPCを扱えなかったり、
  なんらかの点で自分の方が優位である、
  という認識が起きたときの発言である。

という意味のことをおっしゃっていて、
なるほどな、と、腑に落ちた。

元々「可愛い」ってのは、女子供に使う形容詞で、
男が自分より弱い女子供を見下す(と言うと表現は悪いけど)
というニュアンスが内包されていたんだろう。

キティちゃんとかアンガールズが「カワイイ」というのも、
まぁ女子高生の優位の現われ、と考えると、非常にシックリくるよね。
カッコいいハリウッド・スターに対して「カワイイ」とはあまり言わないもんね。





今更ながらSNSにご招待してもらったので、
恐々足を突っ込んでみた。

私にまで、回ってくるということは、
既にそのソサエティは破滅の危機なのではないかと思う。

それにしても、知人にしか見せない類の仕組みなんて、
私には酔狂としか思えない。

知り合いがガンガンいるところで、
アホなこと書けないし、正直なことなんて絶対無理。

ある程度、戦略的にセルフイメージを構築する必要があるし、
そんなこと仕事でもないのにわざわざやるなんて気がしれない。

だから、目立たぬように、ひっそりと眺めている。
知り合いはできるだけ踏まず、
見知らぬコミュニティで細々活動。
ま、これでいいのではないか。








どうでもいい話。

・お盆スペシャルのお酒を放置していたら、
 すごくキレイにカビが生えていた。
 なんとなく、アルコールは大丈夫!と
 無根拠に思ってたからビックリ。
 じぃちゃん、ゴメン。来年は気をつけます。

・「ショッピングカート」を探して欲しいと
 某親戚の叔母ちゃんより依頼。
 「2万円以下でオシャレな奴希望」だって。
 「ショッピングカート」で検索すると、
 オンラインショップ用の決済ツールばかりヒットするのよ!
 あぁイライラするったらない。
 「ショッピングカー」と言う表記だとヒットすること発見。
 しかしいまどきこんなの使う人いるの?
 お年寄り用の、歩行器プラスαみたいのが沢山あるわ。

・ペットボトルは買わない、飲まない、というポリシー。
 最近ちょっと怠けて崩れ気味。
 ちゃんと毎日お茶を淹れよう。

・PCを変えてから2ヶ月以上経つが、
 ようやく腰を据えてCDをMP3に落とす作業に着手。
 結構面倒くさい。







2005年08月18日(木)   デンマーク語/犬どもの栄光

「ITALIENSK FOR BEGY」
(邦題:幸せになるためのイタリア語講座)
を見た。

見ながら、

  これって、何語??

と少々パニクり気味の私。

ヨーロッパの映画のはずだけど・・・
仏語/西語じゃない。

もちろん、独語、でもないはずなんだけど、

だけど、時々私の独語知識でヒアリングできる単語がある。

おぉ神よ!
いくらなんでも、これが独語だったら、私はどうしたらいいのでしょう?
全くチンプンカンプンです!
(というか、独語でないと言い切れないとは、不勉強すぎ!!)

思わずDVDを一時停止にして調べてしまった。
結果は・・・デンマーク語だって。なるほど。
一応ゲルマン系の親戚だもんなぁ。なるほど。なるほど。

せっかくですので、
ネットで拾ってきたデンマーク語の基本語をご紹介。

   はい   Ja.
   いいえ  Nej.
   おはよう God morgen.

似てるっちゃ、似てるよね。独語と。
Ja,Nein, Guten Morgen.だもんね。

それにしても、私が愛用しているオンラインの翻訳ツールは、
Danishに対応してなかった。
対応言語は、英仏独伊西露蘭日韓中希葡だって。



話は逸れるけど、
デンマークは漢字だとどうなるのかと変換してみたら、

   丁抹

だって。絶対読めないこんなの。

ついでに他も色々。(読み方の正解は反転してあります)

   諾威   ノルウェー
   芬蘭   フィンランド
   瑞典   スウェーデン
   勃牙利  ブルガリア
   捷克   チェコスロバキア
   埃及   エジプト
   洪牙利  ハンガリー

