いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年08月30日(金) 橋下徹講演会「憲法改正」@大阪

 今日は、午後から京都・大阪方面へ中山恭子議員の名代として出張した。午後1時の全日空を予約し羽田に到着。すると「伊丹空港豪雨のため機材変更をする為40分遅れ」との表示がある。どうやら予定の機材だと、重量が重く滑ってしまう可能性があるので機材変更をする、ということだ。

 「ふざけんな!」と品なく怒鳴っているおっさんもいたが、安全の為の措置に、無関係な地上スタッフを怒鳴っているおっさん、つまらん人生を送っているのだろうな。ANAのスタッフに、少し早く到着するJALへの変更(業界ではエンドースと言う)を頼んで、第二ターミナルからJALの第一ターミナルへ走る。こんな時には、事務所のスタッフが取ってくれた「恐ろしく高い」正規運賃の航空券はありがたい。(割引運賃ではエンドースが出来ない)

 京都で所用を済ませ、大阪へ。日本維新の会共同代表である橋下徹大阪市長の講演会に出席するためだ。マスコミなどで「東と西の確執」などと報道されているが、そもそも出自の違う人々が「一つの組織」になったのだから、聊かの意見の違いは当然ある。時間をかけて、それを埋めていくのが大人だろう。

 今日の講演会は、橋下徹後援会主催で、中山恭子議員にもご招待状が来た。残念ながら議員本人は先役があり出席できないので、私が代理で出席することになった。共同代表というのは言うなれば社長である。社長から招待が「営業所長」に来て、「営業所」から誰も参加しないというのも、組織人として大人ではない。




 さて、大阪の高級ホテルのワンフロアーを貸し切りにし、マスコミシャットアウト、空港並のボデイチックを経て会場に入ると、座る席を探すのに大変なほどの盛況。通常は国会議員や、その代理であれば席が別に用意されているのだが、前方に「関係者席」とあるだけで、こちらもいっぱい。流石である。

 憲法改正と銘打った講演会だったが、講演時間の1/3は朝日新聞と毎日新聞の批判に終始されていたが、この前段部分は私として大いに共感できる内容だった。以下、かいつまんで講演内容の一部をご紹介する。(文責はすべて犬伏)

だいたい、政治部の記者というのは、会費制の政治パーテイに来ても、会費も払わず飲み食いしている。けしからん。今日はメデイアを入れない。メデイアは、こちらが伝えて欲しいことは報道せず、どうでもいいことや、都合のいい部分だけを報道する。例えば、僕が「政治には独裁と言われるような指導力が必要だ」と発言したら、メデイアは「橋下、今必要なのは独裁だ」と書く。

その中でも毎日新聞はヒドイ!この中で毎日取っている人?ああ、さすが僕の支援者ですね。少ない。朝日もヒドイけれど、あれはブレない。論をはってくる。頭もいい。毎日は頭が悪い。毎日は橋下が憎いだけ。お前小学生かと思う。先日、市議会で3時間の会議があったが、市議が発言するだけで、僕の発言の時間はない。3時間も会議に出ていれば、たまに目もつぶるでしょう。ところが、その瞬間を毎日が撮って、「橋下市長お疲れ、居眠り」と書き、「国政政党の代表と兼務で市政に専念できず」と書く。いったい3時間もうち、まばたきもしないでいられるのか。大新聞が報道する内容じゃない。

先日、松江市教育委員会が「はだしのゲン」を学校図書館で閲覧制限をした。これは「教育的配慮」の教育委員の結論だ。ところが、朝日、毎日が大キャンペーンをはって、覆してしまった。普段は教育への介入をやめろと言っているくせに。「国民の知る権利」とか言い出す。であれば、学校で無修正のエロ本を見せるかといいたい。自分たちの都合のいいようにしてしまう。

憲法改正の議論が始まっている。憲法は、権力を持っている人間に対するルールだ。大阪市役所では常に憲法に照らしてどうか、という議論をしている。憲法の意義はまさに権力者に対してにあるのであって、一般国民を縛るものではない。北朝鮮では将軍様の元彼女が逮捕され数日後に処刑されたそうだが、日本ではそのようなことはない。共産主義国家は「人冶国家」といい、我々の国は「法治国家」である。

サンケイ新聞や自民党が憲法草案を発表した。なぜ橋下はこれに反対なのか。国家を護る義務なんて憲法で定めるものじゃない。気持ち悪い。権力を持った僕らが「国家を護れ」とは口がさけても言えない。憲法の中に価値観や国の理念などいれてはいけない。権力者を抑制する無機質なものでいい。

国家を愛せない人々がいる。国家を愛せないのには理由がある。それを憲法で「愛せ」というのはおかしい。「家族を大切に」そんなのは当たり前で憲法に入れるのは余計なお世話だ。「家族を愛する法律を作れ」と権力者に要求するならわかる。

安倍さんは、「王様が暴れ狂っていた時代なら権力者を憲法で縛る必要があるが、今はそんなことはない。国家のあるべき姿を示す必要がある」と言う。

今、憲法があるから北朝鮮や中近東のように国民に銃を向けるようなことが自衛隊使っておきない。もちろん、日本人の常識もあるが、もし暴れ放題でよいということになればフランス革命時代のようになる可能性がある。

僕は権力の本質はフランス革命当時と一緒だと思っているので、憲法は基本的に権力者を縛るもので、国民を縛るものではないと思う。憲法は思想書ではないのだから無機質でよいので価値観など入れるべきではない。僕はサンケイや自民党草案は賛成できないし、気持ち悪いと思う・

