2014年03月31日(月) |
朝鮮総連「張成沢氏は汚物」、粛清は金正恩氏の偉大な業績と賞賛byアジアプレス |
北朝鮮の内部事情を報道するアジアプレス・ネットワークに以下の記事があったので転載する。
◇「金正恩元帥の唯一指導は総連の生命線」と許議長 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は10日、東京都千代田区の朝鮮会館で決起集会を開催した。この席で許宗萬(ホ・ジョンマン)中央常任委員会議長は、今年の基本事業方針を「金正恩(キム・ジョンウン)元帥様の領導を徹底的に支持することに中心を置く」と発表し各組織・職員の奮起を促す一方、昨年末に北朝鮮で行われた張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長の粛清にも言及、「金正恩元帥様だけが成し遂げられる巨大な業績」と称えた。朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」朝鮮語版が11日、伝えた。(アジアプレス編集部) 同紙記事によると、決起集会の正式名称は「敬愛する金正恩元帥様の主体103年(2014年)新年辞と新年祝電を高く崇め、総連の新たな全盛期開拓に向けて画期的転換の局面を開くための総連働き手達の決起集会」。 参加者には許議長など中央本部の核心幹部をはじめ、関東地方の総連本部委員長や専従職員、朝鮮学校の教員たちなどが参加したとされる。 決起集会では金正恩第1書記が許議長宛てに送った、全ての働き手と同胞たちに向けた新年の祝電が朗読された。祝電で金第1書記は今年を「第23回全体大会がある意味深い年」とし、「在日朝鮮人運動の新たな全盛期を迎えると確信している」と伝えた。 全体大会とは3年ごとに開催される朝鮮総連の「最高決議機関」。本来は13年5月に開催される予定だったが、総連中央本部の競売問題のため、延期されていた。
◇「張成沢氏は汚物」、粛清を金正恩氏の偉大な業績と賞賛 朝鮮新報朝鮮語版は、この決起集会における許議長の演説要旨を公開している。これによると許議長は昨年(13年)を「栄光ある金正恩時代を全世界に誇り高く宣布した歴史的な年」と表現、「困難な環境の中でも国民が大団結し、経済強国の建設と人民生活の向上に向けた闘争で奇跡が起き、人民の笑い声が鳴り響いた」と振り返った。 さらにこうした「勝利」は「金正恩元帥様の天才的な叡智、卓越した領導で、偉大なる金日成大元帥様と金正日大元帥様の思想と不滅の偉業が最上の輝きを放ったもの」と言及している。 また、「わが党が適正な時期に正確な決心の下、反党反革命宗派一党を摘発粛清した」という金正恩第1書記による年頭の新年辞を引用し、「党内に刻み込まれていた宗派汚物を断固として除去できたのは(中略)白頭の偉人である敬愛する金正恩元帥だけが成し遂げられる巨大な業績」と称えている。「汚物」というのは労働新聞などで張成沢氏を指す表現として使われたことから、張氏粛清を支持していることが分かる。
◇許議長「金正恩元帥様の領導は総連の生命線」 最も重要な今年の方針については「全ての総連の働き手たちはまず、敬愛する金正恩元帥様の唯一的領導を生命線として握り締め、組織建設と愛族(民族)愛国運動を偉大なる金正恩時代の要求に合わせ展開していく」と明かした。この実践のために、全ての働き手たちに対し「領導者(金正恩氏)の思想と意思でがっちりと武装すること」を要求している。 昨年6月から7月にかけて、北朝鮮では39年ぶり「党の唯一領的導体系確立のための十大原則」が改訂された。もちろん、金日成―金正日時代の一人絶対独裁システムを、金正恩時代に合わせるためのものだ。この「十大原則」は、北朝鮮において憲法や労働党規約を超越する最高の「掟」である。新「十大原則」は、金日成−金正日を同列に並べ崇拝の対象とし、金正恩氏こそがその唯一の代理人=後継者であるとするものである。許議長の演説を見ると、在日組織の朝鮮総連でも、新「十大原則」に基づいて金正恩絶対化を徹底することが決まったものと思われる。
◇「組織取り巻く環境はいつになく厳しい」 演説ではまた、日本で朝鮮総連の置かれた状況を確認するような文脈も見られた。許議長は「われわれを取り巻く日本の政治状況は、総連結成以来いつになく厳しい」とし、「軍国化、ファッショ化を推し進める日本は、共和国(北朝鮮)敵視政策を強めていくものと思われ、その一環として総連組織と民族教育をはじめ愛族愛国運動に対する弾圧と妨害をより悪辣に敢行する可能性がある」と分析している。 その上で、総連の働き手の役割として「内外の反動(勢力)たちの謀略策動に対し警戒心を高め、共和国の最高尊厳(金正恩氏)を生命よりも大切に仰ぎ、擁護していく」ことを要求している。
◇日本語版記事には掲載されず 今回の決起集会に関する記事は、15日現在、朝鮮新報朝鮮語版だけでの掲載にとどまっており、日本語版ホームページに見られない。重要な集会であるはずの決起集会が開催されたという短信すら、日本語版には無い。独裁者に無条件に追従するという時代錯誤的な内容が日本社会に与える影響を考慮し、掲載を見合わせているのか、単純に記事整理に時間がかかっているのかは分からない。 朝鮮総連は地域の在日朝鮮人コミュニティを支える役割も果たしており、そうした場では今回の決起集会で言及されたような思想的に過激な内容は逆に「タブー」とされることが多い。許議長により発表された「方針」が、今後、総連の活動の中で現実的にどの程度反映されるかについては見極めていく必要がある(以上転載)
このような組織が、日本の中にあり、在日朝鮮人の子供らに同様の教育を行っている事実に目を向けようではないか。松原忠義大田区長自ら平壌に出向き、金日成閣下(目録より)にパソコンの土産を持参した、親北朝鮮自治体大田区では、来年度予算で朝鮮学校に1000万円の補助金を支給することを、自民、公明の賛成多数で決定した。
ちなみに、大田区議会議員さん、47名の議員のうち議長(自民党)副議長(公明党)を含む42名が、日朝友好促進議員連盟に加盟し、毎月議員報酬から会費を天引きで払っている。日朝議連の区議さんよ!拉致被害者を取り返しておくれよ。テポドンを日本に向けて撃つのをやめさせておくれよ!
