夏の雲は高い。たとえそれが雨雲であっても。
別に小包で送っても良かったのだが、 荷物を届けるために一人実家へ行く。
少し遅い昼飯にはそうめんが出てきた。 一緒に添えられたかき揚の天ぷらは母の味だった。
父は、以前僕が薦めたものとは違うビデオカメラを僕に見せ、 僕がうらやましがるととても嬉しそうだった。 だがそのビデオカメラは新しすぎて 家のパソコンでは編集できないと言うと、 ちょっと残念そうだった。
扇風機が回るだけの居間。 だがそれほど暑くは無かった。
地元は今日夏祭りだそうだ。 父は毎年フランクフルトを焼く手伝いをするらしい。
夕方には実家を出たが、渋滞を避けられなかった。 高速を使わずに一般道を走ったのが失敗だったかもしれない。 そして、行きには問題なかったクーラーが壊れてしまって、 熱風しか出さなくなってしまった。 たまらず運転席側の窓を開ける。
渋滞の真ん中、長い橋の上。 西日が全てを照らす中、川面がキラキラと光っていて、 カモメが一羽、ふわふわと飛んでいた。 少しだけ風があった。 周りの車はみな窓を閉めていた。
夏の雲は高い。たとえそれが雨雲であっても。 それ故、真上の雲は雨雲でも日が差すことがある。 矛盾のように見える天気雨。
ああ、この光景を日記に書こうと思って、 いまここに書き残している。
本当は、ずっと考えていた。 君との関係をどうすればいいのか。 困難をどう克服すればいいのか。
たどり着いた結論は君と同じ。 気の済むまで好きでいる。 矛盾しているわけじゃないから。
今日も朝から暑かった。 目が覚めて時計を見ると10時。 驚いて起きたら、9時5分前を指す時計が曲がっていただけだった。 どんな言い訳をしようか、考えながら携帯を握り締めていたよ。
来週仄かな休みを取るため、 今日は頑張らなければならなかったが、 あまり調子は乗らなかった。
僕のイメージは、話すと長いのだけれど、 どこにいるイメージでも、喋り倒している感じ。 笑いながら、泣きながら。
そして、その偏食を治してみたい。 涙目にさせながら、むりやり口に入れてみたい。 きっと、そんな感じで、僕は満足するのだ。
今日は、会社の後輩と3時には帰ろうなんて言っていたのだが、 結局帰ったのは定時。 まあ、定時に帰れて店に寄れるだけでも奇跡っぽく感じるのは さすがに仕事のし過ぎ。
明日の仕事の進み具合では、来週休める。 休みを貰ったら何をしようか、と考えていて、 プールにでも行こうかと考える。 レジャーじゃない、本気で泳ぐ方のプール。 OB戦が近付いているので、少し体を慣らす意味でも。 あと、競泳用の水泳パンツを買って試しておくため。 太もものほうまである長いやつ。
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君が何かを始めるにあたって、 力になれれば、と思った。 君との関係を考えれば、 何をしてあげられるのか良く分からないけど そう、思った。
今日は終電じゃなかった。 明日はなんと定時に帰らせてくれるらしい。 来週なんか、休みが貰えるかも。
夏休みのはずが、途中出社しなければならない羽目にはなっているが。
次の仕事で大阪への出張が一回あるかも、と言われ、 同僚と旨い物めぐりを夢見る。
昨日は風が気持ち良くて、グッスリ眠れた。 遠くの君は、どうしているだろうか。
君とのつまらない約束、休みのうちに果たしておかなければ。
ようやく仕事が終息しそうだ。 息も絶え絶えだが、何とか生きている。
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今日は少し俗っぽいことを。 マイエンピツに加えてくれた皆様、ありがとうございます。 自分の文章を、時々でも読んでくれる人がいるというのは 嬉しい気持ちとプレッシャーが半分づつ、という感じです。 ただ、残念ながらこの日記は あるたった一人の為に書いています。 ごめんなさい。
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書いてる人は、多分どこにでもいる社会人です。 今仕事が非常に忙しくて、死にそうです。
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中島らもが亡くなった。 階段から落ちて、脳挫傷だったようだ。 正直、僕はショックを受けるほど彼を知っているわけではないが、 前にNHKで彼のトークと唄を聞いたときは、 パッと咲いてパッと散る感じの人間のように思えた。 聞こえを良くすれば、刹那的。 悪く言えば、行き当たりばったり。
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行き当たりばったりの「ばったり」ってなんだ?