現憲法の第99条憲法擁護義務の項には「国民」とは書いていない。国民の皆さんは憲法に縛られることはない。憲法に縛られた権力者が作った法律に縛られる。朝日、毎日のように国家は悪と考えるのもおかしいが、サンケイと朝日の間のような考えがそろそろ必要だ。国民には責任を持ってもらうが強要はしない、というような。

韓国の裁判所が朝鮮人戦時徴用で日本企業に賠償命令を出す可能性がある。このことは二国間で解決済みの問題だが、この根本には慰安婦問題がある。サンケイや保守層は、慰安婦問題はないと言い、朝日らは謝れ!と言っている。これでは解決しない。

僕は、世界各国の軍隊は戦時中、女性を性の対象として女性を必要としていたでしょ、日本だけじゃないと発言した。慰安所はヨーロッパでも韓国にも、米軍が進駐した日本にもあった。そう発言すると朝日、毎日は「橋下、慰安婦必要」と書く。無論、慰安婦の方たちが大変な環境におかれていたことは反省し、二度とそのようなことが起きないようにしなければいけない。しかし、自分の国のことが正しく伝わっていないことには政治家は発言しなければならない。

今、アメリカの主要都市に「慰安婦像」が建てられ、その裏にはいかに日本軍がひどいことをしたか、事実と違うことが書かれている。アメリカが本当に日本の同盟国だったら、こんなもの即刻撤去するはずだ。保守系の政治家や論客たちは国内では元気いい発言をしているが、海外に対しては黙っている。なぜか?僕のように叩かれるからだ。

この問題を正しく世界に発信することが大切だ。

 いささか長い紹介になってしまったが、すべてを伝えきれていないし、私の筆記と記憶から書いたので正確ではないので、橋下氏の真意が伝わらなかったら私の責任である。

 朝日、毎日に対する考え、慰安婦問題の大部分、はだしのゲン問題などは大いに共感するが、憲法に国のあるべき姿、理念を入れることに「気持ち悪い」とする考えには違和感を覚える。

 米国製の現憲法にも前文で「あるべき姿」が書かれているではないか。国民的議論を経て、日本国のあるべき姿を新たな憲法に書くことは決して「気持ちの悪いこと」ではないと思う。

 また、米国内の慰安婦像の撤去については、保守系地方議員有志(私も)連名で米国オバマ大統領あて抗議文を駐日米国大使館に託したところである。決して黙ってはいないのだ。

 ただ、日本維新の会所属の支部長たる私が、橋下共同代表個人の意見すべてに対し賛意を示すことができないのは、大きな組織である以上当然のことで、その溝を埋め、政党の組織としての合意を創っていくことが肝要かと思う。また、北朝鮮と違って、このような意見を発言出来ることも組織の健全性の証だろう。日本維新の会が、毎日新聞のような「好き嫌い」で判断しない大人の組織として成長していくことを確信したい。




 橋下共同代表が熱弁をふるった結果、懇親会開始が予定より30分近く遅れ、大好きなビールを呑まず、関西国際空港の最終便に急いだ。今宵の夕食は一人淋しく、ちょっと豪華に、空港で「大阪モダン焼き」そして、当然「あ、すみません!生ビールありますか?」である。


 



2013年08月27日(火) おめでとう!同期のC君、警視正昇任。でも減給?

 昨日の新聞記事のなかで警視庁人事が発表されていた。警視庁の人事は、航空自衛隊生徒のC君が載るようになってからは、気をつけて見るようにしているのだ。あった。今回もC君の異動が掲載されていた。「警察庁へ」とある。やったね!きっと昇任人事だろう。

 C君は、我が母校である航空自衛隊航空生徒隊(航空自衛隊の高等学校相当の組織)で昭和47年から共に学んだ84名の同期の一人である。生徒課程(高校)修了後、警視庁警察官を受験し、巡査に採用された。

 その後、とんとん拍子に昇任を続け、総務省に出向したり転勤を繰り返し、数年前には都内の小さな警察署の署長になった。そのお祝いに、一等空佐になった同期のK君、上場企業の役員になったN君と私、4名で呑んだことがある。吞み会が終わると、C署長を迎えるため黒塗りの新車が待機していた。

 同期生一同「格好つけやがって」と冷やかしたが、警察署長はいつ何があるかわからないので、専用車が張り付き、都内に家があっても署最寄りの公舎に入居しなければいけないのだ、とC君は誇らしげに語った。

 自衛隊生徒の同期生というのは、防衛大学校、一般の自衛官とは違う強烈な絆がある。2年間は下級生としてイジメだか訓練だかわからない上級生の「指導」に共に耐え、3年生、4年生では自衛官として年上の下位者のイジメに苦しんだ仲間だ。ほとんど兄弟のようだ。したがって、「兄弟」が、どこの道であれ成功しているのは、わが身のことのように嬉しい。

 年末の衆議院選挙、移動事務所に朝出向くと、なんと同期生で航空自衛隊パイロット(既に定年)のH君が、チラシの証紙貼りのボランテイアをしているではなか。聴けば、浜松から夜行バスに乗って来てくれたのだそうだ。もう10年以上あっていなかったが、同期の絆に涙した瞬間だった。