しかし、なんでいまどき日朝友好議連なのさ?その見識のなさには、あきれるね!
2014年03月30日(日) |
新宿署のおまわりさんを処分するな!泥酔の風俗店客を殴る |
まずは、以下の読売新聞の記事(3月29日夕刊)を読んで頂きたい。
警視庁新宿署地域課の警察官3人が先月7日、酒を飲んで暴れた男性(39)を保護する際、殴る蹴るの暴行を加えていたことが同庁幹部への取材でわかった。 すでに示談が成立し、同庁は3人の処分を検討している。 同庁幹部によると、男性は同日朝、料金トラブルになった風俗店の店員に同署歌舞伎町交番(新宿区)に連れてこられた。酒に酔った様子で警察官に突進したり、パトカーを蹴ったりしたため、保護シートにくるんで同署に移送された。 その際、巡査(22)が男性の顔を数回殴って切り傷を負わせたほか、警部補(52)と巡査長(26)が体を蹴った。男性はその後、同署に被害届を出した上、巡査に謝罪と治療費70万円を要求。同9日に巡査が署幹部立ち会いの上で、謝罪と支払いに応じたところ、被害届を取り下げたという。
捜査機関の証拠捏造が指摘された後だけに、警察の立場は悪いが、どうも納得がいかない事件である。
男は、歌舞伎町の風俗店で泥酔のうえ、料金を払わなかったため、店員2名に歌舞伎町交番に突き出されたのだそうだ。(他紙の報道)店でも大騒ぎ、交番でも殴る蹴るの暴行。
このような輩を制止するためには、ある程度の力による強制も必要ではないか。以前、群馬県警だったか、パトカーに体当たりしてきた男を制止ために警察官が発砲したところ、男が死亡。警官は訴追されたことがあった。
あまりに、権利意識が強くなって、法の下の強権執行による秩序維持がおかしくなってしまっているのではないだろうか。私は、米国のフリーウエイで夜間に制限速度違反でパトカーに追跡(追跡に気付かなかった!)をうけたことがある。
追跡に気づき路肩に車を寄せ、車外に出ると、二人の警官は、なんとピストルをかまえ私を狙っているではないか。夜間、逃走した人間はどんな凶悪犯かもしれない。パトカーの中には、マシンガンまであった。
こんなときは、絶対に内ポケットの免許証を出していけない、アメリカ人の友人に教えられたとおり、両手をあげて彼らのボデイチョックを受けた。武器をもっていないこtがわかると、警官は突然紳士的になり、私は命びろいをしたが、例え悪意なく内ポケットに手をいれていたら、即座に射殺されていただろう。そして、射殺した警官は処罰など絶対にされない。
今回の事件では、警官が70万円の示談金を持参して謝罪し、示談が成立したそうだが、いったい、この国の正義はどこにいってしまったのだろうか。泥酔して風俗店の支払いを拒み、パトカーを蹴った男性は「保護」で、その行為を制しした警官が処分とは…
心ある警視庁幹部の皆さん!若い未来ある巡査、そして、その上司のお二人の処分は絶対にしないでいただきたい。志ある多くの現場の警察官の士気にかかわる大問題である。
マスコミや、一部左翼人権団体、弁護士らが騒いでも、毅然として、街の安全のため、日夜働いている現場の警察官を護って欲しい。それが、フツーの都民の感覚である。
2014年03月29日(土) |
拉致被害者、特定失踪者を返せ!署名活動@上野公園 |
今日は、「救う会埼玉」や「東京ブルーリボンの会」の共催による「拉致被害者を返せ」署名活動に参加させて頂いた。ちょうど桜が開花した土曜日ということもあって、すごい人数の花見客が我々の前を通りすぎていった。
その人々の中で、ボランテイアの皆さんが、チラシを配り、議員や支援者がマイクをリレー形式で持ち訴える、という活動である。まったく無関心な方々に混じって、署名をする方、寄付をくださる方、ブルーリボンを買ってくださる方も多数いらして、勇気づけられた。
私の到着前には、横田滋、早紀江さんご夫妻も街頭にたたれていたそうだ。めぐみさんが北朝鮮の拉致被害に会わなければ、今頃はお孫さんに囲まれて花見を楽しまれていたはずだろう。
署名をしてくれた方のなかには、外国人それもアジアの方ではなく、白人も含まれていた。白人女性二人と観光をしていた青年は、熱心に私の話を聞いてくれ「そんなに多く拉致されたのか!」と驚いた様子で、署名をした後、同行の女性たちに、我々を指さして「拉致について」説明をしてくれていた。
花見も結構!しかし、ほんの少し、同じ日本人が拉致されている事実に目を向けて欲しい!缶ビール二本分(500円)のお金で、ブルーリボンを付けて欲しい!