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前に見た4コマ漫画で 『「やれ何とかだの」の「やれ」って?』と 尋ねているというのがあって、 本当は意味があるのかもしれないけれど 何となく音感が良くて使われてる言葉なんだろうな、と 日本語の神秘に少し酔ったことがある。
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僕の日記も行き当たりばったり。 ネタはあったはずなんだけど、帰宅したとたんに忘れました。
花火はやっぱり線香花火だよね。 スーツの内ポケットに入れておいて、 気が向いたときに一人でやるってのが小さな夢。 くだらないと言う無かれ。 全ての夢は、所詮くだらないものさ。
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会社から駅までの間、公園を横切って歩くと 野球場のライトが木々を煌々と照らしていた。 それに釣られたのか、騙されたのか、 蝉たちが鳴きつづけている。 ほんの数日の命だと、人間は儚げに言うのだけれど、 それは神様が決めたこと。 彼らは地上に出たいという夢が叶って本望なのかもしれない。
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休日出勤を代休ではなく給料に変えたので、 今月は大変なことになりそう。 というより、休みがしっかり欲しい。 世間は夏休み。プールに行きたいなあ。
などと、夏っぽいことを思ったりする。
いつも、休日出勤の場合は夜早めに帰るようにするのだが、 今日は全く以って帰れる余地など無かった。
終電までのラスト2時間で、それまでの検証に見落としが発覚。 明日それについて打ち合わせを主催するのだが、 果たしてこの頑張りを認めてくれるのだろうか。
まあ、なるようにしかならないか。
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そんな感じで、今日も終電。 日曜なので危うく終電の時間を間違えるところだった。 走って駅に向かいながら、昨日日記に書いた散歩なんてとんでもないな、 と考えたりする。
だが、駅からの帰り道には、珍しく人の姿が見えず、 風も少し穏やかでいい気分が味わえた。 ただ残念なのは雲に隠れて月が出ていなかったこと。 そこまでしてしまうと家に帰りたくなくなるから、 誰かがわざと意地悪しているのかもしれない。
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君の写真を見返して、 君の肌を思い出す。
そして永遠と一瞬を交互に想う、 まるで花火を見るときのように。
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帰り道に見つけた浴衣を眺めていたら、 来ていた人に睨まれたよ。 なんだか少し寂しかった。
昨日飲んだ薬のおかげか、昼の2時まで寝ていた。 静かな部屋の中で、何も聞こえない部屋の中で、 ただ、何も考えずにボーっとしていた。
夏の予定なんてなにもない。 休みが貯まっているのだが、いつ休めるかもよくわからないので、 具体的な予定が入れられないのだ。
行きたいところも欲しいものも今は無い。
おっと、ひとつだけ予定があったな。 高校の部活のOB会。 そういえば、そのときのために体力づくりをしようと思ってたが、 全然だめだ。
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夏だからといって、今年はあれこれ予定を入れるのをやめよう。 暑い暑いといいながら、家でテレビを見て過ごす。 それもまた、よろし、だろう。
秋になって、いい季節になったら人に会おう。 でもずっと先のような気持ちでいると、 あっという間に過ぎてしまうのだろうな。
明日は仕事。早く帰れるといいなあ。 また暑いらしいけど、夜過ごしやすかったら散歩でもしてみようか。
日曜は出勤になってしまった。 それは仕方ない。 今日ももう一歩というところでゴールは遠のいた。
--- 最近朝起きると目がかなりヤバイ。 パソコンを使う仕事で酷使しすぎているのが原因だと わかってはいるのだが、休む暇も無い。 明日は薬でも飲んで無理矢理寝つづけよう。 休みは一日しかないのだし、計画的に行かなくては。
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朝、やはりいろいろ考えながら駅までの道を歩いていて気がついた。
昨日、君が書き残した言葉の意味。 鈍感すぎる、と軽い自己嫌悪に陥る。