あぁ、これで落ち着いてDVDの続きが見られる。
今のところ、内容はなかなか好ましい感じ。










図書館で借りてきた「犬どもの栄光」を読んだ。
氷室冴子が書評で絶賛してたので、
前々から読みたかったのだけれど、
とっくに絶版らしく手に入らなかったのだ。
で、図書館で予約して読んでみたら、これがすごく良かった。

主人公が同年齢の女性であることもあり、
とても感情移入しながら一気に読んでしまった。

ヒーロー役(という言い方は語弊があるけど)の男性も
好ましくてよいよい。

寡黙な男性って、小説で読むと格好いい。
下手なセリフを吐かない分、想像の余地があるってことだと思う。

現実には私は寡黙な男性って苦手。
というか、寡黙な男性なんて、知り合いにいない。
引きこもり気味でコミュニケーション不全の人なら知ってるけど。

言葉は万能じゃないけど、
言葉を転がすことでしか近寄れない、んだよね。



またまた、話は逸れていくけれど、
この本は、15年以上前の作品とは思えないくらい古臭さを感じなかった。
本って、そういうところがいいよね。
まぁ「携帯電話」が出てこないのが古いといえば古いけど、
下手に「ポケベル」とかが出てくるよりはマシでしょう。

現代に育ってるお子ちゃま達は、
「携帯電話もなかったの?」って驚くのだろうか。
それって、どういう感じなんだろう?
多分、彼らは携帯のない暮らしなんて想像できないのだろう。
それはそれで不思議。
誰もがあんなもの持ち歩いてる世界なんて、そっちの方が変だ。









2005年08月17日(水)   活動


私より一足先に会社を辞めて無職歴半年の人と、
ランチ&お茶をしてきた。

色々、ためになる話を聞いた。

うん。そろそろ活動しよう。
しかし、彼が連戦連敗なのは、なんでだろう。
嫌になっちゃうな。
あんなに落とされたら、意気消沈するよな。

「やっぱりヤル気も興味もあまりないまま
 面接に行くとだめだね」

ってそりゃそうでしょう。



今日久々に会って、
この人って割とタイプが元彼に似てる、と思った。
前から薄々感じてはいたけど。
話の転がし方とかが似てるんだよな。
一歩はずすところとか。
若干彼の方が堅実ではあるけれど。

だから、話をしてると、すっごく盛り上がるんだけど。

「結婚のメリットがわからない」
というテーマで二人して盛り上がる辺り、
付き合う前の私と元彼の会話を彷彿とさせる。

しかしまぁ経験済みなので、
この手のタイプには手を出さずにおきましょう。



まぁスイッチを入れてもらったということで、
とりあえず家に帰って部屋を掃除。
そして、中国茶を入れてゆっくり飲む。

こういうのって、理想だよね〜。
でもいつまでもここで甘えているわけにはいかないのね。

30代は、モラトリアムすら自己責任なのだ。
ま、それくらいの財力があるからね。






2005年08月16日(火)   妄想:夫の両親をおもてなし


先日、
「野菜と厚揚げのやきびたし」を食べながら

  これって、年寄り受け良さそうだよね〜
  っていうか、老人食?

とか、思ってるうちに、

  夫の両親おもてなしに使えるかも!

なんぞとひらめいた。

なんでこんな発想が来るかというと、
多分先日会った友人と、その兄君の話をしたからだ。
兄嫁様を表すエピソードとして語り継がれているものの1つに

  初めて(兄君と兄嫁が)新居に(兄君の)両親を招いた
  その日の夕食はカレーライスのみだった
  サラダすらなかった

というものがあるのだ。
もう、かれこれ7年も前の話だけれど。

そして、そこからのつながりで、

  じゃぁ私なら夫の両親に何を出す?