私のマイクの順番がまわってきたので、そう訴えさせていただいた。
本日の成果は次の通りである。(主催者発表)
参加ボランテイア、国会、地方議員:68人 署名数:2,093筆 募金:452,946円
すばらしい!一日も早く拉致問題が解決されるよう願ってやまない。
(ご報告) 3月16日 クロッシング上映会での寄付金について
当日39,054円の寄付と、ブルーリボン30個が完売になりました。 寄付金は、半分にして、「救う会」と「特定失踪者問題調査会」に送金いたしました。ありがとうございました。
2014年03月22日(土) |
田母神俊雄氏を励ます会開催@品川駅前 |
今日は、品川駅前の旧パシフィックホテル宴会場において「田母神俊雄を励まし、日本を取り戻す会」が開催された。
会場となった旧パシフィックホテルは以前は、京浜急行系列の会社が運営し、海外のメリデイアンホテルグループにも加盟していた老舗ホテルだった。ところが、周辺の高級ホテルの建設ラッシュに負けたのか、ホテル部分を京急EXというビジネスホテルに、宴会場はTKPという貸会議室のベンチャー企業が運営している。時代に乗り遅れた大ホテルの憐れみを感じた。
さて、午後6時すぎ。はたして800名の会場は埋まるのか。事前にネットなどで申し込んだ方々は、約500名。当日申し込みに期待がかかる。そして開場。受付やクロークには長蛇の列ができた。ただ、ネット申込者のうち相当数が、当日「無連絡キャンセル」というのはいただけなかった。
ネット申込キャンセルの多さをカバーする「当日申込」の方々のおかげで、御覧のように満席の活況だ。ただ、8月15日の靖国神社のように、旧陸軍の軍装に模造刀、旧陸上自衛隊の外套着用などという方も見受けられ、会の趣旨に違和感のある装いには、いささかとまどってしまった。
この会をもって、都知事選挙の終戦処理にはひとつの区切りがつくのだろう。ただ、次なる戦いに備えての作戦会議と、都知事選の改善点についての議論をそれぞれの現場を担当した方々を中心に(壇上にいた方々ではない!)行う必要があると思う。そうでないと、今日の「励ます会」は単なる「お祭りの直会(なおらい)」になってしまう。「いや〜お祭り楽しかったね。立派なお神輿も担げたし…」ではだめだ。
ところで、私の「東京都知事選挙を振り返って」というブログにつき、ネット上では、「そうだ!よく言った」という意見と「何さまだ」という反論が交差しているようだ。特に、反論の中には「いぬぶしは、頑張れ!日本全国行動委員会とチャンネル桜が嫌いらしい。そのくせチャンネル桜に出ている。けしからん」などというものも見られた。私の真意が伝わらずに残念である。
保守層の悪いところは、オールorナッシングの点にあろうかと思う。自分の意見にあわないとダメ、排除する、といいうものだ。これでは国民運動に拡がることはなく、自己満足運動に終始することになる。
私は、頑張れ!日本全国行動委員会やチャンネル桜が営々と、保守の言論活動を支持し、街宣活動を通じた啓蒙運動を行ってきたことには、いまでも敬意をいだいているし、実際に街宣に同行したことも何度もある。したがって「東京都知事選挙を振り返って」に記載したことは、この両者について批判するつもりではないことを、ご理解いただきたい。(というか、普通に読んでいただければわかるはず)
「汚らしい格好」という表記にもカチンときた方がいるようだが、街頭演説の現場にいた「フツーの感覚の方々」は、みな指摘していたことだ。スーツで参加せよとは言わないが、共産党のデモじゃないのだから、汚い格好や品のない言葉遣いはやめよう、と申し上げているのだ。
「ブログに書いて公開せずに、内部で直接話せ」というご意見もいただいた。何度、選対で怒鳴りあったことか。問題点を公開して多くの方の議論、意見を集約して改善点を見出す度量こそ「日本を取り戻す」次なる戦には求められよう。
各々方!希有なリーダー、田母神俊雄閣下の「決意」を、一丸となって応援しようではないか!