 さて、さっそくC君に電話をしてお祝いの言葉を贈った。昨日付で、警視正に昇任したと嬉しそうに話してくれた。警察官はキャリア採用を除き、警視までは、各都道府県の地方公務員だが、警視正からは国家公務員になる、という特殊な人事制度をとっている。

 「すごいな!国家公務員か」と、褒めるとC君あらは意外な事実を教えられた。なんと、一階級昇任し、さらには東京都の地方公務員から国家公務員になったのに、給料が下がった、というのだ。

どうやら、地方公務員の給与のほうが国家公務員より高いこと、また東日本大震災の復興資金のため国家公務員給与が削減されていることが影響しているようだ。国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与の割合を示す指数をラスパイレス指数と呼ぶ。

 ちなみに、ラスパイレス指数の最高の都道府県は静岡県で、111.7。C君の一昨日まで所属していた東京都は110.4。つまり、国家公務員になったC君の給与が、10.4%以上昇給(実際には復興予算分8%があるから18%)しないと、「減給」になってしまうという厳しい現実がある。(わが大田区は108.9)

 C君の奥様にしてみれば、ダンナが昇任したのは嬉しいが、減給は悲しい、という複雑なところだろう。そういえば、区議時代に苦言を呈した区長の退職金。4年毎に2400万円!総理大臣は520万円だったっけ。

 地方公務員様様である。国家予算93兆円、地方予算101兆円。頑張れ全国の地方議員!

 



2013年08月26日(月) アントニオ猪木議員爆弾発言!冗談じゃないぜ!

 先の参議院選挙で日本維新の会全国比例区候補として中山恭子議員を一生懸命応援したが、維新のなかでは2位だった。1位は、元プロレスラーアントニオ猪木氏だった。中山議員は誰もが認める拉致問題の専門家である。反面、アントニオ猪木氏は北朝鮮と極めて親しい間柄で、当選直後まるで「当選報告」のように26回目の訪朝を行ったことでも知られる。

 北朝鮮と親しいことは彼のビジネス上の言わば「利権」だろうから、とやかく言うまい。せっかくの人脈を活かして拉致被害者の早期帰国に力を貸してもらえればいい、と思っていた。

 ところがどっこい、彼の発言はまるで「北朝鮮スポークスマン」なのだ。先日、外国人記者クラブで行われた記者会見での発言には耳を疑った。以下、動画から引用した猪木氏の発言である。

一番の問題は、日本の拉致名簿は数字がどんどん変わり、日本で死んでいる人もいる。そういった名簿を提出して解決しようとしても、北朝鮮側からしたら「そんないい加減なことを言ってくるなよ」となるこの拉致問題において日本の人たちが、テレビで毎日あれだけ(拉致関連のニュースを)見ましたから、結果的には、これが『洗脳された』という言い方はちょっと語弊があるかも知れませんが、その位に『拉致、拉致、拉致』という。よく私は講演でも、『では、拉致が解決したら、我々は幸せになれますかね?』というと、皆さん『えっ?』という顔をして、そうすると、今まで凝り固まっていた考え方、色んな視点をちょっと変える。そうすると、もっと知恵が出てきて、解決をどうしましょうと(なる)」

「日本の拉致(被害者)名簿の中にある、何百人か分かりませんが、数字がどんどん変わっていた中で、日本の中で死んでいる人もいる。そういうような拉致名簿を(北朝鮮側に)提出して解決しようとしても、これは向こう側からした時に『そんないい加減なこと言ってくるなよ』(となる)」

これは二国間の問題ですから、世界に回って訴える話ではない。だったら、チャンネルをしっかりつくって、そこで一対一で話をするような環境を(整えることが重要)。その環境(整備)を私はやってきて、いつでも(拉致問題関係者を)お迎えするという話にはできている

『外交に勝利無し』という言葉がある。相手も国民がいる。これは北朝鮮に限ったことではない。日本にも国民がいる。どこは、どこかで落としどころを決めなければ、片一方だけが勝っても、片一方が負けても不平不満が出る。

実際の動画はこちらから

 唖然、あきれる、憤慨、激怒、いかなる言葉を持ってしてもこの怒りを表現することはできまい。猪木さん、あなたの娘が拉致されたら「不幸せ」じゃないのかい!幸せか、不幸かの問題ではなく、国家の主権の問題なのだ。

 あなたの理論でいくと、刑務所に入っていても「幸せを感じられれば」それでいい、とも取れるではないか。もし、あなたが単なるプロレスラーや芸能人ではない良識ある国会議員なのだとしたら、自らの発言と行動を「よ〜く考えなければ」いけません。ダー!等と言っているようじゃダメだ。

 どうか、ダーでもいいから、あなたのもっている外交ルートで、すべての拉致被害者を奪還してきておくれよ。そうしたら、私はあなたの足の裏を舐めながら土下座をして無礼な発言を詫びよう。頼むよ!ダー!

 唯一の救いは、拉致問題や北朝鮮問題に正面から取り組んできた前東京都議会議員の野田数氏が、猪木氏の政策秘書に就任されたことだ。野田氏の見識で、是非とも猪木氏の考えを「マトモ」に変えて欲しいものだ。野田さん、くれぐれもアチラ側にならないよう!

 9月16日午後2時〜 日比谷公会堂において「すべての拉致被害者を救出するぞ」国民大集会が開催される。是非とも、日本人の心意気を見せようではないか!

