CYMA’S MURMUR

2003年01月25日(土)   ホテルライフ

どこのホテルがお勧めか?
という問いに答えるのは簡単ではない。
出張なのか、観光旅行なのか、目的によっても違うし、
個々人の好みってのも重要だから。

2ヶ月ほど、週末を除く平日をホテル泊で過ごしてみて、
自分の好みは大分わかってきた。

今は、少なくとも週2〜3回はタクシーで帰る生活。

ホテル滞在時間はとても短い。この場合のポイントは、
1.深夜に帰ってもホテルのロビーが明るいこと。
2.無駄に広くないこと。
3.連泊をするので、収納スペースが使いやすいこと。
4.ベッドからテレビが見やすいこと。

とりあえず1は重要。
昨日はいつもと違うところに泊まったのだが、
深夜2時についたら、ロビーはメインの照明が落とされていて、
レセプションにも係りが1人いるだけだった。
残業して帰って、この光景はさびしいものなのだ。
ここ数週間私が常宿としているホテルは、
夜中の2時でもロビーは煌々と光を放ち、
レセプションとベルで4人くらいのスタッフが作業をしている。
人件費の無駄・・・と言えなくもないけど、私の気持ちはほっと落ち着く。

広さについては、ずっと「狭いと息が詰まる」と思っていたけれど、
無駄に広いとかえって使いにくいということがわかってきた。
ツインのシングルユースもいいけれど、2つのベッドに寝るわけにはいかないし、
それよりもゆったりしたシングルルームの方が使い勝手がよい。
もちろんビジネスホテル仕様の20平米を下回るような部屋は問題外だけれど。

あと、収納スペースも重要。
化粧品とか着替えとか、きれいに引き出しにおさまると嬉しい。

ベッドからテレビが見やすいこと、もポイント。
ベッドから、というより、ベッドからもソファからも、ということ。
ソファセットに座って食事しながらでも、
寝る前に数十分ベッドからでも、テレビが見やすくないと使いづらい。
部屋の雰囲気を統一しようとしたのだろうけれど、
テレビが両開きのドアの中に格納されていたホテルでは、
その開いた扉が邪魔で、テレビの正面からしか画面が見えなかった。
設計ミスとしか思えないのだが、そういうホテルは、泊まる気になれない。

今の会社は割とフリーで、ホテルなりマンスリーマンションなり、
好きなものを選びなさい、というスタンス。
マイルを貯めるために全日空ホテルに泊まり続ける人もいるし、
仕事場から徒歩で行ける範囲にマンスリーを借りる人もいる。
同じ所に泊まり続けてAランクの顧客と認められセミスイートに泊まってる場合もあるし、
洋室の一角に畳のスペースがあり部屋にはシャワーのみだけれども
地下には大浴場があるホテルを気に入ってる人もいる。
個人の好みと価値観が現れているなあと思う。

彼氏と泊まるには、どういうポイントが重要か・・・
について語れるようになりたいものです。





2003年01月24日(金)   壊れたパソコン

2週間ほど前に、会社支給のノートパソコンがクラッシュした。
どう頑張っても青い画面しか出てこない。

仕方なく代替機をもらったけれども、
中にあるドキュメント達は救えないまま。

せめてもの救いは未作成資料を「できてたけどPC壊れちゃって」
という言い訳でしのげたことくらい。

それともう1つ。代替機のセットアップついでにパスワードを変更したこと。
今までは、元彼の誕生日と名前を組み合わせたパスワードだったから、
入力するたび複雑な気分になっていたのだ。

パスワード変更なんて簡単だからすぐにでもできるけど、
きっかけがつかめずそのままになっていた。

それを今回変更できて、気分はよくなった。

新しいパスワードはいろいろ考えた末、
「休憩しよう」というような意味のドイツ語にした。

毎日打ち込むたびに、ちょっとだけリラックスできるようになった。





2003年01月23日(木)   あまりにささやかな

何かに呪われているのではないかと思うほど、
年明けからよろしくない事態が続いている。

ひとつひとつは小さなことで、
でも重なると大きい。

仕事がきつくなって、
体調を崩しかけて、
飛行機は遅延・欠航続きで、
精神のバランスも崩れてきて、
突然歯が痛み出して眠れない夜を過ごして・・・

元々精神状態の上下の幅が広すぎるのだ。
特に最近は一喜一憂ならぬ、一喜十憂。

綱渡りのような生活で、かろうじて保たれている心。

でも少しずついいこともある。
前に進む力になるささやかな幸せたち。

・ネットオークションでジムトンプソンのタペストリを落札。
 キッチンに飾る絵をずっと探していたから
 ぴったりのイメージのものが見つかって嬉しい。

・私の状況を受け止めバックアップするよ、
 と本気で言ってくれている友人からのメール。

・こんなツマラナイ(と思います自分でも本当に)
 日記を読んでくださった方からの暖かい言葉。

・私が一方的に腹を立ててメールを無視していた相手から
 毎日変わらず届くメールたち。
 一度だけ「まだ欠航なの?それともインフルエンザ?大丈夫?」
 という短いメッセージが来た。
 それにも答えない私を責めもせず、毎日ちょっとした状況報告を送ってくれる。