2014年03月20日(木) |
事件の本質を見極めよ!最近の凶悪事件より |
凶悪事件が起きると、被害者には憐れみの目が、加害者には怒りの目線で報道が行われ、視聴者たる我々も「かわいそう」とか「とんでもない犯人だ」と決めつける。
しかし、そのような凶悪犯罪の再発を防ぐ意味でも「事件を起こす本質」を見極めることが法務当局や教育担当者には求められるのではないだろうか。その「本質」とは、各事件の仔細を承知している訳ではないが、一言で言えば、被害者(後述の柏事件は除く)、加害者の生育過程つまり家庭に問題がありと疑わない。
昨年末に起きた市川女性殺人事件は、元交際相手の男性が22歳の女性に復縁を迫って逆上して殺害したものだ。この短絡的行動にはなんの情状の余地はないし、若くして世を去った女性のご冥福をお祈りするが、少し考えてみたい。
女性は、この当時、他の元交際相手との間に金銭トラブル(貸した金返せ)を抱えており、殺害前にこの二人とは別の男性と、また別の男性との間の子供(3歳)とともに同棲を始めた。無職でありながら子供を保育園に預けていたという。
はたして、22歳で3歳の子供、この父親以外に3名の男性、さらには無職で保育園。「普通」だろうか。彼女の生育過程を精査して欲しい。私は、若いうちはいくら恋愛をしてもいいと思う。しかし、別れるにしても「礼儀」がある。芸能人が離婚したり、交際が破たんすると相手を罵る輩と、相手を思いやる者と二通りになる。いままで「幸せな時間を共有した」のだから、別れも相手を思いやる配慮が必要だったのではないだろうか。
柏の連続殺人事件の竹井聖寿容疑者(24歳)は、無職でありながら、親から資金援助を受けてマンションに移り、生活保護を受けて暮らしていたそうだ。逮捕された瞬間の「チョックメイト」という言葉や、連行される際の奇声を発する映像など、到底まともな教育環境で育ったとは思えない。家庭と生育過程から、この事件の真相が見えてくるはずだ。
さらにベビーシッター殺人事件である。無資格のシッター物袋勇治容疑者(26歳)が預かった兄弟のうち2歳の子供を殺した事件だ。預けた母親はまたもや無職のシングルマザー。月に何回かシッターを利用しているそうだが、はたして無職の女性が0歳と2歳の子供を見も知らぬ他人に何日も預けなければいけない用事とはなんだろうか。パチンコに興じて我が子を車内で殺してしまう母親と、どこが違うのだろうか。
彼女がシングルマザーになった経緯と「用がある時は父親に預けていた」という、家庭環境も調べて欲しいものだ。さらに、ひどかったのは、物袋容疑者の両親だ。自分の息子が人様の子供を殺めたのに淡々とインタビュに答えていたのにはあきれた。この家庭には大問題ありであろう。
小学校や中学校で問題児童、生徒が発生すると学校も教育委員会も「本人」の矯正や指導に専念するのが常だ。実は、問題児童や生徒の後ろには必ず「問題家庭」が存在することを、教育関係者なら異論のないところだろう。そこ(家庭や親)に、どう切り込んでくのか、公教育の限界との戦いでもある。
遠くて時間がかかるが、実は最も確実なのは、将来の父親、母親たる子供たちに「正しい道徳教育」「精神教育」「宗教観教育」を行うことだと思う。
先日、ある大学院のボランテイアの学生に話を聞いた。彼らは、社会貢献の一環として少年院の生徒たちに授業を行っているのだそうだ。「民主主義」を教えるために「給食のメニューを多数決で決める」というテーマで話を始めた。ラーメンがいいのか、焼き肉がいいのか。多数決で決めても「いやだ」と言う者がいたらどうするか、そんな授業だったそうだ。すると、ある生徒(少年院の)が「僕は生れてから焼き肉を食べたことがない」と発言したというのだ。
確かに私も父子家庭で、焼き肉とかすき焼きなるメニューがこの世に存在するのを、15歳で自衛隊生徒に入校するまで知らなかったが、当時とは肉の値段が格段に違う。焼き肉を食べさせられないほどの極貧だったのか、焼き肉を家族団欒で食べれる和やかな家庭ではなかったのか。
いずれにしても、この生徒が何を犯して収容されたのかわからないが、荒んだ家庭(親)の犠牲者ではないだろうか。
今こそ、この国を再興させるために、家庭の教育力を見直さなければなるまい。
**なお、本稿の趣旨とは別に被害者のご冥福と、加害者の矯正更生を願ってやまない**
あるスポーツ選手の父上が急逝され、ご本人がテレビカメラの前で泣きながら「お父さん」を連発していた。偉業を成し遂げた選手だけに「お父さん」という言葉の連発は残念だった。お父さんや、お母さんのことを第三者に対して「父」「母」と呼ぶ、という言語教育を受けなかったのだろうか。
テレビのバラエテイ番組などでも若い芸能人が「うちのお父さんは…」などと話しているのを見ると、情けなくなる。そういえば、つい最近まで私の事務所を手伝ってくれていた39歳の男性(!)も「僕のお父さんは…」と、普通にしゃべっていた。言語文化の崩壊だ。
また、先日参加した「大田区自衛隊入隊激励会」では、ある「お父さん」が、黒に金色の線の入ったジャンバー着用で、区長表敬訪問に臨席された。礼装で参加せよとは言わないが、入隊予定者や陪席の区職員や来賓は全員スーツなのに、どうかと思う。よく御子息は自衛隊に入れたものだ。
