映画「ピンポン」見ましたよ〜。 卓球もので、ずっとヒーローを待っている天才と努力でヒーローになってみせるヒーローの話。
なんか、原作者の漫画は「鉄コン筋クリート」しか読んでないけど、冒頭から『松本大洋の世界』という感じでした。台詞回しとかそのまんまってかんじで(原作読んでないけど)。
原作付きは面白くないのが多いけれど(キャストとか筋がひん曲げられてたり)、面白かったです。原作知ってる人はどうなんだろう?新聞なんかでは「原作ファンも大満足」な記事しか載ってないけど。
スマイルがペコとやるときは抜いて打ってる。しかも自覚なし。というところで、小さいとき動かせなかったから動かないと思い込んでいる、ラジオにつながれた犬のようなせつなさを覚えました。 …喩えがなんか違うな。犬話だし。 本気だしたら勝ってしまうかもしれない、という恐怖。良いですね。
でも、「いつのまにか追い越してしまった憧れ」のせつなさのまま映画が終わるのかと思ったんで、ペコがヒーローになってうれしいです。 しかし、ラストのスマイルは学生か社会人か迷うな。もともと社会人みたいだから。
ちなみに印象に残っている場面は電車の中でスマイルが窓のほうへそっぽ向いてるとこ。「おまえといるとたのしいよ。会話も弾むしね。(ペコ)」素敵。
あとはペコ想像で「石段の端に座ってるスマイル」という構図がなんか好きだったり。というかスマイルが好きだったり。 あ、一番の名台詞はキャプテンの「聞こえているのかな」ですね。
なにか、だんだんキャプテンに懐いていくスマイルとか、観覧車に二人で乗ってもいいと思えるほどにコーチに心を開いていくスマイルとか、 「人見知りの少年、スマイルが卓球を通して周りとうまくいくようになる。」という話のようだ。 …あんましうまくいってもいないか。
2002年08月25日(日) |
さるはきれいにしてても汚いよね |
今週の利家とまつ
なんか、今のさるといぬの関係いいなあ。 手に入れたと思った憧れの人(いぬ)の心までは手に入れられず。 いらだつさる。しわ寄せは佐々家へどうぞ。
ところで、人質にまあを、って、何で名指しなんだろうか。 誰か娘をっていうならともかく、まあ指定。 目ぇつけられてたんでしょうか。
かなり昔のPSゲーム、「戦国サイバー藤丸地獄変」を再度プレイ中。 だいぶ前にバッドエンド(クリアまで休み休み5年くらいかけたような…?)みて、2回目やりかけ(1〜2年程放置)だったんですが、急に 「シュミレーションRPGがやりたい!でもサモンナイトは今姉ちゃんたちがやってるから嫌だ!かといってタクティクスオウガはキャラ育ててるから片手間にはやりたくない!」 という気分になりまして。
やー、藤丸はクリアがかなり難しいとか攻略本ないと真のエンディング条件がわからないとか途中でバグるとか、いろいろクソゲー要素もあるらしいですが(あえて他人事)、私には通用しません。それがどうした!攻略本みながらやればいいんだろ!ってかんじです。雰囲気とキャラがよければそれでいいんです。ひとつの幕クリアするのに一日かけることになろうと、最後の詰めにきて味方に人死がでてやりなおし(死ぬと生き返りません。このゲーム)するはめになろうと(一幕平均3〜5回はリセットしてる気がする)戦闘画面が見にくいことこの上なかろうと、関係ありません。藤丸率いるはぐれ透波忍軍への愛がすべてを覆します。愛こそすべてです。
かなり好きです。このゲーム。
2002年08月18日(日) |
「としいえー!(さるの鳴き声)」 |
ちちうえひっどーい! 久しぶりに会った娘が抱きついてきたのに「ええいっ!」と突き飛ばすなんて〜。
しかし、市様もおやじ様も、「あの声はとしいえ殿」「うむ、としいえだ」って、なにか利家が面白いものであるかのように…。 「前田利家でござる〜!」「ほーら、うふふ。としいえだなあ?」「ええ、としいえですねぇ」みたいな。
ともかくさらばおやじ様。 どんどん良いキャラがいなくなってなんだかつまらんのう。
さるを「御大将」なぞと呼んでいるので、何か違和感。 いや、配下に下ったということで別に不思議はないのだけれど、いままでみたいにきゃっきゃいってじゃれたりしなくなるのだなあ、と。