 私、いぬぶしは当日、拉致議連秘書会事務局次長として現場でお手伝いをしている。見かけたらお声掛けを頂きたい。

***なお、本稿を掲載後アントニオ猪木議員の政策秘書である野田数氏(元都議会議員)から、中山恭子参議院議員に削除要請があったため、中山恭子事務所に所属していた10月31日までは公開を停止していたが、11月1日以降、いぬぶし秀一個人の責任において再度公開することにした***



2013年08月23日(金) なぜ政府(国)主催じゃないんんだ!シベリア抑留者追悼式

 今日は、中山恭子参議院議員の代理としてシベリア・モンゴル抑留犠牲者追悼式に参列した。これは、シベリア・モンゴルの抑留中に亡くなった方々の慰霊のため、民間団体が厚生労働省と外務省の後援を得てお粉行っているものだ。

 シベリアにスタリーンの指令により国際法規を無視して抑留された日本人は60万人を超えるといわれているが未だに実態は明らかではない。うち、6万人が餓死、病死などで祖国に戻ることができなかった。その死亡者のうち約1万1千柱がこの墓苑に納められている。

 曇天の千鳥ヶ淵戦没者墓苑だが、座っていても汗が滝のようにながれるなか、遺族や田村憲久厚生労働相らが参列して黙とうをささげた。自民、公明、民主、みんな、共産の各党が代表挨拶を行ったが、わが日本維新の会は、議員本人の参加がなく、代理出席も私だけなので挨拶も紹介もない。いささか残念である。このような行事には、国会議員団において参加調整をすべきだと思う。

(MSN産経ニュースより)

 なぜ、きょうなのか?それは、スターリンが1945年、旧日本軍捕虜のシベリア移送の極秘命令を出した日なのだ。しかし、笑ったのは、日本共産党の小池氏が「スターリンの暴挙により」と、挨拶していたことだ。

 日本共産党は、スターリンの世界戦略の道具だった共産主義インターナショナル(コミンテルン)日本支部の肩書も持っていたことを忘れたのだろうか。それとも、得意の「ご都合主義」のご挨拶だったのだろうか。いつもながら笑わせてくれるぜ、左翼の連中は。

 それより、なんでこの追悼式典は、政府(国)主催sじゃないんだ。広島、長崎の追悼式典は県、戦没者追悼式典は国が主催している。ソ連の国家的犯罪の犠牲者であるシベリア・モンゴルの抑留者の追悼式典は、国の主催と責任で行うべきである。

 与党のセンセイ方、献金・集票団体への配慮もいいが、国家に殉じた方々への責任もお忘れなく!



2013年08月20日(火) ヤクザ国家は「北」だけかと思ったが韓国よ、お前もか

 街で街頭演説を行っていると、訳のわからない言いがかりをつけてくる輩がいる。選挙中であれば、首根っこをつかまえて交番に突き出すし、それ以外の期間であれば「スピーカーで話せよ」とマイクで論戦を挑むと、だいたい解決である。はたして、何回交番に預けたことか。彼らの主張は、まったく筋がとおらない。とにかく自分たちの主張と違ったら「許さない」のだ。

 ロジックなどなんのその、なのだからどうにもならない。そんな国が近くに二つある、と思っていた。法律より共産党幹部への献金が優先する汚職天国中国、国家とは到底呼べないヤクザ集団、北朝鮮である。が、ついに韓国もこの三等国入りを果たしてしまった。

 私は、韓国の街や人々には極めて親近感を持っていた。結婚式には韓国国営旅行社(当時)の東京支社長を来賓として招待するぐらい親しかった。大田区議会議員のほぼ全員が日中、日朝、日韓友好議員連盟に加入するなか、日中と日朝には入らず、日韓だけ加入していたのも、韓国は最後はわかりあえる、と思っていたかだった。

 が、それは幻想だった。竹島問題、慰安婦問題に始まり、サッカー応援団の無礼な横断幕。これはマトモな国家のやることではない。後進国のジェラシー丸出しの行動で、相手にする気にもならない。

 そして最近、ついに「法治国家」の看板まで韓国はおろしてしまった。韓国大法院(最高裁)が、戦時徴用で新日鉄住金に対して損害賠償請求をした徴用工に対し、その賠償を認めることになりそうだ、というのだ。

 日本と韓国における戦時賠償は、サンフランシスコ講和条約に基づき、日韓基本条約、日韓請求権並びに経済協力協定(財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定)により、すでに解決済みである。

 韓国における国会でもこの条約の批准につき可決をされているばずであるから、韓国の司法制度は法に基づかず「感情に基づく」極めてレベルの低いものだと断じざるを得ない。

 万一、賠償命令の判決が出た場合には、国家賠償を行った日本国政府は、ありとあらゆる手段を講じても、新日鉄住金の韓国内の資産差し押さえを防ぐ努力をすべきである。

 わが国が、もし本当の独立国であるのなら、断固として三等国に「正しい国家」のあり方を教えることが必要である。それが国際社会における「大人」の務めでもある。がんばれ総理大臣!