3年ほど前の同じ入隊激励会。ひとりの入校予定者が、綿パンにシャツ姿、それもシャツをズボンから出すという出立ちで出席しているのに気付いた。私は彼に近づき、まずシャツをズボンに入れさせ、会場最寄りの区総務課に行き、顔見知りの課長から上着を借りて着せたことがあった。
聞けばなんと、防衛大学校の入校予定者だという。先日、偶然防大の制服姿の彼に区内で遭遇した。防衛大学校に入校して3年、今年は最上級生になる彼は端正な髪形、凛とした顔立ちの見違えるような青年士官候補生に成長していた。あの、シャツだらりの彼をここまで変えたのは「教育」であり場合によっては「矯正」又は「強制」である。教えなければわからないのだ。
来週の月曜日には、大田区内で最も国旗、国歌を大切にする教育を行なっている六郷幼稚園の卒園式があるが、秋に行われる運動会。開始に先立って国旗掲揚がある。園児、保護者、来賓起立という放送が流され、来賓と園児は静寂のうちに国旗に正対して形容を見守るのだが、保護者がいただけない。
1/3近い保護者が「知らんぷり」、または「おしゃべり中」なのだ。可哀想かな、この園児たちのように「国旗国歌に対する礼儀」を教育されていないのだろう。外国だったら顰蹙ものだし、北朝鮮なら即刻処刑だろう。
戦後レジームからの脱却を安倍総理大臣は声高に訴えている。このことに私も異論はない。それと共に重要なのが、日本人がかって持っていた精神性の高さ、気高さの復活だろう。
それには、公教育を変えなければいけない。頑張れ、マトモな先生方!
2014年03月12日(水) |
大田区自衛隊入隊激励会開催@大田区役所 |
今日は、大田区役所において「大田区自衛隊入隊激励会」が開催された。これは、大田区から(又は、大田区所在の学校から)今春自衛隊に入隊、入校する若人が大田区長を表敬訪問し、区長から激励の言葉を頂く、という式典で、私が区議会議員になった平成11年から、当時の西野善雄大田区長の英断で始まったものだ。
当時は、まだ「赤い」大田区職員労働組合が全盛期で、自衛官が制服で区役所内を歩くことも躊躇する雰囲気があったが、この辺りを転機に、自衛官が堂々と制服で庁舎内に入れるようになった。
会場になった、区長室並びの会議室の廊下には、区議在任中に何度も掲示板を隠された「拉致のポスター」が貼ってあった。今日のために貼ったのか、いや、まさかそんなことはあるまい。(明日見に行ってみよう!)
今年は、自衛官に57名、防衛大学校に3名、合計60名の若人が自衛隊に入隊、入校する。残念ながら我が母校航空生徒隊、自衛隊生徒の存続を継承した防衛高等工科学校の合格入校者はいなかった。
区長が入場されると、入隊入校予定者は起立して礼をする。この号令をかけるのは、必ず入隊入校予定者の最高位の者が指名される。例えば、幹部候補生学校入校者は最上位、次が防衛大学校入校者という具合だ。今回は、幹部候補性学校の入校予定者がいなかったので、防衛大学校入校予定者が指揮を執った。
18歳の男子生徒、先月までは高校3年生が、防衛大学校に合格したために、居並ぶ同級生から26歳までの入隊予定者に号令をかけるのだ。これが社会だ、ということを入隊予定者は痛感したのではないだろうか。
公立学校では、小学校から高校まで日教組という「自由」と「我侭」を勘違いした教員たちが「あなたらしければいい」とか、「児童生徒の序列化反対」などと叫んでいる。教え子たちに一生「平等」が保障されるのなら、そんなマヌケな教育でもいいかもしれないが、現実は違う。
一生懸命学び、努力した人間は社会が評価し、社会人としての第一歩の今日ですら、20名の激励会参加者の頂点にたてるのだ。そして、「あなたらしければいい」の教えを守り、学校には適当に行き、さぼっていた連中は、卒業後、非正規雇用業界の餌食となってしまう。
続く懇親会では私が挨拶する機会があったので、こう話した。
みなさんのご入隊、ご入校おめでとう。みなさんの中には、必ずしも自衛隊が第一志望ではなかった方もいるかもしれない。大学受験に失敗して入隊を決めたのかもしれない。しかし、自衛隊にはリベンジの制度が沢山用意されている温かい組織だ。自衛官候補生(一番低い入隊制度)の方は一日も早く曹(下士官)に、曹候補生の方は曹をへて幹部へと頑張って頂きたい。
自衛隊という「超序列社会」のなかで、頑張れば報われることに気づいて欲しいし、人生には何度も「再チャレンジ」があることを学んで欲しいものだ。
そして、彼らは、教育期間を経てPKOや在外公館、国際機関勤務に就くこともある。諸外国の軍人と触れ合い、在外日本大使館に勤務すると、いかに日本の国内で「国旗、国歌反対!」とか、「自衛隊は軍隊ではない」などという議論が、国際常識からかけ離れた愚論かということを実感するはずだ。
ところで、日本が嫌いな諸君!どうか亡命して日本を出ていっておくれ。君らがいなくても、いや、いないほうが「いい国」になるから。安心して去って欲しい。
お薦めは、中国か北朝鮮がいいだろう。彼らは、諸君らと同じように「日本が嫌い」だし、もちろん「日の丸」や「君が代」の強制もない。ただし、気を付けて欲しいのは、いずれの国でも、君らが大好きな「人権を守れ」や「国家による強制反対!」を叫ぶと、命の保障がない点だ。特に、北朝鮮では銃殺のうえ火炎放射器で丸焼きにされるらしいから、くれぐれも用心して、お元気で!