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おおよそ梅雨らしくない季節を通り過ぎて、 すっかり夏らしくなってしまった。 8月はちゃんと休めるのかかなり心配だが、 少し夏らしいことをしておきたい。
でなければ、この暑さに耐えている僕が報われない。
結局今月の休みは取り上げられそうだ。 それは仕方が無い。 自分達の作ったものにダメを出されたなら取り返さなくてはならない。
そんなこんなで、一応担当とされていた部分の不具合の解析を終え、 終電で帰った。 朝入手したものの全然読んでなかった雑誌に目を通し、 読み終えた頃にはなぜか終点。
一瞬何が起きたかサッパリわからなかった。
寝過ごすならまだしも、意識があるのに降りそびれるとは カナリヤバイような気がする。 そういえば、昼間やった「仕事によるストレスチェック」の中で 仕事中に急に眠くなる、という項目があって、 ああ、これは自律神経がおかしくなる兆候なのだな、と思ったっけ。 それに、昼間仕事で出したメール2通が2通とも ケアレスミスで出しなおす羽目になったりして、注意力散漫だし。 なんでもいいからちゃんと寝ることが大事だろうな、と その時は思ったのだけど。
っと話がそれたが、結局2駅も乗り過ごして 終電なのでどうしようもなくタクシーに乗る。 電車に乗ってながら、前の駅を戻るのは少し恥ずかしい。 どうしたんですか?と運転手に聞かれて、 とっさに「いやあ寝過ごして」とかわいい嘘をついてみる。 そんなことをしても全くもって無意味なのだが。
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昼休みに見ていたWebページで、子供のころの夢と現実と題したものがあった。 看護婦が主婦に、弁護士がヤクザに、パン屋は小麦粉アレルギーで断念とか。
はて、自分はどんな夢を持っていただろうか、と考える。
一番古い記憶では、作文に「調理師になる」と書いた気がする。 子供だった僕は、まだそのころ何になりたいというものはなかったのと、 親父の職業を書けば喜ぶだろうという、子供の浅い知恵だった。 もちろん書いただけで成る事はなく、 いつのまにやら、第5希望くらいに思っていたコンピューターの世界で 飯を食っている。
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本音を言えば、夢が無かったわけじゃない。 少年のように追い求めたこともある。 それはもう叶えようとは思っていないけれど、
今、また新しい夢を持っていられる小さな幸せを感じて生きている。
--- 文章もまた、散漫だな。すまん。
3連休の最後。 明日から会社だと思うと、気が滅入る。 今週中に形がつけばいいのだが、 恐らくかなり忙しいに違いないのだ。
今月は残業の上限を超えそうなので、先に申請をしておいたくらい。
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夕方になって出掛ける。 以前眼鏡を作ったときに、処方箋を貰えるように言ったのだが、 有料な上、保険証がないとべらぼうに高い。 仕方なく今日、保険証を持っていく。
後で貰った処方箋を見たら、作ったときにこっそりメモ書きした そのままが書いてあるだけ。これで2500円も取られてなんだか悲しかった。
なぜこんなことをするかというと、 別の安い通販の眼鏡屋でも眼鏡を買えるようにしておこうと思ったから。 ついこの前買ったばかりで、すぐに新しいのを買おうという気にはならないが、 ある意味保険のつもり。
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処方箋を貰った後、エレベータでビルを降りると そのビルに入っているテナントがバーゲンをやっていた。 男性用浴衣をプッシュしているらしく、 貼られたポスターが購買意欲をそそる。
いろいろ妄想はしたが、結局ポロシャツ1枚買って帰った。
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君に嘘をつかないと決めた以上、 どんなことでも話さなければいけないと思っている。
それでも、君に話さなければいけないことが今日起きて少し迷ったりする。 が、明日言うことに決める。
とても言いにくい話かもしれない。 本当は大したことじゃないかもしれない。 どちらにしても、言うことに決めた。 ずっと隠している卑怯者よりも、そのほうがずっといいから。
家を出てから、この夏はエアコンの無い初めての夏なのだが、 無ければ無いで何とかなりそうだ。 確かに暑くて夜は寝苦しいし、 昼間も集中力に多少影響している気はするが、 エネルギーを無駄遣いしているという背徳感は和らいでいる。
みんながクーラーを使うのをやめれば、 首都圏は絶対気温が下がると思う。