ってところに至ったらしい。

  年寄り相手だと、やっぱ和食が無難だよな〜。
  ひじきの煮物、切り干し大根の煮物、
  あぁなんかチープで庶民的。

  大体、メインは何にするのさ。
  焼き鮭ってわけには行くまい。
  和食のメインねぇ・・・
  王道を行って天麩羅かしら。
  でも私は揚げ物できない。

  楽をするという点では、しゃぶしゃぶとかいいよね。
  準備しておけばいいし、
  あとはサラダとか副菜作ればいいんでしょ?

などなど、

姑どころか、夫、いや、恋人すらいないくせに、
何を考えてるんだか!

でも、おもてなし料理、っていう視点は、
ほんのちょっとだけ新鮮だったので、
しばらくは脳内舅&姑に食べさせる料理シリーズを
コツコツ作ってみようかと。

暇だと、ロクなこと考えませんね、ホント。






2005年08月15日(月)   黄色




かぼちゃが食べたくて、スーパーへ。

適当にかごに放り込んだもの・・・
かぼちゃ、バナナ、レモン。

黄色ばっかやん。

でも楽しかったからそのままレジへ。

パプリカも(もちろん黄色)買えばよかった。







図書館に追加で予約申請。

予約の元ネタは、基本的に、WEB本の雑誌


雑誌の書評欄も見るけど、それでは全然間に合わないから
本の雑誌のWEB上バックナンバーはありがたい。

でも、気をつけないと、変なのにひっかかるよな。

北上次郎が「一瞬の光」(白石一文著)について書いていた。
私はこの小説が、はっきり言って嫌いだったのだけれど。

    『一瞬の光』 は、なぜか女性読者に不評の長編だが
    (怒りだす人が少なくないのだ)、
    男性読者には圧倒的に支持されている物語。
    (中略)
    男の願望充足小説だ、と言った知人がいたが、
    つまりこれ、ある種の破滅型小説である。
    すべてが満たされてしまうとつまらないと考えるタイプの男は、
    この設定にしびれるということだろう。

だって。

えぇ、男はあれを評価するのか?!
なんか、それはさらに不快なり。
私が前に見た男性の書評は酷評してたケド。

ムムムー。
でも言われてみれば、ポルノほどではなく、
文学の香りを残しつつ、実情は男性版ハーレクインなのかも。。。

ま、いいや。



ついでに、色々WEB本の雑誌上の掲示板をチェックしていたら、
元彼の元彼女と同じ名前での投稿発見。

いや〜、かすかに不快になる自分にビックリだよ。








2005年08月14日(日)   図書館

また、図書館に行って本を借りてきた。
ネットで予約できるし、とてもお世話になっている。
徒歩5分でいけるってのもイイ。

ネット予約をしてみてわかったのだけれど、
そもそも最寄の図書館には存在しない本がたくさんある。
区内で1冊しか所蔵してない本も多いし、
予約して取り寄せてもらうのがベストみたいだ。

■ファースト・プライオリティー (山本 文緒 著) 幻冬社
■雨鶏 (芦原 すなお 著) 角川書店
■死ぬまでの僅かな時間 (井沢 元彦 著) 双葉社
■罪人(とがびと)の愛 (渋沢 和樹 著) 幻冬社
■二十四時間 (乃南 アサ 著) 新潮社
■High and dry (はつ恋) (よしもとばなな 著) 文芸春秋
■星の衣 (高橋 治 著) 講談社文庫
■犬どもの栄光 (佐々木 譲 著) 集英社文庫


本日の夕飯は、厚揚げと野菜のやきびたし。
うまかった。
それだけ。





2005年08月13日(土)   働く婦女子たちへ!


初盆のご挨拶(?)に、父の実家へ。

叔母の言葉に甘えて、
お供えされていたマスクメロンと桃をお持ち帰り。
ラッキー!(っていいのかしら)。




井上尚登の「リスク」すっごい良かった。


山崎マキコの「ためらいもイエス」はものすっごく良かった。
いや、まだ、半分しか読んでないけど。

この本は、同年代の働く婦女子達に超オススメ。
描かれる人物は若干行き過ぎの感もあるけれど、
そのノリが、ある意味かなりリアル。
ここ数年で読んだ本の中ではダントツ、リアル。

心情とか、状況に対する反応とか、
そういうものにシンパシーを感じることはあっても、
会話がリアルな小説ってあんまりなかった。

でもこの本は、
ちょっとハードな会社の中で頑張る女性の会話として
とっても「ありそう!」なところが良かった。
まぁ自分を「俺」って言っちゃう女の子とか、
それは一昔(いや、二昔かも)前だよ・・・とは思うけど。

その辺りさえ気にしなければ、
本当にとってもとっても面白い!