2013年08月19日(月) やるじゃん大田区!羽田に国家戦略特区が

 羽田空港再国際化と沖合移転に伴い、空港の市街地側27ヘクタールが「空港跡地」として再整備されることは随分と前から決まっていた。この跡地地区は、3つのゾーンに分け、最も空港に近いエリアは空港関連施設、真ん中がホテルなど業務地区、そして最も市街地に近い部分を、地元大田区が「産業支援施設」として整備するゾーニングも決定されていた。

 ところが、大田区の「産業支援施設」というのは、常設の展示場を作る、というぐらいのもので、はたして税金を投入して効果があるのか、と、その計画の杜撰さに区議時代に疑義を呈していた。

 その後、優秀な担当部長が選任され国の経済特区に応募する、という話が伝わってきた。保税地区や誘致企業への税優遇措置など、大掛かりな制度改革ができれば、ひょっとしたらALL JAPANの地区になるかな、と思いつつ、区役所から遠ざかってしまった。

 ところが、この地区、どうやら大化けする可能性が出てきた。なんと政府内において、この地区を「国家戦略特区」にしようという動きがあることが昨日わかったのだ。

 大田区という基礎的自治体でできる制度改革は、その権能からも大したことはない。東京都が絡むと、固定資産税や法人住民税など少しは幅が広がるが、国が支援することになると、その気になれば「なんでも」できることになる。

 具体的には、クールジャパンの発信拠点や、中小製造業の受注機会創出のための呼応流拠点、臨海部の先端医療技術との連携などが想定されている。

 このような大掛かりな国家戦略は、実はその発議は「一介のお役人」の発案であることが多い。一人のきっかけに、多くの賛同者得て、国家的プロジェクトにすすむ。その陰には当然「利権」に群がる人々の存在もある。

 この国家プロジェクトの構想を見ていると、かかわったであろう多くの人々の顔が見えてくる。国から大田区に出向していたIさんもきっと関わっただろうな。区の知恵袋Kさんも当然だ。大田区選出の衆議院選挙で負けた平将明代議士も経済産業政務官として関与しているだろう。いい時期に、いい立場につかれて、悔しいが地元のためには実によかったと思う。

 このプロジェクトが、「羽田空港」という大田区内でも特殊な地域だけの活性化に留まらず、区内全域、さらにはわが国の中小企業の活性化に寄与できるものに育てていただきたいと心から願う。

 そして、竣工式にはぜひとも「地元選出の代議士」として、私も参加したいものである。

 本件にかかわったすべての方々に敬意を表する。すばらしい!



2013年08月17日(土) お役所の17時、区役所と総務省の違い?

 先日所要があって総務省に出かけた。担当官から「16時半すぐに来て」と言われ、ついつい17時近くなってしまって恐縮して事務所に入った。なぜなら、区役所や都庁の出入り業者の間では「昼休み前30分」「退庁時間前の30分」に役所を訪問するのはタブーで、あからさまに「嫌な顔」をされるそうだ。

 応対してくれた担当官は、「遅くにすみません」という私に「まだまだ大丈夫ですよ」と笑顔で応じてくれた。確かに、17時を過ぎても、室内の誰一人帰り支度をしようとしないではないか。こちらは、さっさと仕事を終わらせ、17時15分、総務省の正面玄関に降りた。いや、楽しい時間に着いたもんだ、とばかりしばし観察した。

 区議会議員だった時代に、退庁時間(17時15分)より前に大量の区職員が帰宅うるのを阻止したことを思い出したからだ。同じ「種族」である総務省職員も「当然」退庁時間前に大量に正面玄関に殺到するものだろうと、期待していたのだ。

 が、ポツリポツリと出てくる職員はいるが、区役所の「ド、ドっと」出てくる感じとは程遠いのだ。だらまあ、拍子抜けしてしまった。いや、まてよ、国は地方よりひどくて、17時前には帰っちまったのではないか?と、ヘソ曲りな私はしばし考えたが、先ほどの総務省の事務所で、誰一人立たなかったことを考えれば、まだみなさん仕事をしているのだろう。

 いやはや、同じ公務員、お役所でも、たかだか退庁時間の景色がこんなに違うのは驚きだった。

 ただ、残業に見合う仕事があるのか、それはまだ精査していない。区民の税金から残業手当を節約する大田区職員のほうが、公僕意識に優れているのかもしれない。今後の研究?課題だ。



2013年08月16日(金) くだらんもの作るなよ、厚生労働省!

 お役所の「縦割り行政」の文化はなかなか大変である。それは、より国政に近い立場になって一層感じる。

 時節柄、そして所属している政党からも、この例は相当悪いが、わかりやすいので、ご勘弁いただこう。例えば不法滞在の外国人売春婦が「売上」をちゃんと申告していれば税務当局からはなんら御咎めはない。また、ソープランドで売春が行われていても、公衆浴場法に基づく手続きが整っていれば地元保健所も「問題」ない。

 先日「国際都市」を標ぼうする大田区役所で妙なチラシを発見した。中国語で書かれたチラシだが、読める漢字から要約すると以下のような内容だ。



注意してください!

最低賃金はいままで837円でしたが、昨年10月1日より850円になりました

 ああ、そうかい。しかし、だ。多くの中国人が不法滞在であったり、留学生のバイトの上限時間を超えていることについての注意書きはどこにもない。

 留学生(就学生も)は、入国管理事務所に届け出て包括的許可を取得すれば、週28時間までアルバイトが認められている。(長期休業中は一日8時間)が、許可を得たのちは、就業場所が変わっても届出の必要もなく、その雇用の実態を入管が把握することは困難であり「人手不足」の雇用者側と、「金ほしさ」の留学生側のニーズが一致して、法令違反(資格外活動)が続出しているのが実態である。

 が、このパンフレットの発行元は厚生労働省なので、法務省管轄の入管業務は「所管外」なので関係ない。



 このパンフレットの印刷も天下りのファミリー企業に「随意契約」なんだろうな。

 嗚呼!!お役所仕事、万歳!