そんなこと気にしすぎだろう、とよく友人に言われる言葉が浮かんだ。
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この時期には珍しく、食欲もかなりある。 昨日買い物に出かけて、新しい蕎麦屋ができてたので そこで蕎麦を食べ、物足りなくてコーヒー屋でパンも食べ、 帰ってきてから普通に夕飯を食べたりしていた。
だが、さすがにこれは食べすぎかとも思い、 体重計に乗ってみたり。
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三連休で仕事を少しずつ進めているが、 なかなか思い通りにはいかない。 そしてフテ寝。 暑くて起きて、仕事が終わってなくて、ちょっとやって、 そんな繰り返しの午後は、それはそれで充実している。
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明日は買い物にでも行くかな。 だらだらと過ごす休日ほど、貴重なものはないし。
しかし、休日ってのはあっという間だ。
今日の僕は落ち着いていて、 妙に感覚が鈍いような鋭いような気がするのも、 きっと新月のせい。
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最近めっきり本を読まなくなった。 そんな余裕も無いといえばそれまでだが、 時間があっても、今はそういうのが少し煩わしいような気がする。
まだ仕事で東京まで行っていた頃、 タイトルだけで読みたくなった本があった。 それがブームになった「世界の中心で、愛を叫ぶ」だったのだが、 文庫になるのを待っていたら、あれよあれよというまに あちこちで取り上げられるようになってしまったので、 かえって食指が動かなくなってしまった。
読んでないので内容を知る由も無いが、 聞いたところでは、世界の中心でも、愛を叫んでもいないらしい。
そして、映画版「世界の〜」主人公の名前が森山朔太郎というらしいのだが、 ああ、「さくら(独唱)」の、と思って調べたら、 そちらは森山直太郎だった。 人の名前を全く覚えられない弱点がここでも発覚。
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なぜこの話かというと、今日は新月だから。 人間も動物のハシクレだから、月の満ち欠けに反応するのだろうか。
というのはウソで、 「朔」という字に新月という意味があると知ったからだ。 ちなみに満月は「望」。どちらも漢字一文字で雰囲気を良く表しているな、と 関心する。日本万歳。
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そして朔という文字は「遡る」の文字へと繋がる。 見えない月が上がる日を知るために、 月が出るようになってから「さかのぼって」調べたから、 このような字になった、ということから。
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僅かでも輝きがあれば、何もない時間も無駄じゃない、ということなのだろうか。 都合良く考えすぎか。
でも、今日くらいは後ろに振り返ってみるのもいい。 今から昔の写真でも眺めてみよう。
今日が締め切りのレポートを、なんとか朝書き終えた。 昨日から2時間しか寝られなかったが、提出しに大学まで行く。 そのために午前中は会社を休んだ。
レポートを提出し、とんぼ返りで会社へ向かう。 午後からの仕事には間に合ったが、 寝不足から来る体のダルさから仕事に身が入らない。 プロジェクトは今が丁度最後の仕上げというところなのだが、 オペレーションも投げ遣りになってしまう。
それでも終わるまでは帰れない。 結局終電になってしまった。
ヘトヘトになりながら、地下鉄のホームで終電を待つ。 こんなことは普通死ぬ前に考えるものだ、と思いながら ぼんやりとした頭で、いままでの人生を振り返った。
いい人生だったかというよりも、 人並みに生きているか、ということのほうに関心が行ってしまうことが、 自分では少し情けない。 がそれも人間臭くて嫌いというほどでもない。 僕の周りには、幸福にも多くの人がいてくれて、 ほんの少しずつだけれど、時々気にしてくれていて、 僕も、そんな人たちのことを少しずつ気にしていて。
大きな病も無く、苦しいトラウマがあるわけでもなく。 それなりの勉強をし、それなりの職につき、 不味い物は食べなくても生きていける。 取り立てて大きな不満も、大きな要求もあるわけではない。
物足りなさを感じるにはあまりに恵まれているようにも思う。
ここ1年で、少なくとも今の僕が感じている物足りなさの正体が分かってきた。 それは「ポジション」ということ。 自分が他人に出来る僅かなことを、惜しみなく与えられるように、 そして僅かながら見返りを享受し、心を満たすために、 社会の中で、人の輪の中で、そのポジションに立ちつづけること。