又兵衛は、追放されたのにどこへも行ってはなりませぬといわれたので、見つからないようにしないと。などと思いつつ見てたら別に普通に利家の前に出てた。それについては一言も触れないところが絆ってやつですか。
あいかわらず慶次郎は出番ほとんどないにもかかわらず、変だ。 いつだったかまつに服縫ってもらって「うん、ありがと」とかいってたし。いくつだ、おまえ。 今週も「よいしょ。」とか、いってたし。
こないだ立秋だったわけですが、良いですね。最近の季候は。 もう虫の音も聞こえるし。
なにか、昨日、おとといくらいの「雨降りで締め切っていて、でも暑くもなし寒くもなし、どちらかといえば暖かい」というのはなにかなつかしいなあと思っていたら、台風がくる日のあの感じでした。 あれほど大量にまとまって雨降ったのは久しぶりでしたね。風はずっと強く吹いていたけど台風は結局直撃しなかったし。
ともあれ、ここ最近のタオルケットがそばにあって気持ちの良い時期というのは一番好きな季節かもしれない。かぶるほど寒くなく、触るのもうっとうしいほど暑くもない。気持ちよく眠れますね。気持ち悪くても眠りますがね。
もう、としいえったら!あらかじめまつに釘刺されてたのに何十人も意地と男気で兵を失っちゃったじゃないか。なにか重要そうな人も倒れてたし。しかも兄上様まで負傷。もしあれが深手だったらつね殿に呪い殺されてるところだ。そしてドラマの行方はまつとつねの全面戦争にシフト。
つか、兄上ってば軽装すぎでしょう。戦場なのにひとりで身軽。 つまりはどれだけ銃撃を受けようともかすり傷の自信ありと見た。つね、恐るべし。
まつが自分の戦いのために府中城へ行くというので、とうとう総大将(まつ)の出番か?とわくわくしていたのに、どうも利家もいくっぽい。まつがさるをいいように操る算段をととのえている間、何も知らないとしいえは戦場で勇ましく戦っていたのでした。という展開がよかったなあ。 「あなた、もうすべて丸く収まったのですよ」「え?」「まつにおまかせくださいませ、ですよ」「うむ。…ん?」 そうして天下はこっそりまつのものに。だれにもそれを気づかれないように、というのが味噌。
しかし、慶次郎ってば、赤!赤いよ!目立ちたがりにほどがある。主人より目だっていいのか。少しは注意しろ、利家。さるが対抗していくとこまでいっちゃったじゃないか。 でも実際金色って単体で使うと思ったほど目立たないのだけれど。下手すると金というよりう○こ色に見えたり…?
ナルト(ジャンプ)の設定みた。 アスマ先生が案外若いのにはちょっとびっくりだが、まあそれはそれで妥当な歳として、カカシ先生。 なんだよ、19歳じゃないのか。 絶対あのひとは19歳だと思うのだけれど。仕草とか態度とか。
紅先生も16くらい?とか思ってたのにちゃんと大人だった。顔幼くないですか?あのひと。化粧の濃いティーンズに見える。
あと、鼻とあごのなまえがえらくきばってかっこよさげにつけてあったので、かなりがっかり。
こんなことなら設定知らないままのほうがよかったよ。
みんな「好きな言葉」という質問の意味とりちがえてるよ!ふつう名詞はあげないでしょう? 赤丸とか。 それとも「赤丸」という言葉が好きなので犬にそういう名前を付けたのか。どうなのか。
今日のとしいえはおやつをもったまま居眠りしてたらそれをまつにとられてしまいました。 はっと気づいて手に力を入れ、とられまいとするとしいえ。 「いま食べようと思ったのに」「何いってんの、寝てたでしょうが。寝るなら寝る。食べるなら食べる。どっちかにしなさい」
うそです。そんな展開はありません。 本当はみんなが自分をほめるのを聞きたくてねたふりしてただけです。 目をつぶればそれで眠っているように見えると思い込んでいる利家。 そのあまりの直立不動ぶりにばればれじゃと思いつつもだまされてあげる皆。 どんなときでもほほえましさは忘れないのでした。
そしてさるの想いは空回り。
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