消息






2005年01月30日(日)


 うまくねむれない日が続く。いったんねむってしまうとだらだらと二、三日寝続ける勢いでねむる。おおよそ夜にねむれない。窓から日が差してくると少しねむくなる。昼間にねむい。夜にねむれない。そして土日に実家に帰った。夕食を皆と食べて、どうせねむれないだろうし課題でもやるかとおもって炬燵に入ったらそのまま意識がとんだ。ねむくてねむくて飲もうとおもって部屋に持ってきたお茶もそのままにして次の日迄ねむった。暖めてもらったふとんに入ってずっとずっとねむった。朝起きれなくて、やろうとおもっていたことがあったにもかかわらず昼過ぎ迄寝ていた。ねむくてしかたがなかった。おそらく自宅でうまくねむれないのは無意識に神経を張り巡らせている所為かもしれない、此処にいて俺の味方になるのは俺だけだ。ひとりだ、とおもう。寂しいとかではなく単に事実として。他人ほど頼りにならないものもない。何故なら俺自身が頼りにならないから。そう気付いてしまうともう駄目だ。耐えきれなくなる迄延々と起きて、ごとんと気を失う。いっそのこと永遠に眼を覚ましているか永遠に眼を覚まさないでいるかのどちらかにしたい。要するに同じことか。





2005年01月25日(火)



すべては過去になる。一瞬が一瞬のうちに流れてゆく。
すべては過去になる。否応もない。
すべては過去になる。痛みだけが尾を引く。
すべては過去になる。こわくて仕方がない。
すべては過去になる。あなたのそのことばも。
すべては過去になる。すべて忘却しなければならない日が来る。





2005年01月24日(月)




凝り固まっている 心臓を 解してゆく
ひとくぎり 未だ 曖昧模糊とした まま
ね、 視得るだろ
分岐の果ての 眼差すたましい







2005年01月21日(金)




 べつにさ、誰にきらわれていたっていいんだ、それは特にかまわないことだ。おれのことをきらいとおもうのはそのだれかさんの自由なわけだし、それよりも、おれが周囲のことをすきで在れればそれでいいとおもうんだ。
 うわべを取り繕って、好かれるようにすることはきっと可能だろう。無理矢理暗いものを明るくしたりすることはきっと出来る、だけれどもうわべだけだ。うわべを取り繕うのも必要なことだとはおもう、別に他人を不快にさせたいわけじゃない、ちゃんとわらっていてあげたい。ただ、そのしたにあるものも、紛うかたなくおれ自身なのだと。うわべのおれをすきになってもらっても特別うれしくはない、だってそれは本質的にはおれじゃないだろう?ひとと近しくなればなるほど、エゴが増してゆくのがよくわかる。他人に理解を求めることを不毛で莫迦莫迦しいとおもいつつも、未だそれを求めてしまうくらいにはおれは幼い。





2005年01月18日(火) 南瓜買ってこよう



 只今朝方のおおよそ四時。課題放り出して夕食の献立とか考えてしまった。ちょっと莫迦だ。たまに急激に美味しいものをたべたくなってそんで一人暮らしじゃじぶんしかつくってくれるひとがいないわけでそれだから料理つくりたい期に突入する。要するにこう、じぶんの欲求に対する自己補完?取り敢えず和食が喰べたい。和食。そして冬になって自転車が使えないのは不便だ。坂道が多い此処いらでは食材を買いにゆくにもおおきな坂があってまったくもって親切じゃない。車あるひとは便利だろうな。てかな食事作ってる暇があったら課題やれ、俺。


***
 そのてをはなされたときの対処法がおれにはわからないん、だ。







2005年01月17日(月)




 あなたが云ったことばが嘘になるときが、そのうちに絶対に来る。そのときわたしはどうすればいい。ひとつひとつ大事に抱え込んで蓄積していったものの全否定。そのときわたしはどうすればいい。それだから、他人に深入りするのはすきじゃない、のだ、とおもう。未来で切り捨てられるのなら、それならわたしは現在で切り捨てておこう。いたいのはきらいだ。







2005年01月11日(火) 蛹は未だねむっている



 あなたとふたりで延々と、静かに話をしながら歩いている夢をみた。道は決して広くはなかったけれど行き止まりになる気配はなくて、あなたはおおきく笑ってはいなかったけれど、すごく穏やかでやさしくてとても永かった。そういう様に在れたらとずっとおもっている。かなしくて仕方がない。与えられてばかりのおれは如何せんやさしくなさ過ぎる、けれど、なんといえばいいのだろうな。じぶんの感情に疎いうえに、それをうまく言い表すことばを未ださがしている。まったく、腑甲斐のない。






2005年01月06日(木)




他人が必要ないわけではなくて、単に自分ひとりで出来るとおもっている。だけ。





2005年01月05日(水)



がたがたとゆれて静かに沈んで。
踏みしだかれた枠組みよりいづりくゆる
ガラスの塊にとどこおるまっさらなほのお、の
ゆらめき

それであるかどうかなどしらぬ
わかりきったかのようにやすやすとたゆ

輪のさきにみゆるは。





2005年01月01日(土) モノトーン



 世界のいろがひといきでかわった。

***
 あけました。昨年は本当に早かった。俺は取り敢えず喪中なので表向き目出度くはないのですがなんにせよ、皆様、佳き年を御迎えください。
 そして過去日記一掃。あたらしく足跡をつけてあるいてゆければいい。おれは此処に居ます。





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