僕には、その場所も、心構えも足りなかったのだと思う。
前に進む前に、前を向きつづけることの難しさを感じながら、 椅子から立ち上がった。
地下鉄の到着を予告するように強い風が吹いた。
いろんなことが頭から離れず、 もやもやした気分のまま今日を過ごした。
なんだかやりのこしたことが沢山あるような気がする。
折角PDAに写真を入れたのに、忘れてきたらしい。 会社に着いてから気が着く。 なんだか悲しかったのだが、 家に帰ってからカバンの隅に入っていたことに気が着いた。 電源をいれて、写真を見て、ホッとするのだ。
明日で金曜日。それさえ過ぎれば、三連休。 ゆっくり寝られるはず。
一年で一番蒸し暑いのではないか、という今日、 こういう日はお風呂に入って寝てしまうのがいいのだが、 レポートが明日までなので、今日はこれからもう少し頑張ることにする。
多分、明日もチャットは出来ない。
まだ太陽が出ている間に、今日は大学へ行くことができた。 前期もまもなく終わりに近づき、残す講義も今日を含めて2回。 出席が明らかに足らないので、単位は取れそうに無いが 折角だから大事に受けようと思う。
後期も一つ授業を受けようと思っていたのだが、 履修届を出しに行くのをすっかり忘れていた。 忘れてしまうほど、実はテンションが上がるような講義も無く、 全てとっても終了証すら貰えない状況では、 たとえ履修届を出していても行かなくなるに違いない、 そう思って、自分に理由をつける。
今日も講義は大変面白かった。 言うなればベンチャー企業なのだが、十数年前に4人で始めた会社が 今は年商1000億円ほどらしい。 最後に名刺交換ができたのだが、今日に限って名刺を持っておらず、 少し悔しい思いをして帰ってきた。
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昨日届いた写真を、この前と同じようにPDAに入れた。 貰ったメールも一緒に、 貰った元気も一緒に、 持ち歩いている。
毎日続く晴天で、梅雨明けまでに夏を越せるだけの水が ダムにあるのかどうか気になって、昼休みにインターネットで調べた。
去年と同じか、やや少ないくらいのようだ。 それほど心配しなくても良いらしい。
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今日の朝のミーティングで、今までの仕事を覆すほどの欠陥が見つかり 同時に今月来月の予定も吹っ飛びそうだ。 これまで休みを満足に取れなかった分は暫く取り返せそうに無い。
だからと言って、今日明日が急に忙しくなるわけでもなく。 今日は抱えているものも少なかったので、もう一つの方の仕事をしていた。
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ここのところ、毎日同じような日が続いているような気がする。 朝起きて、太陽の照る中会社へ行き、仕事をし、夜帰る。 ギターも弾かなくなったし、あまり遊んで無い。
人間として、これはいけないのだろうな、と感じる。 かといって、今これ以上何かをするエネルギーは殆ど無いに等しいのだけれど。
これまでもかなりの忙しさで仕事をこなしていたのだが、 今週来週はさらに忙しくなりそう、ということで今日は早く帰る。
早いと言っても、この時間だが。
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さっきまで、地下鉄で熱心に語っていた女(あえて女呼ばわり)の 愚痴を日記に書き写して晒してやろうかと思って書いていたのだが、 なんだか自分も下劣な人間のような気がしてやめた。 つまらないことばかり気になってしまうのは、 きっと自分が不安定だからだろう、と 地下鉄から地上へ上がるエスカレーターで考えていると 本当に落ち込みそうになって、マズイマズイ、と持ち直す。
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昨日、寝る直前くらいに、 まあ大したことじゃないけど少し良いことがあって 少しだけ幸福だった。 近い未来、報われると分かっていることが、 どれだけ人の気持ちを高揚させるのか。 身を持って知るような、そんな気持ち。
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今年の初めにした願い事の一つが、叶ってきている気がする。 だが、ここで慎重に行かなくては。 アワテルコジキハモライガスクナイ。
一休みして、見上げる空には僅かばかりの星。 明日も頑張ろう。
選挙に行く。