・職場で3食を食べるような生活の気分転換に、とお茶を購入。
 現在も各種とりそろえているのだが、
 ハンガリーで買ってきたフルーツティがことのほかおいしかったから、
 ネットで探して購入。元はオランダのメーカーのものらしい。届くのが楽しみ。

・不況でつぶれそうな親会社の営業ヘルプに借り出されて大変な状況にある親友から
 「職場にちょっと気になる人がいるの。年下かもしれないんだけど・・・」
 という報告メール。
 恋が始まる以前の独特の高揚感のようなものがよく伝わってきた。
 何より嬉しかったのは、そういう他人の幸せを自分がまだ心から喜べるということ。

あと少しだけ、やってみる。




2003年01月20日(月)   家族って何?

実家に母の親友が遊びに来ていたらしい。
遊びに来たというより、用事があって上京してきて、ついでに泊まったという感じ。
驚くべきは、娘・孫(8ヶ月の赤ん坊)まで引き連れてきていたこと。

その娘は私と同い年で、私も子供の頃は遊んだことがある。
と言っても記憶はなく、アルバムの写真がそのことを証明しているだけだけれど。

その子は某国立大学(主流どころではないが田舎ではブランド)を卒業して、
現在教職についている。
ネットで知り合った年下で自分より稼ぎも少ない男性と出来ちゃった結婚。
そのことが母の親友はいまだ許せないらしくて、ひとしきり愚痴っていた模様。

うちの父はうれしそうに赤ん坊の相手をしていたという噂。

妹は、新しい彼氏ができそうな状況にあるらしい。
話を聞いてみると、なかなか優良物件。
「その人と結婚できるといいわね〜」と母。
「結婚はゴールじゃない。孫がゴールだ!」と父。

妹からのまた聞きでしかないけれど、
父よ、なんてことをおっしゃいますか。

確かに私たち姉妹は共に未婚で親不孝だとは思うけれどね。

妹から話を聞いて思わず、
「その辺のどうでもいい相手の子供を産んで未婚の母になってあげましょうか?」
と思ってしまった。

私は依存するのは好きだけど、
依存されるのは嫌いという身勝手な人間なので、
多分結婚には向かないと思うのだな。

結婚して、子供産んで、家事をこなす。
それって割と一般的な女の道みたいだけれど、
私には到底こなせると思えない。

谷村志穂だって子供を産んで結婚生活を送ってるんだから、
人生なんてどうなるかわからないけどね。

家族ってなんなんだろう?





2003年01月19日(日)   鬱々と

飛行機が雪で欠航となった。
ずーっとずーっと待たされて、その挙句欠航。
誰に文句を言えばいいかわからない。
JALの不手際を責めたい気持ちはあるけれど。
怒りの持って行き場がない。

静かに音もなく降り積もる雪のように、
私のストレスは知らぬ間にたまっていく。

仕事がきつい。忙しい。
やりたい仕事と内容が違う。
責任が重過ぎる。
スケジュールがタイト。ていうか、絶対守れない線表。

泣きつく相手がいない。
今まではこういう心の荒れを全て恋人にぶつけていたんだなあ。
彼らは優しかった。
大人気ない私を受け止めて、あやして、再び現実世界に戻る背を押してくれた。

飛行機が欠航になったとき、ある友人にメールした。
返信はなかった。翌日「昨日飲み会で二日酔い」ってメールが来た。
その日も雪で飛行機が飛ぶかどうか心配でカリカリしていた私に、
「大変だったね」とか「もう家に帰れた?」とか心配の言葉ひとつなく。
それだけで、私は大変腹を立てて、その人からのメールを以後ずっと無視している。

誰かに存在を受け止めてもらいたくてたまらないのだ。

それとは別の友人に仕事の愚痴をメールしたら、
暖かい言葉が返ってきた。
それを読んですっごく泣いた。
ホテルで一人で大泣きして、あまりにみじめで。

心のバランスが崩れている。
元々そういう傾向があって、でも気づかないフリをしてたけど、
時々ちょっとした逆境に置かれることでその弱さは顔を出す。

鬱病になってしまう気がして怖い。
そんなくらいだったら、仕事を放り出して隠遁してしまえばいい。
しばらくは暮らせる貯金もあるんだし。
わかっているけど・・・

とにかくこのシステムを作り上げないことにはどうしようもないのだ。






2003年01月13日(月)   ヤフオク2

あと2時間ほどで、狙っている商品のオークションが終了する。
ものはティファニーのアトマイザ。
ティファニーだから欲しいというわけではなく、
許せる範囲の商品があまりにも少ないからなんだけど。
でもすでに5250円まであがってしまったから、私の出る幕はない。
なのになんだか気になってしまう。