2014年03月11日(火) |
素晴らしい!大田区立出雲小学校! |
あの悪夢のような日から3年が経過した。まだ復興には程遠い街や人々がいることを知ると胸が痛む。たった1週間だったが必死に走り回った、気仙沼や陸前高田の風景がテレビに映し出されると、まるで故郷を見るような切ない想いになる。早く、すべての被災者の人々に平穏で安らかな日々が訪れるよう、また、未だ行方不明の方々が早く発見されご家族のもとに戻れるよう願ってやまない。
さて、そんな今日、区内で嬉しい風景を2件見つけた。1件目は、東京法務局城南出張所近くの印刷会社さんの玄関である。なんと、国旗と社旗が半旗になっているではないか。民間会社での「国際感覚あふれる」マトモな対応に感激である。きっと、素晴らしい経営者のもと、いい社風の会社に違いない。
2件目は、大田区立出雲小学校の前を車で通りかかって見た風景だ。なんと、正門前に国旗が掲揚され上部の玉の部分には黒い布がかぶせてあり、半旗になっている。教育委員会から通達が出たのか、と周辺の中学校、小学校をまわってみたが、この学校だけだった。
さては、半旗掲揚の通達が出ているのに、無視して学校が多いのか、と区教育委員会学務課、指導課、総務課、それぞれに通達の有無を尋ねた。すると、驚いたことに、どこからも半旗掲揚の通達は出ていないことがわかった。
ということは、出雲小学校が独自の判断で掲揚したということだ。マヌケな日教組教員や左翼の圧力に負けずに、国際的に正しいことを実行された学校管理職に敬意を表したい。
反対に、8日の土曜日、ある都立高校の卒業式が区内で行われた。正門前では、相変わらず式典の似合わない、汚らしい左翼連中が、同類の弁護士に守られて「国旗、国歌反対」のチラシを配布しえいた。そこに、敢然と殴り込んだ女性PTA会長さんがいた。
会長:お引き取りください!
左翼:道路使用許可を受けて配っている。あんた何者だ?
会長:保護者の代表者だ。
左翼:なんだPTA会長か!
会長:そうですよ。保護者代表としてお願いしています。迷惑だからお引き取りください。今日は、卒業式というセレモニーです。みな正装で来ています。汚らしい格好で、ポッケに手を入れて場違いでしょう。
左翼:私たち汚いですか?寒いからポッケに手を入れている。迷惑なんかかけていないでしょ。
会長:ここにいること自体が迷惑だ。そんなに国旗、国歌がいやだったら日本から出ていけば?
そして、延々と不毛な左翼との戦いが校門前で続いたそうだ。しかし、左翼というのは、なぜみんな自分の権利しか主張しないのだろうか。自分たちの主張を繰り広げるために、汚らしい格好で不愉快な想いを保護者、卒業生に与えてもいい、そして、権利を侵す者がいたら左翼弁護士に守ってもらおう、というのだから。
通商産業省前を不法占拠している「反原発テント」明らかに法律違反だが、彼らの論理では正当化されてしまう。
国旗、国歌がいやなら、嫌だという共産党、社民党、民主党左派を最大与党にするような選挙活動をし、国会において議論すべきなのだ。適正な手続きを経て採択さrた、大田区教育委員会の判断が嫌なら、教育委員を推薦出来る区長を左翼にすればいいのだが、そうはしない。(ちなみに、左翼の圧力に屈した松原忠義大田区長は、育鵬社の教科書採択を主導したとされる清水教育長を更迭した)
今日ご紹介した方々以外にも、マトモな人々が沢山いる。反日左翼や、朝日新聞、NHKの偏向報道に惑わされずに、良い国を作って行こう!