朝軽く食事をしてから指定された近くの小学校へ出掛けた。 普段その道を通ることは無いので、良く分からず少し遠回りをした。 まだ9時を廻ったころだというのに、 太陽は熱く僕を照らしていた。
一度も行ったことのない小学校だったが、 順路の指示どおりにグラウンドに出ると、 だたっ広い校庭と白い校舎が、 なんとなく懐かしさを思い起こさせた。 グラウンドを横切り、投票所まで向かう最中、 僕は僕の育った小学校での出来事を少しだけ思い出した。
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家に戻ると、慣れない道を歩いた所為か少し疲れた。 軽く睡眠を取るつもりが、昼過ぎまで寝てしまう。
普段とは違う雰囲気に目を覚ますと、 空は雲が何重にも折り重なって、 黒く立ち込めていた。 遠くでカミナリの音も聞こえる。
風が急に冷たくなり、夕立の予感を伝えていた。
やがて、向こうの景色が白くなったかと思うと、 大粒の雨が降ってきた。 その、コントラストの落ちた美しい景色を見ながら、 煙草が吸いたくなった。
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コミュニケーションについて、ちょうど今君と話してるけど、 実はそれは僕にとって、とても重要なこと。 前に「人と人との距離を測る物を作っている」と書いたけど、 それを凄くいい意見を貰っている。
君と、色々な話が出来る、それが理由なのだと思う。
今日も雨らしい雨は降らず。 今年は水不足にならないか、少し心配だ。
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昨日久しぶりにあだ名で呼ばれた話を書いたが、 改めて考えてみると、歳を重ねてくるうちに 自分の名前で勝負することが多くなったんだなと思う。 逆に自分が誰かを呼ぶとき、本名以外で呼ぶ人はどれくらいいるかと 考えてみると、親しい人こそ本名で呼ぶようにしているようだ。
だが、逆にあだ名で呼ぶことも悪いことじゃない。 単純・安直にはそう思うわけではないが、 女の子に「〜ちゃん」付けすることで 仲良くなれることもある。
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君が僕の名前を呼ぶようになって、 僕も君の名前を呼ぶ。 ずっと何年も違う名前で呼んでいたのに、 もうそれが自然になった。
自然なのに、なんだかとても不思議だ。 そして、不思議だけど、とても自然。
今週から毎週金曜、部署で朝礼をすることに決まり、 朝30分早く出なければならなかった。
そんな風に考えていると、朝早起きしてしまうもので。 その反動で、昼間はとても眠かった。
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先週末に眼鏡を変えたのだが、 会社では誰一人気がついてはくれない。 まあ、僕の注目度なんてそんなもんだよ、と思いつつ、 トイレに行くたびに「結構印象違うのにな」と思う日々。
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明日も、休日出勤しなけれいけない事態に陥っていたのだが、 先週も土曜出勤、しかも代わりの休み分を2日溜め込んでいるため、 上司が許さなかった。 だが、会社に出ないだけで、仕事はしなければいけないので なんだか損したような気分にもなる。
まあ、折角の休み。 少し羽を伸ばさせてもらおう。 とりあえずは、睡眠不足の解消かな。
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今日の朝礼の後、何年も別のロケーションで仕事をしていた 同期に、久しぶりにあだ名で呼ばれる。 普段は苗字で呼ばれることが多いので、 いきなりのあだ名に戸惑うこと暫し。
初めて呼ばれたの小学生のときだから かれこれ20年近くこのあだ名と付き合っていることになる。 あだ名で助けられたことも多いし、損したことも多かった。
もう殆ど呼ばれることは無く呼ばれると恥ずかしいのだが、 逆にあと10年も過ぎてみれば、 きっと懐かしいという感覚に変わるのだろう。
改めて見ると、結構童顔なのかもしれない。 そう思って写真を見返した。
そしてPDAに転送しておく。 これで、また、気が向いたときに見返すことができる。
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今の携帯に買い換えて、そろそろ2年になる。 毎日それほどメールをするわけでもないので、 2年経ってもメモリーは一杯にはなっていない。 だから、買い換えてすぐの頃のメールがまだ残っている。
