なにもない なにひとつない じぶんさえも とけてなくなる
私を捉えるものはない
がんばれ (がんばってるよ) 堪えて (堪えて、堪え切れなくなったのに) それくらい (本当に?そんなの誰が決めたの)
耐えて耐えて耐えて やっと吐き出したそれを また飲み込めとキミはいう
へたなやさしさも じょうずなことばも なにもいらないんだよ
そばにいてほしいだけなんだ
赦されるなら そのちいさな手に ふれたいよ
そのほそい指に この心ごと 握られたいよ
それはきっと やわらかで心地いいことだから
薄っぺらな言葉で
何を語るの
誰に伝えるの
何が残るの
そんなもの欲しくない
掻き乱さないで
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