仕事が楽しくて、泊り込みも厭わない。
自分の働くオフィスビルを見上げて、
「俺の城」、なんて思っちゃう主人公。

あぁ、わかるわ、その気持ち!

でも、それだけでは、やっぱり何か足りない。

ふとしたきっかけで、主人公の周りに動きが生まれていく。
そしてその渦に巻き込まれるようにして、
自ら積極的に動きだす主人公。

これから、どうなるのか、
後半読むのがすっごく楽しみ!

というわけで、本当に、働く女性にオススメです。








2005年08月12日(金)   今後


どうしよっかな。



私より一足先に辞めた人も、未だぷーらしい。
「暇なうちにランチしよう」と誘われた。
「今の生活楽すぎて、社会復帰できるか不安」って言ったら、
「大丈夫、ぷー暦1年とか半年とかの奴らもゴロゴロいるから!」
って、その方たちは今後どうなさるのでしょうか?
充電期間中に何かを見つけられればいいのだろうけど、
世の中そんなに甘くないし、私はそういうタイプでもない。



他にも11月に辞めることを決定している人から報告があったり、



最後に一緒に仕事したPLがついに退職するという情報があったり・・・
ま、この人は資産家だし、労働せずとも株だけで暮らせそうな人だけど。



どうしよっかなー。



参ったなぁ。。。






「How to Lose a Guy in 10 Days」を見た。
面白かった。

”How to”なんかでコントロールできればいいけどね。。。






今、テレビで小池修一郎についてやってた。
うーむ・・・なんか気に入りませんな。

宝塚版の「エリザベート」の歌も出てきたけど、
やっぱり日本語歌詞はダメだよ。ダメだったらダメ。

トートの一人称は「俺」だったけど、違うんじゃないかな。
いやまぁ日本版は、オリジナルとは全然解釈が違うからね。

演出、の、重要さってのを、最近しみじみ思い知ったわ。
ALW作品みたいに、流れも歌詞もガチガチの作品ですら、
演出によって大分印象が変わるのだから、
WienやParisがオリジナルの、
曲順やシーンをガンガン改変する作品ではなおさらなんだろうけど。


一昨日くらいから、Wien版の「ROMEO & JULIA」を離れて
別の曲を聴いている。
R&Jは、かれこれ2ヶ月くらい聞き込んでいたので・・・

Parisで買ってきた「Le Roi Soleil」がかなりいい感じ。
あとは、大分前に買ったまま放置してたドイツ語版の「Sunset Boulevard」。
それから、「Poe - Pech Und Schwefel」。

いよいよ来月、POOのドイツ語版DVDが出るから、
そろそろアマゾンに頼むものをピックアップしなくては。

久々に、色々なキャストのサイトをチェックしていて、
やっぱりEthan Freemanの声が格好いいなぁと思った。
あぁ、ファントム見にドイツまで行きたい。
行けないわけじゃない。
妹に、「一人でおっかけして海外まで行くようになったらもう終わりだよ!」
と釘を刺されたけれど、
もうとっくに終わってるんだから、いいんじゃないか。
Ethan FreemanとUwe Kroegerが見れればなぁ。あぁ。
うん。20万あれば、チケット代とホテル代とエア込みでお釣り出るはず。
まじめに計画しようかしら。