そのとき、ちょうど花火大会に合コンと称して行っていた時だ。 君から電話が掛かってきて驚いたのを覚えてる。 そのあとメールで暫くやりとりしたその痕跡を、 懐かしい、と振り返って見ていた。
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写真を見返して発見した。 僕の勘違いでなければ、 光るものが。
七夕。 ただ単純に7が並んでいてラッキーとも言える。
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チャットの所為にしてはいけないのだが、 今朝会社に行ってから非常に体が辛く、 これは帰って寝ないとな、と思って 大学の日にもかかわらず、10時には帰宅して寝た。
とここまで書いて思ったのだが、10時って普通は遅い時間だよな。 何かがオカシイ。
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生きていくことの情熱を絶やさずに居ることの難しさを、 ふと会社のリフレッシュコーナーで考えた。 いまの会社は安定しているので、 口をついて出る「辞めよう、辞めよう」の言葉も、 実は本気で考えてないような気もする。
今の僕には、辞めても行く場所があるわけではない。
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結局眠れなくて、こんな時間に日記を書いているのだけれど、 そして、七夕は過ぎてしまったけれど、 暑苦しい空を見上げて、二人が出会えていることを願って。
こんなことを考えるのも、君の所為だけれども。
今日は大学の日だったのだが、 やはり仕事が忙しく行くことができなかった。 実は先々週までに堤出しなければならなかったレポートがあったのだが、 2週間過ぎた今日になってもまだ提出していない。
遅れてもいいから出すようと先生には言われているが 果たしてこの調子でいつになればレポートを書く暇が できるというのだろうか。 単位、もらえるだろうか。
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今朝も例の場所にはやはり猫がいた。 だが今日はいつものように寝てはおらず、 日陰で睨み付けるようにこちらを見ている。 まあ、それでも目は半開きでネボケマナコではあったが。
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こうも毎日遅くまで仕事をしていると、 精神状態にもあまりよくはないのだろう。 夜9時を回ったあたりから急に行き詰まった感じがして 久しぶりに薬に頼ろうか、とも思った。 医者にはそういうときは無理せず薬を飲んでいいとは言われているし、 いちおうバッグに常備はしているのだが、 なんとなく飲まずにやり過ごしていた。
だが、帰り道によく考えて、 こういうときは医者の言うことを聞いておくべきだろう、と 結論づける。 ただ、薬は眠気を誘うので 仕事に集中しなければならないとき以外、という条件付きだが。
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PDAに入っているもう3年も前の写真は、 その時中の良かった友達を写したもの。 みんな笑顔でこちらを見ている、その集団の中には 残念ながら、その時カメラを握っていた僕は写っていない。
地下鉄でその写真を何とは無しに弄りながら、 少し暗い想像、というか妄想をした。 そして、少し笑った。
最近笑ってなかったな、と思いながら、 明日からは少しでも笑っていようと、 自分に約束をする。
今朝もコンビニの前で猫がダランと寝ていた。 こっちは仕事が終わらなかったので殆ど寝てねえってのに、 と妙な恨みをぶつけつつ、遠くから携帯で写真を撮ってやった。
こうやって、いつか見せたい写真が増えていく。
向こうはびっくりしたようで、体をピクッとさせたが また目を閉じて寝てしまっていた。 神経の太いやつめ。
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本来昨日の夜には終わっててもいいような仕事は、 結局今日の深夜まで掛かった。 その間に廻りはどんどん仕事をこなすので、まるで追いつかない。 今の仕事はここ2週間がピークなので、皆全く余裕が無いのだ。 そして納期が遅れた関係から、今月末に入れていた休みは 一週間伸ばされた。
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会社を出て、生ぬるい風の中を歩いた。 大きな公園を横切るときが、君を思い出す時間。 大体そのころ、僕は日付を超える。
今日は朝の猫の写真をいつか見せるときが来るのかな、と 考えていた。 残念ながら、あまり映りは良くないし、 メールで送れる大きさにもしてない。