2013年08月15日(木) 厳重警戒の靖国神社

 また「あの日」がやってきた。大東亜戦争敗戦の日である。そして、相も変わらず周辺の三等国である中国と韓国は「靖国参拝反対」と叫び、左傾化甚だしいマスコミは「安倍総理が参拝するかどうか」と騒ぐ。実にくだらない騒ぎである。

 民主党や社民党、共産党という「平和ボケ」政党の諸君は「A級戦犯が合祀されているからダメ」とおっしゃる。それだけではない、自民党や、わが維新の会の国会議員のなかにも同様の発言をする「不勉強もの」がいるのは情けない。その理由は以下である。

1.独立後、わが国の国会において全会派の賛成により戦犯の名誉回復決議が採択されている。したがって、わが国には戦犯は存在しない。

2.少しでも法律を学んだことがある者であれば「罪刑法定主義」という法の基本原則を知っているはずだ。これは、すべての罪は、その犯罪が行われた段階で法律によって「罪」である、と定められていることが必要だ、という大原則である。その意味で、連合国の私刑(リンチ)である東京裁判は、「平和に対する罪」や「人道に対する罪」などという「法定」ではない罪名で訴追されており裁判そのものが無効であることは自明であり、インドのパール判事が再三述べていたとおりである。したがって、法に基づかない私刑は、当然無効である。

 上記に反論される無知な左翼諸君はいるのかい?いつでも論戦を受けてたつぜ。そして、注目すべきは国際社会のなかで「靖国参拝」を騒いでいるのは、「なんでも相手が悪い」という特殊な思想の持ち主である韓国と中国だけではないか。(一部、大陸系台湾人も同調しているが、多くの台湾の友人はそんなことは言わない)

 国家の未来の繁栄を願って若い命を落とした御霊に、不戦の誓いを述べることが「軍国主義」だ、という彼らや日本が嫌いな「反日日本人」らのオツムはおかしいのではないか。

 では、長崎、広島、東京を爆撃した米軍人が眠るアーリントン墓地に米国大統領やわが国総理大臣が献花することにも反対しろよ!

 さて、韓国のパフオーマンス野郎の野党国会議員らが来るというので、いつにもまして騒がしく厳重な靖国神社に支援者と共に出かけた。例年の恒例行事として「靖国神社に参拝する地方議員の会」のメンバーとして幟をたてて参道をのぼる。毎年支援してくれる「日本文化チャンネル桜」のスタッフの姿が、今年はない。なにがあっただろうか。保守系グループの好ましくない傾向は、すぐ内輪もめをすることだ。敵は身内ではないはずなのだが。



 集団参拝の後は、日本会議の昇殿参拝、参道で開催されている中央集会参加と続くのだが、例年は「区議会議員全員による平和祈念コンサート」などというものをやらなければいけないので、中座していたが、今年は区議でもないし、コンサートが中止とのことで、ゆっくり靖国神社にいれるのはうれしい。

 だいたい、平和祈念コンサートの収益金のうち50万円以上を議員や関係者の「反省会(飲み会)」に使い、残った浄財だけを「九条の会」の関係者が理事長を務めるNGOに贈るという「偽善的」趣旨には、私は毎年反対していた。ましてや、まともな議会運営も出来ないくせにコンサート等お議員が主催するな、と叫んでいたのだ。

 いよいよ良識ある区議会議員が中止の判断をしたのかと思いきや、猿山ボス猿紛争に明け暮れる「区議会自民党」での意見調整がつかないため中止ということらしい。相変わらずだが情けない連中だ!

 喧噪の靖国神社の参道には様々な井手達の人がいる。今年目についたのは制服姿の自衛官だった。陸自は幹部から曹(下士官)、士(兵)まで見られた。海自は幹部のみ、防衛大学校の学生の制服姿もあったが、空自の制服は見かけなかった。制服での参拝は、民主党政権だったら処分覚悟だったかもしれない。制服の自衛官には「制服でのご参拝ありがとうございます」と声をかけた。



 靖国を後にして向かったのは、たいへん申し訳ないが「キャンプ場」である。息子家族が家族そろって「初めてのキャンプ」をするから、「きたければバーベキューセットを買ってこい」との、招待?を受けた。

 大のバーベキュー好きの私を狙って、バーベキューセットを入手しようとの作戦らしい。孫二人にも選挙であっていないので、英霊に失礼して栃木県のキャンプ場に向かった。

 久しぶりの孫が「ジイイジ!」と寄ってくる。このような平和で幸せな日本も、英霊の志の賜物と愚息をはじめとする陸海空24万人の自衛官のおかげであることを感謝しつつ、肉とビールを堪能した。



 しかしあちいな!お〜い、お嫁さん!ビールもう1本ください!