2014年03月09日(日) |
やるな!お役人さま、天下り先への錬金術か?2連発 |
13年も「お役人」と付き合ってくると、彼らの議会での「いい訳」や「誤魔化し方」など、聞かなくても言えるようになってしまう。しっかり、粛々と働いている有能な方々の影で、退職金と天下り先の選定にうつつを抜かしている輩も残念ながら多くいるのが、公務職場である。
そして、お役所が絡む景色を見ると「如何わしさ」から見る習慣も私の身についてしまった。今日見つけた2件の景色も、私の疑心暗鬼「疑い心」に火をつけてしまった。
疑惑その1:
軽自動車の車検や登録を行う団体を軽自動車検査協会という。こいつも国土交通省の天下り指定席だ。今日、所用で出かけた検査協会の窓口に以下のポスターが貼ってあった。車検の有効期限を示すステッカー。いままでは、3年間の数字が印字してあって、期限の年だけを残して、残りの2年の年のところを剥がすようになっていた。
簡単に言えば、3月有効期限のステッカーは、平成26年、27年、28年と、同じものを印刷して、3年間と使えたのだ。ところが、このポスターによれば、毎年作り直すことになるらしい。お役人の言い訳は「年の剥がしミスを防ぐため」とでも言うのだろう。
では、この何が如何わしいのか?全国の軽自動車に貼るステーッカーの発注量が3倍になるのだ。国道交通省から天下った後は、「渡り」で、ステッカー作成会社に再度「天下り」!お土産持参ですな!
ちなみに、全国軽自動車検査協会連合会の常勤役員は2名。専務理事は国土交通省自動車交通局技術企画課長、常務理事は同省関東運輸局埼玉陸運支局長が就任している。
疑惑その2:
最近、首都高速のジャンクション(交差場所)手前に「怪しいトラック」が駐車しているのを見かける。トラックの荷台には「合流注意」のような文言がLEDで点滅している。
さらに、荷台には、運転手用と思われる簡易トイレが積載され、運転席の窓は外から見えないように遮蔽されている。なぜ、こんなものが必要なのか?
本当にLEDの警告灯が必要なら、常設で取り付ければいいではないか。ここで「勘ぐりいぬぶし」の登場である。首都高速は、平成17年まで特殊法人が運営していたが、いまは株式会社。とはいえ、社長は元東京都副知事、専務は国土交通省道路局長と、完全な天下り会社で、民間企業とはほど遠い。
子会社に、料金収受会社、修繕会社、交通管理会社などを持つ。さて、年度末が近かづき、本体は好調な決算となりそうだが、子会社の調子が悪い。よし、何とか理由をつけて業務委託をしよう。お役人時代の知恵が働いたのだろうか。以下、私の勝手な物語である。
合流地点にトラックを置いて警告灯を点滅させよう!安全のためと理由もきれいだ。そして、運転手を運転台に1日座らせておけば、受注額を多くできる。おお、そうだ、簡易トイレもいるな。それも乗っけとけ!
こうして、国民が知らない間に、お役人や、お役人OBにより搾取されているのだ。だからこそ、この仕組みを変えなければならない!目覚めよ有権者!目覚めよ納税者!
2014年03月08日(土) |
東京都知事選挙を振り返って |
年が明けて、すぐさま都知事選挙に突入し、終わってから1ケ月が経過した。お手伝いした田母神俊雄選対のあり方については、様々な意見、誹謗中傷がネット上に流されているが、選対の中にいた一人として、そろそろ問題点を公開しておくべきだと思う。以下、この選挙の問題点を自己反省を含めて書いてみたい。
1.高級指揮官と兵隊しかいない部隊配置
日本文化チャンネル桜の社長を頂点として「自称有名人」が選挙カーの壇上には連日登っていた。なかには、誰が候補者かと思うほど長々と持論を話す「応援弁士」も見受けられ、「回遊魚」と呼ばせていただいた熱狂的な保守層の方々以外からは、大変な不評だった。
それを止めさせたり指揮する現場責任者が最後まで不在で(私を含めて複数が指名されていたが、「指揮官の指令を聞かない部隊」に結局誰もコントロールをしなかった。)
「能書き」を言う「高級指揮官」は大勢いたが、残念ながら選挙、それも国政レベルの大型選挙の参謀の経験者が私だけだったのは、いささか辛かった。選挙でも戦争でも、重要なのは下級指揮官と有能な下士官がどの程度いるか、だ。今回の戦いに欠けていたのは、組織的な指揮系統、意思決定のガバナンスいずれも欠いていた事だったと思う。「思いつき」が、混乱を招いたことも度々だった。
2.街宣活動と選挙活動の違い
日頃から、街宣活動を行なっていた保守系ボランテイアの方々に、「街宣」と「選挙」の違いをご理解頂くのも大変だった。街宣は、大きな声で怒鳴ったり、いかなるチラシを配布してもいい。また、汚らしい服装や、言葉遣いや横柄な態度であっても「好感を得ないだけで」問題は差ほどない。
が、選挙は違う。チラシ1枚、掲示物一枚で警察の御用になってしまう。実際私は、選挙告示日から数日は、公職選挙法遵守のために演説現場にいたようなものだったし、各会場の所轄警察署に何度「警告」を受けたことか。
また、汚らしさは左翼の特許かと思ったら、実は保守系の活動家にも結構いることが判明した。残念ながら、運動の中心的な人々のなかにも「汚らしい格好」「だらしない格好」「品性のない言葉遣い」をする方々が少なからず存在していた。.