明日は、父方の実家へ。
行きたくないけど、ま、義理だな。

お盆だから、我が家のお供え(母方の祖母にお茶のみ)も、
ちょっとバージョンアップしよう。
母方の祖父へのお酒を追加する。
名付けてお盆スペシャル。期間限定。







2005年08月11日(木)   能力あるがゆえ


例の私が”呪った”友人について書こうとしたけど、
上手くいかない。



でも、キーワードは、分かってる。

能力と、才能と、傲慢さだ。

能力と才能があるからこそ、傲慢になれる。
私のような卑屈な人間は、その匂いにとても敏感だ。
その滲み出す傲慢さが耐えられない。




彼女は、職場でさんざんイジメにあっている。
最初の職場でも、次の職場でも。

別の友人も、やはり職場でイジメられたと言っていた。
必要な資料を隠されたり(それもかなり年上のオジサンに)とか。

私からすると、信じられない。

私はずーっと恵まれた職場にいたなぁ、、、
と思ったけど、違うのかも。

私は、いじめられる程、突出してないってだけかも。
平凡で、イジメには値しないだけなのかも。

つまりそれは、彼女達が能力と才能を持っているということ。

彼女をイジメたくなる気持ちは私にもわかるから。

そこまで自分を貶めるとツライし、
色々面倒でもあるからしないだけ。

大人の交友関係なんて切ろうと思えばいつでも切れる、
という余裕もある。

でも職場で、毎日、目の前で、否応なく、見せ付けられたら、
私だって何をするかわからない、かもしれない。



彼女は、なんでも持っていた。
一流企業でのやりがいのある仕事。
慶応卒でこれまた一流企業に勤める資産家の息子である旦那。

そして私に言った。

「ひとりで暮らしていた頃が思い出せない。
 もうひとりでなんて暮らせない。」



そんな彼女が、仕事も、家庭も、健康までも、失いつつある。

それは何かの報いかもしれない。
まだそう思ってしまうけれど。
過酷すぎるのは確かだ。

「それでもひとりにはなりたくない」

彼女は言う。

多分、今までの流れから行くと、
”ひとりにならないために”誰かをすぐに見つけてくるのだろう。

だとしても、それは私に全く関係ないのだけれど。



自分の力で獲得するものと、
その力のせいで損なわれるもの。

世の中は、いろいろ、簡単にはいかないようにできている。



私は、

そんなことを考えている場合ではなくて、

自分の能力とキャリアをどう向けていくか考えるべきなのに。




自分にはないものを持つ彼女を妬んでいる。








2005年08月10日(水)   昼夜逆転

一睡もしないままハローワークへ。

帰宅後、各種雑事を片付け、そして夢の中へ。
目覚めは深夜12時。あーあ。




「talk to her」を見た。
なかなか良かった。

またスペインに行きたいなぁと思った。




「ニシノユキヒコの恋と冒険」を読んだ。
すっごく良かった。

大分前に、
「恋愛小説が読みたいけど、何を読んでいいかわからない」
と書いたけれど、
「私が読みたかったのは、これよ、これ!」と思った。

ま、他愛もない話だけれど、恋愛なんてそんなもんでしょ。

でも私だったら、絶対ニシノユキヒコのことは好きにならないな。
いや、そうでもないかな。
はまっちゃうのかな。







2005年08月08日(月)   MOZART!

MOZART!

を見てきた。2度目。
なんとなく、ダブルキャストの井上君も見たくなって。

でも、パッとしない舞台だった。
入り込めないのは、
純粋に私の側に問題があるのかもしれないけど。

ヴォルフガングとしては、
やっぱり中川君の方がピッタリだった。

コンスタンツェも、なんか存在が中途半端だし。

コロレドとレオポルドパパは、歌はうまいんだろうけど、
これまたなんだかしっくり来ないしね。

なんだろうねー。
日本語が悪いってのもあるんだろうけど。
(母音が多すぎるのは致命的かも)

ストーリー自体が、難しくて、散漫なんだ。
ウィーン版のCDを聞いていたときには、
1曲ずつ解釈・対応してればよかったのが、
舞台になって流れを作ると逆にぎくしゃくする感じ。