今私が持っているハロッズのアトマイザは8年くらい前にロンドンで購入したものだ。
当時3000円〜4000円くらいだったのではないかと思う。
学生だった私は「高いな」と思いつつ「ずっと使うから」と購入を決めた。
その決心通りずーっと使ったから、お安い買い物でした。

そういう意味ではティファニーに5250円でも、決して高くはないかもしれない。
でも所詮オークションで実物を手にとったわけでなし、
送料1000円も別にかかるし、
そう考えると手をだすものでもないなあと思う。

ただただウォッチ。
そして掘り出し物が手に入ったらラッキー。
そういう基本原則を忘れて熱くなってはいけないと固く自分をいましめている。 





2003年01月07日(火)   ヤフオク

ヤフオクにはまっている。
今更ではあるが。

自動入札なるものの存在を今日知った。

年末、とある品物を見つけて欲しくなったのがきっかけ。
妹に相談したら(お互い仕事中のためメールにて)、
「私IDあるから入札しておいてあげるよ」との返事。
もちろん私はIDなんて持ってないので喜んで依頼した。

その商品は、私と妹がぼーっと元旦をすごしている間に、
スナイプ(←これも今日知った単語)されてしまったのだが。

その事態に、妹としても申し訳なく思ったらしく、
似たような商品を見つけてきてくれたため、それも入札。
現在進行中だけど、これ面白いね、本当に。

何がって、相手の入札履歴から相手のキャラを推察するのが面白い。
メチャクチャ色々なものを買っている人とか、
ピンクハウスばかり買っている人とか。

もちろん私が妹に依頼したように、
知人に依頼されて参加しているだけで、
対象商品が本人の趣味ではないというケースも多いのだろうけど。

でもなー、ピンクハウスちゃんが私のライバルになるなんて、
どう考えたって趣味違うじゃーん、とか。
ゲームソフトばかり買いあさっている人が何でこんなもの買うんだよ、とか。
興味はつきない。

そしてもうひとつ、オークションの醍醐味と言えば駆け引きだろう。
自分はいくらまでなら出せるのか、相手はどこまで本気なのか。
ゲームとしてなら最高に楽しい。
ただしお金がかかることではあるし、
本当に欲しいものはちゃんとお店で買った方がよいだろう。

落札できればラッキー!
程度で入札していてはなかなか勝者にはなれないのかもしれないけれど。




2003年01月06日(月)   新年

あけましておめでとうございます。
皆様に、よい1年でありますように。

初詣に妹と行きました。
32年間彼氏がいなかったという妹の先輩のアドバイスに従い45円を握り締めて。
その先輩は「始終ご縁がありますように」と45円でお参りした結果、
昨年初恋人をゲットしたそうで・・・。

初詣の最中、雪がちらほら。

初夢は元彼の夢でした。
私が彼に色々質問して、彼がそれに親切に答えてくれる夢。
私は彼と話せるのが嬉しくて仕方ない。
でも彼の親切さが友人への親切さだとわかっていて切ない。
彼の私への感情の中に、恋情とでもいうものがなくなってしまったのがよくわかる。
そういう夢でした。

なんで初夢から、元彼なんだよ!
目が覚めた瞬間、それなりにショックでした。

ついでに二日に見た夢は、元々彼の夢でした。
仲むつまじく旅行してるんだけど、
私は彼のやることに不安で仕方ない・・・というような夢。

どちらの夢も、まあ現実と似たり寄ったりかな。
でももう、そんな過去のことは思い切り忘れていきたい。

おみくじには「待ち人来るも遅し」と書かれてありました。
気長に待つ所存です。

初詣中、舞う雪を眺めながら、
ようやく終わった2002年を脱ぎ捨てられる気がしました。

壊れた関係を引きずりながら元彼と一緒に住んでいた1月。
別居した2月。
転職した4月。
別れた5月。

全て捨てていこうと思う。

そう思った途端、彼の思い出が胸に溢れてきて・・・
すごく彼が愛しかった。今でも愛しい。
私の腕の中で眠る彼の寝顔。
やっぱり全部大切な出来事だった・・・

でも。こう思えたことで、乗り越えるきっかけをつかめた気がする。
2003年、一歩一歩がんばります。




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