もし明日も猫が居たら、もっと近寄って写真を撮ろう。 いつかの君に見せられたらいい。
なんかねえ、書いた日記が飛んだですよ。
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えー、何を書いたかといえば、 「仕事を持って帰ってきたのに殆どやってない」 (現在系なのは今もやってるから) 「試験前日と同じ気持ちで部屋の掃除をしたらスッキリ」 「毛布やっとしまったよ」 などと、非常に他愛も無いことばかり。
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眼鏡を変えてから、通り過ぎる人の視線がやたらと気になるようになった。 まあ、髪を切っても服の趣味を変えてもそうなのだが。 特に地下鉄に乗っているとき、どんな風に自分が見えているのか、 暗い窓を鏡代わりにしてチェックしてしまう。
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眼鏡を選んでくれた人には、まだこの姿を見せてない。 どんな格好で写真を送ろうか、そんなことを考える。 証明写真のような、何のそっけもないポーズなんかどうだろう?
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あー今日はダメ。タイトルはなしです。
週末だというのに会社。 だが、油断して寝坊した。 今日出社するのは僕以外は契約社員ばかりなので、 時間どおりに行かないと大きなタイムロスとなってしまう。 そして、電車で向かうにはもう間に合わない時間。
えーい、と車で出勤して、会社の近くに路駐した。
だが、今度は車が気になって仕事にならない。 あー、小心者だな、と自己分析しながら、 昼休みなるのを待って、一度家に帰った。
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再び、今度はタクシーを使って会社に行き、 仕事に励む。
外は会社に閉じこもるのは勿体無いほどのいい天気。 会社の近くは観光地なので、昼過ぎともなれば多くの人たちが 楽しそうに通り過ぎていくのが窓から見下ろせる。
本当は今週溜め込んだ仕事をするために会社に行ったのだが、 ほとんど自分の仕事をさせてもらえず、結局家に持って帰ってきてしまった。
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また、明日。少し家で頑張ろう。 仕事も今月さえ乗り切れば、多分楽になれるはず。 あまり代わり映えのしない今日だったけれど、 それでも1日過ごしたのだから文句は無い。
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これを書いていて「なんだか夢が無くなってる気がするな」と思うのは もう枯れてしまったからだろうか? でも、少し潤うような出来事が起きないかな、と思ったら それはそれで夢のような気もする。
朝起きるのが非常に辛かった。 夜中のチャットは程ほどにしないと、と少し思う。 ボーとした頭を覚ますため、シャワーを浴びて、 新聞を読み、ニュースを聞く。 だがそんな時間も程ほどに、会社へ向かわなければならない。 それが僕の毎日。
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駅までの道のりの途中、コンビニの向かいのマンションに いつも猫が寝ているのだが、もうさすがに暑いのか、 日陰でじっとして出てこようとはしなかった。
彼は(彼女かもしれないが)本当に人になれた猫で、 まだ肌寒い春の頃は、朝の通勤で人が行き交う道のすぐそばで、 おおよそ猫にあるまじき、大の字の無防備な姿で 寝転んでいたこともあった。 彼に(彼女かもしれないが)とっては、 人間よりも夏の暑さの方に怯えるらしい。
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今日は仕事もだいぶはかどった。 6月の運勢は悪いほうではなかったのだが、 7月になって、また星廻りがよくなったような感じだ。 7月も半ばになれば納期なので、 それまで辛抱すれば、忙しさも峠を越すだろう。
だが、むしろそういう時期のほうが少し怖い気もする。
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深夜の帰り道、いつも朝の猫はいない。 彼も(彼女かもしれないが)、 本当は不安を抱えて夜を過ごしているのかもしれない、 と思いながら坂道を登った。チャットしなくてもこんな時間;;
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