アマデの存在が、流れを難しくしてるかな。
面白い存在でもあるのだけれど。

ああいう、抽象概念って、ヨーロッパの人好きなのかな。
なんだかね。

そのアマデを生かしきれてない。
ちゃんとした筋が通っていない。
行き当たりばったり。

ウィーン版とかブダペスト版、見てみたかったなぁ。

まぁCDだけで、満足ですわ。
曲を聴いてるだけで、すごいイメージが沸く。
心を揺さぶられるときがある。

それって、すごいことだから。

MOZART!は、
日本ではもう見る気はないな。


  




2005年08月07日(日)   醜い心


2年程会っていなかった友人と、
久しぶりに会った。

楽しかった。

彼女から語られた、
別の友人の現状。

ちょっと、呆然。

私はその子を妬んでいた。

その子の不幸を望んでいた。

その子に訪れた不幸は、
まさに私が「そうなればいい」と願ったもので、

いや、
私が「そうなればいい」と呪ったもの以上だった。

多分それでもその子は立ち上がるのだろうけど、

私には弱さの欠片も見せず、

強気に傲慢に立ち振る舞うのだろうけれど。

後味の悪さと、

「ほら、やっぱりね」という想い。

自分の心の醜さに呆然として、

もし悪魔が私の呪いを引き受けたとするならば、

私が払うべき代償は一体なんなんだろうかと、

そんなことを考えた。





2005年08月06日(土)   blast!


blast!
を見てきた。

去年より面白かった。

構成も演目も、去年と大して変わっていなかったのは残念。

でも、本当に、楽しめた。

スカーッとするね。




2005年08月05日(金)   電話


図書館へ行こうとカバンを持ち上げたとき、
携帯電話が鳴った。

登録されていない見知らぬ携帯の番号が表示されている。
普段なら無視する、けど、今日は何となく通話ボタンを押した。

豪快な笑い声と共に、
「誰だかわかる?」とからかうような声。

こんな電話かけてくるのは1人しかいない。
わかってしまう自分が悔しい。

「わからないです」と答えたら、彼は素直に名乗った。

もう5年ぶりくらい。



あれは、私の人生で唯一のモテ期だった。

何度か書いたかもしれないけど、
付き合ってる人がいて(元々彼だ)、
でも私は浮気をして(それがこの電話の相手だ)、
結局私は元々彼と別れて、また別の彼(元彼)と付き合い同棲した。

あの1年は、私の人生には珍しく、流れがあった。
他にも誘ってくれる人はいたし、
「モテ期」というものの存在を感じたものだ。



あのとき私は27歳で、
仕事もそれなりにできて職場でも認められて、
客観的に見ればとても幸せな立場だったと思う。

32歳で、あの頃の私と同じ仕事をしても、見向きもされない。
当たり前だ。



今日電話してきた彼(仮に、F、としよう)は、

「また今月から、オ○ラシティで仕事することになって、
 懐かしくてあの頃一緒だった色々な人に電話しまくってるんだ」

と言った。

そう、あの頃、私たちのオフィスは、オペ○シティにあった。
私はあのビルが気に入っていた。
新宿のはずれにあって、公園も近いし、
ビルの中だけで何でも用が済むし、通勤も楽だった。

「AIXで、Oracleで、C++。
 PG探してるんだけど、月40万でやらない?」

Fはそうのたまった。

PGですって?
いまさら私にPGをやれと?

おまけに月40なんて馬鹿にしてるじゃないか・・・
と思ったけど、
同時に「その手の仕事なら最悪ありつけるってことね」
と冷静に考えている自分。
間に入っているという紹介会社の名前も、
頭の片隅にメモ。