2013年08月07日(水) この国は独立国なのか?中国公船領海侵犯56回目

 選挙で大勝しても「臭いものにはふたを」の、事なかれ主義の自民党は変わっていなかった、と思わざるをえない。戦後68年も経ちながら、いまだに8月15日の公式参拝が云々、自衛隊は軍隊ではない、等と言葉遊びに終始している姿は、到底まともな独立国家の姿ではない。

 さらに、中国、韓国に対する弱腰外交は、三等国の彼らをつけあがらせる結果しか招いていない。韓国における反日行動の品位のなさ、竹島の不法占拠は断交ものである。韓国への日本人観光客が激減しているとのことだが、自業自得であり反省すべきは、なんでも相手が悪いと思う精神構造であろう。

 中国の良識のなさは韓国に勝るとも劣らない。本日は、中国の良識のなさを示す「事件」が2件発生した。

事件1
昨日、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦いずもの進水式が行われたのだ。これに噛みついた中国。日本の右傾化だ!軍事力の強化だ!と大騒ぎだそうだ。そのクセ自分たちは空母建設に力を注ぐ、という理論矛盾。まあ、御都合主義は、中国に限らず日本の左翼の得意とするところだが…

(msn産経ニュースより)

事件2
本日午前7時すぎ尖閣諸島周辺の我が国領海に、中国海警局所属の船舶4隻が侵入した。午後9時前には一部が領海から出たが、交代に別の船が侵入したという。日本の巡視船が中国や韓国の領海にこれほど長い時間、領海侵犯を犯したらどうなるだろうか。銃撃を受け、船は拿捕。海上保安官は全員逮捕されるに違いない。

それが、主権国家の当然取るべき姿なのだ。ところが、相変わらず弱腰「決められない政治」の我が日本国政府は、多分「中国を刺激せずに監視せよ」程度の命令を発したのだろう。目前で領海侵犯の国家的犯罪が行われているのに、「ここは日本の領海です。ただちに領海外に出て下さい」等と言う「案内放送」しかできない現場の海上保安官の悔しさを思うと大変申し訳ないと感じる。

この際、あの警視庁DJ警察官を尖閣に派遣して「中国の皆さん、皆さんは礼節を重んじる長い歴史をお持ちです…」と、品よく説得してもらうしかあるまい。

 情けないじゃないか!安倍さん、靖国行けよ!!!

 いぬぶしは、午前8時半から幟を持って参道を歩くので、御声援を!



2013年08月06日(火) 謝ってばかりいるんじゃねいよ!国際法違反の原爆に抗議せよ!

 今日は広島に原爆が投下されて68年目の日である。広島市では平和記念式典が開催され内外から多くの来場者があり、二度と惨事を起こさないことを誓った。

 しかしだ、違和感を覚えるのは平和宣言にも、安倍首相のあいさつにも、ハーグ陸戦条約に違反して、非戦闘員である市民を大量に虐殺した米国に対する非難がないことだ。

 ありもしない南京大虐殺という捏造で、世界中に不名誉をまきちらされている日本。確かに、市民にまぎれたゲリラ(便宜兵)を殺傷した事実はあったし、便宜兵と誤って市民を殺戮した事案もあったろう。が、東京大空襲ちや、広島、長崎のような「確信犯」ではない。

 なぜ、日本国政府は、広島市は、この重大な戦争犯罪に抗議の声をあげないのだろうか。「繰り返しません、過ちを」は、日本ではない米国大統領が謝罪の言葉として述べるべきものだ。

 原爆投下から68年、そろそろ米国の「心理作戦」の呪縛から解き放たれ、だめなことはダメと言える、まともな国家、まともな国民に戻ろうではないか。

 原爆忌の今日、今一度、日教組教育の酷さを反省し、日本の誇りを取り戻す日にしようではないか。

 謝れ!米国!戦争犯罪はどっちだ!8月15日にオバマ大統領は来日して日本国民に戦争犯罪を謝罪せよ!



2013年08月05日(月) 中山恭子議員、初のタスキ姿@沼田まつり

 今日は、中山恭子議員と同行して群馬県沼田市で行われている「沼田まつり」に出かけた。群馬県出身の中山恭子議員は、沼田市出身者の在京の支援者が多い。そのご縁で、選挙中も沼田市役所前で街頭演説を行った。今日は、そのお礼参りの意味もある。



 人口5万人余りの沼田市に20万人が訪問するというお祭である。大きな天狗の面を女性だけで担いで町内をめぐる、というイササカ意味深なお祭であるが、そもそも、全国のお祭のおおくはいささか「エッチ」なものが多いようだ。

 曇天の中、先日まで市議会議長だった方の「鮎料理や」さんで、鮎の釜飯を頂いた後、交通安全パレード、神酒所回りと続いた。お祭りならお任せ、とわかり、神酒所を「知ったような顔」をして回った。下の写真を見て頂きたい。党大会では「日本維新の会」のタスキ着用を断り、選挙中は「中山恭子」というタスキの着用を拒んだ「大のタスキ嫌い」ではないかと思われる中山恭子議員が、タスキをしているではないか!多分、タスキをした中山議員の本邦初の写真ではないかと思う。



 どこに行っても「応援してるよ」という声が戻ってくるのは流石だが、沼田市の「中山恭子」という比例票は大田区の1/10で3ケタの前半であるのは、全国比例の宿命かもしれない。

 市内を一巡して市役所に戻り、中山議員は自家用車で、私は電車で帰京の途についたが、普段のお祭と大きく違うのは、「アルコールが一滴も出なかった」ことだろうか。神酒所だから、皆さんは「呑んでいらっしゃる」のだが、こちらにまわってこないのだ。



 あまりに「有名」なので戸惑っていらっしゃるのか、「女性」なので遠慮しているのか、兎に角、アルコールなしのお祭だった。

 ただ、皆さん、優しくて、人なつっこくて、票にはかえられない人情が感じられる街だ。中山恭子議員が「是非行きたい」という気持ちがわかる、温かい人々のいる「沼田まつり」だった。

 でも一言!ビール呑みたかった…



2013年08月04日(日) 缶ビールに見る各政党の「お味」?

