「風のハルカ」を観てるわけではないのだけど、家族で湯布院の温泉に浸かってきた。 早い時間にホテルに入ってまずは温泉、貸切状態でゆったり浸ってしまった。 一泊の旅行だったのに二日とも雨。 でも、湯布院は雨が似合う。 別府に向かう峠は霧が立ち込め、まるで迷い込んだ犯罪者のよう。 そろりそりりと進んでいくと、すぐそこに対向車が・・・なんて、 怖いが、ある種久しぶりのどきどき感に身を浸した。 夕食はおなかいっぱい。 朝ごはんに出た自家製のお豆腐、それに牛乳のおいしかったこと。 風邪を引いて熱が出ていた息子は、車の中では寝てばっかりだったけど、 おなかいっぱいに温泉のぬくもりと、食欲を満たして、満足して帰途についた。 湯布院にあった喫茶店、なんといったかなあ。 ジャズが流れていて遠い昔の学生時代を思い出すしつらいで、すばらしかったなあ。 エッセイ集「パイプのけむり」が数冊おいてあったし、暖炉もまるで つい数日前まで使ってましたって感じだった。
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