Fは私より9つも年上で、
そう考えると今は41歳。
うーん、おやじになったんだろうな〜。

「彼氏とはうまく行ってるの?」

何気なくFが聞いてきた。
Fは、元彼と知り合いだったし、
私が元彼と付き合っていたことも知っている。

ついでに言えば、元彼と付き合い始めるときに、
Fとの出来事は元彼にも報告済みで、
だからあまりその辺りには触れたくない。

「えー、まぁ5年も経ってるから色々変わりはあるけれど、
 それなりに彼氏はいますよ〜」

と答えておいた。

「なんだ、残念」

という馬鹿みたいな返しは軽く流して。

「今仕事の変わり目でお金ないから、
 もうしばらくしたらまた飲みに行こうよ」

と言われたけれど、それも笑って流した。

もう、会うことはないだろう。



でも、この電話で私の中の何かが揺さぶられた。

期限付きだとわかっていながらも、
毎日が楽しくて幸せだったあの頃。
もう決して私の手に戻らないあの日々。
過去の自分に嫉妬するなんて、どうかしてる。



Fに会いたいとは思わないけれど、
あの頃の自分には会いたい。
別の選択肢を選ばせようとは思っていないけれど。
後悔はしていないはずなのだけれど。



今会うとすれば、躊躇してしまう。
5年の歳月は私を変えた。
昔はもう少し私だってスタイル良かったし・・・

そう。
「ここぞ」という時に、服を脱げるようにしておかなきゃいけないよね。

なんて、久々にそんなことを考える。

相手なんていないけど。
でも。
もう少し身なりなんかに構うべきだろう。

ちゃんと何人かの人に対して「女」だった27歳の私のように。



具体的にどうというわけではないけれど、
もう長い間静かだった自分の中の湖に、
小石が投じられ漣が広がっていく感じ。

良い方に向かうか、悪い方に向かうか、

それとも何の影響もないか、

わからないけど。

もう少し機敏に、
もう少し耳を澄まして、

半歩でも踏み出してみよう。




今日借りた本。
■ニシノユキヒコの恋と冒険 (川上 弘美 著) 新潮社
■水曜の朝、午前三時 (蓮見 圭一 著) 新潮社
■アヒルと鴨のコインロッカー (伊坂 幸太郎 著) 東京創元社






2005年08月02日(火)   マズイ


やっぱり、そろそろ動かないとマズイかしら。
腐りかけてる予感。




日曜日は、友人とゴールデン・コース。
昼食→買い物→お茶→買い物→夕食。
でも私はあまり何も買わなかった。




昨日はDVDを2本見た。
「WHITE OLEANDER」と「Beautiful Mind」。


「WHITE OLEANDER」は、
とにかく主人公の少女が幸せになれればいいなと、
そればかり思いながら見てしまった。

恋人を殺害して刑務所に入れられた母親がスゴイのだ。
強い自我を持っていて、自己中心的。
その強さが、容赦なく娘に降りかかる。
かわいそうなくらい。

親に愛されたいと願う子供にとって、
ああいう母の存在は、そりゃキツイよね・・・

ミシェル・ファイファーはやっぱりインパクトあり。



「Beautiful Mind」は、タイトルが意味不明。
内容を全く知らずに見たのだけれど、
途中で意表を突かれた。

才能があるっていうのも、ツライもんだね。
という程度の感想。

だって、ラッセル・クロウ演じる主人公は、
確かにスゴイ才能を持ってるのかもしれないけど、
絶対好きになれないタイプの人で、
その感覚は最後まで変わらなかったから。

でも、映画としては、面白かったと思う。
実話をベースにしていると知ればなおさら。




図書館で本を借りた。

■ブルーフォックス・パラドックス (芦原 すなお 著) 毎日新聞社
■スウィートシーズン (青柳 祐美子 著) 角川書店
■リスク (井上 尚登 著) 世界文化社
■東京タワー (江國 香織 著) マガジンハウス
■ためらいもイエス (山崎 マキコ 著) 文藝春秋



漫画を買った。
なんか、漫画が読みたくて、読みたくて、
でも何を読めばいいのかさっぱりわからなくて・・・
困ったもんだ。

昔みたいに、ドンッっと20冊くらい積み上げて読みたい。
「あさきゆめみし」とかさ。もう捨てちゃったけど。
「ガラスの仮面」とかでもいい。読み応えありそう。
「BANANA FISH」もいいな。これは多分まだ実家にあるはず。

何を選べばいいかわからず、
それでも適当に4冊ほど買ってみた。
全10巻を大人買い!とかもできるはずなのに、
相変わらず慎重な私。






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