 地元で私を知る人は決して私に、宴席で焼酎や日本酒を勧めない。チャンポンをすると必ず「戦う」ことが通例だからだ。本人もわかっているのだが、「止まらない」のだ。

 古い話しだが、民主党の区議の斡旋で地元の日教組の委員長や書記長と呑んだことがある。ここでもチャンポンをやり、すわ殴り合いになりそうな段階で、お店から「他のお客様にご迷惑ですから」と、退店を促された。

 こんな話は、書ききれない。なぜ、公職についていると酔っ払っても「いい人」を装わなければいけないのか。そこが解せないのだ。「議員のクセに生意気だ」等と言われてチャンポンしていたら、もはや止まらない。相手が町会長だろうが、「表出ろ!」となる。それでも、区議で3位、衆議院で2位にさせて頂いたのだから、支持者の皆さまには感謝である。

 さて、チャンポンしないでビールもしくはビール系発泡酒を呑んいる分には、ジョッキ5〜6杯飲んでもどうってことはない。夜の予定がない日は、必ず発泡酒を2本買って夕食時に飲むのが日課だ。

 そして、今日、コンビニに寄ったところプライベートブランドのビールが並べてあった。「新しいもの好き」の私としては、さっそく試してみることにした。


 「高濃度のキレと旨み」と書かれた「GOLD GLASS」こいつは、一般のビールより高い。「100%ALT」これは、一般のビールより少し安い。比較するために、ビールのなかでは一番のお気に入りの「スーパードライ」と、3本を買い求めた。

 夕食で飲み比べた結果は以下である。

 「GOLD GLASS」これは、一時期の民主党である。看板に偽りあり、という感じで、一度買ったみたが二度と買わない。

 「100%MALT」は、一般のビールより安く、疑心暗鬼で買ったが、そこそこ旨い、これからのマーケッテイングだろうと思うので日本維新の会と同じである。

 「スーパードライ」は、言うまでもない、安定的な味で言うなれば自民党だろうか。反面、面白味もない。

**あくまで、「味音痴」のいぬぶしの勝手な所見でるので、あまり信じないでいただきたい。**



2013年08月02日(金) 招待状が来ないけど来賓@糀谷阿波踊り

 区議会議員を4期13年務めさせて頂いたが、このシーズン招待状の嵐だった。夏祭り、盆踊り、兎に角日本人は祭り好きである。さらに、大田区は23区でありながら、田舎的で祭り等地域のインベントが多いのだ。

 一日に5件も6件も重なると調整が大変なのだが、いまや「昔話」になってしまった。招待状が来ないのだ。前・区議会議員では調子が悪いのだろう。私に負けて3位になった民主党の藤田憲彦前代議士は、「前・代議士」である。

 何かのイベントの来賓紹介は、大体次の順序である。

1.現職の衆議院議員のうち小選挙区議員、2.衆議院議員のうち比例区の議員、3.元職の国会議員、4、都議会議員、5.区議会議員、6.元職の区議会議員

 とすれば、1.は平将明代議士(自民)、2は東京4区にはいない、3.は藤田憲彦前議員(私に負けた!)、4.は現職都議、5.現職区議、6.私となるのだ。票数で言えば、1.の平氏に次ぐのだが、これが現実である。


 今日は、私が初めて大田区の地に住居を構えた糀谷(こうじや)の商店街の恒例「阿波踊り」があった。例年は招待状が来ているのだが、今年はなし。受付で「招待状が来ないけれど来ました」と、嫌味半分、冗談半分で名刺を出したが、旧知の魚屋さんのオヤジさんが「いいじゃねいか!そんなもんは。飲んでけ」と、冷たいビールを「特別に」2本下さった。

 くだらないかもしれないが、こんな会話がとてもうれしいのだ。来賓席に着くと、先の都議選で我が党公認で出馬しながら、その後一切の音信のない元区議会議長の奥様、お嫁さん、お孫さんが座っていらした。奥様が「ご迷惑をおかけしました」と、御丁寧におっしゃた。

 「ご迷惑」じゃないんだな。落選は仕方ない。その後のフオローで、その候補者の人格が計れると言っても過言ではないと思う。二度と選挙に出ないにしても、応援してくれた支援者や公認を出した政党に対しての仁義があるだろう。32年も区議会議員を務めた大先輩に僭越だが、その点だけは腑に落ちないのだ。



 さて、阿波踊りだが、こちらは大盛況。常連の「大田区役所くすのき連」の面々も頑張っている。この連は、大田区役所の職員さんが、この糀谷阿波踊りをきっかけに「連」を作り、勤務終了後に練習を重ね、いまでは区内イベントでは欠かせない存在になっている。

 練習も時間外、本番は「有給休暇」という、大田区職員さんたちの区民対象の純粋なボランテイアには頭が下がる。「特殊勤務手当」をつけてもいいんじゃないかとすら思う活躍ぶりだ。

 阿波踊りの等のときには商店街に人があふれる。が、普段は閑古鳥で、近隣の大型スーパーが花盛り。なんとか、商店街の活性化を果たさなければならない。スーパーにないもの、それは「人情」と「触れ合い」だろう。



 頑張れ!商店街!!
 


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