キッシンジャーの日々
キッシンジャー



 これが俺

クリスマスに独りビールを飲む

考え込むと後がひどい

根性無し

夢にしがみつく

言葉に責任が持てない

だらしない

しょーもない

酒とたばこがやめられない

とりあえずアマチュアジャズを聞くのでこれにて失礼

2004年12月25日(土)



 12月、8:33a.m.

自分の生徒が飛び降り自殺をする夢を見た朝、

太陽を背に受けて

僕はモノレールの駅に向かう。

出勤時刻の通り道、同じ方向に人が群がる。

僕の斜め向かいのおじさんは、何故か手ぶらでスタスタ歩く。

途中のコンビニから出てきたのは

白いパーカーを着た女の子

顔見ることなく行ってしまった。

彼女が出てきたコンビニで僕も買い物をする。

レジのおばさんの喋り方はまるで、小森のおばちゃまだ。

駅で列車を待つ。

斜め正面、朝日を浴びながらたたずむ彼女は

何故か無性に悲しげな顔をしていた。

2004年12月20日(月)



 晴れ渡る

空はすっきり
晴れ渡り

僕はついついうたた寝を

心に響く
あの曲が

今でも君を
励まして

また明日へと
明日へと

横を過ぎ行く
冬の風

僕の横顔
撫でつけて

君の記憶を
盗み去る

去るもの追わず
たたずんで

心に垂らす
赤チンと

対照的な
空の色

それでも時間は
過ぎてゆき

目のくらむよな
夕焼けが

赤く染まった
傷口を

包み隠して
くれるだろう

見えなくなった
傷口は

ゆっくりと、そう、
ゆっくりと

静かに静かに
癒えていく

そうして僕は
また歩き出す…

2004年12月14日(火)



 厄年の締めは

行政処分、

一ヶ月の免停です。

キャバクラ「公安委員会」

に貢いだ総額は

これで今年

44800円也

なめてんのかいな!

2004年12月13日(月)



 一日の谷間

長い一週間の
谷間

都会の雑踏の
谷間

鳩の山の
谷間

髪の毛の分け目の
谷間

不毛な時間の谷間

金欠病の
谷間

年寄りの皺の
谷間

リクルートスーツの背中の
谷間

オンナの胸の
谷間

人生の
谷間

目指すはトップ
それまでは
谷間

2004年12月08日(水)
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