自己主張がメインの街宣活動とは違って、政治活動それも選挙を意識した活動では、1、端正な服装 2、礼儀正しい態度や言葉づかい 3、あふれるような笑顔 これが必要だ。怖い顔でがなり、汚い服装でチラシ配りは頂けない。次回はこのことを猛省を願いたい。
3.その日暮らしの街宣計画
都知事選ほど大型でなくとも、だいたい選挙中の街宣日程は事前に決めておくものだ。今回も、当選された舛添氏の街宣日程を選挙前に入手していたが、すべての日程が選挙告示日前に決定していた。
当方は、と言えば、一日の選挙日程が終わって、事務所に帰り、選対会議が終わる午後10時頃から、選挙の素人が日程を作りはじめるという具合だった。
インターネットに翌日の日程が公開されるのは、前日の深夜だったのは、こういう内輪の事情である。さらに、せっかく決めた日程も、途中の「思いつき」でしばしば遅れたり、カットされてしまった。
4.映像のための選挙か?選挙を撮影する映像か?
選対本部長がチャンネル桜の社長だったことが、この選挙をより特殊なものにしていたのかもしれない。東日本大震災の被災地支援でも痛感したのだが、「映像撮影にこだわる」と、本来の「目的」を見失ってしまう恐れがある。
高所作業車にデヴィ夫人や石原慎太郎元都知事を載せて演説させるパフオーマンスは「泡沫候補」ではない、というイメージ効果はあっただろうが、「票」には結びついただろうか。
選挙戦のさなか、貨物船に宣伝カーを載せて大変な思いをして乗り込んだ伊豆大島での選挙活動。費用と労力をかけた結果、500票余りの得票だった。はたして…
最終日近くに、選対の誰かが「オーロラビジョンを走らせよう」と提案し、選対本部長がこれに飛びついた。パチンコ屋などが宣伝に使っているあれだが、突然の導入に、よくわからない映像しか流せず3日間で中止。約100万円が運行会社に払われた。
上記は、どれもこれも、テレビの「映像」としては「工夫を凝らした選挙戦」として映るだろうが、票にはほとんど影響しないのは、「当落を経験した者」なら理解できることだと思う。
5.都政の政策についてプロが皆無だった
突然の立候補で、当初の政策が総花的なことは仕方がなかったが、途中から発表された政策も、「都政の素人」が作成したことが明らかな内容で、重要なミスは指摘して訂正をしてもらったが、「現在の都政の施策」を知らない人々が、思い込みで作ったとしか思えないものも多かった。実例を示してもいいのだが、「作ったご当人」が特定されてしまうと可哀想なのでやめておく。
さて、色々、辛口で書いたが、次回もし田母神俊雄氏が選挙に打って出ることになったら、絶対に負けられない。そのためには、最低限上記の失敗を改善しなければならない。それには、
1.選挙経験豊かな選対本部長を指名するか、素人の本部長であれば、選挙経験のある選対参謀を複数配置すること。
2.各担当部署の責任者を明確にし、責任者の指示で担当者が動くようにすること。責任者以外は、口出しをしないこと。特に、「知ったかぶり」は禁物である。
3.街宣計画、広報計画は緻密に事前に作成し、地元の地方議員の協力を仰ぐこと。(見知らぬ弁士、地方の国会議員より、地元の地方議員が重要!)
4.政策は、現状のそれを把握したうえで、各政策のプロ(自称プロや評論家、大昔の官僚などではダメ!)と検討したうえで、候補者本人の希望、想いの入ったものとすること。
1年数ケ月の間に、自ら国政選挙の候補者になり、さらに、参議院選挙の選対、都知事選の選対と務めるという稀有な経験をさせて頂いた。次回は、自分の選挙になるのか、人の選挙のお手伝いかは不明だが、この貴重な経験を活かして戦って「無敵のいぬぶし」としていきたいものだ。
****なお、上述したことはすべて事実だが、特定の誰かを批判するものではなく、次回の戦いの参考にして頂くためであることをご理解願いたい。誰一人「悪気」で行った訳ではないのだから。**********
3/12 追記 このブログを書いてから、2chなどで様々な批判が私に寄せられている。期待通りである。61万票に浮かれている暇はないとの警鐘が広がることは結構なことである。
以下、いくつかの批判に答えておこう。
1.なぜ直接言わないのか? 2.なぜ、選挙中言わなかったのか? 3.こいつは、次は首だ!
何度、直接申し上げたことか。さらには、選対の奥の部屋にいた方なら、私が大声で選対高級指揮官と議論していたこと、現場で怒鳴りあっていたことをご存じだと思う。残念ながら、3/22に励ます会は開催されるが、AARたる選対の反省会の開催の予定はない。次は、首?あのすさまじい日程で、何をしたか。選挙は街宣だけではないことを理解されたい。 反省したり、議論すること、真実を述べると「首」だとか、「工作員」呼ばわりすることは、残念!田母神俊雄氏を応援したいのであって、ある特定の人々や団体を擁護するつもりはない。
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